女「りーなー」


李衣菜「なーにー？」


女「ロックだよね？」


李衣菜「そりゃ、私はロックなアイドル目指してアイドルになったんだし、ロックだよ！」


女「この前テレビで見たけど、青いふりふりのかわいい服着てなかった？」


李衣菜「あ、あれは初めてプロデューサーさんがとってきたお仕事で着た服だから、特別なもので……」


女「けど、一緒に出てた木村夏樹さんってアイドルのほうがロックだったよ？」


李衣菜「な、なつきちはロックだもん！　私が認めてるんだし！」


女「おお、いつもロックロック言ってるりーなが！」


李衣菜「……私、そんなロックロック言ってる？」


女「そんなにいってないかもだけど、言葉が目立つんだよ。多分」


李衣菜「う……。そういわれると思い当たる節が」


女「あ、りーな。今度ライブいくねー？」


李衣菜「あ、きてよきてよ！　ロックな私を見れるよ！」


女「またロックいってるー」


李衣菜「へへー」

女「りーなー」


李衣菜「なーにー？」


女「ほんとにロックなんだね」


李衣菜「へへーん！　どうだ！」


女「だって、ロックにいくぜー！っていってから、もう輝いて見えたよ」


李衣菜「ロックだったでしょ！？　でしょ！？」


女「う、うん……」


李衣菜「いやー、ロックって認めてもらえてよかったよー」


女「(衣装はフリフリが多かったのは黙っておこ)」

女「りーなー」


李衣菜「なーに？」


女「けっこう大きいよね？」


李衣菜「え、どこが？」


女「胸だよ胸。結構立派なりいなっぱいをお持ちで」


李衣菜「そ、そんなにって、りいなっぱいってなに！？」


女「私の推測では、Dはあるね。制服着てても少し主張してるからね」


李衣菜「ちょ、どこ見てるの！？」


女「もう我慢できん！　そのりいなっぱいをいただきまああす！」


李衣菜「あ、愛海ちゃんみたいになってるよ！　きゃああああ！」

女「りーなー」


李衣菜「なーにー？」


女「花見の季節だけど、りーなは花見するの？」


李衣菜「うーん、今年はよくわからないんだー」


女「なら、もし仕事がなかったら、お花見しようよ！」


李衣菜「うん！」


女「あ、でも、りーなは花より団子かも？」


李衣菜「花よりロックだぜ！」


女「あー、ドヤってしてる。ドヤって」


李衣菜「へへーん」


女「けど、花よりロックってどういうこと？」


李衣菜「う、うーん。……花見しながら演奏とか？」


女「それなら、りーなはギターを弾けないとダメだね」


李衣菜「が、がんばってるもん！」

女「りーなー」


李衣菜「なーにー？」


女「エイプリルフールって知ってる？」


李衣菜「もちろん！　去年かなり騙されたし！」


女「あ、今年は仕返しするんだ」


李衣菜「へへーん。今年は騙されないよ？」


女「なら、今から練習しようか」


李衣菜「え？」


女「実は、今日そこに木村夏樹さんが来てまーす」


李衣菜「そ、それは嘘だよね？」


女「……本当に？」


李衣菜「え？」


女「実は……」


李衣菜「き、来てるの！？」


女「きてませーん」


李衣菜「騙されたー！？」

女「りーなー」


李衣菜「なーにー？」


女「聞いたよ。そろそろ総選挙なんだって？」


李衣菜「……うん」


女「もう、りーならしくないよ？」


李衣菜「だ、だって、もっとロックなことができたかもと思うと……」


女「私はちゃんとりーなを応援するよ！　そんなしょげこまないで、りーならしく頑張って！」


李衣菜「！　……ありがとう！　よーし、ロックに行くぜー！」


女「それでこそりーなだよ！」



終わり

短いですがこれで終わりです
李衣菜とクラスメイトみたいな感じです
拙い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。

乙。前に小梅ちゃんでもなんか書いてなかった？