高校生活一年目が終わりを迎え・・・
春休みから新学期に変わろうとしていた
男「はぁ・・・二年になってクラス替えなんて聞いてねぇよ」
男「一年で仲良くなったやつと同じクラスになれなかったら意味ないだろ・・・」
トボトボ
？？？「あ、あのうあのう」
男「ん？なんですか？？」
？？？「職員室はどちらでしょうか・・・」
男「あーうちの学校は職員室が二階にあるんだ」(うわぁお、美人さんだぁ)
？？？「そうなんですか？ありがとうございます」ペコリ
男「んじゃ」
？？？「あ、あの・・・お名前を伺ってもよろしいですか・・・？」
男「俺か？俺は男、君は新入生かな？？」
？？？「男・・・？もしかして・・・男くん？？」
男「え・・・？」
ーーーーーーー
教室
ガヤガヤ
イケメン「男くーん」
男「お、イケメンお前も同じクラスだったのか」
イケメン「うんっ！良かったよ知り合いが同じクラスで」
イケメン「ボク一人じゃ、心細かったから・・・」
男「そうか？お前なら女子にもモテるしそれにすぐに打ち解けられそうな性格なのにな」
イケメン「そ、そ、そんなことないよっ！ぼ、ボクなんか全然モテないし、それに男の子ともあまり仲良くできないっていうか・・・」
男「友と俺とは仲良くしてたのにな」
イケメン「二人がボクに声をかけてくれたからだよ。えっと友くんは・・・？？」
男「あいつは隣のクラスだってさ」
イケメン「そっか・・・残念だね」
男「まぁ、あいつにとってはそうでもないらしい」
男「隣は商業科だからクラスのほとんどが女子らしいよ」
イケメン「あははは、なるほどね」
男「まぁ知り合いはこのクラス俺とお前くらいらしいな」
イケメン「また一から友達作らないとねっ」
男「あー・・・それともう一人いたっけな」
イケメン「うん？もう一人？？」
ガラガラ
先生「はい、ではみなさん席についてくださいー」
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