P「サイコロの旅と言う企画が舞い込んできました!!」 (29)

高木「ふむ。それはどういうものかね?」

P「えっと12年程前の番組で企画、放送されていた物を、765プロのアイドルにやらせたいと」

P「東京を出発して札幌に至るまでのルートをサイコロに委ねると言う、余りに運任せで、余りに無意味な旅……だそうです」

高木「なるほど……しかしどうしてゴールが札幌なのかね?」

P「その後、北海道のグルメレポートもするらしいです」

高木「ふむ。まあ、いいじゃないか。受けよう!!」

P「あ、はい!!」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1395584528

高木「ところで、この企画はどのアイドルを起用するつもりかね?」

P「そうですね……。>>5>>6辺りをと思っているんですけど」

高木「成る程。適役かもしれんな。スケジュールはしっかり調整しておくんだぞ」

P「はい……それは承知しています」

高木「うむ。それでは気を付けていくんだぞ。ああ、お土産は別にいらないからね」

あずさ

2014年5月22日
午後6時新宿駅前

P「と言うわけで、今日は二人には新宿駅に集まってもらった」

あずさ「うふふ。こんばんわ皆さん。三浦あずさです」

響「はいさーい! 自分我那覇響だぞー!」

響「今日も、気合で、頑張っていくぞー!」

あずさ「響ちゃんは元気ね。私も頑張らないと迷子になっちゃうわね」

P「それだけは勘弁してくださいよ、あずささん」

響「ところで、何でカメラが回ってるのにプロデューサーが喋っているんだ? それに温泉に行くには遅すぎる気がするぞ」

あずさ「温泉? プロデューサーさん、温泉に行くんですか?」

P「あー、響。実はなあ、温泉レポートってのは嘘なんだ…」

響「へ? ど、どういうことだ?」

P「俺達が今からやるのは、サイコロの旅だ!!」

響「…………」

響「あ、あはは。意味が分からないぞ、プロデューサー。じ、自分は温泉レポートに行くって」

P「だからそれは、真っ赤なウソ。俺たちが今からやるのはサイコロの旅だ」

~例の説明が流れる~

響「プロデューサー……?」

P「どうした?」

響「これって、絶えず電車とかで動き回るってことだよね?」

P「まあ、そうなるな」

響「自分、3泊4日って聞いたから荷物を沢山持ってきちゃったんだけど」

P「しょうがないよな。頑張れ」

響「一回、家に帰っていいかな?」

P「ダメに決まってるだろ」

響「え!? そ、そんなのおかしいぞ!!」

P「いーや、何もおかしくはない!!」

響「こ、このプロデューサーの分からず屋!! あずさからも何か言ってよ!!」

あずさ「あらあら。響ちゃん。お仕事に文句言っちゃダメよ」

響「うがー!! 自分に味方はいないのか!?」

P「さて、響も納得したことだし、早速第一投の選択肢を発表させてもらうぞ」

響「待ってよ! まだ自分はやるとは一k」

新宿編

P「1 えんぶり号
  2 ツインクル号
  3 プリンセスロード号
  4 はかた号
  5 ハローブリッジ号
  6 やまと号    」

新宿編

P「1 えんぶり号
  2 ツインクル号
  3 プリンセスロード号
  4 はかた号
  5 ハローブリッジ号
  6 やまと号    」

あずさ「うーん。行先が全然わからないわね、響ちゃん」

響「あずさも、番組はじめようとしないでよ!! はじまっちゃうよ!?」

P「響。おとなしくしなさい。周りから変な目で見られるぞ」

響「うう……。自分は悪くないのに」

あずさ「響ちゃんはどれがいいと思う?」

響「うーん。取りあえず、はかた号はなしだな。時間がすごく掛かりそう。あずさは?」

あずさ「そうねえ。プリンセスロード号なんて可愛くていいかもしれないわね」

P「さて、そろそろサイコロを振ってもらいたいのですが、どちらが先に振りますか?」

あずさ「私は迷子になる癖があるので、ここは響ちゃんがいいわね」

響「え!? な、何だか緊張するなあ」

P「響。変な目は出すなよ」

響「プロデューサーも、プレッシャーかけないでほしいぞ!!」

P「じゃあ、サイコロを持って、例の音頭を」

響「例の音頭って…?」

P「それじゃあ、何が出るかな、何が出るかな」

あずさ「それはサイコロまかせよ」

響「こ、このタイミングで投げるんだな……。えいっ!!」


>>21

1 00~15
2 16~31
3 32~47
4 48~63
5 64~79
6 80~99

こい

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