流子「鮮血を貸してほしいって?」 伊織「はい、少しの間ですので」(39)

――本能寺学園の瓦礫の上――

皐月「……流子……。そこに……いるの…か…?」

流子「喋るな!出血が余計ひどくなるだろ!すぐにマコのトーチャン探してくるからじっとしてろ!!」

皐月「……。もういい……。どうせもう……私はもたん……。もう、目も見えないようだからな……」

流子「何言ってんだよ!!!天下の鬼龍院皐月がこんな所でへこたれてんじゃねえ!!」

流子「せっかく羅暁も針目縫も倒したのに……!なんでっ……!!」

皐月「充分じゃ…ないか……。私たちは……お前は……よく、やったよ……」

流子「だから喋んなって!絶対助けてやるから!!」

皐月「お願いだ流子、聞いてくれ……。最期、に…私を……ね」

グサッ

皐月「うぐぁ…!ぁ……」

流子「…!!……さ、皐月!!!」

「まったく二人とも油断しすぎだよぉ! ねー? 羅暁さまぁ☆」

「ふふふ……まあそう言ってやるなグランクチュリエ。なかなか美しい光景だったじゃないか」

流子「ああ……あ……。 なんで、また……もう、いやだ……」


――裸の太陽丸 纏流子用個室――

流子「!!」ガバッ

流子「……。……夢……だよな……?」ハァ…

鮮血「どうした流子。汗の分泌量が少し多いぞ。嫌な夢でも見たか?」

流子「あ、ああ……。そんなところだ。でもまあ、夢だ。もう覚めたから大丈夫だ。鮮血」


鮮血「ならいいんだが……。本能寺学園への攻撃予定時まで、まだ少し時間はある。仮眠が取りづらいならいっそのこと甲板に出て風を浴びるのもどうだ?」

流子「そうだな、それも…」

コンコンッ

流子「ん? マコかー? なんか用かー?」

『裁縫部の伊織です。あなたに用があります』(ドア越し)

流子「(えっと誰だっけ…?)え、えっと…どうぞー……」

伊織「失礼します」ドアガチャ

鮮血「マコがノックなどする訳ないだろう流子」

流子「ハハハ。それもそうだな!」

伊織「……?」キョトン

流子「あ……。いや、何でもねえよ」


流子「で、なんだい用って?」

伊織「…先ほど神衣『純潔』の仕立て直しが終わりました。しかし念のため純潔をもう一度点検しようと思います。それにはぜひ鮮血に比較対象としてのデータを採らせてもらいたい。また鮮血の生命繊維を一部必要とするでしょう」

伊織「だから鮮血とそのパートナーである流子さんに、鮮血をお借りする許可を頂きに来たのです」

流子「ははーんなるほど。技術屋さんは大変だねえ。分かったよ行くよ」スクッ

伊織「いえ。今回は鮮血だけに来ていただきたい。その、純潔があなたの……生命繊維に反応する可能性があります……」

流子「……。そ、そうか……。お前一人だけどいいか?鮮血」

鮮血「私は構わんが。むしろ流子、私が行ったらお前は一人になるが、寂しいだろう?」

流子「だーからいちいちうっせー服だなお前は!!子供じゃあるめえし!!」///

伊織「……」

流子「あ……。鮮血はいいって言ってるし、私も別にいいよ。貸すよ」

伊織「そうですか。ありがとうございます。お時間はそれほどかかりません。20分もしたら戻ってきますので」

流子「よし、じゃあ……その……」

伊織「……? どうしました?」

流子「ぬ、脱ぐから部屋の外で待っててくれ……」///

伊織「……。失礼しました……」バタムッ


――裸の太陽丸 通路――

荷台ゴロゴロ……

伊織「……」

鮮血「……」



伊織(なんだあのまるでサイズが合ってないパジャマは……)


――流子用個室――

流子「あーあ、鮮血行っちまったし、なーにしようかねえ……」ゴロン

流子「あ、外で風を浴びようって思ってたんだっけ……って、パジャマ姿で外うろつくのはなんかなあ……」ゴロゴロ


トントンッ ガチャッ
皐月「入るぞ」

流子(いやまて。この船の中じゃこのチンチクリンなパジャマ姿でも相当露出が少ない方なんじゃ……?)

流子「……ってうわっ!!き…皐月!! いきなり入ってくんじゃねえ!」ガバッ!

皐月「ノックはしただろう?」

流子「しただけだろ!」

皐月「さて……。ん? 鮮血はいないのか?」

流子「スルーかよてめえ! ……鮮血なら裁縫部の伊織ってやつが持ってったぜ」


皐月「ああ、純潔を点検したいと言っていたな。後で私も行くとするか。それと、ひょっとしたらまた血を抜かれるかもしれんぞ、流子」

流子「(注射……)べ、別にかまわねえよ……」

皐月「なんだ注射が怖いのか?」

流子「は!? 言ってねえだろそんなことっ!」

皐月「図星か。お前は顔に出やすいタイプのようだな」フフン

流子「お前もいちいちうるせえやつだなー!! つーか何しに来たんだよ……」

皐月「ここ、座らせてもらうぞ」スッ

流子「だから何しに来たんだっつってんだろうが。ていうかなんでお前まで私のベッドに腰掛けるんだよ!」


皐月「……」

流子(……またシカト決めこむ気かこいつ?)

皐月「……流子、本当に私を憎んでいないのか?」

流子「あ?」

皐月「お前に事情を打ち明け、手を組んでほしいと素直に頼む手もあった。ヌーディストビーチと協力する手もあった」

皐月「だが私はあえて本当のことを言わず、お前の怒りと憎しみを煽り立て利用した。挙句にそれで羅暁を倒すのも一度失敗した」

皐月「甲板では、殴る気も失せたとお前は言っていたが、本当は私に対し一抹でも不満があるのなら、ここで……」

流子「うるせえよ…」

皐月「……」

流子「もういいつったろ。そもそもお前は父さんを殺してないし、殺すのを命じてもなかったんだろ」

流子「……何より、頭下げたやつぁ殴れねーよ」

皐月「そうか」フフッ


流子「ていうか、お前ずいぶんとしおらしくなっちまったな」

皐月「何?」

流子「いやー、なんつうの? 『女に二言はない!』とか叫びそうなイメージだったからさ、まださっきのこと気にしてたのが意外っつーか……」

皐月「……それもそうだな」

流子(そういうセリフが出てくんのがなあ……)

皐月「私はもう、余計なものは全部脱ぎ捨てたんだ」

皐月(今のは誰かに言われた言葉だったような……まあいい)

流子「たーっく、今まで偉っそうにされてたから逆に調子狂うっての……」

流子「で、お前の用事はそれで終わりか?」

皐月「……。そうだな……」

皐月「……」ジー…

流子「ん……?」

皐月「……」ジーー…

流子「おいなんだよ人の顔見つめやがって……」


皐月「……ふむ」

流子「だからなんなんだよ!」

皐月「いや、なに、なんというか、似ているような、似ていないような……難しいところだな」フーム…

流子(は……? 似てる? 似てない?)


流子(……!)カァァ///

流子「気持ちわりいっての! み、見んなっ!」///

皐月「何を照れている流子」

流子「あーもう! うっせーよ!」

流子(なんかさっきからからかわれてねえか私!? それともこいつ真剣なのか!?)///

皐月(やはりまだ慣れないなこの呼び方は……。流子には悟られていないようだからいいが……)

※(微妙に脳内で補えそうな気がしますが、>>5>>6の間に以下の文章を入れ忘れてますごめんなさい。もっとも見てる人いないけど…)

流子「よっと」ヌギヌギ…パサ…

鮮血「ところで流子。代わりに着る服があるのか?」ヘナヘナ…

流子「マコんちで着てたパジャマがあんのさ。マコが持ってきてくれたんだ」

鮮血「ああ、あのまるでサイズが合ってないやつか」

流子「そ。これこれ」ヒョイ

鮮血「だがその服、REVOCS社製ではないのか……?」

流子「まー、わかんねえ…け、ど……腕通すときちょっときついな……」ススス…

流子「電波の発信機だっけ? そいつをもうすぐぶっ壊すらしいから関係ねえだろ?」

鮮血「なるほどそれもそうだな。上手くいけばの話だが」

流子「やってみせるさ。……さて。おーい、あんた、もういいぜー」

伊織「はい」ガチャ 「では鮮血をこちらの荷台に」

鮮血「なに。これくらい自分で乗れる」ヒョコヒョコ ピョン

流子「自分で乗れる、ってよ」

伊織「……。では鮮血をお借りします」バタン

※(ここからは通常の信仰です。>>11からの続き)


皐月「まあ冗談はさておき、流子、身体に不調などはないか?」

流子「あ、てめっ! やっぱりからかってやがったな!」

皐月「まともに返事をしないからだ。身体に不調はないかと訊いている」

流子「……特にねえよ」

皐月「そうか。ならいい」

皐月「もうすぐ戦闘になるが、何か不安なことや心残りなことはないか?」

流子「いちいちそんなことてめーに心配されたくねえよ」

皐月「万が一があったら私も困るからな。どんな小さなことでもいい、何かあるなら今のうちに言っておけ」

流子「……そうだなあ……」

流子(なんだこいつ、妙に世話焼きやがって……。まるで……)


流子(まるで……)

流子「……!」カァァァ///

皐月「無いなら無いで構わんが、……なんだ? そんなに顔を赤らめて」

流子「な、なんでもねえって!!」

流子(い、いや、『まるで』じゃなくて……『実際』そうなんだから何も恥ずかしがる必要は……)

流子(だ、だめだ。むしろその方が余計に……くっそう……)///

皐月「……」ジー

皐月(……まったく。怒ったり照れたり、忙しい女だ。見ていて飽きないな)

皐月(これが、私の……)

皐月「…ふふふ」

流子「あ、なに笑ってやがる!」

皐月「いいや、なんでもない」フフ

皐月(こんなにも楽しいものなのか……)


流子「で、逆にお前はなんかあんのか?」

皐月「ん?」

流子「私に言いたいことがあるなら言っとけよ。……聞いてやっからよ」

皐月「……」

皐月(それほど考えてなかったな……それに、どのみち時間があまり……)

皐月「特に無いな」キリッ

流子「何だよ、ねえのかよ。ほとんど私をからかいに来ただけみてえじゃねえか……」

皐月「……」

流子「……ってまーた黙り込みやがって。もう言うこと無いんだろ?」


皐月「ああ。無いと言ったが?」

流子「じゃあなんでまだそこに座ってんだよ」

皐月「なんだ? ここに座られると何か不都合でもあるのか?」

流子「ちげーよ! もう用が無いならなんでこの部屋に居んだよ!」

皐月「居て、悪いか?」

流子「……。いや、別に……わるかねえけどさ……」

皐月「なら、しばらく私もここで休憩させてもらうぞ」

流子(別に自分の部屋でもいいだろ……。けどまあ、いいか)


―― 一方そのころ ――

伊織(そろそろ意味もなく純潔と鮮血の生命繊維を顕微鏡で見比べるのもやめた方がいいだろうか……)

鮮血「……」

伊織(とはいえ、帰りの移動時間を加味してももう少し何かして時間を潰す必要があるな)

鮮血(暇だな……流子は何をしているだろうか)

伊織「……鮮血」

鮮血「ん? なんだ? って、聞こえてはいないだろうが」

伊織「作業はもう終わった。付き合ってくれてありがとう」

伊織「お礼…になるのかは分からんが、ずいぶんとシワを作ってしまったからな、アイロンをかけてやる」スッ

鮮血「おお! アイロンがけられは大好きだ!」

伊織「熱かったら……そうだな、手をあげてくれ」シュー

鮮血(む……スチームアイロンか……! なるほどこういうのも悪くない……)

伊織「……」スーー 

鮮血(なかなか……いいじゃないか…さすが裁縫部長だ……)ウトウト…


流子(……そうかー。「姉」かー……)

流子(考えたことも無かったなあ)

流子(いや、何度か兄弟や姉妹が欲しいなって思ったことは、あったっけ……)

流子(こいつはどう思ってんだろ……?)チラ

皐月「……」

流子(顔見てもわかんねーな)

流子(でも直接訊くのもなんだか……)

流子(……)

流子(そういえば、皐月はずっと羅暁と暮らしてきたんだよな)

流子(裏切る日まで従う振りを続けて……)

流子(辛かった、のかな……?鬼龍院皐月でも。その相手が、『唯一』の家族だったわけだし……)

流子(でも、今は……)


皐月(嘘をついてしまったな。お前に言いたいこと……か。山ほどあるよ流子)

皐月(お父様から、捨てられた二番目の子供の話を聞かされたあの日以来、何度想像しただろうか、妹がいる光景を)

皐月(次第にそんなことを考えることは少なくなったが、悲しんだ思い出は忘れていない)

皐月(『私情があってこその大義』……か。自分でもなかなかよく言ったものだ……。羅暁への恨みもある。だが今はそれだけじゃない)

皐月(大切なものを守りたい……。このなんだかよくわからないものであふれかえった世界と、同じくらい大切なもの……)


――再び――

荷台ゴロゴロ……

伊織「……」

鮮血「……」

伊織「……」

鮮血(行きと違う通路のようだが……これは遠回りではないのか……? まあかまわんが……)


伊織「……鮮血」チラ

鮮血(……ん?)

伊織「お前と、お前を通じて流子さんに言っておきたい」

伊織「……皐月様を頼む」

鮮血「……ああ、わかったよ」フリフリ

ゴロゴロ……


皐月(そろそろ……か)

皐月(結局あまり話せなかったが、満足だ。……今は)

皐月「さて、私はもう行くとしよう」スクッ

流子「えっ!? も、もう行くのかよ……」

皐月「なんだ? 居てほしいのか?」ニヤ

流子「……!! ん、んなわけねえだろっ!!」///

皐月「ではもう行くぞ」ガチャ 

皐月「またあとでな流子」フフッ

……パタン

流子「あっ……皐月……」

流子「……」

流子(……なんだよ。色々訊きたいこと考えてやってたってのに……)

流子(ずりいぞ……)


――通路――

コツコツ……

皐月(名残惜しくなどない……)

皐月(『今』言っておかなければ、なんてことは何もない)

皐月(羅暁を打ち倒し、世界を守る)

皐月(それから……。そうだ、それからいくらでも時間はあるのだから)

皐月(だが、流子は私のために時間を割く必要などない)

皐月(お前には幸せになる権利があるはずだ)

皐月(満艦飾の一家や、鮮血と共にな……)

……ピタ

皐月(……)

皐月(……少し、うらやましいくらいだ……)


流子(一人になっちまったな……)

流子(……って、何寂しがってんだよ私は……)

流子(……皐月が出てったからか? いや、別にまたすぐ会えるだろ……?)

流子(別に……これから、何度でも……)

流子(……。ああそうだ……)

流子(私たちが負けなければ……これから、いつだって……!)

流子(だから…! 負けられない……!)


トントンッ

流子「!」

伊織『…伊織です。鮮血をお返しに来ました』

流子「…あ、ああ。入っていいぜー」

伊織「失礼します」ガチャ

流子「点検ってのは上手くいったのかい?」

伊織「ええ、お二人のおかげで」

鮮血「ただいまだ、流子」

流子「おう! おかえり、鮮血」

伊織「それでは私は極制服の縫製がありますので、これで」

流子「ああ、あんたも御苦労だな」

流子「あ、あとさ。別にそんなかしこまって話しかけなくていいんだぜ? 一年しか歳も変わらないしさ」

伊織「……ですがあなたは皐月様の妹です」

流子「つってもよ……」


伊織「流子さんは気にしなくていいです……。私が好んでこうしているだけですから」

流子「そ、そうか」

鮮血「恥ずかしくて堪らないんだな流子」

流子「お前はうるせえってのっ!」

伊織「……では失礼します」バタム


流子「さーて、着替え直すかー。鮮血、そこ座ってろ」

鮮血「ああ」ヒョコヒョコ…ピョンッ

鮮血(ん……? ここだけ妙にベッドが温かいぞ……?)

鮮血(流子が座っていた場所ではないが……)

――――

流子「やっぱりこの姿が落ちつくなー。 鮮血」

鮮血「ああ、私も流子に着られているときが一番落ち着く」

鮮血「……なあ流子」

流子「なんだ? 鮮血」

鮮血「お前は以前、単なる父親の仇討ちのつもりが、いつの間にか世界を背負った戦いになってしまったのを嫌がっていたな」

流子「……ああ」

もうすぐ完結の予定で、また個人的に今夜中に終わらしておきたいと思っていたのですが
書き溜め以降の文章を作って推敲して投下すると明日起きるとき
ごめんなさい眠いんで寝ます針目縫ちゃんに抱きつきたいほんとかわいい愛らしいなんでキャラスレないの


鮮血「確かに、今の流子は世界を背負っていると言えるかもしれない」

鮮血「だが、言わなくてもいいかもしれない」

流子「どういうこったよ?」

鮮血「『世界のため』なんて大義名分がなくても、もっと身近な……流子がただ守りたいものを守るために戦う、というのも悪くはないと私は思う」

鮮血「いるはずだろう? 大切な仲間、友人……」

流子「……」

鮮血「……そして家族が」

流子「……!」

鮮血「少なくとも私の知る流子は、そんな戦いなら嫌がることはないはずだ」


流子「ああ……そうだな! 鮮血!」

流子「ま、それに世界が滅ぼされるのも嫌だしな!」

鮮血「それもそうだな」フフフ

鮮血(流子の血が温かい……。伊織、どうやらお前の言葉を流子に伝える必要は無くなってしまったようだ。私の知らない間に)


流子「ところで鮮血、なんかお前パリッとしてんな」

鮮血「ああ、いいだろう?」

鮮血「おばさんにも引けを取らない腕前だったぞ、あの男」

流子「……?」キョトン


――裸の太陽丸 研究室(臨時 生命繊維製織室)――

伊織(……皐月様は……無事戦えるだろうか)

伊織(いや、大丈夫だ。急ごしらえとはいえ、純潔の仕立て直しにはできる限りを尽くした)

伊織(それに、今は纏流子もいる。きっと、多くの意味で……皐月様の支えになってくれるはずだ)

伊織(……しかし、一番喜んでいるのはおじさんかもしれないな……)フフフ

伊織(……。ん? そういえば……)

  (『…別にそんなかしこまって話しかけなくていいんだぜ? 一年しか歳も変わらないしさ』)

伊織「……」ズーン…

伊織(……作業に戻るか)

 
   「三つ星極制服! 誂の装ォォ!!!」


―――――

流子(……)ゴロン

流子(さっき見た夢は、ただの夢だよな……)

流子(だって、あの夢には鮮血もマコも四天王も変態教師も出てこなかった)

流子(ありえんだろ、そんなん)ゴロン

流子(いっつも、うっというしいくらい出しゃばってくるやつらなんだからな)

流子(……ほんと、わけわかんねえやつばっか)フフ


終わり

終わりです。見てくれた方ありがとうございます
SSを書くのは初めてだったので、文体や見やすさなどを考えるのに多く時間を使ってしまいました

ほとんど会話だけの内容で30レス分しかないというのに、一週間近くもかかってしまいました。
バイトに行ったり、大学の成績確認のために越境したりなどの用事を加味してもあまりに遅筆でした

言い訳のようですが、一応キャラの口調や関係性に本編との齟齬がないか、
あるいは本編で一度もかかわりのない関係ではできるだけ違和感のないものになっているか、などの推敲に苦労したためです
それでも違和感あったらごめんなさい
もっともこれが楽しい作業でありましたが

キルラキル、もうすぐ関西では最終回を迎えるそうですね
怒涛のストーリー展開のために、今までSSという二次創作を差し入れる余地が少なかった作品かもしれませんが
某家畜魔法少女アニメのように、むしろ最終回後にSSが増えてくれたら、と思っています

長くなってしまいました。それではさようなら

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