春香「え?千早ちゃんが>>7で>>2?」【安価は命より重い】 (82)

春香「え?千早ちゃんが>>7>>2?」

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私と雪歩の3人でユニット結成

Pの子供を妊娠

春香「え?千早ちゃんがPの子供を妊娠で私と雪歩の三人でユニット結成?」

P「ああ・・・そうなんだ・・・」

春香「・・・え?」

春香(嘘だ)

春香(嘘だよ、そんなの)

P「・・・・春香、俺が悪かったんだ」

P「いくらお互いの気持ちがあったって、千早はまだアイドルだったんだ」

春香「・・・・・・・、」

P「・・・・春香?」

春香「・・・そう、だったんですか」

春香「おめでとうございます」

P「えっ?」

春香「だって、千早ちゃんがPさんのことを好きで、Pさんも千早ちゃんを好きなんですよね」

P「・・・ああ、そうだよ、でも、」

春香「なら、」

春香「とやかく言う前に、お祝いしなきゃ駄目ですよ!」

春香「だって、千早ちゃんも、Pさんも、とっても大事な人ですから!」

P「・・・ありがとう、春香・・・」



春香(だって・・・)

春香(本当に、大切な人だもん・・・)

春香(・・・でも・・・)

P「俺は千早を妊娠させた」

P「責任はとるつもりだし、一生千早を大切にしようと思う」

春香「・・・・はい」

P「でも、アイドルとしての千早は、まだまだこれからなんだ!」

春香「半年後の・・・IUのことですか?」

P「そうだ、せめて千早をIUで頂点に立たせて、トップアイドルとして引退させてやりたい」

P「千早じゃない、俺がそうしたいと思うんだ!」

春香「・・・それで、私と、雪歩ですか」

P「・・・春香は千早のことを良く知ってるし、雪歩は誰かを気遣うことは人一倍できる」

P「これから千早は身重になる、どんどん活動してくのが苦しくなるだろう」

P「それをお前たち二人で、支えてほしいんだ!」

P「俺が頼めることじゃないかもしれない、だが頼む!」

春香「・・・・・・、」






春香(良いですよ、と私は答えました)

春香(千早ちゃんと、Pさんのためだもん)

春香(一所懸命がんばらないとね!)

春香(・・・・・、)

春香(・・・・ずるいよ、千早ちゃん)

春香(私だって、Pさんのこと・・・・)

春香(・・・・ずるいよ、Pさん)

春香(私がいっぱいいっぱいアピールしても、全然振り向いてなんてくれなかったのに)

春香(・・・・・・、)

春香(・・・・私って、最低だよ)

春香(でも・・・、)

数日後

P「今日は新ユニットの初披露だ!リハーサルを兼ねた調整だが、大丈夫か?」

千早「はい、プロデューサー」

春香「大丈夫です」

雪歩「は、はい!」

P「千早はソロパートの調整があるから、俺と来てくれ」

P「春香と雪歩は係りの人が来るから、楽屋で待機しててくれ」

三人「はい!」

P「それじゃあ千早、行くぞ」

千早「は、はい!」

春香(・・・自然に、手繋いじゃってるよ)

春香(・・・今頃、二人とも、一緒にいるんだろうな)

春香(Pさんは、朝から千早ちゃんにつきっきりだし・・・)

春香(・・・・・、)





雪歩「・・・春香ちゃん?」

春香「ゆ、雪歩!?ごめん、ぼーっとしちゃって・・・」

雪歩「そう?ならいいんだけど」

春香(だめだ、なんか変だよぉ、なにか話さなくちゃ・・・!)

春香「ゆ、雪歩はさ、なんでこのユニットなのか、知ってるの」

雪歩「・・・・知ってるよ」

雪歩「Pさんが、教えてくれたもん」

春香「そ、そうなんだ・・・どう思う?」

雪歩「何が?」

春香「その、Pさんと、千早ちゃんが、付き合ってたこと」

雪歩「・・・・・・・・、」

春香「・・・・・・?」

春香「雪歩?」






雪歩「・・・・二人とも、消えちゃえばいいのに」

春香「!?」

春香(空気が変わった!?)

春香(目っていうか・・・何もかもが本気だよ!)

雪歩「私ね、大好きだったんだよ?」

春香「な、な、何がかな?」

雪歩「Pさんがね」

雪歩「大好きでいとおしくて愛らしくて愛くるしくて話すたびに胸がギュッと締め付けられてドキドキしてバクハツしちゃいそうでこんなことを思うたびに叫びだしそうになるくらいで何も考えられなくなっちゃってズキズキして鼓動がバクバク耳にに聞こえちゃうくらい大好きで大好きで大好きで大好きだったんだよ!?」

春香「ひっ!?」

雪歩「一日の初めに起きたとき、Pさんも起きたかなあって考えて、」

雪歩「ちょっと転びそうになりながら、Pさんのためにお茶を淹れるために事務所まで急いで、」

雪歩「階段を昇ってくる足音がちょっと大きいと、Pさんだって感じられて、」

雪歩「おいしいよ、って言ってくれる笑顔が本当にうれしくて、」

雪歩「少しでも何か変えるとすぐに気づいてくれて、」

雪歩「でもやっぱりおいしいよって言ってくれて、」

雪歩「一緒に仕事の出来る日はいつも仮病を使って家まで送ってもらったし、」

雪歩「ほんのちょっとのことでもすぐに心配してくれる度に頬が紅くなっちゃてた、」

雪歩「私はPさんがいてくれただけで幸せだったの」




雪歩「それを・・・」

雪歩「それを千早ちゃんが・・・!」

春香「雪歩!!」

春香「そんなこと言っちゃだめだよ、雪歩!」

雪歩「どうしてかなあ?ねえ?」

春香「だって、雪歩も千早ちゃんも、友達だよ?仲間なんだよ!?」

雪歩「・・・本当にそうかなあ?」

春香「え?」

雪歩「千早ちゃんは、私の幸せを奪ったんだよ?」

雪歩「それって本当の友達かなあ?」

春香「そんな、奪ったなんて、」





雪歩「・・・・・そんなこと言っても、」

雪歩「春香ちゃんだって、同じように思ってる・・・でしょう?」

春香「・・・・・・!!」

雪歩「なんで私じゃないのかなあ、って」

雪歩「なんで千早ちゃんなのかなあ、って」

春香「そ、そんなこと!」

雪歩「・・・・千早ちゃんが、いなければなあ、って」

春香「わ、私は、いや―――――――」






P「ごめん待たせた!」

雪歩「!!」

春香「ぷ、Pさん!」

P「ごめんな、連絡が届いてなかったみたいで、係りの人が遅れてたんだ」

雪歩「・・・そう、ですか」

P「ああ、だから今から俺についてきてくれ」

雪歩「はい」

春香「は、はい!」





雪歩「・・・春香ちゃん」

雪歩「きちんと、考えてごらん?」

春香「・・・・!」

春香(雪歩の言ったことなんて、間違ってる)

春香(本当にPさんが好きなら、応援してあげるべきだよ!)

春香(・・・・でも、)

春香(みんな、そう簡単にはいかないみたいです)





律子「美希の携帯には連絡しましたか?」

小鳥「はい、何度もしてるんですけど、出てくれなくて・・・」

春香「・・・・・・・、」





響「それで、自分がなー」

貴音「面妖な・・・」

P「ただいま、帰ったぞー」

二人「!!」

「・・・・・・、」

春香「・・・・・・、」

数ヵ月後

春香(・・・少し経っても、私たちのユニットは足並みがそろいません)

春香(千早ちゃんはだんだん動きが重くなってきて、追いつけなくなってきてます)

春香(雪歩は自分の動きはこなしてるけど、合わせたりなんかはあんまりしてくれません)

春香(私は・・・・)

春香(どうにかしようと思っても、うまくいかなくて・・・)

春香(どうにかしなきゃと思ってるのに、身体が動かなくって・・・)

春香(・・・こんなの駄目だよ、私)






「そういえば、千早ちゃん、最近腰の肉付きがよくなってきてるねえー」

春香「え!?いや、それは、」

千早「・・・・!」

雪歩「・・・・、」

春香「ほら、あれですよ、エイリアンですよ、エイリアン!」

「マザーエイリアンだったの!?すごいねえ!」

千早「え、ええ、それで最近身体も重くて・・・」

楽屋




千早「春香、お疲れ様」

春香「う、うん!」

春香(そういえば、ユニットになってから、全然千早ちゃんとしゃべってなかったなあ・・・)

春香(忙しくて、暇も無くて・・・)

春香(自分の気持ちに整理がつけられなくて・・・)

春香(・・・何か、話さなきゃ)

春香「千早ちゃんこそ、お疲れ様」

春香「私たちなんかより、全然大変・・・でしょう?」

千早「ありがとう、でも、そんなことないわ」

千早「私を支えなきゃいけない春香や雪歩の方が、きっと大変よ」

春香「いやあ、そう千早ちゃんに言われると照れるなぁ」

千早「・・・・春香」




千早「・・・・疲れてるの?」

春香「!!」

春香「大丈夫だよ大丈夫!ヘーキヘーキ!」

千早「・・・・私には、そうは見えないわ」

春香「気のせいだって、千早ちゃんだって疲れてるんだから!」

千早「・・・・・・・、」

千早「ごめんなさい、春香・・・」

春香「!?」

千早「アイドルって、自分を出すものでしょう?自分を表現するものでしょう?なのに・・・」

千早「なのに、あなたや雪歩がやってるのは、まるでバックダンサーか何かだわ」

千早「歌も、振り付けも、出演する場所も、みんな私が中心になってる」

千早「それなのに、春香はずっと一所懸命に・・・」

春香「そ、そんな、」

春香(そんなこと、言わないでよ)

千早「私とPのためだけに、春香は頑張ってくれてる」

千早「それなのに、私は・・・」





春香(お願い、何も言わないで)

春香(それ以上、言われたら・・・)

春香(自分が、嫌いになっちゃうよ)

春香(私はまだ、Pさんを・・・)

千早「・・・・・ごめんなさい」

春香「え?」

千早「私が言いたいのは、こんなことじゃないの」

千早「私のせいで・・・私がPの子供を授かったせいで・・・」

千早「・・・・事務所のみんなも、春香も・・・」





春香「駄目だよ千早ちゃん!」




春香(何でだろう)

春香(考えてもないのに)

春香(ただ、言葉だけが、溢れてくる)

春香「千早ちゃんは幸せになりたいって思った」

春香「だからPさんと付き合って、子供だって作っちゃったよ」

春香「でも、みんな同じことを思ってたんだよ?」

春香「みんな同じように、幸せになりたい、そう思ったんだよ?」

千早「でも、それを壊したのは私じゃない・・・」

春香「千早ちゃんだけじゃないよ、私だったかもしれない」

春香「雪歩だったかもしれないし、他の誰かだったかもしれない」

春香「でもこうなるのは、変わりっこないだよ!?」

訂正
ないだよ→ないんだよ

春香「だから、それを誰かのせいにするなんておかしいよ!」

春香「よかったねえ、って、笑ってあげなきゃ!」

春香「だから、千早ちゃんが謝ることなんてない」

春香「千早ちゃんは、幸せにならなきゃ!」

千早「・・・でも、私が二人に迷惑をかけてるのは事実よ」

春香「・・・水臭いよ、千早ちゃん」

春香「私たち、友達・・・でしょう?」







春香(途中から、自分に言ってるようなかんじだったなあ)

春香(・・・・そうだよね)

春香(千早ちゃんが、Pさんが、もし手に届かなくっても)

春香(私は、天海春香でいたい)

春香(自分を好きでいたいもん!)

さらに数ヵ月後




春香(あれから数ヶ月、私はずっとみんなと話し回りました)

春香(千早ちゃんに言ったこと、自分が思ったこと、少しでも千早ちゃんに協力できないかということ)

春香(みんな、それぞれ、時間はかかりましたが・・・)

春香(少しづつ、立ち直ってくれてます)

春香(・・・一人を、除いて)

P「雪歩、出来るのはわかるが、もう少し遅くできないか?千早が浮いて見えるからな」

雪歩「・・・はい」

春香(雪歩だけは・・・どうしても)

P「じゃあ、もう一回やるからな」

雪歩「はい、次はちゃんと合わ」

千早「・・・・・・、」

P「千早、どうした!?ふらふらじゃないか!」

千早「いえ、大丈夫です、少し身体が重いだけで・・・」

P「大事な身体なんだからな?無理せずに休むんだ」

千早「そんなこと、二人がいるのに・・・!」

P「俺はまじめに言ってるんだ、お前の身体は、お前だけのものじゃないんだぞ?」

千早「・・・はい!」

春香(・・・まだ、完全じゃないけど)

春香(ああしてる二人を見てると、なんだか幸せだなぁ)

雪歩「・・・・・、」ギリギリ

春香(歯軋りしてる・・・)






事務所

雪歩「話ってなにかな、春香ちゃん?」

春香「もうやめようよ、雪歩」

雪歩「何を?」

春香「祝福してあげようよ、Pさんと、千早ちゃんを」

雪歩「・・・・・・・・、」

雪歩「ねえ、春香ちゃん」

春香「え?」

雪歩「春香ちゃんは、もう吹っ切れたような顔をしてるけど・・・」




雪歩「春香ちゃんの気持ちって、そんな薄っぺらいものだったんだ」




春香「!!」

雪歩「たった少し経っただけで、たった少し自分に言い聞かせただけで、ごまかせちゃうものなんだ」

春香「私は納得しただけだよ、雪歩!」

雪歩「私は納得なんて出来ないよッ!」

雪歩「だってそれって、Pさんが好きだったってこと」

雪歩「自分が思ってたこと、全部否定しちゃうよ!」

春香「でも、そんなこと思ったって、Pさんは雪歩のものにはならないよ!」

春香「ずっと、これからもずっと!」





雪歩「・・・そっか」

雪歩「そうだよね、Pさんは、私のものなんて、なってくれないよね」

雪歩「どうして気づかなかったんだろ?」

雪歩「すごく、簡単だったのに」

春香「・・・・・?雪歩?」




雪歩「ありがとね、春香ちゃん」



雪歩「じゃあね」ダッ

春香「!?」

春香「雪歩!まって、雪歩!」

春香(雪歩はどう見ても普通じゃなかった)

春香(どろどろしてて、なんて言うか・・・)

春香(とにかく、早く探さなきゃ!)

春香(あのままにしてたら、きっと大変なことになっちゃう・・・!)






P「ついたぞ、千早」

千早「すみません、プロデューサー、わざわざ送り迎えまで・・・」

P「言ってるだろ?お前の身体は一人のものじゃないって。それに・・・」

千早「それに?」

P「千早が頑張ってるんだ、少しは男らしいこと、させてくれよ」

千早「・・・・もう」





雪歩「見つけた」




雪歩(最近のホームセンターって便利ですよね)

雪歩(手頃に手軽に凶器が買えますぅ)

雪歩(包丁なんかだと勢いが必要だけど・・・)

雪歩(その点シャベルってすごいよね)

雪歩(斬る、叩く、埋める、全部一つでできちゃうもん)

雪歩(Pさんは、どうしたって千早ちゃんからは戻ってこない)

雪歩(私のだけの側にいてくれることなんて、もう二度と無いよね)

雪歩(・・・・・・・・、)

雪歩(だったら、やっちゃうしかないよね)

雪歩(千早ちゃん、Pさん)

雪歩(そして私自身も・・・・)




春香「見つけたよ」



春香「雪歩」

雪歩「・・・・・!」

春香「アイドルの萩原雪歩を見ましたかって聞けば、追いつけちゃうよ」

春香「・・・何度か転んじゃったけど」

雪歩「・・・止めようとしても、無駄だよ」

雪歩「私は、千早ちゃんを[ピーーー]よ」

雪歩「そのあとPさんと、私も・・・・」

訂正
ピーはころころすること

春香「ねえ、雪歩」

雪歩「・・・なに?」

春香「雪歩はさ、Pさんの、何をしてるときが一番すきかなぁ」

雪歩「・・・前に言ったよね?もう一度繰り返せばいい?」

春香「私は・・・」

春香「私は、笑ってるときが好きかな」

雪歩「・・・・・・、」

春香「ほら、ここからでも見えるよ」

春香「千早ちゃんに向かって笑ってる、Pさんが」

雪歩「!!」ギリギリ

春香「雪歩は、前に言ったよね?」

春香「『春香ちゃんだって、同じように思ってる・・・でしょう?』って」

春香「でもそれって、」

春香「雪歩も私と同じように思ってる、ってことじゃないかな」

雪歩「・・・・・!」

春香「雪歩、気づいて」

春香「雪歩のしようとしてるのは、雪歩の大好きなものを壊すことなんだって」

雪歩「・・・・・・壊れたっていいよ」

雪歩「私のものにならないくらいなら、いっそ!」

春香「壊せないよ、雪歩には」

春香「『雪歩は誰かを気遣うことは人一倍できる』って、Pさんが言ってたもん」

雪歩「・・・やめて」

春香「やめないよ」

雪歩「やめてよ・・・やめて・・・!」

春香「ねえ、雪歩!」

春香「アイドルって、誰かを笑顔に出来る仕事だよね!」

雪歩「知らないよ、そんなの!」

春香「今Pさんを笑顔にすることが、私たちにできるんだよ!」

春香「私と、千早ちゃんと、雪歩で、トップアイドルになることで!」

雪歩「・・・・・・、」

春香「それって、とっても素敵なことだって・・・」

春香「そう、思うんだ」

雪歩「・・・・・・・、」

雪歩「・・・・・・・ねえ、春香ちゃん」

雪歩「トップアイドルになっちゃったら、どうするの?」

春香「えっ!?」

春香「いやあ、その・・・・・」

春香「あんまり、考えてないっていうか・・・」

春香「これから、考えようかな」

雪歩「・・・・・・・、」

メール欄にsagaって入れるとNGワードかけるよ

例)殺す

>>61
しらなかったわ・・
ありがとう







春香(そのあと)

春香(雪歩は何も言わないで、帰っちゃいました)

春香(でも、次の日)

春香(小さい、小さな声でも、言ってくれたんです)

春香(一緒に頑張ろうね・・・って)

春香(ようやく雪歩も協力してくれて、私たちユニットは本格的に勝ちあがれました)

春香(元々、千早ちゃん一人でも出場できたから、三人で行けばあっという間です)

春香(何ヶ月か前が嘘のように、私たちはトップアイドルになり・・・・)

春香(千早ちゃんは、引退しました)





春香(そして、私も・・・・)








P「おはよう、春香!」

春香「おはようございます、Pさん!」

P「・・・なあ、春香」



P「引退してもう何年だっていうのに、まだプロデューサーって呼ぶよな・・・」

春香「癖ですよ、癖!」

春香「それに、小鳥さんだって同じじゃないですか」

P「うん・・・そういわれるとな」

春香(私はアイドルを引退しました)

春香(理由は・・・)

春香(・・・正直、自分でもよくわかりません)

春香(でも、初恋の終わったアイドルって・・・なんか、響きが・・・)

春香(そんなわけで、今は765プロの事務員にさせてもらってます)

春香(時が経つのははやいもので、気づけば三十路近くの2X歳・・・)

春香(・・・うっ、頭が痛い・・・?)

春香(とはいっても、事務所のみんなはほとんど昔のままです)

春香(結婚したまま芸能界にい続ける子もいます)

春香(社長は時々ティンときてるみたいだし・・・)

春香(Pさんも、千早ちゃんを養うためプロデューサーを続けてます)

春香(そのまま・・事務員・・・うっ、頭が痛い・・・?)

春香(そうそう、雪歩なんて、いまでは演技に歌に大活躍です)

春香(テレビをつけたら、うつらない日なんてありません)

春香(・・・スキャンダラスな話題は、まったく聞かないけれど)

春香(・・・まあ、いいことかなあ?)

P「・・・それで、千早まで娘と一緒に歌い始めて・・・・」

春香「・・・・・・、」

P「・・・・・おい、春香?」

春香「ああ、ちゃんと聞いてますよ、ノロケ話」

P「い、いやぁ、そんなんじゃないんだぁ」デレデレ

春香「ほら、Pさんも、早く仕事に取り掛かってください!」

P「くっ、アイドル時代からは考えられない発言しやがって・・・」

春香「誰のために働いてるんですか」

P「・・・そいつは殺し文句だよ」

春香「・・・・・・・、」

春香「千早ちゃんのため、でしょう?」

P「・・・・まあな」

春香(このぐらい、言えなきゃね)

春香(女なら耐えられるもの、強いから)






春香(さよなら、私の初恋)



おわり

ただの春香ssになってすみません
内容がただの痴話喧嘩ですみません
一部の内容に関して不快感を覚えたかたいると思いますすみません

72までできてよかった
読んでくれてありがとう
また近いうちにやるかな

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