浜面「メルヘヴン?」(145)
「とある魔術の禁書目録」と「メルヘヴン」のクロス作品です。
>>1は初SS、遅筆ですがよろしくお願いします。
スレタイの通り浜面が主人公です。
では始まります。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1349732894
「これは賭けだ」
「答えよ――――」
「異界の住人!!」
「……」ボー
「何つーか……、ここ最近同じ夢見るなぁ」
そう呟いたのは金髪の男、浜面仕上。
レベル0の学園都市における元暗部組織『アイテム』の構成員である。
「何ブツブツ言ってんのよ、気持ち悪い」
浜面の目の前の席でファミレスにいるというのに鮭弁を頬張っているのは『アイテム』のリーダーでありレベル5の原子崩し(メルトダウナー)の麦野沈利。
「麦野の言う通りですね、ただでさえ浜面は超気持ち悪いんですから」
麦野の隣で映画のパンフレットを読み漁るのはレベル4の窒素装甲(オフェンスアーマー)の絹旗最愛。
「大丈夫だよはまづら、そんな気持ち悪いと言われるはまづらを私は応援する。」
浜面の隣にぴったりとくっついて座っているのは絹旗と同じくレベル4の能力追跡(AIMストーカー)であり浜面の彼女でもある滝壺理后。
このメンバーは暇な時はこうしてファミレスに集まっていたのだった。
「はぁ……」
ファミレスをあとにして、帰路を歩く浜面は溜め息をつく。どうしていつもこう悪態をつかれなければならないのか、と。
結局、自分の見た夢の内容を話した。滝壺は信じてくれたようだが、麦野には鼻で笑われ、絹旗には失笑されたのだった。
「ん……?」
ふと何か違和感を感じた彼は足を止める。
「な?何だ!?」
大きな音をたてて大きく地面が揺れ始め辺りが急に暗くなったのだ。
「トンネル開通デース」
「なっ、何だよ……これ……」
浜面の目の前にはピエロのような人形が張り付いた木製の巨大な扉が現れた。
「ソレデハ……」
「っ!?」
目の前のピエロは何かを投げる、それに気付いた浜面はバッグステップで距離をとる……が何も起こらず、地面を見れば何か文字が印されていた物が落ちていた。
「ダイスの目ハ1デス」
「え?は?」
今の状況に追い付けず混乱する彼をしり目にピエロは言葉を続ける。
まwさwかwのwwwwww
これは期待するしかない!
クッソ懐かしいな
……成る程確かにクロスオーバーモノならメルヘヴンうってつけだ
身体能力増強されて無双も楽だし
こんばんは、次の投下は21時~22時の間を目処にしようと思います。
こんばんは遅くなりましたが投下しようと思います。
「一名様ゴアンナーイ……」
そして浜面仕上は学園都市から姿を消し――
そしてその数日後――
滝壺理后も彼の後を追うかのように学園都市から姿を消してしまったのだ。
「どこなんだよここ……て言うか足場が悪すぎるだろ!!」
浜面は一人、足場の悪い岩場をのそのそと動いていた。
動いているなかで彼は思う、なぜこんな場所にいるのかと。
……まぁ、これに関しては言うまでもなくあの意味のわからない扉の出口がここだったと言う訳だと、求めてもいない自問自答が成立してしまった。
(大将の言葉を借りるなら――)
「不幸だー!!」
叫んではみたものの、叫び声がただ空しく木霊するだけだった。
とりあえず今回は以上です。
さてこれからどうしようか悩んでます。
次の予定は明日か明後日の夜に更新出来れば更新したいと思います。
あ、酉をつけました。
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