弘世菫

灼「」

ｼｰﾝ

灼「ハルちゃん… どうして…」

灼「全く面識もなく、会話すらしたことない人とショッピングなんて無理…」

灼「これが安価失敗…うぅっ…」

灼「ハルちゃんとショッピングに行きたかった…」ｸﾞｽﾝ

それから私は市内を弘世菫という人と回った

灼「…」

菫「…」

特別話すことは無く、ただひたすら店から店へと歩いた

灼（ハルちゃん、ハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃん）

私は一日を無駄にした

その日の夜

灼「一日を無駄にするってこんなに虚しいんだ、急に悲しくなってきた…」

灼「明日こそハルちゃんと…」

翌日 朝

灼「あまり眠れなかった、早く学校へ行かないと」

通学路

灼「あれは…>>10」

シズ

灼「おはよう、穏乃」

穏乃「灼さん、おはようございます！」

灼「今日も元気だね…」

穏乃「灼さんは元気無いですね」

灼「昨日は色々あって…」

穏乃「なら私の元気を分けてあげます！」ﾀﾞｷｯ

灼「し、穏乃！？」

穏乃「元気、伝わってますか？」ｷﾞｭｰ

灼「う、うん…ありがとう穏乃」

穏乃「じゃあ学校まで競争です！」

灼「えっ」

穏乃「早くしないと遅刻しますよー！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

灼「私、走るのはちょっと…」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

灼（ハルちゃんには会えなかったけど…うん、元気出てる）

穏乃「灼さーん、早くー」

灼「待って穏乃…速すぎる」ﾊｧﾊｧ

灼（次こそハルちゃんと…）

一旦ここまで

そろそろハルちゃんとのイベントを…

昼休み

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

灼「ハルちゃんは学食かな…行ってみよう」

購買所

ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ

灼「人がいっぱい、お昼御飯買えるかな…」

灼「あ、あれは…>>18」

クロチャー

灼「とりあえず昼御飯…メロンパンとコーヒー牛乳ください」

店員「230円です」

灼「はい」ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ

店員「70円のお釣りです」

灼「ありがとうございます」

店員「ありがとうございました」

再読み込みしても最新レスが反映されないから困る

灼「玄」

玄「灼ちゃんも学食？」

灼「うん、今日はお弁当じゃないから」

玄「一緒に食べようよ、お姉ちゃんたちもいるから」

灼「…玄たちがいいなら（ハルちゃんは…居ないか）」ｷｮﾛｷｮﾛ

座席

穏乃「今日はとんこつラーメン！」

憧「どんだけラーメン好きなのよ」

宥「肉まんあったかーい」ﾎｸﾎｸ

灼「玄は何を買ったの」

玄「わらび餅ときな粉餅なのです！」

灼「おもちが好きだったね、玄は…」

玄「何か灼ちゃんの反応が冷たいよ」

穏乃「次は味噌ラーメン！」

憧「まだ食べるの！？」

宥「カレーまんあったかーい」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

灼「…（ハルちゃんと昼御飯食べたかった）」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

穏乃「出汁がやっぱり違う」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

憧「見てるだけでお腹いっぱい…」ｽﾞｰﾝ

宥「玄ちゃん、一個もらっていい？」

玄「はい、お姉ちゃん」

灼「…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

結局特に話すことは無く、メロンパンを貪るだけで昼休みは終わってしまった…

灼「…悲しくなってきた」

授業中

灼「…」ｶｷｶｷｶｷｶｷ

先生「で、この式は…」

灼「…」ｶｷｶｷｶｷｶｷ

灼のノート

ハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃんハルちゃん

灼（ハルちゃんに会いたいハルちゃんに会いたいハルちゃんに会いたいハルちゃんに会いたい）

先生「…（鷺森から物凄い狂気を感じる…）」