春香「……寝取られた」(160)


春香「たしか今日は…」

春香「夕方に千早ちゃんの家に遊びに行って…」

春香「しばらく遊んで泊まろうとしたら千早ちゃんが今日は両親と過ごすらしいからって断られて…」

春香「うちに、帰ってきたんだよね←今ココ」

春香「…何、これ」

ーー部屋内ーー

春香母「うふふ…Pさん…こうするのも…久しぶりですね」

P「春香母さん…」





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P「あの…春香は?」

春香母「うふふっ、今日はお友達の家に泊まるって言ってたから大丈夫ですよ」

春香母「主人も出張でいませんし」

春香母「今日は私たちだけです…」

春香母「そんなことより…久しぶりなんですから、もっと…」

P「はぁ…では…」

ーー部屋外

春香(やばい…どうしよう…覗いてんのばれないよね、ってか死にたい、何これ、プロデューサーだよねあれ、なんだろ、泣けてきた)

春香「ははっ…あはははっ!…ど…どっか……と、泊ま、泊まろ…う」ポタポタ


如月家

千早「ふふっ…家族で食事なんて久しぶりだったわ…」

千早「…お母さん…」ペラッ

千早「あっ、これ優ね…赤ちゃん…かわいい」ペラッ

千早「何となく物置探って正解だったかも…」ペラッ

千早「ふふっ」パラッ

千早「あらっ、これ、写真?」

千早「どっから出t…!!?」

千早「こ、これ、お母s…と、ぷ…プロデュー…サー……」

千早「こ…これって」

千早「い…いわゆる、は、ハメ撮り…」





千早(…お腹…膨れて…)

千早(いや…あるわけ……あるわけ…ない…)

千早「ふふっ、そうよね…そう…そうに、決まって…」

千早父「千早ー?」ガラッ

千早「!?な、何っ!!?」ササッ

千早父「いや、なんか笑ってたみたいだから、何か新しいギャグでも思いついたのかと」

千早「そ、そうなの、後で、また…い、言うから…」

千早父「はっはっは、楽しみにしてるぞ」ガラッ

千早(…言えない、こんなの…)

翌日

春香「おはよう、ございます」ガチャ

P「おう、おはよう春香」

春香「あっ…う…ぷ、プロデューサーさん」

P「?」

春香「す、すいません」タタタタッ

P「??」

春香「うっ…ぐ…ふ……う…」タタタッ ポタポタ

P「おーい、春香ー?」








千早「…おはようございます」

P「おうおはよう千早、春香がな…」

千早「っ!!…ぷ、プロデューサー…」

千早「す、すいません、今日は、ちょっと、体調が、悪いので」タタッ

P「お、おう?」


P「????」

小鳥「どうしたんですか?プロデューサーさん」

P「いやぁ、春香と千早の様子がなんかおかしいもので」

小鳥「女の子なんですからそういう時だってありますよ」

P「そ、そうですか?」

小鳥「はい」

P「うーむ…あ、営業いってきます」

小鳥「行ってらっしゃい」



雪歩「ただいま帰りましたー」

雪歩「今日は疲れました…ふぅ」

雪歩「あ…お弟子さん」

弟子「お嬢のプロデューサーの話知ってるか」ヒソヒソ

弟子「ああ、たまにうちに来る奴だろ」ヒソヒソ

弟子「姉さんとできてるって噂だぜ」ヒソヒソ

弟子「はあ!!??」

弟子「バカっ!」

雪歩「…ほぇ」

弟子「お…お嬢!!お、お早いお帰りで」スタコラ

弟子「す、すいやせん!今日はもう帰りますんで、失礼いたします」サッサ

雪歩「あ、あの…今の…」

雪歩「あ…」

雪歩「プロ…デューサー?」

雪歩「…」

雪歩「………」ザックザック



某通り

真「事務所に泊まることになるとはなぁ…」タッタッタッタ

真「ま、日課のランニングはしないとねー」タッタッタッタ

真「…」タッタッタッタ

真「なんか、いかがわしいホテルが多いとこだな…」タッタッタッタ

真「…」タッタッタッタ

真「プロデューサーと…へへっ///」タッタッタッタ

真「…?あれって、母さん!?」

真「なんでこんなとこに…誰かと…腕くんでる…?」

真「え?…嘘……え?」

真「あれ…あの、スーツ姿…プロデューサー…?」

真「ぼ、ボクってば寝ぼけるなんてなあ!!」

真「いやだなぁ…ランニング中なのに…」ポタ

真「あ…あはは、何だろこれ」ポタポタ

真「道、変えよう…」グスッ

翌日

P「おっつおっつ☆」ガチャ

小鳥「おはようございます」

真「ぷ、プロデューサー…」

P「よう真、今日のレッスンだが…」

真「すいません…今日は、休みます」タタッ

P「お、おおう?」

P「おう、ゆっくり…休めよ…?」

雪歩「あ、プロデューサー…」

P「おう、おはよう雪歩、どうした?」

雪歩「あの…その…」

P「?」

雪歩「プロデューサーは…その…」

P「あ、ちょっと待って」ピリリリ

P「申す申す、はい?…ああわかりました、はい、はい、よろしくお願いします、はい、どうも」ピッ

P「すまんな雪歩、何だって?」

雪歩「うう…やっぱり…いいですぅ…」

P「??…そうか?」

P「???」

小鳥「またどうしたんですかプロデューサーさん」

P「今日は雪歩と真がおかしくてですね…」

P「春香も千早も来ませんし…」

小鳥「仕事には行ってるみたいですし、大丈夫ですよ」

P「うむむ…あ、買い出し行ってきます」ガチャ

小鳥「はい」




あずさ「ただいま~って誰もいないのよね~」

あずさ「…晩ご飯作りましょうか」

あずさ「~♪」トントントン

あずさ「あら、電話」ピリリリ

あずさ(お母さんね、またお見合いかしら?…火ついてるからスピーカーっと)

あずさ「もしもし?お母さん?」

あずさ母「あんっ…あ、あずさ?久しぶり…んっ、そっちの調子はどう?」

あずさ「…?大丈夫だけど…」

あずさ母「それは、良かったわ…っん///ちょっとPさんだめっ…あっ…」プツッ

あずさ「…あ、あら…あら…」

あずさ「……あ、鍋…吹きこぼれちゃう……」

あずさ「…」

商店街

やよい「うっうー!夜の特売ですー!」ガルーン

やよい「もやしもやしもやし」ガサガサ

やよい「…う?あれって、お母さん…?」

やよい「…と、プロデューサー?」

やよい「…なんか渡してる…」

やよい「うー?…指輪の…ケース?」




やよい母「…すみません…この事は…主人には…」コソコソ

P「ははは…さすがに言いませんよ…ってか、言えませんよ…」

やよい母「ありがとうございます…ありがとうございます…」ポロポロ

P「ははは…」

ーーー

やよい「うっうー…」

やよい「…帰ろっか」

かすみ「お姉ちゃん…?」

P「やみのまー」ガチャ

小鳥「おはようございます」

P「あ、あずささん、撮影ですから送っていきますね」

あずさ「あ、プロデューサーさん…いえ…その……自分で行きます…」

P「ええええ?…でも…」

あずさ「行きますから!」バタン

P「は、はい!!…い?」

P「…あらあら~」

やよい「うっうー、おはようございます…」

P「お、おうやよい!ハイ、ター…」

やよい「うっ…う…プロデューサー…」

P「…ッチ?」

やよい「あ…あの…これから…も、よろしくお願い、します」ジワッ

やよい「う…うっうー!!行ってきます!!」グスッ バタン

P「」

P「や、やよいぃぃ???」




P「小鳥しゃーん」

小鳥「なんですか?」

P「この頃みんなおかしいんですよ~」

小鳥「と、言われましても…」

P「…俺なんかしましたっけ?」

小鳥「…私に聞かないでくださいよ」

P「…泣きますよ」

小鳥「知るか」



伊織「ただいま」

新堂「お帰りなさいませ」

伊織「ふぅ…オレンジジュース頂戴」

新堂「ただ今」

伊織「アイドルも楽じゃないわねー」

伊織「…あら、お母様帰ってきてるのね」

伊織「…電話中かしら」

ーーー部屋内ーーー

伊織母「ふふふ、それじゃあねPさん…」

伊織母「まったく伊織にばれたらどうなることか」

伊織母「ええ、わかってますよPさん」

伊織母「ふふふ、はい、では」チュッ ガチャッ

伊織母「うふふ…」ニヘラ

ーーー

伊織「…は?…Pさんって…」

伊織「…バカ…変態……バカ…バカ…」

新堂「お嬢様…?」

路上

響「いぬ美ー!ねこ吉ー!!どこだー!!」

響「最近よく逃げられるぞ…」

響「うぅ~」

響「ん?おー、あんまーだぞー」

響「こっちに来るなら連絡して欲しいぞ…」

響「…プロデューサー?…何してるんだ?」

響「??」

響母「ちゅーやにふぇーでーびる」(今日はありがとうございます)

P「いえいえ、こちらこそ」

P「あ、ホテルはとってありますので、こっちです」

響母「しに楽しみやいびーん!」(とっても楽しみです)

ーーー

響「…」ポカーン

響「…あんまーも、寂しいもんな…」

響「そっか…」

いぬ美・ねこ吉「?」

響「ははは…見つけたぞ……うちに帰るさー…」

翌日

P「チャオ☆」ガチャ

伊織「…行ってくるわ」

P「お、伊織、おはy」

伊織「…邪魔よ」バタン

P「…う?」

P「」

P「…うっうー?」

P「いおりーん?」

響「はいさーい…」ガチャ

P「ひびきーん!」

響「あ、プロデューサー…その…」

響「あんまーを…頼んだぞ…」ジワッ

P「ファッ!?」

響「ううっ…」ダダダ

P「…ファッ!?」

P「……?」

P「???」

小鳥「…」カタカタ

P「小鳥しぇん」

小鳥「なんですか?」

P「最近事務所の空気おかしくないですか?」

小鳥「あ?」

P「なんでもないです…」

小鳥(何したんだこいつ)

遊園地

律子「ふぅ…遊園地でライブとはねぇ」

律子「まだ時間はあるけど…あずささんも伊織も変だし…」

律子「1人でまわってもなぁ」

律子「プロデューサーでもいれば…」

律子「ってあれプロデューサーじゃない!?」

律子「プロd……お母さん!!??」

律子「なんで…こんなとこに…」

律子「プロデューサー、よね…なんで、母さんと……」

律子「ここ…恋人と来るってことで有名だけど…」

律子「……いやいやプロデューサー殿に限って、そんな…」

律子「そんな…」

律子「…」

翌日

病院

亜美「んっふっふ~、にいちゃんが腰痛めて病院に来たみたいですぞ、真美殿~」

真美「んっふっふ~、突撃するっきゃないっしょ→」

亜美「パパに病室きいてきたもんね→!」

真美「ここですな→!」

真美「…ん?」

ーーー

双海母「いつもうちの子がご迷惑をおかけして申し訳ありません、Pさん…」

P「ははは、迷惑のうちにも入りませんよ」

双海母「ふふふ…お詫びと言ってはなんですが…」

双海母「今日は…ゆっくり…」

P「そうですね…じゃあ、お言葉に甘えて…」

ーーー

真美「…うあ」

亜美「真美~?」

真美「い、行くよ真美!!」

亜美「うあうあ~?真美殿→?」

真美「は、早く!!」


翌日

P「おっはよ⇄!」ガチャ

小鳥「おはようございます、今日から復帰ですね!」

P「いやぁお恥ずかしい」

P「大事をとって一日入院、ってことなんで大したことないんですけどね」

小鳥「腰痛めるって、なにしたんですか」

P「年かな、ははは」

律子「おはよう、ございます…」

P「おはよう律」

律子「あの…営業行ってきます…」ソソクサ

P「…子」

P「…」

P「…ふ、ふふーん、まあいいさ」

P「律子だって忙しいんだ」

亜美「おっはよ→!にいちゃん!」ガチャ

真美「…」

P「おっはよ⇒!亜美、真美」

P「今日はな…」

真美「あの、今日は休むよ…にいt…プロデューサー…」

真美「行こう亜美」

亜美「う、うえぇ~?ま、またねにいちゃん!」ズルズル

P「」

P「プロ…プロデューサー…にいちゃんじゃなく…プロデュー…」

P「あばばばばばば」

P「ピヨちゃ~ん」

小鳥「…なんですか」カタカタ

P「なんか最近事務所やばくね?」

小鳥「全員集めて土下座でもかましたらどうですか?」

P「なんでさ」

小鳥「知るか」

P「すみませんでした」ゲザッ

小鳥「私にしてどうするんですか…」

P「いや、なんとなく」



美希「疲れたのハニー!!」ダキッ

P「今日寝てばっかりだったろ」モグモグ

美希「寝疲れなの!!って何食べてるの?」

P「弁当だろ」

美希「えっ」

P「お前の母さんの飯うまいな」モグモグ

美希「…えっ」


P「……ごちそうさま」

美希(な…なんでハニーが美希のママのお弁当食べてるの…)

美希(そう言えば…この前春香達…)

美希(……)

美希「…美希、もう帰るの…」

P「ん?ああ、じゃあな」

美希「うん、じゃあね、プロデューサー…」

貴音宅

貴音「……ふぅ」

貴音「……実家への送り物は私を仲介しております」

貴音「業者の方が直接届けるのは少々骨がいります故」

貴音「逆もまたしかり…」

貴音「…しかし、母からこちらに越してきた父宛が大半ですね…」

貴音「…おや、母からぷろでゅうさあ宛の送り物ですね…」

貴音「…失礼」ガサガサ

貴音「食材…に紛れて…これは…手紙、でしょうか」

貴音「…いえ、下手な勘ぐりはよすといたしましょう…」

貴音「誰しもとっぷしーくれっとはあるものです」

貴音「たとえ母であっても…」

貴音(…最近あずさがおかしな事を言っておりました)

貴音(おそらく…気のせい、でしょう)

貴音「…あなた様…」

翌日

P「おっはにゃ~☆」

小鳥「あ、プロデューサーさん」

P「何でせう」

小鳥「美希ちゃんから、今日は休むって…」

P「Oh…」

P「美希もですか…」

P「なんなんだ…まったく…」

貴音「…ごちそうさまでした」カタッ

P「おう貴音いたの…かっ!!?」

貴音「申し訳ありません…れっすんにってまいります」ガチャ

P「お、おおう…」

P(貴音が…カップ麺を残した…)

P「天変地異の前触れや…」

P「小鳥…」

小鳥「…なんです」

P「この事務所はどうなるのか…」

小鳥「…早く仕事してください」

小鳥「あとみんなに土下座も」

P「これは…いったい…なんの前触れなのだ……」ブルブル

小鳥「仕事」

P「はい」

翌日

P「おにゃーsh」ガチャ

一同「……」シーン

P「仕事行ってきまーす」バタン

P(みんな俯いて何してたんだろう怖い)

P「空気重かったなぁー」

小鳥(逃げた…)


春香「…」

亜美「…ねぇねぇ」

春香「…何?」

亜美「真美もみんなもどうしちゃったのさ→!!」

千早「…亜美」

亜美「なにさみんなして!!」

亜美「知ってるもん!にいちゃんのことっしょ!」

伊織「…亜美!」

亜美「うあうあ~、にいちゃんに聞いてくるもんね!」

真美「やめてよ亜美…」

やよい「うっ…うう…」グスン

響「……やめるさー…」

亜美「いいもんいいもん!!みんなしていじけてればいいんだ!!」

亜美「にいちゃんとこ行っt」

律子「やめなさい!!」バン

亜美「ひっ、りっちゃ…う、うぅ~」ジワッ


あずさ「…そうね…」

貴音「あずさ…?」

あずさ「いじけてる場合じゃないわね…」

美希「……なんなの?」

あずさ「…聞きましょう」

真「えっ…」

あずさ「聞くのよ…」

雪歩「プロデューサーに…ですか?」

あずさ「そう…そして、お母さんに…」

春香「……本気ですか?」

あずさ「…ええ、このままじゃ、いけないと思うの」

あずさ「お母さんも、お父さんも、プロデューサーも」

亜美「そうだよ聞こうYo→!」

千早「…でも、あんな写真…」

あずさ「ダメよ…こんな関係は」

あずさ「…やめさせましょう」

貴音「…そうですね…でも、わたくしは、あの方を信じております…」

春香「…」

あずさ「そうよ…何かの間違いかもしれない…」

真「…わかりました」

真「聞けば、いいんですよね」

雪歩「プロデューサーを信じてるからこそ…」

律子「そうね…聞かないと…」

響「自分…あんなプロデューサーでも信じてるさー…だから、聞いてみるさー…」

美希「美希だって…」

伊織「…わかったわ」

やよい「長介たちのためにも…」

春香「…わかり、ました…行こう、みんな」

小鳥(ホッ…)



…自分、バットエンドは嫌いさー

ーーー

春香「…プロデューサーさん」

P「ん?お、おおう春香達…どうした?」

春香「聞きたいことがあるんです」

響「答えて欲しいさー…」

貴音「…お願いいたします」

P「な…なんでせうか…」

春香「あの…ですね」

ーーー

千早「…ただいま」

千早父「…」ジー

千早「お母さんは…お父さん?」

千早「…!!?そ、その写真…」

千早父「…?…っ!?ち、千早!?ど、どうしたんだ!?」

千早「それ、その写真…」

千早父「うえっ!?あ、ああ…こ、これ…」

ーーー

真「…」ガラッ

真「お母さん!!」

真母「あら…真?お仕事はどうしたの?」

真「お母さん…この前の夜、ホテルにいたよね…」

真母「!!??」

真母「み…見てたの…?」

真「…うん」

真母「そう…あのね…」

ーーー

雪歩「…ただいま」

雪歩母「…雪歩?どうしたの?」

雪歩「…あのね…その、前、お弟子さんがね」

雪歩母「…?」

雪歩「お母さんと…プロデューサーが…で…できてるって」グスッ

雪歩母「!!?」

雪歩母「…雪歩、よくお聞き」

ーーー

あずさ「…お母さん?」

あずさ母「あらあらどうしたの?電話なんて~」

あずさ「前の電話、なんだけど…」

あずさ母「…?」

あずさ「お母さん…そのプロデューサー、と…」

あずさ母「あずさちゃん…」

あずさ「…」

ーーー

やよい「お母さん…?」ガラッ

やよい母「やよい!?いったいどうしたの!?お仕事は?」

やよい「あのね…聞いて欲しいの」

やよい「この前ね…ぷ、プロデューサーとお母さん見たんだ…」

やよい母「や、やよい…見てたの?」

やよい「…」コクン

やよい母「…あのね」

やよい「…うっ…」グスッ

ーーー

伊織「…新堂」パチン

新堂「はい、なんでございましょうか」

伊織「…プロデューサーとお母様の関係を洗いざらい調べなさい」

新堂「お、お嬢様…まさか知っておいでで…」

伊織「…え?…新…堂?」

新堂「…申し訳ありません」

伊織「嘘…嘘…」ポタポタ

ーーー

律子「…もしもし…お母さん?」

律子母「あら、律子じゃない、何かしら」

律子「この前…遊園地にプロデューサー殿といたわね…」

律子母「り…律子知ってたの!?」

律子「…」

律子母「律子…ごめんなさい…」

律子「っ!!」

ーーー

亜美「ママ→!!」

真美「…」

双海母「亜美!真美!どうしたの?」

双海父「ん?仕事中じゃなかったのかい?」

真美「あ…あのね…その…」

亜美「…もう!この前にいちゃんの病室でなにしてたのさ!!」

双海母「!!?」

双海父「ファッ!!?」

双海母「ちょ…ちょっと亜美!」

亜美「答えて!」

ーーー

美希「…ただいまなの」ガチャ

美希母「美希!?どうしたの!?体調悪いの?」

美希「…聞きたいことがあるの」

美希母「?」

美希「この前…ハn…プロデューサーに…お弁当届けたよね」

美希母「…」

美希「なんで…なの?答えられないの?」

美希母「美希…あのね…」

ーーー

春香「プロデューサーさん…この前…私の家にいましたよね」

P「えっ?あ、ああ」

春香「お母さんと…なにしてたんですか」

P「……」

春香「私、見てたんです」

P「い…いないって…」

春香「いたんです!」バン

P「ひゃい!!?」ビクッ

春香「なに…してたんです?」

P「…お母さんから聞いてないのか?」

春香「…」コクン

P「そうか…春香…ごめんな…」

P「やっぱ、お前に一言かけるべきだったか…」

春香「…」グスッ

貴音「春香…」

響「春香…」

P「あのな…」

P「家庭訪問だ」

春香「……」

春香「は?」

P「春香がいたらちゃんと話聞けないかと思ってな?春香がいない時に行ったんだよ、聞いてないのか?」

P「しかしまさかまた春香のお母さんのケーキが食べられるとはな」

P「久々にうまかったよ!」

P「ただあーんされるのはなぁ…」

春香「は?」

P「しかしなんだ、お前の母さんいちいち言動がエロいな、あざとさとかあの辺から受け継がれてるよなー」

P「って春香にする話じゃなかったか」

P「…春香?」

春香「」

ーーー

千早父「あー、見ちゃったのか…」

千早「うん…うん?」

千早父「懐かしい写真だ…お腹膨れてるだろ?これ千早だぞ?」

千早父「昔は千種も可愛かっt…ああいやなんでもない」

千早「こ、これ…」

千早父「ああ、若い頃の俺だな、お前のプロデューサー、俺の若い頃にそっくりだよなぁ」

千早父「娘は父に似た人を好きになるっていうがなぁ…千早ー?」

千早「」

ーーー

真母「スーツ姿のお父さん見てたら…つい///」

真「えっ」

真母「あの人いつもジャージじゃない?久々にバシッとかっこいいところ見てたらねぇ…ふふふ」

真「えっ、じゃああのスーツ…」

真母「いやねぇお父さんじゃない」

真母「誰と思ったのよ」

真母「あっ、そう言えばあんたのプロデューサーも似たスーツ着てるわね」

真母「ははーん…」

真「」ボフッ

ーーー

雪歩母「言ってたの誰よ」

雪歩「…ふぇ?…あの…○さんと×さん…」

雪歩母「あんの噂好きがぁ…おい、長いの持ってこい」

雪歩「え、ええ!?また捕まるよ…」

雪歩母「はよせい!あとそいつら呼んでこい!」

雪歩母「うちの娘の前で何をいうとんじゃあのバカどもがぁあ!!!!」

雪歩「は…はひぃ!!」タタタ

ーーー

あずさ母「危機感は感じてくれたかしら~」

あずさ「えっ」

あずさ母「早くしないとPさんだって誰かに取られちゃうわよ~、ねぇあなた」

あずさ父「はっはっは!娘の前でなんてお父さん興奮しちゃっt」バキッ

あずさ母「あらあら何を言ってるのかしら~」

あずさ「あの…Pさんって…」

あずさ母「やだわ~、あずさちゃんから男の人をとるわけないじゃない、危機感持ってくれるかなって言ってみただけよ」

あずさ母「それで~?Pさんとその後は~?…あら?あずさちゃん?」

あずさ「」

ーーー

やよい母「結婚指輪…売っちゃったの…」

やよい「えっ」

やよい母「まさか見られてたなんてね…」

やよい母「家計が…どうにもならなくってね…お父さんには内緒よ?」

やよい「でも、プロデューサー…」

やよい母「ああ、拾ってくれてありがとうって伝えておいて?」

やよい母「でも…少しはこれで楽になるから…苦労かけるわね、やよい」

やよい「う…うっうー?」

ーーー

伊織「新堂ぅ…」ボタボタ

新堂「…お嬢様の盗撮写真流出を防ぐため…少々私共が圧力をかけまして…」

伊織「……へ?」

新堂「プロデューサーと奥様の連携でくい止めることができましたが、お嬢様が財閥の力を借りることを嫌っておりましたため」

新堂「内密に処理させていただきました…」

伊織「お…お母様と…?」

新堂「しかし、奥様もプロデューサー殿を気に入られたようですね」

新堂「これなら伊織を任せられると…お嬢様?」

伊織「」

ーーー

響「じ、自分も見たぞ!この前!ホテルが何とかって!!」

P「ああ、言っていいのか……まあいいか、響に内緒で様子を見に来たいってさ」

P「こっちの方はわかんないからって言うから、うちがホテルの準備をしたんだ」

P「大事なお母さんだからな」

P「今ごろ観光もしてるんじゃないか?」

P「ホテルの場所だがな…響ぃ?」

響「」

ーーー

律子母「あなたの活躍が見たくって…無理言ってプロデューサーさんに入れて貰ったのよ」

律子「…え?」

律子母「おかげで楽屋裏まで見れたわ…律子、かっこよかったわよ」

律子母「心配してたけど、あの様子なら大丈夫ね」

律子母「お母さん安心したわ」

律子母「…律子?」

律子「」

ーーー

双海母「失礼ね、私は看護師よ?患者の様子くらい見るわよ」

双海母「あの人過労の気もあったし一日くらい入院させないと」

双海父「ほ…ほんとに何もしてないんだよな?な?」

双海母「……んっふっふ~、あんまりほったらかしにしたら、Pさんになびいちゃうかもね→」

双海父「か…母さん!?ううううう浮気ななんてててて」

双海母「冗談よ~♪」

双海父「か、母さん!」ダキッ

亜美「うあうあ~、ノロケだったよ…」

真美「」

ーーー

美希母「あんた寝てたじゃない」

美希「の?」

美希母「お弁当届けに行ったら寝てるし起きないし…」

美希母「もったいないからってプロデューサーに食べてもらったのよ?」

美希母「お母さん、あんたがちゃんと仕事してるのか心配になってきちゃった…」

美希母「まったく…で美希、お仕事はどうしたの?…美希?」

美希「」

ーーー

貴音「あなた様…届け物の件ですが…」

P「ん?ああ、そういやうちに貴音父の名前で届いてたな」

P「住所は間違ってなかったが…」

P「えらく確認されたぞ?」

P「ああ、あとお前の母さんに四条流らあめんのレシピ送ってもらったから今度食わせてやるよ」

P「ってか届け物がどうかしたのか?」

貴音「い…いえ」

貴音(母さま…たまにぬけていらっしゃいますね…)

ーーー

P「…なんでお前らの母さんと…」

春香「…だって…」

千早「お父さんが…お父さんが…」ブツブツ

亜美「みなさんアホですなー!」

伊織「言いなさいよ馬鹿…」

あずさ「…プロデューサーさんも独身なのが悪いんですよ~?」

律子「そうです!こんな恵まれた環境にいるのに!」

P「何いってんだお前ら…」

雪歩「うふふふふふふ、まだ…フリー…」

真「雪歩…」

P(そうだなぁ)

P(確かに俺も、早く腰を落ち着けないとなぁ…)

やよい「うっうー!今日も幸せですー!」ガルーン

響「うう…部屋汚いって大掃除させられたさー…」

貴音「らあめんはまだですかあなた様」

P「覚悟、決めるか…」ボソッ

真美「え?にいちゃん?」ギュッ

美希「どうしたのハニー?」ダキッ

翌日

雪歩「それで○さんが埋められそうになってね…」

真「ははは…」

小鳥「うぐっ…えぐっ」ガチャ ボタボタ

響「ぴよ子ー?」

亜美「どしたの?」

小鳥「プロデューサーさんが…籍を…」ボタボタ

小鳥「籍を…入れて……うぐっ…」ボタボタ

春香「えっ」

千早「えっ」

P「にょわ★」ガチャ

あずさ「プロデューサーさん…あの…籍って…」

律子「嘘…ですよね…」

P「おう…もう聞いたのか」

P「お前たちに迷惑かけたしな…俺も…な」

伊織「いくら熟女好きって言ったって…小鳥よ!?」

小鳥「…う…うえ……っぐ、プロデューサーさん…」グズグズ

P「ははは…紹介するよ…俺の…妻だ」

小鳥母「えへへ…」ガチャ

貴音「」

真美「…へ?」

春香「…誰…ですか?」

P「妻の…小鳥母さんだ///」

小鳥母「再婚です///」

千早「」

小鳥「うぐっ…う…えぐ……ひっく」ボタボタ

美希「」

春香「小鳥母…さん…?」

P「ああ…小鳥さn…小鳥は、娘になるな」

小鳥母「えへへ…Pさんったら///」

やよい「うっうー?」

伊織「見ちゃダメよやよい」

律子「」

やよい「うー?」

貴音「め、面妖な…」

小鳥「うぐっ…ぐふ……う…うえ…ぐ」ボロボロ

その日、事務所近辺に記録的豪雨が降ったという

ー終わりー

バットエンドは嫌いさー

とりあえず申請してくるさー

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