男「ありがとう、妖精さん」(1000)

当作品は、
『男「おかえり、妖精さん」』(男「おかえり、妖精さん」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1363352553/))の続編となります。
話の都合上、前作を読んでいないと話の理解は難しいと思われます。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370007846

前スレが想像以上の速さで埋まってしまいましたので、一応次スレを立てます。
感想、ご意見等お待ちしています。

本編は6/5辺りから投下していきたいと思っています


いきなりですが前スレ分の返信をさせて頂きますね。
>991
>992
>994
エロい方向には持っていくつもりはありませんねぇ・・・。
このSSのテーマがH反対!って感じですし。ほのぼののまま行きます。

>993
>997
>998
ありがとうございました!

>995
ありがとうございます!
その方向性でもありでしたけどね!

>996
も、物凄い褒め殺しをありがとうございます。照れますね・・・
友視線と言うのは全く思想にありませんでしたね。考えてみます

>999
惜しい!

>1000
頑張ってくださーい!

来てた!!
続編期待してます!!

前スレ読み終わったよ~
とりあえず、乙!!!
続編まってます!

おーーつ

前スレおもしろかった!
続き期待してます

前スレ読めないぜ
埋まるのはやすぎ

乙!
超期待

ほのぼの路線で良いぞ
期待している

wktk

おっ!!新スレ立ってたか!!

ほのぼの系イチャラブ期待してます

初めての恋心に変になっちゃう妖精さんとか見たいなぁ

恋をすると寿命が延びるという裏設定を…

さて6月5日なわけですが

どうも、お待たせいたしました。

>>3
>>4
>>5
>>6
>>8
>>9
>>10
>>11
ありがとうございます!
またこれから頑張らせていただきますのでよろしくお願いします。

>>7
過去ログに入ってるのが読めたりしませんか?

>>12
>>13
恋が交わると面白くなりそうですね

>>14
だいたいその日の9時、10時代に書き出すと考えてください!


それでは始めます。
前スレを読んでいる事を前提に書きますので、前スレのネタバレ等も気にせず書きます
興味をお持ちいただいた方で、前スレを事前知識なしで読みたい方はご注意ください

<前スレのあらすじ>
友に言われるがまま5匹の妖精を買った男。
しかし、その妖精たちは恩返しのため、商人の所へ戻りたいと懇願する。

紆余曲折の後、商人の元に戻った妖精たちは恩返しする暇もなく再び売られてしまう。
それを再び男が買い戻し、とりあえずのハッピーエンドを迎えた。


<留意点おさらい>
妖精さんたちは、小学~中学生位の身長、体格をイメージして書いております
自身のイメージと合わない場合は、脳内でエルフ等に置換していただける様、お願いします。

妹「商人のところで、何をされたんですか?」

妖精A「よく帰ってきたなー、とか言われたあと、気を失っちゃって・・・」

妹「気を失った?」

妖精D「たぶん、スタンガンでビビッと」

妹「畜生!商人め、妖精さんたちの柔肌になんてことを!」

妖精D「それで、気が付いたら檻の中で揺られてました・・・」

妹「妖精さん帰ってきてハッピーエンド!みたいになってますけど、なんだか納得がいかないんですよね」

男「なんで?」

妹「なんとなく商人あたりをとっちめないと気がすまないと言いますか・・・」

男「俺は、帰ってきて満足で良いと思いますが」

妹「まぁ、そこは主観の違いと言いますか、見解の相違といいますか・・・」

妹「ちなみに妖精さん、もし、今兄さんが『また、商人のところに行っても良いよ』っていったらどうします?」

妖精D「少し・・・2回目なら何か伝えられるのでは?と思うところはあります」

妖精A「わ、私はもういい!ここにずっと居たい・・・」

妖精C「あたしも!もうこりごりっ」

妖精B「うまくやれば、大丈夫なような気がして・・・」

妖精E「そ、そんな急に決められません!」

妹「やっぱり、ちょっと帰りたい気持ちがある子も居ますね」ムムム

男「もはや帰すつもりは無いんだけど?」

妹「それなら良いんですけど・・・」

男「さて!夕食だよ!」

妹「お昼食べられなかったんでしょうからいっぱい食べてください!」

男「と言っても野菜は朝出しつくしちゃったから僅かしか無いんですが」

妖精A「魔力はまだバッチリ残ってるから大丈夫です!」

妖精B「ごはん・・・!」ワクテカ

妹「すっかり米の虜になってますねー」

妖精E「また、こんなご飯が食べられるなんて幸せです!」

妹「食事に対してはもう全く照れ隠ししませんねー」

妖精E「えへへ」スリスリ

妹「ほんと私に懐いちゃいましたねー」ナデナデ

「いただきます!」

妹「野菜がわずかしかない、と言った割にはサラダボウルに半分くらいのサラダがありますけど」

男「さらにいつもはこれと、温かいもの作ってるからなー・・・。スープとかね」

妖精A「あの、私たちこれからも生活費がかかる分、お手伝いとかしますので、何なりとお申し付けください!」

妖精D「今まで通りの家事はやります!」

男「え、いいの?」

妖精C「うん!じつはすこし楽しかったし・・・」

妹「今までと何も変わらない生活になりそうですねぇ」

男「ニュースやってるかな?」ピッ

キャスター「の事件の犯人の目撃情報を・・・」

妹「兄さんは食事時よくニュース見ますね」

男「こんな時くらいしかテレビ見ないしね」

妖精C「妹さんにみせてもらった、あにめも面白かったよ!」

男「そんなことしてたのかい」

妹「兄さんより先に帰って、待ってた時にちょっと見せましたね」

キャスター「次のニュースです。〇〇市で引ったくりが・・・」

「ごちそうさまでした!」

妖精B「お皿・・・洗います」

男「いいよ、今日は疲れてるでしょ?」

妹「そうですよ、色々ありましたし、明日からで・・・」

妖精A「でも、眠らされていた時間が長いので、逆にいつもより活動してないんですけどね」

妹「でも、感情の起伏が色々ありましたし、精神的に疲れたりしたでしょう」

男「今日くらいは俺の言う通りにしときなさい、ね?」

妖精B「わかりました・・・」

男「お風呂が済んだよー」

妹「私の手が限界に近付いてます!」

男「さて、寝ようか!」

妹「スルーですかー」

男「えっと、今日は・・・」

妖精A「私が犠牲です!」

妹「えっと、Aちゃん?兄さんの言うことすべて鵜呑みにするのは良くないですよ?」

妹「『犠牲』なんて言い方じゃ無くて、私の家に泊まる、とか言ってくださいお願いですから・・・」

妖精A「え、えと・・・ご主人様・・・?」

男「うん、俺だけじゃなくて妹の言う事も聞いてあげるのは大切だね」

妖精A「今日は私が妹さんのおうちに突撃です!」

妹「よしきた!」

―――妹家―――

妹「いやぁ、お泊りも2週目に突入してくれるなんて感激ですよ」

妖精A「そうですね、私も、まさか即行で販売されるなんて思いませんでしたし・・・」

妹「そういえばAちゃんは私たちの為に泣いてくれてましたね」

妹「Aちゃんは正直、この家を離れたくない気持ちのが大きかったんですか?」

妖精A「そう、ですね・・・。折角仲良くなれた人とのお別れはさみしいですし」

妖精A「商人様と会える、と言われても、彼とは親しい、と言えるほど親交はありませんでしたし・・・」

妹「あ、あんまり関わりは無かったんですか、商人とは」

妖精A「そうです、助けてもらった位ですね、関わりは・・・」

妹「さ、布団の用意もできましたし、歯磨きも終わりました!寝ましょう!」

妖精A「はいっ」

妹「今日は特にゆっくり寝てくださいね」

妖精A「妹さんも、良く寝てくださいね!」

妹「私ですか?」

妖精A「心なしか最近元気が無いように見えたので・・・」

妹「今だから言いますけど、それは妖精さんたちが帰っちゃう事が嫌だったからです!」

妹「だから、今は元気100倍ですよ!」

妖精A「そ、そうだったんですか!」

妹「でも、今日1日は気が気でなかったのでさすがに疲れましたね。ちゃんと寝ることにします」

妖精A「すぅ・・・」Zzz

妹「最初に泊めた時は、こうやってなでなでしすぎて寝不足になったんでしたっけ」ナデナデ

妹「今日は、早めに切り上げましょう。明日は・・・そうだ」

妹「明日は、"アレ"を調べるんでした」

妹「ちょっとだけその情報収集をしてから寝ましょう」カチッ

妹「スマホって便利ですね」


―――――――――――――――
9日目終了

―――10日目、朝―――

妹「兄さん、今日学校サボります」

男「あいよー」

男「えっ」

妹「ちょっとお出掛けです。お出掛け」

男「良いけど、真面目な妹がサボりとは・・・」

妹「そんな時もあります」

妖精B「あ、もしかして・・・」

妹「なんでしょう?」

妖精B「・・・彼氏が出来たんですか?」

妖精E「ええっ!」

妖精B「それで、デートとか・・・」

妹「違いますっ!///」

妖精B「E、すごく動揺してた・・・」

妖精E「べっ、別にっ!」

男「妹にベタ惚れだなー」

来てたか

男「行ってきまーす」

妹「私ももう出ますね」

妖精C「いってらっしゃい!」

妖精A「家事はお任せくださいっ!」

男「ありがとう!無理しないようにね」

妖精D「はい!」

男「じゃあ!」バタン

妹「では私はまずバスなので、反対方向ですね」

男「おう、またな」

妹「はい、いってらっしゃい!」

―――大学へ向かう電車内―――

友「妹ちゃんが欠席!?」

男「しかもズル休みな」

友「な、なんでまた・・・」

男「さぁ。お出掛けだってさ」

友「お出掛けって・・・。どうしても今日じゃなきゃいけなかったのかな」

男「俺に聞かれても」

男「ところで妖精さんの様子はいかが?」

友「今のところは順調だ」

男「ほう?」

友「怖がらないように接したし、今日は野菜を買ってやるよ」

友「さすがに首輪は外さなかったけどさ・・・」

男「そうか」

男「その調子でどんどん仲良くなるといい」

―――遠くの森―――

妹(昨日調べた商人のツイッターに、今週はここで妖精を保護してると書いてありました・・・)

妹(きっと保護とか言いながら奪取してたり、色々違法性があるはず・・・)

妹(それを調べて、妖精さんたちに突きつけることで私なりの決着をつけてやります!)

妹(あ、商人!マジで来ましたっ!)

妹(隠れなきゃっ)イソイソ

妹(山のてっぺんまで来ましたね・・・)

商人「・・・よしっ」バシャッ

商人「ん?もうカラか・・・」

商人「ま、足りたしいっか」ポイ

妹(も、もう戻ってきましたっ)アタフタ

商人「・・・」ザッザッ

妹(ば、ばれませんでした)ホッ


妹(何か水を撒きしました・・・けど)

妹(そして、ポイ捨て・・・あれは・・・?)

妹(か、活力剤?)

妹(そう言えばこの森も枯れ木が目立ちますね)

妹(まさか、森を大切にする人だったんでしょうか?)

妹(・・・でも、それならゴミを捨てて帰ったりしないはず・・・)

妹(一体何なんですか!!)

本日はここまでで。
ご覧頂き、ありがとうございます!

・・・さて、商人って何者なんでしょうね?


>>30
ご支援ありがとうございます!

乙でーす!
続き楽しみにしてたよー!

乙!!
妹ちゃんガンガレ!!

>>38
>>41
ありがとうございます!

>>39
おまたせしましたー!

>>40
今後の活躍にご期待ください!


それでは始めます。

通知忘れてしまいましたが、今スレでも、隔日(1日おき)での投下を目指します
急用、寝落ち、鯖落ち等でその通りにならない場合がございますので、過度な期待はしないでくださいね

―――お昼、食堂―――

男「で、帰ってきたと」

妹「もともとは一日中商人にひっついて何か詮索してやろうと思ったんですが・・・」

妹「意外にも早く収穫がありましたからね、午後は授業出ようと」

男「妹を怒らせてはいけないんじゃないかと思ってきた」

妹「誰かれ構わずこんなことしませんよ・・・」

男「少し安心した」

妹「で、商人が活力剤まいてた事に対してどう思います?」

男「実は商人は良いやつ、で良いんじゃない?」

妹「それならポイ捨てなんてしないですよ」

男「ちょっと気が緩んだんだよ」

妹「それが真実だとしても、私は認めませんよ!」

男「いや、真実は認めようよ」

―――夜、男家―――

男「あの山はね」

男「毎週水曜の夕方に環境保護団体の人が清掃してるらしいんだ」

妹「だから商人はどうせ片付けられるとポイ捨てしたと?」

男「考えられなくもない」

妹「いや、森を大切にする人なら間違いなくやりませんよ、そんなこと。」

男「100%か?」

妹「100%とは・・・言えないですけど・・・」

男「なら、ありうる」

妹「むぅー!」

妹「それなら!実は活力剤と見せかけ中身は毒の何かをばら撒いていたという可能性も!0%じゃないです!」

男「だろうね」

男「でも、それも100%じゃないから確信は持てない」

妹「でも!0%でも無いですから、まだ反撃の余地はあるはずです!」

妖精D「あの、妹さん・・・」

妹「え?あ、はい、なんでしょう」

妖精A「たぶん、私たちもう商人様のところには行きませんから・・・その、無理しなくても」

妹「そう、ですか・・・。たはは、妖精さんに止められてしまうとは」

男「そういうことだから、ご飯にしようぜ」

男「今日は野菜もたっぷり用意したし!」

妹「そうですね、私もお肉食べたくなってきました!」

男「あっ」

妹「兄さん、お肉食べたいです」

男「・・・」ピュー

妹「お肉」

妹「すみません、私のためにお肉を」

男「謝るくらいなら自分で作ろう、な?」

妹「いただきます、しましょう!」

妖精A「はい!」

妖精B「はい・・・」パチン

男「スルーかよ!」

「いただきます!」

男「今日もニュース見よう」ピッ

キャスター「次のニュースです。昨晩〇〇市で起きた引ったくり犯は・・・」

妹「あ、昨日のひったくり、捕まったみたいですね」

男「良かったなー」

妹「あれ?あんまり興味無いですか?」

男「ほとんどは興味無いね。たまに興味があるのが点在する程度?」

妹「・・・ほぼ見る意味無いですね」


男「今日のスープは美味しい?」

妖精D「はい!・・・いつも美味しいですけど」

妖精B「・・・いつもと、違うんですか?」

男「今日のこれはポトフって料理らしいんだけど」

妖精E「ぽとふ?」

妹「いつもの野菜スープの味がしますよ」

妹「ただ、私の脳内イメージだと、ソーセージが入ってた気がしますが・・・?」

男「それは意図的に抜いた」

妹「」

キャスター「明日の天気は曇り、最高気温は・・・」

男「おかわりもあるよー」

妖精E「い、頂きたいです」

男「おー、素直に言えたな、えらいえらい」

妹「お肉のおかわりはありますか?」

男「肉はないね。ご飯とポトフならあるよ!」

妹「じゃあいいです」

男「お前は肉にしか興味がないのか?」

妹「いえ?野菜スープも美味しかったですよ?」

妹「ただ、お肉が好きなだけで」

キャスター「地域のニュースです。今度は××区で森の枯死が観測されました・・・」

妖精B「枯死・・・」

男「最近多いよな・・・絶対前より枯死数増えてるぞ?」

妹「××区?」

妹「あれ、今日行ったところじゃないですか」

男「ええっ」

妹「確かに枯れかかってるように見えましたけど・・・。まだ緑の木もあったのに枯死判定なんですね・・・」

男「なんか商人が怪しく思えてきた」

妹「実は商人は毒を撒いていた、的な証拠がつかめればいいんですけどね」

男「ポイ捨てされた活力剤の内面を調べればわかるかもね」

妹「持ってきてます!」ガサッ

男「じゃあ頑張って分析してくれ」

妹「できません!」

男「俺もだよ!」

「ごちそうさまでした!」

妖精A「さっきから何だか気持ち悪い臭いがします・・・」

妖精C「そう?」クンクン

妖精A「え!みんな気づいてないの?」

妖精B「気にならないけど・・・」

妖精E「そんな変な臭いしますか?」クンクン

男「俺も気にならないなぁ・・・」

妹「どこから臭いかとかわかりせんか?」

妖精A「どこ、ですか・・・」クンクン

妖精A「・・・」クンクン

妖精A「あっちから臭うと思います!」

妹「よーし!探索です!!」

妖精A「この辺りから・・・」

妹「私の鞄にたどり着きました」

男「そんな臭いのかお前の鞄」

妹「あ、あんまり洗うものじゃないですし・・・」

妹「よし、Cちゃん!鞄洗うの手伝ってください!」

妖精C「がってんしょうちー!」

妹「の、前に鞄の中身を出さないといけませんね」

妖精C「水でぬれちゃうからねー」

妹「ちょっと出させてもらいますね、兄さん」ガサガサ

男「はいはい」

妖精A「あうぶ!」

男「!?」

妖精A「い、今出した袋が臭いです!」

妹「これですか!?と、とりあえず袋縛りますね」ギューッ

男「換気換気!」ガララ

妹「隔離隔離!」ポーイ

妖精A「臭わなくなりました!」

男「よかったよかった」

妹「私のカバンが臭いわけじゃなくて良かったですよ」

妹(でもあの袋って・・・)

妹「ちょっと兄さん、こっちに来てください!」

男「はいはい」

商人・・・貴様ッ

―――台所に隠れて―――

男「商人が捨てた活力剤が臭う?」

妹「みたいです。Aちゃんだけ。」

男「なんでAちゃんだけなんだろうな?」

妹「これは私の推測ですが・・・」

妹「商人が捨てたアレには植物を枯らすような成分が含まれていた・・・」

妹「それは草の妖精たるAちゃんにとっても少なからず不快なハズです」

男「なるほど・・・」

男「そこまで自信があるならば、成分分析のプロに頼んでみるか」

妹「こんな容器の壁面に残ったやつだけで分析出来るんですか?」

男「知らん!でも、聞くだけ聞いてみるよ」

妹「さすが兄さん!」

男「こんなときだけ持ち上げるなよ」

妹「毎日の食事でも持ち上げてますよ!」

―――居間―――

妹「Aちゃん、気分はどうですか?」

妖精A「あ、隔離してもらってからはもう大丈夫です!」

妹「それは何よりです」ホッ

妖精E「あれは何だったんですか?」

妹「それは兄さんが専門家に聞いてみるそうです」

妹「・・・ただ、あれは商人が捨てたものです」

妖精A「商人様が・・・?」

妹「はい・・・。まぁ、専門家の出す結果を待ちましょう!話はそれからです!」

いつの間にか妹が主人公になってるね

本日はここまでになります
ご覧頂きありがとうございます!

怪しいですねえ
商人あやしいですねえ!


>>56
ありがとうございます!

>>60
まだ、決まったわけでは・・・
決まったわけでは・・・!


今からご覧頂く方、
本日分は>>43からになります。

!?
…スレタイトルを検索してやっとたどり着きました、3日遅れですが>>1乙ですぅ。
あと、私はこちらの前スレを拝見した5日程前に初めて掲示板に来ました全くの新参ですので…(汗)

とまぁこれからも頑張ってくださいね、応援してますっ

乙、前スレから楽しませてもらっています。
設定がすごく面白そうなので世界観をお借りしたいくらい。

妹ちゃんGJ!!

…てと・・・結局、名前にトリップをつける方法が分からなかったのでそのまま投稿しますね・・||orz



 改めてこんばんは+初めまして、くぼっちです。いつもご苦労様です。
 先ほども言いましたけど、5日程前にこちらの前スレを見させていただいて、徹夜(4~5時間くらい?)で全部読まさせていただきましたww
また、そのスレッドからこちらの掲示板を知る事になりましたので、正直匿名投稿の利点も知らない全くの初心者です・・なのにレスしてしまってすいません(汗)


 それでは感想を言わせていただきますが、正直なところ『ずっと続いて欲しい』ですww いやマヂで。
 妖精さんは可愛いですし、男さんは料理上手な女子力↑↑ですし、妹さんも行動力(主に妖精さん関連の)で皆に引けをとらないですし・・・
もう見ている側としては、見ているだけでも十分楽しくて和めますよっ (*´-ω-`) =3
 今回は妹さん視点(主人公移り変わり?)で商人さんを追うようですが、これはこれで納得ですね。
実際に商人さんはまだ謎が多かったですし、妹さんの復讐心も私の感じ取っていた通りの物でしたし・・。

でも、仮に商人さんが悪い人だったとしても、私は広い目線で見た場合は深く責めたりはしないと思います。
 世界は広く、人間の全てが良い人であるはずがありません。必ず悪い人も居ます。
今回の物語では、この良い人だらけの少々羨ましくも有り得ない世界に、少し現実味のある悪い人が居ると言うアクセントがある事で、より深い物語になっていると思います。
つまり、この物語の調和の為に商人さんが犠牲となってしまっているのなら、例え皆さんが批判したとしても私だけは少しだけ同情する・・と言う事です。
・・と言っても、勿論悪行は許しませんけどねっ(笑)


 ・・ぁ、後1つ要望があるのですが・・・。
 私としては、えっちは愛情表現の1種であると考えているんです。
だからもし物語が恋愛の方に流れるのでしたら、その・・・愛撫程度、キスのレベルでも良いですので取り入れていただけたら嬉しいです。
 勿論◆e2qiR6vDkYさん及び他の皆さんが性的な表記を一切無くした『ほのぼの一貫』を望んでいる事は承知のうえです。
 (名前が分からないので>>1さんの名前がトリップ名ですいません(汗))
でも、私としてはやっぱり、ちょっとした現実性を取り入れるとすれば、こういった愛情表現があっても良いかなと思うんです。
実際私も愛撫好きですし・・・とまぁ、勿論行き過ぎなくても良いですけども、もしそういった方向があるのでしたら、そちらの『ちょっとだけ脱線してみた』的な表記も考えていただければ嬉しいです。
・・・あくまで私の個人的な要望ですので、判断は◆e2qiR6vDkYさんにお任せいたします。難しい要望すいません・・。



 ・・・・・。
 なんだかんだで文章が長くなってしまってすいません、私自身口下手な上に纏めるのがあまり上手じゃなくて・・
日本語が変な部分とかあったりするかも知れませんけど、なんとなく気持ちだけでも理解していただければありがたいです。
 そろそろ感想を終わろうかなと思いますので2言程度・・・
 これからも物語の方を読ませていただきますので、どうぞよろしくお願いしますっ。
それと頑張ってくださいね、陰ながら応援しておりますっ。


(*- -)(*_ _)ペコリ

乙 肉食妹かわいい

>>69
・長文レスは嫌われる
・コテハンで無闇に自己主張するのは嫌われる
新参ならROMに徹して匿名掲示板のイロハを覚えるといいんじゃないかな、これじゃ新手の荒らしに見えかねない

>>69
何というか初心者っぷりが半端なくて若干和んだが>>70の言うとおりだと思います。
あと付け加えるならば作者投稿中はレスはしないのもここでのルール。
気をつけてね。

感想言いたいなら一言で抑えよう

>>1
乙でした
商人怪しすぎるw

>>75
読者はメール欄に「sage」入れたほうが良いぞ
作者以外が上げるとすごい剣幕で怒る人が時々いるから

ガチの初心者か知らんが
初めて2chした妖精さんが書いたと妄想したら
和んだ(*´д`*)

>>64
はい、この話題では妹がメインになってます!

>>66
>>69
長文お疲れ様です・・・! 多分>>1よりこのSSに詳しいですよ
そんな高尚な事考えて書いてません。というか考えられません、>>1の脳では

性的交渉が愛情表現の一種であることは否定しませんが、その手段を用いなくても愛情って伝わりますよ、が「男」の意思ですので、書くとしてもキス程度でしょうね。描くかは分かりませんが

>>67
前スレからありがとうございます。
>>1としては構いませんが、この世界観はなかなかに矛盾だらけですので、お勧めはできませんね・・・

>>68
>>70
妹の活躍はお楽しみいただけたでしょうか?

>>74
投稿中のレスがマナー違反とは、知りませんでした・・・

>>77
怪しいというかもうほぼ犯人ですよね

>>78
すごい発想力ですね!



それでは始めます。

<あらすじ>
商人をとっちめてやらないと気が済まない妹は、商人が森に活力剤を撒いているのを発見する。
何故か商人は空の容器をポイ捨て。妹はこの容器を持ち帰った。
その容器に残った液体をAちゃんが嫌う事から、妹は農薬ではないかと推測。果たして・・・

妹「さて、今日はAちゃんDちゃんとお風呂入りますよ!」

妖精D「準備できてます!」

妖精A「私も、です!」

妹「兄さん、お風呂入れますねー」

男「よろしくー」

妹「よし、レッツゴーです!」

バタン

―――お風呂―――

妖精A「あの・・・」

妹「はい?何でしょう」ワシャワシャ

妖精A「さっきの変な臭い・・・その、農薬、だと思います」

妹「農薬!」ワシャ

妖精A「多分、雑草を生えないようにする農薬・・・です」

妹「除草剤ってやつですね」

妖精D「Aは草の妖精なので、草を生やさなくする薬には過敏に反応したみたい、です」

妹「私と同じ結論に達してましたか」

妖精A「Bによると、使いきったあとで、液体はほとんど無いそう、ですね」

妹「はい、壁面にしずくが付いてた位です」ワシャワシャ

妖精A「それで、あんなに匂ったなら・・・あれは、たぶんほとんど原液です」

妹「原液?」

妖精A「農薬って、買った液体を、何倍にも希釈して使うんです。100倍とか、1000倍に薄めるものもあります」

妹「そ、そうなんですか・・・。私より詳しい」

妖精A「その、何十倍、何百倍にも希釈するものを、原液に近い濃度で散布したら・・・」

妹「草は勿論木にも悪影響!」ワシャワシャ

妹「やっぱり商人が森を枯らしていたんですね!」ガシガシ

妖精A「い、いたっ!」

妹「あ、す、すみません、つい強くなっちゃって」

妖精D「やっぱり商人様が・・・悪いんですね」

妹「そうでしょうね!」

妹「あ、Aちゃん洗い終わりましたから浴槽へどうぞ」

妖精A「ありがとうございます!」

妖精D「その、まちがえて原液のまま散布してしまった可能性も、あるんじゃない?」

妖精A「そもそも森に除草剤をまくこと自体がおかしい・・・よね」

妹「Dちゃん洗いまーす」

妖精A「その除草剤は意図的に活力剤の入れ物に入れられ、散布されていた」

妖精A「ワザとだと思うな」

妖精D「誰かから、活力剤だよ、って言われて渡されたのを信じて撒いていた可能性も・・・!」

妖精A「それ、本当に思ってる?」

妖精D「えっ・・・」

妖精D「その、まちがえて原液のまま散布してしまった可能性も、あるんじゃない?」

妖精A「そもそも森に除草剤をまくこと自体がおかしい・・・よね」

妹「Dちゃん洗いまーす」

妖精A「その除草剤は意図的に活力剤の入れ物に入れられ、散布されていた」

妖精A「ワザとだと思うな」

妖精D「誰かから、活力剤だよ、って言われて渡されたのを信じて撒いていた可能性も・・・!」

妖精A「それ、本当に思ってる?」

妖精D「えっ・・・」

妖精A「Dはさ、人一倍優しくて、皆の事考えられて、皆の事信じて・・・」

妖精A「だから、だから商人様の事を私たちより慕ってるのかもしれない」

妖精A「でも、悪い人だって居るんだよ。きっと、商人様が私たちを救ったのだって、結果的に私たちを救うことになっただけで」

妖精A「それは商人様の私利私欲から来たものかもしれない、もしかしたら私たちの森が枯れたのだって商人様がやったのかもしれない」

妖精D「そんな、そんなことは・・・」

妹「あ、あの」

妹「お風呂で、そんな長話してるとのぼせちゃいますから、後でお願いできますか?」

妖精D「す、すみません!」

妖精A「後で、ひさしぶりに会議しよ?」

妖精D「うん・・・」

妹「よしっ!Dちゃんも洗い終わりました!」

妹「Aちゃんはもうあがってください、のぼせちゃいますからね」

妖精A「はい!」ザバ

妹「さ、Dちゃん入ってください!私も体洗いますから」

妖精D「はい・・・」チャポン

妹「~♪」ゴシゴシ

―――お風呂上がり―――

妹「兄さん、農薬です!除草剤です!」

男「な、何?」

妹「Aちゃんによれば、あの臭いは原液、もしくはそれに近い高濃度の除草剤ではないかとのことです!」

男「そ、そうか・・・」

妹「分析される方にその旨を伝えれば、成分分析も楽になると思います!」

男「わかった、伝えてみるよ」

妹「私は、商人の悪い所を見つけて、それを妖精さんたちに提示するだけの予定でしたけど」

妹「意図的に森を枯らすような事をしていたとなると警察沙汰にまで発展しますよ、これ」

男「ああ・・・」

男「でも、逮捕とかしないでしょう?」

妹「いえ、してやってもいいと思いますが」

妹「だって住処を荒らされ、さも救世主であるかのようにふるまってやがるんですよ?」

男「うーん・・・まぁ、そうだな」

妹「人間でいえば、のんびり暮らしてたのに、家に放火されて、放火魔に「大変だったね(キリッ」とか言われて、その放火魔の家で奴隷のように働かされるんですよ?」

男「そ、そう言われると酷い気がしてきた」

妹「酷い気がしてきたのが遅すぎますが、気づいてくれたので良しとしましょう」

―――妖精会議―――

妖精A「・・・というわけで、私は、実は商人様は悪い奴だったのではと思い始めました」

妖精E「そんなことが・・・」

妖精B「私も、悪い人だと思えてきた・・・」

妖精C「森を枯らしたのが商人サマだったなら、それはあたし怒るよ?」

妖精D「私たちの森を枯らしたかどうかはまだ分からないけど、今日テレビが言ってた森を枯らしたのは商人様、だろうね」

妖精E「で、それが故意だったか否か分からないって言うの?」

妖精B「ワザとじゃ無くても、枯らしたならそれは良くない事・・・」

妖精A「そうえいばEを助けた日、Dは『商人様は、私たちより前にも、枯れてしまった森から連れてきてもらえた妖精が居た』って言ってたよね」

妖精D「うん・・・あっ」

妖精A「今考えてみれば、そんなに都合よく枯れた森がある?そこに気付ける?そこの妖精と出会える?」

妖精C「つまり、商人サマは妖精が居る森をしらべて、そこをわざと枯らしてまわってる、ってこと?」

妖精D「そうまで言われると、私も、そんな、気がしてきた・・・」

妖精B「原因は分からないらしいけど・・・今、深刻な妖精不足、らしい・・・」

妖精E「うん、前に商人様が『こんな価格で売ってらんねえよな』って漏らしてるのを聞いたことがある・・・」

妖精A「じゃあ、妖精が取れなくなったから、あくどい方法を使って無理やり捕獲してるってことかな」

妖精D「そう考えるのが、一番いいかもね」

妖精D「ついさっきまで、商人様は私たちの救世主だったのに」

妖精C「真実はきびしいね」

男「分析のプロに頼んだけどさ」

妹「もう頼んでくれたんですか」

男「今から来るって」

妹「へぇー・・・。え?」

男「実に興味深い、とか言ってウチに向ってるらしい」

妹「どっかのドラマの教授みたいですね。計算しだすと止まらないあの人」

教授「受け取りに来たぞーい」

妹「あ、何か某ドラマのイメージと全然違うノリの方がいらっしゃいました」

教授「お!男君の妹さんだねー?ヨロシク!」

男「あ、教授。てかなんでウチの所在地を知ってるんですか」

教授「細かい事は気にしない気にしない!さて、サンプルをもらおうか」

妹「フランクな方ですねぇ」

男「あ、はい。これです」

教授「ホントに少ないねぇ!」

男「すみません、・・・出来ないなら無理しなくても・・・」

教授「いや?出来るさ。いや、やって見せるね!」

教授「農薬で?除草剤で?高濃度ってとこまでヒントを貰ってんだ、特定してみせるよ」

男「さすが教授!」

教授「明日を楽しみにしているがいい!」

妹「あ、明日もう分かるんですか!?」

教授「ああ!私の探究心が燃えているからね、帰ったらすぐに分析に取り掛かる」

男「て、徹夜されるつもりですか?」

教授「悪いかね?」

男「いえ・・・頼む側からすればそんなに無理なさらなくても、と言いたいのですが」

教授「理由の半分は私がやりたいから、だ!気にするな!それじゃあ!」バタン!

妹「す、すごいお知り合いをお持ちで」

男「でも、あの人の分析は少なくとも県で一番だろう」

妹「えええ」

妹「今日も手が熱いです!!」

男「今日もドライヤーお疲れ」

妹「兄さんがドライヤーのかけ方学んでくれれば私が楽になるのになー」チラッチラッ

男「飯」

妹「いつもこれです!!ご飯を天秤に掛けられたら、逃げられないじゃないですかぁ!」

男「だって、妹の仕事ってこの位じゃん」

妹「むぅ・・・」

男「さーて、今回の犠牲は?」

妹「Bちゃんでーす!」

妹「って、私をノリノリにさせないでください!犠牲ネタにツッコミができないじゃないですか」

妖精B「よろしくお願いします・・・」ペコ

妹「あ、はい!」

男「そんじゃ、おやすみなー」

妹「はーい、おやすみなさい」バタン

―――妹家―――

妹「Bちゃんは久しぶりですかね?私の部屋」

妖精B「そう、ですね・・・」

妹「Bちゃんは、商人の事についてどう思ってますか?」

妖精B「商人様の所へ行って、話も聞かずに売られてしまった時から、少し不信感がありました・・・」

妖精B「それでも・・・もう一回、チャンスがあれば、次こそ御恩返しをして見せる、って思ってました」

妹「それは確か聞きましたね」

妖精B「でも、Aとかから、あんな話を聞いて・・・不信感が大きくなりました」

妹「・・・」

妖精B「明日、はっきりした事が分かるんですか・・・?」

妹「ええ、兄さんが依頼した分析してくれる人によれば、明日には」

妖精B「・・・早く明日になって欲しいです」

妖精B「どっちの結果でもいいので、答えが欲しいです・・・」

妹「それなら、今日は寝ましょう!」

妖精B「なんだか・・・眠れそうにないです・・・」

妹「すみません・・・」

妹「私がこんな気分にさせた元凶ですから、せめて寝るまでナデナデしてあげます」ナデナデ

妖精B「元凶は商人様です・・・」

妖精B「疑わしきは罰せよ・・・に従えば、もう罰する領域ですね・・・」

妹「確かに・・・」

妖精B「おやすみなさい・・・」

妹「はい、おやすみなさい」ニコッ

妖精B「・・・」

―――――――――――――――
10日目終了

本日はここで。
Aちゃんには液体が何だったか検討がついていたようです・・・
妖精さんたちの中でも、商人への考えが分かれてしまったようです。特にDちゃん。

本日分は>>79辺りからです

ご覧頂きありがとうございました!

>>1さん投稿お疲れ様です、Dちゃん優しいですね…怒ると怖そうです(汗)
…それと『romしておく』と言っておきながらレスしてしまってすいません。
感想…特にお返事があるとどうしても返しておきたくなるようで…。
できる限り皆さんの迷惑にならないようにしてみます。
でも、それでも邪魔だと思いましたらもう一度遠慮なくそう言ってください、
今度はネット回線をしばらく切ってでも我慢してみようかなと思いますので…。

…本当にすいません…。



>>79
ぁ…いえいえ、お世辞でも嬉しいです。ありがとうございます。
物語の内容は良いと思いますよ? それはもう、私自身大歓迎なほのぼの重視展開で…ww
とまぁ、それが「男」さんの意思でしたら仕方ないですよね…やっぱり正真正銘の紳士さんですねww
無理な事を聞いてしまってすいません…それと、これからも頑張ってくださいねっ


>>76
ひ、一言…ですか…。
……意外と難しいですね…とりあえず、まずは3文(3行程度)以内…確実に5行以下にできるように頑張ってみますね。
ご指摘ありがとうございます…それと直に対応できなくてすいません…

>>77
ぁ…はい、ありがとうございます。sage機能ってそうすると使えるんですね…。
あと、つい最近まで私は『sage機能はそのスレッドに対しての批判レス』と間違えてしまっていたので…。
以降気をつけますね、ご指摘ありがとうございます。

>>78
はい、多少は他所の掲示板(1箇所)から用語を知っている程度の知識ですが、
こちらの掲示板は本当にこちらの前スレk(ry)
妖精さんは…無いですね。日本語を覚えたてでしょうから、長文にはならずに『3行程度+ひらがなのみ』になるでしょうね。
それでも和んでいただけたのでしたら幸いです、ありがとうございました (^^*)


毎回楽しみ

年寄りのお節介で悪いが"疑わしきは罰せず"が正しいですよ
司法では、疑わしいだけでは罪にできないってやつです

>>104
痴漢なんか疑わしきは罰するしてるからねぇ
というか妖精ルールなんじゃない?

乙でした

>>103
優しい人が急に怒った時の恐怖ったら無いですよね
>>1個人としては、と言いますか作者としては、他の方が迷惑に思わない程度に抑えて頂ければレス大歓迎です!

>>104
そうだったのですか!
今までずっと勘違いしていました、お恥ずかしい・・・
まだまだ青二才ですので、ご指摘いただけると有難いです

>>107
すみません!ミスです!
痴漢冤罪は怖いですよね・・・

>>108
ありがとうございます!


それでは始めます。

<なんとなくあらすじ>
なんとなく商人が許せない妹は、商人が森を枯らしているらしい事を突きとめた!
Aちゃんの特殊知覚によればマジで枯らしてるっぽい。
というわけで男の知り合い、「教授」に分析を依頼してみた。結果は・・・?

―――11日目朝、男家―――

<RRRRR

妖精D「ご主人様!」ユサユサ

男「ん・・・何?」

妖精D「お電話です!お電話が鳴ってます!」

男「んんぅ?携帯・・・アラーム掛けたっけ・・・?あ、着信?」

男「知らない電話番号だけど・・・誰だろう」ピッ

???『やあ、おはよう男君』

男「えっと、どちら様でしょう?」

???『ねぼすけさんだね!私だよ私!』

男「あー・・・教授です?」

教授『正解だ、完璧に脳が眠っているわけではないようだな』

男「なんで電番知ってるんですか・・・」

教授『私の幅広い友人知人のネットワークを駆使すれば余裕だよ』

男「真夜中にそんな事したんですか・・・」

教授『皆の睡眠時間は尊い犠牲となったな』

男「なんて人だ」

男「で、どうしたんです?こんな早朝に・・・。あ、無理でしたか?」

教授『いいや?』

男「まさかもう分かったんですか?」

教授『私を甘く見てもらっちゃあ困るね、そのまさかさ』

教授『寧ろ夜中の3時にはもう解析終わって徹夜すらしなかったよ!はははは!!』

男「すげぇっすね」

教授『で、だ。あの液体の事だが・・・。メモの用意はいいか?』

男「え?あ、ちょっと待ってください」

男「はい、大丈夫です」

教授『やはり君たちの推測通り、アレは除草剤で間違いないな』

教授『M-37MCAとか言う種類の除草剤だ。5倍希釈くらいの濃度があったぞ』

教授『種をまく前に畑に生えている雑草全てを除去できるような、すべての植物に有効なタイプの除草剤だ。本来は1000倍程度にに薄めて使うそうだが・・・』

男「やはり、ですか・・・」

教授『まぁ、詳しい結果は・・・私の所へ来れば検査報告書を用意しよう』

教授『それで、何で君はそんなものを持っていたのかな?』

男「実は・・・」

教授『ほお・・・それはヤバいね』

男「ですよね」

男「昨日までは『ワザとじゃない』とか考えていたんですけど」

教授『それは無いだろうねぇ!』

教授『わざわざ活力剤の入れ物に入れて偽装してるくらいだもんねぇ!』

男「誰かから譲渡されたものをそのまま使ってるとか」

教授『君が言ってる××区の森はつい先月まで元気だった』

教授『ところが商人が活力剤撒いたとたんこのザマだ』

教授『森の事を考えてる人ならまず気付くさ』

男「ですよね」

男「ホントにありがとうございました」

教授『ああ、気にしなくていい』

教授『また来期も私の講義を取ってくれればね』

男「それはもう」

教授『じゃあ、お疲れ様!』ガチャ

妖精D「やっぱり・・・でしたか?」

男「・・・ああ」

妖精D「そうですか・・・」

男「なんか、ごめん」

妖精D「いえっ、いいんです!」

妖精D「むしろ吹っ切れました!」

男「そうか・・・、それなら妹も本望だろうけど」

妹「おはようございます、兄さん」

男「おはよう、教授から電話があったよ」

妹「・・・ダメだったんですか?」

男「いや、もう分析済んだって」

妹「もう!?」

男「らしい」

妹「本当にすごい人だったんですね!」

男「そこかよ!」

妹「結果は・・・」

男「妹の・・・、いや、Aちゃんの言う通りだったよ」

妖精B「!」

妹「ふふ、やはりそうですか、ふふ、ふふふ!」

男「い、妹?怖いぞ?」

妹「詳しくお聞かせ願いましょうか!」

乙です

妹「なるほどそんな事が」

男「ああ」

妹「確かに、わざわざ偽装工作してる、って辺りもAちゃんと全く同意見ですね」

妹「ただ、疑いは確信へ変わりました」

男「ですよねー」

妹「疑わしきは罰せず、でしたっけ?証拠をつかんだ今こそ!罰してやります!」

男「な、なにで?」

妹「もちろん、法で」

妹「そうと分かれば、思い立ったが吉日、早速実行に移します!」

男「具体的には」

妹「今日もサボります」

男「そろそろ期末試験あるんじゃねえの?」

妹「今日はないので平気です!」

男「そ、そういう問題?」

妹「今日は先に出ますね!では!」ガチャ

男「あ、ちょっ!」

妹「何でしょう?」

除草剤は規定路線として
さて、このあとどう動くか期待

男「はい、ジャム塗ったトースト」

妹「おぉっ!こういうシチュの定番ですね!」

男「朝食抜きはよくないから」

妹「ありがとうございます!行ってきまーすっ」バタン

妖精A「妹さん、張り切ってましたね」

男「商人とっちめる気満々だからな」

男「人一倍食事好きだったのに朝食抜くなんて」

男「それだけ妖精さんたちのことが大事なんだな」

妖精D「妹さん・・・」

―――大学、とある研究室―――

妹「頂きに参りました!」

教授「え?・・・あぁ、男くんの妹さんだね?報告書が欲しいのかな?」

妹「はい、是非!」

教授「まぁ、ちょっと待ってくれたまえ、こんな早く来るとは思ってなくてな、今印刷するよ」ガサガサ

妹「よろしくお願いします」

一言で感想ってのは>>119みたいのを言う
「乙」「面白い」「つまんね」「期待」あたりが定番

教授「これだ」ピラッ

妹「ありがとうございます!」

教授「だがちょっと待った」トリアゲ

妹「あわわっ」

教授「君はこれを手に入れて、どうするつもりかな?」

妹「警察に持っていきます!そして、今日も行われる商人の農薬撒きを見せて現行犯逮捕です!」

教授「ほぉ・・・」

教授「だが、それでは君を行かせるわけにはいかないな」

妹「な、何故ですか?」

教授「何故かって?なぜならそれは・・・」

妹「ま、まさか!」

―――男、通学中―――

男「・・・ということになってな」

友「へー」

友「って!商人が捕まったら新しく妖精買うのが面倒になるじゃねえか!」

男「今の妖精を大切にしてやればいいじゃん」

友「そりゃそうだけどさ・・・」

男「どうせ、今は妖精不足らしいから、これからどんどん値上がりする、いつか買えなくなるぞ」

友「そ、そうかも・・・」

男「お前んとこの妖精はどう?」

友「もうダメかもしれない」

男「な、何で!?」

友「風呂、お前はどうしてる?」

男「あ・・・妹と分担してる」

友「俺は3人を風呂に入れ、体拭いてやって、髪乾かして・・・死ぬぞ!」

男「確かに」

友「しかも目の前に裸の女だぞ!」

男「我慢できてるんだろ?今は。」

友「今は、今はな」

男「よしよし」

友「お前はよくやってられるな」

男「最近は妹が風呂関係やってるし」

友「あーあ、俺にも兄弟姉妹がいればなぁ」

男「まぁ頑張れよ」

男「・・・としか言えないよな」

友「まぁ、そうなるわな」

―――大学―――

男(妹のやつ、大丈夫かな?)

男(法で裁くとか言ってたから警察に報告してるんだろうけど・・・)

男(あれ?・・・今日の教授の講義臨時休講?)

男(どうしたんだ?今朝まで用事なさそうだったのに)

男(・・・実は徹夜してて、眠気に負けて今寝てるとか・・・ありうる)

男(普通あり得ないが、あの教授ならあり得るから怖い)

―――お昼―――

男「今日は妹来ないな」

友「え?昨日は来たのか?」

男「ああ、昨日はお昼頃、『手掛かりつかんだ』って帰ってきたんだ」

友「へぇ・・・でも今日は来ないと」

男「ああ、何かマジで警察に駆け込むようなこと言ってたから、さすがに時間かかるんだろうなー」

友「そんなんで警察は話聞いてくれるのか?」

男「うちの教授に分析してもらってな、報告書まで作ってもらったから大丈夫だろ」

友「教授っていや今日休校にしてなかったか?」

男「そうだな」

男「ひょっとしたら疲れて寝てるのかも」

友「そんなのありかよ」

男「あの教授ならありだろ」

友「ナシだろ・・・仕事だぞ」

―――道端―――

妹「びっくりしましたよ」

教授「いや、言い方が悪かったかな」

妹「教授がグルで、私が拉致されてしまう展開かと思いました」

教授「いや、警察に行って、もし商人に負けたりでもしたら人生がやばいからね」

教授「私が代わりに名乗り出てあげようと思っただけさ」

妹「でも、今日は講義があったんじゃ・・・」

教授「なぁに、大学に怒られるくらい何て事無いさ」

妹「その大学の生徒の人生に比べればね」

>>134ミスしました。訂正です



―――道端―――

妹「びっくりしましたよ」

教授「いや、言い方が悪かったかな」

妹「教授がグルで、私が拉致されてしまう展開かと思いました」

教授「いや、警察に行って、もし商人に負けたりでもしたら人生がやばいからね」

教授「私が代わりに名乗り出てあげようと思っただけさ」

妹「でも、今日は講義があったんじゃ・・・」

教授「なぁに、大学に怒られるくらい何て事無いさ」

教授「その大学の生徒の人生に比べればね」

―――警察―――

教授「というわけなんですよ」

警察「はぁ。それ、今日もやってるんですかね?」

妹「やってます!そこの森で!」

教授「というわけで、現行犯で逮捕できませんかね?」

警察「まあ、動いてみますか」

妹「ありがとうございます!」

―――××区、森―――

商人「~♪」

警察「あ、本当に来ましたね」

妹「そうつぶやいてましたから」

商人「~♪」バシャバシャ

警察「あ、本当に何かまいてますね」

妹「前回と同じ容器です!」

商人「こんくらい撒けば明後日には枯れるだろ!」

警察「あ、喋っちゃった」

教授「録音しましたよ」

警察「というわけで、警察です、どうも」

商人「な、何でここが・・・」

警察「いや、あなたがつぶやいたんでしょ」

商人「で、でも俺、森を元気にしようと、活力剤撒いてただけだし」

警察「中身は除草剤らしいですね、高濃度の」

商人「ど、どこにそんな証拠が・・・」

警察「もう分析されたらしいですよ、ホラ」ピラッ

教授「何ならその、今手に持ってるやつも2時間半で分析してあげるけど」

商人「くっ・・・」

商人「はいはい、そうですよ、俺です、俺がやりました」

警察「ちなみに動機は?」

商人「俺、妖精売りなんだが、最近めっきり妖精が居なくなっちまってよ」

商人「森を枯らせば否が応でも出てくるから、仕方なく」

警察「なんて自己中心的な!」

商人「俺だって生活掛かってんだよ・・・」

警察「ご協力ありがとうございました」

教授「いやなに」

教授「さ、妹くん。君はそろそろ帰ると良い。あとの面倒な手続きは私がすべて引き受けた」

妹「良いんですか?」

教授「今帰れば4限には間に合うぞ?」

妹「残念ですが。今日は4限入って無いんです」

教授「そうか。じゃあ、早めに帰って明日の期末試験の用意をすると良い」

妹「は、はい・・・」

教授「その様子だと、最近は妖精の事に気を取られて勉強してないようだね」

妹「うう・・・」

―――その後、男家―――

妹「兄さん!」ガチャ

妖精A「あ、妹さん!お帰りなさい!」

妖精B「ご主人様は、まだ帰ってません・・・」

妹「あ、そうか、兄さんは4限まであるんでした!」

妖精D「どうでしたか?」

妹「ええ!しっかり懲らしめてきました!!」

妹「確信をもって言えます!商人は森を枯らしていました。」

妹「そして、暮らしに困った妖精たちを集め、売りさばいていました」

妖精E「私たちの森もですか・・・?」

妹「多分そうでしょう。これから商人が洗いざらい吐くと思いますけど」

男「ただいまー」

妹「あれ?兄さん、早いですね」

男「4限が臨時休講になっててな」

妹「そ、それってあの教授の・・・ですか?」

男「よくわかったな」

妹「そ、それが・・・」

妹「、というわけだったんです」

男「つくづく良い人だな、あの人も・・・」

妹「ひょっとしたら他の妖精売りもこんな酷い事としているかもしれないんだそうです」

男「それはつまり妹のおかげで世界が救われたということか?」

妹「大げさですよ・・・」

妹「まぁ、この後商人の証言を聞いて、ニュースになったりするんだと思いますから、ご期待ください!」

男「そうか」

妹「正直、妖精さんたちは、どう思ってますか・・・?」

妖精C「森をあらすような人がつかまったのはいいこと!」

妖精A「私たちを助けてくれた人が実は犯人だったなんてびっくりでしたけど」

妖精B「そんなことしてた人なら・・・お礼をしなくていいとは思いました」

妖精E「妹さん、すごいですー!」

妖精D「これで、良かったと思います!少し残念でしたけど、もう気持ち切り替えました!」

男「みんなすごいな・・・。俺なら立ち直れないかもしれないわ」

妹「私としてはこれでやっとハッピーエンドって感じがしますけど、どうなんでしょうね」

男「これからの妖精さんたちの暮らしを支えてからこそのハッピーエンドだろ」

妹「なるほど!」

本日はここまでになります。
自分で書いてて難ですが、これは酷いですね


>>119
ありがとうございます。

>>122
予定どおりの当然の結果になりました。すみません。

>>125
一言、短いですね・・・
さすがにもう少し欲しいと思ってしまいます



本日は>>110辺りからになります。
ご覧頂きありがとうございました。

乙!!
とりあえず商人ざまぁ
後は友の妖精さんかな?

妖精さんprpr

有無商人捕まってよかった

穏便に行きましょう・・・?

>>147
友編ももうすぐ書こうと思ってます!

>>148
なんか甘そうです、妖精さんは。ただなんとなく。
あ、そういう設定では無いですよ

>>150
悪は滅びる王道展開ですね

>>156
ありがとうございます!

それでは始めます。
短くなると思いますが、前回の続きです。

<前回のあらすじ>

妹が見つけた商人の悪事。
それを警察に持ってくことで、無事商人は逮捕!
で、その後どうなったんでしょうね?

―――夕食―――

妹「兄さん、テレビつけてくださいテレビ!」

男「はいはい、そんなに気になるか」ピッ

キャスター「済相は、今後の金融緩和を・・・」

男「さて、いただきますしようか!」

妖精A「はい!」

「いただきます!」

妖精B「今日も、おいしいです・・・」モムモム

妖精A「うん、おいしいです!」

妖精C「スープもおいしい!」ズゾゾ

妖精E「別に、騒ぐほどおいしくは無いけどねっ」

妖精D「もう、ご主人様の前でも素直になればいいのに・・・」

キャスター「スポーツです。サッカーワールドカップ一次予選が・・・」

妹「スポーツはお呼びで無いです!」

男「確かに要らない」

妹「それは好きじゃないからでしょう」

妹「私は他に知りたいニュースがあるからですよ!」

妖精D「あっ!箸が・・・」ポロッ

男「あ、落ちちゃったね、洗ってくるから待ってて」

妖精D「す、すみません、ありがとうございます」

キャスター「次のニュースです。最近の森の枯死について、人為的干渉によって・・・」

妹「ニュースきました!」

男「お?」

キャスター「今日の午後に、最近の森の枯死に関わったとして、△県の36歳妖精販売者が逮捕されました」

キャスター「警察による尋問で、今までにも多くの森の枯死に携わった事を明らかにしました」

妹「や、やっぱりです!」

男「やっぱりか・・・」

妖精D「やっぱりでしたか・・・」

妹「というとやっぱり、うちの近くの森もそうでしょうね」

妖精A「ハッキリしましたね」

男「商人、やはり悪だったのか!」

妹「やはり、って兄さん気付いてました?」

男「・・・」

妹「なんだか私が主役みたいに世界が動いていましたよ!」

男「な、なんてこった」

キャスター「被告は『最近の妖精の減少で、経営が苦しかった。妖精が手に入ればどうでもよかった』などと供述しており」

妹「なんてこったです」

キャスター「専門家は、『そのような行為が、より妖精の数を減少させる』と述べている模様です」

男「こんな世界にも専門家が居るの!?」

男「でも、そりゃあそうだよなぁ・・・森で暮らしてんだもの」

妹「居住スペースがなくなったら、生きていけませんよね・・・」

妖精A「ご主人様みたいに保護してくだされば生きていけるんですけどね・・・」

「ごちそうさまでした!」

妖精E「今日は、私がお皿洗います」

妖精B「また、前みたいに割らないように、気をつけて・・・」

妖精E「だ、大丈夫、気をつける・・・」

妖精A「台所まで運ばないと・・・」ヨイショッ

妖精A「あわっ!」ヨロッ

ドタン!

妖精A「あうう・・・足もつれちゃった」

男「だ、大丈夫?」

妖精A「あ、ご、ごめんなさい!」

男「大丈夫、プラスチック製の容器だったし割れてないから!」

妖精E「よいしょ・・・」ゴシゴシ

妹「結局、あの情報だけでしたね」

男「それでも充分じゃん」

妹「まぁ、そうですね!」

男「とりあえず一件落着だよな?今回こそ。」

妹「ええ、ついにって感じです」

妖精E「洗えました!割らずに洗えました!」

男「おお、ありがとう!」

妹「よかったですねー!」ナデナデ

妖精E「むふー♪」

―――夜、妹家―――

妹「Cちゃん、歯磨きしましたか?」

妖精C「できてると思うけど・・・」

妹「仕上げはいもーとさーん♪」

妖精C「?」

妹「私が仕上げ磨きしてあげます!あーんしてくださーい」

妖精C「あー」

妹「よーし」シャコシャコ

妖精C「あうー」

妹「なかなか磨けてますよ、見た目的には!」シャコシャコ

妖精C「むぐむぐ」

妖精C「ぺっ」

妹「歯磨きおつかれさまでしたー」

妖精C「ありがとう!」

妹「それじゃあ、寝ましょうか!お布団敷きますねー」バサ

妖精C「何かおてつだいある?」

妹「じゃあ、枕、押し入れから持ってきてくださーい」バサバサ

妖精C「おしいれ?」

妹「今、私が布団を出したところです」

妖精C「はーい!」

妹「ありがとうございます!」

妖精C「えへへ」

妹「それじゃあ、寝ましょう」

妖精C「おふとんあったかい!」

妹「そうですかね?出したばっかりですけど・・・」

妖精C「お部屋よりは!」

妹「あ、それはそうですね」

妹「じゃあ、電気消しまーす」パチン

妹「ふふ、寝つきが良いですね」

妖精C「Zzz…」

妹「私も一件落着して、安心感からか、眠気MAXです・・・」フアァァ…

妖精C「むにゃ・・・」

妹(今日も、早く寝ましょう)

妹(・・・何か忘れているような・・・?)

妹(まぁ、良いです、明日やれば・・・)

妹(明日・・・)

妹(明日?)

妹「明日期末試験あるんでしたああアア!!!!」ガバッ

妖精C「むぅ・・・」

妹「あっ、つい大声が」

妖精C「すぅ・・・」Zzz…

妹「よかった、寝てます・・・」

妹「勉強・・・しないと・・・」

妹(やります・・・いて、やってやります!!!)

―――――――――――――――
11日目終了

本日はここで。
やはり妖精さんたちの森も商人が枯らしたようです
許せませんね!

本日分は>>163辺りからになります。
ご覧頂きありがとうございました!


汚いさすが商人きたない

乙でした
商人やりすぎ


もっと悪足掻きしそうだったのに意外とあっさり決着ついたのね


商人は逝ってよし

>>1乙!!

いま追いついたから一気読みしてきたんだけどヤヴァイ。へたな小説より面白い

>>177
>>178
>>181
自分の利益が第一ですからね、彼は・・・
自分が儲かるならば、地球が滅んでも良いんでしょうか

>>179
そこは、>>1としてもそのような展開にしたかったんですが、才能が欠如しているので、無理でした!
申し訳ありません。

>>182
ありがとうございます!

>>183
ありがとうございますー
お、おだてても何も出ませんよ?


それでは始めます。
お待ちかね友編です。



※時系列が戻りますのでご注意ください。

男が妖精を買い戻した9日目、夕方から始まります。

―――9日目(購入日)、友帰宅中―――

友「優しく、かー・・・」

友「っても何をすりゃいいやら・・・」

友「とりあえず、男をパクりゃ良いかな?となると・・・」

友「名前をつけよう」ドーン

友「自分で言うのもアレだが、恐ろしく形から入るタイプだな、俺」


友(男はアルファベットでつけてたな・・・)

友(じゃあ、俺は数字!123でいっか!)

友(・・・)

友(なんか"2ちゃん"って呼びたくないな)

友(じゃあ、123で、アンドゥトロワとか・・・)

友(ダメだ、"トロワちゃん"って糞呼びづらい)

友(甲乙丙はどうだ・・・)

友(乙ちゃん、っておっちゃんみたいだな)

友(やはり123の路線から離れない方がいいか)

友(123と書いてワンツースリー?)

友(ワンちゃんが犬みたいだわ・・・これはワンチャンないわ、なんつって)

友(123と書いてひーふーみー、とか?)

友(ひーちゃん、ふーちゃん、みーちゃん、人間的にはありがちなあだ名だが・・・)

友「あ、家に着いてしまった」

友(・・・ちょいダサい気がするが、ひーふーみーでいいか・・・)

友(紹介するとき恥ずかしいな)

友「よいしょっと!」

友(最初が肝心らしいからな、ファーストインプレッションを良くしないと)

友(・・・カタカナ語使う俺カッコイイ)

ガチャン

妖精1「ご、ご購入いただきありがとうございます」

妖精2「・・・頑張ってご奉仕させていただきます」

妖精3「よろしくお願いいたします」

友(予想以上に前向きだ)

友「あぁ、よろしく!えっと・・・俺は友だ、呼び方はみんなに任せる」

妖精1「では、ごっ、ご主人様、で・・・」

友「あ、うん、無難だ」

友「な、名前とか・・・あるか?無いなら、用意してる」

妖精3「『妖精』という名前が、ございますが・・・」

友「それは俺で言えば『人間』だ、『友』みたいに、固有の呼び方はあるか?」

妖精2「持っておりません・・・」

妖精3「も、申し訳ございませんでした!」ドゲザ

友「あぁ!そんな固くなくて良いから!」

友(やっぱり恐怖からの緊張はあるな)

友「そ、それなら、俺がつける、ひd、左から、123と名付けて」

友「ひっ、ひーちゃん、ふーちゃん、みーちゃん、って呼ぶ」ボソッ

友(クッソ恥ずかしい!何言ってんだよ俺!)

妖精1「ひーちゃん」

妖精2「・・・ふーちゃん」

妖精3「みーちゃん・・・ですか?」

友「ハイ・・・」

妖精1「畏まりました、ご主人様」

友「そ、そうだ!食事を用意してるんだ、食べてよ」

妖精1「あ、ありがとうございます・・・ですが、」

妖精3「わたくしどもは、本日の食事はもう頂きました・・・。お気使いは大変ありがたいのですが・・・」

友「それは、昼過ぎに食べた食事だろ?」

友「俺の家に居る以上は、ウチのルールに従ってほしい。食事は1日3回。どう?」

妖精1「そ、それでは、ご主人様にご迷惑が!」

友「そのご主人様からのお願いなんだ。聞いてくれないか」

友「あ、命令・・・と言うつもりはないけど」

妖精3「いえ、ご主人様がそう仰るのであれば」

妖精2「喜んで、いただきます」

友「そうか!良かった」

妖精1「申し訳ありません、私たちの為に、貴重な財産を・・・」

友「何、飼う以上はちゃんと面倒をみるよ」

友(今までは適当な草だったけどな!)

友(だが、仲良くなるなら食事だよな、やっぱり)

友(食い物の恨みは恐ろしいって言うし)

友「これだ!」

ドデン

妖精1「こ、これは・・・?」

妖精2「植物、ですか?」

妖精3「そのようですが・・・」

友「これは、キャベツと言う人間が作った野菜でな!」

友「俺の友達で、妖精を飼ってるやつが居るんだが、そいつのとこの妖精には評判だったらしい!」

友「というわけで、食べてみてほしい」

友「こーやって、一枚一枚はがせるんだ」パキッ

妖精1「・・・」ジーッ

友「これを軽く洗って・・・」

友「はい、食べてみな!」

妖精1「は、はい・・・」

友「ほい、二人も!」

妖精2「あ、ありがとうございます・・・」

妖精3「いただきます」

妖精1「・・・」パクッ

妖精1「!」

妖精2「あ、甘い!」

妖精3「すごく美味しいです!」

友(甘いか・・・?)

妖精1「もっと!もっと!」

友「はいはい、待ってな」

妖精3「ちょっと!」バシッ

妖精1「いたっ・・・あっ!」

友「?」

妖精1「も、申し訳ありません!調子に乗りました!!」

友「いいよ、気にしなくて」

妖精1「ありがとうございます!!」ドゲザ

友「だから土下座やめよう?」

友「他の二人も1枚じゃ全然足りないでしょ?どんどん食えよ!」

友「俺もどんどん洗うからさ」

妖精2「は、はい!」

妖精3「ありがとうございます」

友「もっと柔らかくなってもいいのに」

友「もういいの?」

妖精2「こ、このお皿に乗っているのですべてですよね」

友「うん、全部食べちゃっていいのに。明日も用意するよ?」

妖精3「ご主人様が頂く分を・・・」

友「あ・・・俺の為に残しておいてくれたのか!」

友「でも、俺は別に食事をとるから、これは全部君たちのなんだ」

妖精1「!」

友「残したら捨てることになるかもだからさ、食べちゃってくれ」

妖精1「は、はい!」パクッ

妖精3「ま、またこの子は・・・」

友「みーちゃん、いいんだってば、それで!」

妖精1「ご、ごちそうさまでした・・・」

友「はい、おそまつさまでしたー、って洗っただけだけど」

友(明日はもっとちゃんとした飯食わせてやらないとな・・・。)

友(適当に冷蔵庫にあったキャベツが夕食です、って我ながら酷いし)

友(妖精としてそれがどうなのかは知らないが・・・)

妖精3「それで、これからわたくし共は何をすれば良いでしょうか・・・。ご指示を」

友「うん、今日はやってきてもらったばっかりで疲れてるだろうから、色々やってもらうのは明日からだな!」

友「今日はもう寝ましょう!」

友「こちらの布団で寝てもらいます」

友「三人で寝ると狭いと思うけど、我慢してくれ」

妖精2「三人・・・?」

友「おう、悪いな」

妖精2「ご、ご主人様は?」

友「俺は、ソファーで寝る!」

妖精2「えと・・・その・・・ご奉仕は・・・」

友「だから、そういうのは、とりあえず今日はしない、ゆっくり寝な!」

妖精3「そ、そうでございますか、かしこまりました」

友「おやすみ。朝になったら起こすから、それまでゆっくり寝てなよ」

妖精1「ご、ご主人様?」

友「何?」

妖精1「ありがとうございます」

友「・・・?おう・・・」

友「じゃあ、今度こそ。おやすみー」バタン

友(なんか、前回と調子が違うな)

友(そりゃあ、皆が皆同じ性格じゃないからこういうこともあるんだろうけど)

友(まぁ、いいや。コンビニ弁当でも食って、風呂入って寝よ)

友(あ・・・アイツらを風呂に入れなきゃいけないのか・・・明日考えよ、明日。)

―――――――――――――――
9日目終了

本日はここで。
なんだか友のキャラが安定しませんね
書いてるとつい、男と同じ感じになってきます

>>184辺りから本日分です。
ご覧頂きありがとうございました!

なんか>>1も返信多すぎ感あるな

それは別にいいだろ

乙!

それは別に>>1のスレなんだからいいだろ。何でも否定すればいいってもんじゃないだろ。

とりあえず>>1

>>202
今までそのような方は居られませんでしたし、前スレの>996で「読み手に対する丁寧なレス」が良いと言われましたので、レスする事は正義と思いこんでいるのがあるのかもしれません。

余程不快でしたら以後返信はやめますが如何ですか?

>>1は読み手に靡かなくていい
書きたいよう書いて読みたいやつが文句言わずに楽しむ、それすらできない野暮なやつは黙って消えるべき

今後の展開に期待

1>>乙
リアルタイムでの作者とのやり取りは俺は好きだな
それを読むのも楽しみの一つだと思う

返事があっても本編が蔑ろにされるわけじゃないしね

ともかく友と一二三ちゃんたちに期待

わかったぞ!二次元にいく方法が!これで妖精に!まず液晶をわって…………あれ?


今のままで良いと思うよ

さて友が今後どう出るのかほのぼのといくのかエロに行くのか



さぁぁぁっ!どっち!!!

>>1
友ならエロぼのしそう

友編いいね
この調子で頑張ってくれ

乙でした

皆さんご意見ありがとうございます
やはり返信は続けていきたい!


>>203
>>204
>>211
>>215
ありがとうございます!

>>207
そうですか・・・
それでは今まで通り自己流で行きます

>>208
交流は楽しいですしね

>>209
>>214
ご期待に添えるよう頑張ります!

>>210
液晶を割ったら映像が映らなくなったぞどうしてくれる!

>>212
>>213
とりあえず、仲良くなってからですよね
少なくとも暫くはエロくない方向で新密度を高める方向性でしょう

それでは始めます。

再びのお知らせになりますが、男編と時系列がズレています。
本日は10日目から始まります


<友のあらすじ>
妖精3匹買いました。名前は1、2、3と付けてみた
キャベツをあげたら意外と喜んでくれたぞ!
そんなこんなで、その日は寝かしつけたのだった。

―――10日目、朝―――

友「朝・・・か」

友「さてと、朝食はっと・・・」

友「・・・パンでいっか。男んとこの妖精はご飯やパンを喜んで食べるらしいし・・・」

友「パン、2枚づつしか焼けないのが不便だな」

友「よし、後は約3分待つだけっと。その間に起こすか・・・」

友「朝だよー」ガラガラ

妖精1「むにゃ・・・・・・はっ」

妖精1「おお、お、おはようございます、ご主人さま!!」

友「おーう、おはよう。そんなあわてて何?」

妖精1「ご、ご主人様より遅く起きるなんてっ、」

友「俺が、『明日起こすまで寝てろ』って言ったんだから、良いんだよ」ポン

妖精1「あ、あぁぁ、そうでしたね」ホッ

妖精2「お、おはようごじゃいます・・・」

妖精1「あ、噛んだ」

妖精3「おはようございます、ご主人様」

友「おう、おはよう!もうすぐ朝食できるから待ってなー」

妖精1「チョウショク?」

友「朝に食べるご飯の事ー」

妖精2「わぁ・・・」

友「これはパンです」

友「俺の友達んちの妖精はおいしく頂くそうだから、おいしいと思うよ」

友「そしてパンの上にこちら!」ドン

友「マーマレードジャムを乗せると、より一層おいしく頂けると思うぜ」

妖精1「や、やってみます!」

友「おう、もし口に合わなかったらジャム無しで食べてくれ」

妖精1「甘いです!」

友「だろ?」ニヒヒ

妖精1「ご主人様に頂く食べ物はみんな甘いですね!」

友「そうか?」

友(こいつらの味覚では昨日のキャベツと同類に甘いのか?)

友(妖精にはセルロースが口ん中で分解できるのかねえ)モグモグ


友「さて、俺はこれから学校に行くが、みんなにはここでお留守番しててもらう」

友「君たちを信頼して、家の中なら自由に行動しててもらっても構わない」

妖精1「い、いいんですか?」

妖精3「・・・なぜ逃げないと御確信なされているのですか?」

友「みんなが良い子だからな!それだけだ!」

友「もっと信頼を稼いだ暁には、首輪も外してやる。良い子してろよ?」

妖精2「は、はい!」

友「そんじゃあ行ってくる。昼過ぎには帰ると思うから、よろしくな」バタン

―――最寄り駅への道―――

友(さて、男を見習って放置で出てきたが・・・)

友(まぁ、確かに前の妖精たちには悪い事したよなぁ・・・出かけてる間中拘束しとくのは酷すぎた)

友(男んとこの妖精は逃げなかったらしいし、たぶん大丈夫だろ・・・たぶん)

友(やっばい、それしか考えられなくなってきた。もうすぐ期末なのに)

友(あー気になる気になる!!やっぱり縛ってきた方が・・・でも、それは・・・でも・・・)

―――最寄り駅―――

友(ここまで来てしまったんだ、諦めよう。逃げてしまったらその時。また買うしかない)

友(大丈夫、きっと良い子たちだから、きっと良い子にお留守番しててくれる)

友(きっと、してくれてる・・・よしッ!)

友(平常心、平常心!!)

友(あ、電車来たな)

―――大学へ向かう電車内―――

友(やっぱ座れねえな・・・この時間帯じゃ)

友(おっ、男たちが乗ってくる駅だ)

男「おーっす、友」

友「よっす!・・・あれ?お前だけ?」

男「ああ、俺だけだ」

友「ちぇっ、俺は妹ちゃんに会うためにお前と合っているようなものなのに」

男「マジかよ」

友「冗談だよ、俺とお前の友情はそんなものか」

男「そんなものなんじゃないかって心配になった」

友「で、妹ちゃんは?」

友「妹ちゃんが欠席!?」

男「しかもズル休みな」

友「な、なんでまた・・・」

男「さぁ。お出掛けだってさ」

友「お出掛けって・・・。どうしても今日じゃなきゃいけなかったのかな」

男「俺に聞かれても」

男「ところで妖精さんの様子はいかが?」

友「今のところは順調だ」

男「ほう?」

友「怖がらないように接したし、今日は野菜を買ってやるよ」

友「さすがに首輪は外さなかったけどさ・・・」

男「そうか」

男「その調子でどんどん仲良くなるといい」

男「ちなみに今は?」

友「家の中なら自由にしてていい、って言って放置してきた」

男「ならよし」

男「縛ってきたとか言ったら、次の駅でUターンさせる所だったぜ」

友「俺は逆に戻って縛ってこようか悩んだけどな・・・」

男「なんで!?」

友「やっぱり心配なんだ、逃げてないかとかさぁ」

男「まぁ、そうか・・・」

男「そういえば俺が購入後初めて学校行った時、妹が悪戯してさ」

友「ほう」

男「俺が帰ったら皆隠れてて誰も居なかった」

友「ビビるってレベルじゃねえぞ!」

男「で、嘆いてたら出てきた」

友「まぁ、ウチにはそんな事するおちゃめな女の子いないから・・・」

男「お、おう」

友「まさか妖精の方からこんなことしようとなんて思わないだろうし」

男「特に今はな!」

男「でも、昨日はやさしくしてやったんだろ?大丈夫さ」

友「そうか?」

男「ああ」

友「本当に?」

男「保証はしないが」

友「そこはしてよ・・・」

友「マジでその事で頭がいっぱいになるくらい心配なんだって」

男「そんなにか」

友「貴重品が入ってるロッカーに鍵かけ忘れた位に心配だ」

男「そんなにか!!」

―――2限終了―――

友(結局全然集中できなかった・・・)

友「よしっ、昼飯買って帰ろう」

友「あいつらの野菜も買ってやらないとな」

友「確か携帯に男オススメの野菜のメモが・・・」

友(キャベツにレタスに白菜、大根ニンジン・・・)

友「ただいま!」

妖精3「おかえりなさいませご主人様!」

友(居てくれた!)

妖精1「おかえりなさいませ!」

友「ああ、ただいま!」

友「野菜とかいっぱい買ってきたから、すぐ昼飯作るな」

友「あれ?ふーちゃんは?」

妖精3「それなら今・・・」

ガチャ

妖精2「ふぃ、すっきりしt」

妖精2「ごご、ご主人様っ!?」

友「ただいまー」

妖精2「お迎えできず申し訳ございませんでしたッ!」ドゲザ

友「だから土下座はやm」

妖精2「何でも致しますのでお許しください!」

友「だから!」

友「・・・じゃあ、スクワット5回でもしてなさい」

妖精2「は、はい!・・・すくわっと?」

妖精3「知ってます。まず頭の後ろに手を回して」

妖精2「う、うん」ドキドキ

妖精3「ゆっくり座ります」

妖精2「座った」ドキドキ

妖精3「また脚だけ使って立ちます」

妖精2「よいしょっ」

妖精3「それをあと4回、かな」

妖精2「ええっ」

妖精2「ご、ご主人様っ」

友「え、何?」

妖精2「これでは罰にもなりませんっ」

友「いや、うちの学校の教師が生徒にやらせたら、教師がクビになる程度の体罰だけど」

妖精2「もっと・・・こういうのではなくて、・・・ご主人様を、悦ばせるような・・・」

友「そういうのは罰ではやらせない。そう決めたんだ」

友「というかみんな、俺がそんなにキレやすく見える?」

妖精1「い、いえ・・・そうではなくて、ご主人様に不愉快な思いを」

友「土下座された方が不愉快だよ!」

妖精2「そ、そうなのですか・・・?」

友「うん、『ごめんなさい』って言えるだけで良いと思うんだ」

友「そもそも謝るような事じゃないのもあるけどね」

妖精3「そう、ですか・・・」

友「もっと仲良くなろう?ね?」

妖精1「は、はい!」

友「ありがとう。さ、食事にしよっか」

本日はここまでで!
ご覧頂きありがとうございました!

>>216辺りから本日分です。
返信が見たくない人はそのひとつ後、>>217からどうぞ。


この世界の妖精さんたちは些か危機管理能力に乏しい気がする
誰にでもすぐ懐いてしまいます
友にもだいぶ懐いてきました。まだ1日も経ってないのに。

乙でした

乙です。

おつ

乙。お義父さん!僕に妖精さんをください! 

>>239
>>240
>>241
ありがとうございます!

>>242
妹さんが供給ルートをつぶした今、手に入りにくいと思います・・・

それでは始めます。


<前回のあらすじ>
男と妖精について語った。

友「さ、食事できたよー」

妖精3「これは・・・」

友「よくわからないが、たぶん野菜スープだ」

妖精1「たぶん、ですか?」

友「滅多に料理なんか作らないからな・・・。レシピとしては間違いなく野菜スープだ」

友「コンソメというモノで味付けしてあるが、俺の友達のとこの妖精は喜んで食べるそうだ」

友「あ、一応味見はしたけど、口に合わないとかあったらちゃんと言うように。」

妖精2「は、はい・・・」

友「それじゃあ、手を合わせてー」

「いただきます!」

妖精1「す、すっごく柔らかい!です!」

友「だろ?熱を加えると柔らかくなるんだー」

妖精2「味も、美味しいです・・・!」

友「それはよかった!どんどん食べてなー」

妖精3「これは・・・何でしょうか?」

友「それはご飯だ。人間の主食だが、妖精にも美味しいらしいから」

妖精1「超甘いです!美味しい!」

妖精3「口調!」ヒソヒソ

妖精1「あっ!えと・・・」

友「気にしなくていいのに・・・。素のままが可愛いぜ(キリッ」

妖精1「ふ、ふぇ?」

友「なんてな。まぁ、口調をそんなに気にする必要はないのはマジだから、気にせず話しかけてよ」

妖精1「う、うん!」

友(あ、吹っ切れた)

友「みーちゃんも、そんな固い言葉使わなくていいんだぜ?」

妖精3「い、いえ、わたくしは・・・」

妖精1「みーは私と違って昔からこんなしゃべり方なの」

友「昔から!?」

妖精3「はい、申し訳ございません・・・」

友「い、いや、それが一番楽な話し方ならそれでいいんだ」

友「ちなみにふーちゃんはその口調、素なの?」

妖精2「は、はい・・・恐らくは」

友「恐らくは?」

妖精2「暫くこの口調で居るうちに、この口調が寧ろ素になってきてます」

友「あ、それ何か分かるわ」

「ごちそうさまでした!」

妖精1「おいしかったですっ」

妖精2「あ、温かかったです」

妖精3「味も食感も良かったです」

友「良かった良かった!」

友「作った甲斐があるってもんだね」

友「台所まで食器を運んでくれるかな?」

妖精3「畏まりました!」カチャ

友「ありがとうー。あ・・・これ、洗ってって頼んだら洗ってくれる?」

妖精1「ご主人様にはさからいません!」

妖精2「私がやりたい・・・」

友「じゃあふーちゃんに頼んじゃおっかな!」

友「このスポンジにここの洗剤をつけて・・・」

友「食器をスポンジで擦って、汚れを落として」

友「洗い流す」

友「出来そう?」

妖精2「は、はい!」

妖精2「よいしょ・・・」ゴシゴシ

友「ほう・・・」

友(なんか初めてやった人とは思えない素晴らしい手つきで洗っていやがる)

妖精2「ど、どうでしょうか・・・」

友「ああ、完璧だ!」

友(俺より上手い気がするんだけど。何これ、得手不得手があるとは思ってたがこんなに顕著なのか)

友(普段からあんまり食器洗わないからかなぁ・・・)

妖精2「な、何か問題・・・ありました?」

友「あ、いや、何でもないよ、続けてくれる?」

妖精2「はい!」

カチャ

妖精2「ぜ、全部できました」

友「お疲れさま・・・」

友(しかも俺より手早く終わった)

友(なぜか自信を失ったぞ)

友(ひょっとして、家事全部やってもらった方が捗るんじゃ・・・)

友(でも、あんまりこき使うと良くないだろうし・・・)

妖精2「ご、ご主人様?」

友「あ、ごめん、考え事してただけ」

友「さて、昨日から伸ばし延ばしにしてごまかしてきたが・・・」

友「お風呂に入れないといけないよな、うん」

友「というわけで、お風呂に入りましょう」

妖精1「お風呂?」

妖精3「水浴びのようなものです」

友「でも温かいぞ!」

妖精1「ちょっとわくわくです!」

―――お風呂―――

友「ここです」

妖精3「意外と狭いですね」

友「ギリギリ3人で入れるかなってとこだな」

妖精2「3人・・・」

友「よし!それじゃあ洗い方を説明するぞ!」

妖精2「ひょっとして、ご、ご主人様は入られないのですか?」

友「俺は後で入るから」

友「俺と一緒にはいるのは嫌だろ?」

妖精2「いえ、別に・・・///」

妖精1「ご主人様なら気にしないよー」

妖精3「少し恥ずかしいですが・・・」

友「えっ」

友「えっ」

友(どうしてこうなった!!!!)

妖精1「それで、どうするの?」

友「ま、まずは、石鹸で体を洗おうか」

妖精1「どうやるの?」

友「これをごしごしして、泡立ったのを・・・」

妖精1「ご主人様やってー?」

友「!?」

友「こ、こんな感じ・・・」ゴシゴシ

妖精1「ひゃうっ!くすぐったい!」

友「背中は洗ってやるから、他の部分はひーちゃんでやってごらん?」

妖精1「わかったー」

友(あっぶねぇぇ!背中だけで済まなかったら理性がはち切れるところだったぜ)

友「ほ、ほかの二人も分かった?」

妖精2「は、はい」

妖精3「わかりました・・・///」

友(こんなクソ狭い風呂場に4人もいる時点で理性は限界に近付いているのだからな)

友「じゃあ次は髪を洗うな」

友「髪はこのボトルに入ってる洗剤で洗ってくれ。シャンプーって言うんだけど」

友「目、瞑っててね。目に入ると痛いよ」

妖精1「むー」ギュッ

友「よしよし」ワシャワシャ

友「二人は体洗えてる?」

妖精2「大丈夫、です」

妖精3「わたくしも・・・」

妖精2「・・・」サワッ

友「え!?」ビクッ

妖精2「す、すみません!え、えと、洗ってあげようと思いまして・・・」

友「あ、ああ、そういうことか・・・。うん、ありがとう」

妖精2「失礼します・・・」ゴシゴシ

友「ありがとうねー」

友(うわっ、手やわらけぇ・・・!)

妖精2「よいしょっ」

友「わっ!!ま、前は良いって!!」

妖精2「いえ、ご主人様は作業を続けてください・・・」ワシワシ

友(何か当たってはいけない物が背中に当たってるって!!)

友「もう終わるから!もうひーちゃんの髪の毛は終わるから!前は!いいって!!」

妖精2「そう・・・ですか・・・」

友(何でそんな顔するんだ・・・!!でも、これだけは譲れないし。てか譲ったら大変なことになるし。)

―――お風呂上がり―――

友(な、何とか理性が勝ったぞ・・・)

友(男のやつ、どうやって乗り越えてやがるんだ・・・)

友(おあずけされると、余計興奮するってこういうことなんだろうな・・・)

妖精1「なんだかご主人様の元気が無い・・・」

妖精3「長時間お風呂に入っていると『のぼせる』と聞いた事があります」

妖精1「じゃあ、のぼせちゃってるんだ」

妖精2「いえ、アレは、自分の心と戦った事での疲労に違いありません!」

妖精1「・・・心?」

本日はここまでで・・・。
男編で一度触れていたので御存じとは思いますが、まだ友は手を出しませんね
というか逆に手を出されてますけど。


>>243辺りから本日分となります。
ご覧頂きありがとうございました!

おつぱい!
妖精たん可愛すぎてもげそう

おつ

ふーちゃん、わかっててやってんのか!

乙。ひーちゃん、ふーちゃん、みーちゃんのスペックはどんな感じなの?

おつーやっぱかわええ

(・ω・)⊃旦〈乙、休憩の醤油あげる。一気飲みしてね 


みんな可愛い


やっと追いついた

>>265
>>266
>>269
>>271
ありがとうございます!

>>267
「当ててんのよ」のセリフが無いですからまだ何とも・・・

>>268
後々明らかにしていきますので少々お待ちを
今回も少し明らかにしますよ!(予定)

>>270
ありがとうございます!
って醤油じゃないですか!やだー!


それでは始めます。

<あらすじ>
食事を済ませた友ら。
友より家事の上手い子も見つかり大助かり。
そして友は気合いと根性で妖精さんたちをお風呂に入れた。

友「よし、じゃあ、そこのタオルで体拭いて」

妖精1「やわらかーい」フキフキ

妖精2「ほんとだ」

妖精3「あれ・・・、そういえば私たちの服が見当たりません」

友「あぁ、洗っちゃった。汚れてたからね」

妖精2「じゃあ、これから裸で生活ですか?」

友「替えの服は用意してますから!」

友「とりあえず同じワンピースを色違いで3つ買っておいた」

妖精1「着るのが楽ですっ」スポ

友「ひーちゃんは膝下まで丈が来るな」

妖精2「この服も柔らかい・・・」スリスリ

妖精3「すべすべですね!」

友「ふーちゃんみーちゃんは膝上までだな。」

友(ちらりと見える太ももが非常にエロい)

妖精1「なかなか可愛いです!」フリフリ

友「な、なかなか」

妖精3「ご主人様がご用意くださる布製品はみんなふわふわですね」

妖精2「ふかふか・・・すべすべ・・・」スリスリスリ

友「そりゃあ柔軟剤に拘りがあるからな!」

友「俺自身、すべすべふわふわしてないと嫌なんだ」

妖精1「首輪、どれが私のだっけ?」

妖精2「服脱ぐときに外してもらって、適当に置いちゃったからね」

妖精3「デザインも一緒ですから分かりませんね・・・」

友「もう要らなくない?」

友「逃げたがってたなら服着た瞬間にでも逃げてるだろうし」

友「みんなを信頼して、もう首輪は外してていいことにする」

妖精2「そ、そうですか・・・」

友「折角首輪外したんだし、みんなの能力が知りたい」

妖精1「能力・・・ですか・・・」

友「あ、いや、嫌ならいいんだけど」アセアセ

妖精2「ひーは前から能力が弱くて、コンプレックスになってるみたいです」

妖精1「別にコンプレックスってわけじゃ・・・」ブツブツ

友「それを言うなら俺なんて能力無いわけだし」

友「俺からしたらどんな能力でもすごいと思う」

妖精1「じゃあ・・・えぃっ」

友「ん?」ヒュウゥ

妖精1「はぁ、はぁ・・・。ど、どうでした?」

友「なんかそよ風を感じた」

妖精1「それが限界・・・で」

友「ほう」

友「つまり、風の妖精?」

妖精1「ひょっとしたらそよ風の妖精かも、なんて」テヘ

友「俺はそよ風すら出せないから!自信もて!」

妖精1「手をパタパタすればこれくらいの風、出せるよぅ・・・」

友「その発想は無かった」

友「ふーちゃんは?」

妖精2「わ、私は光が操れます」ピカッ

友「おぉ、手のひらから光が」

妖精2「向きを絞って、レーザーみたいにも出来ますっ」ピー

友「すげえ、レーザーポインターや!」

妖精2「このまま出力をあげると、対象物を焼くことも出来ますっ」ピーーー

友「そ、それは実演しちゃダメ!」

妖精2「で、ですよね!」

友「それで、みーちゃんは?」

妖精3「わたくしは、分解を司る妖精です」

友「ぶ、分解?」

妖精3「朽ちた草木や死んだ生き物。それらを分解することが出来ます。」

妖精3「あたかも、微生物のように」

友「へぇ・・・」

妖精3「しかし、微生物と違い、分解できるものに括りはございません。例えば水を酸素と水素に分解したりできます」

妖精2「そして分解して出来た水素に私が高出力のレーザーを」

友「だからそれは使っちゃダメ!」

妖精2「ですよね!」

※水素は爆発するようによく燃えます。

友「さて!色々買い物がしたいな!みんなついてきてくれる?」

妖精3「わたくしたち・・・ですか?」

友「他に誰がいるのさ!」

妖精1「今までお留守番が多かったから・・・」

友「そっか。まぁ、俺は俺、他は他だから!」

友「ただ、羽は消して人間に擬態してほしいな。ひーちゃんできる?」

妖精1「そりゃあできるよ!」ポン

友「よかった、魔法苦手らしいから出来ないかと思った」

妖精1「羽を消すのは初歩の初歩だもん」

妖精3「人間で言うカタカナ程度みたいですよ」

友「ひらがなではないんだな」

―――デパート―――

友「さて、まずは洋服を買い足そうと思う」

妖精2「ご主人様がご用意くださったこれではだめなのですか?」

友「一着じゃ足りないからね」

友「皆の好みも知らなかったわけだし、欲しいもの買ってみてよ」

友「・・・安物洋服店だが」

妖精1「ご主人様!これどうでしょう!」

妖精2「この服は・・・」

妖精3「これ気に入りました」

友「みんな可愛いんじゃない?あ、サイズが合うかは確かめてね」

妖精1「どうやって?」

友「そこの『試着室』の中で着てみるんだ」

妖精2「・・・いいんでしょうか?」

友「ああ、風呂も入ったし汚くないからな!」

妖精1「えへへ、可愛い服買っていただいちゃいました」ギュウ

友「だからって洋服の入った袋抱きしめなくても」

妖精2「他にも何か買われるんでしょうか?」

友「あ、うん。今夜の食事の材料とかを」

妖精3「どちらに売っているのでしょう・・・」

友「地下二階だな!エレベーターで降りようか」

妖精1「エレベーター」

友「自動で上下移動するマシーンさ!」

妖精2「ハイテクですね・・・!」

―――食費売り場―――

友「さて、何にしようか・・・。何か直感で食べてみたいものある?」

妖精2「直感・・・ですか」

妖精1「昨日と同じでも良いですよー?」

友「まぁ、キャベツ辺りは買っとこうかな」

妖精2「これ、もさもさしてて面白い・・・ですね」

友「お?ブロッコリーか。買ってみよっか」

妖精3「長いですね、これ」

友「ネギか。えっと・・・・・・うん、食べても大丈夫らしいな。買おうか」

友「買った買ったー」

妖精2「持ちますよ?」

妖精1「あ、私もー!」

友「いいよいいよ、こんくらいなら軽いし」

妖精3「ですが、わたくし共はご主人様の」

友「今は傍から見たら男と女の子だからさ」

友「周りからは女の子に荷物持たせる畜生だと思われちゃうよ」

妖精2「そ、それはそうかもしれません・・・」

友「ひーちゃんはすでに洋服の袋抱きかかえてるし」

妖精1「えへへ」

―――友家―――

友「帰ってきたぞー」

妖精1「きたぞー!」

友「そういえば、ふーちゃんはやけにお皿洗いとかうまかったけど、他の皆は家事得意?」

妖精3「ある程度は出来ます」

妖精1「私も少しなら!」

友「俺は料理とか苦手だからさ、上手な子が居るならやってもらった方が良いかなって」

妖精1「ご主人様の料理美味しかったですよ?」

友「もっと美味しくなるかも」

妖精2「もっと・・・」

友「ちょっとお手伝いだけでも、やってくれないかな」

妖精1「やるっ!」

妖精2「やります!」

妖精3「ではわたくしも・・・」

本日はここまでで。
男の時もそうでしたが、妖精買ったばっかりの時は書きたいことだらけで全然時間が進みませんね


ご覧頂きありがとうございます。>>273から本日分です
あ、明後日はお休みの予定です、申し訳ありません。


>>272
お疲れ様です、ありがとうございます!

おつ
すばらっ

かわいいーなー
荒んだ心の癒しだ


相変わらずきゃわわ


かわいいナデナデしたい

>>291
乙乙
こういった日常が続くのも良いじゃ無いか。
小説内だと梅雨前みたいだからそのうちCちゃん大活躍だろうし、
男んちと友んちのを顔合わせするイベントも楽しみだけども。

そしてふーちゃん発想がこええ

3ちゃんの能力すごすぎるな

乙でした

⊃旦〈乙。はい酢酸カーミン、美味しいよ 

妖精さんの能力想像以上に強力だ
妖見目麗しさ以外の価値も広く認知されてれば妖精(と棲家の森)は国の管轄、強い能力持ちは研究所行きでそれ以外が民間に払い下げ、的な感じになりそうだな
どちらが幸せかは……

>>292
>>294
>>298
ありがとうございます!

>>293
癒されるのならなによりです!

>>295
はいわたしもなでたいです

>>296
梅雨前・・・では無いつもりでしたが、どこからそう推測されましたか?
一応ふーちゃんのあれはギャグですので、本気ではないです

>>297
便利そうですね
でも、勿論色々制約が。後々出します。

>>299
醤油の方ですか?
酢酸カーミンは濃い酢に食用色素のコチニールを加えたものですから飲めない事は無いんでしょうけど・・・

と言うかこれは何かのネタですか。ついて行けてなかったら申し訳ありません。


それでは始めます。
今日も短くなると思いますが始めます。

<あらすじ>
友とその妖精さんたちはご飯を作ることになりました!

妖精3「本日は、何を作られるのですか?」

友「おう、温サラダと言う物を作ってみるぞ!」

妖精1「オンサラダ?」

友「サラダ茹でたりお湯掛けたりしたものらしい。俺も良く知らんが」

妖精2「作られた事はないんですか?」

友「無いな!特にサラダ系は無い!でも、レシピ通りに作ればおいしくなるはずだ」

友「とりあえず、ひーちゃんにはこのレタスをちぎってもらいましょう!」

妖精1「レタス・・・?」

妖精1「あれ?これ、きゃべつ、じゃなかったけ・・・」

友「あ、まぁ丸まってるという点では似てるな」

友「でも食感とか触感とか、味も結構違うし」

友「良く見ればキャベツとは見た目も違うでしょ?」

妖精1「うーん・・・」

友「まぁ、それを一口大・・・これくらいだな」パリッ

友「これくらいに千切って、ふーちゃんに渡してくれ」

友「ふーちゃんはそれを受け取って、軽く水で洗ってくれ」

妖精2「かしこまりました!」

友「洗剤とか付けちゃだめだぞ?」

妖精2「あれつけたら食べられなくないそうです・・・」

友「まぁ、ふーちゃんにこんなこと言う必要もなかったかな。家事上手だったし」

妖精2「当然ですっ」エッヘン

友「まぁ、洗ったらこのボウルにいれてくれ」

友「みーちゃんは・・・まず、このもやしを軽く洗ってくれ」

妖精3「はい・・・あれ、どこから開けるのでしょうか、この袋・・・」

友「開けてやるよ、はい」ペー

妖精3「あ、ありがとうございます」

友「これをざるに移してっと。これを水で洗ってくれ」

妖精3「かしこまりました」

友「さて、俺は人参でも切るかー」

妖精1「ご主人様ご主人様!このくらいの大きさでいい?」

友「そうだな、その調子!」

妖精1「えへへー」

友「でもあんまりのんびりやってちゃ駄目だからな―」

妖精2「これ、洗えてますか?」

友「泥とか付いてなきゃ大丈夫だよ」

妖精3「そうですか」

妖精3「では私もそのように・・・」

友「よーしっ!素材は出来上がったな!」

友「あとは・・・えっと?」

友「『耐熱ボウルに水を少し入れ、ラップをかけて電子レンジで加熱』・・・か」

友「オッケー!後は電子レンジにお任せだ」ピッ

妖精1「その機械がサラダをオンサラダにしてくれるの?」

友「そうだな、温める機械だからな、電子レンジは」

妖精1「温めるとオンサラダなんですか?」

友「だろうなぁ、文字的には・・・。厳密な定義なんか無いだろうし」

妖精1「文字?」

キャベツとレタス
最近になってやっと違いが判るようになったorz

友「ぶはははwwww」

友「そっかそっか、温サラダの温が分からなかったか!」

妖精1「ううぅ・・・///」

友「でもしょうがないよな、日本語ってつまり自分たちの言語じゃないんだろ?」

妖精2「そうですね、一応『妖精語』・・・とでもいうのでしょうか?、が存在しますね」

友「わざわざ俺らに合わせて喋ってくれてありがとう」

友「ていうか俺たち人間が妖精語を理解できるようになった方がいいのかな・・・」

妖精2「そ、それはダメですっ」

友「そうなん?」

妖精3「妖精同士の、人間には聞かれたくない秘密の会話で、妖精語を用いますので・・・」

妖精3「たとえ信頼のおける方でも、そこから悪意のある人間に漏れ出る恐れがあるので、話し方を伝える事は禁忌とされています」

友「なるほど」

妖精3「ちょっとした単語を言ってしまう程度なら良いんですけどね。Ё×$Ф’って言われても、分からないように」

友「うん、全くわからんね」

「いただきます!」

友「あ、良かったらこのドレッシングもかけていいよ。俺としてはかけた方が好きなんだけど」

妖精1「じゃあちょっと・・・」モシャ

友「どう?」

妖精1「うん!おいしい!」

友「じゃあ、かけないのを食べてみて」

妖精1「こっちもおいしいです!」

友「どっちの方が美味しかった?」

妖精1「えと・・・どっちも違う美味しさで選べない!です!」

友「そっか、なら半分かけて半分はそのままとかにするといいかもな」

妖精1「そうするね!」

友「さて、俺も食うか・・・」ガサガサ

妖精2「ご主人様、それは・・・?」

友「お肉だな。俺しか食べないし、惣菜コーナーで買ったんだ」

妖精3「肉!」ビクッ

友「ごめん、そんなに嫌だった?」

妖精3「い、いえ、ご主人様が召し上がる分には平気です」

妖精1「ご主人様、よくあんな気持ち悪いもの食べる気になるね」

友「そんな気持ち悪いか?」

妖精1「味もいやだけど、ぷちっとしたあの食感も大嫌い!」

友「ぷち?・・・参考までにどんな肉を食べたか教えてくれるかな」

妖精1「えっと、例えばカブトムシの幼ch」

友「オーケイ、その妖精語は『肉』と翻訳しちゃいかん」

友「確かにそんな肉なら俺も食いたくなくなるわ」

妖精2「で、ですよね!」

妖精1「ご主人様の味覚が私たちと一緒でよかったよぉ・・・」ホッ

妖精2「あんな食べ物を、毎食食べようとか言われたら、逃げたいかもしれません」

友「少なくとも、うちの地域ではそれを食べ物と認めない」

妖精の体格でも狩れる程度の小動物くらいそこそこ居るだろうに、なぜまずそれを食おうと思った……

妖精3「それで・・・その肉は何の肉なのですか?」

友「今日のこれは豚だな」

妖精2「豚・・・」

妖精2「私前に雌豚って呼ばれたことあります」

友「ぶっ」

妖精1「じ、じゃあこのお肉って・・・よ、妖s」

友「そんなわけあるか!」

友「妖精にはあんまり美味しくないと思うけど、食べてみる?」

妖精1「下さいっ!・・・あーん」

友「仕方ないなぁ・・・はい、あーん」

友「二人は?」

妖精2「一口下さい・・・あーん・・・」

妖精3「わたくしも・・・あーん」

友「み、みーちゃんまでそれかっ!」

妖精1「うーん?味は好きだけど・・・なんか、ねばねば?ぺたぺた?する」

妖精2「べたべたする?」

妖精1「あっ、それ!」

妖精3「油が多いんでしょうか?」

友「あー、そうか、確かに野菜に比べたらヤバイ量の油があるな」

友「仕方ない、肉は無理だねぇ」

妖精1「味はいいのになぁ・・・」

「ごちそうさまでした!」

友「よし、じゃあ台所に食器運んで―」

妖精1「はーいっ」

友「落とさないようにね」

友「今回は誰に洗ってもらおうかね・・・」

妖精2「私が皿洗い係でも良いですよ?」

友「それでも良いけど。皆は?」

妖精3「わたくしもお皿洗ってみたいです」

友「ほう、ならお願いしてみようかな!」

本日はここまでで。
投下時間が開いてしまってすみません。ちょっと痛みが。

本日もありがとうございました。
>>301から本日分です。


>>300
そのような事を考えなかったのがこのスレの妖精さんです
平和で良いですね

>>308
な、なんだってー!

>>315
基本肉食では無いので、仕方なく食べたのでしょう、仕方なく。

おつおつ!

鶏のささみならいけるんじゃね


ちょっと即売会行ってくる

乙。322待て俺もつれてけ

おつ

もやして洗うもんなのか、俺洗った事ねーわ

>>324
完全に工場生産だから洗わなくても大丈夫だけど
気分的に洗ってしまう。
http://www.youtube.com/watch?v=PYXjGCuIjIo


お大事に


やばいもうまじかわいいほんと可愛い

>>301
一番大きい要因が三月に始まったから無意識的にそう思っちゃっていた、かな

後は時系列順に
フリースにくるまる→寒すぎず暑すぎず
前スレ237「野草を食べ」→新芽が生え、成長し易い5月付近

・・・というか今読み直してたら前スレ243で「これから春」ってあった(´・ω・`; )

妖精さんに会いたいから二次元に行く方法って調べたらなんかヤバそうなの出てきた。だれかやって

>>321
鳥のささみは思いつきませんでした・・・。
今後使わせていただくかもしれません。

>>322
>>323
げ、現実には無・・・

>>324
>>325
>>1はあまり料理とかしないので、嘘が交じる事はあります
他の野菜は大抵洗うので洗うと思ってました!

>>326
すみません、ありがとうございます

>>327
ありがとうございます!
これからもがんばって可愛く書きます!

>>328
一応大学の期末試験がある時期で、暑くない時期なのですが、うちの大学が特異でなかったならば1~2月ですかね・・・。
1~2月しては温かいようですが、そこは妖精が居る世界なわけでこの世界の日本では無いという事で逃げます。

>>329
うそくさいですねぇ・・・


それでは始めます。
ちなみにカブトムシのセリフは前スレの時と全く同じだったりしました

今日も友編ですね。

妖精3「よいしょ・・・」ガチャガチャ

友「・・・」

妖精3「・・・」ジャーー

友「・・・」

妖精「終わりました」キュッ

友「あ、うん、完璧すぎた」

友「前にどこかでやった事ある?」

妖精3「はい、前の主人の所で・・・」

友「へぇ・・・前の主人か」

友(あれ?ってことはまた寿命の短い妖精買わされたってことじゃね?)

友(人間の俺に割と早くなついたのも、前の主人より良い環境を提供してやったから・・・か?)

友(それなら半分は感謝してやってもいいが・・・)

妖精3「ご主人様?」

友「あ、ああ、、ごめん、考え事してた」

友「考え事ついでに思い出したくないけど思い出さねばならず、そして今の今まで思い出していなかった事を思い出してしまったぞ」

妖精1「ご主人様、複雑でわからなーい」

友「嫌だけどやらなきゃいけない事を思い出したってこと」

妖精1「それは・・・」

友「課題レポートだ」

妖精2「課題レポート?」

友「というわけで、ちょっと頑張らなきゃいけないので、部屋にこもります」

妖精2「はい、頑張ってください」

友「もう眠い?」

妖精1「ううん、まだ眠くないけど・・・」

妖精2「特にすることも無いですね・・・」

友「なら、テレビでも見てると良いかも」ピッ

妖精1「おおお!」

友「眠くなったり何かあったら遠慮なく呼んでいいからな」

―――数十分後―――

妖精2「ご主人様?」コンコン

友「はいはいどうぞー」

妖精2「ご主人様、お茶ご用意しました・・・」

友「おお、ありがとう!良くわかったね」

妖精2「すみません、ちょっと台所を漁ってしまいました」

友「いいよいいよ。淹れてくれた事に感謝」ナデナデ

妖精2「調子はどうですか?」

友「ああ、半分は越したし。あとちょっとかな」

妖精2「頑張ってくださいっ」

友「ありがとう、またな」

―――更に数十分後―――

友「あ゛ー!終わった!!」ガラ

妖精3「ご主人様、お疲れ様です」

友「おう、ありがとう・・・って結構夜も更けちゃったな」

妖精1「そうだねー」

友「そろそろ寝よっか。俺も明日大学あるし」

妖精2「はい!」

友「よっし!布団敷けた」

友「歯磨きもできた?」

妖精3「はい、出来ました」

妖精1「なんで歯磨きするんですか?」

友「ご飯とか食べたからなー。歯磨きしないと歯がボロボロになってすごく痛む」

友「妖精もそうなるかは知らないけどさ」

友「でもなってからじゃ遅いし。予防してもらわないとなー」

友「さすがに3人はきついと思ったから今日の買い物で布団を買ってきた」

友「二人なら狭いけど眠れると思うから、2,1に分かれて寝てくれ」

妖精2「ご主人様は・・・?」

友「俺は昨日と同じソファで寝るよ」

妖精2「でもご主人様、その、夜の」

友「それなんだけどさ」

友「無しでよくない?」

妖精1「え?」

妖精2「・・・え?」

妖精2「ダメですっ!」

友「え、な、何で?」

妖精2「人間の男性は毎夜諸事を行わないと死んでしまうんですっ!御存じないのですかっ」

友「あ、いやそれは・・・」

妖精2「分かってます、昨夜の事を考えれば、毎晩、と言うのはウソだったのでしょうけど・・・」

友「いや、もっと広い範囲で嘘でして・・・」

妖精3「そんな事しなくても生きていけるんですか」

友「はい、すみません・・・」

妖精1「ご主人様が嘘ついたんじゃないから謝らなくていいですよ!」

友「でも、昨日は説明しなかったからぐっすり眠れなかったかも、とか思って」

妖精3「いえ、良く眠らせて頂きました」

友「あ、そう?」

妖精1「気にしないで!」

妖精2「それならなおさら!私たちと寝ましょう!」

友「はい?」

妖精2「私たちにそんな事をしないなら、一緒に寝てもいいはずです」

妖精2「2つの布団で、2人ずつ眠れば良いはずです!」

友「でも、嫌だろうし・・・」

妖精2「私と寝ましょう!」

友「」

―――布団―――

友「あの、ふーちゃん?」

妖精2「ソファよりよっぽど眠りやすいと思いますけど、いかがですか?」

友「あ、うん・・・」

妖精1「なかよしだねー」

妖精3「そうですね、主人と奴隷の良き関係は良いものですよ」

妖精1「そうなの?」

妖精3「奴隷は良い環境で生活が出来ますし、主人は主人で快適な生活ができます」

妖精2「それは良いですね!」

妖精2「ご主人様、ぎゅってしていいですか?」

友「えっ」

妖精2「誰かに抱きついてると安眠できるんです」

妖精1「いつも私にぎゅってしてるよねー」

友「ま、まぁ、いいけど?」

妖精2「ありがとうございます!」ギュッ

友(ひゃああ!やわらけえ・・・)

妖精2「あれ?」

妖精2「ご主人様?大きくなってますよ?」

友「許してください」

妖精2「やっぱり・・・しましょうか?」

友「いや、平気・・・。そういうのは、好き同士でやろう」

妖精2「私、ご主人様の事結構好きですよ?」

妖精2「ご主人様は私の事嫌いですか?」

友「!」

友「い、いや、まだ1日ちょっとしか経ってないし!」

友「もっと仲良くなってからにしよう?な?」

友(あっちから誘ってきたなら良いのか?)

友(なんか・・・男にばれたらヤバい気がするが、明日聞いてみようかな)

友(とか言う事を考えていないと理性が保てないっていうな)

妖精2「ご主人様はこういう事嫌いですか?」

友「いや、前は悪い主人だったから妖精騙して良くやってたんだけど・・・」

妖精3「心を入れ替えられたんですか」

友「ちょっと友達の影響で」

妖精1「じゃあちょっと前だったら私たちは」

友「結構ぞんざいに扱ってたかもしれない、ごめん」

友「じゃあ・・・もう寝ようか」

妖精2「はい・・・」

友「・・・ああいう事、痛いから嫌じゃないの?」

妖精2「私結構えっちも好きですよ?」

友「素で誘ってたのか!」

妖精2「はい♪」

友「どおりで・・・」

―――――――――――――――
10日目終了

本日はここまでで。
ちょっとえっちな展開です。苦手です書くの。
こんなん書くのでもずいぶん恥ずかしいですね。実際にやってもいないのに


>>330辺りから本日分です。
ご覧頂きありがとうございます。

蜂の子ならいけるのでは(?_?)
一様珍味だし・・・
あとは蝗とか

カブトムシの幼虫って生で食うと鉄の味がするらしい。鉄の味ってのはたぶん血

超絶ドブ臭いと聞いたことはある

ふーちゃん、恐ろしいコ

中国行ったとき食わされたよ
すっげぇいい笑顔で皿に入れてくるんだよ……orz

ゲテモノの話なんか止めようぜwwww

妖精は冬は何食べてるのか?

素朴な疑問

冬でも枯れない草?

     

それはもちろん、カブトムシの幼ち…ゲフンゲフン、なんでもない

>>348
それを調理したものならば珍味でしょうね・・・
でも彼女らが食べるとなれば生でしたよ

>>349
>>350
>>351
>>352
カブトムシの幼虫にした理由も別に無いので、そのような事実は全く知りませんでした
下手物であれば何でも良かった・・・

>>353
>>354
冬に花が咲く植物は珍しいかもしれませんが、冬でも枯れない草はそう珍しくは無いですよ
二年生植物や多年生植物がありますからね


それでは始めます。

友編、11日目になります。
男サイドでは妹が商人を捕まえてたりしてた頃です。

―――11日目朝―――

友「寝坊だ」

友「遅くまで眠れなかった上に寝た後ふーちゃんが柔らかすぎた」

友「はい、みんな起きてー」ユサユサ

妖精1「にゃ・・・」

友「朝だよー」

友「というわけですみません」

友「朝早く起きてお昼作ろうと思ったんだが、寝坊していつもの時間になってしまった」

友「なので、お昼はこれになります」ドーン

妖精1「えっと・・・これは・・・・・・レタス!」

友「残念、キャベツでした」

妖精1「あぅ」


友「朝御飯は用意したよ、お皿出してくれ」

妖精3「はい、かしこまりました」

友「ひーちゃんは・・・はい、このパン運んで?」

妖精1「はーいっ」

友「ふーちゃんはサラダ用のフォークを」

妖精2「はい、わかりました」

チン

友「よしっ、パンもう2枚も焼けたし、いただきますしよう」

妖精1「はーい」ビシッ

友「じゃあ手を合わせて―」

妖精2「はい」パチン

「いただきます!」

―――食後―――

友「さて、そろそろ行くよ。今日は帰り遅いだろうけど、よろしく」

妖精3「はい、いってらっしゃいませご主人様」

友「その挨拶メイドカフェみたいだな」

妖精3「めい・・・ど?」

友「いや、何でもない。じゃあな!」バタン

―――友、通学中―――

友「オッス男」

男「よう」

友「あ、そういえば妹ちゃん・・・。居ないってことは」

男「ああ。色々あった」

友「聞かせて貰おうじゃん」

男「・・・ということになってな」

友「へー」

友「って!商人が捕まったら新しく妖精買うのが面倒になるじゃねえか!」

男「今の妖精を大切にしてやればいいじゃん」

友「そりゃそうだけどさ・・・」

男「どうせ、今は妖精不足らしいから、これからどんどん値上がりする、いつか買えなくなるぞ」

友「そ、そうかも・・・」

男「お前んとこの妖精はどう?」

友「もうダメかもしれない」

男「な、何で!?」

友「風呂、お前はどうしてる?」

男「あ・・・妹と分担してる」

友「俺は3人を風呂に入れ、体拭いてやって、髪乾かして・・・死ぬぞ!」

男「確かに」

友「しかも目の前に裸の女だぞ!」

男「我慢できてるんだろ?今は。」

友「今は、今はな」

男「よしよし」

友「お前はよくやってられるな」

男「最近は妹が風呂関係やってるし」

友「あーあ、俺にも兄弟姉妹がいればなぁ」

男「まぁ頑張れよ」

男「・・・としか言えないよな」

友「まぁ、そうなるわな」

友「しかもだ」

男「まだ何かあるのか?」

友「夜、求められた」

男「何を・・・あぁ、アレね」

友「アレだ」

友「しかも、そういう事『割と好きだ』って言うんだよ」

男「勘違いとかではなく?」

友「おう」

男「そ、そんな子居るんだ」


友「で。男はどう思う?」

友「ヤりたいと言う妖精をヤるのが正義か、ヤらないのが正義か」

男「でも、お前に助けられた以上、『救世主だからこれくらいお礼を・・・』って思ってるとか無いの?」

友「無いとは言い切れないが」

男「なら、それが確定するまでは絶対ダメだな」

友「確定したら?」

男「そういう行為によって寿命が縮むかもしれない可能性を考慮していただければいいんじゃない?」

友「寿命が縮む可能性て・・・」

男「とりあえずうちの子は長生きしてるよ」

友「・・・」

友「妹ちゃんが商人捕まえなきゃなー」

男「いやいや」

男「そこは妹の意思を尊重してやって」

男「そして気軽に妖精を変えるという考え方を改めろ」

―――お昼―――

男「今日は妹来ないな」

友「え?昨日は来たのか?」

男「ああ、昨日はお昼頃、『手掛かりつかんだ』って帰ってきたんだ」

友「へぇ・・・でも今日は来ないと」

男「ああ、何かマジで警察に駆け込むようなこと言ってたから、さすがに時間かかる
んだろうなー」

友「そんなんで警察は話聞いてくれるのか?」

男「うちの教授に分析してもらってな、報告書まで作ってもらったから大丈夫だろ」

友「教授っていや今日休校にしてなかったか?」

男「そうだな」

男「ひょっとしたら疲れて寝てるのかも」

友「そんなのありかよ」

男「あの教授ならありだろ」

友「ナシだろ・・・仕事だぞ」

―――午後―――

友(授業だりぃ・・・)

友(レポートさえ出せばこの授業にはもう用は無い!)

友(脱出するか・・・?寝るか?)

友(寝よ)

友(昨夜は寝不足気味だし)

―――帰宅―――

友「いやー、今日も勉強したな―!」

友「・・・おや、誰かの『お前ずっと寝てただろ』って声が聞こえる気がする」

友「まぁ、野菜でも買って帰ろう」

友「今日は何買ってやろうかなー」

友「・・・いつの間にか野菜買ってやるのが楽しみになってきたぞ」

―――友家―――

友「ただいまー、すっかり夜になっちまったな」

妖精1「ご主人様!おかえりなさーい!」ダキッ

友「おわっ!」

妖精2「寂しかったです―」ギュッ

友「ふーちゃんまで!」

妖精3「帰ってこないかと思いました・・・」キュッ

友「み、みーちゃんも!?」

―――夕食―――

「いただきます!」

友「これは味噌汁ってスープなんだけど、どう?」

妖精2「見たこと無い白い物が入ってますね・・・」

妖精1「この野菜も見たこと無いよ?」

友「今回はほうれん草を買ってみた」

友「この野菜はほうれん草。あと、この白いのは豆腐ってものです」

妖精1「ほうれん草?」

妖精2「豆腐?」

妖精3「どっちもおいしいですね!」

友「それは良かった」

妖精1「私前のスープよりこっちのほうがすきー」

友「ほう」

妖精2「私はどっちも好きです」

妖精3「私は若干味噌汁の方が好きです」

友「じゃあこれからは味噌汁優先で作ってこうかな」

「ごちそうさまでした!」

友「ごめんね、もうずいぶん遅くなっちゃったな・・・」

妖精2「いえ、お気になさらず・・・」

妖精1「はいはい!今日は私がお皿洗う!」

友「お、やる気だな、お任せしてみよう」

妖精1「よーしっ!」

友「あるぇ?」

妖精1「な、なにか失敗しちゃった?」

友「いや、正直そのキャラ的に、あんまり家事とか得意じゃないようなイメージがあったんだけど」

妖精1「むうー!」

友「完璧なお皿洗いをありがとうございました」

妖精1「家事もお任せなんだからねー!」

友「了解っす」

友「さて・・・ちょっと俺は眠いからもう寝ちゃっていいかな」

妖精2「ご主人様には逆らいません」

妖精3「お布団用意しますね」

友「あ、ありがとう。それと、歯磨きも忘れずにな」

妖精1「はいっ」

妖精2「今日も、なさらないのですか?」

友「君たちが、俺に対して持ってる行為は、まだ愛とは断定できない」

友「愛だとわかったらまた聞いてきてよ」

妖精2「愛・・・?」

友「というわけで頼む」

妖精2「私はもうそのように思っていたのですが・・・」

友「だよなぁ・・・。そう思ってるけど実は違うって言っても分かんないよな・・・」

友「暫く、時間を置こう」

友「時間がたってそれでもまだ好きならまた言ってきて」

妖精2「は、はい・・・」

友「じゃあ、おやすみ!」

妖精1「ご主人様っ!」

友「何?」

妖精1「今日は私と一緒に寝ましょうっ!」

友「いや、エロい事はしないから・・・」

妖精1「しないですっ!!一緒に寝たいだけですっ」

友「そ、それならまぁ・・・」

妖精1「えへへ、暖かいです」

友「だ、抱きつくの」

妖精1「ふーも抱きついてましたから!」

友「そ、そりゃそうだけど」

妖精1「だからわたしもですっ!」

友(今日も寝不足か・・・)

―――――――――――――――
11日目終了

本日はここまでで!
さすがに友の11日目は書くこと無いですね
男ではだいぶ頑張ってましたけど

予定ですが次回、12日目はまた男編となります。

>>355辺りから本日分です。
ご覧頂きありがとうございました!


友の妖精は和食派なのか、煮物とか喜んで食べそうだ

乙です。
相変わらずもふもふ可愛いですww
それと、>>366最後の台詞に心を打たれました。

風呂っ!風呂はどうした!?

友の流されっぷりというか普通具合がすごくいいな

下心や性欲もあるけど悪人ってわけじゃないかんじ
初めの妖精の扱いも一般常識的にそういうものって認識だっただけみたいだし





男はたぶん仙人か何か

>>381
煮物とは・・・また>>1の発想に無い物のご提供をありがとうございます

>>382
ありがとうございます!

>>383
使い捨てじゃないですよね!

>>384
無難に通過しました、たぶん

>>385
人に言われるがままに行動しますよね、友は。
基本は良い子なんでしょうねぇ
男は・・・


それでは始めます。
久しぶりの男編です。

<覚えていますかあらすじ男編>
商人の悪事を暴いた妹たち。
ニュースによれば色々な所の森を枯らしてた模様。
そんなこんなで寝ようとした瞬間、妹は次の日の期末試験を思い出したのでした

―――12日目、朝―――

妹「に゛い゛ざぁ゛ぁ゛ん゛」

男「どわぁ!?」

男「い、妹?珍しく早く起きたと思ったら、どうしたんだよ・・・」

妹「今日期末だってこと忘れてたんですよ・・・」

男「で?」

妹「今日1時間も寝てないですー、辛いですー」

男「出た、大学生の寝てない自慢」

妹「兄さんも大学生なんですから自慢していいんですよ」

男「しないよ・・・」

妖精C「?」

妹「兄さん兄さん、電波が入ったようにビビっと来たんですが」

男「このノリは・・・妹のつまらないギャグが来るのか!?」

妹「違います!」

妹「まるで誰かに伝えろと言われたような気持ちなので伝えます」

男「よし来い!」

妹「兄さんは試験勉強しました?」

男「よし、みんなを起こすか!」

妹「この調子じゃしてないですね」

男「何とかなるっしょ!」

妹「そんなだから単位が取れないんですよ・・・」

妖精D「おはようございますー」

妖精A「むにゃ・・・」

妖精B「・・・Aが立ったまま寝てる」

妖精E「器用なことするね?」

妹「大丈夫ですかー」ユサユサ

妖精A「んにゃぁ・・・」

―――朝食―――

「いただきます!」

妖精A「わぁ、おいしそう!」

妖精B「ご飯になったとたん・・・起きた」

妹「ご飯食べてちゃんと目を覚ましましょうね」

妖精C「きょうもおいしいねー」モシャモシャ

妖精D「ご主人さま、毎日ありがとうございます!」

男「食事くらいあげるのは、当然の行為だと思うしなぁ」

男「それじゃあ行ってくるなー」

妹「いつも通りお留守番頑張ってください!」

妖精E「お任せください!」

妖精C「今日はあたしおそうじ当番だからがんばる!」

妖精A「私はお洗濯当番!」

男「いつもありがとうね」ナデナデ

妹「兄さん、電車行っちゃいますよー」

男「おっと、それじゃあ!」バタン

妖精「いってらっしゃいませっ!」

―――通学途中、電車内―――

友「おっすおっす」

男「よっす」

妹「お久しぶりです」

友「おー、妹ちゃん!確かに随分会って無かったな」

妹「最近は商人の悪事を暴くのに必死だったので」

友「お疲れ様でした!」

妹「いえいえ、当然のことをしたまでです」

友「あのさー、男」

男「何?」

友「折角だし妖精さんたちを会わせてみないか?」

男「はい?」

友「いや、交流会みたいなのやったら楽しいと思ってさ」

男「へぇ・・・友がそんな発想するなんてなぁ」

妹「私としては大賛成です!」

妹「やりましょう!ぜひやりましょう!」

男「まぁ、今の友となら俺は反対しないし、妹は大賛成みたいだし、やろうか」

友「よし、いつにする?」

妹「今日」

男「え?」

妹「思い立ったこの日にやりましょう!」

男「いや、期末試験機関だぞ」

友「明日は試験ないけどな、俺」

妹「私も無いですよ、明日は」

男「俺はあるぞ」

妹「いやいやそこは『俺も無い!奇遇だな!』ってなってくださいよ・・・」

男「まぁ、明日のは余裕だけど」

妹「じゃあ今日やりましょう!」

男「はいはい・・・。本当に大丈夫かよ・・・」

友「ダメになっても構わん!」

妹「かまわん!です!」

男「おい・・・」

妹「まぁ、私はともかく兄さんはあまり成績が良くないようですが」

男「おい」

友「でも、妖精の為なら全てをなげうってくれるよな、男は」

男「そう言われると弱いよ・・・」

―――大学―――

友「じゃあ、放課後ここで」

男「あいよ」

妹「友先輩の家初めてです」

友「そういえば女性を家に誘ったんだな俺」ドキドキ

妹「御心配なさらずとも友先輩にはあんまり気が無いですよ?」

友「そ、そこはちょっと気にして・・・」

―――試験・男―――

男(基礎問題は何とかなった)

男(・・・が、なんだこれ?)

男(こんな問題やってねぇよ・・・)

男(なんかの発展問題なんかね)


―――試験・妹―――

妹(昨日頑張ったおかげで何とかなりそうな感じです)カキカキ

妹(ってあれ?こ、こんな問題ありましたっけ!?)

妹(あ、応用問題ですか)ケシケシ

妹(何とかなりますねぇ)


―――試験・友―――

友(よしッ・・・)コロコロ

友(4か・・・)カキカキ

友(期待してるぜ、鉛筆サイコロ!)

友(あ、これは覚えてる)カキカキ

―――放課後―――

男「はぁあぁぁぁぁあぁぁ」

妹「ダメだったみたいですね、兄さん」

友「ダメだったみたいだな、男」

男「お前は大丈夫だったのか、友?」

友「完璧さ!」

男「お前の完璧はダメダメな事があるんだが」

妹「当て勘なのでは?」

友「勘じゃないよ!鉛筆がそう言ったんだ」

妹「それ勘ですよね」

友「ハイ」

友「気を取り直して・・・この後、俺んちに集合な」

妹「兄さんは友先輩の家知ってるんですね」

男「おう」

男「じゃあ一回帰るけど、うちの妖精が嫌がるようならまた連絡する」

友「あいよー」

―――男家―――

男「というわけで俺の友達んとこの妖精さんとの交流会行かないか?」

妖精A「行ってみたい・・・です!」

男「お、乗り気だ」

妖精B「この生活になって・・・他の仲間と会う機会が無いのが、ちょっと寂しかったですから・・・」

妖精C「ここに5にんも居るから普段はぜんぜんさみしくないけどね!」

妖精E「交流は楽しいですから」

妖精D「ねー」

妹「コミュ障な妖精が居なくて良かった」

妖精A「こみゅしょう?」

妹「交流が嫌だって子です」

妖精D「というわけで、私たちの総意としては『行きたい』です!」

男「じゃあ行こうか」

妖精D「いつですか?」

妹「今ですねー」

男「急で悪いけど、さっき決まってさ」

男「じゃ、行こうか」

妹「友さんの家はどこなんですか?」

男「ここから電車で4駅だな。」

妖精B「電車・・・」

妖精C「あのちょっと速いやつだー!」

男「そうそう」

妖精D「鍵閉めました!」

妹「・・・よし!オッケーですね」

男「じゃあ、出発!」

―――友家前―――

男「到着ー」

妹「あっという間でしたね」

男「あっという間だったな」

妖精A「私たちは、まだ電車なれてないのでドキドキでしたけどね」テヘヘ

男「よし、じゃあ呼び鈴ならそう」

妹「頼みました」

男「ぽちっと」

ピンポーンガチャ

友「待ってたぜー」

男「この反応速度・・・玄関前で待機してた?」

友「ご名答だ」

妹「なんて暇な」

本日はここまでで!
皆さんが友家の妖精をまだはっきり覚えてるこの時期に、友家と交流です
次回以降交流していきます。

>>386辺りから本日分です。
今日もご覧頂きありがとうございました!

あ、続きあったのか
支援

乙で御座います

良いところで終わってる…

さてはジャンプ編集者かっ!!!


次回が楽しみだ


試験機関とはどんな組織ですか(?_?)

強烈な選民思想を掲げ人々を 0 ~ 100 のレベルでランク付けをする機関です
一応、その時期は告知する紳士ですがたまに抜き打ちもする鬼畜紳士機関

ジャンプワロタww

乙です

さっさと書け太郎!!!

書いてくださいお願いしますm(__)m妖精分が不足しております!!!

>>406
お気づきいただきありがとうございます!

>>407
>>409
>>413
ありがとうございます!

>>408
>>412
ジャンプと違って次回に引っ張る必要は無いんですけどね・・・

>>410
>>411
何のネタかと思ったら>>1の誤字でしたか!
まぁ・・・お分かりでしょうが試験期間の間違いです、申し訳ありません!
なお期末はさすがに抜き打ちしてきませんよ、機関。

>>414
ハム太郎懐かしいです
頑張ります!


それでは始めます!

友「へぇ、それが男の妖精かー」

妖精D「ほ、本日はよろしくお願いいたします!」

妖精A「お願いします!」

妖精C「します!」

妖精E「ます!」

妖精B「・・・よろしくお願いします・・・」

友「おう、よろしく!みんな可愛いなー」

男「そりゃあもう!」

友「まぁ、入れよ、俺の妖精たちは家の中だし」

妹「お邪魔しまーす」

男「はい、みんな順番に入ってー。靴揃えてねー」

友「あ・・・」

友「男の妖精は靴揃えてくれてんのに俺脱ぎ散らかしてたわ」イソイソ

男「で、直すと」

友「恥ずかしくなったもので」

友「これがうちの妖精だ!」

妖精1「よろしくー!ひーだよ!」

妖精2「よ、よろしくお願いします・・・えと、2番の、ふーです」

妖精3「みーと申します。よろしくお願いいたします」ペコリ

妖精A「Aです!」

妖精B「・・・Bと言います。よろしくお願いします」

妖精C「Cだよー!」

妖精D「Dと申します」ペコリ

妖精E「い、Eです」

妖精1「!」

妖精1「あ、あのっ!あなたは!」

妖精D「あ、はい、何でしょう?」

妖精1「えと・・・っ、仝※ÅHの森の大妖精様、ですよね!」

妖精D「そ、そうです!他所の子でも私を知ってるんですか・・・」テレッ

友「早速そこで交流が始まったようだぞ」

男「良いことだ」

妖精3「私も存在は知っていましたが・・・、よくこの方だとわかりましたね」

妖精1「私の憧れの妖精ですから!」

妖精D「あ、憧れ///」

妖精A「どんなところに憧れたの?」

妖精1「知的なところとか!能力とか!」

妖精B「能力・・・?」

妖精1「あ、はい!私も風の妖精なんです!なんですけど・・・」

うおおおおおおおきてたーーわーーー!!!!

ウッドワーーーーー!!!

妖精2「能力がすごく弱いことがコンプレックスになってるんです」

妖精1「それでっ、あの・・・よければ、能力を見せていただけませんか!?」

妖精D「私は良いんですけど・・・」

友「Dちゃんは魔法強いの?」

男「最強でしょ」

友「じゃあ、風起こしたら散らかっちゃう感じ?」

男「多分」

友「じゃあ・・・えと・・・風呂場とかで?」

男「じゃあそこで」

―――風呂場―――

妖精D「じゃあ・・・いくよ!」ヒュウ

妖精1「ドキドキ」

妖精D「・・・っ!」ビュウゥゥゥ

妖精1「すごい・・・」

妖精D「えいっ!」ビュオォォォ

妖精1「もっとすごくなった!」

妖精D「えーーいっ!!!」ゴオォォォォ

妖精1「ぎゃあああ!!すごすぎて痛いっ!」

妖精1「髪の毛が・・・」

妖精D「ご、ごめんね、つい」

妖精1「ううん!私がやってって言ったんだからいいんです!」

妖精D「ひーちゃんはどの位使えるの?」

妖精1「そ、それが・・・」

妖精1「むむむむーーっ!!」ソヨソヨ

妖精D「ふむふむ」

妖精1「はぁ・・・はぁ・・・、こ、これが限界で・・・」

妖精D「たぶん、人差し指だけで出すより、手を開いて放てばもっと力が出ると思うんだけど・・・」

妖精1「ひ、人差し指の先からびびびっと出ると思ってました」

妖精D「そこからも放てるけど・・・やっぱり手のひらのほうが効率いいと思うよ?」

妖精1「やってみますっ」

がんばれー

妖精1「おおおっ!!!」ビュウゥゥゥ

妖精D「やり方一つで結構変わるでしょ?」

妖精1「はいっ!!」

―――外野―――

友「そんなことで改善するのかよ」

男「まぁ、やり方を知らないんじゃしょうがない」

友「確かに」

男「やり方教えてもらえなかったら自転車も乗れなかっただろうし」

友「あ、そんなノリなのか?」

男「いや、知らん」

やっぱノウハウは大事だね

妖精E「ひーちゃんはDと同じ能力なんだね」

妖精A「そうみたい」

妖精C「ねぇねぇ、ふーちゃんはどんな能力なの?」

妖精2「私、ですか?私は光が扱えます」

妖精A「光!私と相性がいいかもね?」

妖精2「えと・・・Aさんは・・・」

妖精A「私は草の妖精なんだー。光があれば草もいっぱい元気になるよ!」

妖精2「Cちゃんは何ができるの?」

妖精C「あたしは水が出せるんだ!」

妖精D「あと、水の操作もできますね」

妖精A「あ、Dおかえりー」

妖精2「水の妖精、ですか」

妖精C「うん、そう!」

妖精C「みーちゃんは?」

妖精3「私は分解が操れるんです」

妖精C「ぶんかい?」

妖精3「合体してる物を分けられるんです」

妖精3「例えばあなたの水も水素と酸素に・・・」

妖精C「むずかしい事わかんない!」

妖精3「と、とりあえず水を空気に分解できるんです」

妖精C「わかったような?わからないような?」

妖精3「BさんとEさんは?」

妖精B「私は・・・静寂の妖精、です」

妖精E「わ、私は歌の妖精です」

妖精2「Bさんは、性格通りの能力ですね」

妖精B「そうですね・・・。私が、歌の妖精だったら、困ってました・・・」

妖精E「歌が届かなそうだよね」

友「その、歌の妖精ってのは、どんな事が出来るんだ?」

友「ただ、歌えるってだけじゃないだろ?」

妹「船を沈められたりしますよ!」

男「嘘つくなよ・・・それは人魚だから」

友「セイレーンだっけ」

男「確か3日間は眠り続けてしまう子守唄とかあったな」

妹「他にどんな歌があるんでしょう?」

男「俺たちも知らないな」

妖精E「えっと・・・良く使ったのは、植物を元気にする歌・・・とかですかね」

妖精E「商人の農薬には敵わなかったんですけど・・・ね」

妹「そりゃあ薬品には敵いませんよねぇ」

妖精E「他には・・・雨を降らせやすくする歌とか・・・」

男「そんなことできるの?」

妖精B「でも・・・その歌を歌った後、雨が降るかと言われたら・・・そんなに」

友「雨乞いみたいなもんだな」

男「さて、と。そろそろ夕食の支度したいし帰ろうかな」

友「家で飯食ってけよ!妖精たちもまだまだ話し足りないみたいだし」

妹「友先輩って料理作られるんですか?」

友「少しはな!」

友「まぁ男と比べられたら全然だけど」

男「じゃあ俺が作ろうか」

友「お、良いね!俺も楽だし皆はおいしくて喜ぶ!」

妹「ある意味酷い自虐ですね」

友「うちの妖精は和食が好きらしいんだ」

男「へえ?」

友「コンソメ味の野菜スープよりも味噌汁が好きって子が2人いてな」

妹「和食が好きなのか味噌の味がたまたま好きだったのか分かりませんけどね」

男「じゃあ和食っぽい何かを作ろうかな」

男「材料は?」

友「安心しろ、こないだたくさん買ってきた」ガラッ

男「おお、野菜室がいっぱいだ、友のくせに」

男「って、ジャガイモとかタマネギは冷蔵庫に入れない方が良いんだよ」

友「は?」

男「常温で、風通しのいいところに保管するのがベストだ」

妹「へ、へぇー・・・」

男「当然妹は知ってるよね」

妹「・・・」ピュー

男「はいそこ口笛でごまかさない」

男「よし、煮物を作ろう」

友「煮物なんて作った事も無いぜ」

男「人参とジャガイモと・・・玉ねぎに蒟蒻とかでどうかな」

妹「よくもまぁそう材料が考えられて」

友「それを調理するすべがあるよな」

妹「・・・作る所でも見てましょうか先輩」

友「いや、邪魔になると思うから向こうに行ってよう」

妹「そ、そうすることにします」

妖精1「男さんの料理はおいしいの?」

妖精D「それはもう・・・とってもおいしいですよ!」

妖精2「私たちのご主人様の料理もおいしいんですよ」

妖精C「へぇー」

友「いや、男には到底敵わないよ」

妖精3「あ、ご主人様」

妖精1「そうなの?」

友「俺は妖精買う前は料理しなかったんだ・・・。でも男は普段から料理してたからさ」

妹「私たちも料理くらいできるようになりたいですね、先輩」

友「ああ・・・」

◆e2qiR6vDkYさんすげぇ

男「後は煮るだけー」

友「煮物ってそんな簡単にできるもんなのか」

男「ここから30分くらい煮るけどなー」

男「ご飯は炊いてるのか?」

友「炊いてない」

男「今すぐ炊け!」

友「あ、アイアイサー!」

本日はここまでで!
11人もキャラクターが居るととても全員扱いきれませんね・・・

本日は>>415辺りからになります。
ご覧頂きありがとうございます!


>>421
>>426
お待たせしました!

>>428
独学だけではどうにもならない事もありますよね・・・

>>440
>>1がですか?
あ、ありがとうございます

乙でした


まさか、煮物が本当に出るとは……

野菜だけでなく鶏肉入れるのが好きです

僕は妖精の方が好きです


じゃがいもとタマネギは

風通しの良い所なのか
知らなかった

>>448
ジャガイモはプラス日陰な

芽が出ちゃうもんね

>>450
さらに皮でソラニンって毒が、生成されるんだぜ!

>>443
>>444
ありがとうございます!

>>445
煮物ネタ使わせていただきました!
和食好きだと言ったのは友の妖精なのに、友は煮物なんか作るキャラじゃない・・・
と考えた結果男に作らせる事が出来る今早速登場となりました

>>446
おいしいですよね、煮物の鶏肉!
>>1の食べた煮物の中のアレが鶏肉だったかは分かりませんが

>>447
妖精食べるんですか・・・?

>>448
>>449
>>450
>>451
冷蔵庫の野菜室に入れるべき物と入れない方が良い物があるみたいですね
芽が出るのは知っていましたが皮で毒が生成されるとは・・・あなおそろしや。


それでは始めます!

友「妹ちゃんのとこの妖精もご飯食べるよな?」

妹「はい、特にBちゃんは大好物みたいです」

友「じゃあ、MAXの五合炊いておこう」ザー

妹「先輩、無洗米って書いてありますよ?とがなくてもいいのでは?」

友「え?無洗米でも数回軽く洗わない?とぎはしないけど。」

妹「そ、そうなんですか?」

友「いや知らんけど。何となく。」

緑色になったじゃがいもだな


―――居間―――

妖精2「そういえば、ひーは大妖精様に魔法を使わせてたようですけど・・・」

妖精D「Dでいいよ?もう森のリーダーじゃないし・・・」

妖精2「そ、そうですか・・・、わかりました」

妖精D「お願い!それで、何だっけ?」

妖精2「えと、魔法を使われたようですけど、魔力は大丈夫ですか?」

妖精D「大丈夫だよ!って、ふーちゃんたちは?」

妖精2「私たちも大丈夫です」

妖精3「ご主人様は魔法学に詳しいようで、魔力回復の草を食べさせて下さっているようなんです」

妖精A「あ、やっぱりそこは勘違いするよね」

妖精3「?」

妖精D「というわけで、人間がよく食べる"アブラナ科"の植物を食べると魔力回復ができるんです」

妖精C「キャベツとか!」

妖精3「だから私たちは生きていけるんですね・・・」

妖精2「力がみなぎっている気はしていましたけど・・・本当に回復していたんですね」

妖精E「そうなんですよ」

妖精2「それなら恥を忍んでDさんにお願いが・・・」

妖精D「はい、何でもいいですよ?」

妖精2「わ、私の能力も見てもらえませんか?」

妖精D「構いませんけど・・・、私の専門じゃないので、あまり詳しくは分かりませんよ?」

妖精2「大丈夫です!」

妖精2「私の能力って、どうもあんまり役に立たないような気がして」

妖精D「そうですか?・・・暗い所を明るく照らせて便利だと思いますけど・・・」

妖精2「森ではそれで良いと思います。でも、この文明的な家ではスイッチ一つで明りがつくんです」

妖精A「それを言ったら私の能力なんて全く使い物にならないよ・・・」

妖精2「そうですけど・・・」

妖精D「それでご主人に何かしてあげたいと?」

妖精2「は、はい・・・」

妖精D「そうですね・・・」

妖精D「例えば、白い光以外も出せますか?」

妖精2「あ、はい!出せます!」

妖精D「じゃあ、赤い光出してみてください」

妖精2「はいっ」パァァ

妖精D「じゃあそれをもっと赤くして?」

妖精2「す、すみません、これ以上赤くしようとすると、光が消えちゃうんです・・・」

妖精D「でも、光らせてはいるんだよね?」

妖精2「は、はい」

妖精D「それは見えない光が出てるんだよ」

妖精2「み、見えない光?」

妖精D「そう!それで、これと同じ"色"の光出せる?」ピッ

妖精2「こ、こうでしょうか・・・」

妖精A「何も出てないように見えるけど」

赤外線出せるのか……紫外線とかはどうだろう

ジャガイモの毒が発生するのは芽だけだと思ってたら皮もなのか……

妖精D「じゃあ、これと同じ王に点滅できる?」ピッ

妖精2「えと・・・こうかな」

妖精1「何してるのかな」

妖精C「あたしにはりかいできない」

妖精E「私にも理解できません」

妖精3「たぶんふーも理解してないですね」

妖精D「じゃあそれをあの機械に向かって光らせてみて!」

妖精2「えい」ピッ

TV「・・・たはよく晴れ、洗濯物も良く乾くでしょう」

妖精2「ひゃうっ!」ビクッ

妖精D「できた!」

妖精A「テレビがついたよ?」

妖精3「これが目的だったんですか?」

妖精D「そう!このリモコンを使って動かす物なら、点滅パターンを覚えれば全部制御できますよ」

妖精B「・・・リモコン要らずですね」

友「いやー、米炊くだけでこんなに大変とは」

妹「早炊きモードとかあるんですねぇ」

友「どうやってそれに設定するのか悩まされたがな!」

妖精2「あ、ご主人様!」

妖精1「新技!ふーに新技があるの!」

友「し、新技?家を壊さない系の技ならどうぞご披露していただきたいが」

妹「家を壊す?」

友「もちろん冗談だったんだが、ふーちゃんが高出力のレーザーで物を燃やせるらしくて」

妹「あ、危ないですね」

妖精2「そういうのじゃないです!見ててください!」

妖精2「えい!」ピッ

TV「おいしい果汁100%の・・・」

友「テレビがついた?」

妖精2「えい!」ピッ

TV「」

妹「消えました!」

妖精D「光が出せる事を応用しまして、赤外線によってリモコンの代わりが出来ます!」

友「リモコン要らずだな!」

妖精B「・・・セリフ被った・・・」

妹「なんだかBちゃんが私たちの知らない事で悲しんでます、先輩」

友「え」

友「赤外線が出せるってことは、紫外線も出せちゃう感じ?」

妖精D「ふーさん、今度は紫をもっと紫色にしてみてください!」

妖精2「は、はい!むむむ・・・」パァ

妖精2「むむむむむ・・・」

妖精2「だめですっ、こ、これが、限界で・・・!」

友「まだ目に紫だと見えるな」

妹「可視光線と紫外線の境目辺りでしょうか」

妖精D「紫外線とかは必要なエネルギーが多いから難しいんでしょうか・・・」

妹「はい!やりました!E=hνとかいうのやりました!」

友「波長が短いほどエネルギーは大きくなるんだったな」

妹「まぁ、こんなところでX線とかバンバン出されたらそれはそれで私たちの健康に被害が及びますし、出せなくて正解な気もしますね」

―――そんなこんなで―――

~♪~♪

友「お、米が炊けた様だぞ」

男「煮物の準備はオッケーだ」

妹「昨日の味噌汁温めてあります!」

男「ようやくご飯の時間だな」

友「よーし、皿出してくる!」

男「おーい、テーブルとかどうするんだ?」

妹「このテーブルは4人がけですねぇ」

友「えー・・・っと、このテーブルに6人頑張って詰めてもらって」

友「俺の勉強机で3人いけると思う」

友「あとはパソコンの乗ってる台、絶対こぼさないならキーボード退かして2人で使っても良いよ」

「いただきます!!」

妖精A「何でしたっけ、このスープの名前・・・」

男「お味噌汁だよ。前に一回だけ出した気がする」

妖精B「お味噌汁・・・聞いたことあるので食べた事ありますね」

友「うちの子は味噌汁の方が好きってこが多かったけど、男んとこは?」

男「うちは洋風のスープ作ることが多いな・・・。皆どっちが好き?」

妖精A「どっちも違うおいしさで」

妖精C「えらべないねー」

男「うーん、半々くらいで作るのがいいのかもな」

男「初めて煮物を出してみたけど、どう?」

妖精D「おいしいですよっ!」

妖精B「おいしいけど、私は・・・ご飯の方が好き」

妖精3「わたくしはこれすごく気に入りました」

妖精1「私もー!他のもおいしかったけど・・・」

妖精E「すごく柔らかいですね」

妖精A「おでんのときもこのくらい柔らかくておいしかったです!」

妖精2「もぐもぐ」

妖精C「あたしはスープのほうが好きかなー?もちろん全部おいしいけど!」

男「概ね好評?」

友「みたい・・・だな、後で作り方教えて」

男「妖精さんの為だ、教えてやろう」

男「こんな大勢で食べるなんてめったにないよな」

妹「中学までは給食でこんな感じでしたね。皆でわいわいがやがやと」

友「俺は高校でもにぎわってたけどなー」

男「高校では友達と数人で食ってたな」

妹「私もです。あんまり大きなグループは無かったですねぇ」

男「久々に大勢で食べると楽しいな」

妹「というか妖精さんたちの食べてる顔を見るのが幸せです」

友「それはある」

男「お、友も分かるようになってきたな」

「ごちそうさまでした!!」

友「いやー、男は料理が上手くて良いよな」

友「俺は料理下手でごめんな?」

妖精3「いえ、食事を頂いている時点で既に感謝していますから・・・」

妖精1「魔力も回復出来てるしね!」

友「魔力?」

男「あ」

妖精D「いえ、いいんです、私が教えたんです」

男「そっかそっか」

友「何のことだ?」

男「・・・Dちゃんも良いって言ってるし、詳しく説明しようか」

友「はああああああぁぁあぁ!?」

男「つまり、前の妖精さんが亡くなったのは、魔力不足だった可能性も・・・」

友「そんな事実があったのかよ」

男「ああ」

男「一応言うが、寿命はあるからな?魔力さえあれば良いってもんじゃないから」

友「そうか・・・。今回は気をつけるよ」

男「やっぱり野草食わせてりゃ良いってわけじゃないんだよ」

友「そうみたいだな」

友「よっし!煮物の作り方もメモったし、もう男帰っていいぞ。食器とかは家の妖精と洗うから」

男「そうだな・・・もう夜も更けたし、お暇しようか」

妹「そうしましょう。あんまり遅くなっても逆に迷惑でしょうし・・・」

友「まぁ、俺としては全く迷惑じゃないがな」

男「今日は楽しかったよ」

妹「友先輩にしては良い企画でした!」

友「友先輩『にしては』!?」

男「じゃあ皆、帰ろうか。玄関はこっちだよー」

妖精A「あの、今日はありがとうございました!」

妖精C「楽しかったよ!」

妖精D「また機会があれば会いましょうね!」

妖精B「・・・ありがとうございました」

妖精E「友さんもいい人でした・・・ってうぁ!」ガッ

男「おっと」ポフン

友「だ、大丈夫?」

妖精E「す、すみません!段差に気がつかなくてっ!」


男「怪我無い?」

妖精E「あ、大丈夫・・・です」

友「ほっ、良かった良かった」

妹「先輩、こんなところに段差作るなんてなんて事ですか!」

友「俺が悪いのかよ!設計した人に言えよ!」

男「ぶふっ」

友「そこ噴出してんじゃねぇ!」

男「それじゃなー」

妹「お世話になりましたー」

友「おう、またやろうなー」

妹「はい、それは是非!」

男「試験勉強もしろよー?」

友「少しはするよ・・・」

妹「兄さんは人の事言えない立場のはずですが・・・」

男「うっ」

妹「いつも試験機関に苦しめられてますよねぇ?」

男「あいつらが悪いんだ、俺を貶めようとする問題ばかり出すから・・・」

妹「言い訳しない」

友「じゃあ、俺は勉強するかな!またな、男!」

男「はー・・・い」

バタン

本日はここまでで。

>>395>>410>>411
辺りのせいで、この世界に試験機関が設立されました
はい、完全にネタです
期間に直しても何とか意味は通る・・・かな?


本日もご覧いただきありがとうございます!
なお、>>452から本日分となっております。


>>454
アレですか!
アレ食べる気はしませんが毒だったんですね

>>461
早速紫外線のネタも出してみました
結論としてはほとんど出せません

おつ!
試験機関……全国の学校のテストはここが作っているのだろうかww

試験機関ってどこぞのゲームの十二機関みたいなもん?


ふーちゃんがいると冬は安泰だな

妖精さんたちが植物工場運営したら
光熱費の問題やらなんやら全て解決するか…

学校の掲示板前で学校行事の案内を見るたびに(主に試験関連)
「それが学徒の宿命か・・・」と寂しそうに呟き、携帯で電話するフリをして
「俺だ、○○(学長等の名前)はどうやら俺達とやる気らしい・・・」等とほざいて
「あぁ、わかってる。あいつなりの考えだな。サイン・コサイン・タンジェント(別れの合い言葉、意味はない)」
と電話を切り、寂しそうに首を振る。というまわりの奴らに脅威を与えるのをやってた。

俺か?元ソルジャー、平均偏差48だ!

次も楽しみにしてますー
ふーちゃんぺろぺろ

乙でした

もはや前の妖精のどれがどの能力か思えてねぇ

>>478
>>484
>>485
ありがとうございます!

>>479
センター試験作ってる大学入試センターみたいなものでしょうかね?
でも、全国の試験を作るとなると大変そうです

>>480
そのネタを知らないのでお答えできません・・・
すみません!

>>481
遠赤外線であったかですね!

>>482
妖精さんの魔力維持を考えると採算が取れるかは謎でしょうけどね・・・

>>483
コ、コピペ・・・ですか?
怪しげな機関って中二病に合いそうです

>>486
軽くおさらいしますー

<登場人物おさらい>

・男 主人公。妖精A~Eを買った。
・妹 男の妹。妹だけど妖精さんたちのお姉さん役。

・妖精A 草の妖精。あんまり特徴が無いのが特徴。割と元気っ子。
・妖精B 静寂の妖精。おとなしい子。三点リーダ(・・・)を多用。
・妖精C 水の妖精。元気っ子。話す時はひらがなを多用。一人称はあたし。
・妖精D 風の妖精。大妖精さまで、能力が強い。大人しく、性格も大人っぽい。
・妖精E 歌の妖精。ツンデレだったけど、もうすっかりデレデレ。たまにツンデレ定型文も使う。

・友 男の友達。色々と流されやすいが、根は良いやつ。妖精1~3を買った。

・妖精1 風の妖精。敬語が苦手。でも頑張る時は頑張る。能力値は決して低くない
・妖精2 光の妖精。ちょっとエロい事に興味がある様子。B程じゃないけど静かっ子。
・妖精3 分解の妖精。丁寧語、敬語を多用する。一人称はわたくし。


それでは始めます!

男「帰ってきたぞー」

妖精C「きたぞー!」ドタドタ

妹「ああっ!そんなに走ると」

妖精C「ぎゃー」ドテーン

妹「やっぱり転びました」

男「完璧なフラグ回収だな」

妹「それにしてもよく転びますね、妖精さん」

男「妖精はどうか知らないが、このくらいの人間の子供もよく転ぶよな」

妹「そうですね、転びやすいサイズなんでしょうか」

男「なんだ転びやすいサイズって」

妹「子供サイズ?」

男「それ以外に言い方は無かったのかよ」

男「さて、夕御飯は済んでるし、お風呂かな?」

妖精B「お湯、沸かしてきます・・・」

妹「お風呂は私が任されますから、兄さんは試験勉強して下さい」

男「しなくてもなんとかなるよ」

妹「兄さんのそのセリフは当てになりませんからねぇ・・・」

男「お前に実害があるわけじゃないし」

妹「留年なんかしたら家計を逼迫するんですよ!」

妹「そうしたら親からの仕送りが減るかもしれません・・・」

妹「そうしたら妖精さんたちに十分なご飯をあげられないかもしれません・・・」

妹「そうしたら妖精さんたちが死んでしまうかもしれません!」

男「ま、まっさかー」

妹「0%じゃないはずです」

男「・・・・・・頼んだ」

妹「はい頼まれました」

妹「1人で5人入れるのは大変ですね・・・。流れ作業でいきましょう」

妖精A「流れ作業?」

妹「Aちゃんを洗い、浴槽に入れ、入れたらBちゃんを洗い、終わったらAちゃんは出て、Bちゃんが浴槽に入りCちゃんを洗う・・・の繰り返しです」

妹「まずは洋服を用意しますね!」

妖精C「いってらっしゃい!」

妹「ちょーっと待っててくださいねー」

妹「よいしょ、自分の含めて6セットは多いですね」ドサ

<オフロガワキマシター

妹「お、沸きましたね、行きましょう!」

妖精E「はい」

妹「じゃあ・・・順番どおりAちゃんから!」

妖精A「はい!」ヌギヌギ

妹「他の子も順番通りお願いしますね」

妖精B「はい・・・」

妖精A「お願いします!」

妹「じゃあ、体から洗っていきますねー」ワシャワシャ

妖精A「ひゃん!」

妹「くすぐったいですか?」

妖精A「ち、ちょっと・・・ふゅう!」

妹「Eちゃんくらいくすぐったがりのようですねぇ」モミッ

妖精A「ふゎっ!」

妹「控えめサイズ・・・」

妹「じゃあ流しまーす」シャワァァ

妖精A「はい♪」

妹「よしっ、髪も洗い終わりましたし、浴槽へどうぞー」

妖精A「ありがとうございましたー」

妹「そしてBちゃんどうぞー」コンコン

妖精B「失礼します・・・」

妹「さぁどうぞこちらに」

妖精B「・・・」コクン

妹「む、Bちゃんはくすぐり耐性があるみたいですね」コシコシ

妖精B「強いって、言われます・・・」

妖精A「Bがくすぐられて大爆笑するところは想像できないね」

妹「確かに、Bちゃんが悶えるところは見てみたいですが」ムニッ

妖精B「ん・・・」

妹「小さめ・・・」

妹「はい、流しまーす」

妹「はい、Aちゃんは上がって下さい」

妖精A「はいっ」

妹「Bちゃんは浴槽にどうぞ」

妖精B「はい・・・」

妹「Cちゃんカモーン!」

妖精C「来たー!」

妹「こちらに」

妖精C「はいっ」

妖精C「くすぐったいよぉ」

妹「ふむ、弱くはないですが、ちょっとくすぐったがりますね」

妖精B「妹さん、みんなをくすぐってる・・・」

妹「くすぐってないですよぅ、洗ってるだけですよぅ」モミッ

妹「以外に少しある・・・!Bちゃんよりはあるかも・・・」

妖精B「そしてみんなの品評してる・・・」

妹「Bちゃんは上がってくださいね」

妖精B「ありがとうございました・・・」

妹「いえいえ、さて、Dちゃんを呼」

妖精D「来ましたー」

妹「おや、呼ぶ前に来ました」

妖精D「Bが上がってきましたので」

妖精D「ふふふっ」

妹「余裕のほほえみですねぇ」コシコシ

妖精D「くすぐりですか?」

妖精C「みんなをくすぐってるらしいの」

妖精D「へぇ・・・」

妹「くそぅ、効かないとは」ムニュッ

妖精D「んんっ!」

妹「ほう・・・今までで一番大きい・・・。見た目相応ですが」ブツブツ

妖精D「?」

妹「さてと、Cちゃん、上がってください」

妖精C「えー、まだ入ってたいー」

妹「そうですか?それじゃあ、Dちゃんと二人でお風呂入ってます?」

妖精C「わーいっ!そうするー」

妖精D「入るよー?」

妹「Eちゃん、どうぞー」コンコン

妖精E「あっ、はい!」

妖精E「いやぁ!」

妹「相変わらずの弱さですねー」コシコシ

妖精E「なんでくすぐるんですかぁ!」

妹「くすぐってまーせーん!洗ってるだけですー」コショ

妖精E「ふひゃう!」

妖精E「絶対くすぐってますっっ!!」

妹「えー?そんなことないですってぇー」モニュ

妖精E「いい加減にしてくださいぃぃ!」

妹「Dちゃん位ありますね・・・心地いい」

おい妹!!ちょっと替われ!!
ってか替わって下しあ

妹「さて、CちゃんDちゃんは上がってください」

妖精C「ふああーい」

妹「の、のぼせてませんか」

妖精D「あ・・・私が見てます」

妹「すみません、お願いします」

妹「Eちゃんは浴槽へどうぞ!」

妖精E「はぁ、はぁ・・・」

妹「さて、自分を洗わないと」

―――お風呂上がり―――

妹「いやー、疲れました!」

妹「しかしこれからドライヤー地獄ですか」

妖精D「今日は、私たちで頑張ります!」

妹「やってくれますか!」

妖精D「お疲れのようですので・・・」

妹「助かります―・・・」

妖精D「妹さんの髪も乾かしましょうか?」

妹「やってくれるんですか?」

妖精D「いままでやってもらってましたから!」

妹「じゃあお願いします!」

妖精D「はい!」

妖精A「私もできるように頑張ろうかなぁ・・・」

妹「兄さん、お風呂終わりましたー」

男「ああ、お疲れー」

妹「勉強はどうです?」

男「たぶん試験大丈夫なくらいはしたはず」

妹「それは何よりで」

男「風呂も終わったなら寝るかー」ノビー

妖精D「Ψ∑∫G∵?」

妖精C「∑∫?」

妖精B「・・・ΔЯЯΩ*」

妹「何やら会議してるようです」

男「妖精語を使ってるという事は知られたくない事なのかな」

妹「でしょうねぇ」

妖精D「あ、ご主人様」

男「やぁ、何か会議してたみたいで邪魔してごめんね」

妖精D「いえ、もう終わりましたので、大丈夫です」

妹「今日はDちゃんが犠牲ですね」

妖精D「犠牲じゃないですよー」

妹「いえ、もう犠牲で特殊な名詞化してますので」

男「じゃあ、おやすみな妹」

妹「はい、兄さん」

妹「あ、歯磨きはさせてくださいね」

男「りょうかーい」

妹「では!また明日ですー」バタン

―――妹家―――

妹「さぁ、寝ましょうか!」

妹「布団敷きましたよー」

妖精D「・・・」

妹「Dちゃん?」

妖精D「あ、すみません、ボーっとしてました」

妹「疲れちゃったんでしょうか?」

妹「あ、さっきは6人分もドライヤーかけてもらっちゃいましたしね、ありがとうございました」

妖精D「いえ、むしろいつもはありがとうございます!」

妹「へへへ!」

妹「さて、疲れちゃったようですし、早めに寝ましょう!」

妖精D「は、はい!」

妖精D「すぅ・・・」

妹「ふふふ、いつも大人ぶってますけど、寝てると子供ですよねぇ」

妹「やっぱりかわいいです」ナデナデ

妹「さて、わたしもそろそろ寝ないと・・・」

妹「明日は試験は無いですけど。授業はありますし」ナデナデ

妹「おやすみなさい・・・」

―――――――――――――――
12日目終了

今日はここまでで!
ご覧いただきありがとうございます。

これでも妹は最初よりだいぶ丸くなりました。なったんです。これでも。

なお明後日はお休みの予定です。

>>487から本日分となります!


>>504
妹の代わりとなると毎晩6人分のドライヤーがけがお待ちしてますよ!

おつ

乙ー

いいね、いいね、最ッ高だね!!

乙!

おわりじゃありません、さっさと続きを書きなさい


乙ですぅ~、のんびり待ちますよっ
それと未だに『妖精さんが食べちゃいけない物リスト』が気になります||orz





会議後のDちゃんが気になる。
残りレス数といい、終わりの始まりじゃなければ良いけど・・・。

prprprprprprprprprpr

>>514
>>515
>>516
>>517
>>519
ありがとうございます!

>>518
最強さんいらっしゃいませ!

>>521
すみません、今から書きます

>>522
ぶっちゃけると、内容考えてないんです、ごめんなさい。

>>523
まだだ、まだ終わらんよ!

>>524
プルプル震えてどうしましたか?


それでは始めます!
13日目ですね。

―――13日目、朝―――

妹「ん・・・」

妹「ふぁぁぁ・・・。目覚ましより早く起きちゃいましたね」

10時49分

妹「・・・ん?」

10時49分

妹「んん?」ゴシゴシ

10時49分

妹「やらかしましたかこれ」

妹「落ち着け私、まだきっと夜なんだ」

妹「って、寝た時間より前ですよね・・・」

妹「し、仕方ないです、今から行けば・・・ん?」

(土)

妹「そうでした、土曜日でした!通りで目覚ましが鳴らないはずです」ホッ

妹「さて、Dちゃんが居ませんが・・・大方全てお見通しで私を寝かせといてくれたんでしょう・・・。」

妹「朝起きて妖精が居なくなってこの余裕。慣れとは恐ろしいものです」

お、きてるな

―――男家―――

妖精D「あ、妹さん、おはようございます」

妹「おはようございますー」

妖精D「ご主人様は試験があるそうで、大学に行かれましたけど、妹さんはお休みのようでしたので、起こしませんでした」

妹「推測通り!」

妖精D「?」

妹「みんなは何してるんですか?」

妖精A「えっと・・・、Bが床を掃除してて、Cがお風呂掃除してて、Eがお皿洗ってます!」

妖精A「あ、私は読書してます!」

妖精D「私はインターネットをしてます!」

妹「い、いつの間に出来るように」

妖精D「この間ご主人様に教わりました!」

妖精E「妹さん、ご主人様が朝ごはん用意されてましたよ」

妹「ほんとですかー」

妖精E「はい、テーブルにおいてあります」

妹「わぁい」トテトテ

妖精B「ごはん・・・よそいました」

妹「ありがとうございますー」

妖精E「スープ暖めましたよ」

妹「至れり尽くせりですー、ありがとうございます!」ナデリナデリ

妖精B「どういたしまして・・・」

妖精E「~♪」

妹「ごちそうさまでしたー、美味しかったです」

妖精E「食器、洗いますっ」

妹「私のだけなんて悪いですし、自分で洗いますよ」

妖精E「な、なら、一緒に・・・」テレテレ

妹「Eちゃんがそういうなら」

妹「うーん・・・」

妹「やっぱり二人で洗う量ではなかった気が」

妖精E「い、いいんですっ!その・・・一緒に、洗いたかった、んです・・・」

妹「」ドキッ

妹(何故でしょう、Eちゃんにはいつもドキドキさせられているような・・・)

妹「Dちゃん、ネットで何見てるんですかー?」

妖精D「g〇oglemapです!」

妹「どれどれ・・・あっ、うちの近くですね」

妖精D「いままで表通りしか通った事ありませんでしたけど、色々裏道もあるんですね」

妹「でも一本裏に入ると途端に人通りはないし、道幅が狭いしで危なくなりますからねぇ」

妹「もしお出かけする時は、裏道は使わないでくださいね、安全の為に」

妖精D「心がけておきます」

VIPに妖精さんこっちこいってスレ立てしたら
Dちゃん見つけてくれるかな?

妖精C「そうじおわったー!」

妹「ご苦労様です」

妹「いつもお仕事が終わったら自由時間なんですか?」

妖精A「そうですねー、のんびりしてます!」

妹「では、これで遊びましょう!」ドン!

妖精E「あ、これ、前にも使いましたね」

妹「ゲーム機です!」

―――夕方―――

男「で、熱中して今までゲームしてたと?」

妹「反省してます・・・」

男「ゲームは一日一時間だとか言う人もいる中、4限終わりの俺が帰ってくるまでゲームだなんて・・・」

妹「ほんとに、本当に時間が経つのが感じられなかったんです!!」

男「でも、昼には気づいてお昼食べさせたんでしょう?」

妹「そ、その時はまだ時間感覚があったというかなんというか」

男「まぁ・・・これからはマジで気をつけて」

妹「気をつけます」

男「妹の為にもな」

妹「うっ・・・気をつけますよう・・・」

男「分かればよし。じゃあ」

ピンポーン

妹「?誰か来たようですね」

男「誰だろう」

教授「おっす男くん!」

男「教授!?何でこちらに・・・」

教授「なーんとなくね!商人についてのいざこざもほとんど終わったし、遊びに来たわけだが・・・」

教授「ま、深い意味は無いな!」ハハハ

男「はぁ・・・?」

教授「強いて言えば、折角手伝ったんだし、男くんとこの妖精を見てみたいかな?」

男「あれ、見た事ありませんでしたっけ」

教授「無いね!部屋に居たらしく、前回私が会いに来た時は見えなかったよ」

男「というわけで、こちら商人逮捕のときに一役買ってくださった、教授です」

教授「よろしくー」

妖精A「よろしくお願いします」

妖精D「その節はお世話になりました」

妹「ほんとお世話になりました」

教授「いやいや」

教授「ふぅん、皆良い子そうじゃない」

男「でしょう」

教授「なんとなく男くんはこういうのしない子だと思ってたけど」

男「まぁ・・・友達に誘われなかったら無かったでしょうね」

教授「なるほど?」

教授「で、さぞかし夜は楽しい事になってんだろうね?」

男「あ、いや、そういう事はしてないんで・・・」

教授「ほう?」チラッ

妖精D「あ、ほ、本当なんですよ?」

教授「へぇー・・・」

教授「どうやら本当のようだね」

男「ええ、まぁ・・・」

教授「妖精たちはだいぶ君らの事を信頼しているようだね」

妹「そんなの分かるんですか!?」

教授「長年生徒と向き合う仕事をしているからね!何となくはわかるさ」

男「へぇ・・・」

教授「ま、100%そうかと言われたら自信は無いけどね!」

妹「それを確かめるすべは無いのでどうしようもないですね」

教授「全くだ!」

妹「そういえば教授は何の教授なんですか?」

教授「そりゃあ専門は分析化学だ!他にも色々と授業を受け持っているから妹くんもぜひ受講してくれたまえ!」

妹「あぁ、そういえば兄さんが分析のプロとか言ってましたね」

教授「プロとは、随分誇大したね」

男「県で1,2位を争う人がプロじゃないなんて認めませんよ」

教授「ははは!そうかそうか」

教授「ちなみに昔は生物学を扱っていてね」

妹「そうなんですか」

教授「だから君たちも一つの進路を見つけたからと言ってそこばかりに固執するのも良くないと思うよ」

教授「生物学も合って無いというわけじゃなかったが、分析化学の方が私には合っていたからね」

妖精D「そうなんですか・・・」

男「Dちゃんたちまで真剣に聞いてる」

教授「ははは!妖精さんたちも色々なことにチャレンジすると良い!」

妖精B「が、頑張ります・・・」

教授「いやー、夕食までいただいちゃってすまないねー」

男「いえ、お気になさらず」

教授「間違いなく君は料理上手だ、保証しよう」

妹「ですよね!」

教授「私は全然料理が出来ないからうらやましいよ」

妹「あ、そうなんですか、仲間・・・」

教授「じゃー、お暇しようかな?」

男「あ、はい、お気をつけて」

教授「じゃあ、また!」バタン

男「急に来て」

妹「あっという間に去って行きましたね」

妖精E「あ、明るくて元気な方でしたね」

男「ああ、気さくで良い人だ」

―――お風呂上がり―――

妹「さってと、今日の犠牲はEちゃんですね」

男「すっかり気に入ったな、おい」

妹「気に入ってはいません、分かりやすいから使ってるだけです」

妹「では行きましょうか、Eちゃん」

妖精E「はいっ!」ニコニコ

男「大層嬉しそうだな」

妖精E「・・・♪」ギュウ

妹(べ、べったりです!)

妹(想像以上にべったりくっついてます!)

妖精E「妹さん、おやすみなさい」ニコ

妹「あ、はい!おやすみなさい!」ドキドキ

妖精E「妹さん・・・鼓動が速くなってます」

妹「え、あ、はい!」

妖精E「離れた方が・・・いいですか?」シュン

妹(そんな顔されたら断れないんですってば!)

妹「いえ、だ、大丈夫です!」

妖精E「妹さんだいすきです・・・むにゃむにゃ」ギュ

妹(な、何故こんなにも好感度が高いんでしょう・・・)

妹(くすぐったり茶化したり、嫌がる事しかしてないような気もします)

妹(まぁ、嫌われるよりいいんですけどね!)

妹(私もなんだかつかれました・・・寝ましょう)ファァァァ…

―――――――――――――――
13日目終了

本日はここまでで!
久々に教授が登場しました。覚えてましたか?この人。

本日分は>>525からになります
ご覧頂きありがとうございました!


>>528
お待たせしました!

>>535
どうでしょう?
Dちゃんがそんな所を見ているかは甚だ疑問ですけどね!

おつー

Eちゃんのかわいさがマッハ

分析って言うとアレかな
LCだのGCだのの試験的なものかな
この教授とは話がしてみたい

教授って字面からなんとなく気さくなおじいちゃんみたいなかんじで想像してたけど、もしかして女のひとなのかな

漫画とかでよく見るタイプの白衣着た中年のおっさん教授で想像してたけど>>554を見てから読み返すとがらっと印象変わってしまった……
残念おっさんを返せといいたい気持ち半分と、ちょっと私生活だらしなさそうで化粧っけゼロな白衣の残念美人な女教授をありがとうといいたい気持ち半分で揺れる俺

私見ですが結局大体このスレは最ッ高だねェって訳だよって556は556は思っているけりにゃー

>>554
おまい…なんてことを…
おっさんイメージが崩れたじゃないか

prprprprprpr

正直教授が出てきた時から性別悩んでた
今回は女性っぽく感じたけど

うわマジだ
女なのかな

>>551
ありがとうございます!

>>552
Eちゃんと妹を絡ませるの好きです!

>>553
クロマトグラフィはやってそうですねぇ
>>1は詳しくないのであんまり専門的な話は登場できませんが・・・

>>554
>>555
>>558
>>560
>>561
教授の話で持ちきりですね!!
>>1としては、両性的なキャラクターで描いたつもりでした。みなさんが迷ってくれて幸せ。
正解はまだ秘密です・・・

>>556
キャラ混ざってますねー

>>559
ま、またプルプル震えてます!


それでは始めます。

妹「それから、特に問題もなく平和に1週間が経ちました」

妹「妖精さんたちもよく食べ、よく働き、よく遊び、よく転び、よく笑い・・・、元気でした」

男「何してるんだ?」

妹「日記を書いてます!」

男「・・・なんで日記に『それから1週間経ちました』って書かれるんだ?」

妹「前回書いたのがほぼ1週間前の日曜日だったからです!」

男「サボりすぎだろ・・・」

妹「てへへ」

―――21日目―――

妹「兄さんはあとどのくらい試験ありますか?」

男「火曜に1つ、水曜に2つだな。それで終わり。妹は?」

妹「火曜に兄さんと同じのが、あと木曜に1つあって終わりです」

男「ほう・・・」

男「妹と話しながら洗濯物を畳んでたら終わった」

妹「お疲れさまです」

男「DちゃんDちゃん、タンスにしまってくれるかな?」

妖精D「はい、わかりました!」

男「どれが誰のかわかる?」

妖精D「余裕ですっ!」

妖精D「しまってきま・・・わぁ!」ツルッ

妹「危ない!」

ドス!

妹「げふっ!」

男「自らが下敷きになってガードとは、見上げた根性だ!」

妹「い、いえ・・・ホントはかっこよくキャッチしたかったんですが、間に合わず、げほげほ」

妖精D「も、申し訳ありませんでした!」

妹「いえ、Dちゃんが無事で何よりです」

妖精D「しまってきました」

男「おう、ありがとう!」

男「用事はこれだけなんだ。もう戻っていいよー」

妖精D「あ、はい。では・・・あっ!」ガッ

妹「危なーい!」

ドン

妹「ぐっはぁ!」

男「さすが妹!2度もDちゃんを守るなんて保護者の鑑・・・ん?」

妹「・・・」プルプル

男「やばい、クリーンヒットしたらしい」

妖精D「申し訳ありませんっ!」

妹「・・・」プルプル

妹「」b

男「サムズアップ!なんとか大丈夫のようだ!」

妖精D「よ、良かったです・・・」

妹「」b

―――数分後―――

妹「ふぅ・・・2発目は効きました」

妖精D「本当にごめんなさい!!」

妹「いえ、私は全然平気です、もう」

妹「私としてはDちゃんの方が心配なのですが」

妖精D「わ、私・・・ですか?」

妹「ドジっ子というわけでもないDちゃんがこの短時間で2回転びました。おかしいと思います」

男「!」

妹「何か・・・隠し事・・・とか、無いですよね?」

妖精D「・・・」

妹「無いですよね?」

妹「無いって、言ってくれますよね!?」

妖精D「・・・あります」

妖精D「いつか言わなくてはいけないと思っては思っていましたけど、言えなくて・・・」

妖精D「本当に切羽詰まった今になってしまいましたけど・・・話しても良いですか?」


男「切羽詰まったって・・・」

妹「そ、そんなにヤバいんですか」

妖精D「あと2,3日です」

男「近っ!」

妹「そ、それで、何が・・・なんでしょう・・・」

妖精D「私たち、あと、2,3日で、・・・、死にます」

男「!!」

妹「なんだぁ!死ぬだけですか!」

妹「・・・」

妹「は?」

妹「はいいいいいいいいいいいい!?」

男「な、なんで・・・」

妖精D「それは、寿命だから、としか・・・」

男「あれ・・・?」

男「『私たち』って・・・みんなまとめて・・・?」

妖精D「はい、私たちは周りの仲間と寿命を共有する・・・いえ、してしまう特性がありまして」

妖精D「ですから、一緒に過ごしている仲間は大抵みんなまとめて死んで、みんなまとめて復活します」

妹「最近みんなよく転んでたのって・・・」

妖精D「この、前兆・・・でしたね」

妖精D「あ・・・前も伝えたと思いますけど、死んだ後森に要素が存在していれば、復活しますからそんなに重大な事じゃないんです」

妹「そ、そうなんですか?」

妖精D「例えれば・・・、3年に一度の点検みたいなものでしょうか」

妹「な、なぁんだ・・・」

男「復活までにどれくらい掛かるんだ?」

妖精D「復活にかかるのは最短で十数時間です。要素さえあれば十数時間後には復活しています」

男「じゃあ、すぐに戻ってきてくれるんだな!」

妖精D「・・・」

男「戻ってきて・・・くれるよな?」

妖精D「・・・無理です」

男「っ!!」

妖精D「私たちは元々居た森が枯死して以来、色々な森を転々としてきました」

妖精D「そして、この間枯れた森で最期、このあたり一帯の森はすべて枯死しました」

男「ま、マジで?」

妖精D「この間、ご主人様に教えてもらったgo○glemapで確認しました」

妹「と、という事は復活できないんですか!?」

妖精D「いいえ、遠くの森で復活する事になります」

妖精D「となると、この町まで戻ってくる事が出来ないです」

男「お、俺らが迎えに行けばいいんじゃないだろうか」

妖精D「それについても・・・伝えていない事が」

妹「ま、またですか」

妖精D「私たちが消える時、人間側の記憶が拘束されます」

妹「こ、拘束?」

妖精D「その・・・思いだそうとしても、『あー、そういえば妖精飼ってたなー』位にしか思い出せなくなります」

妹「そっ、そんなの嫌ですっ!!!」ガタッ

妖精D「こればかりは・・・」

妖精D「昔、人間に虐げられ始めたころ、私たちが死ぬと、逃げたと勘違いしたその妖精の主人が血眼で私たちの事を探したそうです」

妖精D「それで、私たちの意思で移動したわけでもないのに、脱走したと罰を食らったそうです」

妖精D「そのような理不尽な事が起こらないよう、昔のとある妖精が死ぬ時に周りの人間の記憶を拘束するような術式を組み上げたんだそうです」

男「そんな歴史が・・・」

妖精D「ちなみに記憶拘束を行った妖精なら、拘束解除できるんです。仲の良いペアはそうしていたんですが・・・」

妖精D「遠隔では使えないので・・・出会えない限りは、無理ですね」

男「Dちゃんの頭脳を持ってしても、どうにかならないのか?」

妖精D「なりませんね・・・。寿命関連はどうにもならない事が多いです」

妹「そ、そんな・・・」

男「じゃあ、じゃあ、仕方ない。今日明日はみんなでのんびり過ごそう」

妹「ど、どこか行って遊んだ方が良いんじゃ」

男「今妖精さんはみんな疲れてるだろうから・・・家でのんびりした方がいいと思って」

妖精D「気持ちとしては元気なんですけどね・・・」

妖精C「すぴー」Zzz...

妖精A「すぅ・・・」Zzz...

妖精E「くぅくぅ・・・」Zzz...

男「みんな寝てるな」

妹「やっぱり・・・・・・疲れてるんでしょうか」

妖精B「私は・・・寝てないですよ?」

男「静かにしてるだけだったか」


妹「みんなでお昼寝しましょう」

男「そうなるのか」

妹「面白そうじゃないですか」

男「面白くは・・・無いだろうけど」

妖精D「えと・・・お布団用意した方が良いですか?」

妹「毛布くらいはあった方が良いかもしれませんね」

本日はここまでで。
まだ終わらないと言ったな。あれは作中の日数的な話だ。
終わりの始まりです

>>562辺りから本日分です
ご覧頂きありがとうございました!

わかりやすい伏線ってたまにはいいものだな

乙でした

時間すげえw

乙です。
やはり複線でしたか・・素直に喜べなくて残念です。
今までの物語に恥じない、最高の閉幕を期待してますね。。

と言っても、これまでを思い返せば最初から心配する程でも無いでしょうけどww
最期までよろしくお願いしますね。応援してます。

分かりやすい伏線のおかげで心の準備はしていたけど…
やっぱ確定すると辛い…


終わりが近づくとなんかさみしくなるな

毎日の楽しみの一つだったのに………

待て!
友は覚えていたぞ!
だから兄達も忘れない可能性が微レ存……

確かに友覚えてたな
これは……

>妖精D「私たちが消える時、人間側の記憶が拘束されます」
これを見る限り、必ずしも拘束されるのは飼い主だけじゃないんじゃないか?
関連した人間とか……

それよりももっとわかりやすい伏線があるだろ
ちなみにprprはプルプルじゃなくて、ペロペロじゃないか?

スレタイの意味を深く考えすぎて鬱になった…

prprprprprpr(ペロペロペロペロペロペロ)


続きが気になるけど終わってほしくないジレンマ

予測すんな

ペロペロの prpr は Power Reserve だから俺もぺろぺるするぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ

prprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprpr

>>582
>>586
やっぱりバレバレですよね
誰も気づかないような伏線を張りたいと思ってはいるんですけどねぇ・・・

これもいいというならそれはそれで良いんですが

>>583
ありがとうございます!

>>584
あそこから1週間もネタがなかったので!

>>585
さ、最高の閉幕と・・・
頑張りますが、あまり高い理想は・・・

>>587
>>588
>>594
かと言ってネタも無いのでこれ以上長く書くとただの引き延ばしに・・・
あとちょっと頑張りますので、ご期待ください!

>>589
>>590
>>591
友が覚えていたのは妖精が存在した事だけであって、詳細は思い出せないでいます
『あー、そういえば妖精飼ってたなー』位にしか思い出せないはずです

あと、prprはワザとです!

>>592
さて、どうなるんでしょうね!

>>593
わざわざ読みつきでありがとうございますw

>>595
予測に対してのレスは確かに言葉を選ぶので大変ですしね

>>596
そ、そんな意味が?


それでは始めます!

―――夜―――

男「なんというか・・・すっかり寝過ごしてしまった」

妹「の、残り少ない妖精さんたちとの触れ合いの時間を自ら潰してしまったような気がします!」

妖精A「おはようございます?」

男「寝起きの挨拶としてはあってるけど、時間帯としては間違ってるな」

妖精C「すごいねちゃった!」

妹「いいんですよ、たまにはのんびりしても。」

男「仕事はしてくれたしな。俺も夕食を作る仕事するか」

妹「お願いします!」

妖精C「あのね、私たちね、そろそろ死んじゃうみたいなの」

妹「き、聞いてますよ、Dちゃんから」

妖精E「妹さんと・・・一緒にいられなくなるのは悲しいですけど、」

妖精E「妹さんたちは忘れてしまいますから、気にしないでください」

妹「気にしますよ!」

妹「気にするに・・・決まってるじゃないですか・・・」

妖精B「死ぬまでは、ご迷惑をお掛け致します・・・」

男「ごはんできたよー」

男「いつ最後の食事になるかわからないから、いっぱい食べてね」

妖精C「わぁい!」

妖精B「走っちゃダメ!・・・転んだら大変だから・・・」

妖精C「あっ、気を付けるね!」

妹「全然死ぬようには見えないですね」

妖精D「ほとんど健康体のまま死にますから・・・」

妖精D「ちょっと足腰はキてるようですが」

男「その言い方だとおばあちゃんみたいだよ・・・」

「いただきます!」

妖精A「豪華です!」

妖精B「この白いどろどろしたものは・・・?」

妹「白いどろどろしたものですって!」

男「シチューです」

妹「わかってました」

妖精C「ぽわぽわってしてておいしい!」

妹「ぽ、ぽわぽわ?」

妖精B「暖まりますね・・・」ホッコリ

妖精E「お野菜も柔らかいです!」

男「熱が入ったからねー」

男「シチューに鳥のささみを入れてみたよ」

妖精D「鳥のささみですか?」

男「油分の少ないお肉です」

妖精B「・・・これですか?」

男「あ、いや、それはジャガイモ」

妖精B「あ・・・///」

妖精A「これかな?」

男「それそれ」

妖精A「あむ」パクッ

妖精A「おいしいですー!」

男「それは良かった!」

「ごちそうさまでした!」

妖精D「今日も美味しかったです!」

男「ありがとう」

妖精B「今日は私がお皿洗いです・・・」

男「大丈夫?」

妖精B「体調は全然悪くないです・・・」

男「そっか、じゃあお願いしようかな」

男「あ、妹、お風呂用意よろしく」

妹「はーい」

―――台所―――

妖精B「・・・♪」ゴシゴシ

男「確かに余裕に見えるな」

妖精B「・・でしょう?」ジャー

男「こう言うのも難だけど、死ぬとは思えないな」

妖精B「正直、私も分からない・・・んです」

男「え?分からないの?」

妖精B「分かってるのは・・・Dだけで」

妖精B「私たちは、それを聞いただけなんです・・・」ゴシゴシ

妖精B「でも、、、Dは大妖精ですから・・・」

男「間違ってるとは思えないと」

妖精B「Dの性格からして、こんな悪質なドッキリはしないでしょうし・・・」

男「それは間違いない」

妖精B「お皿、洗い終わりました」

男「ん、ありがとう」ナデナデ

男「そういえば、初めてお皿洗ってくれたのもBちゃんだったよな」

妖精B「はい・・・!」

男「あれから3週間しかたってないんだよな」

妖精B「あっという間でした・・・」

男「ああ」

男「でも、楽しかったよ」

―――そのころ、居間で―――

妹「お風呂付けましたーって兄さんは台所ですか」

妖精C「Bとお皿あらってるみたい!」

妹「Dちゃん」

妖精D「はい?」

妹「色々聞きたい事がありまして」

妖精D「答えられる事なら、答えますっ」シャキッ

妹「確か遊園地に行った時、プリクラ・・・写真みたいなもの撮りましたよね!」

妹「記憶が拘束された後これ、どうなるんですか?」

妖精D「偏光されて目に入らなくなります」

妹「め、目に入らな・・・?」

妖精D「写真としては残ります、でも私たちの部分は目に映らないので認識できません」

妹「誰もがですか?」

妖精D「人間誰もが・・・です」

妹「じゃあ、他の妖精さんに、『この写真に写ってる妖精を探して』と頼めば・・・?」

妖精D「見つける事は出来ると思いますが・・・、そもそも妹さんたちはこの写真に私たちが映っている事を忘れてしまうと思います」

妹「今伝えたら?」

妖精D「その妖精も記憶拘束の対象範囲内となると思います」

妹「写真以外の方法で記録したら・・・?」

妖精D「えと・・・姿が確認できるような物は見えなくなると思います」

妖精D「妹さんのつけている日記とかは消えないと思いますけど・・・」

妹「わ、私たちの住む世界はこんなにファンタジーだったんですね・・・」

妖精D「人間が何も無い所でつまづくのは、見えなくなった何かかも・・・」

妹「えええ」

妹「それにしても八方ふさがりですね・・・」

妖精D「昔から、妖精が人間から逃げるために構築してきた魔法ですからね・・・」

妖精D「あらゆる手立てから逃げられるようになっているんだと思います」

妹「魔法・・・。首輪をつけたら?」

妖精D「それを掻い潜れるような魔法でしょう」

男「洗い終わったぞー」

妖精B「おわったぞー・・・」

妹「それなら!自然と死ぬする前に私たちの手で殺したら・・・」

男「ちょっ、何物騒な事言ってんだ!」バシッ

妹「だって・・・だって・・・」

妖精D「一応、それも無駄です・・・。死ぬ瞬間に魔法が発動するので、人為的でもそうでなくても発動します」

妹「私はこの子たちを失いたくないんです!!」

妖精D「私たちが居なくなったらそう思わなくなりますから・・・。すこし、我慢してほしいです」

妹「Dちゃんたちは・・・Dちゃんたちはそれで良いんですか!?」

妖精D「それは・・・嫌です」

妖精D「でも、私の知る限り抗う術はないんです・・・。なら、抗うのは虚しいと思います」

妖精E「わ、私も!妹さんが忘れちゃうのは悲しいですけど!」

妖精A「それでも、我慢するしかないんです!」

妹「妖精さん・・・」

妖精D「私たちは妹さんのこと・・・ご主人様の事・・・忘れません」

妖精C「だから私たちの方がつらいんだよっ」

妹「うっ」

妹「わかりました・・・もう覚悟決めます」

男「妹・・・」

妹「明日は妖精さんたちにべったりします!」

男「えっ」

妹「ウザいとか言われても離れません!」

男「さっきまでのシリアスはどうした!」

妹「どうせ諦めるなら好き勝手してから諦めます!!」

―――お風呂上がり―――

妹「あれだけ嫌がってたドライヤーかけも最後かと思うとしんみりします・・・」ブオォォォ

妖精A「妹さん・・・」

妹「今なら、今の気分なら10人でも100人でもドライヤーできる気がします」

妹「それくらい恋しいです!」カチッ

妹「はい終わりました、次どうぞー」

妖精C「はーい」

妹「うーん・・・ああは言いましたが」

妹「やっぱり10人は無理かなー」ヒリヒリ

男「毎日ご苦労様でした」

妹「いえいえ」

男「今日の犠牲はAちゃん?」

妹「あ、その件なんですが」

男「?」

妹「よいっしょー!」ボフッ

男「わざわざお前ん家から布団運んできたんか・・・」

妹「お昼寝して思ったんですよ、やっぱり皆で寝たいなーって」

男「なるほど。まぁ、良いけどちゃんと歯磨きはしろよー」

妹「兄さんの布団もこちらに」

男「俺の寝るとこがなくなるんだが」

妹「いえ、兄さんもここで」

男「はい?」

男「良いのかよ・・・」

妹「兄さんがそういうやらしいことしないってもうみんな分かってますし、良いのでは」ポフポフ

男「それならいいんだけど・・・」

妹「ほら、ラストかもしれませんし」

男「やけにラストを推すなぁ・・・」

男「って!ちょちょちょちょちょっと近くない!?」

妖精B「妹さんと寝るときはこの位ですが・・・ダメですか?」

男「い、いや、ダメって言うか、何て言うか、せめて背中側に」クルン

妖精D「ど、どうもー」

男「サンドされてる!」

妹「私なんて抱きつかれてますよ」

妖精E「~♪」スリスリ

男「Eちゃんはほんと妹にベッタリだな・・・。ツンデレEちゃんはどこへやら・・・」

男(みんな平然と寝たがこんな状況じゃ眠れない)

男(昼寝したからかもしれないが)

男(まぁ・・・最後かもしれないなら・・・ずっと妖精さん見ててもいいかもな)

男(ちょっとほっぺたぷにぷにしてみたい・・・許せDちゃん)プニ

妖精D「ご主人様?」

男(起きてたー!)

男「え、ちょ、いや、そこに、柔らかそうな頬があったもので」

妖精D「どうぞ、触ってもいいですよ?///」

男「えっ」

妖精D「頬くらい、断らなくても良いですよ?」

男「えい」プニプニ

妖精D「///」

男「満喫した」

妖精D「むにゃ・・・」

男(Dちゃんいつの間にか眠っちゃってたな)

男(さて、眠れない夜、どう過ごすか・・・)

男(こんどはBちゃんをぷにぷにするか)プニプニ

妖精B「ふにゅ・・・」

―――――――――――――――
21日目終了

Dちゃんのほっぺたぷにぷに!

本日はここまでで。
妹が手段を選ばなくなってきました

ご覧いただきありがとうございました。
本日分は>>597からになります!

Bちゃんのほっぺたもぷにぷに!

pnpnpnpnpnpnpn

乙でした

ぷにぷに乙

pnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpn

そろそろおわりかー…… 乙

男は途中からイチャイチャするわけでもないただの主夫になったね

可愛らしいのがすぐ側に戻ってくるんですね pretty neibor
pnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpn


pnpn

妖精ベロベロ...じゃなくて
妖精ぷにぷに

乙です
遂に、終わりに向かってしまうのですね…prpr

prprprprprpr














pnpnpnpnpnpn

おまいらprprし過ぎて妖精ちゃんたち嫌がってるじゃないか!!



だからこっちおいで妖精ちゃん(*´д`*)

pnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnprprprprprprprprprprprprprpr

乙pnpn

>>622
>>624
>>625
>>629
>>630
>>633
>>636
>>637
ぷにぷにぺろぺろ!

>>623
ありがとうございます!

>>626
>>632
長い間ご覧頂きありがとうございます
最後まで頑張ります!

>>627
最初から主夫っぽかったですけどね
ちなみにすっかり省いてますが、毎晩2人を風呂に入れてるんですよ

>>628
さて、帰ってきますかねぇ?

>>634
さりげなく勧誘しちゃだめです!


一昨日は投下できずすみませんでした
御存じの通り落ちてましたようで。


それでは始めます!

―――22日目―――

男「・・・ん?結局寝てたのか俺・・・」

男「妖精さんは・・・って覚えてるってことはまだ大丈夫か・・・」

妹「ぐー」

男「妹ものんきに寝てるな」

妖精C「ぐーぐー」

男「Cちゃんも寝てるな」

妖精E「・・・」スリスリ

男「Eちゃんは・・・これ起きてるんだろうか」

―――居間―――

男「おはよーう」

妖精A「おはようございます!」

妖精D「おはようございますー」カタカタ

男「ん?Dちゃんは何を?」

妖精D「記憶拘束から逃れる術はないかな・・・と思いまして」

男「検索してると?」

妖精D「はい・・・」

男「そんなの見つかるのか?」

妖精D「わかりませんけど・・・例えばこれ!」

妖精D「これ、風の魔法について書かれているサイト見つけたんです!」

男「ただの文字化けしたサイトに見える・・・」

妖精D「妖精語の日本語表記です」

男「マジかよ!」

妖精D「このようなページがあるので、ひょっとしたら・・・」

妹「マジですか!」

男「おわぁ!?」

妹「あ、兄さん、おはようございます」

妹「そういうことならお手伝いしますよー!」

妖精D「あ、でも妖精語なのでわからないと・・・」

妹「検索のコツを伝授します!・・・AND検索とかOR検索、NOT検索に完全一致検索・・・」

妖精D「あ、あんど・・・おあ?」

男「さて、朝ご飯でも作っとくか」

妖精E「お手伝いありますか?」ヒョコッ

男「お、Eちゃん?なんでこっちに?」

妖精E「別に妹さんとられちゃったからこっちに来たと言う訳じゃないですよ?」

男(妹とられちゃったからこっちに来たんだな・・・)

男「そっかそっか・・・えーっと・・・この鍋の中身をゆっくり混ぜててくれる?」

男「こんな風に」クルクル

妖精E「はいっ」


男「味噌投入」

妖精E「あ、お味噌汁ですね」

男「そうそう」

妖精E「味噌が入ってるから、お味噌汁なんですね」

男「賢いね」

妖精E「べっ別に・・・」

男(今度は照れ隠しか)

妖精B「ご主人様・・・」ヒョコッ

男「お?どうした?」

妖精B「妹さんの話を聞いてたんですけど・・・理解できなかったのでこっちに・・・」

男「確かにあれはDちゃんしか理解できないだろうな・・・」

妖精B「なにかお手伝いがあれば・・・」

男「じゃあ、お椀とお茶碗・・・あと、平皿を人数分用意してくれる?」

妖精B「・・・了解です」

妖精A「はへぇぇぅ・・・」

男「どうしたAちゃん」

妖精A「Dの画面見てたんですけど、妖精なのにわからない妖精語ばっかりで・・・」

男「リタイアしたと」

妖精A「はい・・・。それで、なにかお手伝いあるかなって」

男「じゃあ、そのお茶碗にご飯をよそってテーブルに運んでくれる?」

妖精A「はーいっ」

男「できた」

妖精E「Cを起こしてきました」

妖精C「ねむい・・・」

男「ご飯だよー」

妖精C「ごはんーたべるー」

男「Dちゃーん、妹ー、ご飯だよー」

妹「Dちゃん、ご飯ですから休憩にしましょう」

妖精D「あ、はい!」


「いただきます!」

男「よく味わって食べてねー」

妹「こうしてみると、食生活が大分人間っぽくなってますね」

男「ご飯と味噌汁が"人間っぽい"の大半を占めている気もするが」

妖精B「ご飯美味しい・・・」モグモグ

妖精A「美味しいからこそ、もう食べられないかもって考えたら悲しい・・・」

妹「はっ」

妹「このままじゃ、妖精さんたち、次に当たる飼い主がいい人かどうか分からない・・・!」

妹「せっかく商人のところに帰るときの葛藤を乗り越えたのに!」

「ごちそうさまでした!」

妖精D「あ、今日は私がお皿洗い当番ですね」

妖精A「私が代わる」

妖精D「え?」

妖精A「だから、Dはその・・・調べ事頑張って」

妖精D「・・・うん!」


妹「もう完璧に検索エンジンを使いこなせるようになりましたね」

妖精D「はい!お陰様で!」

妹「後はDちゃんに託すしかありません、頑張ってください!」

妖精D「頑張ります!」カタカタ

妖精A「D、サラリーマンみたい」

妹「サラリーマンのステレオタイプは知ってるんですね・・・」

妖精A「ステレオタイプ?」

妹「サラリーマンと言ったらこういう人ー、って感じの」

男「お、もうDちゃんのお手伝いは良いのか?」

妹「はい、検索の方法は教えましたし、私には妖精語が分かりませんし」

男「それにしても妖精語のウェブページがあるなんてな」

妹「びっくりですよね・・・、ウチみたいに保護された妖精さんが書いたんでしょうか」

男「よくわからない言葉を喋ってるのを聞いた主人が書きとめておいたものかも」

妹「うーん・・・目的の魔法があるとしたら前者のページでしょうね」

男「だろうなぁ」

妹「それでは私は妖精さんたちをなでなでぷにぷにこしょこしょわしわしぺろぺろしてきます」

男「やる事多っ!てか変なの混じってる!」

妹「何時居なくなるかわからないなら・・・さぁ、いつやるか?」

妹「今でしょう!」ビシッ

男「はぁ」

男「たまには我慢してみるのも良いと思うけどなー」

妹「『どこかの誰か』が、昨夜とある妖精をぷにぷにしてたんですけどねー、誰なんでしょうねー」

男「お、起きてやがったのか・・・」


妹「ぷにぷに」

妖精A「なんですか妹さん?」

妹「こしょこしょ」

妖精C「くすぐったーい」

妹「わしわし」

妖精B「ん・・・」

妹「ぺろぺろ」

妖精E「ふゎ・・・」

男「器用な事すんなぁ・・・」

ガタッ

男「Dちゃん?どうした?」

妹「Dちゃんも私に何かして欲しくなりましたか?」

妖精D「見つけました・・・」

妖精D「記憶拘束から身を守る術を!」

男「なんだってー!」

妹「さすがDちゃん!やってくれると信じてましたっ!」

男「ちなみにどんな方法で?」

妖精D「有名な魔法で、他の魔法を防御する・・・バリア?みたいなものを張る魔法があるんです」

妖精A「あ、それ知ってるー。私もできる!」

妖精D「その魔法に・・・えと・・・うまく説明できないんですけど、手を加えると、強力魔法も防げるようになるそうです」

男「へぇ・・・」

妹「じゃあそのバリアを張れば記憶拘束の魔法も防げるんですね!」

妖精D「はい!実例が無いので確実じゃないですけど」

男「で、Dちゃんはその情報見ただけで再現できるの?」

妖精D「はい、大丈夫です」

妹「魔力は足りてますか?」

妖精D「もともとこの手の魔法は消費魔力少ないので、大丈夫です!」

妖精B「練習・・・してみたら?」

妖精D「うん・・・やってみる」

妖精D「えいっ」

ポン

妹「わっ、真夏の高い空のような色の半球が出ました」

男「やけに文学的な表現ありがとうございます」

妖精D「これに・・・むーっ・・・」

ギュン

妹「わわっ、水に溶かした過マンガン酸カリウムみたいな色に変化しました!」

男「やけに理学的な表現ありがとうございます」

妖精D「できました!これの中に入ってください」

男「おお、すげえ」

妖精C「水流!」ドガン

妖精D「竜巻!」ガガガガ

妹「本当に内部は安全ですねー」

男「待って俺の部屋大変なことになって無い?」

妖精C「あ」ピタ

妖精D「す、すみませんっ!すぐ片付けます!」

妖精C「終わったよー」

男「ご苦労様ー」

妹「でも、バリアの効果が絶大だという事は分かりましたね!」

男「これならやってくれそうだな」

妖精D「このバリアは10分くらいしか持たないので・・・。また、危なくなったら出しますね」

男「了解ー」

妹「それならば、思う存分Dちゃんももふもふ出来ますね!」

男「おう!・・・ん?」

妹「それでは私は妖精さんたちをなでなでぷにぷにこしょこしょわしわしぺろぺろもふもふしてきます」

男「それは・・・必要なのか?」

妹「ぷにぷに」

妖精B「むにゅ・・・」

妹「こしょこしょ」

妖精E「や、やめてくださいいぃっ」

妹「わしわし」

妖精C「わしわし返しー!」ワシワシ

妹「ぺろぺろ」

妖精A「そ、そこくすぐったい!です!」

妹「もふもふ」

妖精D「わわわっ」

男「器用すぎるだろ」

男「さってと、今からどうしようか」

妹「どこか外へ出ます?妖精さんたちも体調は悪いわけではないそうですし・・・」

妖精D「外で・・・魔法は使えないと思います」

妖精A「いつ死ぬか分からないから危ないかも・・・」

妹「室内で遊びましょう、室内で」

男「そ、そうだな」

本日はここまでで。

恐らく皆さんが予想されてたような打開策が出ました!
分かりにくい伏線を張りたかったんですが、もういっその事ストレートに。


>>638辺りから本日分となります。
ご覧頂きありがとうございました!

お疲れ

乙!!
Dちゃん万能だね

乙pr!

Dちゃんが一晩でやってくれました

さて…………妹よ、俺にもやらせろ

そうくるのかー。
俺なら何処にいても戻ってこれるよう広い地図を見せて覚えてもらうとか考えたんだけど。
さすがDちゃん!

乙ですっ。Dちゃん凄いけど、他の妖精さんも頑張れっ

…希望と絶望は一組の関係にありますから、まだ油断はできないですね。
それとも凄まじいどんでん返しでも起こるかな?ww

とにかく最期まで頑張ってくださいねっ

gg0~0g�_50c0f
ψй

>>662
>>664
ありがとうございます!

>>663
>>665
大妖精さんですからねー

>>666
妹の性格的に譲らないでしょうね・・・

>>667
そんな事全く考えてませんでした・・・
ちょっと作中で使わせてもらいます

>>668
どんでん返しですか・・・。期待は無しでお願いしますw
頑張ります!

>>669
すみません、文字化けして読めませんです!


それでは始めます。


<あらすじ>
Dちゃんが解決策を発見!
安心した7人は暇なので遊ぶ事にしました。

男「で、ゲームかよ」

妹「今日はアナログなゲームで遊びましょうよ」

男「アナログな?」

妹「人生ゲーム、用意しました」

男「そんなの家にあったっけ」

妹「私が個人で買いました」

男「妖精さんの為に?」

妹「いえ、買うより前に私自身の為に買いました」

男「そんな遊ぶ人が居」

妹「それ以上言わない事」

妹「テレビゲームと違って7人でもできるのが良い所ですねー」

妖精A「『風邪をひいて医者にかかる。3000円支払う』・・・うえぇ・・・」

妖精B「私の番・・・」クルクル

男「何か俺だけ最初の方に取り残されてるんだけど・・・」

妖精C「ご主人様1とか3とかばっかりだしてるもんね!」

妹「ルーレット運が無いですね」

妖精B「『忘れていたへそくりが出てきた。10000円貰う』・・・やたっ」

男「よっしゃ9が出た!」

妹「2マス先に強制ストップの結婚マスがありますがね」

男「結婚なんて糞くらえ」クルクル

男「で、ご祝儀は最低額と」

妖精E「ほ、ほんとに運が無いですね・・・。」

妹「ですね。ちょっと可哀相になってきました」

妖精B「一番でゴールです・・・!」

妹「Bちゃんは兄さんの運を全部吸ったような幸運でしたね」

男「まだ半分行ったかどうかって位置なんだけど」

妹「えっと・・・ドンマイとしか」

妖精C「『食中毒になり、一回休み』?しょくちゅうどく?」

男「悪い食べ物食べてお腹が痛くなったり吐き気がしたりするの」

妖精C「こわい・・・」

男「やっとあがった・・・」

男「あんなに1とか出しまくってたのに、『宝くじが当たる』とかは華麗にスルーするんだよなぁ」

妹「多分Bちゃんもう飽きてますよ」

妖精B「そんな事は・・・あるかもしれません」

男「酷い!」

妖精B「も、申し訳ありません・・・」

男「い、いや、違っ、Bちゃんのせいじゃないし・・・その・・・」

男「さて・・・主に俺のせいでもうお昼だし、食事を作ろう」

妹「今日のお昼はなんですかー?」

男「昨日大量に作ったシチューのあまりでグラタンでも」

妹「グラタンですか、楽しみです」

妹「マカロニ入れてくださいねー」

男「すっかり食べる事前提にしやがって」

妖精E「ぐらたん?」

妹「おいしいですよー!」

男「あとは焼くだけっと」

妹「もうですか?」

男「おう、一気に焼けないからこれから時間かかるけど」

妹「焼くまでってこんな早いんですね」

男「シチューから作ったからなー。マカロニも最近はすぐ茹で上がるし」

妹「時代万歳!」

男「なんか違うような・・・まぁ、大人しく待ってろよ」

妹「パン粉たっぷりでお願いしますよ!」

男「はいはい」

「いただきます!」

男「食べる前にちょっと」

妖精A「何ですか?」

男「このグラタンはものすごく熱いので、いきなり口に運んだりしないように」

妹「ちゃんとふーふーってしましょうね」

妖精B「はい・・・」

妖精E「ふーっふーっ」

妖精C「あっつい!」

妹「あっ、水どうぞ」

妖精C「ごくごく・・・ぷはっ! ふーふーってしたのに熱かったよ?」

妹「ふーふー不足ですね。もっとふーふーしないと」

妖精C「がんばる」

妖精E「ふーっふーっ!」

妖精A「美味しいですっ」

妹「ご飯と一緒に食べても美味しいですよー」

妖精B「・・・ご飯」パクッ

妖精B「美味しい・・・」

妖精D「あの、今までご飯ありがとうございました」

男「え?あ、うん」

妹「な、何でそんなこと」

妖精D「・・・近くの森で復活、と言っても、最も近い森、という訳じゃないんです」

妖精E「よっぽど近くに森があるなら別でしょうけど・・・。今は・・・」

男「近くの森は全部商人らが枯らしちゃったんだもんな・・・」

妖精D「どこで復活するか分からないので、ひょっとしたら・・・もう会えないかもしれませんから」

男「そ、そうか・・・」

妖精A「本当にありがとうございました!」

妖精B「ご飯、美味しかったです・・・」

妖精E「私は、さっきのグラタン?大好きになりました!ありがとうございます!」

妖精C「うーん、どれ、とか選べないけど、とりあえずぜんぶおいしかった!」

男「あ、あぁ、ありがとう!」

妹「絶対見つけてみせます・・・!再会してみせます!!」

妹「可能性100%じゃないなら、伏線を張りましょう」

妖精A「ふくせん?」

妹「例えば・・・家の位置を覚えてもらうとか・・・」

妹「あ!Dちゃんの回帰点回帰<リヴァース・ポイント=リヴァース>があるじゃないですか!」

男「だからその呼び方やめろ!」

妖精D「一回の生の中で訪れた所じゃないと使えないんです・・・」

妹「死んだらリセットされちゃうんですか・・・」ショボン

妹「じゃあやっぱりここの住所覚えてもらってここに来れるように」

男「電車の乗り方とか覚えてる?」

妖精D「覚えてます・・・けど」

妖精A「確かお金がいるんだよね」

男「そのくらいのお金なら用意するよ」

妖精B「死ぬ時に・・・持ち物は持っていけません・・・」

妹「えええ!遊園地で取ったあのガラスd・・・宝石も渡そうと思ってたのに!」

妹「じゃあ、タクシー使いましょう、タクシー。で、家についたら兄さん呼んでもらってお金払えば」

男「ちょ、さすがにタクシー使えるほど金ない!妹持ってないか?学食以外食費ほぼ0何だから余って無いの?」

妹「食費ほぼ0だとバレまして仕送りが減ってます!」

男「この間仕送り増えたのはそのせいだったのか・・・」

男「だがそのお金は既に食費とか衣服費になってて」

妹「くっ・・・」

妹「近くの警察交番に駆け込むとか」

男「なんか妖精だってバレてその地元の商人に引き渡されたりしない?」

妖精D「ばれる事は・・・羽さえ消していれば無いと思いますけど・・・」

男「じゃあ色々事情を聴かれたり」

妹「それはあるかもしれません」

妹「下手したら兄さんに嫌疑が」

男「うん、却下だな」


男「うん、伏線は張れないようだ」

妹「貧弱な私たちの脳が恨めしい」

男「まぁ、Dちゃんならやってくれる」

妹「はい!信じます!」

妖精D「が、頑張りますっ!」

「ごちそうさまでした!」

妖精D「今度こそ私がお皿洗いますね」

男「あ、お願いー」

妖精D「はいっ」

男「えっと・・・グラタンはこびりついて落ちにくいから水に浸けとくといいよ」

妖精D「わかりましたー」ジャー

妖精D「洗い終わりましたー」

男「ほんと覚えがいいなぁ」

男「それはこうやって、って言うとすぐ対応してくれるもんなぁ」

妖精D「えへへ、ありがとうございます!」

男「よーしよしよし」ナデナデナデナデ

妖精D「あう・・・」

男「さて・・・!食後だしのんびりしようかー」

妹「またお昼寝ですか?」

妖精B「それも・・・良いかもしれません」

男「でも、寝てばっかりじゃなぁー・・・」

妹「またアナログなゲームでもします?」

妖精D「さっきの人生ゲーム以外に何かレパートリーが?」

妹「トランプとUNOというものがありますよ!」

妹「道具を使わなくても、しりとりとか連想ゲームとかネタは尽きません!」

男「そっか、じゃあのんびりとアナログゲームでもしよっか」

本日はここまでで。
>>667辺りの疑問を出してみました。御都合主義も良い所ですね
まだ色々抜け道はあると思うんですが・・・、温かい目で見逃してください・・・

本日は>>670辺りからになります。
ご覧頂きありがとうございました!

おつおつー

乙!

prprprprprpr

じゃあ俺は>>1をpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnpnprprprprprprprprprpr

>>691
>>692
>>693
ありがとうございます!

>>694
ぺろぺろ!

>>695
>>1をぺろぺろしても何の得にもなりませんよー


それでは始めます!

妹「さってと!まずはトランプしましょうかー」

男「はいはい、トランプどうぞ」

妹「ありがとうございます」

妹「まずはババ抜きでしょうかー」シャカシャカ

男「それならルールも分かりやすいし」

妖精A「ばばぬき・・・」

妹「それで、同じ数字のカードが2つ揃ったら捨てます」ポイ

妹「で、このピエロっぽいカードは1つしかないので、揃いません」

妹「なので最後まで、このカード持ってた人が負けです」

妹「以上ババ抜きのルールでした」

妖精C「おぉー」パチパチ

妹「ありがとうございます」

妖精A「むむむ・・・」

妖精B「・・・」

妖精A「むむむむむ・・・」

妖精B「・・・」

妖精A「もう!Bポーカーフェイス過ぎてわかんないっ」シュバッ

妖精B「ババです・・・」

妖精A「むーっ!」

妖精B「・・・」チラッ

妖精A「・・・」ニコニコ

妖精B「・・・」チラッ

妖精A「・・・」シュン...

妖精B「Aは全部態度に出てる・・・」ヌキトリ

妖精A「ああっ!」

妖精B「これで・・・あれ?ババだ・・・」

妖精A「なんかそのピエロっぽい人見てたらBに取られたくなくなっちゃって」エヘヘ

妖精B「そんなのずるい・・・」マゼマゼ

妖精A「ババこいっ!」

男「いつのまにかババを引くのが目的になってる」

妖精A「4の方引いちゃった・・・」ショボン

妖精B「ビリ・・・」ショボン

妹「二人とも悲しんでます!」

妹「所謂lose-loseの関係です!」

男「せ、説明お疲れ」

妹「気を取り直して7ならべです!」

妹「ルールはさっき教えた通りです。大丈夫ですか?質問ありませんか?」

妖精A「はい!」

妹「はいAちゃん」

妖精A「ババは!」

妹「今回お休みです」

妖精A「あう・・・」

妖精D「すみませーん・・・、そろそろスペードの6、出しませんかー?」

妖精E「パス・・・。私からもお願いしますー・・・」

妹「ハートの9です」

男「妹、にやけてるからバレバレだぞスペードの6」

妹「ななななーんのことやらー」

妖精C「妹さんが犯人なのー?」

妹「ふっふっふ、大勝大勝」

男「大人げないなー」

妹「まだ年齢的に大人じゃありませんから!」

男「そういうこと言っちゃう辺りホントに子供だよな」

妹「だから、子供なんですよ!」

妹「次は大富豪行きましょうかー」

男「ルール覚えるの面倒じゃないか?」

妹「むむむ、それは確かに」

妹「じゃあ追加ルール一切なしでやってみます?」

男「じゃあそれで」

妹「じゃあ早速ルール説明です!」

妹「・・・以上大富豪のルールです。なにか質問は?」

妖精A「はい!」

妹「Aちゃん」

妖精A「ババは!」

妹「最強カードです」

妖精A「やったっ!」

妖精A「ここでババです!」ペシ

男「Aちゃんがジョーカー使った!」

妹「流れますねー」ガサガサ

妖精A「さらにババです!」ビシィ

妹「Aちゃんまさかのババ2枚持ちでしたか・・・」

男「ニヤついてたからジョーカー来たんだろうとは思ってたけど」

妖精A「一番です!」

妖精A「やっぱりババさん最強ですね!」

男「そりゃあ2枚持ってて負ける事は無いだろうなぁ」

妹「特殊ルール無いですしね」

妹「ルールによってはスペードの3で返されたりしますからねぇ」

妖精A「ええっ!ババが最強じゃない事があるんですか!」

妹「ルールによっては・・・」

妹「さて、次は色々ルールを足して・・・」

男「8切りと革命は欲しいよな」

妹「Jバックも定番だと思いますけど」

男「それより7渡しを」

妹「7渡しよりは10捨てが」

男「何それ知らない」

妖精D「バリア!」パッ

男「えっ」

妹「えっ、えっ、ま、まさかですか」

妖精D「まさかです!」

妖精D「C辺りもう消えかかってます!」

妖精C「ほんとだー」

男「ほ、本人はのんきだ」

妖精D「今バリア強化します!」

妖精E「あ・・・私も手が消えかかってる」

妹「完璧な過マンガン酸カリウム色です!」

妖精D「これで、何とかなる・・・と信じてます!」

男「ありがとう!」

妖精C「わー、足の方からとうめいになってきたー」

妹「あんなのんきで良いんですか・・・?」

妖精A「正直痛かったりするわけじゃないですし・・・、初めてではないですし」

男「で、記憶拘束ってどんな魔法なんだ?」

妖精D「光る壁みたいなもの・・・?が波紋のように広がります」

妖精D「私たちを知る人間がその壁に触れると記憶拘束が行われます」

妖精C「―∴》∃∬±≠―」

妹「CちゃんがCちゃんらしからぬ声で何か喋り・・・何あれ!?」

妖精D「あれが記憶拘束の魔法です!」

男「こ、怖っ!」

バギン!!!

妹「バ、バリア耐えました!!」

妖精D「あ、あと4回絶えないと・・・」

妖精A「―∴》∃∬±≠―」

妖精B「―∴》∃∬±≠―」

バギッ!!
バリン!!

妹「ちょっ、ヒビが入りましたっ!!」

男「嘘っ!?」

妖精C「はっ、今あたしは何を」

妹「Dちゃん、バ、バリア作り直せませんか?」

妖精D「―∴》∃∬±≠―」

妹「Dちゃんっ!」

バギッ!!!

妹「・・・た、耐えた!」

男「ヒビがやばい!」

妖精A「・・・はっ!」

妖精B「・・・無意識に使う魔法は・・・怖いです」

妖精A「使っちゃったのかぁ・・・、でも、まだ記憶は無事みたいっ!」

男「二人とも、このバリアの代わり作れない!?」

妖精A「あの拘束魔法を使ったなら・・・もう今、私たちに魔法は使えません!」

男「そ、そんな・・・!」

妖精D「ん・・・」

妹「Eちゃん!新しいバリア作ってください!」

妖精E「わ、私は強化バリア作れないです・・・」

妹「そ、そうでした」

妖精D「ああ・・・ヒビが・・・」

男「大丈夫・・・だよな?」

妹「大丈夫って言ってください!」

妖精D「ご主人様、妹さん」

妖精D「今までありがとうございました」

妖精D「このバリアじゃ・・・多分、防ぎきれないから」

男「そんなっ!!」

妹「嘘・・・」

妖精A「い、今まで楽しかった!です!」

妖精B「あ、ありがとうございました・・・!!」

妖精C「さ、さ、さようなら・・・」

妖精E「えと・・・えと・・・お、お元気で!」

男「そ、そんな・・・そんな・・・」

妹「嘘っ!嘘嘘っ!」

妖精D「全員が拘束魔法を放ち終わったら、私たち、まとめて死にます」

妖精D「本当に、い、今までお世話になりました」グスッ

妹「え・・・っと、な、何か、言わないと、お別れの言葉。言えるうちに」

妹「えと、今まで、ありがとうございました・・・また幸せに、なってください・・・!」

男「その、何だ、えっと、言いたい事は山ほどあるけど、ええと、その」

男「ありがとう、妖精さん」

妖精E「―∴》∃∬±≠―」

男「ありがとう・・・」



ガギィン!!!

・・・

・・・

男「・・・」

男「・・・ん?」

妹「あれ?」

男「えっと・・・皆死んだのか?」

妹「その、様ですね」

男「あれ?洋服が落ちてるぞ」

妹「中身だけが消えてしまったようですね」

男「まぁ、良いか」

妹「これのせいでなんだか虚無感が半端ないですけど」

男「確かにそうみえる」

男「・・・そんじゃあ早速」






男「新しい妖精でも、買いに行こうか?」



_

本日はここまでで。
タイトル回収しました。こんな形でですが。
今までありがとう、妖精さん!


一応、まだ続きますよ、という事をお知らせしておきます。


>>696辺りから本日分となります
ご覧頂きありがとうございました。

う…うわああああぁぁぁぁ!



えっ!?やっぱりバリアは壊れちゃったのか?

prprprprprprprprprprprprprprprprprpr
prprprprprprp……r…p…r……p…………r








prprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprpr

俺、妖精さんが戻って来たら告はk

バッドエンド…だと…

男の最後の意味深な発言の真意が…私、気になります!

乙でした

>>721
>>722
>>723
>>729
>>730
ありがとうございます!

>>724
壊れちゃったみたいですね。

>>725
相も変わらずペロペロですか!

>>726
あー、これは帰ってこないフラグ立ちましたねー

>>727
いつも物語がハッピーエンドで無くても良いではないですか?

>>728
さて、どうでしょう?



それでは始めます!

―――???―――

妖精A「・・・」

妖精A「ん・・・ん?」

妖精A「生まれた・・・のかな?」ニギニギ

妖精A「・・・まだ皆居な」

妖精B「私は・・・居る」ヒョコッ

妖精A「あ、お帰りー。Bは静寂の妖精だから復活は楽だったのかもね?」

妖精A「間違いなく見た事の無い風景が広がってるねー」

妖精B「でも、小川もあるし・・・風も吹いてるし・・・」

妖精C「・・・んぁ?」ガバッ

妖精A「あ、Cおかえりー」

妖精C「えーっと・・・ただいまー」

妖精D「・・・あ・・・、おはようございます・・・」

妖精A「Dも来たねー」

妖精D「はい・・・」

妖精B「元気ない・・・?」

妖精D「私のせいで・・・私が、私の力量が及ばなかったせいで・・・」

妖精A「そんなっ!Dのせいじゃないよ!」

妖精E「・・・ふぁ・・・」

妖精B「あれ・・・E?」

妖精E「おはよう・・・」コシコシ

妖精A「あれ?Eは歌の妖精だよね?」

妖精C「まだうたってないよー?」

妖精E「その・・・今回を持ちまして、音の妖精に昇格しました・・・」

妖精D「・・・って言う事は・・・」

妖精E「その・・・私も大妖精に任命されちゃった・・・」

妖精A「おめでとー!」

妖精B「・・・知識を貰ったんだね」

妖精E「だ、だって、近くに知識を貰ったすごい大妖精さまが居たんだもん」チラッ

妖精D「わ、私?」

妖精E「も、もちろん!」

妖精D「でも・・・私は・・・男さんたちを、守れなかった」

妖精C「でも、4発ぶんも耐えたんだもん、すごかったよ!」

妖精E「寧ろ私のせいだよね」

妖精E「私が素直にあそこで餓死してれば、4発。耐え切れたのに」

妖精D「そ、そんなこと」

妖精E「じゃあ、Dも自分を責めない事。わかった?」

妖精D「う、うん・・・ありがとう」

―――男家、妖精死亡直後―――

男「新しい妖精でも、買いに行こうか?」

男「やっぱ居ないと寂しいしな」

妹「そうですねー。意外と寂しいものです。ほぼ思い出せませんが・・・何となく物足りないのは分かります」

妹「・・・とは言っても、うちの近くの商人は私がぶっ潰しちゃったんですよねぇ」

男「じゃあ他所の妖精売りの所に行こうぜ」

妹「どこに?」

男「知らん」

ppppp...

友『はい、友です』

男「俺俺。男だけど」

友『おう、なんだー?』

男「近くで妖精売ってる奴が居るとこ知らない?」

友『それなら妹ちゃんがぶっ潰したけど』

男「・・・いや、そこ以外で」

友『そこ以外?いやー・・・調べないと分からんな』

男「じゃあ頼む」

友『いや、そこはお前が調べろよ』

男「ですよねー」

友『ってか明日期末あるだろ・・・。勉強しろ』

男「そ、そうだよな」

友『じゃあな、俺も勉強するから』

男「じゃあ、ありがとなー」

友『あーい』

男「じゃ」ガチャ

男「残念ながら友も知らないようだ」

妹「そうですか・・・」

男「て言うか明日期末なんだから勉強しろって言われた」

妹「そ、その言葉は私の身にも染みいります」

妹「明日の力学2は兄さんもとってましたよね?一緒に勉強しましょう」

男「よーし、物理苦手だから妹を頼ろう」

妹「情けないですねぇ・・・」

妹「でー、dL/dt=Nなのでー、点Cにおけるトルクはー」

男「Lって何だっけ?長さじゃないよな」

妹「角運動量」ニッコリ

男「か、かくうんどうりょう」

男「あ!そうそう!思い出した、確か、周波数に2πを掛け」

妹「それは角周波数」ニッコリ

妹「兄さん本当にそんな知識量で試験挑むつもりだったんですか・・・」

男「物理苦手だから」

妹「徹夜するくらいの覚悟で勉強してくださいよ、家計の為にも」

男「ガンバリマス」

妹「で、トルクは」

男「角速度の微分?」

妹「だめだこいつはやくなんとかしないと」

―――翌日、23日目―――

男「あ、もう妖精居ないから肉料理中心で良いのか」

妹「肉ー!」

男「でも、野菜が大量に余ってるんで食べて」

妹「別に肉が好きなだけで野菜が嫌いというわけじゃないので良いですけど」

妹「兄さん、まだ公式覚えてますか」

男「多分大丈夫」

妹「たまに復唱すると良いですよ」

男「pの微分がF・・・Lの微分がN・・・モーメントは力×長さ・・・」ブツブツ

妹「あ、でもちゃんと食事も食べないと遅刻してしましますから」

男「さすがにそれくらいわかるって」

男「空気抵抗が速度に比例するときは・・・定数分離して・・・」ブツブツ

p








r

―――登校中―――

友「おーっす」

男「pの微分がF・・・Lの微分がN・・・」ブツブツ

友「なにこの廃人」

妹「話しかけないであげてください、記憶が飛びます」

友「あー・・・、頑張ったんだな」

男「空気抵抗が速度に比例するときは・・・」ブツブツ

―――試験中―――

男(あっ、ここ、妹ゼミでやったところだ!)

男(やった・・・やった所だけど・・・)

男(どう解くんだこれ・・・)

男(相変わらずちょっと変形されるだけで全然わかんねぇ・・・)

妹「どうでした?」

男「お陰さまで、赤点はない、って感じ」

妹「まぁ、いいでしょう」

友「えー、男お前妹ちゃんに見てもらったの?いいなー、いいなー」

妹「別に私も得意という訳じゃないですから、そんな効果はないと思いますよ?」

友「教わった、ではなく、妹ちゃんに、に深い意味があるんです」

物理とか完全文系の俺には妖精語並に難解な話だわ

友「じゃあ、帰ろうぜ」

妹「いえ、ちょっと調べ事があるので・・・」

男「へえ、なんの?」

妹「妖精売りの居場所ですよ!兄さんも調べるんです!」

男「あー、はい」

妹「どこも遠いですねぇ・・・」

男「隣の県までいけばごまんとあるのに、うちの県近くだけやけに少ない気がする」

妹「そんな田舎じゃ無いんですけどねぇ」

妹「かといってそんな都会でもないですが」

男「じゃあ気合い入れて一番近いここ行っとく?」

妹「そうですね・・・えっと、行き方は・・・」

妹「うわ、面倒・・・」

ガララ

教授「おんや?男くんに妹くん。PC室でお勉強かい?」

妹「あ、いえ・・・」

教授「んー?」チラッ

教授「ほう・・・また妖精を買うのかい?」

男「ええ、昨日死んじゃったんで」

教授「死んだとな?」

妹「もう3年近く生きてたらしいので、寿命だったんだと思いますけどね」

教授「寿命か・・・」

教授「それで新たな妖精を求めて遠くまでお出かけしようと画策したわけか」

男「はい、早速今日にでも買おうかと思って」

教授「それなら私は一つ謝らなくてはいけないな」

妹「謝る・・・ですか?」

教授「今、全国で妖精の数が減っているのは知っているね」

男「ええ、たまにニュースでもやってますし」

教授「しかし、『それ以上に』この地域では妖精の姿が見えなくなっている」

男「確かにここ一帯に妖精売りが少なくて」

妹「この地域の環境汚染は他より酷いという事ですか?」

教授「いや、そうとは言い切れないね。ただ」



教授「その原因の一つは私だ」

本日はここまでで

前スレで誰かが言ってたEちゃん大妖精任命です、おめでとう!
で、一体教授は何を考えているのでしょうね?


>>746
prpr

>>750
>>1は理系ですが物理は理解できませんw
専門は化学の方なので・・・


>>731から本日分です。
ご覧頂きありがとうございました!

知恵をゲットしたのか

僕も妖精だよー(^ω^)

prprprprprprprpr をマクローリン展開すると

 

 

 

pnpnpnpn になる

Eちゃん昇格おめ

どうすると昇格とかって言われてたっけ?
死にまくると昇格?

>>757
知恵のようですね。ケバい見た目にならなくてよかったです

>>758
ボクっ娘ですか。がんばって生き延びてくださいね!

>>759
そうなんですか?

>>760
>>761
Dちゃんに影響されて昇格した感がありますねー
具体的な昇格方法は出してないと思います。


それでは始めます。

<あらすじ>
妖精とその記憶を失った男たち。
新しい妖精を買いに行こうとするも試験のため延期。
その試験後、教授と出会った。

―――???―――

妖精A「それで、ここはどこなんだろう?」

妖精B「見たこと無い森・・・」

妖精D「見た所低めの木が多いけど・・・」

妖精A「低い木が多い地域とか無いの?」

妖精E「そんなの、この国の中では無いと思う・・・けど」

妖精D「たまたま・・・かな?」

妖精C「むー・・・」

妖精D「さっきから、川ばっかり見つめてどうしたの?」

妖精A「水質からどこ辺りか分かるとか!」

妖精C「そんなステキ機能はないけど」

妖精C「ただ・・・この水がちょっとよごれてる気がして」

妖精D「そう?でも淀んだりしてないけど・・・」

妖精C「ほら、あたし水の妖精だからさ、なんとなくだけどわかるの」

妖精E「じゃあ、あんまり水がきれいじゃ無い地域ってこと?」

妖精A「それに当てはまる地域は?」

妖精D「うーん・・・分かんない」

妖精E「私も」

妖精A「この川の下流に下って行けば町があるんじゃないかな」

妖精D「町に出たらその町の商人に捕まるかも知れないですよ」

妖精B「・・・羽を隠せばバレないと思う・・・」

妖精C「じゃあ、探検してみる?」

妖精E「してみる?」

妖精A「してみよう!」

―――大学、PC室―――

教授「その原因の一つは私だ」

妹「え?」

男「ど、どういうことです?」

教授「そのままの意味さ」

教授「この地域の森林に住む妖精減少の原因、その一つに私が関わっている」

教授「勿論、全国規模で起きている妖精減少の原因・・・、森林の減少や販売目的での乱獲も原因にあるだろう」

男「それらには関わってないんですね」

教授「直接はないね。特に後者は妹くんと一緒に悪徳商人を捕まえたじゃないか」

妹「で、ですよね」

教授「私の目的はもっと高尚なものなんだよ・・・ふふっ」

男「・・・」

教授「まぁ、私の高尚な目的のせいで男くんらに迷惑を掛けてしまうのは確かだ。私が補填しよう」

妹「補填?」

教授「ああ、私の車でどこへでも連れていってあげよう」

男「どこへでも?」

妹「じゃあ、妖精売りのところへも?」

教授「ああ、そのためさ」

男「連れてくけど、帰る時は勝手に帰れ、とか」

教授「いや、流石にそれはない」

男「ですよね!」

教授「放置プレイがお好きならそうしてもいいが?」

妹「お断りします!」

教授「んじゃー、私は仕事切り上げてくるから・・・そうだな、14時にまた校門で会おう」

男「分かりました」

教授「そうそう、14時までに食事とって、買いに行く場所決めておいてくれ」

教授「私の車にはカーナビがついているから場所さえ分かればいい」

妹「分かりましたー」

教授「では」ガララ

―――食堂―――

妹「いやぁ、良かったですね、連れていってもらえて」

男「連れていってもらえるのはいいけど・・・。教授が妖精減少の原因、って話ははぐらかされた」

妹「確かに」

男「高尚な目的って何なんだろうなぁ・・・」

妹「まぁいいじゃないですか、別に私たちに実害はなくなりましたし」

―――14時―――

教授「やあやあ、遅れちゃったかな」

妹「早いくらいですよ。私たちが早すぎただけです」

教授「それは良かった。じゃあ車回してくるからそのままここで待っててくれ」

男「はい」

教授「すぐだから安心してくれたまえね」

教授「さぁ乗ってくれ」

男「普通の車ですね」

教授「そんな変な車に乗ってる印象があったのかい?」

妹「すっごくぼろぼろの車を使い倒してる印象が」

教授「でもこの車もう10年は乗ってるよ」

妹「10年でボロなんですか?」

教授「さぁ、私は車に詳しくないからなぁ」



妹「えっと、じゃあ場所は・・・」

教授「待った!」

教授「すまないが先に私の家に寄らせてくれないか。」

教授「えっと・・・どうしても資料が必要でね」

男「はい、構いませんよ」

妹「どうせ即売会は夜からですしねぇ」

教授「恩に着るよ」

―――教授の家前―――

男「なんだこれ・・・」

妹「こ、これ家なんですか!?」

教授「そうだな、研究施設と合体してるせいで大分デカイが」

男「東京ドーム何個分あるんだこれ・・・」

教授「残念ながら東京ドーム1.8個分しかない」

男「十分すぎます・・・」

教授「まあ上がってくれたまえ。車のなかで待つのも難だし」

教授「妹くんは中が気になって仕方ないようだし、な」

妹「バ、バレてます」ウズウズ

―――教授家―――

妹「す、すごい広い応接間ですね」

男「確かに」

教授「二人ともコーヒーでいいかい?紅茶もあるよ」

妹「あ、お構い無く・・・」

教授「10分くらいかかると思うからさ」

妹「じ、じゃあ紅茶で・・・」

男「コーヒーをお願いします」

教授「了解」

教授「はいどうぞ。じゃあ行ってくる。鍵のかかってない部屋なら自由に見学して構わないよ」バタン

教授「あ、向こうの部屋はダメだ、生徒の試験やら成績やら個人情報が置いてあるからね」バタン

妹「紅茶美味しいです」

男「コーヒーもおいしいな」

妹「よしっ、では早速探検に」

男「え、マジで行くの?」

妹「私は最初から探検する気分でしたよ!」

妹「この部屋は・・・」ガチャ

男「なんか怪しげな機械がギッシリだ」

妹「しかも稼働してますね・・・。弄って設定が狂ったら大変ですからさすがに物色はしませんが」

男「やっぱり何かの分析機器なんだろうか」

妹「こんなすごいメカが沢山あるなら分析も一晩で終わりますね」

男「俺らに知識が無いから詳しくは分からないけどな」

妹「こっちの部屋は・・・」ガチャ

男「あ、俺らにも分かるようなアナログな分析器具が置いてあるな」

妹「怪しげな色のついた液体が入った三角フラスコがあります!」

男「いろんな酸とか塩基とかが棚に並んでる」

妹「こっちの棚は・・・MO・・・PP・・・BCG・・・EBT・・・なんのこっちゃですよこれ」

男「これで分かるなら、略語のが書くのとか楽だろうし」

妹「ジャーゴンってやつですね」

妹「あ、この部屋は鍵かかってます」ガタガタ

妹「ここだけやけに豪華なので気になってたんですが・・・」

男「まぁ、企業秘密なんだろ」

教授「知りたいかい?」

妹「わぁ!」ビクッ

教授「私の用事は終わったよ」

男「そ、そうなんですか」ドキドキ

教授「まだまだ時間はあるからね。この中に興味があるのかい?」

妹「そりゃあ、無いと言ったら嘘になりますよ」

妹「豪華な扉だし、ど真ん中に配置されてますし」

男「実を言うと俺も少し興味あります」

教授「この部屋は例の私の高尚な計画にかかわる最も重要な部屋だ」

教授「男くんらにならば見せても構わないが」

妹「本当ですか!」

教授「ただ、秘密は守って欲しいね」

教授「誰にも口外しない。守ってくれるかい?」

妹「・・・は、はい」

男「しません」

教授「よろしい。では見せてあげようか」

本日はここまでで。
そろそろ終わりが見えてきますよー。
さて、高尚な計画って何なんでしょうね。

>>762辺りから本日分です。
ご覧頂きありがとうございました!

申し訳ございませんが、明後日はお休みさせていただくと思います。

おつ
亀だけどあの魔法って遠く離れてたら効かないんじゃ?


一悶着あるや否や


妹が見た棚の薬品は農薬的なものかな

早く再会汁











prprpr

おつ

再会しても妖精ちゃんたちのこと
思い出せないんだよね・・・

>>789
(´;ω;`)ブワッ

>>789
>>577に、拘束解除できるって書いてあるから再会すれば思い出せるんじゃない?
俺の読み違い?

789です
ごめん勘違いしていた、>>791の解釈で合ってると思う

お待たせしました、始めます

ネタばれるかもしれないので、レス返しは後ほど。


<あらすじ>
男たちは新しい妖精を買うことにした。
そこへ現れた怪しげな教授。妖精売りの元に連れて行ってもらうことになる。
が、その前に寄った教授の家で、鍵のかかった怪しげな部屋を見学する事に。

―――???―――

妖精A「どこまでも似たような風景が広がってるように見えるね・・・」

妖精E「そんな広大な森、この近くにあったかなぁ・・・?」

妖精B「全く違う場所に飛ばされたとか・・・?」

妖精A「また別の人間語覚えるのは面倒だなぁ・・・」

妖精C「生き物いないなぁー・・・わぶっ」ゴン

妖精C「ぶっかった・・・」

妖精D「よしよし、ちゃんと前見ないと危ないよ?」ナデナデ

妖精A「痛っ」ゴン

妖精D「って、あれ?」ゴンゴン

妖精E「何これ、見えないけど・・・壁?」

?『その通り!君たちはもう完全に囲まれている』

妖精A「っ!?」

妖精C「ど、どこにいる!」

?『探しても無駄だよ、遠くから遠隔でマイクで話してるからね』

妖精D「こんな壁、私の魔法で・・・」

?『いいのかなぁ?この近くにはアブラナ科の植物、生えてないよ?』

妖精E「な、何でその事を・・・」

妖精D「でも、1回くらい余裕で・・・っ」ギッ

?『無駄だよ』

妖精D「やってみないとわかりませんよ!」

?『・・・やれ』

妖精「お許しを」ガサッ

妖精A「急に誰か出てきた!」

妖精「@θ∴∂φ」ボワン

妖精E「こ、この魔法は・・・?」

?『妖精語で何と言うかは知らないが・・・絶対魔壁だ。ありとあらゆる魔法を防ぐ』

妖精D「ありとあらゆる・・・そ、そんな魔法あるはずが!」

?『あるんだな、これが』

?『普通の魔壁とは原理が違う』

?『この魔壁は受けた"魔法"を分解し、ただの無害な"魔力"にすることができる』

妖精E「そ、そんな魔法知らない・・・」

?『上位魔壁のように大量の魔力を使わずとも、術者の経験がものを言うものでもない』

?『ごく低級な魔法なのだよ』

妖精A「あ、あなた何者・・・?」

?『答える義務無し。ヒントをあげるとすれば』

?『妖精を護る者、か』

妖精C「まもる人がこんなことするわけないじゃないか!」

?『勿論、この後君たちを下衆な人々に売り払うために君たちを捕まえたのではない』

?『ちゃんと理由があるのだ理由が』

妖精D「では、その理由を教えてください!話はそれからです!」

?『そう気軽に教えるわけにもいかないんだがなぁ・・・っと、時間だ』

妖精B「時間って・・・」

妖精A「私たちをどうする気なんですか!!」

?『そうだな・・・詳しい事はそこに居る私の仲間の妖精に聞いてくれ』

?『彼女の分かる事全てが、こちらから伝えられることすべてだ』

?『では』

妖精A「ちょっ!」

・・・

妖精E「切られた・・・みたい」

妖精「えっと・・・聞きたい事がありましたら・・・」

妖精D「あの人は何者なのですか?」

妖精「えと・・・第一印象よりかだいぶ良い方です」

妖精「私もだいぶ助けて頂きましたし・・・」

妖精「というわけなんです」

妖精D「話に聞いてみると」

妖精E「前のご主人様みたいですね」

妖精C「うん」

妖精「?」

妖精A「あんな感じの人間の方も、たくさん居るんですね・・・」

妖精A「あの謎の人に養ってもらえるのは良い事なのかも?」

妖精B「妹さんは・・・『幸せになれ』って言ってた」

妖精C「じゃあ、このままつかまっていいの?」

妖精D「男様・・・」

妖精E「妹さん・・・」

妖精「迷った所で出る方法は無いですけどね」

―――教授家―――

教授「では見せてあげようか」

教授「だがその前に、一応誓約書にサインを」

男「せ、誓約書?」

教授「私の高尚な計画に支障が出ないように・・・」

教授「決してこの事を口外しないよう誓っていただきたいだけだ」

妹「します!しますから!気になるんですよ中が!」

教授「ではどうぞ」ピラッ

男「えらく準備が良いですね?」

男「誓約書なんて印刷してあるし・・・」

教授「君たちが初めてではないからな、招き入れるのは」

男「あ、そうなんですか」

教授「私の信じた人間何人かに見せているよ」

妹「私たちも信頼された人間なんですね」

教授「ああそうだ、誇るがいい!」

教授「ふむふむ、ちゃんとサインしてくれたね」

男「はい」

妹「いーつーまーでーひっぱーるーんーでーすーかー」

教授「ああ、済まない済まない、今開けるから」

教授「ちょっと待っててくれたまえよ」ピピピポピパ

ガチャン

教授「さあ、中へ」

男「なんだこれ・・・?」

妹「・・・これは?」

男「何かすごい森になってますけど」

教授「してるんだよ、そりゃあ」

男「いえ、そういうことではなく」

教授「私が分析化学の人間である事は男くんたちも知るところだが」

教授「前には環境学を学んでいた、という事は話したね」

妹「え、ええ」

教授「その時、私はふと、自分が森を管理すれば良いと考えてね」

男「そんな発想に至る時点で常人じゃないですね」

教授「まぁ、当時は考えるだけだったが」

教授「私がその後分析化学で成功してお金が入ってね」

教授「折角ならと、全て機械で管理された林を作り上げたんだ」

妹「そんな発想を実行に移す時点で常人じゃないですね」

教授「それは褒めてるのか?貶しているのか?」

妹「驚いてるだけです」

妹「で、それが高尚な計画だったんですか」

教授「いや?違う」

男「違う?」

教授「その高尚な計画はいわばこの林の副産物でね」

教授「・・・っと、その説明をするなら、この先の部屋でにしよう」

妹「あ、はい」

ふむふむ(prpr)

男「この部屋・・・」

妹「ドアだらけですけど」

教授「どれでもひとつ開けてくれたまえ」

男「じゃあここを」ガチャン

妖精「!!」

男「・・・」

男「・・・」パタン


男「誰かいましたけど」

教授「知ってしまったか」

妹「?」

教授「森と勘違いしたのか、妖精がここで誕生するようになったんだよ」

男「は、はぁ」

教授「そして、周りの森が枯れていく毎に、ここで誕生する妖精が増えていった」

教授「この一帯の森が全て枯れ果て、この近辺の妖精はここに集約するようになった」

妹「じゃあ、その高尚な計画って」

男「妖精を集める事ですか?」

妹「この地域に妖精が少ないのは教授がコレクトしてるから?」

教授「その先だ」

妹「その先」

教授「妖精を集める事は目的ではなくその為の行動の家の一つ」

教授「っと、あんまり溜めるとまた妹くんに急されるか」

妹「おわかりならば早く!」

教授「森で生まれ商人に捕まった妖精は、下衆な奴らに買われ」

教授「人間ではないからと人権を無視した奴隷、とくに性奴隷として働かされる事を強いられることが多い」

教授「そんな事は許せなかった、彼女らが酷い目に合うのは」

男「それには多いに同意ですが」

教授「だろうな。そういう人しかここに入れないから」

男「あ、そういう基準だったんですか」

教授「そこで、だ。酷い目に合わせないためここに集まった妖精たちを、私の信頼する人へ譲り渡すことにした」

教授「そう、男くんのように彼女らを人間と同等に扱い、優しくしてくれるような人に委ねるのだ」

教授「さすがにあまりに多くの妖精を同時に養う事は出来ないしな」

教授「と、言うわけだ、元々君を妖精売りの元へ送る気はなかった」

男「ここに連れてくる気だったんですね」

教授「そうだ。まぁ、どうせ妖精が手に入るんだから良いだろうと思って」

妹「何で隠してたんですか・・・」

教授「そりゃあ誓約して欲しかったしね」

教授「で、是非妖精を貰ってくれるかな」

男「ええ、勿論」

教授「優しくしてあげるね」

妹「はい、当然」

男「じゃあ、さっき開けた扉の・・・」

教授「他の子は見なくて良いのかい?」

男「どの子も可愛いから、見れば見るほど迷ってしまいますよ」

教授「君は忘れているだろうけど、前養っていた妖精との再会を心から望んでいるはずだ」

男「いや、忘れてるんじゃどうしようも」

教授「いいから探せ。君を見て目を輝かせる妖精を探せ」

男「あ、はい」

ふむふむ(はよはよ)

prpr(はよはよ)

ガチャ

妖精「!」ビク

妖精「?」ポカン

男「ここじゃなさそうだなぁ」

ガチャ

妖精「・・・?」ボー

妖精「・・・」ムカンシン

妹「違うみたいです」

ガチャ

妖精「!!」ビクッ

妖精「・・・!」キラキラ

妖精「!・・・!」ピョンピョン

妖精「~!」バタバタ

男「すごくココっぽい」

妹「でも、6人いますよ。確か私たちが飼ってたのって5人でしたよね」

男「あ、そうか。じゃあこの子らは?」

妹「誰でも良いから引き取って欲しいと思ってる子かも」

教授「いや、そこの1人は私が用意した私の養っている妖精なんだ」

男「じゃあ、さっきの?」ガチャ

教授「だろう、今バリア外させるから」

妹「あ、声が聞こえないなーと思ったらそんな感じのバリアはってたんですか」

教授「念のためね」パチン

妖精「!」ポン

フッ

妖精「バリアが!」

男「えと・・・覚えてないんだけど、君たちって」

妖精「あ、今思い出させてあげます!」

妹「そんなことできるんですねー」

妖精「Ш∑≒Э!」パァ

男「・・・?」

妖精「あ、違う、拘束魔法実際に掛けたのはEだから」

妖精「あ、私かっ」

妖精「Ш∑≒Э!」パァ

男「・・・!!」

妹「!」

男「あ・・・」

妖精D「えへへ・・・お帰りなさい!ご主人様!」

妖精A「そしてただいま!ご主人様!」

妹「お、思い出せました・・・!」

妖精E「妹さーんっ!」

妹「Eちゃん!」

妖精B「あの声って・・・教授さんだったんですね」

教授「そうだよ、気付かなかったろう」

妖精C「Eがね、Eがね!」

妖精D「大妖精に昇格して、音の妖精になったんですよ!」

妹「おー!すごいじゃないですか!」ナデナデ

妖精E「えへへ・・・///」

男「すごいな・・・!」

妖精E「ありがとうございます!」

妹「大妖精2人も養ってる人なんてそういませんね」

教授「わいわいしてるとこ済まないが、一度外に出てくれるかい?」

男「あ、す、すみません」

教授「やっぱり別れた妖精と出会えたようで」

男「はい!」

妹「ありがとうございます!」

教授「この間私を食事に誘った時に確信したんだ、男くんたちなら大丈夫だって」

男「あ、あの時に・・・」

教授「これからもちゃんと面倒を見てあげるんだよ」

妹「当然です!」

教授「じゃあ、君たちの家まで車で送ろう。道わからないだろうし」

教授「それとも、妹くんが教えてくれたこの妖精売りの所へ行くかい?」

妖精A「妖精売り?」

妹「い、行くわけ無いじゃないですか!」

妖精E「どういうことですか・・・?」

妹「わ、わ、そういうことじゃないんです!!」

それではここまでで。
次回で本編はおしまいの予定です。その後エピローグを書くと思いますけど。

>>784
ある程度離れていても効くような設定・・・つもりでした。

>>785
ありがとうございます!

>>786
ありませんでしたねー

>>787
アナログな分析に用いる指示薬です。
メチルオレンジとかフェノールフタレインとか聞いた事ありませんか?それの略語です。

>>788
お待たせしましたー

>>789
>>790
>>791
>>792
再開すればハッピーエンドなんです

>>809
>>816
>>817
お待たせしましたー。
ってどさくさにまぎれてぺろぺろしないで!

prpr(ふむふむ)

沸き潰しとトラップタワー(妖精さんホイホイ)じゃないですかやだーpnpnprprpnpnprpr

確かにマイクラで周囲を涌き潰ししてスポーンを集中させる理論そのものだなwww

ほんとにトラップタワーと原理同じだwwww

確かにトラップタワーだwww(prprprprprprprpr>>1もprprprprprpr)

教授が悪徳BBAだったら見事なマッチポンプだったけど、よかったね妖精さんprpr
再開の喜びは何物にも替え難い

ああ、指示薬か。納得した
妖精ちゃんpnpn

あ、PPはフェノールフタレインか
あとはBTB位しかそれっぽいの知らないな

指示薬は綺麗だもんなぁ
ほぼ毎日見ててヘドが出そうだけど

乙でした

>>825
言うことと考える事が!

>>826
>>827
>>828
>>829
同じネタがあったんですね・・・
パクったわけじゃなかったんですけど、無知ですみません

>>830
教授は良い人でしたー

>>831
>>832
よくある指示薬ですねー
大学で初めて知ったものもありますけど

>>833
本職な方がいらっしゃいました!
大学でやった程度の>>1程度ではきれいだなー程度止まりです

>>834
ありがとうございます!


それでは始めます!

―――???―――
――(教授家)――

妖精「迷った所で出る方法は無いですけどね」

妖精「この後、あなた方を引き取りに誰かが来ますよ」

妖精A「えっ?」

妖精E「あの人は誰かに売るつもりはないって・・・」

妖精「売らないよ?譲り渡すだけだから」

妖精B「ええっ!?」

妖精「私はここで雇われたので、詳しくは知りませんけど」

妖精「妖精に優しくしてくれる人に渡すらしいですよ」

妖精E「あ、そうなんですか・・・」

妖精C「じゃあ、幸せになれるのかー」

妖精B「でも・・・」

妖精A「そういえば、何でまるで私たちの敵みたいな発言をしたんでしょう、あなたの主人様は」

妖精D「確かに、仲良くしたいなら、あんな言い方をしなくてもいいと思いますけどね」

妖精「えと・・・、自分を悪にすることで、新しい環境で溶け込めるようにするとか?」

妖精E「それなら、あなたがネタばらしした時点で台無しなんじゃ・・・」

妖精「あ・・・、じゃあ、違うのかな・・・」

妖精B「実は、知らない・・・?」

妖精「はい、教わってないです」

妖精C「じゃああいつの言う『こちらが伝えられる事』じゃないんだねー」

妖精D「そうだね・・・」

<ピコン

妖精「あ、誰か来たみたい」

妖精D「私たちを引き取りに?」

妖精「うん、でも、他にも何人か妖精が居るから、あなたたちが選ばれるかは分からない」

妖精「その辺りにある隠し扉、開くから気をつけててね」

妖精A「扉なんてあったんだ」

妖精C「開けた人の家に行くの?」

妖精「さぁ・・・、色々な妖精を吟味するでしょうし、開けた人に選ばれれば、ですね」

妖精「もちろん、ここでの生活もそこまで不自由は無いと思いますから、選ばれなくとも安心してください」

妖精A「そ、そうなんだ」

妖精「確かに魔力回復の草は無いですけど、ご主人が提供してくれます」

ガチャ

妖精A「ご、ご主人様っ!!」ビクッ

妖精E「嘘っ・・・また会えるなんて!」キラキラ

妖精C「ご主人さま!ご主人様ー!」ピョンピョン

妖精「こ、拘束解除しないとっ!」バタバタ

男「~」

妹「~?」

男「~?」

妹「~」

バタン

妖精A「・・・あれ?」

妖精B「・・・閉まった」

妖精「選ばれなかったみたいですね」

妖精D「そんな!あの人、前のご主人様なんです!!」

妖精A「拘束解除の魔法掛ければ気付くの!」

妖精「そ、それは、この制度に文句を言ってもらうしか」

ガチャ

妖精C「また開いた!」

教授「~」

妹「~」

教授「~」パチン

妖精「おめでとう、引き取ってくれるみたい」

妖精「∫@θ∴」ポン

フッ

妖精A「バリアが!」

男「えと・・・覚えてないんだけど、君たちって」

妖精D「あ、今思い出させてあげます!」

妹「そんなことできるんですねー」

妖精D「Ш∑≒Э!」パァ

男「・・・?」

妖精A「あ、違う、拘束魔法実際に掛けたのはEだから」

妖精E「あ、私かっ」

妖精E「Ш∑≒Э!」パァ

男「・・・!!」

妹「!」

―――――――――――――――
――――――――――
―――――

―――引き取った後―――

妹「・・・というわけで、新しい妖精を買おうと思ってたんですよ」

男「仕方ないよな、記憶なかったんだし・・・」

妖精A「妖精に対する愛だけは理解できました」

妖精「でも、もう大丈夫ですよね」

妖精B「はい・・・?」

妖精「大妖精様なら、さっきのバリア、再現できますよね」

妖精D「もちろん」

妖精E「これで、ご主人様たちを守れます!」

妹「さっきのバリア?」

妖精E「どんな魔法も通用しないすごバリアです!」

妖精E「えいっ」

妹「おお、爽やかな風が頬をなでるような草原のような中性の時のブロモチモールブルー色のバリアが!」

男「文系なのか理系なのかどっちかにしろ」

妹「緑色のバリアが!」

男「面倒になったなこいつ」

妖精D「このバリアだと、どんな魔法でも、いくらでも守ってくれるらしいです!」

妹「便利なバリアですね!」

妖精E「完璧です!」

妖精A「えと、ですから、」

妖精B「・・・私たちを」

妖精D「また、約3年間お願いします!」

男「うん・・・よろしく、妖精さん!」

妹「またよろしくお願いします!」

教授「いやあ、感動した感動した」

妹「あ、ありがとうございました、教授」

教授「いやいや、私の高尚な計画の副産物なんだ、存分に堪能してくれてよかったよ」

男「おかげで、また妖精さんと暮らせます」

教授「引き取ったからには、幸せにしなよ?」

男「はい・・・!」

教授「あ、あと、私の講義を」

妹「取ります!取らせてください!」

―――男たちの住むマンション前―――

教授「それじゃあ、お疲れ様」

男「ありがとうございました」

教授「男くんたちはもう春休みかい?」

妹「私はそうですけど・・・兄さんは?」

男「俺もだ」

教授「そうか、もう終わってたのか、いいなぁ」

教授「私はまだ、採点だとか事務処理だとかで大変だよ」

男「ご、ご苦労様です」

教授「それじゃあ、また新学期、私の講義で」

妹「本当にありがとうございましたー」

教授「じゃあ!」ブオオォォ


男「・・・」

妹「・・・」

妹「帰ってきましたね」

男「ああ」

男「おかえり、妖精さん!」


妖精「・・・ただいま!」


―――――――――――――――

男「おかえり、妖精さん」
男「ありがとう、妖精さん」

おしまい。

本編終了です!
今までご愛読いただきありがとうございました!

まだちょっと後日談とかおまけとかを書く予定ではあります。
このスレが埋まるまでは書きますよー


>>835あたりから本日分です。

おつおつ

いまいちイメージができないんだが
教授の家には温室みたいな部屋がいくつもあって、そのなかが森みたいになってるってこと?


何故か目から塩水が流れて止まらないんだが


何故か股間から黄金水が流れて止まらないんだが


何故か口から酸がながれて止まらないんだが


何故か尻からカレーがながれて止まらないんだが


ぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろだが


妖精さん可愛すぎてたまらないんだが

お疲れ様でした
よろしければ後日談が欲しいです


なんか泣きそう

スレが埋まるまでって事は余計なレスをしなければその分長く楽しめる…

乙でした

ƒnƒbƒs[ƒGƒ“ƒh‚ð‚ ‚è‚ª‚Æ‚¤B c‰³B
はっぴーえんどをありがとう


‰³

>>852
森みたいな広い空間が、壁でいくつかに分けられている・・・みたいな感じですかね。
壁には簡単にいえば森の風景が描かれてる的なカモフラージュがしてあり、見た目以上に広く見えます。
>>794辺りで当たったのはカモフラージュされた壁になります。

>>853
塩水を出して頂けるとは、まじですか・・・!

>>854
なにゆえ!

>>855
BTBが黄色くなりますね

>>856
それは実はカレーではなく・・・おっと

>>857
ぺろぺろ!

>>858
そう思っていただきありがたいです!

>>859
ちょっと書きますよー

>>860
まじですか!

>>861
でもレスが無いのも寂しい・・・です

>>862
ありがとうございます!

>>863
どういたしまして!
>>1としてもバッドエンド的な胸糞悪くなるのは苦手なので・・・。


皆様素敵な感想をありがとうございます!

それでは番外編はじめます!

―――番外・後日談―――

―――友家―――

男「遊びに来たぞ!」

友「あ、いらっしゃい」

妹「この寒い中ご苦労様でした」

友「妹ちゃんそれ俺のセリフ」

妖精A「こんにちはー」

友「あ、これが新しく買った妖精?」

妖精1「・・・記憶拘束されてます?」

妖精E「あ、拘束魔法ここまで届いてたんだ・・・」

妖精E「Ш∑≒Э!」パァ

友「あ、思い出した・・・、あれ?死んだんじゃなかったの?」

男「とある人の協力で再び出会った」

友「???どういうこと?」

妖精B「何も・・・説明してないんですか?」

妖精2「私たちでは知識が足りなくて」

妖精3「うまく説明できないと思ったので・・・」

友「?」

妖精D「では私が・・・友さんを信頼して」

友「そ、そんな仕組みがあったのか・・・」

男「それで、再び出会えたというわけで」

友「すげぇ」

妖精D「感謝感激です」

友「折角なら俺もこの子たちとまた会えりゃいいんだけど」

妹「その為にはまず妖精さんたちと仲良くする事ですね」

友「そうなの?」

男「まぁ、いろいろあって」

妖精3「でも、ご主人様が忘れてしまうようでは・・・」

男「俺たちも忘れたけどね」

妹「かなりの幸運のおかげで取り戻しましたが」

妖精2「私たちにその幸運が無かったら・・・」ショボン

妖精D「その為の絶対防壁を伝授しますよ」

妖精2「ぜったいぼうへき・・・ですか?」


妖精D「と、こんな感じのバリアです。初心者でも張れる位簡単ですよ」

妖精1「@θ∴∂φ!」ポン

妖精1「ほんとだ!簡単!」

妖精C「簡単なのに、ぜったいぼうぎょ!」

妖精3「本当にどんな魔法も通用しないんですか?」

妖精D「魔法を防ぐんじゃ無くて、分解しちゃうから通用しないみたいだよ」

友「何の話をしてるかさっぱりだ」

妹「魔法の話は仕方ないですね」

妖精3「私の専門は分解なんですけど、分解しようとするとどうなるんでしょう、このバリア」

妖精E「よ、予想範囲外です」

妖精D「やってみないと分からないけど、興味ある・・・」ドキドキ

妖精3「えい」

妖精3「あ、わたくしの魔法の方が分解されてしまいました」

友「あ、残念」

妖精2「ビーム」ビビビ

妖精2「やっぱり効かないですね・・・」

男「妖精さんたちは魔法に夢中みたいなので昼飯作るよ!」

友「お願いします!」

妹「メニューは何ですか?」

男「材料を見て判断します」ガラ

カラ…

友「やらかしました」

妹「分かります。冷蔵庫の中が空。分かります」

友「わかってくれるか!」

男「おい、そんなとこで共有してる場合じゃない」

友「や、野菜室に野菜はあるよ!妖精さんの為の」

男「それすらなかったらぶん殴ってるって」ガラ

妹「さて、匠はこの素材をどのように料理するのか」

友「気になる所であります」

男「てか友はどうするつもりだったのか聞きたい所」

友「サラダ?」

妹「なんということでしょう」

友「野菜室のそこから去年の夏に買いだめた蕎麦が発掘されました」

妹「兄さん、おそば作るんですか?」

男「そのつもり」

友「ちなみに俺は蕎麦茹でるだけのざるそばしか作れません」

妹「具の入った温かいそばなんて作れるわけないですよね」

友「ねー」

妹「ねー」

男「お前ら・・・」

男「そばできたよー」

妖精1「そば?」

妖精B「そば・・・は、食べた事無いですね」

男「そうだな、初めてだな」

友「料理じゃ手伝えないから、せめてテーブル開けておいた」

妹「料理じゃ手伝えないので、せめて食器用意しました」

男「お、おう、じゃあよそおう」

「いただきます!」

妖精2「ど、どんな味なのでしょうか・・・」

妖精1「あ、おいしい!」

妖精A「聞く前に食べてみればいいのにー」

妖精C「むむ・・・」

妖精E「温まりますね!」

妹「ええ、ぽかぽかですー」

妖精D「ぽかぽかしてきましたー!」

妖精C「むむむむ・・・」

友「どうしたの?」

妖精C「この・・・ほそながいのが・・・つかめない・・・!」

友「あー、この箸でそばつかむのは難しいよな・・・、よし待ってろ!」ガサガサ

友「これを使うといい」

妖精C「これは・・・?」

男「お、割り箸あるんじゃん」

友「あまり消耗品を使いたくない主義な物で」

男「ケチるなよー」

友「七味かけよっかなー」ガサガサ

妹「その袋は、割り箸も調味料も入ってるんですか?」

友「食事ものは全部ここだな。常温保存できるやつは」ガサガサ

男「七味・・・、唐辛子はダメだ、やめてくれ」

友「いや、かけるの俺のだけだから」

男「そうじゃなくて・・・ほらこれ」

友「『妖精に食べさせるべきでないもの』・・・唐辛子ダメなのか」

男「『ダメじゃないが避けるべきもの』に入ってる」

男「粉末が妖精さんの方に飛んでったら大変じゃん?」

友「それは几帳面すぎやしないか?」

妹「一応避けましょうよ、一応」

友「まぁ、いいけどさ」

「ごちそうさまでした!」

男「あったまったなー」

友「腹いっぱい食べたー」ポンポン

妖精A「おいしかったです!」

妖精1「ご主人様もつくれるの?」

友「俺!?・・・が、頑張れば・・・これよりはマズいと思うけど・・・」

妖精2「是非、また食べたいです・・・」

友「が、頑張るよ」

妖精3「お、お願いいたします」

友「さて、食後だし遊ぼうぜ」

妹「何をするんですか?」

友「人生ゲームがあるぜ!」

男「友・・・お前妹と趣味嗜好かぶりすぎじゃね?」

友「え?」

妹「私も人生ゲームを・・・」

男「もう結婚しろよおまえら」

妹「ダメですよ!そうしたら二人とも家事できません!」

友「うう・・・」ショボン

男「意外に友が落ち込んでる」

―――夕方―――

男「そんじゃ、そろそろ帰ろうかな」

友「遊びすぎた感があるなー」

妹「良いじゃないですか、長期休暇なんですから」

男「妖精さんたちもご満悦のようだし」

妖精A「また来ましょうね、ご主人様!」

妖精C「あたしもまた来たーい!」

男「ああ、そうしような」

友「うち大人気だな!」

妹「友先輩というよりひーちゃんたち目的のような」

友「ですよねー」

妹「ああっ、落ち込まないで」

妖精1「また遊びましょー!」

妖精E「はい!是非また!」

妖精2「バリアの件、ありがとうございました」

妖精D「いえいえ、お友達の為なら」

妖精B「・・・今日は、ありがとうございました」

友「はい、ありがとう。また予定つけてこいよー」

男「おう、そうする」

妹「ではまた!」

友「じゃあなー」

―――男家前―――

男「帰ってきたなー」

妹「きましたよー」

男「お前の家はここじゃあない」

妖精A「もうほとんどこの家に居ますよ?妹さん」

妖精C「ねる時くらいしか自分の家に行ってないもん」

妹「もう引き払っちゃいましょうか、私の部屋」

男「そうだな(笑)」

妹「え、何ですかその嘲笑」

男「お、手紙」ガサ

男「『前略 男へ』」

男「『長期休暇なんだから帰ってきなさい』」

男「『母より』」

男「『追伸:妹にも帰ってくるよう伝えといて』」

男「だって」

妹「な、なんだってー!」

本日はここまでで。友の妖精さん、覚えていましたか?

お決まりの展開、『何故か親は居ない』だったので、次回男、帰省予定です。残ってれば。


>>864辺りから本日分です。
ご覧頂きありがとうございました!

乙でした

乙でした

妖精さんって基本無限ループだよね
これでいつまでも一緒に居られる!!
家族がふえるよ!やったね!!















・・・・男の最期を看取る妖精さんを想像して泣いたorz

>>887
最期の言葉がスレタイ、か

>>887
おいやめろ

この話もいつか終わってしまうのか………でもさ、それでもトッポってすごいよな……最後までチョコたっぷりだもん 

>>886
ありがとうございます!

>>887
>>888
>>889
妖精妖怪あたりの残酷な現実ですよね・・・

>>890
その点このSSって酷いよな、最初から中身すっからかんだもん


それでははじめます!

妖精C「なにこの電車!白くてかっこいい!」

妹「これは新幹線って言うんですよ」

妖精C「しんかんせん」

男「超早いんだ、こいつは」

妖精A「どのくらい速いんですか?」

男「いつも乗るやつの3倍は速いな」

妖精A「ホントだ速い!」

妖精B「・・・わかるの?」

妖精A「風景を見てるとわかるよー」

妹「電車の中ではお静かにお願いしますねー」

妖精A「あ・・・」

男「あ、次の駅で降りるよー」

妖精D「あ、それならそろそろ降りる準備しないとですね」

妹「そんなに散らかしてないから簡単ですねー」

妖精D「はい!」

男「Bちゃん起きてー、着くよー」ユサユサ

妖精B「はい・・・」

―――最寄駅―――

男「お疲れー、これで電車は終わりだよ」

妖精A「ここからどのくらい歩くんですか?」

妹「10分くらいですね、そんなに遠くじゃないです」

妖精C「もうちょっとだねー」

男「果たして妖精さんたちを連れてきて良かったのかな・・・」

妹「それは、家で留守番させるわけにもいかないってことで合意したじゃないですか」

―――――――――――――――
――――――――――
―――――

―――出発前日―――

男「さて、妖精さん連れてって良いのかなぁ・・・」

妹「でも、1週間近く滞在しますから留守番させるわけにも」

男「だよねぇ」

妖精D「1週間くらいなら暮らしていけますよ?」

妹「世話をしている以上そんな事をさせるわけには」

妖精E「妹さん・・・」

男「じゃあ、連れて行こう」

妹「議論するまでもなかったですね」

―――――
――――――――――
―――――――――――――――

男「そうなんだよなぁ」

男「でも、いざ家を前にすると怖くて」

妹「それは分かりますけど」

男「あ、着いてしまった」

妖精A「この家なんですかー」

妖精B「・・・一軒家ですね」

妹「ええ、実家は一軒家なんですよ」

男「よ、呼び鈴ならすぞ・・・」

ピンポーン

ガラララララ

母「おや、お帰り、男、妹」

母「・・・」

母「・・・」

母「・・・うん、とりあえず説明」

男「あ、ハイ」

妹「えっとですね、彼女らは妖精で・・・」

母「へぇ・・・」

男「それで、マンションにおいてくるわけにもいかないし、連れてきた」

母「ふぅん・・・」

妹(認めてください!)

母「じゃあ昔のパパと一緒か」

男「ああ・・・、・・・え?」

妹「え?」

母「あんたたちが生まれる前に一時期妖精が大ブームになってね」

母「ほら、た○ごっちみたいなノリでねぇ」

男「俺はた○ごっちのノリも覚えてないぞ」

妹「私も」

母「まぁ、大ブームになったのよ」

母「それで、パパがブームに乗せられて妖精を買ったのよー」

母「まぁ、全然覚えてないんだけどね」アハハ

母「なーんか妖精さんが死んじゃったら忘れちゃうそうでねぇ」

母「そんなこと聞くってことはあんたたちはもう完璧に忘れてるわね」アハハ

男「全く思い出せないなぁ」

妹「記憶拘束された、ってことでしょうね」

母「ま、そんなとこにいちゃ寒いでしょうし、入ってもらいなさい」

男「分かった」

妖精E「えと・・・初めまして、男様の所で奴隷をやってます、Eです」

妖精D「Dです」

妖精C「Cです!」

妖精B「・・・Bといいます」

妖精A「Aです!」

妖精「よろしくおねがいします!」

母「奴隷ねぇ・・・?」チラッ

男「そ、そんなことしてない!」

妖精D「はい!されてません!」

なんか続いてた

母「言わせてるんじゃないでしょうねぇ?」

妖精E「男様は、他の方のように奴隷のような扱いをされません」

男「そ、それなら奴隷をやってます、なんて言わないで!」

妖精A「な、何て言えば」

妹「お世話になってます、とか?」

妖精E「わかりました!」

父「おーう、よく帰ったなー」

男「ただいま、父さん」

妹「ただいまです」

妖精A「初めまして、男様の所でお世話になってます、妖精のAです!」

妖精B「・・・Bといいます」

妖精C「Cです!」

妖精D「Dです」

妖精E「Eです」

父「あー、男も妖精買ったかー」

妹「買っちゃったんですよー」

父「で、どうなの?調子は」

男「調子?」

父「俺が妖精買った時はもう母さんと結婚してたし、記憶ももうほぼ無いし」

男「えっとだな、父さん。俺はそういう目的で妖精を買ったわけじゃないんだけど」

妹「ていうか私も居るんですからそんな発言止めてくださいよ、セクハラですよセクハラ」

父「親なんだし許されないか?」

妹「許されません!」

母「ま、とりあえずそうめんを用意したよ、食べな」

男「ありがとう」

母「妖精さんたちも食べるわよねぇ?」

父「勿論ちゃんと食事とか与えてるんだろうなぁ?」

妹「当然ですよ!」

妖精D「男様の作るご飯はとてもおいしいんですよ」

母「あら、男そんなに料理うまくなったの?」

男「母さんには敵わないよ・・・」

妹「兄さんの料理もおいしいですけど、お母さんの料理が大好きです!」

母「あんたはもうちょっと料理勉強したら?」

妹「に、兄さんに作ってもらえばいいですから」

母「いつまでも男が居るわけじゃないんだから・・・。将来の事も考えてさ」

妹「う」

妖精E「い、妹さんの料理ちょっと食べてみたいです」

母「ほら、妹に料理を作って欲しがってるよ?」

妹「が、頑張ってみます」

母「ちょうどいいわ!こっちに居る間、料理教えてあげる」

男「ようやく妹が料理作ってくれるのか、負担が減るのは良い事だ」

「ごちそうさまでした!」

妖精C「このそうめん、このまえ食べたそばみたいでおいしかった!」

妹「同じ麺類ですからね」

妖精E「味は結構違いましたけど・・・」

妖精B「でも・・・食感も結構違いました・・・」

妖精A「あれ?じゃあ何が似てたんだろう」

男「食べ方、かな?」

妖精C「食べ終わったらなんだかねむくなってきた・・・」ゴシゴシ

母「長旅だったもんねぇ。疲れたでしょう疲れたでしょう」

父「ちょっと昼寝でもするといいぞ」

母「そうね、布団敷いてあげましょ」

妖精D「あ、ありがとうございます」

男「俺も少し疲れたな・・・んー・・・っ」ノビ

母「あらあら、男もおねむー?」クスクス

男「悪かったな・・・」

母「いやー、なんだか孫が出来たみたいで良いわねぇ」

父「何かまた妖精が欲しくなってきちまったよ」

母「あら、それより本当の孫たちを待った方が良いんじゃないのー?」

父「あの調子じゃー、いつ見られるか分からんがねぇ」

男「Zzz…」

妹「むにゃ・・・」

母「でも、すっかり親みたいな顔してるわよ」

父「今は子供そのものだけど」

本日はここまでで。次回は帰省編の続きになります。

あくまでおまけの番外編なので、セリフに重い意図はありませんよー。


>>891辺りから本日分です。ご覧いただきありがとうございました!


>>903
ふとリロードしたらサーバーが回復していたので続けました!

1乙

prprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprprpr(まだ終わんないでほしぃなぁ)

おつ

基本妖精さんはエロ目的だもんな・・・


ついに100を切ってしまったか…

乙でした

>>915
なに?よく聞こえない
ペロ目的?prprprprprprprpr

>>913
>>917
ありがとうございます!

>>914
prprprpr(あとちょっと続きますよー)

>>915
>>918
結構そうじゃない人も・・・多分、居ます

>>916
あとちょっとお付き合いください!

それでは始めます!


<前回のあらすじ>
実家に帰省しました。

母「起きなー」バシバシ

男「んあ」

母「あんまり寝てると夕飯食えなくなるぞー」ユサユサ

妹「はぁい・・・」

母「あ、って言うか今日の夕飯の食材、買ってきてくれない?」

男「今日は誰が作るんだ?」

母「今日は私が料理をふるまうわ」

母「だからこのメモの物買ってきて」

男「買ってきたぞー」

母「じゃー、妖精さんたちと仲良くしてなー、ちゃっちゃと作っちゃうから」

男「あーい」

母「妹は料理見に来なー」

妹「はーい」トテトテ

―――部屋―――

男「ただいまー」

妖精B「・・・おかえりなさい」

男「本読んでるのか」

妖精B「気になる本が・・・あって、見ていいと言われたので」

男「へぇ・・・」

妖精D「私も読ませてもらってます」

男「なんか二人とも難しそうな本読んでるなぁ」

男(というかDちゃんEちゃん辺りは間違いなく俺なんかより頭良いんだろうしなぁ)

妖精A「あ、ご主人様!お母様からとらんぷ借りたので、やりませんか!」

妖精C「いまちょうどおわったの」

男「じゃあ混ぜてもらおうかな」

妖精B「ご主人様がやるなら私も・・・」

妖精D「じゃあ私も!」

男「よーし、何しようかなー」

妖精A「ババ抜きー!」

妖精D「Aはババが好きだもんねー」

―――台所―――

母「ここで調味料入れてー」

母「ゆっくり混ぜてー」

妹「その通りに出来たら私も料理できるんですけど」

母「そりゃあ最初っから出来るわけ無いじゃない」

母「何回もやって覚えるのよ」

妹「うへぇ・・・」

―――夕食―――

母「さぁ、食べなー」

「いただきます!」

妖精A「男さんと同じ味ですー!」

母「あらそう?男も結局私の味に行きつくのねぇ」

父「ずっと母さんの料理食べて育ったんだもんなー」

妖精C「でも、ちょーっと違う気もする」

母「男流にアレンジされたのねぇ」

母「明日の夕食は男に作ってもらおっと」

―――翌日の夕食―――

男「どうだろうか・・・」

妖精A「私にはお母様の料理と同じ味みたいに思うんだけど・・・」

妖精C「ちょーーーっ、とちがう!」

母「あらホント、おいしいわねぇ」

父「すごいな、男は・・・。俺は料理からっきしだから」

母「あら、妹と一緒に料理勉強してく?」

父「いいよ、俺は母さんの料理で・・・」

―――さらに翌日の夕食準備―――

母「今日はあんたに料理を作ってもらおうかしら」

妹「そんな急に!」

母「私の言う通りに作ればとりあえず出来るわ」

妹「そ、そうですか!じゃあ是非・・・」

母「そうね、まずはお味噌汁でも」

母「ああ!危ない危ない!!皮むきはピーラーで良いから!」

妹「大根しゅるしゅるむくのカッコいいと思ったんですが・・・」

―――――

母「ああ!指切っちゃう!もっとてを丸めて!」

妹「ね、猫の手みたいに・・・って言いますよね、それですよね」

母「そう、それ!」

妹「に、にゃーん」トントン

母「気持ちまで猫になる必要は無いわ」

―――――

母「ああ!入れすぎ入れすぎ!」

妹「でも、お母さんはこんな感じにぱぱっと・・・」

母「それは慣れてからで良いから!最初はちゃんと計量して!」

―――――

母「ああ!厚すぎよ!」

妹「なんか、野菜切るの飽きちゃいました」

母「飽きても良いけど、そんな厚い野菜、妹自身嫌じゃないの?」

妹「い、嫌です、ハイ・・・」

妹「そ、そんなこんなで出来上がったのがこちらの味噌汁になります」

男「だ、大丈夫なんだろうな」

母「味に関しては問題ないわ。野菜が厚いけど」

母「味噌の分量がおかしなせいで、いっぱいあるからどんどんおかわりしてね!妖精さんたちも!」

妖精E「はい!」

妹「あ、ありがとうございますー・・・」

妖精E「妹さんの手料理・・・!」ワクワク

妹(い、Eちゃんが幻滅してしまう・・・!)

男「ほんとだ、味は悪くない」

母「そりゃあ私が監修したんだもの」

母「マンガやアニメじゃないんだもの、味見もするし、下手物にはならないわ」

妖精E「妹さんっ!おいしいですっ!!」

妹「あ、ありがとうございます」

母「後はこれを一人で出来るようになれば完璧ね」

―――1週間くらい後の夕食―――

「いただきます!」

妹「ついに助言こそあれ、手助けは無しで作りました、豚汁です!」

妹「さっぱりしてるので、お肉が入ってますけど、妖精さんでもおいしく頂けるのではないでしょうか」

妖精A「本当ですね、美味しいです」モグモグ

妖精E「今日もおいしいです!妹さんっ!」

妹「ありがとうございます!」

―――最期の夕食―――

妹「ついに私が一人で作りました!野菜スープです!」

男「おお、お疲れー」

妹「味見だけはしてもらったので、味は大丈夫ですよー」

母「いよいよ妹も作れるようになったわよ!」

母「スープを」

男「結局主菜は俺が作んなきゃいかんのね」

父「二人で手分けすれば早く済むじゃないか」

妹「え、家に帰っても私が料理するんですか?」

男「え」

妹「家に帰ったら兄さんが料理作ってくれるんじゃ」

男「手伝えよおい!」

妖精E「い、妹さんの料理食べたい・・・です」

男「ほら、こう言われてるし」

妹「ま、まぁ、たまになら・・・」

「いただきます!」

妖精B「おいしいです・・・」

妖精A「男さまのスープと同じ味がしますよ!」

妖精C「ちょっとちがうのにー・・・」

妖精A「じゃあ、お母様のスープと同じ味?」

妖精C「それともちがうの!」

妖精D「うー・・・ん、私にはわからない、かなぁ?」

妖精A「Cにだけ特殊知覚でもあるんじゃないの?」

妖精C「うーん?」


―――食後―――

母「ついに明日には帰っちゃうのねぇ」

男「そうだなぁ・・・」

母「あんたに言う必要はないと思うけど」

母「生き物の世話を見るってことは、その生き物の命を預かるってことなんだからね」

男「ああ」

母「だから、粗末に扱うんじゃないよ。絶対に」

男「分かってる」

母「いくら5年くらいしか生きないからって粗末に扱うようなやつは許されないよ」

男「ああ・・・ん?」

男「5年・・・?」

母「あれ?私の記憶では妖精さんって5年くらいしか生きられなかった気がしたけど」

男「いや、今の知識だと、3年くらいしか生きられないって聞いたんだけど・・・」

母「3年?そんな事は無いはずだったよ」

男「えええ・・・そんな数年で常識って変わるのかな・・・」

母「あんたんとこだけで違うとか」

男「帰ったらちょっと聞いてみようかな・・・」

母「それじゃあ、男のお小遣いは上げてやらなきゃねぇ」

男「え、いいの?」

母「妖精さん養ってんだもの、色々使うでしょ」

男「あ、ありがとう」

母「最初っから言ってくれればよかったのに」

男「いや、何か恥ずかしいし・・・」

―――最終日―――

母「またいらっしゃいねー!」

妖精A「はい!」

妖精B「ありがとうございました・・・」

妖精C「またきっとくるよー!」

妖精D「ありがとうございました!」

妖精E「お邪魔しました」ペコ

男「それじゃあ、また来るよ、夏にでも」

父「そうしなさい」

妹「また料理教えてください」

母「ええ、そうしなさいそうしなさい」

―――男マンション、最寄駅―――

男「ああー、帰ってきたー・・・」

妹「帰ってきましたねー」

妖精C「なつかしいー」

男「で、妹はどうするの?」

妹「え?家に帰るだけですが」

男「そうか」


男「なんでウチに来る」

妹「もはやここが我が家ですから」

男「ま、まさか、お前の家引き払ったんじゃ・・・」

妹「あ、それは冗談なので」

男「そうか良かった・・・」ホッ

妹「でも、寝る時以外はここに居た方が電気代とか的にもお得ですし」

妹「Eちゃんもきっと『ここに居てほしいです!』とか言ってくれるはずです」

妖精E「そ、それは勿論・・・」モジモジ

本日はここまでで!

無事帰宅させましたー。
あと1,2話くらい書きますのでよろしくお願いします!

>>919辺りから本日分です。ありがとうございました!

結局めししか作ってねぇじゃないか
何しに帰った??

帰省は帰ることが大事なんだろ

実家暮らしのやつの言うことだよな、なにしに帰ったとか

むしろ他になんの理由があるんだよ

乙pr♪

>>942
>>943
>>944
>>945
帰るという行為が手段ではなく目的、なのはもちろんですが、書かなかっただけで色々やったんですよ、きっと。
・・・。
すみません。ネタが無かっただけです。

>>946
ありがとうございます!

2日経ったと思ったら、3日経ってました。すみません。

それでは始めます。

男「・・・というわけで電話しました」

教授『ほーう』

男「なぜ2年も寿命が縮んだんでしょうか・・・」

男「誤差にしちゃおかしいですよね」

教授『その件についてだが・・・1からちゃんと大切に育てれば今でも5年くらいは生きるんじゃないかな』

男「え?」

教授『つまり、劣悪な環境で育ったのが原因で、3年程度になってると考えられる』

教授『森から直輸入してきたやつだとか、私の家で誕生した妖精を、大事に育てるなら5年程度は生きてくれるはずだ』

男「じゃあ、昔は何で5年生きてたんでしょう」

教授『覚えてないだろうけど・・・ちょっと昔まで、妖精は調教しないで売ってたんだよ』


男「そうなんですか?」

教授『そう。ユーザーの声に答えて、調教し始めたのはその時のブームの後だ』

教授『たぶん、調教するようになったせいで、商人の用意した劣悪な環境に留まる期間が増えたから、かなー』

男「じゃあ」

教授『君のその妖精は多分5年くらい生きてくれるんじゃないか』

男「そ、そうですか!」

―――――――――――――――

男「という事が教授と話して分かった」

妹「そうだったんですか・・・」

妹「じゃあ、今回は5年くらいは生きてくれると」

男「たぶん」

妖精D「・・・」

妖精D「と、言う事を盗み聞きしちゃった」

妖精E「最近死ぬのが早い問題はそれのせいで私たちはもう大丈夫だろう、と・・・」

妖精C「うーん、でも、あたしたちの死ぬじきが延びても特にりてんなくない?」

妖精D「私たちだっていつまでも再生できるわけじゃなくて・・・、低確率で再生しない事もあるから」

妖精A「死ぬ回数は少ないに越した事は無いんだね」

妖精B「死ぬたびに・・・ご主人様に迷惑かけるし・・・」

妖精E「それも少なくなるなら、ご主人様も楽になるよね」

妖精C「じゃあよろこぶー!わーい!」

妖精D「私たちの生態って謎だらけですよね」

妖精E「それを私たち妖精が言っていいの?」

妖精C「あたしたちが健康なせいかつすればもっとじゅみょう延びるんじゃないかなー」

男「妖精さーん」

妖精D「お呼びですか、ご主人さまー」ガラガラ

男「ちょっと分かった事が」

妖精C「5年生きるってこと?」

男「な、何故知ってるし」

妖精D「すみません、聞こえてしまったので・・・」

妹「あー、そこに居たのDちゃんでしたかー」

男「知ってたのかい!」

妹「言う必要はないと思ってました」

男「あ、じゃあ、うん、他に言う事は無いし」

妖精A「折角なので遊んでくださーい」

妖精E「くださーい!」

男「わ、わかった」

妹「うーん、正直トランプはもう飽きたと思ってたんですが・・・」

男「すっかり楽しんでしまった」

妖精A「ババー!」

妖精E「ババ抜きでババが来た事を宣言しちゃだめらしいよ?」

妖精A「そ、そうなの?」

妹「宣言しなくても、顔で分かってしまいますが」

妖精A「だって!可愛いじゃないですか!ババさん!」

男「そうかなぁー?」

妖精C「あ、そろったー!」

妖精D「じゃあ引くねっ」スッ

妖精B「・・・他に、トランプで出来る遊びってありますか?」

男「そりゃあいっぱいあるけど・・・、ルール覚えるの大変かもよ?」

妖精B「ちょっと・・・やってみたいです・・・」

男「5ー」スッ

妖精A「ろ、6・・・」スッ

妹「ダウトー!」

妖精A「な、なんでわかるんですかー!」

妹「6は私が4枚持ってます」

妹「そして、最期でもないのにAちゃんがババを使うわけ無いですからね」

妖精A「ひ、酷いです!」

―――――――――――――――

妖精B「スリーカード・・・」

妖精C「ワンペアー」

妖精E「ノーペアです・・・」

妖精D「私もスリーカードです!」

妹「ワンペアですー」

男「俺も」

妖精A「ふふふ、フォーカードですっ!」

男「な、何故かAちゃんにババが集まってる!」

男「そろそろ夕食にしようよ」

妖精D「はい!」

妖精C「お片づけー」

妹「じゃあ私は」

男「今日はシジミのみそ汁作るよ」

妹「シジミですか。結構好きですよ」

男「今日はシジミのみそ汁作るよ」

妹「す、好きですよ、シジm」

男「今日はシジミのみそ汁作るよ」

妹「な、何が言いたいのでしょうか」

男「 作 れ 」

妹「つ、作った事無い・・・です」

男「出来るって」

妹「き、鬼畜です!」

妖精E「おいしいです!!」

妖精E「お味噌汁おいしいです!」

妹「あ、ありがとうございます!」

男「Eちゃん、妹の料理ならなんでもおいしいって言いそう」

妖精E「言いますよ!」

妹「ひ、酷い!」

妖精E「あ、あ、そういう意味では無くって、えと、えと」

男「分かってるって」

妖精A「でも、本当においしいです!」

妖精B「いつもと、結構味が違いますね・・・」

妖精C「うーん・・・」

男「どうしたの?」

妖精C「えと、ね、あのね・・・やっぱりなんでもない」

妹「言いたい事は言った方が良いと思いますよ?」

妖精C「でも・・・」

男「言っちゃえ言っちゃえ!」

妖精C「あたし、あんまりこのみそしる、好きじゃない・・・」

男「お、初めて聞いた。そっか、口に合わないかー」

妖精D「C!そんな事・・・!」

妹「良いんですよ、嫌いなものは嫌いって言って」

男「ひょっとして他の子も実は嫌いなものとかあった?」

妹「はっきり言わないと、また作っちゃいますよ?」

妖精D「わ、私は全部好きでしたけど・・・」

妖精B「実は・・・えと、嫌いじゃないですけど、パン好きじゃないです」

妖精D「Bはご飯大好きだもんねー」

妖精A「私、森で食べた・・・えと、アレです、Щ⊿яって植物、アレがどうしても嫌いなんですけど」

妖精E「Щ⊿я・・・Щ⊿я・・・、うーん、何というんでしょう?妖精語でしか知りません」

妖精A「ご主人様が食卓に出した事は無いんですけどね」

男「どんな植物?」

妖精D「えっと・・・花が咲かなくて、葉っぱの裏が気持ち悪くて・・・」

妖精A「あ、私出せるよ!」ポン

妹「ゼンマイです!」

男「あー、ゼンマイか」

妖精E「ぜんまい?」

妖精D「それって、あのグルグルのバネの事だと思ってました」

妹「むしろ、そのバネはゼンマイに似てるのでゼンマイバネと呼ばれてるそうですよ」

妖精D「そうだったんですか・・・なるほど」

妖精A「と、とにかく私はこれが苦手で・・・」

妖精E「確かに私もゼンマイ好きじゃなかったです」

妖精E「でも、妹さんが作った料理なら食べます!」

「ごちそうさまでした!」

妖精C「きょうはあたしがお皿洗うー」トテトテ

妖精E「お風呂付けてきましたー」

男「すっかりここでの生活が板についたね」

妖精A「ご主人様の実家では、お手伝い、あんまりできなかったので、頑張ってます!」

妹「充分だったんですけどねー」

男「人間のエゴで人間の家に住まされて、それで人間をお手伝いしたいというのは、正直妖精さんに悪い気もするけど」

妖精D「私たちからすれば、安全で温かい場所に住まわせてもらって、食事まで提供して頂けるなんて、正直人間の方に悪い気がします」

妹「意外にwin-winな関係ですね」

妖精A「うぃんうぃん?」

―――お風呂―――

妖精D「えへへ、ご主人様とお風呂入るの久しぶりです!」

妖精A「そうだね・・・、実家では、お母様が入れてくださりましたから」

男(お、俺は正直耐性が減っててヤバいんですが)

妖精A「じゃあ、私を先に洗ってください!」

男「ちょ、自分で洗えない?」

妖精A「たぶん洗えます!」

男「じゃあ」

妖精A「でも、洗ってほしいですー!」

男(なんでだよー!)

男(よし無心で)ゴシゴシ

妖精A「きもちいーですー!」

男「背中だけで良い?よね?」

妖精A「えー、折角なら全部洗ってほしいですけど」

男「髪の毛は洗うから」

妖精A「むー・・・」

男「じゃあ、腕も洗おう」

妖精A「・・・分かりましたー・・・」

妖精A「じゃあ、スポンジ貸してくださいっ」

男「あ、はい」

男(よし、また無心で)

妖精D「お願いします!」

男「背中と腕、髪の毛ね」

妖精D「はぁい」

男「はーい、腕上げてー」

妖精D「はいっ」

男(脇エロい)ゴシゴシ

男(ハッ!無心無心・・・)

男「そういえばDちゃんはくすぐったがらないんだっけ」

妖精D「はい、強い、らしいです」

妖精A「私は弱いらしいんです」

男「あ、Aちゃんの脇洗って無いよ」ワキワキ

妖精A「も、もう自分で洗っちゃいましたっ!」

男「・・・」ワキワキ

妖精A「洗っちゃいましたっ!!」

妖精D「お礼にご主人様を洗います!」

男「え、べ、別に」

妖精A「洗いまーす!」

妖精D「じゃあ私は左を!」

妖精A「私は右で!」

男「えちょ」

妖精A「ごしごしー!」ゴシゴシ

妖精D「ゴシゴシですよー!」ゴシゴシ

男「やめっ!くすぐったい!!」

妖精D「ご主人様は"弱い"方ですか?」ニヤ

妖精A「あらあら!」ニヤ

男「やめ・・・」

妖精D「えーい!」ゴシゴシ

妖精A「きっとここも弱いですよねー!」ゴシゴシ

男「やめろー!!!やめ、やめっwwぶふっ!」

男「殺されるかと思った」

妖精D「ご主人様、おかしかったです」

妖精A「意外な弱点ですねー」ニコニコ

男「マジでやめてよ・・・ゼンマイ料理作るよ」

妖精A「あう・・・酷いです、弱点で強請るなんてー」

男「どの口が言うかー!!」

妖精A「あう・・・、Dっ!くすぐりはお任せしました!」

男「そういう問題じゃない!」

妖精D「私なら、ゼンマイ料理でもかまいません!」

男「じゃあ、ご飯抜きにしちゃうよ!」

妖精D「あう・・・」

本日はここで。
明日最終回書きますー

あさってじゃなくて、明日になります。最後の最後で変則的になり、すみません

コメントしてくださる方、25レス位残してくれるとありがたいです
足りなくても平気ですけど。

>>947あたりから本日分です!ありがとうございました!

おつ
いよいよ最終回か・・・

>>965
長い間ありがとうございます!


それでは始めますー。
最終回です。

男「あ、あがったよ」ハァハァ

妹「・・・」

妹「大丈夫ですか、Aちゃん、Dちゃん、兄さんに何されましたか」

妖精A「へ?」

妖精D「べ、別に何も無いですけど・・・」

男「お前、俺の息遣いでそういう事言うのやめようぜ」ハァハァ

妹「じゃあ何があったと騙るんですか」

男「語るって字が違うよ!」

男「くすぐり責めにあっただけです!」

妹「へー、兄さんそんなはぁはぁするほどくすぐりに弱かったんですねぇー」ワキワキ

男「飯抜きにするぞ!」

妹「あ、すみません」

男「ほんと、うちの子たちにはこの言葉が一番よく効く」

妹「じゃあ、今度は私たちがお風呂入ってきますね」

男「いってらっしゃい」

妹「Dちゃんがドライヤー手伝ってくれるようになって本当楽になりました」

妖精D「ど、どういたしまして!」

妹「さーて、BちゃんCちゃんEちゃんお風呂ですよー」

妖精B「あ・・・ちょっと待ってください、服が・・・」

妹「じゃあ、先にお風呂場に居ますねー」

妖精B「分かりました・・・」

妹「他の皆はお風呂場に出発ー」

妖精E「はーいっ」

妹「じゃあ・・・まずCちゃんを洗います!」

妹「洗い終わったら、呼びますのでEちゃん入ってきてください」

妹「で、Eちゃん洗い終わったらBちゃんを呼ぶことになりますので、それをBちゃんに伝えておいてください」

妖精E「りょーかいしましたっ」ビシッ

妹「頼みました!」ビシッ

妹「じゃ、行きましょう、Cちゃん」

妖精C「はーい」

妹「さーて、全身ピカピカにしちゃいますよー!」

妖精C「おねがいしまーす!」

妹「こちょ」

妖精C「ひゃん!って、やめて!」

妹「ふふふ、でも、Cちゃんにはそこまで効かないんですよねぇ、くすぐり」

妖精C「またくすぐりブーム?」

妹「いつでもマイブームですよ?だって、可愛いじゃないですか、くすぐられてる姿って」ゴシゴシ

妖精C「そーかなぁ?」

妹「そうですよ」ゴシゴシ

妹「ごしごし」

妖精C「♪」

妹「こしょこしょ」

妖精C「そこくすぐったくないよ?」

妹「そうなんですか?Eちゃんは大喜びですよ?」

妖精C「へーっ」

妖精C「あたしもちょっとくすぐってあげたくなったなー」

妹「はい、頭洗いますから、目を瞑ってくださいねー」

妖精C「はーい」

妹「よーしっ、じゃあお風呂に移ってください」

妖精C「はーい!」

妹「出番です!Eちゃん!」

妖精E「はーい!」

妹「こちらにどうぞー」

妖精E「はい!」

妹「さて、全身ピカピカにしちゃいまーすーよー?」

妖精E「は・・・い?」

妹「ごしごし」

妖精E「あう・・・ふぅ・・・」

妖精C「そこ、背中だよ?」

妹「Eちゃんは背中でもくすぐったがるんですよー」

妹「ごしごし」

妖精E「ひゃぁん!」

妹「ごしごし」

妖精E「ひゃああ!」

妖精C「くすぐったくない所ないの?」

妖精E「あ、頭とか・・・」

妹「体は全身ダメなんですねー」ゴシゴシ

妖精E「そういうわけでもないですけど・・・っ!」

妹「いやー、全身くまなく堪能しました」

妖精C「あらってあげるはずなのに、くすぐってあげる、になってるー」

妹「いえいえー、ちゃんと洗ってもいますから!」

妖精E「妹さん、大好きですけど、こう言う所だけは直してほしいです・・・」

妹「どう言う所?」

妖精E「嫌がってるのにやめない所、とか・・・」

妹「内心ちょーっと悦んでませんか?」

妖精E「!」

妹「・・・」ニコニコ

妖精C「へんたいさん?」

妹「変態じゃーないでしょう」

妖精E「・・・///」

妹「じゃあ、くすぐったくない頭に行きますか。目瞑ってくださいねー」

妖精E「あ、はいっ」

妹「シャワー当てますよー」シャァァ

妖精C「・・・」

妖精C「・・・」ツン

妖精E「ひゃあ!」

妹「おおっと」

妖精E「い、妹さん!見えてない時に酷いです!」

妹「あ、今のは私では無く」

妖精C「あたしー」

妖精E「え、ええっ!」

妖精C「なんだかおもしろくってー」

妖精E「あうう・・・、Cのせいで気が気じゃ無かったよぉ・・・」

妖精C「けっきょく1回しかやらなかったのにー」

妹「まぁまぁ・・・、ほら、Cちゃんは上がってください、のぼせちゃいますよ」

妖精C「はーい」ザバー

妹「じゃあ、Eちゃんは浴槽へ。・・・Bちゃーん、どうぞー」

ガラガラ

妖精B「お願いします・・・」

妹「まかされたー」

妹「む・・・」ゴシゴシ

妖精B「・・・♪」

妹「むむ・・・」ゴシゴシ

妖精B「・・・♪」

妹「だめです、Bちゃんはどうしても落とせません!」

妖精B「・・・何のことですか?」

妖精E「くすぐったくないの?」

妖精B「全然・・・大丈夫だけど・・・」

妖精E「いいなぁ・・・うらやましいなぁ・・・」

妖精B「・・・そう?」

妹「髪の毛洗いますね、目を閉じてー」

妖精B「はい・・・」

妹「ごしごしー」

妖精E「むむ・・・」

妖精E「・・・」ツン

妖精E「・・・」ツンツン

妖精E「・・・」ツンツンツン

妖精B「何か・・・用?」

妖精E「くすぐってるのー!」

妹「よっし!Bちゃんの髪の毛もツヤツヤになりましたし、浴槽へどうぞです!」

妖精B「あ、ありがとうございます・・・」

妖精E「それじゃあ、私は上がりますね」

妹「はい、しっかり体拭くんですよー」

妖精E「はい!えと、それと、」

妖精E「これ、お礼ですっ!」チュッ

ガチャ バタン!

妹「」

妹「ほっぺにチューされました」

妖精B「Eは・・・妹さんだいすきですから」


妹「ど、どうしましょう」

妖精B「嫌・・・だったんですか?」

妹「いえ、全然!むしろ逆で」

妖精B「・・・逆?」

妹「私はこれから洗うんですよっ!」

妹「こんなことされたら『よーし今日はお風呂入らないぞっ!!』レベルのノリなのに!」

妹「ああもったいないああもったいないっ」

妖精B「い、Eなら・・・お願いすればきっとまたキスしてくれますよ」

妹「な、なるほど!Bちゃん天才です」

妹「じゃあ、それを信じて私は普通に洗います」

妹「よしっ、洗い終わりました!Bちゃん、上がりましょう」

妖精B「妹さんは・・・入らなくて良いんですか?」

妹「Eちゃんのせいで、既にのぼせたかのように火照ってますから!」

妖精B「そ、そうですか・・・」

妹「というわけで・・・」

妖精B「じ、じゃあ、私からも・・・」チュッ

妹「えっ」

妹「えっ」

妹「えっ」

妖精B「さ、三回も、言わなくても・・・」

ガチャ パタン

妹「・・・」

妹「わ、分かりました、今日私は死ぬんですね、幸せで」

―――リビング―――

妹「あ、あがりました・・・」フラフラ

男「おーう、って、妹!?」

妹「あ、気にしないでください・・・のぼせただけですー、はい」

男「そ、そうか・・・、何か飲み物でも・・・」

妹「じゃあ、髪を・・・って、Dちゃん、乾かしてくれてるんですか」

妖精D「はい!Cは終わって今Eのを・・・」

妖精E「あ、い、妹さん・・・///」

妹「Dちゃんありがとうございます、Bちゃんはやりますから、終わったら交代してください」

妖精D「はい!」

男「妹ースポーツドリンク持ってきたぞー」

妹「あ、ありがとうございます」

妹「よしっ、乾かし終わりました!」

妹「そ、それで、Eちゃん、ちょっと」

妖精E「は、はい!」

妹「その・・・あの、あの後、ですね?私は、まだ体を洗っていなかったのでですね?洗ったんですよ」

妖精E「は、はい」

妹「それで、それで、ですね?えと、ちょーっと、Eちゃん成分が流れちゃったと思うんですよ」

妹「そ、それで、補充・・・をお願いできないかなーって・・・?///」

妖精E「・・・は、はいっ!」

チュッ

妖精A「・・・!!」

妖精A(な、なんだかすごいものを見てしまいましたーっ!?)

妖精A「ごっ、ご主人様!」

男「何ー?」

妖精A「いつもありがとうございます!」

男「え?えっと、どういたしまして」

妖精A「お、お礼します!」

チュ

男「!?」

妖精A「え、えへへ///」ダダダダダ

男「え、ちょっ?」

妖精D「ご、ご主人様!」

男「あ、Dちゃん・・・えと、今のAちゃんは何だtt」

妖精D「わ、わ、私からもお礼です!///」

チュッ

男「!!?」

妖精C「あたしもーっ!」チュッ

妖精C「えへへー、いつもありがとう!」

男「え!?!?」

男「えと・・・え、え、あ、あ、どういたし・・・まして?」

妖精B「・・・ご主人様」ツンツン

男「え?あ、Bちゃん」

妖精B「Eのせいで・・・ほっぺにキスが。流行ってます」

男「そ、そうなの・・・」

妖精B「なので・・・私も」

チュッ

男「っ!あ、ありがと」

妖精B「・・・///」プイ


妖精A「妹さんも、いつもありがとうございますっ!」チュッ

妖精C「ありがとーっ!」チュッ

妖精D「あ、ありがとうございます///」チュッ

妹「さ、三連続っ!!」

妹「・・・あれ?私はもう死んだんですかね。ここは兄さんの部屋じゃ無くて天国だったんですね」

妖精E「い、妹さん!しっかりです!」ユサユサ

妹「はっ!」

男「な、なんかすごい事を流行らせてくれたようだね」

妖精E「ご、ご主人様」

妖精E「ご主人様にもっ!」チュッ

男「っ!!」

男「ま、まさかEちゃんまでしてくれるとは思って無かった・・・ここは天国か」

妹「帰ってきてくださーい」

妹「もう、驚きと嬉しさで心がいっぱいです!」ホクホク

男「えと・・・妖精さん、ホントにありがとう。う、嬉しかった!」

妹「私もですっ!ありがとうございます」

妖精C「えへへ!」

妖精E「妹さん喜んでくれましたっ!」

妖精B「・・・♪」ニコニコ

妖精D「ど、どういたしまして!///」

妖精A「だいすきです!ご主人様!」



―――――――――――――――

おしまい。

以上で全編おしまいです。
妖精さんの可愛い姿、楽しく書かせていただきました!

番外編は本当にネタ切れ臭がすごくて・・・申し訳ありません

前スレから数えれば5か月もの間ご覧頂いた方、途中参加の方も最期までご覧頂き本当にありがとうございました!!

またいつか、何か別のものを書く機会があれば、またよろしくお願いします!

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