レッド「俺が、景品だと…」(114)
初代ポケモンのレッド
レッドハーレム 苦手な方はお気をつけて
オチなし キャラ崩壊注意
ポケモンリーグ・チャンピオンルーム
ワタル「そうだ、レッド君」
ワタル「昨今のリーグ挑戦者減少への対策として、君をリーグの景品とすることが決まった」
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レッド「…どーゆうことだよ?」
ワタル「ふむ。具体的に説明しよう」
ワタル「基本的に、リーグは今まで通り四天王とチャンピオンによる勝ち抜き形式だ」
ワタル「しかし、挑戦者がチャンピオンに勝利した場合、殿堂入りするだけでなく…」
ワタル「現チャンピオンである君を所有物とする権利が得られることとする」
レッド「…は?」
ワタル「つまり、君が負けた場合、君はその負けた相手に、献身的に付き添わなければならない」
ワタル「君には申し訳ないと思っているが、これも運営が決めたことだ」
ワタル「頑張ってくれたまえ」
レッド「な、何で俺だけそんな条件が付くんだよ!?」
レッド「おかしいだろ!」
ワタル「リーグの運営者達が言うには、君を景品とすることで」
ワタル「リーグへの挑戦者がおおよそ50%アップするとの見込みらしい」
レッド「そんなわけないだろ!」
ワタル「まぁ、要は負けなければいいだけの話だ。そこまで気にする必要はないさ」
ワタル「それに、このことは既に決められたことなので君に拒否権はない」
レッド「そりゃ、負けなければいいけど…」
レッド「…その俺が景品のリーグっていつから始めるんだ?」
ワタル「既に始まっているよ」
レッド「えっ?」
ワタル「そして、既に挑戦者が来ている」
レッド「えっ?」
グリーン「久しぶりだな! レッド!」
レッド「ぐ、グリーン!?」
グリーン「このチャンピオンリーグを制覇するのは、俺だ!」
グリーン「そして、景品であるお前をゲットして」
グリーン「あんなことや、こんなことを…」ハァハァ
グリーン「あぁ…、早く俺のレッドをめちゃくちゃにしてやりたいぜ」ハァハァ
レッド「き、キモすぎる…」
レッド「絶対に負けたくない!」
グリーン=ホモ
タケシ=ホモ
グリーン=タケシ
緑岩「俺たちはツながってて一生運命共同体なんだ!!」
マチス「ワタシモ マゼテホシイデース」
思いついた自分がおそろしくなった
グリーン「勝負だ! 行け、ピジョット!」ボンッ
レッド「負けてたまるか! 行け、ピカチュウ!」ボンッ
~バトル後~
レッド「よ、よかった。勝てた…」ホッ
グリーン「くそっ!!!!!! くそー!!!」ワナワナ
グリーン「こんなはずじゃ…! レッドとのいちゃラブが…!」
グリーン「む、無念だ…」ガクッ
ワタル「さっそく挑戦者が増えたね」
レッド「まさかグリーンが一番最初に来るなんて…」
ワタル「やはり、君が景品であることの効果は絶大のようだ」
レッド「…グリーン、残念だ。友達だと思ってたよ」
レッド「もう、二度と会わないように気をつけよう」
ワタル「連戦になって申し訳ないが、もう次の挑戦者が来てるぞ?」
レッド「えっ…!? もう!?」
レッド「四天王はちゃんと仕事してるのかっ!?」
ワタル「もちろん、我々だって一生懸命戦っているさ」
ワタル「さぁ、挑戦者の入場だ!」
カスミ「レッド、勝負よ!!」
レッド「か、カスミ!? お前までリーグに挑戦してたのか?」
カスミ「か、勘違いしないでよっ!」
カスミ「あたしは別に、あんたが景品になったから挑戦しに来たわけじゃないからね」
カスミ「そろそろ、別の人がチャンピオンにならないと、レッドが大変かなって思っただけだから…///」
レッド「そ、そっか。ありがとう、カスミ…///」
レッド「でも、バトルの手は抜けないぜ?」
カスミ「上等よ! 正々堂々、勝負!」
レッド「よーし! 行け! ピカチュウ!」ボンッ
カスミ「行きなさい! カイオーガ!」ボンッ
レッド「」
再開
~バトル後~
カスミ「や、やった!! レッドに勝った!」
カスミ「ありがとう、カイオーガ!」
レッド「…」
レッド「伝説はないわー…。俺、伝説だけはパーティーに組んだことないわー…」ブツブツ
ワタル「負けてしまったか、レッド君。惜しかったな」
ワタル「では、新チャンピオンの誕生を祝って、さっそく殿堂入りの儀式を執り行おうか」
カスミ「あっ、殿堂入りとかはいいから、早くレッドをくれない?」
カスミ「それと、チャンピオンするのも面倒だから、レッド。あんたが引き続きチャンピオンよ♪」
レッド「え? さっきと言ってることが全く逆なんだけど…?」
カスミ「う、うるさいわね! あんたはもうあたしの物なんだから、口ごたえしないのー…///」
カスミ「それに、よく考えたらあたしがチャンピオンになって次の挑戦者に負けたら、今度はあたしが景品にされちゃうじゃない」
カスミ「そんなの嫌だから、チャンピオンは辞退するわ。レッド、もうあたし以外の人に負けちゃダメよ?」ニコリ
レッド「く、悔しい…」ビクンビクン
ワタル「さて、ではカスミ君がチャンピオンを辞退するのなら、引き続きレッド君がチャンピオンだ」
ワタル「しかし、リーグのルールに従い、レッド君は今日からカスミ君の所有物とみなす!」
カスミ「やった♪」
レッド「…」ズゥーン
ワタル「では、チャンピオン。次の挑戦者を迎え撃ってもらう」
レッド「はっ…!? 今、カスミに負けたばっかりだぜ?」
ワタル「しかし、既にスタンバイが完了している」
エリカ「レッドさん。お久しぶりでございます」
レッド「え、エリカ!? エリカもリーグに挑戦を…?」
再開 伝説は最強の設定
エリカ「はい♪ リーグでレッドさんに勝つことができれば、レッドさんを手に入れられると聞きましたので…///」ポッ
エリカ「早くレッドさんをゲットしたいですわ」クスクス
エリカ「…あら? そこに居るのはカスミ?」
カスミ「はぁーい、エリカ。一足遅かったわね」ヒラヒラ
レッド「実は…、ついさっきカスミに負けたんだ」ズゥーン
エリカ「あらあら、そうでございましたか…」
エリカ「でも、心配ご無用ですわ。すぐに取り返して差し上げますから…」クスクス
レッド「取り返すって…」ゾクッ
レッド「と、とりあえず、バトルしようか…?」
エリカ「はい。お手柔らかにお願いしますね」ニコリ
レッド「行け! ピカチュウ!」ボンッ
エリカ「お願いします。セレビィ」ボンッ
レッド「」
~バトル後~
エリカ「ふふっ、レッドさんに勝ってしまいました」ニコニコ
エリカ「ありがとうございます、セレビィ。お疲れ様ですわ」
レッド「…」
レッド「んだよ、セレビィって…。伝説のポケモンじゃん」
レッド「伝説なんだから、簡単に捕まってんじゃねぇよ…」ブツブツ
ワタル「ブツブツ言ってないで、さぁ、新チャンピオンの誕生を祝おうじゃないか!」
エリカ「あら、ごめんなさい。わたくしもチャンピオンは辞退させていただきます」
エリカ「それよりも、早く景品をいただいてもよろしいでしょうか?」ワクワク
カスミ「ちょ、ちょっと、何負けてんのよ! レッド!」
レッド「だ、だって…、セレビィだぜ?」
レッド「控えにシェイミもいたし…」
伝説のがわかりやすいかと思って
再開
ワタル「ふむ。では、チャンピオンは引き続きレッド君だ」
ワタル「しかし、リーグのルールに従って、レッド君をエリカ君の所有物とみなす!」
エリカ「はい。これからよろしくお願いいたしますね♪」ニコリ
レッド「…」ズゥーン
カスミ「ちょ、ちょっとワタル! なに淡々としてるのよ」
ワタル「何かな?」
カスミ「レッドはあたしの所有物でしょ!?」
カスミ「エリカにまで所有権を認めたら、めちゃくちゃじゃない!」
ワタル「何も、めちゃくちゃではない」
ワタル「レッド君は、君とエリカ君、二人の共有物となったまでだよ」
ワタル「両手に花とは、うらやましい限りだ」
ワタル「…さて、二連敗のチャンピオン。次の挑戦者だが、よろしいかな?」
レッド「ま、またかよ!?」
レッド「もう、勘弁してくれぇ…」
ナツメ「…久しぶりね、レッド」
レッド「ナツメ!? お、お前までリーグに…?」
ナツメ「…あら、ダメかしら?」
ナツメ「私も、貴方を手に入れようと思ってね」
ナツメ「カスミとエリカだけなんてずるいわ」
レッド「み、皆して俺なんか手に入れてどうしようってんだ?」
ナツメ「それは、手に入れるまで秘密よ…///」
レッド「な、何にせよ、これ以上負けるわけにはいかない…」
レッド「チャンピオンの名にかけて、勝負だ! ナツメ!」
レッド「行け! ピカチュウ!」ボンッ
ナツメ「行きなさい。ミュウツ―」ボンッ
レッド「」
~バトル後~
ナツメ「ご苦労さま、ミュウツ―」
レッド「リーグなんて、くそだ…」
レッド「伝説のポケモンさえ持ってれば、優勝できるんだ…」
レッド「もう俺はバトルが怖い…」ブツブツ
ワタル「おめでとう! 新チャンピオンの誕生だ!」
ワタル「と、言いたいところだが、ナツメ君。まさか君も?」
ナツメ「そうね。私もチャンピオンは辞退させてもらうわ」
ナツメ「でも、景品はいただくわよ?」
ワタル「もちろんだ」
ワタル「リーグのルールに則り、レッド君をナツメ君の所持品と認める!」
ナツメ「やったわ。これで貴方は私のものよ…」ギュ
レッド「わわっ!? な、ナツメ!?」
レッド「急に抱きつかれたら恥ずかしいよ…///」
カスミ「ちょ、ちょっと! ナツメ!!」
カスミ「なに一人占めしてんのよ!」
エリカ「そうですよ。ナツメちゃん」
エリカ「レッドさんはわたくし達の物でもあるんですからね」
エリカ「抜け駆けはダメですよ?」
レッド「い、いや、そんな、ちょっと待ってくれ!」
レッド「ワタル! ホントに俺は皆の所有物になるのか!?」
ワタル「レッド君。今さら何を言い出すんだい?」
ワタル「君はこのリーグの新ルールの下で戦い、そして負けたのだ」
ワタル「大人しく運命を受け入れたまえ」
レッド「そ、そんな…」
レッド「じゃあ、俺はこの先、三人の奴隷なのか…?」
カスミ「三人ってのは、気に入らないけど…。まぁ、そーゆうことよ♪」
エリカ「ふふっ、これからは、仲良くしていきましょうね」
ナツメ「よろしくね、レッド」
ワタル「では、今日はもう挑戦者もいないようなので、リーグを閉めよう」
ワタル「レッド君がチャンピオンを続けるのなら、ここの個室は引き続き、君の物だ」
ワタル「バトルの連続で疲れただろう? 今日はゆっくり休みたまえ」
レッド「そ、そうだな…」
レッド「ありがとう、ワタル。今日は早めに休むよ…」フゥ
ポケモンリーグ・レッドの個室
レッド「…も、もう勘弁してくれ」バタッ
カスミ「何言ってんのよ、レッド! エリカが一回多いなんて不公平でしょ!」
レッド「だ、だって、エリカが脚を離してくれないから…」
エリカ「うふふ、レッドさんの熱いのが、わたくしの中に…///」ナデナデ
ナツメ「自分で抜け駆けはなしだと言ったのに、エリカ、卑怯よ」
カスミ「ほら、早く早く。次はあたしなんだから…」パクッ
レッド「うわっ…!?」
カスミ「んふっ…。気持ちいい?」ペロペロ
レッド「や、ヤバい…、腰が抜けそうだよ…」
カスミ「ふわっ…、おっきくなってきた…///」チュパ
ナツメ「レッドぉ、私も…///」
レッド「ちょ、ちょっと待ってくれ…」
レッド「二人同時なんて無理だよ」
カスミ「あんたはあたし達の持ち物なんだから、文句言わないのー」レロレロ
ナツメ「お願い…、レッド」クチュクチュ
レッド「わ、分かったよ…」
エリカ「レッドさん、わたくしももう一度よろしいでしょうか…///」オズオズ
レッド「」
俺はレッドの肩をたたく事しかできないっておもってたけど
今は殴ることしか考えてない
俺「オラァ!!」
レッド「ゴブシャッ!!」
水草超「カウンター!!」
俺「」
>>64www
再開
ポケモンリーグ・チャンピオンルーム
レッド「…」ゲッソリ
ワタル「その様子を見ると、のんびり休むとはいかなかったようだね」
レッド「まぁな…、PPが無くなるまで搾り取られたよ…」ブツブツ
ワタル「ふむ。お疲れのところ申し訳ないが、挑戦者の入場だ」
レッド「えっ?」
グリーン「また会ったな! レッド、勝負だ!」
レッド「ま、またお前かよ…」
レッド「頼むから、もういい加減にしてくれ!」
カスミ「げっ…! ホモのグリーンじゃない」
エリカ「あらあら、負けるわけにはいきませんわね。レッドさん」クスクス
ナツメ「負けちゃダメよ? レッド?」
レッド「こいつにだけは、負けたくない!」
レッド「行くぞ! ピカチュウ! 君に決めた!」ボンッ
グリーン「今日こそはレッドを手に入れる!」ハァハァ
グリーン「負けるな! ピジョット!」ボンッ
~バトル後~
レッド「危ねぇー…」ドキドキ
レッド「途中からガチパに変えてなかったら負けてた…」
レッド「グリーンの奴、めちゃめちゃレべ上げしてきてんな」
グリーン「燃え尽きたよ…、真っ白にな…」ガクッ
ワタル「危ないところだったね、レッド君」
ワタル「ポケモンバトルがこんなに長引くことは、そうそうないよ」
カスミ「しつこいやつねー。レッドに嫌われるわよ?」
エリカ「ふふっ、お疲れ様です。レッドさん」
ナツメ「頑張ったわね、偉いわ。レッド」
レッド「ああ…、何とか助かったよ」
レッド「俺も、ちゃんとポケモン育てなきゃいけないなー…」
レッド「…そうだ! 三人とバトルして修業すればいいんだ!」
レッド「いいかな? カスミ、エリカ、ナツメ?」
カスミ・エリカ・ナツメ「もちろん!」
レッド「…伝説は無しだぜ?」
カスミ・エリカ・ナツメ「…」ニヤニヤ
伝説なしでもガチパならピカチュウごときが入ってる時点でレッド負けだろ
>>72 禿同 ピカチュウは見た目可愛いだけ
再開
ポケモンリーグ・レッドの個室
レッド「ちょ、もう何も出ないってば…」ジタバタ
エリカ「レッドさんったら、自分からバトルがしたいだなんて」クスクス
ナツメ「…レッドも男の子ってことね」
カスミ「まぁ、あたし達みたいな美少女と一緒に居たら、しょうがないわよね♪」
レッド「ち、違うっ!? 俺はポケモンバトルを…。んむっ!?」
エリカ「…んっ、ちゅ…」チュー
レッド「…!? ま、待って! 話を聞いて…。うわっ!?」
ナツメ「ダメよ…///」チロチロ
カスミ「昨日も散々言ったでしょ? あんたはあたし達の持ち物なんだから…」
エリカ「口ごたえはダメですよ?」チュー
ナツメ「今日は私が一番。んっ…、レッドのおっきい…///」ズブズブ
レッド「だ、ダメだって…///」アセアセ
ポケモンリーグ・ワタルの個室
レッド「なぁ、ワタル。もう止めないか…?」ゲッソリ
ワタル「もうへばったのかい? チャンピオン」
レッド「だって、おかしいだろ!?」
レッド「なんで俺なんだよ!? 景品にするならお前でもいいじゃないか!?」
レッド「そもそも、ホントに挑戦者は増えてるのか!?」
ワタル「そう興奮するな。レッド君」
ワタル「君を景品にしたことの効果は間違いなく表れているよ」
ワタル「…この映像を見たまえ」スッ
レッド「…こいつは、空手王?」
ワタル「そうだ。先程リーグに挑戦してきたよ」
ワタル「手持ちはレベル100のカイリキー6体だった」
ワタル「よほど勝ちたかったのだろう」
レッド「…」ゾクッ
ワタル「まぁ、キクコさんに瞬殺されていたがね」
レッド「あとでキクコ婆ちゃんにお礼を言っとこう…」
ワタル「そうしたまえ。…ん?」
ワタル「彼女達が来たよ。レッド君」
レッド「…!? ヤバっ!」サッ
カスミ「レッドー! どこー?」
エリカ「ナツメちゃん。ホントにここなんですか?」
ナツメ「視えるわ。レッドは机の下に隠れてる…」
レッド「」
すんません
明日か明後日には完結させたい
今日は寝ます
乙
初代仕様だったらハードルめっちゃ上がってそうだな
特にカンナさんの存在が圧倒的すぎて
>>85 ハーレムにカンナ入れようかだいぶ悩んだ
再開
ポケモンリーグ・ワタルの個室
レッド「…た、助けてくれ」ゲッソリ
ワタル「真昼間からとは、お盛んだね」
ワタル「まぁ、僕には関係ないことだが」
レッド「そ、そんな冷たくするなよ、ワタル」
レッド「こ、このままじゃ俺は、あと数日で死んじまうよ…」
ワタル「腹上死なら、男の死に方として理想的じゃないか?」
レッド「じょ、冗談言ってないで、何とかしてくれないか? 頼むよ!」
ワタル「すまないが、僕はジムリーダーが一度に三人も減ったため、新任を探すのに非常に忙しい」
ワタル「君の不幸話に構っているほど暇ではないんだ」
ワタル「全く。ジムリーダーが居なくなったら、この計画は本末転倒だよ」ブツブツ
ワタル「というわけで、自分のことは自分で対処してくれたまえ」スタスタ
レッド「ま、待ってくれー。見捨てないでくれー。ワタルー」アセアセ
カスミ「みーつけたー♪」
レッド「…!?」
エリカ「まぁ、またこんなところにいらっしゃったのですか」クスクス
ナツメ「自分から修業したいなんて言っといて、逃げたらダメじゃない?」
レッド「ま、待ってくれ!? もう、ホントに無理なんだ!」
レッド「少し休憩させてくれよ!」
カスミ「まぁ、あんたがそこまで言うなら…」
エリカ「わたくし達も、鬼ではございませんわ」
ナツメ「もう、何にもしないから、貴方の部屋で休みなさい?」
レッド「そ、そっか。ありがとう…」フゥ
ポケモンリーグ・レッドの個室
レッド「…って、全然寝れないよ!」
カスミ「あら、どうしてー?」
エリカ「レッドさんのお望み通り何もしていませんよ?」クスクス
ナツメ「何が気に入らないのかしら?」
レッド「くそー、皆して俺をバカにしやがって…」
レッド「なんで、俺の部屋に着いた途端にいつもの恰好じゃなくなるんだよ!」
カスミ・極細ビキニ
エリカ・超ミニ着物
ナツメ・チャイナ服
カスミ「こういうの好きでしょー?」
エリカ「わたくしもたまには、違うお召し物を着てみたいと思ったのですが…?」クスクス
ナツメ「…似合うかしら?」
レッド「静まれ…、俺のポケットモンスター…」
レッド「これ以上は、ホントに洒落にならない。テクノブレイクだ…」ブツブツ
レッド「そうだ、冷静になれ…。目をつむって、メリープを数えれば…」
レッド「よーし…、だんだん眠くなってきた…zzz」
エリカ「レッドさん、お休みになられるのなら、膝枕はいかがですか?」ムギュ
ナツメ「それとも、添い寝してあげたほうがいいかしら?」ムギュ
カスミ「抱き枕が欲しいなら、遠慮しなくてもいいのよ?」ムギュ
レッド「」
ポケモンリーグ・チャンピオンルーム
レッド「こんな生活を続けていたら、俺は死ぬ…」
レッド「バトルと言ったら、毎日グリーンが挑戦しに来て、ギリギリの戦いだし…」
レッド「いつかグリーンに負けるかもしれない…」ガタガタ
レッド「自分の部屋に帰ったら、意識が無くなるまで搾り取られて…」
レッド「…お、俺は死ぬのか?」ガタガタ
レッド「……」
レッド「嫌だ! こんなところで死にたくない…」
レッド「…そうだ!」
ポケモンリーグ・ワタルの個室
ワタル「ふむ。やはり、このままではいけないな」
ワタル「さっそく、伝えなければ…」
ポケモンリーグ・レッドの個室
ワタル「レッド君への話なんだが…、まぁ、君達にでも構わないか」
ワタル「先日決めた、彼をリーグの景品にするという話だが…」
ワタル「まさか、ジムリーダーが三人も辞める事態になるとは考えてなかったので、中止されることになったよ」
ワタル「と、いうことで君達には、速やかにジムに戻ってもらって、ジムの経営をしてもらいたいのだが…」
ワタル「さっきから、何を騒いでいるんだい?」
カスミ「レッドがどこにもいないのよ!!!」
エリカ「確かに、今朝は一緒だったんですが…」
ナツメ「…ダメ。やっぱり、レッドの居場所が視えないわ」
ワタル「ん? これは、手紙…?」カサッ
『ワタルへ
急に居なくなったりして、申し訳ない
ワタルにはたくさん迷惑をかけたけど、これで最後にするよ
これ以上ここに居たら、俺はダメになってしまう気がする
だから誰にも知られない場所で、修業をしようと思う
元を辿れば、俺がバトルに負けてしまったことから始まったことだから
誰にも負けないような、最強のポケモンマスターになってくる
今まで世話になった
ありがとう
また会える日まで
レッドより
追伸、絶対に探さないでください』
ワタル「ふむ。レッド君は逃亡したようだ」
ワタル「しょうがない。チャンピオンは臨時にグリーン君にしておくとして…」
ワタル「彼女達をどうしようか?」フゥ
カスミ「何よ、この手紙! あたし達のことが全然書いてないじゃない!」
エリカ「わたくし達にバトルで負けたのが、相当ショックだったんでしょうね」
ナツメ「レッド、そんなの気にしなくていいのに…」
カスミ「…探しにいきましょう!」
エリカ「…そうですわね」
ナツメ「…距離が近くなれば、レッドがどこに居るのか分かるかもしれないわ」
ワタル「おいおい!? 君達、さっきの話を聞いてなかったのかい?」
ワタル「運営の決定で、レッド君の人権は完全に自由なものであり、誰からの侵害も受けないものだと宣言される」
ワタル「もう、レッド君は君達の持ち物ではなくなるんだよ?」
ワタル「さぁ、頼むからジムに戻ってくれ」
ワタル「レッド君の捜索は我々が行う」
カスミ「でも、レッドがあたし達の物じゃなくなることをレッドは知らない」
エリカ「レッドさんの中では、今でもわたくし達がレッドさんの所有者ですわ」クスクス
ナツメ「レッドが身を潜めているのなら、リーグの発表を聞くこともできない…」
ワタル「……はぁ、全く、君達の執念深さには恐れいったよ」
ワタル「分かった。レッド君の捜索は君達に託そう」
カスミ「任しときなさい!」
エリカ「うふふ、わたくし達から逃げようなんて100年早いですわ。レッドさん♪」
ナツメ「あっ…、少し視えた。真っ白な場所…。これは、雪?」
ワタル「…それは、恐らくシロガネ山だ。レッド君はそこに居るよ」
ワタル「前々からあの山に登ってみたいと言っていた。命知らずなことだがね…」
ワタル「彼には早く戻ってもらわなければ、こちらも困るんでね」
ワタル「ジムのことはもう暫く、リーグが何とかしよう」
カスミ・エリカ・ナツメ「了解!」
ワタル「…すまないな、レッド君」
ワタル「君はリーグに必要な人材なんだよ…」ニヤリ
シロガネ山・山頂
レッド「…へっくしょん!!」
レッド「うぅ、寒い…」ブルブル
レッド「でも、ここなら見つからないだろうし」
レッド「温泉もあるし、洞窟もあるから、しばらくは何とかなるだろ」
レッド「必死に登ったかいがあるぜ」ヘヘッ
レッド「…ほとぼりが冷めた頃に、街に下りて必要な道具を買いに行こう…」
レッド「それまでは、我慢だ…」ブルブル
「みーつけたー♪」
終わり
ハーレムが書きたかったはずなのに
いつの間にかホラーになってた
次は頑張ってハーレムにする
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