四天王(風)「ヒマな舞王軍」(658)

※台本形式
※ちょっとしたエロ要素あり
※書き溜め、完結済み
次レスより始めます

スレ立てってこれでいいのか…

四天王(風)「部下から呼んでるって聞いたんだけど」
四天王(土)「ちょっとな。成果を見てもらいてぇのよw」
四天王(風)「ずいぶんヒマなのね、アンタも」ハァ
四天王(土)「一応平和ってことになってるからな。それより」
四天王(風)「なに」
四天王(土)「オレらの名前が長い。属性だけでいいだろもうww」
風「メタメタねえ。これでいいかしら?」ヤレヤレ
土「おうwwめんどくせえからwこれでいこうぜw」
風「はいはい。で? 今度は何をこしらえてくれたのかしら」
土「オレの作るモンと作れるモンは大体わかんだろw」
風「人形、か。懲りないわねえ」
土「いいじゃねえかwwキョーミあんだ、人間ってやつにようw」
風「ふん……そんないいもんじゃないわよ……」
土「いいねえその陰のあるツラ! オレが男なら襲ってるぜwww」
風「褒め言葉ならその両手を止めて頂こうかしらね」
土「ちぇっ、ばれたかよww」
風「ダラダラ話してると進まない。で、今度はどんなの作ったのよ」

土「ド M 人 形」

風「もしもし魔王さま、土の将がおかしく……ええ、はい…」

土「だあっよせオレはまともだ!」

風「ジョークよ。こんなことでお手を煩わせるわけにはいかないわ」

土「ほーかいほーかい」

風「で? ドMってどーいうことよ」

土「この間、オレの領地に変わった勇者が来てヨ」
 「運動がてら相手してやったわけさ」

風「ボ ロ ボ ロになって帰ってきたあの日かww」ケラケラ

土「それ強調しないでくれっかなww」

>4 改行忘れてましたorz
誤字指摘どうもです

風「貴女らしくもない。手加減して勝負するよか、」

風「全力でいぢめる方が好きなのに」

土「それがよー、チョー怖えぇぜ」ガクブル

土「どんだけ殴っても斬っても魔法ぶっ放しても」

土「何度でも立ち上がるんだよ」

風「いろんな奴が居るけど、勇者ってそういうもんでしょうにw」

土「いいや、アレは違うね。絶対そんなんじゃねぇ!」

土「他の何でもねえ。あれは……被虐願望だ!」

土「あーぞっとするぜ」ブルブル

土「頭から血ぃ流してるくせに笑ってやがんだよ、」

土「ドロッドロに目ぇ潤ませてよ!」

風「不気味だったのは分かったから落ち着きなさい」ナデナデ

土「ああ……くっそ」ゼェゼェ

土「何だったんだろうなあの女……」

風「私みたいな、性魔術の使い手だったんでしょ」ハァ…

風「人間にもそういう極端なのがいるのよ」

風「化け物じみて強いか吐くほど弱いかだけど」

土「お前の弟もそうか?」

風「あの子はどうだろ……イカレ親父の教育のせいでおかしくなってるかもね」

土「ふーん。まあいいや、それより人形のことだ」

土「基本的な人格は作った。見掛けお前と同じくらいの年齢だな」

風「私の見かけは十代で止まってるんですけど?」

風やっぱり犯罪的な匂いしかしないわぁww」

土「まあ…オレら魔界の民だしよ。どうでもいいんじゃね?」

風「バイセクでwロリコンでwwついでにドSだもんね、アンタわwww」

土「お前だってそーだろwwwこっちに来た時の清楚さはどこ行ったよ?」

風「さあねーwww」

土「キリがねえ。とにかくだ、基本的な形成はできてんだよ」

「精神も身体もな。いっぱしの人間だぜ

風「じゃあ、教育かしらね。あとは」

土「ああ。それ頼みてえのよ」

風「ギャラは」

土「オレの剣のレプリカ」

風「乗った。どこよその、 か わ い そ う な娘っ子は?」

土「そこ強調しないでくれっかな!?」

土「作った以上は し あ わ せ に してやる予定なんだけどさ」

風「どーだか。まあいいよ、さっさと案内しなさい」

土「へいへい……」ワープ

風「研究室の地下か……カプセルが置いてある」キリッ

土「こっち向けやww」

風「ああ、ごめん。それで?」

土「こっちだ、この壁を――ポチッとな」

風「隠し部屋に引きこもらせてるのね」

土「一通りの常識やら教養やら魔術やらは教え込んだ」

風「あとは性魔術だけってか? 私も軽く見られたねえ」ムスッ

土「腐るなよ。人間のエロ探究心がすげえって教えてくれたの……お前だろうが///」

風「顔赤らめるなwwそのうちまた愛してやるよ」ニッ

土「楽しみにしとくよw」

土「……おい、人形娘!」

娘「何でしょう、土の四天王さま///」

土「話しておいた家庭教師を連れてきたw」

土「本棚の奥の書物について、たっぷりwしっかりwwしっぽりとwww教えてくれるぜw」

風「男性経験ないんですけどw」

土「女性経験は豊富だろうがww」

風「まーねw」

風「さて…子猫ちゃん、初めまして。風の四天王です」ペコッ

娘「人形娘と申します。以後よろしくお願いいたします」フカブカ

風「早速だけどさーw アノ道の講義wwする?www」

娘「はい、そのぅ///」モジモジ

土「オレは消えるよ、安心しな」シュタッ

風「んじゃさっそくベッド出しますかねww そぉい!」ワープ

娘「うっひゃあ! 豪華なベッドが出てきた!」

風「ひとついいかな、子猫ちゃん」

娘「はい?」

風「私はキミの事をよく知らない。キミも私のことを知らない」

風「情は後からついてくると思うけどね、今はそれでいい」

風「恋愛と修練を分けて考えないと、性魔術はキツいよ」

娘「わかりました……なんだか寂しいわ」

風「まぁねーww気に入った誰かに奉仕するすべを習うと思ってたらいいw」

風「実技は恋人気分でヤるしwww」

娘「はいw」

風「雰囲気もへったくれもないけど、始めようか。お香を焚いてと」シュボッ

娘「甘い香り……///」

風「魔界の蝶のフェロモン。いい気分でしょう?」

娘「はい…///」

風「さあ、おいで」ヨイショット

娘「他の方に抱かれるのって……気持ちいいんですね///」

風「素直でよろしい…」ドサッ

風「上から見ると出るところは出てて線が細い。良い身体を貰ったね」

娘「恥ずかしい///」

風「まだ服を脱いでも居ないよ」

娘「でもぉ」

風「愛らしいなぁ――キミはいい仔だ…」チュッ

娘「」カァァ

風「初めてが、女では…厭?」

娘「」フルフル

風「そう…。何をするかは分かるよね」

娘「勉強しました」

風「ピンクな本、たくさん読んだ?」

娘「はい…///」テレテレ

風「照れない照れない、興味は持たないとねえ」ケケケ

娘「イケないことを考えてるお顔だわ」ウフフ

風「本当に可愛いな…」チュゥッ

娘「んぁっ…/// んっ…///」ハァハァ

風「プハッ……ふぅ」フキフキ

娘「オトナのキス///」カァァ

風「そだよ。愛情表現って、どうしてだんだん過激になっちゃうんだろうね?」

風「座って、すこし話をしようよ」

娘「はい」チョコン

娘「くっつきたいから、でしょうか。難しい本に書いてありました」

風「クソ真面目に性愛に取り組む人も、確かにいるからねえ」ケラケラ

娘「四天王さまは?」

風「誰でもいい訳じゃないけど、割と奔放。女の子とスルのが楽しいww」

娘「どうして?」

風「嫌いなんだ、オトコが」サラリ

娘「訳をお聞きしたいわ」ピトッ

風「うーん…まぁいいか」

風「オヤジが人間界の大きな国の王様やっててさ」

娘「」

風「ほら、よくあんじゃん。ハーレムってやつ?」

風「そこで親父が毎夜ガンバッちゃってんの、思いっきり見ちゃったってわけよ」

風「ひっでぇ現場だったよーwwいやマジでww」

風「血しぶき上がるわ触手のバケモンはハッスルしてるわ、もうさんざんwww」

娘「……」アゼン

風「あー人間ってこんなもんかと思ったね」スッ

風「でも、私はね…同時に興奮してたんだ」

風「わかる?今思い出しただけでも、心臓がこんな」ドキドキ

娘「は、はい……」オドオド

風「嫌悪より先に、『いいご身分だな』って思った」

風「そんなにイイなら、私は与える側になってやるんだって」

風「それでわかった。トチ狂ったオヤジと同じ最低の人種なのさ、私は」

風「血が繋がってないのが救いだったねぇ」

娘「そんな…最低だなんて、そんなことっ…」グスッ

風「優しいね、人形娘は」ニコッ

風「まぁとにかく、私はそれがきっかけで性魔術を極めたわけだ」

風「ついでに魔界へ移り住んで、この通り人間もやめちゃったんだけどさwww」

風「ヨタ話はおしまいっ、さぁ続きだ続きだーww」オシタオシッ

娘「きゃんっ///」ドサッ

風「いい? 欲望には素直でなくちゃいけないよ」ナデナデ

風「望まれる快楽を察知し、持てる物を駆使して叶えるのが性魔術」

風「その意味では、"愛ある”術とも言えるかも」

娘「わかりました///」

風「たとえば……キミはどんな本で昂奮した?」ニヤリ

風「色々あったでしょ、えろえろなヤツww」

娘「言わなきゃだめ?」モジモジ

風「だぁめw」ニヤニヤ

娘「……縛られてたり叩かれてたり」

娘「血とか…流れてて…あぁ、もう言えません…!」カァァッ

風「じゃあもう一つだけ。してみたい?それとも、されてみたい?」

娘「ちょっとだけ・・・されてみたい、かも…」カァァ

風「よく言えましたwwご褒美ww」チュッ

娘「んんっ…ぁあ…///」チュゥ

風「終わりじゃないよ」チュ…カリッ!

娘「!」ジワッ

娘「歯をお立てになったの…?」ツツーッ

風「血もきれいだね。ああ、喉に流れちゃうよ」ペロッ

風「ジュースみたいだ。何を食べてるの」ペロペロッ

娘「新鮮なくだものとぉ…、はっ、花のッ!蜜ですぅ…」ビクビク

風「あれ、大丈夫ぅ?」ニヤニヤ

娘「喉、舐められて…こんな、私、変だわ…」ゼェゼェ

風「別にヘンじゃないけど。さっき言ったこと、忘れちゃったかな」

娘「あ……///」

風「しょんぼりだわー、今日は帰っちゃおうかなぁぁ」ニヤニヤ

娘「そっ、そんなぁ///」ゾクゾクッ

娘「え…?なに、いまのは…」

風「さあ、何だろうね?」フフフ

娘「帰らないの…?」

風「丸投げとかしねぇよwwほれほれ、どんどん下げてくぞーww」プチプチッ

娘「指一本で…服のボタンが、どんどん…」

風「とれちゃってますねぇw最後の一個っとww」プチン…パラリッ

風「おおー、いい眺めだわぁww」

娘「やぁん///」タユンタユン

風「こらこら隠すなwww」

果てしなく中途半端ですが今日はここまでにします
明日の夕方か夜に再開できればと思ってます
では

再開します
次レスより

風「いいじゃん、大きいったって大き過ぎないし」ケラケラ

娘「うー///」

娘「私ばっかり恥ずかしいの、やっぱりずるい」プチプチ

風「脱がせようとは大胆なwwwだが私は自分で脱ぐwww」パラリッ

娘「ちっちゃくて可愛いのに…黒のレース」ゴクリ

風「白さ際立つ申し訳程度の乳房ってかwwwああ巨乳うらやましいwww」

風「こいつをよこせーww今すぐよこすのだwwww」ムニッ

娘「あぁんっ///あ、あげないもんっ」

風「ちぇっwwでもやっぱフワフワだねぇww」モミモミ

娘「きゃふぅ///ああ…んっぅ///」

娘「ずるい、はぁ、…わ///」

風「何がぁ?」ニヤニヤ

娘「かっ片方だけ、そんなっ、してっ///じらしているんでしょう///」

風「こっちも、して欲しい?」

娘「///」

風「でもだぁめwwwお願い、してごらんよ?」グニュグニュ

娘「そんな、強くっしないでぇ///でも、でもっ、もう片っぽもぉぉ///」

風「よく言えましたwwいいモノをあげようねぇ?」ニコニコ

風「……。…幻術!」ヴン!

娘「な、なに…? ぅ、あぁぁんっ!」ゾワゾワ

風「見える?手がいくつも、身体を這い回っているでしょう」クスクス

風「こいつらは私みたいにじらさないよ…欲に従順だからねぇ」ニヤニヤ

娘「やぁ!あぁ、そ、そんなトコロ…///」

風「マトモな魔法使いなら、こんな使い方はしないだろうけどねww」

娘「だめ、だめ…! 背中、撫でちゃ…あぁ///」ビクビク

風「よし、参加しよーwwブラ邪魔ぁwww」スパッ

風「吸っちゃえww」チュッ…

娘「ひゃあぁ!」カァア

風「もし子どもができたらどうすんのぉ?そんな感じちゃってぇww」ペロペロ

娘「ぜんぜん…考えてっはぁ、ませんっ///」ゼェゼェ

風「だろうねーwwああいけない、両方だったねぇww」チュッ

娘「あぅぅ…///」

風「」チュパ…カリッ!

娘「痛ぁいっ!?」

風「あ、ごめんwwでも傷はついてないよ?血も流れていない」クスクス

風「ちょっと強く噛んだだけww」

娘「え…」

風「キミさ、痛くされるの期待してるんじゃないのぉ?」

娘「そんな、こと…///」

風「あ る だ ろ う ?」スッ…

風「ココだって、ほらぁ…もう透けて見えるじゃないか」

風「下穿きをつけてないの?」ツツーッ

娘「嘘っ///ちゃんとっ、はいてたのにぃ…」グスッ

私用によりここまでとします
今日の再開は未定です…

書き足し程度ですが参上ww
早速いきます

風「かわいいなぁwホントにかわいいよ…」ツツーッ

風「ちゃんと着けてるさ、でも、濡れて透けちゃってるんだねぇ」サワサワ

娘「あぅ///やぁ…触らないでぇ///」

風「そうさw慣れなくてもいいんだよ、こんなことはw」スルッ…

風「技術は教える。ただ、私のようにはならないでね」サワサワ

娘「あぁ…///は、はぁ…んっ///」

風「興奮してきたみたいだねぇ。ボーっとしてるでしょう」

娘「うん…四天王さま、こわいわ…///」フワフワ

風「指でスルつもりなんだけど、いいかな?やめとく?」

風「魔術も使うからすぐ気持ちよくなる、とは思うけど」

娘「うぅん…熱いの、たまんないのぉ…続けてぇ///」

風「……ごめん、ね」クチュ!

娘「あぁう!?」プチン

娘「いだっ…痛い、ですぅ…///」ポロポロ

風「よしよし……ごめんね、私の方が焦っちゃった」チュッ

娘「はぁ、はぁ、……んっ…///」チュゥ

風(何度もキスを重ねながら、少しずつ指を動かしていく)

風(この仔は痛みさえ快感になるとはいえ、やはり忍びないわね)

風(もう少し愛撫してあげればよかったなぁ…)

風「まだ痛い?」クチュ…クチュ

娘「うん…っひ、ぃぁ…ぅン///」グスッ

風「でも、動かしやすくなってきたよ?」クチャクチャ

風(ここは迷ったらダメだ。責めに徹する)

娘「言わないでぇ…いじめちゃ嫌ぁ///」

風「認めちゃいなよ。人形娘、キミは」

風「好きなんだろう、いじめられるのが!」クチュクチュ

娘「んンッ!?あぁぁ!ああぁ、ぁああ!」キュウゥ

風「ん、指、抜きにくい…」ヂュッ

風「噛みあと、つけたげるよ。忘れないように」カリカリ

風(首すじを、喉を、肩を、背を、胸を)

風(太ももから足首までを咬んでいく)

風(性魔術を使うのに必要なことなんだけど、行為の一環にしてしまった方がきっとイイ)

風(興奮するほど冷静になっていくの、どうにかなんないかしらねぇ)カリカリッ

娘「あぁ!んんぅ、ひっぃ、…い、イイよぉっ…///」ハァハァ

風「あらあら、足まで垂らしちゃってww」トロォ

風「すごい蜜だよ。血と混ざり合ってる」ペロリ

娘「やっ///き…汚いですよぅ」カァァ

風「キミのはおいしいってば。ほら」クチュ

娘「んっ、んくぅっ…やぁ///」ピチャピチャ

風「ああもう…火ィついちゃった」ハァハァ

娘「んぐぅ、んむ……ゴクッ…ぷはっ」

風「ぐちゃぐちゃにしたいなぁ…ねぇ、一緒に気持ちよくなろ?」

娘「は、はい…///」ムクッ

風「キスしてよ」ギシッ

風「何人もの女の子とキスした唇でいいなら」

娘「……妬いたりしないわ」チュウッ

風(! 上手いじゃない…舌を入れたりしてっ)

娘「はぁ…はぁ……ッ」トロ…

風「ムネも触って。揉んでもおっきくなんないけどw」

娘「はいっ…」モニュモニュッ

風(姿勢を入れ替えて責める側に回ったというのに、相手の言いなりになって)

風(まるで奉仕だわ……それがイイのね?)

風「もっと強くしなさい…感じないわ」

娘「! お、おそれ…おおい」ビクゥ

風「・・・・・・私がイイと言っている。嬌声のひとつでも上げさせてみせよ」

風「望みを叶えて貰うばかりが伽か?」

風「否だ、断じて。先刻の言葉を思い出せ」

風「それともお前は…私のしてきたことを、得たものを否定するというのか?」

娘「あぁ…そ、そんなこと…///」ゾクゾク

娘「ありませんっ///」ギュムッ

風「そうだっ…できるじゃないか、ええ…?はぁ、ふぁ…っ」

風「もっと握るくらいでも構わん…少々鈍く、ハァ…なっていて、な」

風「何度も言うが…こうは、なるな」

娘「仰せのとおりに」ハァハァ

娘「頂きましたものを、僅かなりともお返しいたしますわ…」チュッ

風「上手いな…早速講義の成果が出たか」ククク

風「どうだ、他人の乳房に口付けた気分は」

娘「とてもイイ…です」パクリッ

娘「……///」チュパチュパッ

風(うっとりして、目を潤ませて。厭らしい水音をさせて夢中で奉仕する)

風「どんな、気分だ」

娘「四天王さまにも///気持ちよく、なっていただきたい…です」ペロペロ

今回はここまでとします
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します
次レスより

風「なかなか言うじゃないか」ニヤリ

風「だがまぁ…ここは教師ヅラをさせてもらおうか」ヒュンッ

娘「あっ!瞬間移動、ずるいっ…一緒にって言ったのにぃ///」

風「信じるなよぉww」

風(もう一度上になり、余裕を持って見下ろす)

風(汗やらその他諸々で大変なことになっているが)

風(立場上、これはイイ兆候とせねばなるまい)

風「いや、まぁね。自分にも使おうかなと思ったんだけどさww」ムンズッ

娘「また、胸ぇ///ぅぅ、さ、逆らえないぃ///」

風「やっぱ今回はいいや…」

風「気が変わった、もう性魔術なんざ使わねーww」

風「もうイかせちゃうかんねーww」クチュ!

娘「そ、そんなぁっ/// わ、私…ご奉仕、したいのにぃっ!」ゼェゼェ

風「思い通りにならないのも、イイだろ?」クチュクチュ

娘「あ、はぁ…ああ、んんぁ!」

風「それに、さっきキミにはああ言ったけど」ズリュズリュ

風「私はいじめるのが大好きだったりするんだねーこれがwww」ビチャビチャ

娘「ああ、ぁ、なっなんか///きちゃうっ…///」ハァハァ

風「だからイイってばww」

風「イッちゃえ!」

娘「あぁあ、ァア……っンンっ///」クタッ…

風「上手だったね、お疲れさま」ナデナデ

娘「しっかり教えてくれるんじゃ、ヒック、なかったのぉ…?」グスッ

風「ごめんごめんwでも、私の肩書きは?」

娘「聞いた私が馬鹿でした…うぁーん、弄ばれたぁぁ」

風「人聞き悪いなオイwwwまぁそんだけ元気ならイイやww」スッ

娘「もう行くの?」

風「ああ。今日はゆっくりなさい、話したくなったらいつでも声をかけて」ファサッ

娘「や。寝るまで見てて…」

風「仕方ないなぁ」ギシッ

風「さ、おやすみの時間だよ」ナデナデ

娘「はぁい…」スゥスゥ

風「早っww」

風(この仔はどうなるのかしらね?)

風(気質と性魔術を活かして戦士…いや、娼館で活躍したりしてw)

風「ま、いいやwww気が向いたらまた相手したげっからねー」ヒュンッ

風「さて、次は何して遊ぼうかなぁw」コツコツ

魔王「よぉ、風のwwwまたお楽しみだったのか?www」ヒュンッ

風「いきなり現れるのやめてくださいよっ!」

舞王「踊りながらの方が良かったか?」クルッ

風「お城壊れても知りませんよ。アンタの『舞い』は力が強過ぎる」ハァ…

舞王「ンなこと言われてもなぁwww唯一の特技だしwwwww」

風「『舞』は魔界じゃ『武』に通じる。踊りながら戦うアンタにゃ誰も勝てませんってwwねぇ、魔王…舞王さまww」

舞王「そんなにあだ名で呼ぶなよww」

風「気に入ってるでしょw」

魔王うんwwかなりwww」

風「さあ、あまりバカな事を言ってないでw私を冷やかしにきたわけじゃないんでしょう?」

魔王「伝えておかなければならんと思ってな」キリッ

風「?」

魔王「嫁によると、新しい『勇者』が近々選任されるらしい」

魔王「その男は人間界の大国の王子…もう分かるな?」

風「私の義弟、ですね」

魔王「そうだ」キリッ

風「ヤツにはこの十年、会ってませんけど」

風「どんな男になってるんでしょうねぇ」ニタァ

魔王「先に言っとくが俺は知らんぞww詳細は嫁に聞けwww」

風「相変わらずテキトーですこと」ハァ…

魔王「クソまじめに会議とか開いても顔出すタマじゃねぇだろが、お前らわww」

風「そうでしたwwすんませんwww」

魔王「まったく。子どもが生まれそうなことくらい、ちゃんと伝えさせろって話だよなぁ…」ブツブツ

風「wwwあーおかしいwwwってちょい待て今何つったアンタ!?」ガシッ

魔王「うおぉ!?絞めるな苦しい離せ!」ゲフゲフ

風「うっせえな魔王様!おめでとうございます!」パッ

風「本当に…おめでとうございますっ…」ポロポロッ

魔王「なんでお前が泣くんだよもうwww」

風「だって!嫁さま、ずっと悩まれてたんだもんっ!」

風「何回子作りしてもいい結果にならないって!」ポロポロッ

魔王「だーもう!ここは庭園だぞ子作りとか言うな!わかった、わかったから!」

魔王「情緒不安定だな…子供じゃねぇんだからよぉまったく」ナデナデ

風「だって、ヒック…だってぇ…」グスッ

風「嫁さまの、夜のお相手…優しくしてもらったから、ずっと楽しかった、から」

風「魔王さまにも、来た時からずーっと、お世話になって」

風「ああ、お二人にも良い事があればいいなぁって」ヒック

風「ずっと、思ってたんだもん……」ゴシゴシ

魔王「ああ。お前はそういう経緯で来たんだっけな」

魔王「夜のお相手か。あいつも俺も、そんな事はとっくに忘れていたな」フフッ

風「それはそれでヒドい気がする…」プクゥ

風「結構大変だったんだよ?」

風「夜の魔王嫁さまったらスゴイんですからね。分かってると思うけど」

魔王「悪い悪いwwアレはベッドの上なら、どんな魔王でも殺せるだろうからなww」

魔王「実際、俺も枯れかけたしwww」

風「何回いぢめられたことか…イかされた回数なんか忘れてんですからね私www」

魔王「あけすけだねホントにお前はwww話が全然変わってるじゃねーかww」

風「次の勇者の件でしたね…今から嫁さまにお尋ねしても?」

魔王「そう哀しそうな顔をするなww悪いことにはならんだろうさw」

魔王「気になるなら離宮へ行きなさい、俺は他の連中と喋ってから行く」

風「わかりました。では」ヒュン

魔王嫁「よく来ましたね」

風「ご無沙汰しております、魔王嫁さま」

魔王嫁「そんなかしこまらなくたっていいじゃないww」

風「雰囲気とかあるじゃないですか、色々ww」

魔王嫁「いいから楽にしなさいw」

風「んじゃ、早速……」ズイッ

風「次の勇者、弟で間違いないんですよね?」

魔王嫁「ええ。あの子…あの子達なら、すぐにここまでたどり着くでしょうね」

風「予定調和なのかな。アイツは先代勇者の息子で、人間界で一番大きい国の王子で」

魔王嫁「それを言ったら亭主なんか『辺境の』いち魔王だわよ?」クスクス

魔王嫁「うちのひとよりワルい『魔王』なんて、いっぱいいるんだしww」

魔王嫁「そんな悲観しないのww確かに最初に闘うことになるけどね、それは地理的な問題よww」

風「だけど、もしオヤジみたいなエロ男になってたら」

風「ここは女性の比率が高い国だし、ヤバいんじゃ…」

魔王嫁「あなたの弟は、そんなに信の置けない男の子だった?」

魔王嫁「私はそうは思わないけど、もし歪んでいたら正せば良いわ」

魔王嫁「あなたが試してあげなさい。彼の武力と精神力と行動」

魔王嫁「世を動かすにふさわしい器であるかどうかを」

魔王「おいおい、嫁よぉww」ヒュン!

魔王「俺の言う事がwwなくなっちまうじゃねぇかwww」

魔王嫁「あらあらwwごめんなさいね、あなたwww」

魔王「いいけどあんまり無理すんなよww胎に障っちゃいけねぇだろwww」

魔王嫁「はぁーいww」ゴソッ

風「なんか…嫁さま、更に綺麗になったよね…」ボー

魔王嫁「気分は落ち着いたかしら?風の…いいえ、勇者姉」

風「はい。ありがとうございました」

魔王嫁「あなたは気分屋なところがありますからね」

風「自覚はありますがww直せそうにありませんwwwでは…」

魔王「だから待てってwww」

魔王「お前もしかして、ガチで勇者と潰しあう気じゃねぇだろうな?」

風「」

魔王「図星かよ……やっぱりな」ハァ…

魔王「いいか、風の四天王よ。この魔王が命じる」

魔王「勇者と戦うのは構わぬ、お前の腕を信用していないというのではない」

魔王「だからこそ命じるのだ。必ずここへ戻れ、この城へ」

魔王「何があっても死ぬことは許さん。ちょっとでも刺し違えようとか思ってみろ」

舞王「俺の変態ダンスを三日三晩徹夜で鑑賞してもらうからなwwwwwwww」

風「魔王…さま…」グスン

風「わかりました」

魔王「絶対だからな。きょうだいで殺し合いとかするな」

魔王「血脈など知るか、俺が嫌なんだよそういうの」

風「わかりましたってばwww試すとか言えるほど健康な心は持ってないですし、むしろ腐りきってますけど」

魔王嫁「あら?あなたにはさんざん夜伽の相手を頼みましたけれど」

魔王嫁「心の腐った仔と同衾した記憶はありませんわねぇwwww」

魔王嫁「ねえ、魔王さまwwww」

魔王「俺に聞くなwwww俺なんも言えねーからwwww」ゲラゲラ

魔王嫁「wwwwwww」ゲラゲラ

風「」アゼン…

風「と、とにかく……嫁さまはお産に集中なさってください。夜分にすみませんでした」

魔王嫁「もう少しお喋りしましょうよぉww妊婦の気を引いておいてww」

魔王嫁「ずいぶん引き際がいいじゃないのよぉwww」

風「は、はぁ…ですが、いろいろ準備もありますし」

魔王嫁「一週間やそこらじゃ来ませんってwww」

魔王嫁「三ヶ月くらいかな?楽しい旅になるよう、この城で見守ってあげなさいなwww」

魔王嫁「この仔もそのくらい経てば大人に成長してるだろうから」ナデナデ

魔王嫁「ロリ時代はきっと貴重よぉwwwww」

風「ロリ時代ってアンタwwww」

魔王嫁「あっ、蹴ってきたwwww」

魔王嫁「笑ってるわ。悪い事になんかならないって、この仔も言ってるのよ」

風「うん……ありがとう、嫁さま。今日、ここに寝てもいい?」

魔王嫁「大歓迎wwねぇ、あなたもどう?ww」

魔王「ほぼ裸のその格好で隣に寝られたら、魔王嫁よ」

魔王「俺は興奮して眠れんwwww」

風「wwwwwww」

今回はここまでにしたいと思います
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します
次レスより

風「あれから何だかんだで3日ほど」

風「魔王様のお子は無事に誕生され、文字通りすくすくと育たれているわけだが」

四天王(火)「久しいな、風の」

四天王(風)「あら、珍しいわね城にいるなんて」

風「また怪物相手に遊んでるのかと思ったw」

火「小生とて、魔王殿を祝う気持ちくらいあるわいwww」ゲラゲラ

火「仔が平穏に生まれ来るなど、あの家系にはなかったことだ」フゥ

風「そっか……色々あるんだ」

火「しかり。ときに風の、今度やって来る『勇者』のことは聞いたかね?」

風「ああ、魔王様から聞いている」

火「小生の兵に追跡させておる」

火「もしも気になるなら、連絡を取ってみよ」

火「用件はそれだけだ、ではな」バッ!

風「待ちなさい!」

火「何かね?」ピタッ

風「アンタにストーキングの趣味はないはず。何を考えてる?」

火「うがち過ぎだぞ、風のwwww別に他意はないが」

火「小生も伊達に長く生きてはいないということさww」

風「知っているのね。私と勇者のことを」

火「要らぬ世話だったのなら謝ろう」

風「いいえ。助かるわ、ありがとう」ペコリ

火「素直な奴。貴君の義弟とやらも、なかなか面白き男のようだが」

風「だろうねwちなみに今どの辺?」

火「未だ大国に留まっておるな」

風「そっか……。あのさぁ火の、悪いんだけど」

火「兵には交代を伝えておく。貴君なら自分で見たがると思っていたよwww」

風「何から何まで済まないねwwww」

火「構わんよwwwだがそうだな…」

火「今度、夜の予定を空けておいてくれ」

火「小生の相手となると、こなせる者が少なくてな」フゥ

火「下品を承知で言えば、最近溜まっておるwww」

風「兜取って言えよwwwそれかww」

風「すぐにでも引っぺがしてやろうか?」ニタァ

火「城の美しい庭が、すべて燃えてよければなwww」

風「ケッ、つまんねーのwww」サッ

風「わかったよ、予定に入れておくwwとにかくありがとうな」ペコリ

火「そう何度も頭を下げるものではない、貴君も同等の立場であろうがww」

風「いや、なんか贔屓してもらってる気がしてさw」

火「『愛されている』という事にしておけwww小生も用事がある、これで失礼する」バッ!

風「……忙しないヤツだ」ハァ

風「さーて、勇者は何してんのかしらねっとww」ヒュンッ

勇者「魔界征伐でございますか」

大国王「最近、人間界のあちこちで怪物どもの襲撃が相次いでおる」

大国王「死者は出ておらんようだが、わが国の民がさらわれる事例も報告されていてな」

大国王「その奪還と、騒動の端を発した魔王の特定」

大国王「およびせん滅を図ってもらいたい」

大国王「初陣にはちと荷が重いが、ワシが動くわけにもイカン」フゥ…

大国王「情けない事だが、今のワシは国を治めるのに手一杯だ」

勇者「愚痴るなんて珍しいじゃねぇか、クソ親父www」

大国王「うっせえぞバカ息子wwww」

大国王「装備品はオレのを使え、一個くらい使えるのあるだろw」

大国王「カネはやらん、男なら何とかせいwww」

勇者「チェッ、ケチwww」

大国王「財政難なんだよww勘弁しろwww」

大国王「……父親らしいことなど、ついぞしてやれんかったな」フゥ

大国王「おのれの欲にかまけて、守るべき物を疎かにしてきた」

大国王「お前の大事な姉貴をどっかやっちまったんだよな、俺ァ」

大国王「せめて憎んでてくれ、なぁ勇者よ」

勇者「国王…」

勇者「何か殊勝な事でも言えばいいか?wwww」

大国王「いらねーよバカ野郎wwwww」

大国王「幼馴染ちゃんにも話を通してある、一緒に行け」

勇者「へいへいwwwんじゃ、ちょっくら出かけるわwww」スック

勇者「帰る場所、残しといてくれよ」ザッ

ここまでにします
では

勇者「さて、武器庫へ向かうぜww」

幼馴染「説明乙wwww」シュタッ

勇者「おわああああ!」

幼馴染「王様から話は聞いてるww行こう、勇者」

幼馴染「武器とかはおすすめのを拝借しといたしwww」ポイポイ

勇者「用意の良いヤツだなおめーわwww」

幼馴染「できる女ですものーww」

幼馴染「ほらほら、置いていくわよー?www」トコトコ

勇者「待てよwwもうちょいゆっくり行こうぜwww」

幼馴染「つかまえてごらんなさーいwww」キャッキャ

勇者「その手に乗るかww前見ろって言ってんだよwww」ジャキッ!

怪物(人型)「ゲヘゲヘ」モッコリ

幼馴染「きゃ///」ピタッ

幼馴染「勇者、アレって///」

勇者「なんてモンさらしてやがんだwww見るな、下がってろwww」

幼馴染「うん…ごめん///」

勇者(まあ、そんなウブなタマじゃねぇんだけど)ザシュ!

勇者(旅に出て早々エロいもん見るこたぁねぇやなww)ザン!

怪物「」

幼馴染「おー、強いねwww」

勇者「そう誉めるなww」

幼馴染「wwwあのさー、勇者」

勇者「あん?」

幼馴染「こいつらを使ってるの、どの魔王なんだろうね」

勇者「それを確かめに行くんだろがww」

幼馴染「そうでしたww」

勇者「今日は一気に小国まで行くぞ、現状見て来いって言われてるから」

幼馴染「おkだよー」

※小一時間後

小国王「よく参られた、勇者殿!」

勇者「お久しゅうございます、小国王陛下」

小国王「痛み入る。御用はわが国の視察ですかな」

勇者「はっ」

勇者(お見通しか。いや、“草"でも使ったか?気に入らねぇな…)

小国王「怪物の襲撃は時折あるが、我が方は打撃を被っていない」

小国王「最新の武具を開発・生産できるからなww」

勇者「左様でございましたね。では、何かお困りごとはございませんか」

勇者「『勇者』の任を受けましたからには、それらを解決するも私の使命ですので」

小国王「何が望みだ……いや、下衆の勘ぐりはよそう。すまぬな、王とは皆猜疑心の塊なのだ」

勇者「問題ございません」

小国王「助かる。ワシの困りごとは……末娘のことかのう」

勇者「お聞かせ願えますか」

小国王「実はな…あの姫は長いこと、引きこもりを続けておる」

勇者「」

小国王「変哲なく過ごしていたものを、突然にな」

小国王「何があったのかすら教えてくれぬ」フゥ…

小国王「このままでは婿を迎えることもできぬ」

幼馴染「深刻でございますわね…」フム

小国王「そうなのだ。勇者殿、お頼みする。どうか娘を連れて行ってやってはくれぬか!?」

勇者「構いませんが……私も大の男です」

勇者「ご大切なおん娘御をお預かりするにはいささか…」

小国王「そこを曲げて頼む、この際貴殿に嫁がせてもよい!」ギラギラ

勇者「はぁ…」

幼馴染(勇者、勇者)コソッ

勇者(あん?)

幼馴染(王様のあの目…父親の目じゃないよ。売れ残りを見る目だよぉ…)

勇者(ああ…そうだな)コソコソ


幼馴染(連れてってあげよう、なんか訳ありっぽいよ)

勇者(おkだ)

小国王「どう扱ってくれても構わんから!」

勇者「そうまでおっしゃるならば…是非に」ニヤリ

小国王「おお、そうか!」ニコニコ

小国王「すぐに支度をさせよう!宿で待っていて欲しい」

勇者「承知いたしました。では失礼いたします」

小国王「うむうむ!」ガハハ

勇者「……」イラッ

勇者「…」ザッ

※宿(貸切り)にて

幼馴染「イライラモード?」

勇者「ああ。何つーか、子ども大事にしてねぇっつぅか」

勇者「どう扱っても構わんとか普通じゃねぇよ」ムカムカ

幼馴染「だよねぇ……どうなってんのかしら」グビ

勇者「しかし…昼間から飲んだくれてていいのかねぇwww」グビグビ

幼馴染「しょうがないでしょ、宿のおやっさんが失業しちゃうし」グビッ

勇者「一本でいいから飲んでくれって懇願されちまったもんなwwww」

幼馴染「勇者」チュッ…

勇者「ん!?」ゴクゴク

勇者「口移しならそう言え、アホwww」

幼馴染「だってぇ///」

勇者「気分が治まらねぇんだろwわかってるよ…」

勇者「前は言うのも恥ずかしがってたもんなww」

幼馴染「私は真剣に悩んでるのにぃ~」プクゥ

幼馴染「ヘンだもん、不定期に興奮しちゃうなんて」

幼馴染「ほかの魔界人ハーフの人には」

幼馴染「こんな事ないのに」グスッ

勇者「俺は気にしねぇけどな…」チュ

幼馴染「んぁっ…ぷぁ…」チュウッ

幼馴染「はぁっ、はぁ……はぁ」ゼェゼェ

勇者「落ち着いたか?」ゴシゴシ

幼馴染「うん…」

幼馴染「いっつもごめん…」

勇者「いいってwいいなずけだろ俺らはww役得役得wwww」

幼馴染「ん、もぅ!勇者のバカッ!」カァァ

勇者「wwwwwwwさ、行くぜww」

幼馴染「はぁーいw」

幼馴染「姫ってどんな人なのかなぁ」ワクテカ

勇者「ありがちだけどwww超絶美少女とかだったらいいなぁwww」

幼馴染「だねぇwwww」

※城

小国王「これが末娘の小国姫、皆は姫と呼んで親しんで居ったのだが」

姫「……」ボソボソッ

小国王「このとおり、声を出すのも忘れてしまったようなのだ」

小国王「会話もままならぬ非礼、許されよ」

姫「……」ペコリッ

勇者「丁寧なご挨拶痛み入ります。勇者と申します」

勇者「世を巡る旅路にご同行いただけますこと、大変嬉しく思います」ペコリッ

幼馴染「幼馴染って言います。姫様は私と同い年くらいですよね。女同士仲良くしましょうねww」

幼馴染「約一名ほど、ムサいのがおりますけれどもww」

姫「……」ニッ

小国王「姫よ、ご迷惑にならぬよう勤めるのだぞ」

姫「……」クルッ…ペコリ

姫「……、…」ボソボソ

勇者「では、姫様をお預かりいたします」

小国王「うむうむ!気をつけて行かれよww」ガッハッハ

幼馴染「失礼致しますわ」ザッ

※街道

幼馴染「姫さまーwwwwwもう声出してもいいよwww」

姫「…」プハッ

姫「察してくれていたのですか」

勇者「何百年か前の言葉でしゃべってたろ?小さい声でww」

姫「はい。この言語が好きなのです、美しいから」ニコッ

幼馴染「もっと憎まれ口でも言ってあげればよかったのにwww」

姫「あれでよいのです、ご覧になったとおり父には疎まれていましたので」

幼馴染「そっか…何で引きこもってたのか、聞いてもいい?」

姫「“売れ残り"と呼ばれていました。陰口や根も葉もない噂も立てられて」

勇者「親父さんにか?」

姫「他の、十九人のきょうだい達にです。みな、わが国より大きな国に嫁ぐか」

姫「婿に入るかしていますのでw」

幼馴染「そんなっ……そんなのって…ひどいよぉ…」

姫「いえ、彼ら彼女らに私が劣っていたのは事実」

姫「逃げたのは…私の方だったのです」ポロッ…

姫「戦うべきでした、国を出るべきでした!自由に恋をしてみせるべきでした!」

姫「それもできなかった私は、弱いのです。きっと足手まといに……」

幼馴染「そんなことないっ!」

姫「」ビクゥ

幼馴染「貴女のほうを見ようともしない人たちなんて放り出せばいい」

幼馴染「あんな所、もう帰る必要ないよっ」

幼馴染「戦えばいい楽しめばいい!どこにでも行けるわ、気が向けば恋だってできる!」

幼馴染「私達に…私に頼ってくれていいよ」

幼馴染「だから姫さま…泣かないで」ギュッ

姫「幼馴染さま……」ポロポロッ

勇者「……」ザシュ!

勇者(オトコの言葉なんざ要らねぇやなwwwいいや、この怪物ども全部倒しちまえwww)タタタ

勇者(幼馴染のヤツ、いつものクセが出なきゃいいけどなぁ……)ズバッ!ドシャァッ!

幼馴染「姫さま、私言っとかなきゃいけないことがあるの」ジッ……

幼馴染「女色、って…わかるかな///」カァァ

姫「え?でも勇者様は殿方…」

幼馴染「18年間で好きになれた男はアイツだけ///」

幼馴染「勇者は、女の子を好きになっていいって言ってくれてるんだ」

幼馴染「そんなモン浮気のうちに入らねぇ、ってwwバカだよねアイツwww」

姫「愛されていますね」クスッ

幼馴染「私が不実なだけだよー、きっとwwww」

幼馴染「で、私って惚れっぽくてさww女の子に一目惚れとか、多いんだ///」

姫「……」

幼馴染「ごめんねwwww変態でwwwwww」

姫「そんなことありませんよ」ニコッ

姫「私もね、どちらかというと…って言うか///」

姫「もう言っちゃいますねww私、」スゥゥ

姫「ガ チ レ ズ な ん で す よ !」ドドーン

幼馴染「」

今回はここまでとします
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します
次レスより

勇者「なんか今とんでもねー言葉が聞こえた」シュタッ

姫「早っwww」

勇者「で、なんだってー?」ニヤニヤ

幼馴染「///」

姫「思いのほか気が合うようですわ、私たちww」

勇者「そかそかwww『仲良く』してやってくれな、変なヤツだけど」

勇者「俺にとっちゃ世界より大事だw」

姫「いただきましたwww」

姫「ホントにいいのですか?勇者どの」

勇者「おうww」

勇者「覗いたりしねぇよwww見てみてぇけどwww」

姫「wwwww」ゲラゲラ

勇者「でよぉ、この辺から、夜を行動時間帯にしようと思うんだわ」キリッ

姫「何故です?」キョトン

幼馴染「大型の怪物が///うろつく危険地帯だからだよー///」

勇者「奴らは昼の生き物だw夜は弱い奴らしか出てこねぇのよww」

姫「国のすぐ外が、そんなところだったなんて…知らなかったわ」

勇者「怪物どもの生態なんざww知るべき奴が知ってりゃいいんだww」

勇者「姫さんは夜更かし平気?」

姫「昼間からむさぼれるなんてぜいたくですわwww」

勇者「ナニをむさぼる気なんだかwwww」ニヤニヤ

幼馴染「むさぼられちゃうのかしら」アワアワ

姫「wwwww」

勇者「んじゃ、この先の草原でテントでも張るかw」スタスタ

姫「説明乙wwww」スタスタ

勇者「テントはおk、食い物もまだある。バリアも張ったし全部おk」

姫「チート乙www」

勇者「さて おれは でかけてくると するかな!」

姫「どちらまでですか?」

勇者「次の国での算段をつけておく。スムーズに行きたいからなww」

幼馴染「密入国と間違われて即脱獄の古典的展開はぁー?」

勇者「俺の顔が利く国でwwそれはねぇよww」

幼馴染「残念ww」

勇者「そんじゃww」ヒュンッ

幼馴染「気を遣ったつもりかしらwww」

姫「ええ、多分www」

幼馴染「じゃあ…テント、入ろうか…///」

姫「はーいww」クスクス

幼馴染「ね、ホントにいいの?」カァァ

姫「いいですよwお客様でいたくないしww」

姫「私と趣味が合う人って、なかなかいなくってwww」

幼馴染「そうなんだ///じゃあ、いいのかぁ…」スッ

姫「勇者どのからの婚約指輪…外すの?」

幼馴染「うん……当たったら痛いでしょ」

姫「ですねwwwあー、何年ぶりかしらwww」シュルシュル

幼馴染「髪、きれいね……///」

姫「幼馴染こそwwwとってもきれいな金髪。うらやましいなぁ」

姫「黒髪、コンプレックスだったんだよねー私ww」

姫「最初に好きになったひとだけは、ほめてくれたけどw」

姫「あなたで二人目ww」

幼馴染「///」キュン

幼馴染「姫さまってば萌えるわー、たまんないわーwwww」

姫「じゃあ今すぐ///」パラリッ

姫「行動で、示してよ///」シュルシュル

姫「今は私だけを見て、私をたくさん好きになって///」パサッ…

姫「かわいいって、必要だって……言ってよぉっ」ポロポロ

幼馴染「わかった…///」チュ

姫「んっ…///は、ぁ///」トロォ

幼馴染「上手だね…」ペロリ

姫「わ…私だけ脱いでるの、恥ずかしいっ///」

幼馴染「我がままだねーww」シュルシュル…パサッ

姫「ムネ、おっきぃ……///」

幼馴染「そうかなー?前からこんなだったような」

姫「勇者どのに育てられたのかとwww」プニッ

幼馴染「何それ超ゲスいwww……当たってますがね、ええww」

姫「www」

今回はここまでにしときます
再開は月曜日になると思います
では

再開します
次レスより
支援感謝です

幼馴染「えと…何て言うか、ホントごめんね」

姫「何が…?」カミッ

幼馴染「出会ったばっか、で……こんなっ///」

幼馴染「耳はらめぇ///」カァァ

姫「強引にしようというのではないのですからww私も楽しめますw」

幼馴染「け、けど///」

姫「子どもの遊びみたいなものです、私の愛撫などはww軽く達する程度じゃないですかねぇw」ナデナデ

幼馴染「あぁぁ…んんっ!///」ゾクゾク

姫「勇者殿ったらイケナイ人ねww」フフフ…

姫「何度も寝たのでしょう?背中で感じるようになるくらい…」ニコッ

幼馴染「う…///うん///」ハァハァ

幼馴染「なんでもしてくれるから」

幼馴染「なんでもしたげるんだ///」

姫「はい、ごちそうさまww」ムニュッ

姫「わーwふっかふかだぁぁw」モミュモミュ

幼馴染「あぁ、んっあ…///」ハァハァ

姫「むふふww責め手は楽しいですねぇwww」

姫「幼馴染がいけないんですよ?これじゃすぐに…」クチュクチュ

幼馴染「ひゃあ!んんっぁ、ひぃ…あぁ///あ、んっぅ…」

姫「今日は軽くね、軽くw」クチャッ

幼馴染「ああ、あ!んんぅ……っくぅぅ!」クタッ…

姫「私の勝ちーwああ楽しかったぁww」

幼馴染「ひーめーさーまー///軽くで済むと思ってるんですかぁぁー」ガシッ

姫「のののああー!復活しtっきゃああ!」

幼馴染「やらないか」

姫「もうヤッて…あぁんっ、あ、アッ―――!」

※以下3回分省略

※魔王城

四天王(風)「心配しまくったのがバカみたい」プンスカ

四天王(火)「まあ落ち着きたまえww」

風「私だけだったのかしらシリアスに考えてたの」

火「そうでもあるまいよ」チュッ

風「なんでさぁ…」チュゥ

火「こちらがどう思おうと、彼らは未だ成熟せざる者達だ。…ま、性欲の方はお察しだがねww」

風「wwww」

火「どの魔王が戦端を開かんとしているかから調べねばならんのだ」シュルッ…

火「少々荷が重いのではないかなぁ」

火「不安な旅だからこそ、ああして快楽に頼る…一種の防衛本能なのかもしれんぞw」

風「ひいき目ねwwアンタも脱げwww」

火「ふっ、今度の勇者一行には期待しておるのだよwww」シュルリッ…パサッ

火「戦う日を思うだけで今にも焦げそうなのだ、この胸が。らしくもないことだがw」ゴォォ

風「部屋が燃えるだろが、ちったぁ抑えようとしやがれwww」コォォ

火「いつもながら見事ww小生の炎をあっさり相殺するとはww」シュウウ

火「やはり小生と普通に情を交わせるのは貴君と残りの四天王のみかww」

風「嬉しくねぇってのwww最初はびっくりしたわ、何よ身体が燃えるロリッ娘ってwww」

火「そういうものだと理解いただくしかないwww」

火「では始めようかww今日はどちらが先かなwww」ボフッ

風「やめてよ、夢が壊れるww」ギシッ…

火「誰の夢だかなぁwwんっ…」チュゥッ

今日はここまでにします
再開は明日の夕方か夜に
我ながらペース遅いなぁorz

※別室

四天王(土)「娘さまは読書がお好きですねww」

魔王娘「はい///私は大人になるのが早いと、おかあさまから聞いています///」

魔王娘「子どもの時にしかわからないことや読めない本もあると思いますから///」

土「その考え方がすでに大人なんですけどねぇwwwま、何にしても」

土「新しい知識を覚えるのはイイことですww」

土「人間界のことや歴代勇者の事を扱った本も」

土「今度仕入れておきますねw」

魔王娘「ありがとう///優しいのですね、土さん」

土「それほどでも…ありますよww」

魔王娘「まぁっwww」

土「そうだw人形娘を呼びましょうかww」

魔王娘「お願いします///」

土「んじゃ、早速w」シュパッ

人形娘「ひゃあっ!?」バフッ

土「っとと、着替え中だったかww悪りぃww」ダキッ

人形娘「次からは確認を取ってくださると嬉しいです///」

人形娘「魔王娘さまに、見られてしまったではありませんか…」カァァ

魔王娘「あっ///ごっごめっ///」チラチラ

土「デカイっしょ、コイツのムネwww」

人形娘「ううぅ、恥ずかしい///」

魔王娘(やっぱり大きい方がいいのかしら…)

あ、名前ミスってた…
>90は俺ですw

書き足し程度ですが今日はここまで
再開は明日の夜に
では

再開します

魔王娘(おかあさまに似てくれると嬉しいんだけどなぁ)

土「娘さまってばwwwすぐ考え事するんですねぇww」

魔王娘「あっ///ごっごめっ///」

土「オレらはね、娘さま」キリッ

土「お父上の腹心であると同時に、貴女を守り手本となるべき臣下でもあるんです」

土「貴女や父上の望みなら、オレらは全力をもって叶えます」ジッ…

土「何を望まれますか、今日は」

魔王娘「いいのですか///そんなことを言ってしまって///」

魔王娘「つけあがっちゃいますよ、私」

土「ご自分でおっしゃいますかwww」

土「子どもの時間が少ないとおっしゃったんだから」

土「それを全力で楽しむことを考えましょうよwwなっ、人形娘」

人形娘「子ども時代が三日だった人もここに居ますからねwww」

土「悪かったよwwwww」

人形娘「いいのですw」

人形娘「最初から大人として扱ってもらえるというのも、気分が良いですしw」

魔王娘「ほぇぇー……///そうなんだぁ…///」

人形娘「あっ、娘さまソレwwwwほっぺに指当てるの超かわいいwww」

魔王娘「そ、そうですか…?///」カァァ

人形娘「あぁん、やめちゃイヤですぅwww」

魔王娘「……照れちゃいます///」

土「照れ屋さんですねwww」

人形娘「さあさ、娘さま。今日は何をして遊びますか?」

魔王娘「本を一緒に読んで欲しいの///人形娘は、呪文を使うのがいちばん上手でしょう?///」

魔王娘「少しずつ勉強しているのだけど、難しくて…///」カァァ

人形娘「この魔王軍で呪文が一番上手なのは水の四天王さまですがww」

人形娘「喜んでお手伝いいたしますわ」ニコッ

魔王娘「あ///そうなの?水さんはあまり姿を見ないから…///」

土「先輩はいろいろこだわる人ですからww」

土「娘さまへの贈り物を探し回ってるんじゃないかなwww」

魔王娘「あまり高価なものは///いただけないわ///」モジモジ

土「ほらほらwwもっとわがままでもいいくらいなんですよ娘さまは」

土「我慢なんて、大人になってからでもできるんですからwwwなっ、人形娘」

人形娘「そこで何故……私に話を振るのでしょうか?」ニコッ

土「笑顔が怖えぇよオメェww悪かったってばwwww」

魔王娘「ほぇー…?」

人形娘「ああ、なんでもないんですよ娘さまwww」フワッ

魔王娘「わっ///私重いですよぅ」

人形娘「何をおっしゃいます、軽いじゃないですかww」ナデナデ

魔王娘「ほぇぇー…///力持ち…?」

土「ヤだな呪文っすよ呪文wwwww」

魔王娘「あっあっ///そ、そっかぁ///」

魔王娘(ば、バストが当たってるのですっ///ふかふかです…///)ドキドキ

魔王娘(私もこんなふうになれるんでしょうか…///)

魔王娘「あ、えとっ、この本なのですっ///」サッ

土「そりゃあ…舞王の…お父上の呪文書っ!」ヒィィ

魔王娘「基本を学び終えたら挑戦してみなさいと言われて、おとうさまがくださったの///」

土「うーん、けっこう教育パパだったりすんのかなぁ、あの人…」アセアセ

魔王娘「私にはまだ早いですか…///」

土「すぐに挑戦する意気と素直さ!惚れましたぜ娘さまっ!」ゴォォ

人形娘「おおっw土さまの目が燃えているっ!」

土「解説書を作ります!先輩の本棚から適当なの置いときますんで」シュパパッ…ドサドサッ

土「人形娘と一緒に読んでてくださいね!じゃっ!」シュパッ

魔王娘「消えちゃいました……///」アゼン

人形娘「ああなったら聞かない人ですwwけど、娘さまがお言いつけなら」

人形娘「すぐに戻ってきますよ?」ニコッ

人形娘「そういうふうにしたいって、いつも言ってますからw」

魔王娘「いえ……土さんを妨げたりはいたしません///」

魔王娘「私が子どもでも、私の要求が通って他の皆様の要求が通らないなんて事は、避けたいの///」

人形娘「……娘さまは、すごいですね」ナデナデ

魔王娘「えへへぇ…///それほどでも///」

魔王娘「ありますよっ///」

人形娘「まあっ、娘さまったらwwww」

魔王娘「さあ、色んな呪文を教えてください人形娘///」

魔王娘「今日はずっと一緒でなければ、イヤですからね///」

人形娘「承知いたしましたわ、魔王娘さま」

※一方そのころ

勇者「魔王どもの動きについて調べようとした結果wwwww」

勇者「マジww情報がありすぎてやべぇwwww助けてwwwww」

幼馴染「普通は魔王ってひとくくりにするからwwwwどの事件がどれだかwwww」

勇者「あンのクソ親父wwwwもう少しちゃんと情報よこしやがれってのwwwwww」

姫「んー……」

姫「私に考えがあります!」ポム

勇者「それkwsk」キリッ

姫「『勇者』を探すのです。魔界にたどり着き、魔王のうちの誰かと対峙し」

姫「そして帰還した『勇者』たちを」キリッ

幼馴染「さすが姫さまだぁぁ!」ダキッ

姫「うひゃ!く、苦しいですよ///」テレテレ

勇者「仲いいなおまいらwww」

勇者「とにかく方針は決まった」

勇者「行動開始だぞおめーら!」ザッ

幼馴染「はいっ、勇者さまっ!」

姫「了解であります!」

勇者「よし、まずは今いる魔法使いの国の『勇者』を探すぜ」

幼馴染「紛らわしい説明乙www」

勇者「うっせwwwうっせww」

勇者「あ、そこのボインなネエちゃん!」

客引き「はぁい、なんですかぁ」ルンルン

勇者「この国の『勇者』って、今いる?」

客引き「お店に来てくれたらぁ、教えてアゲルけどなぁ?」コビッ

客引き「ついでにサービスしちゃうわよぉぉん?美人がいーっぱいよぉん?」

勇者「おkおkwww」

客引き「やったぁwwwwお連れの方々はぁ?」ニヤニヤ

幼馴染「あれ?もしかして私達が」ニコニコ

姫「そーいうお店を毛嫌いするとでも?」ニコニコ

姫「いけませんねぇ、そういう先入観w」

姫「食わず嫌いなんて…し ま せ ん わ よ」

客引き「」ゾクッ…

客引き「さささ三名様、ご案内ぁいっ」スタスタ

勇者「名演技だな、姫さんwww」ニヤニヤ

姫「当然ですわww王族なら使い分けないとwww」ニヤニヤ

幼馴染(半分本気だったんじゃないかなー)

幼馴染「とりあえずw行こうよw」

勇者「おkwww」スタスタ

本日はここまでとします
再開は明日の夕方か夜に
では

レズばっかじゃないか(歓喜)
四天王は全員女?

>>104
はい、レズだらけですww俺の趣味です
たまにバイもいますがホモは未定
四天王は全員女です

では再開します
書き溜め分が意味をなさなくなってきた…w

客引き「勇者ご一行を入店させた結果wwwww」

娼婦たち「アアンイヤンソコハダメェ」

幼馴染「アハハ」

姫「ウフフ」

客引き「なんだよwwwこの状態wwww」

勇者「アンタは参加しねぇのかいww」

客引き「あー、私はオトコの方専門なんでwそう言う勇者さんは?」

勇者「店で消費する精力がねえんだwww」

客引き「あっ(察し)」

勇者「で、本題wwこの国の『勇者』はどこにいるんだ?」キリッ

客引き「目の前に」

客引き「って言ったら……どうします?」ニコッ

勇者「お国柄上ありえない話じゃねえと思うしw半分信じるwww」

客引き「職業病でしょうかね、同じ役目を負った者の事はすぐに分かっちゃう」

勇者「じゃあ、本物か。アンタが魔法使いの国の『勇者』だな」

女勇者「女勇者、と申します」ペコリ

女勇者「あなたは……大国の紋章をお持ちですね」

勇者「ああwwwニセモノじゃねぇぞww」

女勇者「信じます。ってか、分かるんですったらww」

勇者「wwwww」

女勇者「さて、お聞きになりたい事は?」ニコッ

勇者「この状況でwwよく落ち着いてられるなぁwww」

幼馴染&姫「キャッキャウフフ」

女勇者「やはりオトコですね、勇者どのwww確かにそそるものはありますけど」

娼婦たち「アアーンッ、アッアッ」ビクビク

女勇者「エロい気分にまではなりません」ニコニコ

女勇者(『私に危害が及ぶような事がなければ』だけどね……)

勇者「そっかwwまあいいや、アンタはどこまで行ったことがある?」

女勇者「魔界のあちこちを回ってますwwだいたい答えられると思いますよw」

勇者「じゃあ、魔王どものなかで」

勇者「人間界とその覇権に興味があるのは……どいつだい?」キラーン

短いですが本日はこれまで
再開はたぶん明日の夕方か夜に
途中で投げたりはしませんので遅筆はご容赦を

ノンケはいないのか・・・なんだこの世界は(歓喜)

>>110
ノンケの方が少ないアブない世界です(白目)
いちお女勇者はノンケってことにしてますが

では再開します

女勇者「魔界の中央でふんぞり返ってる」

女勇者「覇権主義のめんどくさいのが一人と」

女勇者「取り巻きの腰巾着がほとんどですねw」

女勇者「人間界とは逆ですww大国王が正気に戻られたのが」

女勇者「こちらにとっては幸福だったと思いますけれど」キリッ

勇者「親父にも会ったことがあるのか」

女勇者「これでも『勇者』ですからねぇ」クスクス

勇者「なるほどねw」

女勇者「参考になりましたか?」

勇者「ああ。助かった。要はそのめんどくせーヤツを倒せばいいんだよな」ニヤッ

女勇者「簡単には行きませんけどねw」

女勇者「かつて最強と言われた『魔王』を辺境へ押しやり」

女勇者「魔界のほとんどを掌握した実績はありますしw」

勇者「詳しいんだな、アンタwww」

女勇者「もっと誉めてーwwww」

女勇者「で、本気で奴を潰したいとお考えなら」

女勇者「『辺境の魔王』を味方につけるべきなのかもしれません」

女勇者「いま怪物どもが人間界への侵攻を始めないのは」

女勇者「このふたつの勢力が互いにけん制しあっているからなんです」

女勇者「そこに『勇者』という横槍が入る。面白くなると思いますよぉ?」ニタァ

勇者「アンタも勇者だろwwwしかも相当腕が立つ…違うか?」

女勇者「あー、私は……ちょっとね」

女勇者「怪物どもがきれいにいなくなってしまうと、困るんです」ニタァ

勇者「よどんだ笑顔怖いおww」

女勇者「ああ、失礼wこの雰囲気だから言える事ですが」

女勇者「私…燃えられないんですよ。戦わないと火がつかないんです、身体の奥に」

女勇者「自分の身体が傷つかないとダメなの。……気持ちよくなれない」

勇者「」

女勇者「軽蔑しました?」

勇者「……ドMってやつか」

女勇者「ええ」キッパリ

本日はここまでとします
ではまた

再開します

女勇者「だから私の敵は、強い方がいい。男でも女でも、美しければなおイイ」

女勇者「魔界の民たちも、兵を鍛える際は怪物と戦います」

勇者「だから、魔王や怪物をせん滅しちまおうとは考えねぇ…か」

勇者「ワルだな、アンタww可愛い顔してよぉwwww」

女勇者「せっかく強くなって、勇者の資格を得たんだから」

女勇者「国の名声を高める為だけに使うなんて、なんだかバカみたいじゃない」クスクス

勇者「そんな理由で選べるんだ、勇者ってwww」

女勇者「ええwwけっこう恣意的なところがありますw」

女勇者「表立って反逆しなけりゃ高い自由度と選択権をゲットできますからww」

女勇者「ま、私には丁度よかった……利害の一致ですねww」

勇者「割り切りタイプかwww」

女勇者「戦いに快楽を求める私じゃ、使命感や正義感を振るう事はできない」

女勇者「エゴと腕だけで武器を振るしかない……ある意味イカレた戦闘狂とも言えますねw」

勇者「へぇ……ところで、マジで何ともねぇの?その状態」

女勇者「ああ……先程からすごいですね」ニコ

姫&幼馴染「ぎくっ!」

女勇者「ぎくっ! じゃありませんwwwwナニしてくれちゃってんのよwww」

女勇者「マジメに話してるうちに服脱がすとかもぉぉwwww」

女勇者「ノンケなんだってばwwwどうしてもって言うんだったら、…ま、」

女勇者「考えなくも無いけどねぇ……あなた達ってば可愛いし?」ニコォ

勇者「」

勇者(なんか姉貴みてぇだなこの人ww)

女勇者「本気で私をオトしたいならwww」

女勇者「ここじゃ狭すぎるwwww」

女勇者「オーナーにも迷惑かかるし、移動しますよwww」

勇者「なんか悪りぃな……色々とよ」

女勇者「ご心配なく。これもまた『勇者の選択』、私も好きにヤルだけですwwww」

女勇者「じゃ、いいですね?」

姫&幼馴染「どうしてこうなったwww」

勇者「半分お前らのせいなwwwもう半分は、満足させてやれん俺のせいwww」

女勇者「イョッ、男前だねぇwwww移動呪文行きまーすww」シュパッ!

※女勇者の自宅(超デカい荘園)

勇者(女勇者や幼馴染達が湯浴みとかしてて暇だから、少し思い出してみる)

勇者(姉貴は俺が7つの頃、魔界に連れて行かれた)

勇者(魔界と停戦協定結ぶ直す為の人質だったらしいけど、その辺は良く知らん)

勇者(姉貴はいくつだったっけ……十代だったと思うが)

勇者(俺の黒歴史だからな、あんま正確には覚えてたくなかったwww)

勇者「お、酒発見ww張り紙だ、『勝手に飲め』。ありがてぇやwww」グビグビ

勇者(10年か…どんなイイ女になってるんだろう)

勇者「会いたいな、会えるもんなら…」グビッ

幼馴染「誰にー?」ヒョコッ

勇者「おわああああ!」

幼馴染「そんなにビックリしなくたっていいじゃん」プクゥ

勇者「ああ…考え事しててな。オンナのことだからちょっと言いにくいが」

幼馴染「私は嫉妬なんてしない。むしろ勇者にはハレム作って欲しいとくらい思ってる」

幼馴染「そういう変なバイセクさんだってのは、婚約した時に言ったとおり」ボフッ

幼馴染「だから勇者、私に遠慮はしないでね」ジッ…

勇者「……おう」

勇者(隣に腰掛けて、じっと見つめてくる。ヤバいかなこりゃあ…)

幼馴染「だぁって勇者姉さまになら、私も超会いたいしーwwwww」

勇者「わかってたんかいwwwww」

幼馴染「わからいでかwwwwww」

幼馴染「私にライバルがもしいるとすれば、あのひとだけだもん…」ギシッ

女勇者(おおーっと、キス来るか!?風呂上りからのキスくるかぁ!?)コソコソ

姫(あぁん、勇者殿ってばズルーイ!超モテモテじゃないの、もぉぉ)ウラヤマ

今日はここまでとします
ではまた

まともな人は存在しないんですかね・・・

>>123
まともな人はたぶんちゃんといます
辺境の魔王とか、魔王の娘とか……(震え声)

では短いと思いますが再開します

幼馴染「ね、勇者」ヒソヒソ

勇者「あん?」ヒソッ

幼馴染「なんでもないwww」チュウッ

女勇者(キターーー!!)

姫(情熱的過ぎ乙wwww)

勇者「ぷっは!……ヤリ過ぎだぜオメーww涎こぼれてンじゃねぇかwww」

幼馴染「は…はぁ、はぁ」ペロリッ

勇者「この後『おたのしみ』があるんだから、ガマンしろガマンww」

幼馴染「はぁーい」ウズウズ

勇者「居るんだろ、女勇者。準備できてるなら」

勇者「始めようぜ?」

今日はここまでです…本編1レスとかダメすぎですがorz
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

女勇者「あー、バレバレでしたかぁwww」ヒョコッ

女勇者「女性陣は服着ました?」

姫「ご心配なくw」

幼馴染「バッチリよーw」

女勇者「じゃ…ポチッとな」ゴゴゴ…

勇者「すっげえ!家具とかが全部天井に納まっちまった!」

幼馴染「説明乙wwwww」

女勇者「んふふ、うふふふww」

女勇者「3対1かぁ……ああどうしよう、貞操の危機かもだわーwww」

勇者(うっへぇ…目が全っっ然笑ってねえぜ……)

幼馴染「えっへへーwwお手並み拝見だよーww」チャキッ

姫「他国の『勇者』と張り合えるなんて、私は何と幸運なのでしょう」ヒュンッ

女勇者「鎌に鞭…ああヤリづらいなぁぁ」ジャキィッ!

勇者「よく切れそうな剣だねオイww」スラッ

女勇者「あなたのもねwwwコレも賭けよっか?」

勇者「俺にはちょっと重そうだし、いいよww体が重いの嫌いなんだ」

女勇者「うーわーwwwジコチューwwwいけないんだぞぉ?」ゲラゲラ

勇者「アンタが言うかwwwっつか、そろそろヤろうぜww」

女勇者「そっちからどうぞー?」ニコニコ

姫「参りますっ!」ピシィッ!

女勇者「はははっ!遅いよ姫さん!」ヒュヒュッ

女勇者「それぇ!」ザンッ!

姫(チッ!衝撃波か…意外と攻撃範囲広いわね)バッ!

姫(ならば上から……)ビュッ!

女勇者「痛ったぁ!?」ビシッ!

女勇者「んー、速度を意識してるんだね。ちょっと『軽い』かな?」ツツーッ

女勇者「まだだろ、姫さん。貴女はまだヤレるはずだ。そう聞いてる」

姫「ど、どういうこと!?」

女勇者「私をイカせられたら教えてあげるwwww今は集中を切らさないで」ヒュン!

姫「!」(早いっ!?背後を取られた!)

女勇者「ふふ、せーのっ!……って、アレぇ?」グググッ…

女勇者「麻痺呪文か、この不自由さがたまらんわねwww」ググ…

姫「助かりました、幼馴染!」ドンッ

女勇者「んーむ、鳩尾にヒジ打ちとか容赦ないなぁwww」ケホケホ

幼馴染「何で避けないのよwwww」ブンッ

女勇者「だってMだしww」キィン!

女勇者「呪文も攻撃も……もっと強くても い い の よ ?」ニッコォ

幼馴染(ちぇーっ、結構練習したのに)

幼馴染(全部よけられてるよもぉー)ビュッ!

女勇者「もっと上手に使いなさいってwwww二人とも長い武器なんだからwwww」ヒュン!

女勇者「ノーダメージで怪物とかブッ飛ばせるようになるよ?」

女勇者「チートだけどなwww」ザンッ!

幼馴染「きゃんっ!」ビシャッ

幼馴染「ってあんま痛くない……」

女勇者「ハデに見えるように切ったんだよーww」

幼馴染「何なのその超奥義www」

女勇者「魔界の民との勝負でも人間との試合でも」

女勇者「私はそうしてしまう、できてしまう。いかに長く戦えるか、そればかりを考える…」

女勇者「『勇者』ってのは何かひとつ優れた能力を持てるけど、私はその技能を特化した」

女勇者「戦いってさ、エロい事と似てると思わない?www」

幼馴染「じらせばじらすほど気持ちいい?」ギラッ

女勇者「そうそうwww焦らされ好き発見www」

幼馴染「しまったぁwww」

勇者「楽しんでるだろおまいらwww」シュタッ

女勇者「おお、間に立たれたwww」ビュ!

勇者「寂しいじゃねぇかwww俺とも戦ってくれよwwww」キィンッ!

休憩とります
ツッコミご意見その他がもしもありましたらバシバシどうぞ
それも楽しみだったりするので……
今日中にもう少し書き進めれると思います
では

再開します

女勇者「やっぱ一度に相手できる人数じゃないかなーと思ってwww」シュ!

勇者「嘘つけこのwww」シュタタッ

幼馴染「うっひゃぁ速いwww集中しなきゃ見えないよぉwww」

姫「完全に置いてけぼりですね…」ハァ

幼馴染「えーなんで?」ギラギラ

姫「」

幼馴染「私が捕捉できるしwwちょっかい出すべきだと思うwwww」

姫「分かりましたww一気に能力値上がるわコレwww」

幼馴染「メタ発言おやめっwww」

女勇者「あのお二人、向上心ありますよねぇww」ヒュヒュッ

勇者「アンタがやたら強えぇせいだよwwww」キキィン!

女勇者「ほらほらwww受けてばっかりじゃ勝てませんよwww」

女勇者「お嫁さんにプレゼント、あげたくないんですか?www」ズバッ!

勇者「他人事みてぇだなオイwwwおー痛てぇwww」ビリッ…グルグル

女勇者「私を燃えさせてくださいよぉwwあなた男でしょうww」

女勇者「女の子達がこんなに」キン!「頑張っているのに!」ヒュ!

姫「あー、不意打ち失敗w」

幼馴染「んもー、絶対オトしてやるんだからぁ…」ハァハァ

勇者「しょうがねえな。やい、幼馴染!」シュタッ

幼馴染「は、はい!?」

勇者「そんなにあのオンナが欲しいか?」

幼馴染「うん……ごめん///」

勇者「おkおkwやっぱ燃えるわなぁwww」ズズズ

女勇者(へぇ…雰囲気が変わったわね)ジュルリ

女勇者(ヤル気になった時に全開の力を出せるとか)

女勇者(そういう種類の特殊技能だわね、ありゃ)

女勇者(『勇者』のカガミだよ、ったくww舞王の軍が興味持つはずだわwww)

勇者「別に飛躍的に能力があがるとかじゃねえけどなwww」

女勇者「モノローグにツッコめる時点でwww」ヒュヒュッ

女勇者「能力上がってるんですってばwww」ビュオォ!

勇者「ギャハッ!言えてらぁ!」ギィン!

女勇者「チッ!つば競り合いなんて久々だわねぇ!」ギリギリ

勇者「へっへっへ……オトコらしく力押しで行きますか!」ガッッ!

女勇者「チッ!」バッ!

勇者「跳んだか。でもな、気をつけろよー?」ニヤッ

女勇者「あっっ!?しまったっ!」ピシッ!グルグル…

姫「やっと捕まえましたよハァハァ」ギリリッ

女勇者「おーwww鞭が呪文で強化されてるww」グイグイ

女勇者「これは切れないwww色んな所に食い込んでくるわぁ……///」ハァハァ

幼馴染「降参?さすがに縛った相手に切りつける趣味はないんだけどw」

女勇者「ああ困ったなぁwwもういっかぁww」ポイッ カラカラ…

女勇者「負けたわ。約束だからね、あなたたちの好きにすればいい」

勇者「……手加減したろ」

女勇者「言ったでしょ?どんだけ楽しめるかで戦うんですよ、私はねww」

勇者「あくまで自分の為だけに戦うってかwww」

勇者「興味あるなぁソレww聞かせてくれね?」

女勇者「縛り上げて尋問とか///こういうのが趣味なの?///」

勇者「アンタねぇwww」

女勇者「単純に、ここの王様が好きになれないってだけよww」パチッ!

幼馴染「おーw家具が戻ってきた」ズズズ

女勇者「少し血を見て興奮しているんでしょうからww別の『おたのしみ』、いかが?ww」

姫「ノンケなんじゃないの?ww」シュルシュル

女勇者「美女だらけの舞王軍と遊んでりゃww興味くらい出てくるってww」

女勇者「あそこの女将軍達は皆、優しいしw」

女勇者「ああ動けるってすばらしいww」ボフッ

幼馴染「そのままベッドにダイブとかww誘い過ぎでしょwww」

勇者「行けよや、おまいらww俺フロ入ってくるからww」

幼馴染「気ぃ回し過ぎ乙www」

勇者「欲しかったんだろ?それに姫さんはアレが苦手なはずだったよなwww」

姫「すみません……男性は平気なんですけど、アレはちょっと///」

勇者「じゃ、俺がここで手ぇ出す理由はねぇwwただしどっかで覗くかもなゲヘヘww」

幼馴染「大歓迎ですけどwww」

女勇者「ああ、この捕虜気分……なかなかイイわぁ///」ゾクゾクッ

女勇者「見られるかも知れないなんてステキッ///」モゾモゾッ

姫「ドM乙乙www」

勇者「www」シュタッ

女勇者「さあ、どうしてくれるんでしょう///まずはおしゃべり?それともすぐ寝るの?」ワクワク

姫「お喋りしましょうよww」

姫「知りたいわ、あなたのことも幼馴染の事も、もっと」

女勇者「じゃ、横になってフリートークでいいのねw」

幼馴染「お店の女の人みたいねwww」ボフッ

姫「www」ボフッ

幼馴染「でも……本当は、少し違う。失礼だったら謝るけれど」

女勇者「じゃあ聞かせて…なぜ、勇者にならなかったの?」

女勇者「特殊技能だけもらってバックれたとか?」クスクス

幼馴染「昔どっかで勇者やってた人に色々教わったんだ」

幼馴染「『能力』はその人がくれた」

幼馴染「隠そうとしてる事とかが見えたり、少しだけ先のことが見えたり」

女勇者「それであの強さかwww」

女勇者「移動呪文とか使えるみたいだし、おかしいと思ってたのよwww」

姫「じゃあ私のあんなことやこんなことも?」

幼馴染「見せてくれた以外のそんなことまで知ってますw」

幼馴染「黙っててごめんね、姫」

姫「それは別に、いいんだけど……幼馴染だし///」カァァ

女勇者「やたら可愛いよねー姫さまってwww」

女勇者「何て言うんだろう。顔もだけど、しぐさとかがww」

幼馴染「でしょでしょーwwたまんないよねぇwww」

女勇者「もう才能レベルでww愛される人なんだろうねwww」

姫「私は答えられるんでしょうか……」

女勇者「大丈夫ですよ、きっとww」ニッコリ

姫「///」カァァ

今日はここまでとします
再開は明日の夕方か夜に
では

ノンケの良心だった女勇者がレズ堕ちするぞ!

>>144
ノンケのままでいさせてやりたかったですね(白目)
なんでこんなことにorz

では再開します
SS楽しい…ww

姫「その…女勇者さまは」

女勇者「呼び捨てでいいですよwwwナニ遠慮しちゃってるんです?ww」

姫「女勇者は、どうして痛いのが好きになったの?」

女勇者「あー。昔ね、ここの王様に求婚されたことがあってww」

幼馴染「」コクコク

女勇者「近い親族だったのwwwで、私も今よりカタブツだったし…もっと」

女勇者「外に出たり、まあ、恋ってのも?してみたかったしで」

女勇者「断ったんですwww結果wwww」

女勇者「見事www幽閉されちゃったワケですよwwwww」

女勇者「ありきたりだけどさぁwwwwwww」

幼馴染「」アゼン…

姫「権力者って怖い…マジで縁切ろうかなぁ…」ガクブル

女勇者「そうした方がいいかもねwwwんで、」

女勇者「どうしても承知しないからwサドな兵隊達になぶられるようになってww」

女勇者「気付いた時には、痛いのが快感になりかけてた」

女勇者「食料分けてくれたり、傷治してくれたりした人が」

女勇者「『痛みを求めるようになったなら、ソレを活かして強くなって見返してやれ』って」

幼馴染「兵隊に無理やり、されてたりしたの?その……」

女勇者「君主の所有物にwww手ぇ出せるわけないっしょwww」

女勇者「王も一度『お渡りになった』けど、」

女勇者「牢にいる間に、アンタのせいでヘンタイになりましたって言ったら」

女勇者「あっさり諦められたwwwドM女にトラウマあったっぽいわwww」

幼馴染「うゎwwwww」

姫「女勇者つよいwwww」

女勇者「勇者の資格やるからどこでも行って」

女勇者「ついでに国の名声高めて来いだってwww笑ったねアレはwww」

女勇者「バカな叔父だよまったく。姪っ子が可愛くねぇのかってのwww」

幼馴染「かわいすぎるからwwwそうなったんだと思うよwww」

姫「可愛さ余ってモノにしたくなったのね…オトコって…」ハァ

女勇者「ま、そのおかげで色んな出会いもあったし?今は感謝してる。よくぞww」

女勇者「私みたいなキケンな奴をwww野放しにしてくださいましたwww」

女勇者「ってねwwww」ゲラゲラ

姫「誰が…キケンですって?」フワッ

女勇者「いきなり抱きつきは…ナシでしょ…///」グスッ

今日はここまでとします
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

幼馴染「えーなんでぇ?」ダキッ

女勇者「う……、胸が背中に…///」

女勇者「んんっ…こんなっぅ、あったかいの、やだ…」グスッ

女勇者「私っ、皆と、違うのにっっ…」

女勇者「優しくされるなんてイヤ…っ、厭なのぉっ…」ポロポロ

幼馴染「じゃあもっとするーww」

女勇者「うぅ、…んっ」ヨジヨジッ

姫「離してあげないっww」

女勇者「ふぇぇ…ひっ…、うわぁ、ぁぁーん!」ポタポタポタッ

幼馴染「優しくされちゃいけないとか思った?だめだよ女勇者ちゃん」

姫「そんなこと言ってたら、逆に萌えちゃうじゃないですかーwww」フキフキ

姫「涙の味、おんなじ。全然違わないわ…」ペロッ

女勇者「ほ、ホントっ…?///」

幼馴染「性癖なんてそれこそ人それぞれよw私だって相当ヘンだしww」

女勇者「…ありがと///お礼、したいなぁ///……よしっ///」チュッ

姫「おぅ、柔らかいww」

幼馴染「どれどれww」チュッ…カリッ!

女勇者「ん、ぁ…///」トロン

姫「どっちかというと、私も『受け』なんだけどね…ww」ムニッ…

姫「ああんもぅ、また巨乳wwきぃぃ羨ましいwwwww」グニグニッ

女勇者「んぁぁ…あっ…ぅぅ…も、か…噛んでぇ…///」ハァハァ

幼馴染「えーwwwそんなのwwできなぁーいっwww」ムニムニッ

姫(なんだか悪女な気分ですねぇ…私はどうなるべきなんでしょう?どうすれば…)

姫「あーとりあえず胸欲しいわぁwww」モミモミッ

女勇者「あぅぅ…いじわるぅ…///」ハァハァ

女勇者「そんな焦らしたら、私っ勝手にぃ…昇っちゃうのにっ///」

幼馴染「実はソレ狙いに切り替えてたりしてwwww」

女勇者「」

姫「あーwwたまにはww尽くすのもイイですよねぇwwwお酒はっけーんwww」トプトプ

女勇者「ひゃあんっ///つめたいぃっ///」ハァハァ

姫「切られたり叩かれたりだけが、『責められる』ことではないと……教えてアゲル……」ニタァ

女勇者「ひっ……」ゾクゾクッ

幼馴染「ね、姫。 見 ら れ て る ね ぇ ? 」ニヤニヤ

姫「気付いてますよwww血を吸うのって、こんなのなのかなぁ…」チュ…コクコク

女勇者「もっと…吸ってっ…ください…」ゼェゼェ

姫「んっ……これ、何て言うんだっけ…」ツツーッ

女勇者「ソ、ソコはぁ///らめぇ///」

幼馴染「わかめ酒?」ペロペロ

姫「そwれwだwwお店のメニューにあったやつwwww」ゴクゴクッ

女勇者「んぁぁあ!んっぁ、そんな舐め、ったら…」ハァハァ

幼馴染「そんなって、どんな?こんなかな?」チュクッ!

女勇者「え、あ、ぅ…もっ、だぁ…めっ…」クタァッ

今日はここまでとします
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

女勇者「はぁっ、はぁ…」

姫「あんまり加減が分かりませんねぇw」

姫「ん…指ベトベトだぁ…」ペロッ…

幼馴染「何そのエロいの…///」ハァハァ

姫「押さえて押さえてww見てる人にもwww頑張ってもらわない?wwww」

姫「続きは向こうで…ね」ニコォ

幼馴染「ああんもぉ///そんな可愛いのになんで…///」

姫「自分探しの途中です」キリッ

幼馴染「wwww」ダキッ

幼馴染「んじゃ、あとよろしくぅーwwww」シュパッ

勇者「……と、おっしゃいましても」シュタッ

勇者「変に気ぃ遣わなくていいのにww」

女勇者「ぁえ…?勇者さん…お二人は?」

勇者「続きするんだってよwwww」

女勇者「そんな……私じゃ、役立たずなのかな」ショボーン

勇者「ちげーよwwwアンタ、レズったの久々なんだろ?」

女勇者「あんまり、触られたりとかない。いつも勝手に昇ってた…」

勇者「そっちから堕ちてくんの、待ってンだよアイツらわwww」

勇者「悪女気取りでなwwwwもしイヤじゃなかったらさww」

女勇者「この際、バイにでもなりますかね…?ww」

勇者「ああ、そりゃ喜ぶよきっとwww俺も女の子のそういうの嫌いじゃないしw」

女勇者「そうじゃなくって…んもぅ、鈍感だなっ」ゴソッ

女勇者「察せよこのバカwww」チュウッ

勇者「ん…大胆じゃねぇかw」チュ

女勇者「ノンケ気取らせろwwイイからさっさと脱げコラwww」プチプチッ

勇者「ついに目覚めたか……www」バサッ…

女勇者「焦らすだけ焦らされてww興奮してんだよwwww」ドサッ

女勇者「負けついでだwwもっとイロイロやるよwww受け取りやがってください朴念仁www」

勇者「酒飲まされて酔ってやがんなww」

女勇者「うっせーwwwコーフンしねぇのかっての…ヒック、なかなかのモンだろがウィック」

女勇者「嫁以外のオンナ、見たことねぇか?ヒック鑑賞しとけヒック鑑賞www」グッ…

勇者「」ゴクッ…

勇者(まず目に入るのは胸の大きさだ。アイツ以外と比較できんからアレだが)

勇者(標準よりはでかいだろう。年齢は知らんが肌に水分がみなぎっている)

女勇者「見られるだけってなww新鮮だなwwほれほれwww」グッ

勇者(腕や脚は細い方だろう、しなやかで無駄の無い身体だ)

勇者(くびれた腰つきと引き締まった尻肉がその証左)

女勇者「ナニ難しい事言ってんのwwww」グイッ!

勇者「おわ!?モノローグにツッコむなwwwww」ギシッ

勇者「膝立ちがエロかったしwwもうちょい見たかったのにwwww」スッ

勇者「俺でいいんか」ジッ……

女勇者「嫁が許してンだ、もっと気軽にヤレよwww」

女勇者「あんな王様にヤられるよか…よっぽどマシだわよ///」

女勇者「強めにしねぇと啼いてやんねぇからなwwww」ボフッ

勇者「わーってるよバカwww」クグニグニ…グイッ

勇者「酒が乾いてら…もったいねぇな」ペロペロッ

女勇者「んあっぁ!も、っと、強くっ…」ドロドロ

女勇者「そうっ!爪立てて…もっと噛んでぇ///」ハァハァ

女勇者「私っの身体、イイ…でしょう?はぁ…そう、言ってよぉっ…!」

勇者「イイ女だよアンタ。できれば連れて行きてぇくらいだ」ナデナデ

勇者「言えって言われたから、言ったんじゃねぇぞ」

女勇者「わか、るよぉ、そんなのっ…私ヘ、ヘンタイだけどバカじゃないもんっ…」

女勇者「ついて…っちゃおっかなぁ…ハァ、こんなイイならっ…」ゾクゾクッ

女勇者「あれ…なんか来る…ゆ、勇者さんヒドいよっ!」

勇者「アンタだって使ってるだろ性魔術wwいっぺん落ち着けやwww」

女勇者「ンもうっ…さいってぇぇ…っぁ!!」ビクビク…

勇者「飽きないためだよwww」

女勇者「誰がよ、もう…」ゼェゼェ

今日はここまでとします
ではまた

再開します

勇者「どんなのがイイんだよ、じゃあ…」ギシッ

女勇者「普通の、したことない…戦いながらとかだった、それも気持ちよかったけど」

女勇者「ずーっと、ここの王様以上のオトコ探してたのに」

女勇者「お店でもほとんど客寄せばっかり…」ムスゥ

勇者「おーおー、グチるグチるwww両極端だな俺の周りに寄ってくる奴らァww」

女勇者「『勇者』は…」ダキッ

女勇者「困ってる人の前に現れて、解決して」

女勇者「そんで、黙ってどっか行っちゃうんだ」

勇者「昔の理想像だろそれwwアンタや俺がそう動いてるか?」ナデナデ

女勇者「ううん。私は、だめな『勇者』。あなたは……?」ジッ……

勇者「そらもうwww」バサッ

勇者「とんでもねー好色『勇者』でございwwww」ギラギラ

女勇者「うわっ…どーゆー状態よこれwwww」ゲラゲラ

女勇者「私をいぢめてた奴らみたく、汚くは見えないけど」

勇者「どういうこったよソレwwwwコレに汚ねぇとかあんのwww」

女勇者「アイツらちょっと困ったらすぐズボン脱ごうとするんだもんwwww」

勇者「wwww今度さ、そいつら、」グイッ

勇者「叩きのめしに行ってやるよ……」チュゥ

女勇者「期待しとく……んんっ///」チュ

※魔王城

四天王(水)「やれやれだわ…」ハァ

魔王娘「どうしたのですか///ため息などついて///」シュパッ

水「いえね…ちょっと戯れに『勇者』の様子を見ていたのです」

水「娘さまには未だお見せできない場面ばかりでして」

魔王娘「そうですか///でも、けれど…ねえ水さん///」

水「ええ。貴女様もいずれ、ソノ道を通られるでしょう」

水「怖いですか?」フワッ…

魔王娘「わ、私とて、『舞王』の娘ですっ///勉強をしておけば、きっと///」

水「…私は、いえ私達は…いま少し、今の貴女と共にありたいと思っております」

水「たとえ短いと言えども……ああ、ダメですね私ったら」

水「まるで婚姻直前の仔を見る親のようですwwww」スッ…

魔王娘「あ……///」

魔王娘(抱きしめられていると心地よい、などとは、口が裂けても…っ///)

水「ところで娘さま、お体の成長が、すっかり止まってしまいましたわね」クスッ

魔王娘「いっ、言わないでくださいよぅ…///」カァァ

魔王娘「正直、もう少しいろいろ豊かになれるものと思っていましたけれど///」

魔王娘「仕方がないじゃありませんかぁっ!///」

水「ああんもぉ可愛いっ!可愛いったらかーわーいーいっ!」ダキッ

魔王娘「わわっ!だ、だから重いですってばぁ…///」

水「何をおっしゃいますかwwwなれど、もしも武をたしなまれるとすれば」

水「軽い武具でなければなりませんわね」フム

魔王娘「なぜそのことを……///」

水「私はある程度、他者の意思を感じ取れてしまうんですw」

魔王娘「ほぇぇ、すごいんだぁ///…って、じゃあさっきのもっ!?」カァァッ

水「だからご無礼を承知で、こうして胸中においでいただいたんじゃありませんかwww

魔王娘「」カァァッ

魔王娘(しっ…四天王って、全体どうなっているんでしょうか…///)

水「何かお困りの際はお呼びくださいまし、娘さま」

水「一声かけていただけば、どれほど遠くに在っても駆けつけます」

水「それが私達の喜びでもあるのです」

魔王娘「わ、わかりました…頼りにしています、舞王軍四天王…///」

水「はいっwでは娘さま、少々お出かけをなさいませんか?」

水「人形娘と、火を連れて」

魔王娘「はい///ですがどちらに?」

水「いえ、何。ちょっとした宝探しですわww」

水「お勉強も大切ですけれど…」

水「ほんの少し『勇者』気分を味わってみられるのも良いでしょう」

魔王娘「是非っ!」キラキラ

水(あんなエロいばっかりの連中見せたら)

水(幻滅しちゃうでしょうから…)

水「では、支度をして出かけましょうww」バサッ

再開します

魔王娘「ああ、こんな…///信じられません…///」キラキラ

水「何をおっしゃいます。とてもお似合いでしてよ」

魔王娘「この身が乏しくとも、華やかになる事はできるのですね///」

火「左様ですぞ娘さまw小生などは性の別さえ隠しおおせる格好をしますww」

火「おのこは力を得て化け、おみなは着飾りて化けるのやもしれませんなww」

人形娘「火さまが男性だとばかり思っていた被害者がここに一人ww」

火「ま、小生の場合はwwww単なる戯れという部分もありますがねwwwwww」

水「皆さん素地がおありですからねwwwもちろん私も含めてwww」

火「自分で言うなwwwwともかくこれで、魔王娘ご一行の完成です」

火「楽しき宝探しと致しましょうぞな、娘さまww」

魔王娘「はいっ!///」

魔王娘(水さんの領地までは移動呪文で行くとのこと)

魔王娘(私は目をつぶっているように言われたのですけれど…)

水「娘さま、目をお開け下さいなwww着きましたよw」シュパッ

魔王娘「」カァァッ…

人形娘「どうなさいました?」

魔王娘「すっごいのです!!すごい景色なのですっっ!!空から滝が流れて…!」

魔王娘「深く高い山は霧に覆われ…そこかしこの泉はヒスイ色に輝いております!」

魔王娘「川底が鮮明に映るほど透き通った川のせせらぎが、やむ事はないかのようですっ!」

魔王娘「初めてです///こんな素晴しい、美しい景色は…///」ポロポロ

水「娘さまは、吟遊詩人になれますわね…」ホロリ

火「殺風景な小生の領地を見ても、これほどお喜び下さるであろうかなぁ…」ホロリ

人形娘(お二人がグッと来てらっしゃる…何ということでありましょうか)

人形娘(育み育まれるとは、よいものですね…)ニコッ

水「さぁ、景色を見ながらご案内いたしますわ、娘さま。参りましょう」

魔王娘「あ…は、はい///お世話になりますね、みなさん///」

火「魔王娘ハァハァ」

人形娘「その擬音語はヤバいです火さまwwでもハァハァ…」

水「ダメだわこいつらwww」

魔王娘「ほぇー…?」

※小一時間後

水「ここは、私がヒマ潰しに使う短い洞窟なんですのww」コツコツ

水「このスイッチを」ポチッ「押すと、『世界のどこか』に繋がるのですw」

人形娘「っ水さま!前!前の壁にひびが入ってますぅぅ!」

人間達「おわぁーっ!!!」ドドドドドッ!!

火「ぬおぉぉ!?なだれ込んで来おったぁ!」

人形娘「混乱していますが武装していますね…」チャキッ

火「よせ、何か事情があるようだ」スッ

人形娘「はっ…申し訳ありません」

魔王娘「私を気遣ってくれたんでしょう?ありがとう、人形娘」

人形娘「お恥ずかしいです///人間達との交戦は避けねばいけないのに」

火「貴君に非はない。さて、落ち着いてきたようだ…どう出る?」

水「まだ何か来る!うかつでしたわっ…!」ズドド

勇者「んがっ!」ゴロゴロ

幼馴染「きゃあ!」スタッ

姫「とうっ!」ビシュッ

女勇者「すっげwwwムチで天井にぶら下がってるwwww」フワフワ

勇者「俺だけ泥だらけな件についてwwwwwwって、ん゛!?」

火「」

水「なんてことなの……」ショボーン

人形娘「狙ってたとしか思えないんですけどぉぉwwww」

水「何が起きるかまでは想定外ですわっ」キリッ

火「ドヤ顔やめいwwwで……我らに件を向けるのは、どちらかね?」スッ

勇者「いやー悪りぃ悪りぃ」パッパッ

勇者「魔法使いの国の王様と派手にケンカしてたんだよ今www」

魔王娘「け、ケンカ…ですか?」

勇者「うんwwホラあれwwあのガマガエルの親玉みたいなのがそうwww」

火「見るに堪えぬなぁ」ゲッソリ

水「本物のカエルとくっついているじゃないの」オエッ

人形娘「なんか触手とかうねうねしてますよぉっ…」ガクブル

姫「しかしあの兵士達、何故こちらに来ないのでしょう…」シュルッ…スタッ!

水「呪文で空間を断絶しましたの」キリッ

水「破るのにはもう少しかかるはず」

水「私の領地へようこそ。歓迎しますわ、勇者ご一行」バッ

性別すら隠す・・・つまり炎はふたなりの可能性が微レ存・・・?

>>173
その可能性も否定は出来ませんが…w
今からの展開次第でしょうか
属性紛らわしくてすみませんww
炎…もしや新キャラフラグか…いやしかし(真顔)



では再開します

火「むっ!?貴君はあの時の…女勇者、であったな」

女勇者「え…ああ!あの甲冑の!気付かなかったよーww」

火「いやはや、よもやこの姿でまみえようとは」ポリポリ

魔王娘「お知り合いですか?///」

火「何度か剣を交えました。強きおなごですよ、少々変わっていますがww」

水「少々で済みますかしらねぇ…」ハァ…

人形娘「それってどういう……あっ(察し)」

魔王娘「ほぇー…?///」

幼馴染「なんかかわいいのがいる…」ハァハァ

女勇者「あの仔だけはダメッ!たぶん剣を向けるだけで辺境の魔王に消し炭にされますっ」ヒソヒソッ

幼馴染「」ガクブル

女勇者「服装だけでも、あの子が受けている愛情の量と深さが知れるというもの」

女勇者「普通にお友達になったほうがよろしいですよ?」ニコッ

姫「察しよすぎ…www」

勇者「女性陣の会話は分からない…そう思っていた時期が俺にもありましたww」

勇者「俺のケンカだけどさ、手伝ってくんね?アレ、結構ワルい王様でね」チャキッ

魔王娘「あの…あなたは…?///」オドオド

勇者「勇者と申します。魔界の姫君、何とぞお見知りおきを」ザッ!

魔王娘「…魔王娘ですっ///宜しくお願いいたしますのです!///」ペコリッ

水「なんだか兄妹のようですわねぇww」

火「とりあえず、話は後と致しますかな」

火「魔王娘さま、どちらに加勢なされますか」

火「初陣です、ご判断を」スッ…

火「ま、伺うまでも無いことですがwww」

魔王娘「ゆっ…勇者殿に、お味方しますよ!」ザザッ!

人形娘「承知いたしました!」スラッ

魔法使い王(以下、カエル)「ぐげげ!この程度の呪文ふぐぐぉぉ!」ペリーン!

水「げっ…破りやがったですわ!」

カエル「女勇者ぁぁ!何故俺の元を去るゥゥ!?」

カエル「俺は魔法使いの王だ!俺のもとにあらば、ハレムも戦う相手も…ぐがっ!思うがままだぞぉ、ん゛んー!?」ベローン

女勇者「捕らえたあげく放り出したのは…どこのどいつだゴルァ!?」ザシュッ!ズバッ!

幼馴染「アイツさ、絶対モテないタイプよねぇ」

水「独善的で自分の行いをすぐに忘れる…最悪ですわねぇ」

火「ちなみに勇者殿、あの汚きモノの所業とは?」ヒソヒソ

勇者「ロリっ娘の吐息ハァハァ」

火「今、なんと…?」コォォ

勇者「冗談だよwwwあー、あのな?」ヒソッ

勇者「他国民でイケメンなヤツとかベッピンさんをな…」ヒソヒソッ

火「…!!!」カァァッ

火「許 す ま じ ! !」ゴォウッ!!

魔王娘「怒りが、伝わってきます……」ガクブル

兵士たち「ここは通さぬ!」ワラワラ

火「邪魔だっ!どけぇぇ!!」ズバズバズバッ!!

兵士たち「バカなっ!さ、最新鋭の武具がぁぁ!?」ズシャッ、ドウッ

魔王娘「何が、どうなって…あああ…」ブルブル

幼馴染「金属だけを溶かして斬っているわ、怖がる事はない」

幼馴染「貴女の臣下は貴女の前で血を見せるほど……」

幼馴染「愚かじゃないはずだわね?」ニコッ

魔王娘「は、はい…っ///」キラキラ

姫「しかし援護に行きます!」タタタ

勇者「どうなってんだこの洞窟wwwどんどん広くなってるぞwww」シュタタ

水「さすが『超展開の洞窟』…遊び場にしては危険過ぎますわねぇ」ヒュヒュッ

火「おおおりゃぁぁああ!」ブンッ!

カエル「ゴエエッ!無駄無駄ぁぁ!俺は王だ、王なのだ!」ドドド

火「ちぃっ!小生の剣を妨げるか!!」

カエル「うまそうな炎だ…!」ガバァッ

火「むぅおっ!?身体が動かん!?」

カエル「いだだぎまぁゴブェッ!」

姫「させませんよっ!」ビシュゥッ

幼馴染「ちょっとだけ本気出しちゃうよっ!」ヴン!

人形娘「同じ呪文…気が合いそうですね」ゴゴゴ…

幼馴染「他のイロイロはどうかしらね?」クスッ

人形娘「///」ゾクッ

人形娘「とととにかく氷結呪文!いっけぇぇ!」

カエル「むぅぅん!」カッ!

人形娘「かき消された!?」

幼馴染「ケタが違うわね…」タラッ

カエル「ぐべべ…マヒ呪文んんん!!!」ゴォォ

全員「」

カエル「ぐげげ…俺の力は絶対!美しい者どもよ思い知れぇ」ウネウネ

カエル「まずわぁぁ、おまえだぁぁ!」ウネウネ

女勇者(姫っ…!やめろ…やめろっ…その人たちに触れるなっ…)グググッ

魔王娘(何をするつもりなのかが分かる…ああ、何故動けないの…あんなモノにっ)

魔王娘(辺境の魔王軍が、勇者殿たちが!そして『私』が…舞王の娘がっ!!)

魔王娘「負けていいはずがないのよぉぉぉ!!」カッ!!

カエル「ぐげっげげ!俺の呪文が吹き飛んだ…だと!?」

勇者「すっげぇ…俺がやってもダメだったのに」アゼン

今回はここまでです
強キャラばかりで破綻してないといいのですが…
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

魔王娘「みなさんっ!あんなハレンチなカエルを許しておけません!」

魔王娘「懲らしめてやりましょうなのですっ!」

幼馴染「ハ、ハレンチ…」ギクッ

姫「わ、私はそうでもないはず…」タラッ

勇者「うっへぇ…俺ヤバそう」

女勇者「ののしられたい…」ハァハァ

水「とか言いながら身構えるんですのねww」ゴゴゴ

水「オラこっち向けや下衆ガエルぅ!」ドドドッ

カエル「弾幕かwwしゃらくさい!」ベロリン

水「うしろよ、う・し・ろww」ヒュン

水「女王様とお呼びーっ!」ズバズバァッ

カエル「うごご…溶ける、、身体が溶けるゥゥ…なんてなぁww」ベジャベジュ

女勇者「再生するのね…」ハキソウ

勇者「っとーしいなぁ、ったく」チャキッ

カエル「ぐべべべ、お前らは弱い!」

カエル「起 き ろ !」ゴゴゴ

兵士達「」ムクッ

カエル「ひん剝いてくれて手間が省けたぞwwwゲボア!」デロデロ

水「毒々しい液体を兵に浴びせている?…いったい何を」

幼馴染「見せちゃダメッ!」

火「この」ヒュ

人形娘「お二人にですね」ヒュン

魔王娘&姫「」シュパッ

水「ご避難いただきましたわww」

幼馴染「感謝感激ww他の皆はエロ耐性ありよね?」

勇者「おーい、どういう…」

カエル「ぐばぁぁ!」ニョロニョロ

女勇者「兵達の身体が…性別が、変わってる…!?」ガクブル

勇者「何だよwwこの酒池肉林ww」

兵達「ギャアアア…ゥアアアア!」ビクンビクン

水「触手など邪道でしてよっ」

火「全部斬る…!」タタタッ

カエル「おおっとぉwww」パチン

兵達「」ワラワラ

人形娘「人間を壁に…一」ゾッ

火「手を出せぬか…チィッ!」バッ

カエル「そうともっ!支配される側に要らぬ心を砕くお前達は、だから弱いのだ!!」

勇者「一人でも斬れば戦争勃発だってか?wwwナメやがってよぉ…!」ブチン

勇者「お前ら!エロ嗜好教えろください!」

幼馴染&水&女勇者「両方!」

人形娘&火「レズ専!」

勇者「おkおkwwwwハレンチなら負けねぇよなぁww俺らwww」

勇者「ヤツぁ俺が叩く!…『頼む』ぜ?」シュタタッ

今回はここまでです
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

幼馴染「うー、やっぱ不安」ザザッ

女勇者「性的嗜好さえ合えばいいのww手を触れなくても…」スゥッ

兵士1「っ!?」ボーッ

幼馴染「もう思考を奪ったの!?」アゼン

女勇者「いいオンナはね、目で狩るのよんwwなんつってwwwwやってみww」

幼馴染「うん…」ジッ…

女勇者(瞳孔がトカゲみたく…なるほど、魔界の血があるのか、この仔)

女勇者(んー、こりゃますます負けらんねぇなぁwww)ギラリッ

兵士達「」フラフラ…

カエル「おっおい!どどどどうしたぁぁ!?」アワアワ

火「どうせなら美人の方がいいに」

人形娘「決まってます!」

女勇者(うっへぇ…あっちは実技でシてんのか…めちゃくちゃ上手い件wwって私は解説役かよっ!?)

男兵士1「うがー!」ズーン

女勇者「げっっ!デカッ!?食われたりしないでしょうねぇまったく」ブツブツ

男兵士2~3「むがー!」「おんなぁぁぁ゛!」

女勇者「チッ、囲まれた!ヤバイかなぁー」アセッ

水「何を言っているやらwww」ヒュン

女勇者「まぁねー。一応勇者だし、都合よくドMだしぃwww」ニヤニヤ

水「手伝いますわよww」ゴゴゴ

女勇者「あんがとwwって、きゃあっ!?」

男兵士ども「うが?」「むがが!」「お゛ん゛な゛ぁぁ」ムンズッ

水「」

女勇者「」

男兵士ども「うががっ!」「む、むがっ!」「あ゛~」ビリビリベリッ

水&女勇者「」

男兵士3「うががが…おかすぅぅぅ」カチャカチャ

男兵士3「お゛ら゛~…」ベロベロ

水「ああんっ!!や、やめっ…」ハァハァ

男兵士1&2「うがが(舐めろ)」「おごごが(しゃぶれ)」ボロン

女勇者「うぅ…んむぐぅ!うぅ、ぐ…」ゲホゲホ

水「ああ…///んぁぁ///」ゼェゼェ

男兵士3「お゛ら゛~~!」ズンッ!

水「ああーっ!!」ビクビク

男兵士3「あ゛~、い゛い゛~」ガシュガシュ

男兵士1&2「むがが!(俺こっち)」「がうががっ!(下のいただき!)」ズチュッ!

女勇者「んん゛っ、ぅ、はぁ、あああ///」ドロドロ

男兵士「んが、(あーイイ)」「んごぉ(締まるぜー)」ガシュガシュ

今回はここまでです
エロ楽しいけど誤爆が怖いおwww
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

女勇者「んっ、んぅ///うー…」

男兵士1&2「んががっ」「ごぉぉ」ドクドク…

男兵士3「おぁぁ、おら、ああ!」ガスガス

水「あ、うぁ!裂ける…も、らめぇっ!///」クタッ

男兵士3「あ゛ー、さいこーだでぇゲッゲゲwwww」

幼馴染「ねえ……ねえったら!」ツンツン

兵士ども「あ゛~!?」「お゛ま゛え゛も゛」「がー?wwww」ゲヘゲヘ

幼馴染「いや、そうじゃなくてwwwアンタらさっきからナニしてんの?www」

幼馴染「岩 な ん か 相 手 に !wwwww」ゲラゲラ

兵士ども「」

水「ふぅ…やれやれ」サッ

女勇者「かかりやすい連中で助かったwww」スゥッ

男兵士3「あ゛ー!ぬ゛け゛ね゛え゛!」グラグラ

水「突っ込んでるソレもいでwww逃げれば?wwww」ゲラゲラ

女勇者「ヒドっ!wwwwww」ゲラゲラ

兵士ども「」

水「あ、失神したwwww」

女勇者「ほっとこ、こんな野蛮人www」

幼馴染「ねー、勇者はまだー?www」ゲラゲラ

勇者「うっせぇwww強えぇんだよこのカエルwwww」ヒュヒュッ

カエル「ゲバババ!そんなナマクラで俺を倒せるか、馬鹿者!」ビュッ

カエル「兵を無力化したとて何だというのだ!!ほぅれ、火炎呪文んん!」ゴゴゴ

勇者「うおっ!?あっちぃ!」ボボッ!

勇者「てめー…!」ググッ

カエル「グッガッガ!無駄だ無駄だ!俺はこの場の誰よりも強靭!誰よりも邪悪!」

火「勇者殿、大丈夫か」ボゥ…

勇者「鎮火したwww助かったよwwwwそれより前くらい隠せwww」

火「気にするのはそっちかwwww思っていたとおりの男だな、貴君は!」ゲラゲラ

火「だが私はこれでいいwww」

勇者「結局全裸かよwwwwwところでどーすんだww」

火「あん?」

勇者何か調子乗ってンぞ、アレwww」

カエル「ふっがあふっぎぃwww」

人形娘「大暴れね、汚らしい…バリア、もうもちません!」ギリリッ

火「ふむ。仕方ない、もぐか」スチャッ

勇者「俺がヤルww」

火「是非そうしてくれ給え、手が汚れるわいwww特別に貸してやる」スッ

勇者「すっげえ剣だ…燃えてンぜ」チャキッ

火「さ、さっさと…やっつけてくださいっ///」

勇者「似合わんからやめっwwwww」タタッ

火「やはりか…やるんじゃなかった」ショボーン

水「おもしろ映像いただきましたーwwww」スッ

火「ろ、録画装置…だと…!?」ガビーン

幼馴染「マジメにとか無理なんですかそうですかww」

水「無理に決まってますわwww私達にとって戦いは、必ず優位に始まるものですのww」

水「少し、肩の力をお抜きなさいな。勇者殿が頑張るの、見ましょうw」ニコッ

幼馴染「…うん///」

カエル「ぐぬぬににぃ人間がぁぁ!」ゴゴゴ

勇者「誰がつええんだ、誰が邪悪だ!?テメーなんざ、ただのド外道じゃねぇか!このクソ短小野郎がぁ!」

カエル「ぬぁんだとぅ!?」ムクッ

勇者「ギャハハ!カエルが立ってら!」ヒュッ

勇者「コレも生えるンだろうけどよ」ザン!

カエル「ぎぃっがぎゃあああ!」コロコロ…

勇者「帰って治した方がいいんじゃね?男の一大事だwww」ゲラゲラ

カエル「キサマも同じにしてからだっ!」ヴンッ

勇者「」

カエル「おおお覚えておれー!」パシュッ

勇者(うーん、ヤバいかな…女性陣の色っぺぇ格好見ても、反応ねぇや…)

今回はここまでです
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

勇者「ほい、剣返すわ…あんがとなwwにしても疲れたぁ…」ドタッ

火「本当に使いこなすとは、恐ろしい奴よwww」シャリン

人形娘「全然心配とかされてない件wwww」

火「仕方なかろう、奴が置いていった者達の治癒と移動で忙しいのだwwそれに」

火「この男を心配するのは、小生らの役目ではあるまい?」ニコッ

人形娘「そうですよねぇww手伝いに行きましょう」

火「ああ」スタスタ

幼馴染(うー、兵士大杉…これじゃあ勇者のこと見れないじゃんっ)

女勇者「ここはいいから。ダンナ見てあげなさいwww」

女勇者「ひとつ貸しだからねー?www」ゲラゲラ

幼馴染「ありゃ、やっぱ読まれたww」

女勇者「顔に出てるわよwww」

幼馴染「」カァァッ

※魔王城

魔王娘「うー…情けないのです…///」ショボーン

姫「しょうがないよw皆が気を遣ってくれたんだから」

姫「素直に受けておいた方がいいわw」フワッ

魔王娘「は、はい…///でも///」

魔王娘「あの怪物みたいなのの考えてる事が分かっただけで」

魔王娘「私…私っ…よく知らないのに、それがどういうことか分かっちゃって///」グスッ

魔王娘「みんな、あんな事をしたいの?あれは気持ちがいいことなの?」

魔王娘「分からない…分からないよっ…///」ポロポロッ

姫「泣かなくていいよ、娘ちゃんw」ゴシゴシ

魔王娘「ふぇぇ…///」グスン

魔王娘だけは落ちないでくれよ・・・

姫「そうだね…どう言えばいいんだろうww」ナデナデ

魔王娘「姫さまは、その…したこと、あるの?」

姫「ある、って言ったら、幻滅しちゃうかしら?」クスクス

姫「私達が誰かを愛して…愛されてるって分かる為の、手段の一つ」

姫「たくさんあるうちの、あれはたった一つ」

姫「ちなみにあのカエルみたいに乱暴なのは、娘ちゃんが言ってたとおり」

姫「ハレンチって言って、嫌われるもとよwwwならないようにしないとね…」

魔王娘「うん……///」

姫「好きな人とするのがいい。一番いい。私や幼馴染は少しヘンだけどww」

姫「本当に好きな人が出来るまでは、分からなくたっていいんだよww」

魔王娘「はっ…はい///」

魔王「仲いいなwwww」シュタッ

魔王娘「あっ、おとうさま///」

姫「すみません、お邪魔しちゃって」

魔王「構わんよww娘、よい友達ができたようだなww」

魔王娘「はいっ///」

魔王「小国姫さんだね。活躍は耳にしている。娘が世話になる」ペコリッ

姫「あっ、いえこちらこそ…娘ちゃんの宝探しを邪魔しちゃって、すみません」

魔王「いや、それも構わんww初陣には少し遅いくらいだww」

魔王娘「あぅぅ///」

魔王「よく頑張ったなwところで、火が呼んでいるが」

魔王「行かなくてよいのか?指揮権を預けられているのだろ」

魔王「休息には速いぞ、小さき『勇者』?」ニヤッ

魔王「あ、姫さんは少しここに居てくれないかww話があるし嫁も会いたがっている」

姫「わかりましたww」スッ

姫「言ってらっしゃい、娘ちゃんw」

魔王娘「はいなのですっ///」シュパッ

魔王「どうだ、俺の娘はww」

姫「可愛らしい娘さんだと思いますわ。純粋で嫌味がなくて…」

魔王「未だし色香もせぬ、か?ww」

姫「痛いところをwwwでも…そういう関係になりたいとは、思いませんねぇ」

魔王「ほう?理由を聞きたいな」

姫「何ていうんでしょうね…恋愛感情は、邪魔というか…ごめんなさい、よくわからない」

魔王「色恋抜きの関係が欲しいのかww」

姫「贅沢ですね、我ながらww」

姫「ご存知かもしれませんけど、私は末っ子で」

姫「親兄弟の愛情を感じた事があまりない」

姫「だからという訳じゃありませんけど。常に美しい者の体温を求めてしまう」

魔王「満たされていながらも、尚求める者の目をしている」

魔王「尽きぬ欲と戦うことになるだろうな…」フゥ

姫「それも仕方がない…実際、私はわがままで欲張りな、幼い女ですw」

魔王「…父王を、どう思う」

姫「どうでもいい、ですねwww」

姫「彼は私を愛さず、私も同様に彼を求めなかった…それだけのこと」

姫「『家族』という物差しで考えれば、魔王…私はあなたと言う方を知りませんが、」

姫「もしも貴方の様な方が父であればと、思わなくもありませんww」

姫「それほど、貴方の娘御への情は深く広い…」クスッ

魔王「こそばゆいなww」

姫「子どもの戯言です、お忘れをwww」

魔王「ふっ、それもいいが…やはり、少しばかり無茶をする事にしよう」

魔王「姫、娘ときょうだいになってはくれんかねww」

魔王「父王への言い様を聞く限り、問題はないと見受けたがwww」

姫「」

風「……魔王さま、思考停止してらっしゃいますよww」シュパッ

魔王「来たのかwwさては聞いてたな?www」

風「そらもうバッチリwwwwwww」

今回はここまでとします

>>202
たぶん落ちません(白目)
魔王娘のそういうシーンがあるかどうかも未定です
すでに書き溜めからかなり変わってますww

ではまた

再開します

風「魔王さまは……いえ。差し出がましい事です、失礼致しました」

魔王「寂しいのかと言われれば…そうではない、とは言えない。俺も贅沢者でなw」

風「あ…///」カァァッ

魔王「はははっ!!お前も大概分かりやすい!」ゲラゲラ

風「魔王さまったら…」プクゥ

魔王「そうやってムクれると途端に子供のようになるww時さえお前の愛らしさを奪えんなwww」

風「むー…姫さまは、よろしいんですの?」

魔王「うむ。固まっているが、思考は随分まとまってきたようだ」

姫「旅の途中で行方不明ってことにするか絶縁状送るか…うーん…」

魔王「まあ、しっかり考えn」

姫「そうだわっ!」ポムッ

姫「魔王、少し時間を下さい。それと人を貸してくださいますか?」

魔王「構わんが、どうするんだ」

姫「ちょっと、調べたい事が」ニタァ

風「専門の副官がおりますわ、上手にお使いなさい」ニコッ…

姫「ありがとうっ!」ダキッ

風「おぉう、かわええwwwマジかわええwwww」ナデナデ

風「んでさ、姫さん」スッ

姫「はい?」

風「顔合わせしてみる?ちょっとビックリすると思うけどwww」

風「準備はいいー?」エコー

???「いつでも!」エコー

風「じゃ、どぞーwwww」パチンッ

???「……姫、さま」シュタッ

姫「…なぜ、貴女が…メイドっ!なぜ、なぜなの!?ああっ……」ポロポロ

メイド「お待ちしておりました、私の姫さま。やっと、出てきてくださいましたね」ダキッ

魔王「風、簡潔でいいから説明頼む」

風「姫さんの最初の女性ですわ。以前から私の領地に転がり込んでおりましたw」

魔王「狭いな、世間って…」アゼン

風「ですよねーwwwwww」ゲラゲラ

姫「いいんでしょうか…」グスグス

メイド「何がです?」ナデナデ

姫「だって…いい出会いばかりで…家族にならないかって言われて」

姫「メイドにまで、また、会えた…」ヒック

姫「私ばかりがっ、こんなに…いいんですか?こんな、幸せで」ポロポロ

メイド「その御手に余るほどの幸を、私は願っておりましたよ?」フキフキ

メイド「なればこそ、鍛錬も勉学も…情愛も。私が持つ全てをもって、お仕えしたつもりですわ」

メイド「姫様ならそれを誰かに分かつ方法もお分かりの事と、信じて」

姫「うん…嬉しいな…嬉しいなっ、誉めてもらえて…」

メイド「さあ、姫さま。何か面白いことを思いつかれたのでしょ?お手伝いいたしますわ」

メイド「風の四天王の副官としての仕事もありますゆえ」

メイド「昔のようにとは、どうしても参りませんけれど」ニコッ

風「私が仕事押し付けてるみたいじゃないかーっ」プックゥ

メイド&姫「wwwww」

※水の領地、洞窟

水「さ、邪魔は入りましたが問題ありませんw奥へ進みましょうw」

勇者「へーいwwってかよ、魔王娘ちゃん呼ばなくていいんか?wwww」

魔王娘「よ、呼ばれて飛び出ますっ///」シュパッ

魔王娘「って、ひゃああっ///」カァァッ

幼馴染「どこに出てるのよもうwwwww」ダキッ

火「横抱きで受け止めハァハァ」

人形娘「顔が近い顔が近いハァハァ」

魔王娘「///」カァアァッ

魔王娘(幼馴染さんも柔らかいのですっ…うー、うらやましい…///)

幼馴染「このまま進むー?wwww」

魔王娘「あ///いえ///あっあの、す、すみませんっ///」モゾッ

幼馴染「遠慮しなくていいのにーwww」ストンッ

女勇者「そんじゃ、お宝探しと…ん゛!?」ティーン

今回はここまでとします
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

火「…ほう?覚えのある気配だな」ティーン

「水よ。『本当に何も想定していなかった』か、貴君」ジッ

水「呼ばれる感覚はありましたねぇ…言うつもりなかったんですがwww」

火「ふんっ、調子のいいことだwww」

魔王娘「これ…なに?///」ブルブル

火「娘さま、ご心配に及びません。この洞窟の奥に、答えがあるかと存じます」

魔王娘「で、では…進みましょう///」ザッ

幼馴染「さすが、四天王ってだけあるわ」ゾクゾク

女勇者「押しつぶされそうな…力の気配がするっ///」ゾクゾク

人形娘「な、なんだか…身体が熱いですっ…///」ハァハァ

勇者「ハァハァすんなっwww」ザッザッ

魔王娘(床に、人数分の靴音を高く響かせて進むうち)

魔王娘(わずかな音の上ずりを認識しました)

魔王娘「地面や壁が……ガラス化している…!?」

火「着いたようですなww娘さま、そのままお進みを」

火「小生らは待機しておいた方がよいでしょうからwww」

魔王娘(壁に近づくたびに、、先程からの気配がより実体を持って迫ってくるようです)ザッ

魔王娘「誰っ!私の名を呼ぶのはっっ!!」キィィン

魔王娘「ひゃああっ!?」カッ!

???「驚かせてしまい申し訳ありません、辺境の姫君」

魔王娘「あ、貴女は…?」

???「そこな火の四天王の縁者です。遠い過去、故あって地位を譲り渡し、

???「この洞窟の地下にて力を蓄えておりました」

???「直接の縁なき魔王娘さまをお呼び立て致しました無礼、なにとぞお許しを」ペコリ

魔王娘「構いません…それより、聞かせてください。ええと、何とお呼びすれば」

???「炎、とでもお呼びください。名すら忘れ去るほどの時を過ごしました」

魔王娘「では、炎。待っていたと言いましたね…私を。それは何故?」

炎「本来であればご誕生の際に馳せ参じるべきでありましたが」

炎「身体の再生に手間取りました」

炎「それと、……」

魔王娘「聞いた事のない呪文…何をするというの!?」

炎「火。見ていないで少し手伝いなさい。仕上げが終わっていないのです」

火「だのに呼んだのか、気の早いことだwww」シュタッ

炎「……、…!」

火「娘さま、お手を!」

魔王娘「はっ!はい!」サッ

炎「……っ!」ゴォォ

幼馴染「火が…マグマの塊がっ…!」

人形娘「集まって…剣の形に!?」

火「相変わらず芝居がかったのが好きだなwww」

炎「雰囲気を尊重しているだけです…はぁ、」

炎「君主への捧げ物なれば、貴女のようにざっくばらんとは参りますまい?」フゥ

火「痛いところをwww娘さま、手触りはいかがですかな?」

魔王娘「凄まじい力を感じます…なのに、しっくりと手になじむ」チャッ

魔王娘(刀身が輝くようです。刻まれている文字は…恐らく高威力の呪文ですね)

魔王娘「これを…私に?///」

炎「無論です、娘さま。遅ればせながら、どうかお受け取りを」

魔王娘「」

魔王娘(色んな言葉が頭をよぎります。胸は感謝や申し訳なさでいっぱいですが)

魔王娘(姫さまの言葉を思い出すと、いつもの私ではいけない気がします)

魔王娘「ありがたく、使わせていただきます///」キンッ

人形娘「凛々しい娘さまハァハァ」

水「ハァハァ」

女勇者「大丈夫かおまいらwwwww」

今回はここまでです
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

火「いかがでしたかな、娘さまwなかなか濃い宝探しとなりましたがww」

魔王娘「色々考える事が増えてしまいましたけれど///」

魔王娘「私は楽しかった…こう言える事も、とても嬉しい///ありがとう、皆さん///」ペコリッ

火&炎「ハァハァ」

勇者「なあ、水さんよ。相談なんだけどよ…このままアンタらの所に邪魔しちゃいけねぇかな?」

水「私が決める事ではありませんよwwそれは『勇者の選択』。私達が担保できることは何もありませんww」クスクス

水「ただ、ここに居る者は皆、貴方がその選択を取るのを臨んでいるのではないですか?」

幼馴染「つーかーれーたぁぁ」ブー

女勇者「やーすーみーたーいー」ブーブー

勇者「ああもう、お前らわ本当にもうwww選択肢ねえじゃねえかwwww」

勇者「ついでに辺境の魔王に会うけど文句言うなよwwww」ゲラゲラ

水「決めたようですね。もっと優柔不断かと思っていましたがww」

勇者「ほっとけwww味気ねぇけど移動呪文で行くぞww俺ァアンタらにつくしwww」

水「了解ですわwww」

※魔王城

魔王「来たか、勇者。ずいぶんあっさりだったなww」

勇者「まあなwwwアンタの軍は強そうだ、戦わずに済んで正直助かったよwww」

魔王「色々と戦闘を用意してやってもよかったんだがな?」クククッ

勇者「冗談キツイぜww四天王一人とったって、俺らが束んなっても勝てそうにねぇww」

勇者「ま、わりとサボッてたってのもあるがww姫さんが先に来て留まってる以上、」

勇者「早くアンタと話したいのが人情ってモンだろうがよwwwww」

魔王「それもそうかwwwところで、俺たちに助力してくれるってなマジか?」

勇者「俺はマトモだよww人間界のいろんな国を回ったり」

勇者「女勇者のコネで情報集めてるうちに、ほとんどの国が魔界に興味を持ってるってわかった」

勇者「態度保留なのは俺ンとこの親父と、姫さんの親父さん…戦士の国の王くらいだったか」

勇者「呆れたね、俺ァwwwwwwなーにが『勇者と魔王の戦い』だっての!」

勇者「ウラで魔王どもとツルんで覇権狙ってる奴らばっかwww馬鹿馬鹿しいったらねぇよww」

魔王「お前の大事な者が人質になってまで結び直した不戦条約」

魔王「ついに意味を成さなくなったわけか…」

勇者「そ。だから俺ァ、辺境の魔王を選ぶ」

勇者「なぁに、ちょっとした反抗期だよwwwww」

魔王「歓迎するww」

幼馴染「ところで、魔王」

魔王「なんだ」

幼馴染「『条約を結び直した後の人質の処遇』……どうしていたの?」

魔王「あれからすぐ魔界が荒れて、俺は辺境、入り口近くの片田舎に引っ込んだ」

魔王「人間界の人質も渡すように言われたが、固辞したよwwww」

魔王「中央の魔王みたいなバカに渡すには」

魔王「あの娘はあまりに愛らしかったからなwwwwww」

女勇者「……ロリコン」ボソッ

魔王「」ガーン

魔王「くっ…と、とにかくだっ!」バッ!

魔王「人質となった娘は、無事だ。『無事』成長してくれたよ…フフッ」

魔王「俺の娘を守ってもらった恩義がある、本人は文句を言うだろうが」

魔王「君主の権限で問題なしだwwwwww『来い』!!」パチンッ

風「……」ビュオォォォ…!

風「お呼びでしょうか、魔王さま」バッ!

魔王「気取るなwwwwもう知ってるんだってよwwwさっさと顔見せてやれwww」

風「雰囲気もへったくれもwwありゃしないわねホントにもうww」ブワッ!

風「おひさー、勇者wwwww」

勇者「姉貴…ちょっと背伸びたか」

風「まあなwww」

幼馴染「簡単すぎ…だよ」グスッ

風「まあ、そう言うなwww」シュパッ

風「おおーwww相変わらずの抱き心地wwww」ダキッ

幼馴染「うぅ…うわぁーーんっ!」ポロポロッ

今回はここまでです
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

風「こらこら、泣くんじゃないのwww」ナデナデ

幼馴染「だって…だってっ…もう、会えないって思ってた…」グスン

風「だから、言ってただろ?勇者の傍にいれば、いい事があるよ、ってさww」

風「なっ、おとーとwwww」

勇者「うっせえやwww俺にも言ってけやソレwwww」

勇者「一時期本気で探し回っちゃったじゃねえか…」ゴシゴシッ

魔王「イイハナシダナーwww」

女勇者「エロエロもいいけどメロメロだわーwww節操ないわねぇwww」ホロリッ

魔王「メタメタならいいのかよwwwww」

女勇者「うっせwwwもらい泣きなんざww似合わねぇんだよ私にはww」

風「ところで…貴女」スッ

女勇者「なーに?」

風「土をボコッたってマジ?」ジッ

女勇者「あんなもんwww引き分けよwwwwてかwww私の負けwwww」

風「そう……残念だったね、それは」

女勇者「んーん、全然wwwメッチャ興奮したww何回達したかしらww」

女勇者「あの人マジ容赦ないもんwwww」

風「あとで案内したげるww会ってみるといいよwww」

女勇者「そうするわwww」

風「ほーら、いい仔だから泣き止みなさいって幼馴染…」

風「ここじゃイチャつきたくてもできないでしょうがwww」

魔王「イチャつくのかよwwwww」

風「混ぜろとか言わないでくださいよぉ?勇者もねwwww」ゲラゲラ

魔王「wwwwwww」

勇者「誰が言うかアホッ!ま、可愛がってやってくれなwwww」

勇者「でもちゃんと返してくれよ?やっと嫁にしたんだからwwww」

風「がってんwwwww魔王さま、こいつらここに置いてやってよ、しばらくwwww」

魔王「ああもうお前らわもうwwww好きにしやがれwwww勝手に泊まってけよ何日でもwww」

風「ありがとー魔王さまwwwwじゃ、あとよろしくねんwwww」シュパッ

幼馴染「勇者…ごめん///あとで、ね///」シュパッ

女勇者「お預かりしまーすwwwww」ヒュッ

勇者「……アンタも大変だな」ポム

魔王「まあなwww寂しい男同士、酒でも飲むか?」

魔王「…いや、やっぱちょっとツラ貸せww」

魔王「娘が待っているwwwwレズっ子達より先に会わせた方がいいと」

魔王「俺の本能が告げているwwwww」

勇者「あの子にだけは手ぇ出すなって女勇者に釘刺されてるよ、あいつらもwwwww」

勇者「アンタの名前出してなwwww見事にビビッてたわwwww」

魔王「俺は憎まれ役かよwwwwwwww」ゲラゲラ

勇者「魔王だろうが、アンタわwwww」

魔王「wwwwとにかくwwwwさっさ行くぞさっさww」シュパッ

※離宮

魔王娘「お待ちしておりました///勇者殿///」

姫「やほーwwwww」

勇者「おーww姫さんwwwここに居たのかwwww」

姫「はいwww勇者殿に、言っておかないといけないことがあります」キリッ

魔王娘「おねえさま、…大丈夫?」ジッ

姫「膝の上で上目遣いハァハァww大丈夫ですよ、ありがとね娘ちゃん」

魔王「ああ、俺は空気の読める父でありたいww」シュパッ

魔王娘「おとうさまったら…」

姫「気を遣ってくださったのねww…勇者、座ってくださいな」

勇者「おうwwで、話って」トフッ

姫「悪い出来事から伝えますね。私の生みの父のたくらみが分かりました」

姫「貴方の父上を自国の政治の表舞台より遠ざけ、女を使って狂気にさえ陥れた」

姫「その挙句の狙いは…大国を乗っ取ること、でした。貴方の事です、気付いていたのでしょうけれど」

勇者「あー、まぁな…」

今回はここまでです
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

姫「でねww勇者殿ww聞いてくださいよwwwww」ゲラゲラ

勇者「どした?」

姫「父はねwwww貴方のお母様が欲しかったらしいんですwww」

勇者「どうやってこの数日でそこまで調べたんだよ…」

魔王娘「風さんの部隊と///土さんの部隊が潜り込んで…です///」

姫「まっとうな方法ですよ、言っときますがwww」

勇者「あのなーっwwww」

姫「父は結局、彼女を手に入れられなかった」

姫「彼は負けたの。貴方のお父上に……勇者」ジッ…

勇者「報復として国を奪う事にしたわけか。言わせて貰えば迷惑な話だが」

勇者「姫さんはどうしたい、何を言いたい?俺にどうしろって言うんだ」

姫「父を……止めてください。表面上は穏やかな好々爺を貫いていますが」

姫「裏では金と色でもって他国を懐柔し、魔界の王たちとさえ繋がり」

姫「大国どころか人間界を牛耳ろうとしている……」

姫「彼は、変わってしまったのだと思います」

姫「愛されぬまでも、疎まれぬまでも。よもや、対峙する事となるとは……」ポロポロッ

姫「…すみません。私はやはり駄目な姫…これほど幸福だというのに、」

姫「まだ辛い顔をしている…メイドに、娘ちゃんに、笑われてしまいます」

勇者「笑いやしないさ、誰もwだろ…」

魔王娘「はい、決して」

勇者「……辛い役をさせて悪かった。俺がもっと動いていたら、変わっていたんだろう」

勇者「後手後手に回る形だが、今からでも遅くはねぇはずだ」

勇者「戦争になるにしたってヨ…魔王軍にゃ魔王軍のやり方があんだろ」

勇者「悩んでねぇで動いてみようぜ?」ニカッ

姫「チキショー…wwカッコつけ、やがってwww勇者のばっかやろーwww」ポロポロ…

魔王娘「おねえさま……」ゴシゴシ

姫「ん、ありがとw泣いてらんねーわよねぇwww」

魔王娘「おねえさま。…いい出来事は…?///」モジモジ

姫「ああ、いけないwww」

勇者「なんだwwどうしたwww」

姫「えへへー…あのねっ、私、魔王の娘になることにしたんだーww」

魔王娘「ねー///」ニコニコ

勇者「おおっ、マジでかwwwwwそりゃいいなww」

魔王娘「おどろかない、んですか…?///」

勇者「ああ悪いww俺も姫さんの父上には余りいい印象がないんだw」

勇者「つか、多分俺が同じ立場でもそうしてたと思うわww」

魔王娘「そうですか…///あのね、おねえさま、勇者殿。お聞きしたいのです…とても失礼な事」

勇者&姫「なんでもどうぞww」

魔王娘「愛するというのは…どういうことなのでしょう」

魔王娘「愛されない、というのは…どれほど辛い気持ちなのでしょう…」

魔王娘「私は幸運だと思います、ここの皆々は私を大事に思ってくれる。愛してくれる」

魔王娘「もっとワガママでいいとまで言ってくれる…愛されなかった事が、未だないの」

魔王娘「色々な人から色々な事を聞いて、自分の目で見て考えるうちに」

魔王娘「そのことが不思議だと思うようになった…なってしまったの」グスッ

今回はここまでです
再開は明日の夕方か夜に
では

魔王娘は純粋で良い子だなぁ・・・

>>237
俺もここまでいい子になるとは思いませんでした(白目)
このまま強い子になるといいんですが

では再開します

勇者「色々考えるんだなww」

魔王娘「ヘンですよね…素直に可愛がってもらえばいいのに」エヘ

勇者「自分のことしか考えない大人より、よっぽどいいさ」

姫「私達も気をつけないといけませんね」

魔王娘「うん……///」

勇者「俺はさ…周りの人には愛されてきたと思うんだ」

勇者「今が、それに答えなきゃいけない時だと思う」

勇者「戦うことでしかできそうにないのが情けないけどねwww」

魔王娘「……」コクッ

姫「……私が、得られない父性を求めずに済んだのは、」

姫「それよりも早く、愛してくれる他者とめぐり合えたから」

姫「自分が不幸だったなんて思いたくないし、思っていない」

魔王娘「……」

姫「私の幸せを分けなきゃいけない。皆々がそうなれるわけではないし」

姫「私の価値観で決めた幸せを押し付けるのは…いけないことだけど」

姫「話が逸れたねww結局、愛されるにも愛するにも努力って必要で」

姫「言葉も振る舞いも身体も心も全部使って、それを重ねていれば」

姫「誰かが見ていてくれる。愛されない事など、愛される事への準備でしかない」

姫「大事なのは心折れないこと、自分である事…その意味では、」

姫「魔王娘ちゃんが愛されるのには何の不思議もないし」

姫「ここにもいいお手本がたくさんいるわww彼らは自分に正直だから」

勇者「ちょっと正直すぎると思わね?www」

姫「まぁ…ねぇwwwそのへんはお察しってことでwww」ゲラゲラ

姫「隠している部分は誰にでもあるものだけど、下手に踏み込まないように」

姫「関わっていけば、ヒントくらいは見つかるかもね」ニッ

魔王娘「よく分かりました……ありがとう///」ニコッ

勇者「うぉぉ…」クラッ

姫「その微笑みはヤバい…」クラッ

魔王娘「ほぇー…?///」キョトン

勇者「……他に知りたい事は?いろいろあるって顔してるぜ」ニヤリ

魔王娘「う///…そ、そうなのですっ///炎さんに貰った剣が、すごすぎて///」アセアセ

魔王娘「勇者殿は、剣術がお上手なのでしょう?///少しだけ、教えていただきたいのっ///」

勇者「いいぜwwほぼ我流だから、儀礼的な演武とかはできねぇが」

勇者「実用重視ならいくらでも教えれるww」

勇者「ちなみに姉貴はそのへん含めて超一流だからww時間ある時に教わるといいぜww」

魔王娘「か、風さんはそんな使い手だったんですか!?」ガビーン

勇者「おーww『勇者』の剣術まで使いこなしてたからなww」

姫「普通の剣で鉄を斬ったり、雲を斬ったりってアレですか!?」

勇者「それそれww昔見せてもらったがマジびびったwwありゃ相当なチートだぜwww」

魔王娘「ほぇー///火さんとどっちが強いのかなぁ…///」キラキラ

勇者「目標は高い方がいいwwさっそく手合わせと行くかww」

魔王娘「はっ…はいっ!」キリッ

姫「凛々しい娘ちゃんハァハァ」ムッハー

勇者「妹にハァハァすんなっwwしかもどっかで聞いたぞソレwww」ゲラゲラ

※別室

風「なんかさぁ…アレだね…魔王娘さまって可愛過ぎるよねぇ…」ダラーン

女勇者「この状況でそういう話するかねぇwww」

幼馴染「もっとしたい……でも、も、無理…」ハァハァ

メイド「どうしてこうなった…私としたことがっ…」ゼェゼェ

風「あww」

女勇者「あ、じゃねぇよwwwwどんだけチートなんだアンタwww」

風「だってぇ…女の子ってイイじゃんww私、だぁーい好きぃ…」ペロッ…

女勇者(うわー、指舐めとかエロすぎ…あと目がおかしいよこの人っ…もしかして一番ヤバいんじゃ…)ゾッ…

女勇者「あ、あのっさぁ…なんでそんなに、女の子がイイの?」

風「うーーん。なんでだろww最初が魔王嫁さまだったからかなww」

風「マジすごかったからねwwwどんだけ求められたかwww」

女勇者「」

今回はここまでです
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

風「応える為に色々覚えたさww頑張ったさww」

風「魔界行ったらどんな扱いされるのか不安でしょうがなかったのを、」

風「直接どうにかしてくれたのは、誰よりもあの人だしww」

風「あとはそうだな…すげぇカッコ悪いオトコと、その逆のオトコが…」

女勇者「『カッコよくなりそうなオトコ』…?」

風「だね…うん。両方いたからさ、悩むのとか…めんどくさくなって、レズに走ったwww」

風「今日は気分がいい、もっと正直になってしまおうww」

風「義理とは言えアイツが弟で助かったと今でも思う」

幼馴染「それは…どういう意味で?」ゴソッ…

風「からかったら面白いんだもんアイツwwwwww幼馴染、キミと同じでさぁwww」

幼馴染「嘘だ。うそ、つかないでよっ…私にまでつかないでよっ、姉様ッ!」

風「アイツを手に入れられないから、代償で女の子を狩ってる」

風「って言ったら……、許してくれるかい?」ジッ…

幼馴染「……勇者だって、悩んでたのに…血のつながりなんてないんだからさっ、言っちゃえばよかったんだよ…」

風「そうだね…キミが正しい。私はヤツに答えてやるべきだったんだろう、実際いつだって人間界に遊びに行く事はできた」

風「踏み込めなかったんだよ、私は。『姉貴』であることに慣れ過ぎて、拘泥しすぎて」

風「キミのように正直になれなかった。どうしてもなれなかった」ポロッ…

風「ごめん。代わりみたいにしてごめん。でも、女の子大好きなのもホントなんだぜ……?」

幼馴染「わかってるよ、そんなこと…私そこまでバカじゃないもんっ」プックゥ

風「はははっ、そうだな!けれど、今更…」スッ…チュ

幼馴染「あ…っ、はぅ」チュウ

風「…キミからアイツを奪って見せた所で、キミは納得しやしないだろう?」

幼馴染「なんで?奪うとかそんななるの?」

風「は い ! ? 何言ってんの!?」

女勇者「あー、風さん風さん」ゴニョゴニョ

風「……幼馴染」

幼馴染「はい?」ニコ

風「失礼だけど言わせてもらうよ。アホかおめーわ!!!」

幼馴染「そうでーすwww私はアホでヘンタイさんなのでーすww」

幼馴染「正直、貴女のこともイイなと思ってましたーwwwあの頃からめっちゃマセてましたwww」

短いですが今回はここまでです
ではまた

再開します

風「ああもう…ホントにもう、キミって奴は、まったく…」ハァ

風「私もアイツも整理しなきゃならん事が山ほどある」

風「しばらく時間はかかるだろうが、アイツの心ってのに近づいてみるとしよう…」ニヤッ

風「幼馴染、キミの期待通りにねwwま、キミらのライバルになりうるかどうかは…」サラサラ

幼馴染「ん…髪触るの、きもちいーな…」トロン

風「風向きと、私の気分次第だけれどねぇwww」クスクス

女勇者(くっそwwwくっそwwマジで色っぺぇwww勇者にゃもったいねぇwww)

女勇者(ちょっと磨きかけないとヤバいなぁ…)

風「んー、それにしてもイイねぇww実にイイ眺めだよwww」

メイド「もう一戦、いかがです?」ニコッ

風「wwwwww」

女勇者(せっかくだけど少し休むと言ったら、快く休憩所に送り届けてくれた)

女勇者(『受け』でばかり燃え上がる悪癖は、どうにも直りそうにない)

女勇者(文句はないが、一度の伽で恐ろしく消耗するのが不満といえば不満か…)

女勇者「ふぅ……」

土「なんか悩んでるっぽいなwww」シュパッ

女勇者「まぁねww」

土「らしくねぇwwそれでもオレ様を負かしたオンナかよwww」ゲラゲラ

女勇者「何とでもおっしゃいwwww最近立ち位置が微妙なのよwwww」

土「ふーん。聞いてやれんこともないぜ?お前ほどオレを恐れさせたヤツぁ、四天王と魔王さまくらいしかいねぇ」

土「テメーがそんなんだと逆に怖ぇえんだよwwww」

女勇者「そらどーもwwまぁかくかくしかじかでさ」

土「あー、そりゃ悩むなwwwでもさ、お前はもともとヤツらに感化されてついてきてるんだろ」

土「風や幼馴染と同じ次元で考えるのァ、ちょっと違うんじゃねぇかww」

女勇者「うーん……難しい事言うのな。案外アタマいいんじゃんwww」

土「案外は余計だっつーのwwwwwオレ様けっこう秀才なんだぜwwww」

土「要は最近活躍できてねーし、自分とか勇者の周りに」

土「いいオンナがそろってるから気後れ気味だって話だろwwwお前はそこそこヘンタイだしww」

女勇者「まとめすぎwww人の煩悶を何だと思ってやがるwwww」

土「単純化したほうが答えが見えるんだよバーカwww」ナデナデ

女勇者「///」カァァ

土「運動が足りてねぇんじゃねぇかwww」

女勇者「戦闘的な意味でか…確かにそうかも。こないだのデカい兵士は性魔術かけ放題でノーダメだったしwww」

土「お前は自分より強いヤツじゃなきゃ本気出さない…いや、出せねぇもんなwww」

女勇者「他者の方が自分についてよく知ってるってのもどうなんだって話だけどねwww」

土「とにかく晩メシでも食って落ち着いたら、中庭に来いよwwとびきりの相手を用意してやるwww」

女勇者「燃えれる?」ギラッ

土「『どっちの意味でも』な。お前の戦いは娘さまの手本にゃできねえww」

土「好きに暴れりゃいいさwwwww」

女勇者「あんがとww」

今回はここまでです
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

※晩餐後

女勇者「軽装で中庭に来てみたわけだが」

炎「説明乙www」シュパッ

女勇者「あー、土が言ってたとびっきりの相手って、アンタのことだったのか」ペロリッ

女勇者「お城壊したりしないでしょうねwww割と金持ちだけど弁償しないよwwww」

炎「問題ありませんよww四天王に無理を言って、強力なバリアを張ってもらいました」クスクス

炎「そちらこそ腹ごなしは済ませてきたんでしょうねwwお下品なのは厭ですよwww」

女勇者「これでもオンナだっつーのwwwwオサレに戦うのよ私はwww」

炎「一番程遠い戦い方のクセに、よく言うわwww」ザワザワ…

女勇者「おっとぉ、暖まってきたみたいだねぇ」チャキッ

炎「久々に、燃え上がらせてくださいよっ!」ゴウッ!

女勇者「相変わらずきれいだね、それw羨ましいよww」

炎「着ます?骨も残らんけどwww」ゲラゲラ

女勇者「遠慮しとくwww全部溶けたら気持ちよくないwwwwww」ゲラゲラ

炎「残念wwwじゃあ、始めましょうかwww」スラッ

女勇者「あいよーwwww」ジャキッ

炎「先制攻撃 の チャンス!」ヒュッ

女勇者「お お っ と ! 勝手に決めンなコラww」キィン!

炎「つばぜり合いとか暑苦しいのキラーイww」バッ! ボォォ

女勇者「とか言って火炎呪文撃つなww私が熱いってのwww」ジュォォ

女勇者「服が溶けてるしwww別に恥ずかしくないけどさww」

炎「手加減した結果なんですってばwwww」

女勇者「ホントは人間なんか一瞬で消し炭だもんなwwww」

女勇者「皮ふもただれていない、ただの熱さだけ。こんなの、されたことない…///」ハァハァ

炎「そっちも燃えてきましたねwwww」

女勇者「燃えるよ…ああっ///」

女勇者(絶妙な熱を浴び続けていると、牢獄での日々を思い出す…)

女勇者(必要最低限の栄養を与えられ、残りは折檻。そういえば焼きゴテも遣われた)

女勇者「こんなに、上手くなかったなぁ///」

炎「誉めるのはいいけど防げよwwwメッチャ血出てるわよー?ww」ザシュズバッ

女勇者「別にいいよー///薄皮一枚しか斬ってないじゃん///」ハァハァ

女勇者「イイ…ああ///すっごいイイよっ///」シュッ…ヒュンッ

炎「速度を上げた…しかし!」キンッ

女勇者(不意打ちも正攻法も通じない、紙一枚で避けられ、その分切りつけられる)

女勇者(かく乱するように動いてもダメだ。実力差がありすぎて見切られてる)

女勇者(不思議だ…私のして欲しい事を知ってるみたいに加減して、ずっと傷を負わせる)

炎「何度、胎を殴られたの?何度、背中を斬られたの?……ねえ」ザシュ

炎「思い出してよ。そういう辛いのも好きなんでしょ?犯されなかったってだけで」

炎「どんな仕打ちを受けてきたの、貴女は!」ヴン!

女勇者「ああ、あっ……っ///」

女勇者(心にまで踏み入られるような感覚。なぜ厭ではないのかが、どうしても分からない)

女勇者(けれど、口が動くのを止められそうにない…)

女勇者「拘留機関…2ヶ月と18日……」カラン…

女勇者「寒い時期だったわ…食事はパンと栄養ジュース」

女勇者「うっかり身体を壊さないよう、それなりに大事にされてたんだろうなとは思う…」ボソボソ

女勇者「王様への貢物だもんねww」

炎「……剣は邪魔か」シャラン

炎「もっともっと、思い出しなさい。精神を探られるのも……気持ちいいでしょ?」フワッ…

女勇者「なんで、抱くの…っ、戦いたいのに……」ポロポロ

炎「思い通りにならなくて辛いねぇwwwwたまんないでしょwww土がどう言ったか知らないけどwww」

炎「火と同じくらい古びた私に一人で挑むなんて、バカねwwww」

女勇者「ちき、しょ……う…」ポロポロ…

炎「さあ、いいから…もっと吐き出しなさい」スッ…ポゥ

女勇者(明かりをともされた幻灯みたいに、浮かんでは消える)

女勇者「3日間…鞭打ち。背中の肉がそげた。塩を塗りこまれた、その後、呪文で丁重に癒された」

女勇者「ああ…こういうことをされるんだなって、思った。泣かなかった」

今回はここまでです
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

女勇者「鎖で吊り上げられて、一週間くらいだったかな。よく覚えてない」

女勇者「あ、服はひん剝かれてたわねwww」

炎「アレを見せ付けられたり?」

女勇者「あー…よく分かってなかったけど、アレはそうか…汁とか出してたwww」

女勇者「本能的に軽蔑したのだけは思い出せる」

炎「明るく楽しいスケベ話が少ないわねぇwww」

女勇者「ははは…だねww」

炎「どうしても、王との結婚だけは厭だったわけだ。好みじゃなかったの?」

女勇者「顔は美形だったけど…目がね、すごく卑しい人だった」

女勇者「『恋』も知らずに『所有物』になるのが厭だった。それだけ」

女勇者「何度言われても頷かなかったから、もう壊していいやってことになったみたいで」

女勇者「得物でいたぶられるようになったのはその頃から」

女勇者「呪文で隠してる傷跡もみんな、見えるように出来るんでしょ。好きにしてよ、もう」

炎「投げやりねぇ…まあいいわww」ポゥ

炎「傷だらけね。ざっと見ても深い切り傷が100以上。骨折と脱臼の跡が10ヵ所以上。よく生きてたもんだわね」

女勇者「身体が頑丈な家系でねww獣の餌にされなかっただけラッキーだったww」

炎「……」ペロッ

女勇者「はぅっ!?何で、痛いのぉ…とっくにふさがって…ひぁぁ!痛い、痛いよぉっ…」ポロポロ

炎「…」ペロペロ…チュッ…

女勇者「あっっ、や、痛いっ…///」ハァハァ

炎「もっと燃えて。もっと、啼いてよ……」カリッ

女勇者「ああっ!あ、あぁ…」ドロリ

炎「可哀想に。髪まで乱暴にされたのね…綺麗に見せるだけでも大変だったでしょ」サラサラ

女勇者「……一最近になって一人、気まぐれみたいに寝たオトコがいるの。バレてたと思う?」

炎「知りませんよそんなことwwwwただ、姿形を変える呪文は集中力が要る」

炎「それからも何度も伽を共にしてその度に乱れたなら…あとは分かりますね?」クスクス

女勇者「……うん///」カァァ

女勇者「優しいつもりなのかしら」

炎「女がわざわざ隠しているものをあげつらう男ならば、その程度の男だと言うこと」

炎「愛情や情愛を受けるに値しない、と言うには充分…」

女勇者「でも、あいつは違う。知ってるんだ、どこまで踏み込むべきかを。まったく、生意気だよっ…」

炎「そんなふうに感情的になるなんてwwよほど魅力的なのねぇwww」

女勇者「あ…///」カァァッ…

炎「決ーめたwwそのうちチョッカイかけてやりましょーっとwww」

女勇者「……『どっち』で?」

炎「さあねーwww貴女の知らない世界のことですわwwwでも、そうねww」シュパッ

女勇者「」

炎「私の部屋が残ってるなんてwwwwさすが魔王さまwwwww」ドサリ

女勇者「…お風呂、浴びさせてよ…」

炎「どーぞwwwそっちの扉の奥ですよwwww」

女勇者「うん。逃げたりはしないから」ギィ…バタン

炎「結局、私も欲が出たか……やれやれだわねぇ…。さあ、『どっち』で待ってようかなーww」

女勇者「で?どうすんの」フキフキ

炎「三回くらいは大丈夫でしょwwwさっき、さんざん煽っときましたしwww」

女勇者「『両方』かよwww贅沢なヤツぅ。こっちの身にもなりやがれコラwww」ギシッ

炎「『俺』の知ったことじゃない。なーんてねwwww」コテン

女勇者「不思議種族だってのは認めるけどwww両方『ある』ってなどういうこったwwww」

炎「成人する時に性別を選ぶのが慣わし。どっちでもない身体になる事もできる、私はそうしただけのこと」

女勇者「それこそ知らねぇよバカwwwwオラさっさ脱げwwwこっちゃ全裸待機だぞwww」

炎「あ。お酒飲んだでしょう」

女勇者「300年もの、ごちそうさんwww酒棚の場所はよく考えようねwwww」

炎「くっそwwwくっそwwww報復してくれるわっ…」バサッ

再開します

女勇者「ひとつの身体に男女の部分が同居してる…つくづくヘンだねぇwwww」

炎「ヘンなのはお互い様でしょうwwこの姿で本当にいいのかしら?」

女勇者「そんなケッペキじゃねぇっつのwww」

炎「嘘おっしゃい、あのオトコにどっぷり浸かっているくせに。認めちゃえば?」

女勇者「うっさいな、萎えること抜かすな。それでも手くらいは使ってやるっつってんの」

女勇者「尊重され過ぎて食傷気味なんだよww私の意志なんか無視して」

女勇者「本当に好きに…目茶苦茶にしてよっ…!」

炎「強情っぱり。まあいいわ、そこまで言うなら」ギシッ…

炎「遠慮はやめてやるわよ…」チュッ…

女勇者「いきなり、ムネ…あ、あぁ///」

炎「鎖で苛められたのね…跡がくっきり」ペロペロ

炎「治ったはず、はナシ。どんどん思い出させてあげる。存分に啼いてちょうだいな…」クスクス

女勇者「んぁっ…焼ける、みたい…染みるよぉ…いた、い…///」グスッ

炎「あれ、もう啼いちゃうのぉ?wwww」

炎「思い出しただけで、よすぎて泣いちゃうんだwww」

炎「じゃあ、太ももの切れてるところとか、脚の火傷跡とか、こうしたら」ペロペロ

炎「どうなっちゃうの?ねえ、どうなっちゃう?」ペロッ

女勇者「あぁあっんぁ!ああぃぃあ、んんっぅ…///」

炎「あら、自分で指なんて咥えちゃってwwかわいーいww」

炎「好きにしていいって言ったよねぇ…でも傷抉ったりは趣味じゃないしなぁww」クチャッ!

女勇者「……そこは、あぁッ!」

炎「いきなりだけど、痛くはないでしょ?」クチャックチャ

炎「あふれてくる…すごいなぁwww」ペロリ

炎「まずは小手調べww」クチャクチャ…クチャッ!

女勇者「意外とっ…淡白っ…あ、あぁぁあ――!」

炎「ちょっと触っただけで派手に昇るアンタに言われたくないわww」

女勇者「んっ…もっと、してよ…」ゼェゼェ

女勇者「剣で負けて、コッチでも負けたら、情けないもん…」

炎「どういう基準だかww」

今回はここまでです
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

炎「あー、ちょっとヤリ過ぎたかなぁ…」

火「何を浸っておる、らしくもないwww」シュパッ

炎「や、ちょっとね。自分の欲深さに呆れると言いますか」

火「性の別を決めなんだ時から、お前にはそういうモノがついて回ると思っていたがなww」

炎「ふんだ。分かったような事を…」ゴクゴク

火「久々の伽はどうであったかね?くくっ…酒をもらうぞ」グビグビ

炎「ま、なかなか楽しめましたよ。『受け』の性魔術使いにしては、よく保ってくれたし」

炎「どんな形で認められたにせよ、さすがは『勇者』といったところですかねwww」ナデナデ

女勇者「すぅ…すぅ…も、無理よ…ん…」モゾモゾ

火「子供みたいな寝顔だなww因みに何回搾られた」

炎「手だけで5回…って何を言わせるっ!」カァァ

火「くくっ、阿呆が…ww」グビッ

火「このまま軍に復帰したらどうだ。楽しいと思うぞ?」

炎「考えておきますよ。ひとりくらい非常勤がいたって問題ないでしょww」

※ほぼ同時刻、別室

魔王娘「あ、あのっ!風さん、いますか?」トントン

風「おや、珍しいwどうぞー?」

魔王娘「お邪魔いたしますです///」バタム

風「どうされました、娘さまw土にでもそそのかされましたか?www」

魔王娘「似たようなものですね///お隣、いいですか///」

風「遠慮なさることはありませんよww本当は、こうがよろしいのでしょ?」フワッ…

風「ま、水や土や人形娘みたいに柔らかくはないですけどねーww」

魔王娘「でも、それは私も…///」

風「御母上には似なかったんですねww」

魔王娘「うー、はっきり言わないで下さいよう///」イジイジ

風「wwwwwでも娘さま、バスト談義をしに来られたわけではないのでしょう?」クスッ

魔王娘「うん///お願いがあって来たの///風の四天王」

魔王娘「貴女はすごく強いと聞きました。どうか、私を鍛えてくださいっ!」バッ

風「拒否する理由はありません。けれど、何故それほど性急に動こうとされるのです?」

風「質問ばかりで申し訳ないのですけど、気になる性分なんですよwww」

魔王娘「洞窟で、すごく怖い人に会いました。戦いになって、役に立てなかったのが、ずっと悔しかった」

魔王娘「彼は、力のない者をねじ伏せて、好きに操って」

魔王娘「自分の欲望だけを果そうとしているように見えましたし」

魔王娘「実際にそういう思考が頭に流れ込んできた時には」

魔王娘「どうにかなってしまうかと思いました…」フルフル

風「どういう思考だったかは、大体分かります。ヘタすると私も同類ですしwwww」

魔王娘「そんな!そんなこと…」

風「いいえ。そういう欲は、誰でも持っているんです。ただ、そいつはそれが膨れ上がってしまったんでしょうねww」

風「将来どうするかは分からないけれど、貴女は気が向けばこの魔王軍の…この国の全権を掌握できる方」

風「その時、自分に負けてしまわないために強さが欲しいとおっしゃるなら」

風「協力は惜しみません……私はヒネクレ者ですがww娘さまを愛する気持ちは、」

風「皆々と変わりないつもりでいるのですよ?」クスクス

魔王娘「て、照れちゃいます……///」

風「ふふっ…かーわーいーいっwwww」ナデナデ

風「…理屈を言ってすみませんでした、少し言葉遊びをしたくなりましてww」

魔王娘「ほぇ…?」

風「剣術や呪文に興味を持ってらっしゃるのは知ってましたwwいつか教えたいなとも思ってましたよww」

魔王娘「あっ、ひどい///最初から受けてくれるつもりで///本音を言わせましたね?///」

風「悔しいとか、許せないって気持ちも…時には大事なものです。強くなる為の動機のひとつですから」

風「私も他の四天王も、貴女に与えられると知ればどんな物でも差し上げるでしょう」

風「それを上手に扱う自信が、ありますか?」ジッ…

魔王娘「お姉さまが仰いました。愛するにも愛されるにも努力が必要だと」

魔王娘「幸せな者には、それを他者に分かつ義務があると」

魔王娘「私もそう思う。そうありたく思います。その為に力が必要だと思ったから」

魔王娘「貴女にお願いに来たんです…///」

風「わかりました。全力でお答えさせて頂きますわ、娘さま」ニコッ

魔王娘「ありがとうっ!……ね、ひとつ聞きたいんですけど」

魔王娘「貴女と火の四天王は、どっちが強いの?」キラキラ

風「さて、どちらでしょうねぇ…」クスクス

再開します

※3日後

風「ずいぶん上達されましたね、娘さま…こう言うとなんだか偉そうですけどww」

魔王娘「それほどでもありませんよ///勇者どのやお姉さまから、一本も勝ちを取れていませんし///」

風「素直な面も、可愛らしいしぐさもとても好ましい。ねえ、娘さま。貴女は、変わらないでね」ナデナデ

魔王娘「うん…///」

風「休憩にします?それとも、義弟でも呼びつけましょうか?」クスクス

魔王娘「私にばかりかまっても居られないでしょう…それは貴女も同じ。いくさが増えるかもしれないと聞きました」

風「お耳が早い。気取られるとは思いませんでした」

魔王娘「可愛い子供であり続ければそれで済むとまでは、さすがに思いませんよw」

魔王娘「私自身は変わるつもりがなくても、やはり変わってしまうのでしょうね…///」

魔王娘「でも、それを恐れてはならない。曲がりなりにも『王』の血を引いている以上は」

風「ふふっ、健気な…姉上の背を追っておられるのか」フワッ

魔王娘「あっ…///」ドギマギ

風「抱き上げられるのには弱い、とwww」

魔王娘「んもーっ///」

今回はここまでです
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

風「いくさと言いましてもね、娘さま。それほど不利な状況で始まるわけではないのです」

風「初陣を済ませたばかりでご不安でしょうけれど、貴女が仰ったとおり」クスクス

風「この魔王軍が、魔王様が、勇者達が敗北するなど、先ずありますまい…」

魔王娘「うー…誰がバラしちゃったのでしょう///思い出すだけでも恥ずかしいのに…///」

風「皆々は喜んでいましたけれどねぇww」

魔王娘「あぅ…///」カァァ

風「さ、おしゃべりはこの辺にして。鍛錬を始めましょうか」スッ

魔王娘「一方的に遊ばれた気しかしないんですが…///」ストッ

魔王娘「宜しくお願いしますね、風の四天王///」ペコリ

風「こちらこそ。では」シャラン

魔王娘「初めてですね、貴女から剣を抜いたのは」チャキッ

風「世辞や社交辞令を、私は好きませんので。……参ります!」タタッ

魔王娘「……そこッ!」ギィン!

風「よい反応です!」

※テラス

勇者「おー、派手にやっとるなぁww」

幼馴染「なんか爆発とか起きてるし岩山とか崩れてるんですけどwww」

幼馴染「よく笑ってられるわねまったくwww」

勇者「姉貴のヤツ、若干マジだなww俺との立会いじゃ呪文使ってなかったのにww」

幼馴染「娘ちゃんが相当才能あるってことよねww」

勇者「サボッてていいのか俺ww」

幼馴染「貴方のいくさは剣だけで片付くとも限らないんだし、いい練習じゃない

幼馴染「諜報部の指揮権なんて滅多に貸してもらえないよー?wwwww」

勇者「まーなwwwさて…魔法使いが嫌いな連中、どこに住んでたっけな…」

幼馴染「やっぱり傍から見てると地味すぎるwwwwww」

勇者「おまっwwwwはっきり言うなwwwww」ゲラゲラ

勇者「情報戦が大事だっつったのオメーだろがwww」

幼馴染「人の口が一番怖いからねww利用しない手はないよwww」ニヤッ

勇者「おお怖っwwあ、思い出した。ここだwwwおーい、頼むぜー」

風の部下1「いかがいたしましょう」

勇者「ここらへんで余ってる土地ねぇ?ここの住民、避難させてやりてぇの」

風部下1「避難…一体何をなさるおつもりですか」

勇者「あのカエルの性格からして、兵士はよそから連れてこようとすると思うんだよ」

勇者「魔法使い嫌いの連中ってのは、別に魔法使いを見下したり差別したりしてるわけじゃねぇ」

勇者「怖いんだよ、単純に。攻め込まれたら一夜でエンドだ」バンバン

風部下1「その恐れにつけ込んで、魔法使いの王は動く、と」

勇者「そゆことww悪いな、説明力なくてwwww」

幼馴染「ん、もう…バカなんだから……」ペシッ

勇者「バカに惚れたお前は何だよwwwww」ゲラゲラ

風部下1「ごちそうさまですわ、おふたりともww策は把握しました。お任せください」シュパッ

今回はここまでです
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

勇者「上手く運ぶといいんだけどなwww」

幼馴染「悪い事にはならないよ、きっとww」

勇者「お前がそう言うなら確かだなww」

幼馴染「魔王嫁さまによると、大きないくさの前哨戦っぽくなるみたい」

幼馴染「あのカエルは潰しておかなきゃいけない…そう仰ってたわ」

勇者「そうか…じゃ、いっちょ頑張るかww」

幼馴染「ってかさ、策ってどーすんの?www先に教えてよーwww」

勇者「誰でも思いつく、月並みで陳腐なヤツさ」

勇者「圧倒的に勝てると思って攻め込んだ国に『違う奴ら』が潜んでたら…どうするよお前www」

幼馴染「えー?……あ゛~っ!!!」

勇者「声がでかいよ声がwwww」ゲラゲラ

勇者「ま、仕上がりはよくなると思うぜwwwww」

※人間界

カエル「舞王軍め……勇者めええっ!」ギリギリ

カエル「ぬえーい腹が立つっっ!!!俺のモノの恨み、忘れるものかぁ!」ジダンダ

カエル「俺自身の精と人の胎とを用いて生んだ、半怪物の兵団…アレらがあれば」

カエル「近隣諸国に攻め込み、更なる優秀な兵士を捕獲する事もできようっ!!」

カエル「ほえ面かかせてやる……見ておれ、見ておれぇ!」

カエル「女騎士っ、どこへ行った!おらんのか!?」

女騎士「…ここに」シュパッ

カエル「ごがが!お前はあやつらを率いて、小さき国々を攻めよ」

カエル「魔法使いを、呪文を恐れる者も多い……一夜で滅ぼし、優れた者を奪ってくるのだ!ががが!」

女騎士「……承知、いたしました」シュパッ

女騎士「醜いな」

強化兵1「……」

女騎士「貴様達の事ではない、哀れな者よ」

女騎士「細胞と粘液とで生み出される意思なきモノたちよ、そなたらは皆美しい」

強化兵2「……」

女騎士「醜いのは、あんなモノに仕えているこの私さ」フフッ

女騎士「捕縛された家族を助け出せればと忍従してきたが…ふ、無駄になりそうだ」

女騎士「処刑済みリストに名が載っていたよ、全員分」

女騎士「ああ、生きてはいるよ?お前達を生み出す苗床として、思考と意思を奪われて」

女騎士「出産と種付けに使われながらな…ははは…はははっ!!」ポロポロ

女騎士「あいつは魔王なのさ、私にとって。醜くて寂しい、魔王様なんだよ」

女騎士「せめて貴様らに、嘲笑してもらえればな…」

強化兵1「……」

女騎士「さぁ、ゆくぞ。鬼畜に従い鬼畜となろう!私もっ!」シュパッ

強化兵1「…」シュパッ

女勇者「久々に『勇者のカン』に従って、風部下についてきた結果wwww」

風部下1「説明乙です!」ザン

女勇者「娘ちゃん置いて来て正解だったわねww」ヒュッ

強化兵1「……」ビュッ!

女勇者「全裸の女性型兵士とかあざとすぎんだろwwwwww」ギィン!

女勇者「しかも全員触手持ってるしwwwwおおっとぉ、痛い痛いwww」

風部下1「大丈夫ですか!?」

女勇者「来るな!これからイイところさ…」

強化兵2「…」ビュッ…グルグル

女勇者「篭絡する方法だけは教わったのか…」

女騎士「…いい眺めだ、とでも…言えばいいのか、『勇者様』?」ザッ!

女勇者「アンタか、呼んでたのは」

女騎士「何を突然っ!貴様、どうかしているんじゃないのか!」

女勇者「恨んでいるだろうね、王に従わなかった私を」

女騎士「くっ…」ギリリ

女騎士「そうとも!貴様のせいだ!貴様が…王との婚姻を承知していれば、王は…!」

女騎士「ああ、だが私は全部わかっている。貴女が放逐された理由も貴女の気持ちも!」

女騎士「分かっているさ、恨むべきは自分自身だ!」

女騎士「だから、そんな目で見ないでくれ…そんな目で!」

女勇者「だったら報復しろっ!この場で私を嬲り拘束し、国へ連れ戻れ!

女勇者「それができねば、お前は騎士失格だ!」

女騎士「くっ…やれ!私は兵舎を叩くっっ!!」ザッ

女勇者「そうこbなくっちゃね、フフフ…さあ、最初はどいつだ?」

強化兵1「……」ウネウネ

女勇者「おいで?」ギラッ

強化兵1「……!」トロォ

女勇者「きれいな顔の代わりに触手が醜く濡れるか。難儀だね…降ろしてくれたら、教えてやれるんだけどな…どうだい?」

強化兵「…」シュルシュル…ストン

女勇者「いい仔たちだね」ニコッ

女騎士「どういうことだ…兵舎に居る兵はおろか」

女騎士「見習いらしき者たちさえ呪文を恐れない。それに、練度も」キィン!

女騎士「異様に高い…おかしい、どう考えても、これは!」

メイド/風副官「気付くのが遅い!」シュパッ…ザクゥッ!

女騎士「なっ!?くぅぅ、負けるか!」ザシュゥッ!!

風副官「くぁぁっっ!やりますね…」ボタボタ

女騎士「貴様こそ…呪文を扱うと言う事は、この国の兵ではないな…」フラッ

風副官「舞王軍、風の四天王…揮下、諜報部隊…」ハァハァ

女騎士「まんまとワナにはまったワケか…」ゼェゼェ

女騎士「一撃でこの切り口…相当の使い手と見た…しくじったか」カラン

女騎士「どうにでもするがいい。どうせ女勇者も無事だろ……クソがっ…」フラッ…ドシャッ

風副官「直情的な方ですこと…さあ、どうしましょう」ゼェゼェ

今回はここまでです
ではまた

再開します

姫「メイドっ、無事!?」シュパッ

風副官「かなりの使い手でしたが奇襲の一発が決まりましたw問題ありませんw」

メイド「それにしても姫さま、いつの間に移動呪文を覚えられたんです?」

メイド「すっかり魔王の仔ですねぇ…ww」クスクス

姫「んふふ、まーねwwその人どうするの?やっぱテンプレどおり?」ワクテカ

メイド「テンプレてあーたwwwwwwいつの間に読まれたんですそんな本www」ゲラゲラ

姫「水さんが山のように持ってらして…///」

メイド「なるほどww」

メイド「ではテンプレどおりにwww土の四天王様にお預けしましょうかww」

姫「賛成wwww今回は勇者殿の策が当たりましたねww」

メイド「我が方は土地が余っていますし、なかなかいい判断だったと思いますよw」

姫「こんなふうに誰も傷つかないなら、戦いも楽しいのに…」ダキッ

メイド「あらあら、甘えん坊ですねぇww」ナデナデ

姫「ごめん…ちょっと不安で」グス

メイド「謝らずとも私は離れたり致しませんよ?w」

メイド「魔王娘さまは新しいお姉さまが大好きだといつも仰います」

メイド「この程度の競り合いならば、魔王軍が敗北するなどありえませんし」

メイド「不安になる理由など何もありません。姫さまも成長されていますよ」

姫「ホント…?」ゴシゴシ

メイド「はい、本当ですwあーでも、娘さまが言ってらっしゃったなぁww」

姫「なんて?」

メイド「もっと色んな面を見せて欲しい、とwあの方は恥ずかしがりだから」

メイド「本音をなかなかおっしゃいません…その意味では、姫様と似ていらっしゃる」

メイド「どう振舞うべきか、お分かりでしょう?」ニコッ

姫「うん…がんばる///」

メイド「湯浴みの時間を同じにするくらいからお始めになっては?」ニヤニヤ

姫「んもー、メイドったらwwwww」

姫「ん、補給おわりww戻って作戦続行ですよww」

メイド「火さまと水さまの精鋭部隊で、逆に魔法使いの国を奇襲したのでしたねwww忘れていました」

姫「軍の指揮なんて初めてだったの…///部隊のみんなが、一段落したから休んでこいって言われて、それで///」

メイド「私も元気が出ましたよwwもう少し残存兵力があるようですから」

メイド「部隊を率いてへこませて参りますwww」

姫「お城が手薄なんじゃ…」

メイド「なんだかんだで四天王は全員居残りですし、勇者殿や幼馴染様もいらっしゃいますw」ヴン!

風副官「我が魔王軍の勝ちですよwww」

姫「うんww信じる心が足りないかしらw」

風副官「自然と身につきますよwwさ、女騎士さんを抱えて、と」ドッコイショ

風副官「では姫さま、また後でwww」シュパッ

姫「私も戻ろーっとww」シュパッ

今回はここまでです
再開は明日の夕方か夜に

再開します

※魔王城近郊

カエル「兵力がどんどん減っておる…女騎士めも戻らんとは!」ジダンダ

勇者「おい、寂しい王様!!そろそろムカついてんじゃねぇのぉ!?」エコー

勇者「出て来いよ、いい加減ケリ着けようぜー!?こちとらアンタ程度に手間取ってらんねぇんだよ!!」エコー

カエル「ぶぎぎぎぃーっ!ナメくさりおって…ナメおってぇ!来い、強化兵ども!俺だけでも攻め落としてやるわぁぁ!」シュパッ

勇者「よーお!アンタ結構素直なのなwww」

カエル「やかましいっ!!俺にないすべてを持つ者、踏み倒して先に進んでやる!!」

勇者「おいおい、支援くらいしてもらいなよーww」

カエル「ぬぅっ、四天王が揃っておるとは!おおお俺は強い!負けぬ!」

土「おーお、呪文の雨あられwww」タタタ

風「魔法使いとしては優れてたりすんのかしらねぇww」シュタタ

水「特別な兵に守られて、自分は砲台の如くなる…いま少し冷静であれば良き戦法ですがww」タタ

火「露払いに回ってやろう、勇者!嫁にいいところでも見せるんだな!」タタタ…ジャキン!

幼馴染「だ、そうですけど?wwww惚れ直す時間があるかしらねぇwwww」ズズズ

勇者「ならその電撃呪文を止めろwwww」チャキッ

勇者「触手装備の可愛い仔ちゃんかぁ…殺しゃしねぇよwwww」トトトン

火「峰打ちは結構痛いぞwwww」ドスッ グシャッ

勇者「なーるww触手の部分は打たれ強いのかwww」ズバッ

水「この触手、なかなか技巧派ですわねぇ///おイタはあとでね?www」ザシュッ!

勇者「全 員 捕 虜 に す る 気 か!?」

風「それが、辺境の魔王軍のやり方なのよwww」シュパパッ

風「うーん、さすがにノーダメ勝利は厳しいな」ジュウゥ

勇者「身体傷めるなよ、幼馴染に俺が怒られるんだからwww」

風「誰に言うとんじゃこのボケwwwwwさっさとあの汚いのヤッて来いやwwwww」

勇者「へいへいwwww」シュパッ

カエル「おのれぇっ、何故だ!何故勝てぬ!?俺は強い!俺は邪悪!」ビュビュッ

勇者「うるせえよバカがぁぁっ!!オンナども嬲ってばっかりのテメーに!魔王軍が倒せるか!!」ズバッ!

勇者「さあ一騎打ちだwwケンカのケリついたら兵を退けww」

カエル「気取りおって!殺す勇気もないのかぁ!」ドスドスッ

勇者「うげぇ、刺さる刺さるwww」ブシャッ

カエル「なぜ、なぜだ!何故止まらん!来るな…うわぁぁ!」ドスドスドス

勇者「おいおい、不安定だなwwww勝てる相手にしか威張れねぇんかよwwww」コツコツ

カエル「ああああああ!!!!」ドドーン!!

勇者「見えるモンも見えねぇだろ、それじゃあよぉ…」ヒタッ

カエル「なっっ…う し ろ だ と !?」

勇者「古式ゆかしい決闘法では、俺の勝ちになるわけだがwwww」

カエル「ええいやっかましい!やるならさっさとやれ!」

勇者「そこがダメなんだ。王様ならテメーの命投げ出すな、国はどうなるンだよ!ああ!?」

カエル「誰からも好かれてなどおらぬ、もはや王と認められてもおらぬ!欲しいならくれてやる!」

勇者「だったら王なんざ辞めて洞窟にでも引きこもってやがれ!!」ザンッ

カエル「ぐええ!!お、俺の触手がぁぁー…」ヘナヘナ

勇者「同時に全部斬ったら再生しないのなwwwwえーと、どこだー?」ズズッズルズル…

カエル「よせっ、よさんか!怪物との結合がほどけてしまう!!」ジタバタ

幼馴染「さすがに可哀想じゃね?wwww」シュパッ

勇者「相変わらず変な感覚だねオメーわwwwww」

再開します

幼馴染「だって…その身体以外は何もないでしょ?」

幼馴染「軍だってほとんど怪物だけだったって姫が言ってたし」

幼馴染「国民はほぼ無抵抗…すでに新しい国づくりの算段してる」

幼馴染「この人には、もう…」グスッ

勇者「だーもう、もったいねぇなwww泣くんじゃねぇよったくwww」ズルズル ピタッ

勇者「まあ何をするにしてもだ、この外見は色々ヤバいだろwwww」ゲラゲラ

カエル「」ブクブク…

幼馴染「みんなまとめて連れて帰っちゃおうwwww土さんなら何とかしてくれるwwwwww」

勇者「結局マジメな戦闘とかないのなwwwwww」ゲラゲラ

幼馴染「この方が楽しいじゃんwwwwww」ゲラゲラ

勇者「土には『礼』を忘れんなよー?wwwキレたら一番危ないらしいからwwww」

幼馴染「おkwwwwさ、帰ろうwwwww」キィィン…シュパッ!

土「う゛ー…」ワシャワシャ

魔王娘「どうしたのですか、地の底から湧き出るような声を出して///」シュパッ

土「あ、娘さまじゃないっすかぁwwww」

人形娘「私も居ますが何かwwwwww」シュパッ

土「相変わらず仲いいなwww」

人形娘「お生まれになってからずっとお傍に控えておりますのでww」

魔王娘「いろいろと手をかけてしまっています///」

土「ま、いいじゃないっすかぁwwwwオレなんてすげぇ仕事量っすよwww」

魔王娘「その割には楽しそうですね///」

土「まぁね…人間や他の魔王がやる『戦争』と、ちょいとばかり違いやすからねぇww」

土「命取ったり取られたりってないんでww戦後処理も楽っちゃ楽ですよww」

魔王娘「戦況を見たり支援に回ってるうちに気が付きました…怪物以外は全員、戦闘不能になってるだけで…///」

魔王娘「風さんが言ってた有利な状況って、これのことかなぁって///」

土「半分正解っすwwwww」

土「オレらはね、娘さまww魔王…お父上がお倒れにならない限りは」

土「何度でも復活できるンですwww昔の勇者はなんか似たようなモンだったらしいですがww」

魔王娘&人形娘「ええええぇぇぇぇえ~~!?」

土「そもそもこの魔王軍は兵卒に至るまで魔王さまに鍛え上げられてます」

土「人間にゃ負けませんってwwwwww」ゲラゲラ

土「オレらにとっちゃ闘いにならないんですwww書物で読まれたような血みどろの戦争が」

土「魔王さまはお嫌いでしてね…だったら、滅ぼせないって思わせればいい」

土「そう思った、っていつか仰ってましたwww」

魔王娘「お父様らしいわ…真剣に悩んでた私って一体」ガックリ

土「そのお悩みは決して無駄にはならないはずです。全部を吸い込んで、大きくなってください」

土「貴女は、あのお方の娘なんですからね」

魔王娘「…はい///」

土「つーわけで、魔王娘さまww捕虜の取り扱いをご判断くださいますようwwwww」

人形娘「丸投げだこれーー!?」ガビーン

今回はここまでです
再開は明日の夕方か夜に

再開します

魔王娘「ええと、強化兵士さんが50名程度…人間の兵士さんが1000人弱…///」

人形娘「数字だけ見れば少ないんですけどね…ってかマジで考えてるんですか娘さまwww」

魔王娘「今回はほぼ見ているだけでしたし///私は、私にできる事をしなければ///」

魔王娘「四天王さん達の領地で人が足りない所…んー、でも人間さんには少しばかり」

魔王娘「過酷な環境ですし…うー///」ワシャワシャ

人形娘「やたらと魔界の民になってもらうと言うのもねぇ…」

魔王娘「お父様は歓迎なさるとは思いますけれど、ここだって絶対に安全だとは言い切れないし」

人形娘「彼らは軍人ですから鍛えられているとは思いますよw傷の治療をしっかりして」

人形娘「誰かの指揮下に入ってもらうのが最善だと思いますけどww」

魔王娘「やっぱりそうですかねぇ…///…人形娘、私は決めましたよ///」

魔王娘「あらゆる手段を使って…人間界との争いを避けます///」

魔王娘「手を取り合えば、などと甘い事は言いませんが」

魔王娘「示威行動さえ必要ない抑止力を整える事はできるはずです…」

魔王娘「ああ、でも、でも…間に合うのでしょうか…」

人形娘「間に合いますよ、きっと。悪い事にはなりません」ニコッ

※2日後

女勇者「ええと…ああ、ここだw」コンコン…カチャ

女勇者「あれwwwなんで土が居るのwwwwwwまさかwww」

土「捕虜に手ぇ出すかよバーカwwwww」

女騎士「…舐められてる気しかしない」

土「だろうなwwwwでもよ、オレはオレなりに気を遣ったんだぜww」

女騎士「それには感謝する。王はどこへ流されたのだ?」

女勇者「どっかの洞窟で隠遁生活送るらしいよwwww」

女騎士「くくっ、そうか…強化兵や彼に従っていた者達は?」

土「希望者は魔王軍に編入wwまたはカエルの警護www」

女騎士「待遇がよすぎるぞ…フフwwwハハハハwwww」

土「そりゃ相手が悪いのさwwwwwww『くっ、殺せ…』とか言わせると思ってんのかよwwwww」

女騎士「私から見ても暴虐の限りを尽くした人だったからな。処断されてしかるべきで、」

女騎士「従っていた私達もそれは同様だと、覚悟していたが」

女勇者「ないww絶対ないwwww魔王軍で一番優しい人にかかっちゃあ、ねwwww」ゲラゲラ

女騎士「『娘さま』と呼ばれる人か…会ってみたいものだな」

女勇者「そうそうww会いたがってたからwwww迎えに来たんだよwwwww」

女騎士「速いなオイwww警戒心とかないのか、この軍はwwwww」

土「ねぇかもなwwww」

女騎士「ああもう…本当にバカバカしい…ww」ポロッ…

女勇者「ホントにねwwでも、そのうち慣れるよww」ナデナデ

女勇者「私のせいで苦労させたね。ごめんね…」

女騎士「そうだぞ貴様wwwwこうなったらwwwずっと貴様に寄生してやるからなwwww」

女騎士「私の気が済むまで、色々と搾り取ってやるwwww覚悟しろコラwwww」

女勇者「きゃーwwwwこわーいwwwwww」ゲラゲラ

女騎士「…ありがとな…」ボソッ

土(ま、任せるかww話なんざいつでもできらぁww)シュパッ

勇者「朝っぱらから貸切で風呂とかwww贅沢すぎだろwwwww」ザブザブ

勇者「めちゃめちゃ広いしwwwwwあー、イイ湯だぜwwww」

風「そらどーもwwww」カチャ

勇者「おわ!勝手に入ってくんなこの痴女!」

風「アンタにだけは言われたくないわ、色魔w」

勇者「くそ…反論できん」ブクブク

風「ふっ、私に勝てると思うのかwwww」ザバッ…ゴシゴシ

風「甘いwww甘いぞwww」ザバァ

勇者(背中を向けて身体を洗って、髪を洗ってるだけだが…)

勇者(想像以上に、妄想以上に、イイ女になってやがる)

風「一緒に入っていいー?www」ザブン!

勇者「入ってから聞くなwwwwww」

風「あれー?恥ずかしいんだぁwwwww幼馴染や女勇者とはwww」

風「よろしくやってるクセにぃwwwwよく見れホレホレwwwww」ザバッ!

勇者「くっそwwwくっそww」チラチラ

風「もっと、見なさい。…よく見てくれ、勇者……」プカプカ

風「私が故郷に何を置いて来て……ここで何を得たのか」ヴン!

勇者「…すげえ模様だな…首から下全部に描いてある」

風「魔界の民である証拠ww私のは性魔術の文様と絡まって」

風「ワケわかんなくなってるけどなwww」ザブン

勇者「フチに座るのはいいけどww落ちてタンコブ作るなよwww」

風「そんなヤワじゃねぇってのwwwなあ、勇者」

勇者「あー?」

風「今の私は、アンタの何なんだろうな。結局敵対もせずに、簡単に再会できちゃったけどさ」

勇者「……」

勇者「……俺を迷わせてどうするんだよ」

風「迷うような理由があるんだな。よかったら、話せ」

勇者「言えねぇって言ったら。やっぱ、逃げかww」

風「別に私は構わないが、アンタの嫁が許さないだろうねぇwww」

風「姉貴らしく背を押してやろうwww私は魔王軍に来て、何人もと伽を共にした」

風「いいか、勇者。私は確かにアンタのよく知ってる義理の姉であって」

風「でも、もう……アンタの知ってる『勇者姉』じゃないんだよ。言ってて寂しくなるけどなwwwww」ザブンッ!

勇者「……ああ」

風「話す気になったら……私の部屋に来い。待っててやる、かもなwwwww」

風「よしwww私は先に上がるwww」ザバァッ

風「せいぜいふやけておくがいいさwwww」フキフキ

勇者「姉貴っっ!!」

風「あー?何だよ、おとーとw」クルッ

勇者「……お帰り」

風「ただいま」ニコッ

今回はここまでです
再開は明日の夕方か夜に

再開します

※人間界

小国王「大国王、お聞き及びですかな」

大国王「魔法使いの国で政変が起きたってんだろ。耳にタコだよw」

小国王「一部では、辺境の魔王軍と結んだ勢力が、政権の転覆を図ったのだとか」

大国王(チッ、白々しい。俺ァこんなのに十年も踊らされてたんかよ…)

大国王「そのようだな。で、貴君は何が言いたいのだ?」

小国王「…今こそ、戦端を開くべきかと」

大国王「根拠は」

小国王「魔法使いの国における政変を目にした諸国が舞王と結び」

小国王「我らに敵対せぬとも限りません。芽は摘んでおくべきです」

大国王「分かっていて言っているのか?相手は『最強の魔王』の名を誇った王なのだぞ」

大国王「どうやって勝つと言うのだ」フゥ…

大国王(ま、分かってるけどな。お前は相変わらず分かりやすいよ…)

小国王「魔王には魔王でございますよ」ニヤッ

大国王「なるほどな。中央の魔王か……ヤツなら互角」

大国王(ほーらなwwwいつか来ると思ってたんだよwwあーマトモになっててよかった、俺www)

大国王(嫁のおかげだなwww足を向けて寝られんわいwww)

小国王「我らとて手をこまねいておったわけでもないのです」

小国王「招集をかければ各国の軍と『勇者』が動くでしょう」

大国王「それは、『俺の軍』か?それとも小国王…『俺の国の実権を握った貴君の軍』か?」

小国王「何を、愚かな事を。諸国の軍を纏め上げ魔王を征伐するは、貴方の他に」

大国王「ふ、冗談だwwwま、その時が来たら言えや。指揮くらいは執ってみせるよ」

大国王「お前の策に乗って、俺が損をした事はないからなwwwww」

小国王「勿体無いお言葉です」ザッ

大国王(確かに俺は損だけはしなかった。だがお前は得をしてきたよな?なぁ、商人よ)

小国王「それでは、よろしいのですね?」

大国王「この国は力が落ちている。軍備には少し時間を貰うぞ」

小国王「私が人脈を用いて連合軍を形成させておきましょう」

大国王「任せる。抜かりないようにな。中央の魔王ならバカだし扱いやすいが」

大国王「バカが本気を出すと怖いからな……」

小国王「お任せを、王…では失礼をば」ザッザッ

大国王「ふぅ…。……なあ、小国王よ」ギシッ

大国王「お前は忘れていないか?忘れ去っていないか?」

大国王「俺の知ってる限りじゃ史上最高のバカタレと、その頼もしい一行を」

大国王「辺境の魔王のもとへ放った事を」

大国王「忘れていないか?停戦条約に使った人質が、誰のもとに居た娘なのかを…」クククッ

大国王「怖いんだぜ?バカが本気出すとよぉ…くくっ…ハハハハハ!!」

今回はここまでです
続きは明日の夕方か夜に

再開します

王妃「ご機嫌がよろしいですねww何かいいことでもありました?ww」コツコツ

大国王「お前に感謝していた所だよ王妃」スッ

大国王「よもや戻ってくるとは思わなんだからな…」グイッ

王妃「あん、もう!強引なお方wwこのまま寝室へ行かれるおつもり?wwww」

大国王「横抱き好きだろ?wwww」スタスタ

王妃「ええwww惚れた方に身を任せるのは心地よいものですw」ニコッ

大国王「ジジイに火をつけてどうする気だかwwww」

王妃「うそ仰いませ、性魔術の奥義で肉体年齢30代のクセにwwww」ケタケタ

大国王「まーなwww倅には後れを取らんさww」スッ…

大国王「お前も変わらないな…何年経とうと美しいままだ」ドサッ

王妃「魔界の民とはそういうものなのですよw」シュルシュルッ

王妃「ま、あの旅のあと、ダメもとで私がした求婚を受けてくれたときはww」

王妃「正直ロリコンかと疑ってしまいましたけどねwww」ファサッ…

大国王「その割にはwww情熱的だったじゃねぇかwwww」バサッ

王妃「そりゃもうwwww早く子どもが欲しかったですし」

大国王「こうなることが分かってたとは…言わねぇよな?」

王妃「まさか…邪推ですよwww若かった私に、そこまでの予見ができるはずないでしょう?」クスクス

王妃「早く成長したかった。貴方にふさわしい女になりたかった。それだけのことですww」

大国王「なるほどなw」グイッ

王妃「んっ…///は、ダメ、ですね…期待感だけで気分がよくなってしまいます///」シナッ…

大国王「まだだぞ、嫁wwこの際色々尋問しちまうからなwwwww」

大国王「半年前に戻ってきた時は、まだ俺は狂ってたワケだしww」

王妃「んもー、意地悪ねぇ///焦らすんだから///」ハァハァ

王妃「貴方が元に戻るのを待つ間、結構苦労したのよ。…お酒、飲みましょうか」スッ…スパッ

大国王「出来るのは知ってるからガラスを切るなwww俺が注ぐよ」トクトク

王妃「あら、ありがとうww」グビッ

王妃「で?下着姿の幼な妻を焦らしてまで何をお聞きになりたいのかしらwww」

大国王「幼な妻てお前ww…この十年、全体何をしていた?言えるだけでいい、教えてくれ」

王妃「『勇者』の真似事ですわww魔王を退けて以降の世界がどうなっていくのか、気になって」

王妃「人間の力だけで勝った戦いでもありませんでしたし」

大国王「かの舞いの王が手を貸してくれねば、現状はなかったな」フゥ

王妃「まったくですw誰かさんは色狂いみたいになっちゃうしー?wwww」

大国王「くっそwwwくっそww好きに言いやがってwwww」グビグビ

王妃「ま、側室許してましたしwそれには文句ありませんでしたけどww」

王妃「国の体裁を保てる政治力と信用を持つ者が一人でも在れば」

王妃「商人……小国王の好きにさせる事はなかろうと思っていましたww」

王妃「探すのは大変でしたけどwww」

大国王「あいつの魂胆を見抜いていたのか」

王妃「彼はわかりやすかったですからねww好意を無下にしたつもりは、私にはありませんでしたが…」フゥ

王妃「彼のものにならなかった時点で、彼にとっては同じこと。殿方とは難儀なものです」

今回はここまでです
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

大国王「そのへん、俺は扱いやすかったろ?www」

王妃「ご自分で仰いますか?」クスクス

大国王「若けぇ頃は戦えりゃイイと思ってた。お前みたいなイイ女が側に居りゃ」

大国王「後ぁ正直どうでもよかったな…」グビグビプハー

王妃「それじゃあまるで蛮人じゃありませんかwwww」

大国王「どーにもそうらしい。祖先がどうこう言いたかねぇが、俺の血筋は」

大国王「『勇者』を輩出したことがなかった。男は皆、血と色を好む戦士」

大国王「もともと『勇者』をやるような、まして国王をやるような器じゃあねぇのかも知れねぇw」

王妃「あらあら、弱気になっていらっしゃるのかしらwwww勇者に笑われますよwwwwww」

大国王「クソオヤジで通ってるさwwもう暫く憎んでてもらわなくちゃ困る。あいつと正面切ってやり合いてぇんだ」

王妃「親子喧嘩でもなさるの?世界を巻き込んでwwwwおもしろそうねwww」

大国王「止めろよなーうわべだけでもよぉwwwwwww」ゲラゲラ

王妃「厭よwwwそんなの私が止めるわけないでしょwwwwそれに…」

王妃「みみっちい野心抱えたおっさんも、釣り上げておかなきゃいけませんからねぇwww」

王妃「あの仔を彼に利用されたこと……私は今でも悔いているのですから」

大国王「勇者姉か。悪い事をしてしまった」

王妃「はい…しかし、貴方や私が神妙な顔で謝ることなど、あの仔は望みますまい」

王妃「あの仔が魔界へ行ってから、ちょいとストーキングしてみたことがありましてねwww」

王妃「辺境の魔王に可愛がられて、鍛え上げられて…今や四天王の一角ですよwww」

大国王「すげぇなwwwww何かやらかすだろうなと思ってたがwwww」

「そうかwwwあいつも魔王軍にいるのか…w」

大国王「大決戦やらかすのも悪くねぇなwwwww」

王妃「ゲンキンなお人wwwさ、もうイイかしら?」クスクス

王妃「一週間もお会いできなくて寂しかったのですから…燃やしてくださいね?」ニッコリ

今回はここまでです
再開は明日の夕方か夜に
では

再開します

※魔界

魔王娘(人間界の国へ行軍して以来…)スタスタ

魔王娘(ゲリラ的なものを含めて、人間界の軍との衝突の機会が増えました)スタスタ

魔王娘(かの国の政変に力を貸しただけとはいえ戦は戦、戦争状態に入ったとみなしたのでしょう)

魔王娘(むしろそれが狙いだったとしか思えません)

魔王娘(まるで踊らされていたようで腹が立つ、と四天王の皆さんは言います)スタスタ

魔王娘(てなことを勇者殿たちに話したら)スタスタ

勇者「この辺だよな」

魔王娘「あ、はい///昔の魔界人が使っていた、人間界との直通トンネル…///」

魔王娘「地理的な条件はわかりませんが、大抵の人間界の国のどこかには通じているはずです///」

魔王娘「あの///一体何をどうするおつもりなんですか…?」

姫「この地図はね、娘ちゃん」ピラッ

姫「トンネルを通じた直接侵攻を魔王たちが行っていた頃の、人間界の地図」

幼馴染「でwwこっちが最新の地図ねww重ねると……ほらww」

魔王娘「あれ…あれあれ?ほとんど変わってない…」

幼馴染「領土争いや資源争い…いろんなきっかけで戦争をして、復興して、また戦争をして」

幼馴染「利害をぶつけ合っていたから、結局は古代からなーんも進歩も拡大もしてませんww」

幼馴染「マヌケだよねぇ、ニンゲンって…」ニコッ

魔王娘「だけどそれは、魔界の民とて同じ事です///お父様が全盛であられた頃から」

魔王娘「他の魔王たちとの対立構造は、根本的な変化をしていません///」

魔王娘「私達の国の位置取りが、中央から辺境に変わったくらいのもので///」

勇者「娘ちゃんの父上が不可侵条約を結ばなかったらww今ごろ中央の魔王にww」

勇者「滅ぼされてるだろうぜwww人間界wwwww」

魔王娘「そんな……」グスッ

姫「だから、その魔王の威力を楯に、世界征服しようなんてバカが現れるわけですよwwww」

勇者「本題に戻るとな……お、来た来たwww」

人間たち「ここが魔界…」「素晴しい環境だ!うんぬんかんぬん」「本当にあったんだ…!」ドヤドヤ

魔王娘「わわ……人がたくさんです…ちょっと怖いです…」ササッ…

姫「あら、後ろに隠れちゃってwwかわいいwwそこにいていいよw私の仕事だからさww」スゥゥ

姫「みなさん!私の話を聞いてくださいっっ!!」

姫「これから人間界の国々は、ひとりの魔王と戦争を行います!それは皆さんにお知らせしたとおりです!」

姫「連合軍と考えを異にする方や、魔界に特別な思いのある方、戦火を避けたい方」

姫「そういう皆さんに、集まっていただきました!ありがとう!」バッ

姫「皆さんは私の養父である魔王の庇護のもと、ここで安全に…」

女騎士「おいおい…」ザッ

女騎士「その理由だけで集まった連中ばっかりでもないんだぞ…?」クククッ

女騎士「なあ、皆!!」

戦士たち「おおおー!」「そうだそうだ!」「モブだからって黙ってられるかー!」ワァワァ

姫「」

今回はここまでです
では

再開します

姫「女騎士さん…一体どんな方法で説得したんですか?」コソッ

女騎士「まっとうな方法さww貧しい者には技術援助を」

女騎士「ダラダラした国の食いっぱぐれた精鋭たちには衣食住を」

女騎士「認められずにくすぶっていた学者達には資金援助を」

女騎士「辺境の魔王の名によって保証したwww」ヒソヒソ

女騎士「当然、疑心を持っている者や、ただ戦いたいだけの戦闘狂なんかもいるが…」

女騎士「彼らを屈服させられないような弱い軍では…増して姫様、貴女ではないはずだ」ククッ

女騎士「借りを返したと、どうか私に思わせてくれ」バッ

姫「ありがとう…ございます…」ゴシゴシ

姫「避難民の方はこのまま歩き、森を抜けたところに居る魔王軍に声をかけてください!」

姫「私達と共に戦ってもよいと言う猛者は、これから四天王を呼びますので、彼らに付き従っていただきとうございます!

人間たち「マジで戦争すんの?」「闘いは久々だな」「私は研究を続けるのだうんぬんかんぬん」ドヤドヤ

勇者「全員散ったな…あれでも連合軍の三分の一程度だが」

勇者「戦える連中にも寝返ってもらえたのは助かるぜwwあんがとな、女騎士さんww」ペコッ

女騎士「よせ、水臭いwww恩を返したまでの事さwww」

女騎士「何日か過ごしただけでも、私はここが気に入ったww守りたい物を、守るだけだ」

魔王娘「何人か戻って来られましたね……ちょっと行って参りますね」スタスタ

姫「私もーwwww」スタスタ

ゴロツキ「げへへ」「ぐふふ」「えへらえへら」

魔王娘&姫「お忘れ物ですか?」ニコッ

ゴロツキ「そうなんだよぉぉ」「忘れっちまってなwww」「俺らwwどっちが勝とうがwww関係ないからww」

ゴロツキ「魔界にゃキレーなネエちゃんが」「いっぱいいるって聞いてよぉwww」「ぐふcっ、ぐへへ」

姫「はぁぁ……もうちょいマシな殿方は……軍に加わってくれてますねww」ビュン!

魔王娘「ハレンチです…」シャラン

ゴロツキ「あひゃひゃひゃひゃ!」ダダダッ

女騎士「加わらなくていいのか?勇者殿」

勇者「邪魔したらwww逆にどつかれるってwwwwwな、幼馴染www」

幼馴染「呪文の途中で話しかけるなwwwwどつくわよ?」ズズズ…

勇者&女騎士「ソレは遠慮したいなwww」

ゴロツキ「ぎゃー!」「ぐわー!」「おどげぇぇ!」

ゴロツキ「」ビクビク…

姫「お立ちなさい。……戻って連合軍に伝えるのです」

幼馴染「あんま調子乗ってるとこっちから攻めちゃうぞー、がおーwwww」

姫「……ってねwwwさあ、行った行った!」ピシィッ

ゴロツキ「はっ、はいぃぃぃ!」スタコラ

魔王娘「はぁ…///何とかなった///」スッ…カチッ

勇者「乙ーwwww」

幼馴染「軍に加わった連中に挑まれたらww全部任せるからねー?wwwそのつもりでねーwww」

勇者「ちょwwww精鋭っぽいヤツがwww結構いたんだけどwwww」

女騎士「wwwwww」ゲラゲラ

魔王娘「本当に…不思議な方々なのです…///」

今回はここまでです
続きは明日の夕方か夜に

再開します

勇者「各国から集まった強い連中に挑まれ続けた結果wwww」

幼馴染「動かないでよーwwww包帯替えられないでしょwwwww」パシン

勇者「いでででで!叩くなってのwwww」

幼馴染「いい事聞いたーwwww」ペシペシ

勇者「ええーいよせwwwやめろwwww」

幼馴染「五十一番勝負wwwおもしろかった?wwwww」

勇者「あー、まあなwwww色んな考えのヤツが居て、そいつらと腹割って話せたのはww」

勇者「収穫だったよwwwww」

幼馴染「そかそかwwwwはい、おしまいwwwww」バシーン

勇者「んがががwwwで、お前の方はどうなんだよwwwwイイ女は居たんか?wwww」

幼馴染「うんwww零落した貴族とか、もと奴隷の戦士さんとかww何かしら事情のある人が多いねwwww」

幼馴染「魔王軍はちょっとヘンなくらい寛容だからwww居心地はいいかもwww」

勇者「いろんな意味で、だろwwww」

幼馴染「そゆことーwwww」ゲヘヘ

幼馴染「勇者はwwwどうなのさwwww」

幼馴染「何か、悩んでる事があるんじゃない?」スッ…

勇者「お前に言っていいモンかどうかな……」

幼馴染「あら、いがーい。結構いくじなしなんだぁwwww」

勇者「うっせwwwwwうっせwwwwあー、でもホント、そうだよなぁ」ワシャワシャ

勇者「ってか何故分かったしwwww」

幼馴染「私を誰だと思ってるのwww何年一緒に居ると思ってんのwww」

幼馴染「わかるもん。私のせいだと思うし」グスッ

勇者「……」ナデナデ

幼馴染「思うとおりにならないと『何か違うな』って思っちゃうところ、あるの」

幼馴染「自分のおかしな価値観を、それで考えた幸せを押し付けてしまう」

幼馴染「だから……誰かを傷つける。そうせずには、いられない」

勇者「で、物事が動いてしまってから後悔すると」

勇者「アホか、オメーわwwww」

勇者「誰かの幸せってヤツを考える時はよぉww」

勇者「自分の価値観で決めるしかwwそれを押し付けるしかwwねえじゃんwww」

勇者「それで納得しないヤツもいるさ、嫌がるヤツも居るさwww」

勇者「そういうやつは、別の何かを選べばいいwwそうできる連中なんだよww」

幼馴染「うん……」

勇者「『勇者の選択』なんつー言葉があるけどwwありゃ誰にでもできるんじゃねぇかなwww」

勇者「人に迷惑かかんなきゃwww誰もその『選択』を邪魔できねぇのさwww」

勇者「わかったら、ホラ…泣くな」ダキッ

幼馴染「何よ何よ///カッコつけて///もぉぉ///」グスッ

勇者「じゃwwもっとカッコつけるわwwww」

勇者「サクッとお悩み解決してくるぜwwwwww」スッ

幼馴染「いてらー…w」ゴシゴシ

※風の私室

勇者「姉貴ー、今いいかー?」コンコン

風「カギなんか掛けてない、勝手に入れwwww」

勇者「お邪魔wwwwで、なんで半裸よwwwアンタわwwww」

風「誰かさんを誘惑してやろうかな……なんてなww」スッ…フワッ

風「防音バリアを張ってあるww言いたい事があるならww何でも言いやがれwww」

勇者「背中から抱きついて言うセリフかよwwww」

風「じゃあ、どうなら良いってのww」サラサラ

風「むー、髪サラサラじゃん…男のクセに」

勇者「女の子ならよかったかなと思った時期がww俺にもありましたwww」

風「初耳だwww」

勇者「幼馴染がレズっ子カミングアウトしたからだよwww」

風「ふーんwww私を狙ってたって言ってたもんなwwww」

勇者「結局、気が多いんだと思うぜ…俺もアイツも」

風「イイことじゃないかwwwwソレを言ったら私なんてwww人妻の夜のお相手が仕事だったぞwww」

再開します

勇者「マジでかwww」

風「マジだよwwwwいやーwwものスゴかったねぇwwwww」

風「勇者…私はな、変わったんだよww前にも言ったとおりww」

勇者「遠慮するこたぁねぇ、ってワケかwwwwなんつーご都合主義www」

風「さあ、精々びっくりさせてくれwww目の前で聞いてやるからwwww」スッ…

勇者「俺、さ。姉貴が……好きだったんだ」

勇者「綺麗で格好よくて、おもしろくて明るくて、何でも出来て、優しい」

勇者「ま、アンタは否定するだろうけどなコレwwあくまで俺が思ってたことだからwww」

風「そう、だな。そうだ…で、続きは?」

勇者「幼馴染と入れ替わりみたいに、魔界行っちゃっただろ?三人一緒だったのは一年くらいか」

風「ああ。ちょうど魔界と人間界が停戦協定を結んだ時だったな」

勇者「どうしようかと思ったよ、正直。全然血が繋がってないって知ったのがその頃で」

勇者「幼馴染が居たから、あいつが俺を好いてくれたから、俺は狂わずに生きてこれたと思う」

勇者「利用してたのかな、幼馴染を」

風「大事に思ったんだろ。あの仔の願いだって、叶えようとしてる」

風「そんなこと、言うもんじゃないわ」ニコッ

勇者「…ああ。……幼馴染にさ。聞かれたことがあるんだ」

勇者「姉貴のことを好きか、って」

風「知ってるよ。保留にしてるんだろ?このサドwwww」

勇者「だってよ!俺は!」

風「言うな。求めていたものが手の届く所にあるというだけでも、人は迷う」ヴン!

風「聞こう、勇者。この姿…風の四天王として誘惑すれば、」

風「キミは私に接吻をする事ができるのか?」

勇者「…やっぱ、わかんねぇ」

風「意気地無し」

風「……いや、私もキミから逃げていた。少し考えれば分かる事だったのに」

風「戻る事はいつでもできたのに、そうしなかった。怖かった…」

風「考えるのが怖かった。一番近くに居た義弟と離れて、自分がどうなるのかを、考えるのが」

風「快楽を教えられ、教えさえする身となった事は、感謝している。ここの皆にも可愛がられた」

風「けれど、キミのことを考えると安定を失いそうで、そんな自分が厭で…」

風「ああダメだダメだ、もっと考えておくんだった!キミが急に来るからだぞ!」ワシャワシャ

風「ああ、分かってるとも…もういい!キミが私を意識して悩んだように!」

風「私もキミのことで、ずっと悩んでいたさ!そういうことにしとけ、もう!」ガー

風「いいオトコになってんだろうなとか思ってた!見てみたらエロいことばっかしてたけどな!」

勇者「なんだよそれ!シュミわりーな!」

風「偵察だよ、て・い・さ・つ!」

勇者「そういうことにしとくかwwww」

風「ああ、そうしろそうしろ!でも今日はもう帰れ、私の方が話にならん!」ゼーハー

勇者「じゃあ、おいとまするよww一応お悩み解決ってことでいいやww」

風「幼馴染が納得するかどうかは知らんがなwwwまぁ……」

風「精々その意気地なしを直しておくんだな」

風「私は誰にも邪魔されずに、他者の心を奪い取る事も出来るのだから」ニコッ…

今回はここまでです
ではまた

>345
よかった、人いたーwww

では再開します

風「今日は来客が多いなwww幼馴染、来てるんだろ。入りなよww」

幼馴染「何故ばれたしwwww」ギィ…バタン

風「声で分かる、歩き方で分かる、もしかしたら息遣いだけでも」フッ…フワッ

風「何でそんなに不安そうなんだよ、コラwww」

幼馴染「だ、だってぇ…///」

風「まぁな…純粋に憧れ、憧れられる『家族』で居る方が……悩み迷う『他者』よりは楽だからな」

風「キミも、私自身も。……変わる覚悟があったからヤツに訊いたんだろ?」

幼馴染「私がずっと好きだったお姉さまを、勇者が好きじゃないわけないんだって、思った…」

幼馴染「そうだったらいいのに、でも、そうだったらどうしようって」

風「考えが行動に追い付いてなかったのかwwwキミらしいっちゃキミらしいけどww」

幼馴染「むーっ、笑わないでよぉ…」プクゥ

風「悪い悪いwwさて…訊きたい?ヤツと、私の結論を」

幼馴染「うん……どうするの?」

風「互いに『家族』以上の好意があったと知っても……すぐにどうこうなれる関係じゃない」

風「ヤツはそこまで野卑じゃないし、私だってそこまで愚かじゃないつもりだ」

幼馴染「うん……」

風「可愛い義妹の亭主をかっさらおうなんて気はさらさらないよww」

風「キミにも言われたとおり、そんなのは馬鹿馬鹿しいだけだからなwwww」

風「ただ…魅力を競ってみたいな、とは思うよ?フフフ…」

幼馴染「だ、誰と……?」ドキドキ

風「勇者と、かもしれないし…幼馴染、キミとかもしれない。気まぐれに、二人の間で」

風「そういうのなら、気楽にやれるだろうからなwwwww」

幼馴染「勝手すぎーwwwww」

風「そうさwww私は勝手なんだよwwww勝手に喋って勝手に動いく」スッ…チュ

幼馴染「あぁっ…///」チュ

風「さあ、今から大変だぞwwwもっともっと魅力的にならなくちゃwww」

幼馴染「ズルいーっ///」

風「続きはどうする?wwww」

幼馴染「///」トロン

風「世話の焼けるwww義妹だことwwwww」

※別室

魔王娘「はぁっ…はあ…んんっ…っぁ///」

魔王娘「あぁ…ぅ…///」

姫「ふふふ、ここかなー?ww」ニヤニヤ

人形娘「こっちもスゴいですよww」ニヤニヤ

魔王娘「ふぁぁっ///もう…だめっ!」

魔王娘「二人とも……、強過ぎだよー///」

人形娘「何言ってるんですwwwそのロリな見かけで肩こりとかwwww」モミモミ

魔王娘「きゃふっ!?いだーいぃ……」グスン

姫「根を詰め過ぎちゃだめって、いつも言ってるのにwwwwお姉さまの言う事を聞きなさいっwwww」

魔王娘「ご、ごめんなさいぃぃ///」ショボーン

魔王娘「人間界の方々と剣のお稽古をしたり、変わったお茶の入れ方を習ったりしてたら」

魔王娘「つい、夢中になっちゃって…///」

姫「気持ちは分かるけどねwwwwおもしろい方も多いしwww」

人形娘「この七日間、日のあるうちはずっと、ってのはどうかと思いますwww」

今回はここまでです
ではまた

再開します

魔王娘「でも、少しくらい無理な事もしないと///」

魔王娘「努力もしないで思うとおりにしようだなんて、虫がよすぎます…」

姫「うーん……実家の連中に聞かせてやりたいわねぇwwww」

姫「けど、ひとりで無理することないって」

人形娘「娘さまに身体を壊されでもしたら、私はどうしたらいいんです…?」グスッ

人形娘「私はあまりお役に立てないかもしれないけど、もっと頼って下さってもいいんじゃないですか」

魔王娘「うん…ごめんね」ナデナデ

人形娘「」カァァッ

姫「ああもうww思考停止しちゃったじゃんww」

魔王娘「ほぇぇ……ホントだ、人形娘が固まっちゃった///」

姫「私がなんとかするから遊びに行ってらっしゃいww女騎士さんが会いたがってたわよww」

魔王娘「は、はいぃ///」トコトコ
ギィィ…バタン

姫「娘ちゃんには……可愛いままで居てもらいたいの。わかってね…?」

人形娘「あれ…娘さまは?///」

姫「遊びに行ってもらいましたよ、っとwww」ダキッ

人形娘「わわ、私重いですよっ…///」アタフタ

姫「娘ちゃんと同じ事言ってるーwwwwwwかわいいなぁもうwwww」

姫「肩もみの最中、イロイロとヤバかったひとは手を上げてーwww」

人形娘「あっ…あげれませんっ。抱えられてしまっているので」

姫「安心しなさい私もよwww抱えてしまっているので、ねw」

人形娘「姫さまの意地悪……///私のことを知ってて、分かってて…っ///」

姫「あらあら…今からすることを、あの子に見せられるのかしらね?」ニタァ

人形娘「」ゾッ…

姫「いずれは知る事だと思うけどwwイメージ見ただけですげぇ葛藤してたからww」

姫「こっちの都合を押し付けているだけかもしれないね…さ、どうする?w」スッ

人形娘「……んっ…///も、がまん…無理」シュルシュル

姫「先にベッド上がればいいのにwwww膝からは降ろしたでしょがww」

人形娘「そ、そうでした…私の部屋でした、ここ///」ゼェゼェ

姫「ずいぶん昂ぶってるわねww」

人形娘「このベッド、風さまに頂いたんです…その…見たいときに、その…///」

人形娘「イケナイ夢を見れるみたいで…///」カァァ

姫「うっへえwww量産したら人間の貴族なんかww何十人単位で篭絡できそうだわねwww」

人形娘「そ…そうなんですか…?」ボフッ

姫「そうそうwwww魔界人よりずっと、そういう欲が強いからwww」ボフッ

人形娘「それは伺ってますけれど…///」

姫「大国の人はどうかわかんないけどwwwなんか私の国の方がヒドいことしてたみたいでさぁ」ギシッ

姫「ホント、やんなちゃうわよっ……!」シュルシュル

人形娘「姫、さま……?」

姫「あとで見せてあげる。国家ぐるみの裏稼業の内容。でも今は、ねえ人形娘」

姫「何も考えさせないで頂戴……」チュッ

人形娘「わ、わかりました……お任せくださいませ///」ダキッ

今回はここまでです
ではまた

再開します

姫「父親を、あまり好いていなかったわ」

姫「何度も何度も聞いてもらってることだわね、貴女にも」グビッ

人形娘「……はい」グビッ

姫「や、悪いと思ってるんだよ?さっきみたいにエロ欲求解消させてもらって、お酒につき合わせて、くだ巻いて」グビグビ

人形娘「そんな…私は、ただ…お役に立てればと思って…///」

姫「あんがとねぇwwwwあーもう女の子って大好きぃぃwwww」グビグビ

人形娘「…姫さま。妹さまの侍女としてお尋ねいたします。何があったのですか?」

人形娘「お酒に逃げないで、お答えください。先程よりは冷静になられているはず」ジッ…

姫「……ごめん。私の国がね、武器以外にもイロイロ売ってたって、わかったの。メイドが調べてくれて」

人形娘「国ぐるみで、ですか。こちらの書類、読ませていただいても?」

姫「うん。落ち着いたら読んでもらおうと思ってた。先にあんなことしちゃったけどw」

人形娘「それは///別段、気にしてはおりませんが」パラパラ

人形娘「な ん で す か こ れ は !?」

人形娘「麻薬輸出量、各国の娼館に占める割合、奴隷斡旋数…すべてトップ!」パラパラ

姫「魔王達と同盟してからの裏家業、もっとひどいよwww」

人形娘「他国貴族への脅迫、およびその子女に対する誘拐強姦、怪物と人間の交配実験」

姫「その辺は何カ国かとツルんでやってるみたいww魔王にも色を好むのが居るみたいだねw」

姫「誰かを利用して、国を大きくしてきた人なのよ。傷つけずに置かない人なのよ」

人形娘「でもっ!だって……おかしいですっ!同じ人間でしょうに!」

姫「自分の幸福の為だけにかわいそうな人を増やしていく」

姫「彼らの血と涙の上にドッカリ座って、世界を手に入れることばかり考えている」

姫「話に聞いた大国王の狂気さえ、これほどではなかったというのに」ギリッ…メキメキッ

人形娘「姫様だめっ!グラスが…」

姫「あー、ごめんwwつい…」

人形娘「お怪我はありませんか!?お見せください」バッ

人形娘「よかった…ヒビが入っただけだわ」ホッ

姫「貴女やメイドや、魔王軍の皆々のように」

姫「私も、優しく…強くありたいのに…」ポロポロッ

人形娘「妹さまは…なんとしても争いを避けたいのだと仰いました」

姫「でも、それも、もう……」

人形娘「ええ。土さまや火さまにお伺いする所では、開戦は免れないだろうと」

姫「どうすればいいのかな。泣かないで、お酒も飲まないで考えるから、一緒に…」

人形娘「知恵をお借りしましょうwwどなたかいらっしゃいませんかー?」エコー

水「呼びました?www」シュパッ

姫「」

水「ごめんあそばせ、姫さまwwwけれど、出歯亀をしていたわけではありませんよ」

姫「この際それはいいですw実はかくかくしかじか」

水「ふむ。大概は勇者殿が過日の戦で施された策が有効でしょうけれど」

水「異能を持つ者がこれほど居て、そればかりというのも芸がございませんわね」

水「開戦の日までの仕込にも繋がります、単純極まる手ですが打って置きましょうww」

水「ってゆーか姫さまwwwお父様とお母様は何をなさっておいでなんですかね?ww」

姫「二人きりで旅行に出てくると仰ってましたけど……」
ドゴーーン!!

※中庭

姫「何事っ!?」ダダダッ

魔王「よぉwww悪かったな、留守にしちまってwwwwwwww」

姫「お、お父様…!?」

魔王「いやー、やっぱ昔どおりとはいかんなwwww手間取ったのなんのww」

魔王嫁「いま少し早く戻れる予定だったのだけど。姫、ごめんなさいね。辛い役を押し付けてしまって」

姫「ふぇぇ……ひっ…わぁぁん!」ダキッ

魔王嫁「投げ出したってよかったのですよ?」ナデナデ

姫「だっ…だってぇ……私もっ、できること、ひっく、したかった、からぁ…」

魔王嫁「少し頑張り過ぎだけれどw……でも、よく頑張ってくれましたね」ニコッ

姫「は…はい…」

魔王「姫が調べ上げた事については、俺も読ませてもらった」

魔王「すまなかったな、俺は役割を間違えていたかもしれん」

水「『狩り』なんて、後回しでもよかったのではないですか?ww」

魔王「うむ。不覚だ。反省している。俺も姫と共に考えるとしよう」

魔王「姫。余力があればjこちらへおいで。少し俺たちと話そう」シュパッ

姫「簡単にテーブルと椅子を持ち出してこないでくださいっwwwww」

魔王「いいんだよ俺の執務室のやつだからwww」

水「お荷物は片付けておきますわねwwww」テキパキ

姫「」はやっ!wwww」

魔王「さて、どうすっかなぁ。課題は一つ一つ片付けねばならんが」

魔王「おーい水!お前は何する気だー?」

水「人間界の物価よりも安い値で、魔界の美味を供給するつもりですわ!」

水「難物は胃袋から掴め、ってねwwww」

魔王「金持ちや道楽者なら引っかかるなwww金を搾り取ってやろうwwww」

姫「略奪して、とかじゃないのが素敵すぎですお父様ww」

魔王「暗い考えは邪魔だぞ、姫wwww俺のやり方なら、お前は泣かずに済むww」

魔王「俺はお前や魔王娘の信頼に足る父親でありたいwww」

姫「信じます、魔王……」ニコッ

今回はここまでです
ではまた

乙乙

>>363
ありがとうございます
もっと面白くなるようにします

では再開します

魔王嫁「私も昔の知り合いに声を掛けてみましょうwwうまくすれば」

魔王嫁「いくつかの国と連携をとることができるはずw」

姫「ありがとう、お母様」

魔王嫁「水臭いわねー、もうww貴女をあんな国に渡すつもりないんだからね私www」

魔王嫁「ひとりで悩むのは、もうおやめなさい。いいですね?」

姫「うん……」ニコッ

水「……家庭とはよいものですわねぇ」ホロッ

魔王嫁「お相手は居ないのかしら?www」

水「いませんよwww自分のことで精一杯ですわwwww」

水「では、私はこれでwwww」シュパッ

魔王嫁「あーあ、逃げちゃったwww」

姫「皆の提案を聞きに来た結果wwwwwソッコーで召集かかってww会議になったったwwwww」

勇者「姫さんwもしかしてwww俺らがそんな面白れぇことwww見逃すと思ってたんかwwwww」

女勇者「ありえんwwwマジありえんwwww」

女騎士「魔王どもとガチ勝負とかwwwしてみたかったんだwww」

幼馴染「戦える人たちでパーティ組んでwww魔王の数減らしてもらうとかどうよwww」

男「私は王位を継いですぐ、諸君の計画に乗った。『勇者』になれそうな者を推挙頂ければ」

男「すぐにでも選任の儀を行えるぞ」

勇者「マジでかwwwすげえなwwwww」

男「ちと都合がよすぎるか?だが私とて男の端くれ、やれることはやる。それに、」フッ

男「私も一度でいいからやってみたかったのだwwwwwww」

女騎士「本音キタコレwwwwwww」

強化兵「『勇者』、ナリタイ。イイ?」

男「色々審査とかあるが面倒だwwこの軍の幹部と試合をしたまえww」

男「その結果で判断すればよかろうww」

火「では、小生がお相手申すかwwww」ウズウズ

勇者「なんかロリッ子いたしwwww」

火「ソレやめろww恥ずかしいわwwwww」

火「では、早速参ろうwww」シュパッ

幼馴染「はやっwwwww」

姫「マジメに悩んでた私なんなのwwwwバカなのwwww」

メイド「よいではありませんかwww皆が当事者として」

メイド「考えるきっかけとなったのですからwちとユーモラスですけどねww」

姫「ユーモラスすぎるわwwwww」

男戦士「あのさ、脅迫されてる貴族を助けれたら、味方してくれんじゃね?」

無口娘「貴殿にしてはマトモ。助力を約束する」

戦士「一言余計だっつのwwwwww」

魔王娘「面白そうな方々ですね///」

紳士「そうとも、魔界の姫君w人間とて捨てたものではあるまい?」フッ…

魔王娘「はい!とてもいい方ばかりです///」ニコッ

紳士「その笑顔はヤバいぞ…し、資金援助くらいはさせてもらう…」クラッ

義賊「オレはどうすっかなーwwwww裏課業なら色々知ってんだけどなーwww」

女勇者「なら手伝えよwwww私が雇うwwwwこき使ってやるかんねwwwww」

義賊「我々の業界ではご褒美ですwwwwww」

女勇者「だまらっしゃいwwwww」

今回はここまでです
ではまた

短いですが再開します

勇者「賑やかな会議だなwwww」

幼馴染「進まないよりはいいんじゃないのwww」

勇者「まとまらないって言った方がよくねぇかwwwwwこれwwww」

幼馴染「そうとも言うwwwwwって、あっwww」

魔王「はーい注目ぅぅwwwww」シュパッ

人間「」

魔王「自己紹介は割愛するぞwwww簡単だが食事を運んで来た、皆で食ってくれwww」

男「貴殿が辺境の魔王か。我が民がお世話になる、私なりに報いるつもりだ」ペコリ

魔王「いやいやwこの国は土地が余っている。心配無用だ、消えた国の王w」

男「お見通しかwwフン、気に入らんなwwwww」グビッ

戦士「嘘だなありゃwwww」ガツガツ

無口娘「友好の情が勝っている。男とは難儀なもの」モグモグ

戦士「悪かったな難儀でwwwww」グビグビ

魔王娘「楽しいお食事です///」

無口娘「一杯、如何か」

魔王娘「いただきます///ありがとう///」スッ

無口娘「やはり人には触れてみるもの。よい飲みっぷりだ」グビグビ

魔王娘「おいしいっ!これ、何ですか」キラキラ

無口娘「故郷…ここではない土地の果実。酒気はない、存分に」ニコッ

魔王娘「ありがとうございます///」

戦士「あいつが自分から関わるとはねww魔王、いい娘さんだなwwww」

魔王「痛み入るwwww俺の自慢さ、できればずっと留めておきたいが」

戦士「そうもいかねぇだろwww自由にさせてやんなよ?wwww」

魔王「分かっているさwwwwww」

紳士「父親の悲哀かね?www」

魔王「そうじゃない、とは言い切れんwww大事にするしか、俺にできる事はないからなww」

今回はここまでです
ではまた

再開します

紳士「魔王殿の気持ちも分からんでもない」グビグビ

紳士「私も娘を嫁がせた親だからなw」

戦士「へえwwwどんな所に?www」

紳士「男殿の所さwwwww」

魔王「ちょwwwww」

紳士「魔王どもに襲撃されて彼の国が滅んだ時はさすがに焦ったよww」

紳士「舞王殿の盟友が誘ってくれたおかげでw民や娘は命を拾ったのさww」

戦士「じゃあ…土地とかどうなってんだ今」

紳士「その魔王が支配している。舞王殿と比べると歴然の劣悪な君主ではあるが」

舞王「派兵するか?」

紳士「徐々に他の魔王達も動き出していると聞く、逐一派兵していてはもたんぞww」

紳士「連合軍には多数の『勇者』も入っているし…今ここを手薄にするわけにはいかん」

紳士「この場の何人かに募集でもかけるよwww」

戦士「おっさん強しwww」

紳士「伊達に国王の舅はやっとらんさwwwwww」グビグビプハー

舞王「ならば任せるがwww明日から早速行動に入るとするかww」

紳士「何をする気かね?ww」

舞王「まずは他の魔王の動きをあらかた掴む。どーせ一枚岩になんかなれっこねぇんだからwww」

舞王「脆い所から突き崩してやるさwwww舞王軍の本気を見せてやろうwww」

義賊「だったらオレも混ぜろwww雇い主の許しが出ればだけどなwwww」

舞王「助かるが…何をどうする?」

義賊「身内に大規模な娼館の経営者が居るwwあとぁ分かるだろ?www」

紳士「教育上はよろしくないがwwww清濁を問うてもおられんかwww」

義賊「なぁに。身内ン所の女らは好きでやってるんだからwwいいんだよwwww」ゲラゲラ

舞王「是非、宜しく頼むww犠牲の出ぬ方向でなwww」

義賊「へっへっへww承知wwww」

舞王「さてwww各人いい感じで提案が出たようだなwww」

舞王「勇者、どうだwwここはお開きにして、明日からの行動に備えてもらうというのはwww」

勇者「断る理由がねぇよwwwんじゃ皆!今日はそれぞれ好きに休息してくれや!四天王の領地とかに帰るなら送る!」

人間「おkwwww」

勇者「それともう一つ。連合軍のアタマは、多分だが俺の親父。大国王だ」

人間「」ザワザワ

勇者「あの人が何を考えているかまでは、俺は分からねぇが」

勇者「ぶつかる以上は俺も全力でやりあうつもりだ。目的のあるヤツそうじゃないヤツ色々いると思うけど」

勇者「いっぺん『人間界』とケンカしてみてぇってバカ野郎どもは、どんな形でもいいから手伝ってくれ!」バッ

人間「」ウォォォッ!!

戦士「ま、当然だなww」

無口娘「及第点。伝わるものはあったが」

紳士「なかなかのカリスマ性だと思うがなww」

魔王娘「私も、頑張らなくちゃ…///」グッ

幼馴染「ダンナがかっこよく見える件についてwwwwww」

幼馴染「あの後たっぷりエロいことしたwwww」

勇者「そういう言い方やめろや、おめーわwwww」

女勇者「何故いつも敗北感だけがあるのかしら」ゼェゼェ

勇者「主にこいつのせいwww」

幼馴染「何のことでしょうwww」ニコニコ

風「変わらないねぇ、キミらはwwww嬉しくなっちまうよwwww」シュパッ

幼馴染「あっwwライバル登場wwww」

風「誰がだwww足りねぇって顔に書いてあんぞwwww」

風「つーワケでま、ガンバレやwwおとーとwww」パチンッ

勇者「ゲェーッ、なんかエロな気分が戻ってキター!?」

風「ははは、単純なヤツwwwwwじゃあ私は女勇者ちゃんと遊ぼっかなっww」ペロン

女勇者「ひぃぃっ///」ゾクゾク

風「あらあら、縮みあがっちゃってwww分かるんだねwww私がSの側だってww」ニッコォ

女勇者「ああっ…///すっげぇアブない目つきっ///」ハァハァ

風「ふふ、見られながらというのもイイだろう?」チュ

今回はここまでです
ではまた

短いですが再開します

※人間界

小国王「大国王の名で招集をかけ、各国の精鋭を纏め上げて軍とした」

小国王「金や女を使って人心は掌握してある…ヤツは号令を掛けるだけのお飾りだ」

小国王「俺は見物していればいい。双方が疲弊した所をまとめて制圧し」

小国王「魔王どもの力を根こそぎ奪い取り!俺が世界を支配する!」

小国王「俺は待った、この時を待った!ずっと待ったのだ!」

小国王「ヤツの持つ全てを奪ってやる」

小国王「恥を晒させて奪ってやる!俺のものだ、俺の……!」ワナワナ

小国王「興奮して眠れぬわ!」ギンギン

小国王「誰かおらんか!」パチン

娼婦「お呼びですか」

小国王「うむwいつものように頼むww」

娼婦「は…失礼致します」ペロリッ

小国王「おお、よい!実によいぞwwwwww」

続きは明日の夕方か夜に
ではまた

再開します

娼婦「王族と呼ばれる方々は…んっ///」ペロペロ

娼婦「私のような者には興味を示さぬと思っていましたが///」

小国王「…お前自身に興味があるのではない」

娼婦「清清しいほど勝手なお方wwこんなことをして差し上げていますのに?///」ウフフ

小国王「そうだ。ワシはお前を利用しているに過ぎん」ガブッ

娼婦「私の胸は食べ物じゃありませんよ///」

小国王「そう、その態度だ。獣のように交わろうと苦痛の声すら上げぬ図太い所だ」

娼婦「……誰かを重ねていらっしゃるのね」

小国王「その目をやめよ!潰すぞ!!」ギリリ

娼婦「策士気取りの割に激しやすい。足元をすくわれますよ?」

小国王「だから俺が蹂躙してやるのだ!」グチュッ

小国王「お前も俺に奉仕しろ、尽くせっ!!精魂果てるまで尽くせっ!!!」

娼婦「嫉妬で動く人なのね。擦るだけなのに、一層元気になられて…w」グチャグチャ

小国王「そうだっ!よい、よいぞぉ…!」ハァハァ

娼婦「こうかしら?それともこう?」ウフフ

娼婦「ああ……そうだわっ!いい事を思いついた」

小国王「な、なんだ…それよりとっとと出させろ!」ゼェゼェ

娼婦「王様はご存知かしら?性魔術には姿かたちだけでなく…声や感触までをも…」トロン

娼婦「誰かに似せてしまう呪文があることを」

小国王「」

娼婦「ふふふ、脆い理性には似合いの姿がありそうね…どれ、心を覗いて…と」フッ

娼婦「ふぅん…貴方はすごい人ね?落胤とはいえ…」グイッ…

娼婦「美しければ実の娘にも、欲 情 す る な ん て !」グチャッ!!!

小国王「なん…だ、とぉ…貴様、その姿は…」

娼婦「何のかんのと理由をつけて城から遠ざけたのは…彼女が生粋の女色に染まったから」

娼婦「政略結婚にも使えない売れ残りだったから。そして今、手放した事を後悔している」

娼婦「汚らわしいっっ…ああ…///でもほぅら、繋がっていてよ?///」グチャグチャ

娼婦「分かりますか?寂しい王様…。これを彼女は、女にしか許さない…」

娼婦「男には決して許さない、どれほど気持ちが揺れ動こうとも許さない…!」グチュグチュ

娼婦「高潔さを全て、末の姫様に譲ってしまわれたのねぇ…」クスクス

小国王「」ガシュガシュ

娼婦「罵る言葉も忘れましたか、つまらない…では、この姿はいかが?」フッ

小国王「おお、おお……あぁぉ…」ゼェゼェ

娼婦「偶然に手が触れただけで興奮したのでしょう?いつもいつも見ていたのでしょう?」

娼婦「でも残念。この姿をした人は、大国王のお妃さま!貴方の物ではないのよ」ペロペロ

娼婦「婚姻してからは……こんなっふうに…馬乗りになって、あぁ///」

娼婦「情を交わされたのでしょうねぇ?はぁ、はぁっ///」

娼婦「ああ悔しい、ああ羨ましい///ほらほら、認めておしまいなさい///」

娼婦「貴方は大国王が持っている、このひとを一番欲しいのよ。世界なんてオマケなんだわ!」グチャグチャッ

小国王「そうだっっっ!!その、おぉぁ!と、とおりぃぃっ!」ドクドク…

娼婦「はい、ごちそうさまぁ///」ズルッ…

娼婦「ああ疲れたwwww二回戦がしたければ、他の女をお呼びになってねー?www」シュパッ

続きは明日の夕方か夜に
ではまた

再開します

娼婦「はぁ……あのオッサンの後は疲れるわ…」カラン…グビッ

義賊「おーう、お疲れさんwww」

娼婦「貴方も大概忙しい人ね…ww朝は魔界で夜はこっち?www」

義賊「しょうがねぇだろwwww連絡係も兼ねてるんだからよwwww」

義賊「で……どうなのよww対魔界お色気作戦wwできそうかい?www」

娼婦「誰に言ってるのかしらねwwwできないはずがないでしょうwww」

娼婦「えろいの大好きな女の子、厚めに集めてあるわww」グビグビ

娼婦「なんだかこっちが悪の組織になった気分だけどwwwwww」

義賊「悪りぃ悪りぃwwwけど助かるよwww」

娼婦「ま、利害が一致したからねwwで……、向こうのドンの話だけど」コソッ

義賊「へぇぇ…なーるほどねwww」ニヤリ

義賊「その情報買うわwww」ゴソゴソ

娼婦「たまにはおカネ以外のもの頂戴よぉwww」スッ…ヒタヒタ

義賊「へいへい、このヤマが済んだらなwwwww」

※翌日

土「さーて、この辺だよな?www人間界は久々だからなwww」

女騎士「それはいいんだが…この格好はどうにかならんのか」ムスッ

土「黄金を買い付けに来た商人と護衛だぜ?目立つカッコが出来るかっつのwww」ボフッ

女騎士「いっそ思い切り目立った方が…」ブツブツ

土「シッ。来たぜwww」

ヒゲ「さっそく取引といきましょうかwwwいかほどご入用で?」

土「そちらの金鉱と諸々の権利などを。すべて」

ヒゲ「は?今、何と…」

土「貴方がお持ちの金鉱をすべて譲っていただきたい、と申しました」

土「流通ノウハウや鉱夫……現在の取引先との契約も、まるごと買わせていただく!!」

土「代金は…あれを!」

女騎士「はっ」ガチャ

ヒゲ「こっこれはぁぁぁぁ!!!魔界でのみ採掘される特殊鋼!?」

土「こちらの持つ採掘権と専門家……もちろん取引先のあっせんや流通もこちらで担いましょう」

土「そちらは手を煩わせる事も必要以上のカネを使う事もなく、毎日のように金儲けが出来る」

土「悪い話ではないと思いますがねぇ……ククッ」

ヒゲ「無論です。ですが何故、損をするような取引を?」

ヒゲ「特殊鋼と黄金では、価値は決して等価には……」

土「この際、もっと手広く事業を展開使用と思ってましてね」

土「幾ら高価くても、取引先が限定されるような商品では儲けになりません」

ヒゲ「そこで、人間界により流通しやすい黄金に目をお付けになった、と。いやはや素晴しい!」

土「では、契約成立で?」

ヒゲ「よろしくお願い申しますぞwwww」ガシッ

土「…」ザッザッ

女騎士「……くくくっ…」ザッザッ

土「ククッ…ぎゃはははははは!!楽勝だぜラクショーwwwwwwww」

土「これで連合軍の資金源は押さえた!奴らは『軍』としてのパトロンをこの一国に頼ってるからなぁwwwww」

女騎士「流通先や契約まで買い取ったのはそのためかwwwwwこっちで制御するハラだな貴様wwww」

土「そゆことwwwwwwテメーん所の国費拠出してまで戦争してぇ国は」

土「まあ少なかねぇだろうが…同時に相手取る国の数はww今ほど多くもなくなるだろうよwwwww」

女騎士「まるっきり悪の組織だなwwwww」

土「そりゃ一応『魔王』の軍だからなwwwwワルいこともするさww」

女騎士「剣だけでは済まない戦、かww悪くないなww」

土「だろー?wwwww」

女騎士「さっさと片付けてww店でもやるとするかwwww」

土「オトナのオモチャ屋さんだったら通うぜwwwww」ゲラゲラ

女騎士「黙らっしゃいwwwwwww」ゲラゲラ

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

火「この雰囲気なら、今日が結団式か…面白い事になってきたなwww」コソーリ

火「正直、それほど期待はしておらなんだがww」

火「ここまでの兵装を整え、しかも大部隊の人心をあまねく掌握する。さすがだなwww」

強化兵「破壊シトクカ?」コソーリ

火「否。たまには『戦争』もよかろうてww」

強化兵「楽シソウ。ナゼ?」

火「向こうは命がけだろうが、魔王軍には関わらぬこと。ちょっとした火遊びだよ、クククッ…」

強化兵「アマリ目立ツナwwケドラレルゾ」

火「ひと暴れしたくなる前に帰r」

ロリ「何者?」コソッ…

火「」ワルモノww報告するか?手柄だぞww」

ロリ「ううん。めんどくさいからいい。偵察?」

火「そんなところかなww誘拐に切り替えても構わんがwww」

ロリ「何人かとキャラ被るわよwww」

火「知るかそんなことww貴君も腕が立ちそうだ、戦力は欲しい」

ロリ「お金、ある?」ニコッ

火「たんまりとwww」

ロリ「戦いが始まったらそっちについてあげるwwwww」コソコソ

ロリ「事情があるわけでも、恩義があるわけでもないからねwwさっさと終わらせたいだけww」

ロリ「いろいろ情報も流したげるよwwwwチップ弾んでねチップww」

隊長「そこ!何をしておるかっ!?」ドタドタ

ロリ「はっ、失礼致しました!この者らが魔界の出のようでしたので、情報を聞き出しておりました!」ビシッ

隊長「ならばよいのだ。俺の隊から裏切り者が出たら、褒賞がなくなるからなww」ガハハ

強化兵「愚劣…」イライラ

ロリ「あれも人間の姿よww私だって変わりはしないわwww」

強化兵「決着スルナンテアリエルノカ…?」

ロリ「戦ってみるまでは分からないわwwそのためにコソコソやってるんでしょう?ww」

ロリ「じゃ、ひと暴れしたくなる前に戻るわww」キィン…シュパッ

火「傭兵ゲットぉぉwwwww」

強化兵「イイノカ、コンナンデ」ハァ…

※魔界

風「色々作戦が動いてるみたいww」

勇者「拡散しすぎて何がなんだかわかんねぇなwww」

幼馴染「とりあえず資金源の国は押さえたでしょー?」パチン

幼馴染「あと、強そうな傭兵引き抜いて…」パチン

風「お色気作戦で裏切る連中もいるだろうねwww」パチン

勇者「地図が魔王軍の駒で埋まっていくwwww」

幼馴染「それでも戦力は遠く及ばないよー?」

勇者「姉貴。水と一緒にゲリラ戦やってくれww」

風「へいへいwwwこっちででしょ?人遣い粗いなぁwww」

幼馴染「私もヤるわよーwww」

勇者「あ、魔界側の指揮は娘ちゃんに任せてるからwww」

風「マジで!?やったぁぁwwww娘さまの指揮って面白いんだよねーwww」シュパッ

幼馴染「さっそく行きますwwww」シュパッ

勇者「ああ俺も戦いてぇなぁwww」

ロリ「こんにちは、勇者さんwww」

勇者「遠視呪文(※モニター)に割り込んでくるか普通wwwwww」

ロリ「傭兵ロリに不可能はないのwwwwってのは冗談でww」コホン

ロリ「どうやら大国王も同じことを考えているみたいよ」

ロリ「見て。結団式に参加してる兵士が少ないわ…武装馬車とか装甲部隊とか」

勇者「親父直属の精鋭部隊やらレンジャー部隊がいねぇ…チッ!やられたか!?」

ロリ「落ち着きなさい!彼らは礼節と騎士道を重んじる、恐らく移動しているに過ぎない」

勇者「そだな。魔界に入った所で陣を張り、精鋭を織り込んだ戦力を編成して攻める」

勇者「そういう手の方が好きだろうな、アイツらwww」

ロリ「互いに戦死者を出さない事にこだわってみれば?好きでしょそういうのwww」

勇者「俺ン所の総帥はすでにその方針でなwwwwこっちにとっちゃ遊びよ遊びww」

ロリ「私もせいぜい楽しませてもらおうかしらねwww」ケラケラ

続きは明日の夕方か夜に
ではまた

再開します

ロリ「あ、演説の時間だわww勇者さん達は聞けるようにしてあるの?ww」

勇者「ああ。違う部屋にもモニタつけてあるwww親父の演説はそれなりに聴けるからなww」

ロリ「何様ですかー?wwwwwwおっと、来た来たwww」

大国王「人間界の各所より集まってくれた勇士諸君!余は先ずもって、己の果報を喜ぼう!」

大国王「さて…此度の行軍は、我ら自身の為のみにあらず!子々孫々の代にわたる発展に寄与する為の一戦である!」

大国王「皆々、野心も野望もあろう。仕方無しに武器を取った者もあろう」

大国王「ここにおいては尊きその志、余が預からせてもらう!」

大国王「魔界征伐という大きなる目的を目指し、堅固なるひとつの剣となり進むのだ!」

大国王「人間界発展の栄光の為、各々が野望を満たす為に!」

大国王「この俺に!勝利をもたらせぇぇぇ!!」バッ!

兵士たち「ウオォォォォ!!」

魔王娘「これが、王……王と、いう者…」

魔王「うーむ、さすがだなぁ…ただの傀儡に収まるヤツではない、か…」

魔王娘「え……?」

魔王「お前には言っていなかったがな、娘…。あの王の役割は号令を飛ばすことだけなのだ」

魔王「人心を掌握している者が別に居る。大国王よりも得をしようと企んでいる汚いものが居る」

魔王「それを承知の上で、あの気高き王は戦陣に舞い戻った。『勇者』と呼ばれた精神を取り戻し、」

魔王「その背で軍を率い、戦うために先陣を切るだろう」

魔王娘「そんな…利用されているとわかっていて?なぜ…」

魔王「さぁな。だが強いて言うなtら、彼が…勇者の父親だからだろうな」

魔王「ヤツぁ息子とケンカをしたいのさwwwwヤツらしいと言えばヤツらしいwww」

魔王娘「まあっ!だとしたら、彼も遊んでいるようなものではありませんか!wwwww」ケラケラ

魔王「そうとも言うwwwwさぁ、娘。軍に何か声をかけてやりなさい。遊ぶ時は真剣に遊ぶものだww」

今回はここまでです
ではまた

再開します

魔王娘「はいっ!」スゥゥ

魔王娘「親愛なる魔王軍のみなさん!いよいよ人間界と魔界による連合軍が」

魔王娘「ここ、辺境の国へ押し寄せてきます」

魔王娘「ある者は熱き野心に恋焦がれ、ある者はよこしまな欲に駆られ」

魔王軍「またある者は高潔な志を掲げて。彼らは今、迷うことなく馬を駆っていることでしょう…」

魔王娘「哀しい事ですが、一度掲げた剣を下ろす事は出来ません」

魔王娘「私は知っています。皆さんの力が、当然に必然に彼らを上回るものであると」

魔王娘「私は信じています。彼らの全力を受け止め、戦い、そして勝利を勝ち取れると!」

魔王娘「この美しい、愛する故郷を…黙って踏み荒らされるわけには参りません…」

魔王娘「かつて最強とうたわれた舞王軍の実力を、今こそ彼らに示しましょう!」シャラン

魔王娘「そして私も!皆さんとともに戦うことを誓いますっっ!!」バッ!!

風「娘さまがご自分から剣を掲げられるなんて…」

水「立派になられましたわね…」グスッ

土「マジメだなぁ、あの方は」

火「戦など我が方にとっては児戯だと理解なさっていても、自ら戦う意志を示す…申し分なし!」

土「んーじゃ、行動開始といきましょうか。作戦通りに」ニヤッ

土「行くぞおめーら!分断工作、および寝返り兵の退路確保し合流を補佐する!」シュパッ

水「私達は足止め兼、非軍属民の安全確保!功を焦らないでねっ!」シュパッ

火「我らは初っ端から精鋭部隊と交戦だ。油断なく間断なく戦い、戦線維持を妨げる!」シュパッ

風「各人が単独行動で強襲戦だ、存分にかき回してやれっ!行くぞ!」バッ

風副官「お待ちください風さま。貴女にはもう一つ、役割がおありでしょう?指揮権は私にお預けくださいな」

風「……任せる。武運をな」シュパッ

風副官「さ、ひと暴れですよみなさんww」シュパッ

勇者「……始まったか」

魔王「邪魔するぞwww」

勇者「おおwwどうしたよww」

魔王「いや…地味な役目の男の話し相手でもしようかとww」

勇者「親父が出てくるまでだよww皆違う役割があるからなww」

魔王「母君を守らなくてよいのか?」

勇者「まだ動けねぇよ小国王は」ニヤッ

魔王「ほう?」ピクッ

勇者「これ見ろこれwww」ヴン!

魔王「マwwジwwでwwかwwコwwレwww」

勇者「連合軍の数がヤケに多かったんでなww親魔界側の国の…つってもほとんどだが」

勇者「軍事拠点だけを奇襲させてみたんだよww俺に預けてくれてた部隊とか、引き入れた傭兵にさwwww」

魔王「ひでぇヤツだなwwwwマジひでぇwwwww各地が大騒ぎになってるじゃねぇかwwww」

勇者「だーれが高見の見物なんかさせるかってんだよwwwwww」

勇者「っつーかwwアンタも同じ事してるじゃねぇかwww」

魔王「あー、まあなwww嫁が連絡つけてくれた魔界の国やらと組んでww」

魔王「もう何人か魔王倒してるけどww」

勇者「七日とかでww終わるんじゃねwwwww」ゲラゲラ

魔王「かもなwwww『勇者』たちはどうしたんだ?姿を全然見ねぇ」

勇者「こっちにも『勇者』がいるんでなwwwそれぞれの国に釘付けだww」

魔王「移動呪文による奇襲の可能性は?」

勇者「大いにあるなwwwけど、そのほうがおもしれーだろwww魔王城なんだからよぉここァwww」

魔王「ケッ、吹きやがらぁwwww俺もそいつらと遊んでやるかwww」

勇者「倒されるなよ?wwww」

魔王「誰がだバーカwwwwwんじゃあなwww」シュパッ

勇者「早く出て来いよ、親父…」ウズウズ

女騎士「期待はずれだな!」ズバッ!ザシュッ!!

ロリ「あはははwwww弱っちいwwwwそれでも『勇者』なの?ねぇぇ!」キィィ…ドゴーン!!

敵勇者1「くうっ…お前らは一体……」ググッ

人形娘「だから言ってるじゃないですかぁww」

人形娘「魔王軍ですよぉ、魔王軍wwww」

人形娘「あ、もしかして奇襲に備えてないと思いました?甘いですねぇwwww」

敵勇者2「何故だ…俺たちだって訓練を積んで来たはずだっ!うぉぉ!」ダッッ

強化兵「相手ヲヨク見ナイカラ…ソウナルノサ!」ギィン!

強化兵「サァ、ツカマエタ。ドウシテクレヨウカ?」ザワッ…ウネウネ

敵勇者2「ヒッ…触手……だと!?」ビシッグルグル

敵勇者2「」

強化兵「ククク。ココデハサスガニ気ガヒケル…地下室ヘゴ案内ダww」シュパッ

ロリ「あーあwww連れてっちゃったwwwww」ゲラゲラ

再開します

敵勇者1「なぜだ!何故お前たちはまともに戦おうとさえしない!?」バッ

敵勇者1「そんなお前たちに俺が、『勇者』が何故負ける!?」ジャキッ

女騎士「言っても分からんさwwなら聞こう、何故『辺境の魔王』を侮り、戦に賛同した」

女騎士「授かった勇者の称号と技能を、なぜ盲目的に用いた」チャキッ

敵勇者1「王の為、人間全体の発展の為!」タタッ…ザンッ!

敵勇者「俺は魔王を倒すんだ!邪魔をするな!」ビュオッ

女騎士「へえ、やるなぁ」ツツーッ

人形娘「多数をを一度に斬れるんですね…スゴいww」ペロッ

敵勇者1「効いていない、だと…?」

人形娘「でも、でも…そんなのじゃ燃えないわ///はぁ…浅いし、軽い///」ドロッ…

敵勇者1「なっ…血を流しながら、笑っている……!?」

ロリ「今のうちに離脱しといたほうがいいよー?wwww」

敵勇者1「ふざけろ!」ヒュンッ!

人形娘「だ・か・らぁ///軽いってばぁ///」ギィン!

人形娘「今まで、どのくらい戦ったことがある?どのくらい傷ついた事がある?」

敵勇者1「怪物を!1000以上だ!」ガッ!

人形娘「まあ///すごいわ///でも、傷が足りない。ああ、いい武器を貰ったからね?」

人形娘「受けたことのない傷の痛さ、教えてあげる…」ヒュンッ!

敵勇者1「速いっ!?くぅぅ…おりゃあ!」キン!キィン!ガッ

人形娘「あっ///」フラッ…ドサッ

敵勇者1「思い知ったか!全員剣を…」ドシャッ

人形娘「後ろだよぉ///あ、聞こえてないかww」スゥッ

ロリ「お見事ねww背中を一発ww気分は大丈夫なんでしょうね?ww」

人形娘「んんっ…ガマンできますっ…///もっと、敵、来ないかなぁ…」ハァハァ

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

敵勇者3「よし……なんとか…」コソコソ

敵勇者3「ううっ、魔王城って広いなぁ…それに、魔界人の気力が満ち満ちてて」

敵勇者3「怖いよー…」ブルブル

敵勇者3「逃げたり隠れたりの方が得意なのにぃ…」グスグス

敵勇者3「でも、倒して帰らないと……お金、もらえない」

敵勇者3「魔王を倒さないと……」タタタッ

???「撤退の合図を受けなかったのか」エコー

敵勇者3「撤退!?呪文の連絡一つなかったのに…」

???「何日かかけてじっくり攻める予定のようだ。お前はいいのか」エコー

敵勇者3「連絡も来ないって事は……もう、仕方ない。1や2との連絡も途絶えた」

敵勇者3「」魔王の顔を見て、挑んで…それでいいんだ」

???「魔王、ね。そんなに戦いたいかぁ?」エコー

敵勇者「ヤだよ!けど、しょうがないんだよ…」

???「そうか……ならば問うまい」シュパッ

敵勇者3「あ……ああぁ…だ、誰だい」ガチガチ

敵勇者3「アナタは一体、誰なんだいっ!?」

???「俺か?俺ぁな……」バッ!

魔王「舞王ってモンだwwwよろしくな、『勇者』のお嬢ちゃんwwww」

敵勇者3「……うそ、でしょ?なんで……」ガタガタ

魔王「力に対する感受性が強いなwwだが、逃げようとしないのは立派だ」ジッ

魔王「敵にしておくのが惜しいよwま、一丁やり合おうかww」バッ!

敵勇者3「は、はい…っ」チャッ

魔王「ははは、初心なことだwww」チャキッ

敵勇者3「すごい剣…けどっ!」フッ

魔王「そこだっ!」バァン!

敵勇者3「はずれだぁぁ!」ザンッ!

魔王「っつつ、やるじゃねぇのww」シュウゥ

敵勇者3「う……わぁぁっ!!」ビュンッ!

魔王「っととと、強いな…!」キキィン!

敵勇者3「何で打って来ないの!敵なんだよ!?」ブンッ

魔王「知らんなwww俺は俺のやり方でしか動かないんだよww」ガッ

魔王「さ、捕まえたぜwww」

敵勇者3「くそっ……!ネコじゃないやいっ!」ジタバタ

魔王「ハハハwwww」ストッ

敵勇者3「なんでだよ…マジメにやってよッ!!なんでっ…!」

魔王「お前、魔界人ヤッた事あんのか?ねぇだろ」ジッ

魔王「俺が生きてれば復活できるけどな。ヤられる時ゃ痛てぇし、怖えぇ」

魔王「厭なんだよ、そういうの。殺しても殺されても意味がねぇ。勝っても負けてもまた戦う」

敵勇者3「ソレが当たり前なんだ!『勇者』と『魔王』は、そういう決まりなんだっっ!」

魔王「うるっせぇ!!じゃあ今回の戦争は何なんだよ!!」ビリビリ

敵勇者3「…」ビクッ

続きは明日です
では

再開します

魔王「知らされてねぇんだろうから教えてやる!飽きるほど口にした事だが」

魔王「これは人類発展の為の戦争なんかじゃねぇんだよ!」

敵勇者3「そんなっ……一体、どういう…」

魔王「敵陣に単身で乗り込んだお前ら『勇者』を呼び戻さねぇのは、戦力にアテがあるからだ」

魔王「これは勇者と魔王の代理戦争じゃない。そんなんじゃねぇんだ…」フッ…ヴン!

敵勇者3「て、天井に映像が……これはっ!?」

魔王「信じられるか?統率された怪物どもが襲撃してんだぜ、人間界の国を」

敵勇者3「本来国防に使うべき戦力を連合軍に使っていると…!?」

魔王「俺ら以外の魔界人はな、残念ながら人間に容赦しねぇ」

魔王「略奪強姦なんでもありさ……何か使う目的があるンだろうな、ほとんどの人間を連れ去ってる」

魔王「搾取する側だと思ってやがんのさ。ヘドが出らぁ…!」

敵勇者3「舞王……」

魔王「まあ、そういう連中に嫌気が差してンのぁ俺だけじゃねぇww」

魔王「昔の仲間も動いてくれてらぁwwだから戦況が五分五分なのさww」

敵勇者3「なぜ?なぜ、そんな話を」

魔王「あー?気まぐれだよ気まぐれww弱えぇヤツが頑張ってンの見ると、ついなwww」

敵勇者3「……お金が欲しいんだ。村の人を助けたいんだ、だから…」チャキッ

魔王「手加減する保証はないぜ?やんのかい」スッ

敵勇者3「私は弱いから…もしやられちゃったら、村にお金を渡すって約束で」

敵勇者3「それで、参加した。帰る場所は……ない!!」ザンッ!!

魔王「……!」グラッ……

敵勇者3「え……?」

魔王「見事だ……」ジュワーッ…

敵勇者3「…消えた…!?マントだけ残ってる…」バサッ

魔王「土産だwwもし使うならここの家政婦に頼んで仕立て直してもらえwww」

魔王「ありがたく思えよwwwドロップアイテムってやつだwwww」超レアだぜwwwwエコー

魔王「これで格好つくだろwww戻って大国王に謁見して、詳しい話でも聞くんだなwww」エコー

魔王「あと、小国王に気をつけろよwwwじゃあな、お嬢ちゃんwww」エコー

敵勇者3「くっそぉwwだからマジメにやれっつってんだろwwww何がドロップだよ…」グスッ

敵勇者3「弱いやつってのはさ、……脅して言う事聞かせるものなんだよ?」

敵勇者3「ねぇ、おせっかい焼きの魔王さん……ww」スック

敵勇者3「さーて、どうしよっかなwwwコレ一つで怪物とか蹴散らせると思うんだけどww」

敵勇者3「……よしww家政婦さんを探そうwwww」スタスタ

魔王娘「……んもー、お父様ったら///」パチン

魔王娘「『格好いいトコ見せてやるから受像機持っとけ』とか言って///」

魔王娘「キザなだけじゃありませんか///まあ、お父様らしいけど///」

姫「あれ、凛々しいモード終わり?ww」ヒュンッ

魔王娘「あまり苛めないでくださいww思い返すと恥ずかしくてたまらないんですからwww」

姫「えー、でも似合ってたけどなぁ……いやこれマジでww」

魔王娘「って言うかお姉さま、今ってのんびり話してていいんですか?」

姫「あははwwもう少しで出がらしになると思うよwww」ビュンッ!!!

風「人間の部隊が帰還するまでの時間稼ぎでしょうからね、この怪物どもはww」ズバズバッ!

風「それにしたって歯ごたえがないなぁwwオヤジの部隊まだかなぁww」ワクワク

魔王娘「風さんや勇者殿のお父上……どんな方なのかしら///」ヒュッ…ドゴッ!!

風「アイツをそのままジジイにしたような人ですよww」

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

風「本人は戦いと女の子が好きな、至って普通の男なんですww」

風「ただ、周りの人間に好かれ、優秀な人材を動かす事ができた」ザシュッ

風「だから国王をやってるし、そうすることができてきた」

風「人に好かれる人であることこそが、もしかしたら名君の条件なのかもしれませんね…」ザンッ!!

魔王娘「なるほど…///ちょっとだけ、憧れちゃうかもです///」ズバッ!

姫「見習うべきところが多そうです…これでラスト!」ヒュンッ!ビシィッ!!

怪物「」

魔王娘「ふぅ…///片付きましたね。今日はここまでと致しましょう、皆様///」

風「連合軍の撤兵も完了したようですねwwもっともっと戦わないと」

風「もったいないもんなぁ…フフフww」ニタァ

姫「風さん抑えてwww戻って休息しますよww彼我の戦力や状況も整理しないとww」

風「了解wwwでもなんか『※三日後』とかになりそうなんだよねぇwwww」

魔王娘「メタ発言はダメですよっww」

勇者「ならねぇしww『※三日後』とかならねぇしwww」

幼馴染「何のことー?ww」

風「チッ、予測が外れたwwwww」

魔王娘「ちょっとホッとしました///」

勇者「帰還と戦果の報告が次々来てるぜーwww人的被害は互いに軽微…死者ゼロ!」

風「こっちの意図を見抜かれてるってことかww面白くないなぁwwwww」ニコニコ

幼馴染「その割にご機嫌じゃないですか、お姉さまwwww」

風「だって気分イイじゃんwwこっちの流儀で戦えるんだもんww」

魔王娘「人に刃を向ける必要がないですものね///気絶させるか説得するかでいいもの///」

風「『勇者の剣技は、人を斬るには非ず』。徹底的に叩き込まれましたからねwww」

勇者「あのクサレ親父めwwwつくづく味なマネしてくれるぜwwwww」

魔王娘「……ふふっ」クスクス

幼馴染「急にどーしたの、娘ちゃんww」

魔王娘「だって…可笑しいんですもの///風さんも勇者殿も」

姫「実はぜんぜん、お父上を嫌っていない?ww」

魔王娘「私には、そう見えて仕方ないんですwwだからもぉ、可笑しくてww」

風「う゛…///」カァァッ

勇者「むぅっ…」カァッ

姫「図星かよwwwww」ゲラゲラ

風「げ…ゲンキンだって、分かってるんだけど、ね…///」アセアセ

勇者「世界規模の親子ゲンカが楽し過ぎてヤバいwwwww」

幼馴染「はた迷惑な親子ですことwwww」ゲラゲラ

※連合軍陣地

小国王「むぅ…一日目の戦況は五分t五分か」イライラ

小国王「やはり思い通りにはゆかぬ。計画に支障が出ねばよいが」

大国王「何をブツブツやってんだ?wwww」コツコツ

小国王「おお、これは王wいえ、何。戦況を整理していた所ですよww」

大国王「そうかww邪魔して悪かったなww俺は先に休ませて貰うww」バッ…コツコツ

小国王「ふ…ん。泳がせているつもりで居るのか?いちいち気に入らんな」イライラ

小国王「明日は魔王どもに人間界を襲わせるか…いや、四天王の領地を奪えれば…」ブツブツ

小国王「よし…細工は重々。兵力を削り取ってやるわwww」

ロリ(ふーん、なるほどねwwなかなか考えるじゃないww)

ロリ(遠視呪文に無警戒なところが超笑えるけどねww)フッ

ロリ「さて、聞いてたかしら?ww」クルッ

無口娘「無論。四天王に伝達してから休むとしよう」バッ

男「やれやれ、忙しいなwww」

ロリ「貴方達は引き続き人間界の防衛お願い。貴族たちにも援護を要請して頂戴ね」

戦士「了解wwにしても冷静だねアンタww」

ロリ「あら…ww『がんばってね、お兄ちゃん達!』とでも、言えばいいのかしら?ww」

戦士「いや……やっぱイイや…」ゲッソリ

男「最っっ高に似合わん…嫁の所へ帰ろうそうしよう」トボトボ

ロリ「本当に、バカ揃いなんだから…」クスクス

ロリ「そこの壁から覗いてる人ww今のは内緒にしてて頂戴ww」

女(※敵勇者3)「あっ…」コソコソ

ロリ「隠れたってダメよwwww貴女が着てるローブの力を恨むことねww」

女「…どうしていいのか、わかんなくなっちゃって」

ロリ「この戦争について聞いた、ってところかなww好きにしなさいとしか言えないわねww」

ロリ「人間界に利があると思えば従えばいい、そうじゃないなら味方してくれてもいいww早く終わらせたいのよww」

女「勝ち馬に乗るみたいで……」

ロリ「それのどこが悪いのかしらwww『勇者』なんだから自分で決めればいいのwww」

女「でも…」

ロリ「ああもう、お手がなきゃダメかしらねこりゃwwww明日一日この戦場を飛び回れば、」

ロリ「ヒントくらいは見つかると思うわよwwww」

女「はぁーい…」ショボーン

続きは明日の夕方か夜に
では

期待。
ただ、主人公ではない『男』はどんなキャラだったか読み返さないと忘れてしまう。

>>433
ありがとうございます
確かに、忘れた頃にキャラ出すのはNGですね…
気をつけます

では再開します

※翌日

女「ロリ傭兵の助言に従ってるわけだが」

元国王(※男)「どこを見ているのだwwまだ敵は多い、手伝ってくれたまえよww」

女「あ、ごめんなさい」ドカッ

戦士「活躍を見て欲しいだけなんじゃないのかい、男…元国王さんよwww」ザシュ

元国王「ふっ、まあカゲ薄いしな私はww一応、国王やってたんだが」フゥ

戦士「俺なんかもっと薄いっつーのwwww貴族の娘ら助けたりしてたっつーのwww」バキィッ

元国王「残念だったなwww増援を連れて来た功労者なのになぁwwww」ドゴッ!

戦士「別にいいけどなもう。ああもっと活躍してぇぇ!そう思わね!?」

元国王「四天王はうまくやってるだろうか…」

戦士「話聞けやっ!!」ガー

女(全然参考にならない件について…。他の所行こっと)シュパッ

土「よぉ新入りwww来たンかwwwこのとおり忙しくてよぉww」パチパチ

土「茶も出せねーけど、まあゆっくりしてけwww」カリカリ

女「またバレてたーww」ヒョコッ

土「そんなモン着てて出歯亀なんぞできるかwww『勇者』ってなアホ揃いかよww」カリカリ…ポン

女「そうかもね…w敵は来てないの?全然敵意を感じない」

土「人間界から避難してくるヤツらの中にも、何気に戦える奴が多くてなww」

土「領地に住まわせてやるっつったら、『働きで礼する』って聞かなくてよwwww」

土「守られるばっかじゃねぇんだなーって、感心してるところさww」

女「どこの国にも、実力で稼ぐしかない人たちっているからね…私の村もそう」

女「だから何とかしたくて、『勇者』になったんだけど…」ウジウジ

土「ああもうwwウジウジすなwwww」

土「舞王さま以外の魔王に襲われてる国もあるんだからww手伝いに行ってやれってww」

土「カネで打撃を与える作戦は時間がかかるんだww戦力削っときてぇんだよww」

女「うん…。一個だけ聞かせて。なんで、人間を守ろうとするの?」

土「…ニンゲンが嫌いかよ?」ジッ…

女「……」

土「舞王さまの方針ww個人的には遊び相手の確保www」

女「そんな理由なの?」

土「そんなもんだろww手前ぇの好きに動けばいいのさwww」

土「他のやつらにも聞いてみwwめっちゃジコチューだぜアイツらwww」ゲラゲラ

女「うん。ありがとう」

土「いいからもう行けwwオレは忙しいんだww」クルッ…カリカリ

土「好きになれたらいいな、人間のこと」

女「……まだ、わかんないよwじゃあ」シュパッ

女(他の四天王の領地に行ってみたけど、全員自衛の手段を持ってた)

女(この闘いは人間界の負けになる……挑む相手が間違ってる、って大本営に進言したら、)

女勇者「たぶん処刑されるwwやめときなさいwwww」

女「うわっ!!びっくりしたっっ!!」

女勇者「はははwwwごめんごめんww」

女勇者「それにしても歯ごたえがないよねーwwザコばっかwww」

女「歯ごたえって……」アセッ

女勇者「私は自分のためだけに戦ってるからねww『勇者』の力を好き勝手に使ってww」

女「じゃあ…『コレ』全部、女勇者さんが!?」

女勇者「うんww軽い軽いwwwww」ゲラゲラ

女(気絶した人間や魔界人が、軽く見積もって数百人…ひ、ヒィィッ…)

女勇者「勝ってばかりもつまらないけどさ…この場合は勝たなきゃでしょ?」

女勇者「戦うために戦うヤツの、責任って所かなwww」

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

女勇者「闘いの目的を探しに来た、って感じ?ww砂地だけどまあ座りなよw」ドッコイショ

女「はい、そんなところです。戦争中に自分探しとかおかしいですけどね」ヨイショ

女勇者「あんね。魔王娘ちゃんにもいつも言ってることなんだけどさ…」

女勇者「実力を持ってて、それを維持して、誰かの為に使おうと思える人は」

女勇者「多少はジコチューでもいいんじゃないかと、私は思うわけww」

女「話を聞いた人みんなから、そう言われました」

女勇者「ははっ、しつこかったねwwでも『勇者』ってめんどくさいよwwぜーんぶ自分で選んで、動かなきゃいけないもんww」

女「それができる者だけが、『勇者』になれる。そう聞きました」

女勇者「マジメな君主だったのねwww実際そうでもないんだけどねぇww詳しくは割愛www」

女「えーww教えてくださいよぉーww」ケタケタ

女勇者「笑えるンじゃんwwwその方がいいよwww」

女「///」カァァッ

女勇者「まぁあれよ。気負い過ぎない事も大事よwwうんww」

女「は、はい///」

女勇者「分かったらとりあえず戦えwww新しい敵兵来るww」スック

女「ちょっと強そうですね…びりびりキてます」フルフルフル

女勇者「分かるのねwwレーダーはそのアホ毛かwwww」

女「ついにバレたwwww」スゥゥ…ハー

敵兵「」ワラワラ

女勇者「そんじゃ…とっつげきぃぃ!」ダダダッ

女(敵陣に飛び込んで、傷を負いつつも敵兵をひたすらぶっ飛ばす)

女(臆病者の私には似合わないけど、これも悪くない。ただ…)

女勇者「ああ…来る来るっ///上手なヤツ、いるじゃない…」ハァハァ

女(このひとの戦い方は参考にできそうにないわねぇww)

※舞王城

土「おしwwww準備完了だぜwwww」

水「やほー、土www」シュパッ

土「先輩!最近出番が減ってる水先輩じゃないですか!wwwwww」

水「押し流すぞコラwwwwwせっかく様子を見に来たってのにwwww」

土「やだなぁwww冗談ですよ冗談wwwwこちらはいつでも発動できまっせww」

水「早くしないと戦争終わるわよwww」

土「先輩こそwww食料の調達はうまく行ったンすか?ww」

水「誰に言ってるの誰にwwとっくに終わってるわww今ごろ、人間は大騒ぎよww」

土「美食趣味って極まるとコワいっすからねぇwwwオレも同時に作戦開始かなこりゃww」

水「貨幣の流通量をコントロールってwwどんだけ地味で地道なのww」

土「うるせーやいwwww」ゲラゲラ

今回はここまでです
ではまた

再開します

土(一通り話して気が済んだのか、先輩は去ってしまった)

土(オレとしちゃあ、久々にあのひとと『ゆっくり』したかったんだがwま、それはいつでもいいだろうww)

土(カネがねぇことのしんどさと、腹が減るしんどさ…剣だとか呪文だとかの前に、戦う者が克服しなきゃなんねぇモンだ)

土(水先輩は空腹を嫌いオレは貧乏を嫌う。ありがちな話だから別に言わねーけど、まぁなんだ)

土(回りくどい方法を自然と選んだのにも理由を求める辺り、オレは人間側に立ちすぎてるのかのしれねぇなぁwww)

土「ま、どーでもいや!おめーら出て来い!!」

土部下「いえっさー!!」ワラワラ

土「黄金の相場を操作して魔界の各国と親魔界派の物価を釣り上げろ!くれtぐれも相手を間違えるなよ」

土「同盟国や中立国と連携して、慎重を期すんだww」

土「経済バランスが崩れりゃ民衆の不満も高まる」

土「大商人だった小国王やらのやり手はすぐに気付くだろう、深追いは避けろよ」

土「散れっっ!!」

ロリ「おい魔王ww」

魔王「何だwww」

ロリ「戦争の全体像を把握してるのが私と貴方だけってのは、ちょっと問題なんじゃないの?」

魔王「まあそう言うなwww皆が皆勝手に動いたって、結果がよけりゃそれでいいんだからwww」

ロリ「そうだけどさwwマネーゲームみたいなことまで仕掛けるなんて」

ロリ「とても『魔王』らしいとは言えないわよ?www剣と呪文の方が」

ロリ「分かりやすいでしょうにwwww」

魔王「まぁなwwwwだがそもそも、これは一人が考えた事で始まった戦いだ」

魔王「戦火で全世界が荒れ果てたりしたら、これ以上迷惑な事もねぇだろうww」

魔王「傭兵だ、なんつって常に世界を飛び回ってる今のお前に比べりゃ、それほど酔狂でもないと思うがな?www」

ロリ「はン、言ってくれるじゃないさwww」ケラケラ

ロリ「私と魔王嫁の三人で国を作ろうと夢見てたアンタは、私よりもっと酔狂でギラついてたけどねぇwww」

ロリ「邪魔なら山も吹き飛ばし?ムカつく海賊は全部海に落とし?ハハッ、今考えても大暴れだったwww」

魔王「お前だってwww欲しいものは何でも手に入れようとしたじゃねぇかwww」

魔王「戦う方が好きだったっけかな、いつも決闘しちゃあ何かゲットしてたww」

ロリ「決闘は最もフェアな競争よww一番強いのはアンタだったわww」

魔王「嫁を嫁にするべく必死だったからなwww『あの子が欲しけりゃ私を倒せ』今でも忘れんよwwww」

ロリ「黒歴史さらすなバカwwあまり喋ると本当に襲うわよww嫁をwwww」

魔王「幼馴染を警護につけるまでだwww逆に狩られてしまうがいいwwww」

ロリ「おお怖い怖いwww」ケラケラ

ロリ「よし、雑談はおしまいwwちょっと戦場荒らしてくるわwwww留守番お願いねwww」キィン…シュパッ

魔王「相変わらず世話焼きな事だwwさて、そろそろ精鋭部隊が動き出す頃だな…」

火「で、声かけたら小生しか来なかったとww」

ロリ「うっさいわねwww忙しいのはいい事じゃないのwwww」

火「顔が赤いぞwwww嘘だがwww」

ロリ「勇者ご一行も来ると踏んでたのよwwwそう苛めないでくれる?ww」

火「小生らも暴れ足りんのでなww親子喧嘩が終わったら、この戦争も早々に片付く」

ロリ「わざと引き伸ばしてるわけねwwww」

火「せっかくの火遊び、楽しみたいではないか」ニタァ

ロリ「吹いてなさいwww今日の目標は『魔王』を3人くらい戦闘不能にする事だから」

ロリ「喋れるうちにねwwwww」

火「ちっ、人遣いの荒い…」ワクワク

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

※人間陣地

小国王「うぬぬぅ…戦力差が開いて来ませんな…」イライラ

大国王「そう怒るなww勝てる戦いも勝てなくなるぞ?」

小国王「ですが…」

大国王「俺の部隊や各国の精鋭は、それなりに成果を上げているww」

大国王「貴君が雇った凄腕…狂戦士1と2かww随分派手にヤッてるらしいしww」

小国王「あれらを出す事自体、私は想定していなかったのですよ……」イライラ

小国王「発足当時は二桁いた部隊の者を簡単に激戦地に置き去りにしたり」

小国王「逆らったからと言って使い物にならなくしたりで」

小国王「言う事を聞かせるのが少々ではないのです」フゥー

大国王「だろうが……捕虜の扱いくらいはしつけるべきだったかも知れんなぁ?」

小国王「そ、それは……」モゴモゴ

大国王「まったく元気なものだったぞwww俺が去勢してやっても構わんがwwww」

大国王「違う種族だからという理由だけでああまで蹂躙するのは、さすがに感心できんぞ?」ジッ…

小国王「は……戦後、厳しく処断するつもりです。ですが大国王陛下…」

大国王「ああ、済まんwwww貴君のやり方があるのなら言ってくれねばな、俺はすぐ指揮官を気取る調子者なのだからwww」

小国王「貴方を顎で使うほど、私は肝の大きな人間ではありませんよwww」

小国王(ちっ、やたら鋭いのが気に入らんな。ますます恥をさらさせたくなる)

小国王(よし…中央の魔王の軍団を敵軍に見せかけて、こいつの部隊を派手に負けさせよう)

小国王(今に見て居ろよ…くくくwww)

大国王「まあ好きにやれやwww俺は前線に戻るwww」バッ

大国王「ふん…これだから化かし合いは好かん…」ザッザッ

大国王「戦況はどうか?」

近衛兵「怪物の襲撃が強く、前進はしかねる状況です」

大国王「怪物、ねぇ…ちなみにどんなヤツよ」

近衛兵「私が戦った所感ですが、夜行性の物が呪文で強化」されているような感じですね…つっ…」

大国王「無理をするなよ。俺の言う事聞いてくれる連中にもそう伝えといてくれ」

近衛兵「光栄にございます、陛下。ですが今も強力な怪物と戦う皆々を考えますと…」

大国王「あー、それなんだが…大国軍と同盟国の軍に通達を出してくれ。練度の高い者と動ける者で殿を固め」

大国王「ギリギリのところまで防衛ラインを下げろとな。……今日は負け戦でいい」

大国王「ただし夜行性の強力な怪物はお前らが出て完全に潰せ、禍根は一切残すな!」

近衛兵「待ってましたぁぁっっ!大国軍近衛隊、出撃いたします!では!」ザッ!

大国王「何人か『勇者』をさせた方がいいかもなww」

大国王「にしてもあの野郎……焦り過ぎなんだよなぁ…ああクソまどろっこしい!」ワシャワシャ

勇者「なーんかおかしいぞ…」ザンッ

幼馴染「何がー?」ズバッグシャッ

勇者「この辺は親父が指揮する部隊が展開してたはずだ…いい加減待ちきれねぇから奇襲してみたんだがよ」

勇者「怪物がやたら強えぇ。それに少しずつだが、戦線を後退させてやがる」

勇者「こりゃア何か悶着あったっぽいな……」

幼馴染「そろそろ警戒しとく?小国王の動き」

勇者「まだだ。まだ動かねぇはずだ。俺の読みが正しければだけどな」

幼馴染「ギャンブラーだぁねwwww借金作んなよーwwww」

勇者「うっせぇwwwwww俺は勝てねぇ勝負はしねぇんだよwwww」

幼馴染「いいから見て、怪物がどんどん減ってるwwwwww」

勇者「さすが精鋭ぞろいの近衛部隊だなww俺らがおせっかい焼くまでもなかったかww」

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します


ttp://de.mon.st/RyEq2/

勇者「っとと、危ねぇっ!」パシッ

幼馴染「矢wwをww取wwるwwなwww」ゲラゲラ

勇者「殺気はなかったww矢文だww」カサカサ

勇者「あー何なに…『中央ノ魔王ニ動キアリ 警戒サレタシ』か……」

幼馴染「大国王かな?」

勇者「だろーなwwwwあんにゃろ、小国王と一人で張り合う気でいやがるwww」

勇者「俺よかよっぽど『勇者』してらぁwwww」ゲラゲラ

幼馴染「親子ゲンカ、やめる?」

勇者「冗談。こんな楽しい事誰がやめるかってwwwww」

勇者「邪魔が入るならそいつごと相手してやらぁwwww」

幼馴染「ですよねーwwwww」

勇者「俺らも戻るぞww魔王城にも中央部の怪物が襲撃かけてるだろうからなwww」

幼馴染「おkwwww」シュパッ

近衛兵「退いたか…王に進言してよかった」フゥ

近衛兵「『敵の敵は味方』なんてよく言うけど、ケンカ止める気はないみたいねww」

近衛兵「まぁ……そうだろうなぁとは思ってたけどねww」

近衛兵「何にしても、先にウザいヤツらを仕留めないと……」ザッ

近衛兵「近衛部隊、これより後退する!負け試合は癪だが私も堪えよう」

近衛兵「お前たちもどうかそうして欲しい。大国王への忠誠を示す時だ!」

近衛部隊「サーイエッサー!!」

近衛兵「返事の仕方が違うといつも言っているだろうwwww」

近衛兵「だが、私はそういうお前らが好きだ!ついでに言うと大国や国王夫妻も好きだ!」

近衛兵「愛する祖国を守る為!力を貸してくれ!」

近衛部隊「ウォォッ!!」

※魔王軍前線

魔王娘「怪物が強さを増していますね…///」ザンッ

姫「そうね…私の実力で渡り合えているのが、不思議なほど」ビシィッ

魔王娘「ロリさんによれば、人間さんたちの前線部隊が」

魔王娘「早々と兵を退いたそうです…何か考えがあってのことだろうと仰ってましたが///」

姫「恐らく、ココと同様に怪物の襲撃を受けているのでしょう」ヒュンッ

姫「連合軍の精鋭部隊に取って、後退や撤退は負けを意味します」

魔王娘「四天王と同じ、勝ちを期待されてそれができる人たち、という事ですね///」

姫「そう。そんな部隊が後退戦をしたら、どうなると思う?」ビシッ!

魔王娘「指揮する『王』に悪評が立つ…?でもそれって何だか勝手だわ」

姫「人間ってそういうものでもあるのよ、娘ちゃんwwwこんなこと教えたくなかったけれど」

魔王娘「良い面だけでないことは、知っています///」

姫「それでも好きだと言ってくれるかしら?仲良くしたいと願っていてくれるかしら?」

魔王娘「はい……私は、私自身の意志で、そう願い続けます。お姉さま///」

魔王娘「こちらに来ておられる人間さんたちから聞きました。人間界では…」スッ

魔王娘「必ず守ると決めた約束に対し…またその相手にも、『証』を見せるのだと」キィィィ…

姫(呪文を唱えてもいないのに桁違いのパワーが集まってくる!ま さ か…)

魔王娘「捧げる品もありませんが…これを以て代えさせていただきとうございますっっ!!」カッッ!!

姫(舞王家伝統の呪文キタァァァっ!)

姫(いや、電撃呪文なんだよ?勇者や幼馴染…頑張れば私にも使えるやつと同じ)

姫(規模とか便利さとか、何より威力が違うっっ!!城の周りと、直線上の怪物だけを狙って)

姫(灰も残さず蒸発させちゃったんだから!!)

魔王娘「はぁ…っ…はぁ…初めて使いこなせた気分です……///」ググッ

>>458
ありです
URLはモンスト…?

続きは明日の夕方か夜に
ではまた

再開します

魔王娘「あっ…///」フラッ

姫「大丈夫!?」ダキッ

魔王娘「えっへっへー///お姉さまからの初ハグ、いただきましたぁ///」ニコッ

姫「あ、あのねぇ…」タラッ

魔王娘「えへ…心配かけてごめんなさい。でも、少しは堪えたんじゃないかしら…」グッ

姫「怖くなって逃げ帰る連中もいるでしょうね……ww」ナデナデ

魔王娘「そうだといいなぁ…///あ、もう立てます///」グィッ

姫「ん、でも今日はもう休みましょww」

魔王娘「はい、お姉さま///」

勇者(うまいこと戻って来たけど)

幼馴染(姿を見せて割り込む気にならないわww愛よねぇ…ww)

勇者(愛だな…ww)

※人間陣地

小国王「大国王、今日は負け戦でございましたな…遺憾の極みです」

大国王「あー…まあな。こういう事もあるだろ、辺境の魔王軍は格が違う」フゥ

小国王「王は……兵を失うことを恐れておいでですかな」

大国王「何が言いてぇ?」

小国王「奴ら魔王軍は倒しても復活します。我が方も死力を尽くさねば…」

大国王「今回のように負ける、か。だがそれがどうした?兵を失ってどうなる、金と時間をかけて育てた兵を」

小国王「戦場で倒れるならば本望でありましょう」ニヤッ

大国王「一理あるか…。お前はそういう陰惨なのをやりてぇわけだ」

大国王「……明日の出撃をもって、俺は指揮を止める。俺の部隊や大国軍もお前に預けるよ」フゥ…

大国王「近衛部隊を出して戦果を出せねば恥である。俺とてそこまで厚顔ではない」

小国王「よろしいのですね?」

大国王「最初から言ってあるはずだ。お前の好きにしろと。じゃあ、な」ザッ…

大国王「やれやれ、少々泳がせ過ぎたか?」ザッザッ

近衛兵「陛下、馬をお使いください」バッ

大国王「ああ、すまんな。大国軍の『買われてない』連中に伝えとけ」

大国王「茶番は終わりだ……帰るぞ、俺の国へ」

近衛兵「陛下…」グスッ

大国王「泣くな。明日は近衛部隊と俺だけで、魔王軍の前線に奇襲を掛ける」

大国王「例によって一人の死者を出す事も許さん。『両軍に』だ」

近衛兵「はっ…心得ております」

大国王「その代り面白くなるぜぇ?お前らの相手は全部、魔王軍が誇る精鋭中の精鋭だww」

近衛兵「楽しみにしておきますww」

近衛兵「遠視呪文で呼びかけてみますか?ww」

大国王「そうするかぁwww」ヴン!

大国王「やい、ドラ息子!!」エコー

勇者「なーんだよぉ、クソ親父!!」エコー

大国王「明日で大国は兵を退く!だが気をつけとけよぉ?」

大国王「撤退前にひと暴れしてぇってバカどもがwwたくさんいるからよぉwwwww」

勇者「そりゃアンタもだろがwwwwww体力回復させて待ってるよwwww」

勇者「俺ァずっと前からアンタとケンカしてみたかったんだからよ、大国王!」

大国王「そりゃイイやっ!楽しみにしとくぜ!wwwじゃあなwwww」ブチッ

近衛兵(まったく、相変わらず素直じゃないんだから…)クスクス

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

幼馴染「あれでよかったんですの、あなた?ss」

勇者「おーwwお前も準備しといてくれよwwwバカが白馬でヤッてくるぞwwww」

幼馴染「見届けさせてもらうわね、勇者……貴方と義父上の、どっちがバカかwwww」

勇者「おうよww近衛部隊をなんとかしなくちゃな。普段はおちゃらけた連中だが」

勇者「いっぺん暴れるとなったらトコトン暴れる連中だww」

幼馴染「そうだねwwでも、皆も居るし…大丈夫だと思うよww」

勇者「お前が言うなら間違いねぇなwww」

風「お邪魔虫、推参www」シュパッ

勇者「来ると思ってたよ、姉貴www」

風「あれ、今日はエロいことしてないんだ?wwww」

勇者「俺はケダモノかってのwwww」

風「オヤジが来るの?」

勇者「本人から聞いたwwついにガマンできなくなったみてぇだww」

風「人間の軍とは、明日がほぼ決戦だろうね……」フゥ

勇者「窓枠に座るの好きだねアンタwww落ちるなよ?www」

風「誰が落ちるかwwww」

幼馴染「義肢さま…」

風「ん?パワー補充しとくかい?ww」

幼馴染「ん、大丈夫ww明日は頑張りましょうね」ニコッ

風「ああ。二人で親子喧嘩を見守ろうじゃないか」

勇者「ウソこけ、参戦するくせにwwwwww」

風「あ、バレてらwwwwww」ゲラゲラ

※深夜

人形娘「どうされました、魔王娘さま」ムクッ

魔王娘「なんだか、胸騒ぎがします…悪い事でなければいいのですが」

人形娘「悪い事であったためしがありました?wwww」

魔王娘「私は心配性なのよww前線の陣地に寝泊りするようになってからは」

魔王娘「常に気を張って備えていないと、眠れないの」

魔王娘「安心する方法は、ただ一つ。それも分かっているのだけれどね…」

人形娘「だーいじょうぶですよww」ゴソッ

魔王娘「あ…///」

人形娘「だって私達ですよ?舞王の軍なのですよ?ww仇なすモノは…」チャッ

人形娘「こうするのみ!」ヒュンッ!ザクッ!!

???「ギャアア!!」

魔王娘「何かが覗いていたのですね…冷静に考えれば分かる事でした///」

人形娘「せっかくのイチャイチャタイム、邪魔されたくありませんからねww」

魔王娘「イチャイチャってww」

人形娘「まぁ、他の人とは少し違うかもしれませんけどね…」

人形娘「お相手のある方々は皆、楽しまれている事でしょうww」

魔王娘「四天王の皆さんや、姫お姉さまも?///」

人形娘「そうですねぇwwそうかもしれませんし、違うかもしれません」

人形娘「私は、そのお作法を最初に習ったものですから」

人形娘「つい、アブないことばかり想像してしまいますけれどwww」

人形娘「そうじゃない方法も、幾らでもありますからねwww」

魔王娘「じゃあ…知らなくてもいいんだ///」ホッ…

人形娘「ええww貴女様は、早く成長なされた」

人形娘「子どもの時分にするべきだったことを、もしかしたらすっ飛ばして」

人形娘「その分…ゆっくり成長なさればいいと思いますよ」ニコッ

魔王娘「うん…///」トフッ

人形娘「あらあら、胸にもたれちゃってww甘えん坊さんですねぇwww」ナデナデ

魔王娘「こうするの、好きなんだもの///皆、あったかい。皆おんなじ///」

人形娘「大きさは違いますけどねwwww」

魔王娘「う゛…///」カァァ

今回はここまでです
ではまた

再開します

人形娘「しかし…この時間にノゾキもとい偵察が入るってことは」フム

人形娘「連合軍を離れて行動している者が居るんでしょうか…?」

魔王娘「四天王や勇者殿は、大国王の堂々とした指揮振りを誉めていました」

魔王娘「夜襲や不意打ちがあるとすれば、彼が関わるとは思えません…///」

魔王娘「もしかしたら、彼が大将の位置を捨てたのかも。こうしてはいられませんっ…」ファサッ…キュッ

人形娘「上着だけ外していたのは正解でしたwwさ、どうなさいますか?」

魔王娘「少し待って………。既に進入している?」

魔王娘「この部屋に向かってきています、大きな力が二つ!軍に連絡を!」

人形娘「了解いたしましたっ!」

人形娘((娘さまの成長を見られたのはよしとするけれど…イチャイチャタイムの損失は償ってもらうわよ)

魔王娘「来ます!」シャラン

人形娘「増援、あと1分です!」チャキッ
ドーン!
狂戦士1「今晩は、魔界の姫君」ザッ

狂戦士4「……」バッ

魔王娘「御機嫌よう。私に何か御用でしょうか?」スッ

狂戦士1「我らの名をご存じないか?そろそろ知れた頃と思っていたのだが」

魔王娘「……捕えた避難民や傭兵のひとに、ひどい事をする人たちが居るとは聞いています」

魔王娘「信じたくはありませんでしたよ……?」チャキッ

狂戦士1「誤解していただいては困る。我ら四兄妹、そのような非道を行う者は残る二人である故に」

狂戦士4「2と3には手を焼いている。自らは表に顔を出さず、得物をいたぶるのが趣味でな」

狂戦士1「貴女を連れ帰ればアレも満足するでしょう…くくっ…」スラッ

人形娘「勝手な事を……!」タタタッ

狂戦士3「貴女の相手は私だ」キィン!

人形娘「おどきなさいっ!!」

狂戦士3「……すまない」ボソッ

人形娘「え…?」キィン!キィン!

狂戦士3「兄上達にはうんざりしている。本当だ」ギィン!

人形娘「信用できません!」ガッ

狂戦士3「当然だな。私を切れ、上手にやるんだぞ」

人形娘「っりゃあ!」ザンッ!パラッ…

人形娘「!」ハッ

狂戦士4「情報どおりならそちらにも似たような『勇者』が居ると思うのだが」ヒュッ!

狂戦士4「口に出すのもはばかられる。私は毎晩、兄上らの相手をしている」

狂戦士4「獣のような連中さ…!」

狂戦士1「どうしました、4!その程度の小娘、一撃でしとめなさい!」ビュオッ

狂戦士1「でないとまた折檻ですよぉ!?くはははっ!」ブンッ!

魔王娘「……」キィン!キン!

狂戦士1「おや。元気がありませんね、姫君?」シュッ…ズバッ

魔王娘「くぅっ……腕が…!」ブシュッ…ダラン

狂戦士1「そらそらぁ!この場で引き裂いて、辱めて差し上げますからねぇ!」タタタッ

魔王娘「……あまり調子に乗らないでくださいますか?」ニッコォ

狂戦士1「な…身体が動かない!」グイグイ

魔王娘「変わった戦い方をする人が、知り合いにいまして。肩こりになった甲斐がありました」

狂戦士1「返り血が…俺を縛っているのか!?4、4!!助けろ4!」ググッ

狂戦士4「い・や・だ」ニコッ

人形娘「あらあら、嫌われてしまいましたねぇ」

魔王娘「剣を引きなさい…」

狂戦士1「おお…美しい。美しいぞっ!!」ブンッ!

狂戦士4「させん!」ギィン!

狂戦士1「邪魔を!俺の邪魔をするかっ!妹よ、最愛の!」ググッ…

狂戦士4「何人も狩ったでしょう。貴方を本気で好いている女も、中にはいる」

狂戦士4「その子達と遊べばいいわ、お兄ちゃん。2や3と一緒に…もう帰ってよっ!!」ギリギリ…ガッ!

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

狂戦士1「裏切るか、この俺を!兄弟を裏切るのか!?」グイッ

狂戦士4「どうして立ち上がるの…!?」

狂戦士1「ハハハッ、分からんさ!ニンゲン気取りのお前にはぁ…分からんよ!」ズズズ

狂戦士4「ばかなっ…これは『魔王』の力…!?」

狂戦士1「ハハハハ…俺に逆らうな、俺に従え、この俺に…!」ゴウッ!

幼馴染「………。さーわがしぃなぁぁぁ」シュパッ

魔王娘「幼馴染さま!?」

幼馴染「ひと様の快眠を妨げるいけない人は、だぁれだぁ?」チャキッ

狂戦士1「うひはっ、ははぁぁ!!」ブンッ!ズバァッ!

幼馴染「おーおー、痛い痛いwww目覚ましには丁度いいやさ!」シュッ!ズバッ!

狂戦士1「ひひはっ、ふひっひひぁあぁ!」ダラダラ

人形娘「き、効いてないの…!?」

幼馴染「たぶん、敵さんに何かされてるわ。人間やめってるよこいつww」

幼馴染「倒せなくは無いと思うけどぉ…めんどくさいなぁー。眠いし…」フワァ

狂戦士4「言ってる場合かっ!?」ザッ

幼馴染「お、背中合わせww心強いよー。でもやっぱりめんどくさいよねぇ。簡単に狂っちゃったりしてさ」

狂戦士4「狂気の兆候はあった、と思う…兄上には……」

幼馴染「うーん、難しい。そだ。こんなのは、どぉ?」スッ

狂戦士1「おおおおっ!」フッ

幼馴染「見えてるンだよバーカ!」キィン…シュパッ!

狂戦士1「」シュパッ

狂戦士4「消えた… 移 動 呪 文 か !」

幼馴染「そ。あんなのに構ってらんないからねーwww連合軍の前線まで戻ってもらったよんww」

幼馴染「納得いかないだろうけど…明日は大事なケンカが待っててさww」

狂戦士4「朝までに魔王娘どのをさらえと命じられて来たが」

狂戦士4「それと関係があったわけか……」

幼馴染「娘ちゃんはいろんな意味で大事な人だからねーww」

幼馴染「もし居なかったらテンションがた落ちで、確実に負けるだろうなww大国軍にはww」

幼馴染「どうするー?遂行する?任務www」クルッ

狂戦士4「戦力にはなれると思う。兄の始末もつけたいし、共闘させてもらう」ニコッ

幼馴染「加入者ぞくぞくww嬉しい限りよんwww娘ちゃん、大丈夫?」

魔王娘「大丈夫です、幼馴染さま。助かりました…///」

幼馴染「他の人たちは怪物やら兵士にてこずってたからねーww回復できる傷でよかったよww」

人形娘「わずかな跡も残しませんよっ…」パァァッ

幼馴染「おー、治療呪文も気合で効果が高まるんだねーww私も見習わないとだw」

人形娘「めめめ滅相もないっ!」アセアセ

幼馴染「あははwwごまかさなくたってイイよーwwwwね、娘ちゃんww」

魔王娘「いつもありがとう、人形娘…言葉で足りないほど、感謝しています///」キラキラ

人形娘「もったいなきお言葉です///」カァァ

狂戦士4「何かが見える件について」ボソッ

幼馴染「愛だねーww」ヒソッ

狂戦士4「愛、か……これが」

幼馴染「寒い所にいたのね。ここはあったかいよ?ww」

狂戦士4「……世話に、なる」ペコッ

続きは明日の夕方か夜に
ではまた

再開します

※翌日

幼馴染「義父上の予告どおり、近衛部隊が奇襲かけてきたわけだが」

姫「どっちを見てるんですかってば!」ビシィッ

近衛兵「ハハッ!仲いいですねぇwww」ヒュッ

幼馴染「うんwwとっても仲良しなんだよー?wwwそっこだぁぁwww」ドカッ

近衛兵「よく見える目をお持ちだww速度は意味が無いか…」イテテ

幼馴染「近衛兵ちゃんが私たちにかかりきりになってくれるなんて、思わなかったww」ザンッ

近衛兵「国王揮下の最精鋭といえど、魔王軍幹部が相手となるとねぇwwさすがに勝手が違うのですよww」キィン!

姫「それはこちらも同じですよwwどっかから横槍も入ってますしww」

近衛兵「あー、お察ししますですよ。国王も嫌気が差したと仰ってましたからねぇ」

近衛兵「でも、これは一世一代の大ゲンカww私らも楽しませてもらいますよー?ww」キィィ…ドーン!!

幼馴染「相変わらず爆弾みたいなヤツだわねぇww」

近衛兵「チェッ、バリアーかぁwww」

幼馴染「あんなデカい呪文、直撃してたまるかっつーのwwww」

近衛兵「負ける気はしないけど、勝てる気もしないな……ずりーぜwおまいらwwwww」

近衛兵「だいたいなんだってんですかwww連合軍のエース級が」

近衛兵「こぞってそっちに寝返ってるじゃないですかwww」

幼馴染「ふふんwww私のダンナをナメちゃいけませんぜww」

姫「ロリからガチレズまで、不思議と惹かれちゃいますからねーwww形や強さはどうあれww」

近衛兵「主人公補正かよwwwワキ役はつらいわねぇwwwww」

近衛兵「私だって特技あるんだぞーwwどっせぇぇい!」ブゥン!!ドガァァッ!!

姫「げぇっww大斧だwwww怪物みーんな薙ぎ払っちゃったwww」

近衛兵「邪魔するヤツは一緒にぶっ飛ばしてさwwもっと遊ぼうよぉwww」ニッコォ

姫(こんな近衛兵で大丈夫か、大国王…)アセッ

大国王「大丈夫だ、問題ないwww」ヒュッ…ドカァッ!

女勇者「何の電波受診してンのよwwwwってか連合軍の手勢はどうしたわけ?www」ギリギリ

大国王「俺の槍を避けもしないお前のほうがおかしいと思うんだがwww」ギリギリ

大国王「しかも剣で止めるなっつーハナシよwwwww」

女勇者「私は私のやり方でやるんだよっww今だって勇者に無理言って」

女勇者「アンタとケンカさせてもらってるしねぇwwwww」ガッッ…バキィィ!

大国王「折wwりwwやwwがwwっwwたwwでもなww」フワフワ

女勇者「破片が浮いて……んなぁぁぁっ!」ドドドッ…チュドーン!

大国王「火薬仕込んどいてよかったぜwwまだヤる?www」

女勇者「もぉいいやwww私なりにマジメに戦おうとしたのにwwwこれじゃお笑いバトルじゃんwww」プスプス…

大国王「ギャハハwwwwおもしれーなソレ!じゃ、俺ァ行くぜwww」ドドド…

女勇者「くっそwww馬から下ろすこともできんかったとはwww」

続きは明日の夕方か夜に
ではまた

再開します

大国王「ふっふーんwwバカ息子もなかなかやるじゃねぇかwwww」ドドッ…

大国王「地形と補給線の太さ…何より練度の高さを徹底的に活かしてやがるwww」ゲラゲラ

大国王「おっwwwあっちじゃ魔王みてぇなバケモンが動いてるみてぇだなwww仔細は分からんがww」

大国王「ま、後ぁ小国王が好きなようにするだろうしwww俺は俺でww急がないとなwww」ドドド…

風「いよぉ、オヤジwwwww久しぶりぃぃwwww元気にしてやがりましたか?wwww」ビュオォォッ!!

大国王「おーwwついに現れたなwwwwwイイ女になりやがってwwwww」

風「だろー?wwww」チャキッ

大国王「お?オメーも俺と勝負かよww」スッ

風「誰がだwwwよく見とけよ……」

風「後ろからコソコソついて来てる奴ら、掃除してやっからよ!」ヴン!ババッ!

大国王「分ww身wwしwwたwwwww」

風「落ちろ、間抜けどもが!」ガッ!ドゴッ!グシャッ!

小国兵団「」ブクブク…

大国王「小国の兵士じゃねぇかwwwww」

風「気付きなさいってのwwww」

大国王「蚊だと思ってたんだよwww」

風「あのなーっwwwww」ゲラゲラ

風「ね、オヤジ。……もうすっかり元通りなんだね。安心したよ」

大国王「ああ。戻ってもお前らにはトコトン駄目な親父だろうがなww」

風「そんなことないってwwwwずいぶん見直してたんだぜー?ww」

大国王「そいつぁ嬉しいねぇwww」

風「ただ……今回のケンカは別腹だwwww」ニヤッ

風「私らは楽しみでしょうがなかったよ!ついて来な大国王、弟が剣磨いて待ってるさねwww」バサッ

大国王「おーwwそうさせてもらうかぁwwww」

※魔王城

勇者「待ってたぜ、大国王!」ザッ

大国王「待たせたなぁ、勇者!」

大国王「お前にしちゃ洒落てるじゃねぇかwww魔王城の玉座の間とはwwww」

勇者「舞王のヤツがこだわってよぉww『決戦はここだろ』っつって聞かなかったのさwww」ゲラゲラ

大国王「あンのロマンチスト野郎めがwwwww全然変わってねぇなww」ゲラゲラ

勇者「へえ?どういうこったいそりゃww」

大国王「俺と奴が戦ったのもここだったんだよwww調度品とかまで当時の品物と同じだwwww」

勇者「うへぇ、よっぽどだなwwwで、お膳立てしといて見にも来ねぇってかwwww」

勇者「舞王キザ過ぎwwww」

幼馴染&魔王娘「ですよねーwww」シュパッ

勇者「おわぁ!戦場はどうした、おまいらww」

幼馴染「皆が『ぜってー見に行け』って」

魔王娘「私も、お父様が『見ないと後悔するぞ』って///」

勇者&大国王「すでにショーになってる件についてwwwwwww」ゲラゲラ

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

勇者「まあ、しょうがねえかwwww気楽でイイやwwww」スッ

大国王「だなwwww一丁やるかあ!」ズラァッ

勇者「剣デカッ!wwwwwどうやって振るんだソレwwwww」ジャキッ

大国王「お前に渡すつもりだったんだぞww『重いのヤダ』とかワガママ抜かしやがるからww」

大国王「もう絶対に譲ってやんねーwwwwww行くぞオラァ!」ブンッ!ドゴォッ!!

勇者「あっぶねぇなぁクソオヤジ!当たったらどうすんだよこのバーカ!」タタンッ、シュタッ

大国王「チィッ、こしゃくなヒヨッコが!女勇者は避けなかったぞ!」ギャリギャリ

大国王「ぬぅぅん!」ドガッドゴッ!

勇者「だから危ねぇってば!!」ヒュッ ピタッ

幼馴染「比較対象が悪いと思います、義父上…」アセッ

風「どんどん言ってやってwww聞こえちゃいねぇからwwwwww」ゲラゲラ

魔王娘「勇者殿が天井にひっついてるのにはwwツッコミなしなんですねww」

風「あー、アイツもわりと何でもアリなヤツですからねーwwwww」

魔王娘「ほぇー…もう何を見ても驚かないわ…///」

大国王「オラオラ、避けるばっかりじゃwww勝負になんねぇぞぉ!?」ブンッ!

勇者「うるへー!防御呪文とか苦手なんだよwwww」ババッ、バッ!

大国王「口が減らねぇなぁwwwww」

勇者「アンタに似たんだろうよ!」ストッ

大国王「身軽さは王妃譲りかww四天王にも鍛えられてンだっけ?wwww」

勇者「おおwwwスパルタでいけねぇやwwwwって何で知ってんだwwww」

大国王「遠視呪文くらい俺でも使えるっつーのww近衛兵とか王妃の方が上手いけどww」

大国王「死者を出さずに戦争やろうなんてバカは初めて見たけどなwwwww」

勇者「ハナっから会わせてくれてたくせにwwwよく言うぜwwww」

大国王「うっせぇwwww感謝してへつらえwwwwww」

勇者「これが終わったらな!」タタタッ…フッ

大国王「身体沈めて拳でアッパーwwまるでケンカだねオイww」バシンッ!

大国王「重い両手剣を嫌うのはこれがやりてぇからかwwww」ゲラゲラ

勇者「よくお分かりでwwww」バッ クルクル…

風「おおっとぉwww距離を取ってぇ…?ステップを踏むような複雑な脚さばき!」

風「どう思います、ゲストの魔王娘さま!?」

魔王娘「お父様の『舞い』を使うつもりでしょう///本当に何でもアリです///」

幼馴染「ゲストってなんだよゲストってwwww」

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

大国王「やるじゃねぇかwwww」ギィン!キィン!

大国王「さっきまでは一撃が軽くてどうしようかと思ってたがwww」ガッ!ガッ!

大国王「なかなか良くなってきたぜー?www」ゲラゲラ

勇者「ったりめーだwwww俺だってな、楽しみで楽しみでwww鍛えずにいられんかったわwww」

大国王「クハハ!お前ら姉弟はよぉwwww昔を取り戻させようってのかwwこのクソオヤジによぉぉ!」ブンッ…ゴォッ!

勇者「今更責める気に…なんねぇだけだっつの!!」バッ!ザンッッ!!

大国王「おお痛てぇwww本気で切って来るヤツガあるかよwwwww」

勇者「遊びじゃ勝てんだろがwwwwまだやる?www」

大国王「まだだ。お前の…姉貴の分が済んでねぇっ!もう一発入れて見せろや!」ザッ!

勇者「だってよ、姉貴wwwwどうするよこのワガガマ親父wwwww」ゲラゲラ

風「あー、やっぱパスwwwwアンタが代わりにやってくれよwwww」

勇者「なんでだ?楽しみにしてたじゃねぇか」

風「だって……だってさ、勇者。お前は『勇者』なんだろ?誰かの代わりに戦える奴なんだろ?」

風「私もヤル気だったけどさ、譲ってやるって言ってンのwww言いたい事も言えてないだろうがwww」

風「今の私じゃ、オヤジなんか相手になんねぇしwwww」

幼馴染「ホントかにゃー?wwww」

風「なぬ?www」

幼馴染「カッコつけて決闘を終わらせようとしてないかな?違うかな?姉様…」ジッ

風「う゛…」カァァッ

大国王「意地張るなwwwwつぶし合おうってンじゃねぇwww」

大国王「遊ぼうぜ、風の四天王さんよwww」ギラッ…!

魔王娘「私、風さんの剣技が見たいなぁ…///」キラキラ

風「しょうがねぇなぁwwww」バッ!シュタッ!

風「退いてなさい、勇者。お手本を見せてあげる」ヴン!

勇者「おーwwww」シュタッ

大国王「へっへっへwwwwそうこなくっちゃなぁwwww」ジャキィッ

風「本気で行くかんなwwww幼馴染、時々解説入れてやってくれwwww」スッ…

大国王「ぬぅっ!そこだ!」ブンッ!

風「さすが!でも!」ギィン!

幼馴染「王の強化呪文を相殺して、受け流した!懐に入って……からのー…」

風「吹っ飛べえええ!」ドォンッ

幼馴染「パンチ炸裂ぅぅぅっ!これはノックアウトかぁぁー!?」

大国王「まだまだよぉwwww」ズザザッ!

風「ちっ、やっぱダメかwww」シャラン

大国王「俺ァお前を政治の為に利用した男だぞ、何を遠慮する?」ザザッ

風「別に構いやしないよwww私は私で楽しくやってた」ジリジリ

大国王「俺の気が済まねぇんだよ、分からんヤツだな!」ヒュッ!

風「恨み言を言えってのか!?ちゃんと国を保ってるアンタに」

風「ただ私怨で話せってのかよ!久しぶりに会えたってのにさ!」ギィン!

風「今なら分かるんだ、あれが最善だったことくらい!」キィン!キィン!

大国王「ぐっ…!?クソ重てぇ…!?」

風「魔界との人質交換でなんとかしようってのが、人間界の総意だったんだろが!」ビュオッ

風「舞王さまに聞いたよ、中央のバカタレも私を欲しがった事があるって」

風「でも、舞王は守ってくれた!中央の魔王を敵に回してまで!」

風「わざわざあの人を交渉相手に選んでくれた、オヤジ……あんたと同じように!」

今回はここまでです
ではまた

再開します

風「そりゃ寂しかったさ、他のやつらの意見に従って交渉を進めたアンタを、恨んだ事もある!」ガッ

風「けど、舞王が教えてくれた。もうちょっとで酷い闘いになってた、ギリギリだったって。私が居てよかったって」

風「国を保つ事がどれだけ大事か、支配者同士の力の均衡が破れて迷惑するのは誰なのか!」キィン!

風「私が知らなかった全部を、ここの皆が教えてくれた…今じゃアンタに感謝こそすれ」バッ!

風「枝毛一本分だって嫌っちゃいねぇってんだ!分かったかこのクソオヤジぃぃぃ!!」ドゴォッ!!

大国王「」シュウウ…パラパラ

風「ああクソ、恥ずかしいったらありゃしない…」ワシャワシャ

風「なー、もういいだろ~?こんだけフッ飛ばしても堪えてやしねぇんだろうしよーwww」

風「これ以上は不毛だよ。兵を引きなってwww」

大国王「あ゛ーキッツ…ったく、どんだけ強くなってんだよオメーわwww」ガラガラッ

幼馴染「がががガレキから義父上ががが……」ガクブル

勇者「通常営業ですwwwwww」

魔王娘「ここにもバケモノがっ……もー、いやっwwww」

大国王「やれやれ。ま、ちったぁスッキリしたぜwwww」パタパタ

風「だったらさっさと帰れwwww残った魔王どもが人間界を懲りもせずに攻めてやがるww」

風「中央のバカ自体は父上がけん制してくれてるww立て直すなら今だろがww」

大国王「あっwwお前ww今、舞王のこと『父上』っつったなww俺の事はそんなふうに呼んだことねぇくせにwww」

風「知るかよバーカwwww幼馴染が呼んでくれるんだからいいじゃねぇかwwwww」ゲラゲラ

大国王「それもそうかwwwwじゃあイイやwww」

風「ゲンキンなヤツぅーwwところで娘さまwwご感想を小一時間うかがいたいのですがww」クルッ

魔王娘「急に話を振られては困りますっ…///」カァァ

風「せっかくですから困ってくださいwwwええ、冗談ですがwwww」

魔王娘「うーっ!意地悪ぅぅぅ///」プックゥ

大国王「ギャハハハハwwwww」

勇者「おもしれーwwww娘ちゃんキャラ変わりすぎだろwwwww」

魔王娘「笑いすぎですよ///大国王もお戻りになってください、何時まで笑ってるんですかっ」プンスカ

大国王「おー、悪りぃ悪りぃwwすぐ戻るさ、そう急かさんでくれよwww」ザッ

風「待て、オヤジ!」

大国王「なんだよww」クルッ

風「私の部隊を連れてけ、奴らは頼りになる。……ホレホレ、行った行った!」プイッ

大国王「あんがとよwwww勇者はなんもねーの?wwwww」

勇者「面白い勝負だったwwwwこっちから人間界の防衛に行ってる連中、労ってやってくれwwww」

大国王「俺を伝書鳩にしようたぁいい度胸だwwだが分かった、確り伝えておくww」

大国王「影ながら頑張ってくれてるみたいだしよぉwwww」

勇者「日なたに出してやりてぇんだけどなwwww」

大国王「全員の功績を覚えておいてやるんだなww勝つ側の指揮官にはその責任があるww」

大国王「ま、後ァ任せるよwwwwんじゃなwwwwww」キィン…シュパッ

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

勇者「何だかんだで一日中戦ったな、オヤジの軍とww」

幼馴染「だねーww一番大きい国の騎士団だもん、さすがにしんどいわwww」

姫「同じく……めっちゃ疲れましたよ~ww近衛兵さんが強いのなんのww」

姫「メイドと二人がかりで全力出して、ようやく撤退してくれましたもんww」

勇者「姫さんがそこまで言うって事はww他の連中も愚痴とか溜まってそうだなぁwww」

勇者「思い切って休戦でもしたいところなんだけどなーボリボリ

幼馴染「水と土の計略がそろそろ効いてきてるっぽいけどねwww」

勇者「装備品とか一度に出てくる兵の数が目に見えて落ちてきてる」

勇者「それはいいんだが、問題は大国以外が全然疲弊してねぇってことなんだよ…あ゛ークソッ!」

姫「大国王という歯止めを失った連合軍が、今までみたいに戦争のルールを尊重してくれるとも限りません」

姫「むしろそうでない確信があるんですよねぇ、私……はぁぁ、冗談じゃないww」

幼馴染「ここらで一発、ドでかい打撃を食わせてやらないとだめかもね。このままちまちまやった場合をイメージして」

幼馴染「『先』を見てみたけど……あまりイイことにはならないっぽいし…どうにかしないとヤバい悪寒…」ガクブルッ

勇者「うーん…」

勇者(こいつが明るくない予測をするってのはよっぽどだ)

勇者(俺ひとりで無茶をして、それが変えられるとも思えんしなぁ…)

姫「貨幣の締め付けや上質の食料で、間接的にはかなり戦意を削げていると思うの。あと一手…」

勇者「姫さん、ヤなこと聞くぞ。小国王はどう動くと思う?」

姫「彼が何を欲しているかによって異なりますね。今回のように裏でこそこそする事がおおいですけど」

勇者「その、こそこそを知りたいな…おおっぴらに派兵してるわけでも、王様自身が戦場に出てるわけでもなさそうなんだ」

姫「てっきり魔王どもとツルんで、派手にやらかすと思ってましたが…」

幼馴染「そっち担当の人を呼んだ方が速いと思うww私はキャラ食われまくりなんだけどwww」

勇者『別のモン食いまくってんじゃねぇだろうなぁwwwwwww」ゲラゲラ

幼馴染「ガード堅くてさぁ、なかなかwwww」ゲラゲラ

ロリ「誰が食われてるってぇ?wwww」シュパッ

姫「ロリ傭兵キターーーー!!wwwwww」

幼馴染「なかなか落ちてくんないんだもん、言いたくもなるってww」

ロリ「秘するが花ってのよ、そういうのはwwww」ケラケラ

ロリ「まぁイイや。用件はなに?」

勇者「そっちは魔界の勢力を叩いてくれてるんだよな?」

ロリ「なかなか話に絡めない、か わ い そ う な 人達と一緒にねwww」

勇者「謝るからメタ発言はやめてくれwwwww」

ロリ「ふふ、冗談よ冗談。最初に標的と定めた魔王の半分くらいは倒せてるはずだけど、ソレが何か?」

勇者「やたら弱くないか、そいつら」

ロリ「あー、まぁこっちが強いのもあるけど…そういえば不自然ねぇ」

ロリ「……わざと、なのかしら。魔王どもを潰させている?」

幼馴染「昨日の夜、娘ちゃんのところにヘンなのが来てた。すっげぇタフで面倒だったから」

幼馴染「移動呪文で送り返してやったけど……人間やめてる感じがしたわ」

ロリ「そ れ だ わ !ああ、私はなんて愚かだったんだろう!こんな簡単な不安要素に気付かないなんて!」

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

ロリ「もしも魔王の力を奪うのが目的なんだとしたら」

ロリ「考えたくもないけど、私達は彼の思い通りに動いている事になる」

姫「怪物との交配実験や薬物の製造販売を手広くやってることとも、符合しなくも無いですね」

幼馴染「考え過ぎ、とも言い切れないわ…」

勇者「そういう仮定をするとして、俺たちはどう動ける?」

勇者「俺は一切の禍根を残さない為に、死者を出さないっつー舞王の方針に賛同した」

勇者「っつか、そういうの好きなのもあるんだけどよwww遊びみたいに片付くならそれも面白れぇww」

勇者「向こうさんがそう考えてないなら、どうするべきだ?」

ロリ「少し揺さぶりを掛ける必要があるわね」

ロリ「もちろん、物理的に戦力的に、大きなダメージも与えなきゃいけない」

ロリ「表向き戦争に勝って、その裏で進む何事かも押し留める」

ロリ「ヒヨッ子勇者くんで大丈夫かしらね?」ニヤッ

勇者「安い挑発だなオイwwwwww」

勇者「オモテの戦況はこっちがかなり優勢wwオヤジも鮮やかに撤兵したしww」

勇者「他の国のやつらもそのうちカネが無くなるww」

ロリ「ウラの方はどうするつもり?」

勇者「ヤツが何を欲しがってるかは、前に姫さんから聞いたww」

勇者「どういう動きをするかまでは分かんねー。ちょっと泳いでもらおうと思うww」

勇者「ほら、こういうシチュってよく物語にあるけどさwww」

勇者「世界征服した後どうするか考えてる悪役って、ほとんどいねーじゃんwww」

勇者「姫さんにゃ悪いけど、俺は見てみてぇ」

勇者「力を得たいのは分かる、欲しいものがたくさんあって、それをずっとガマンしてたのも分かるんだよ」

姫「純粋に興味があります。父がどういう人間なのか、実はあまり知らないので…」

姫「そういうアプローチに気付いていたら、もしかしたら私は彼の『救い』になれたかもしれない」

姫「今からでも間に合うのでしょうか?遅すぎるのではないでしょうか?」

ロリ「ダメだなんて言いたくないし、楽観論を口にするのは無責任だわ」

ロリ「私なら、思うとおりに行動する。状況を見つめ知識を総動員して、今できる事をする」

ロリ「貴女と言う人をあまり知らないけれど、小国姫。結論を得たなら、やることは分かるのじゃない?」クスッ

姫「うん…私も、動いてみるよ」ニコッ

ロリ「笑えるなら大丈夫wwwそれにさ、ひとりでやれと言うのでないし。私はそこまでスパルタじゃないしww」

幼馴染「どんどん頼っちゃってよーwww」ドーン

姫「すっげぇ頼もしく見える件www勇者殿、奥さんをお借りいたしますねww」ペコッ

勇者「おーうwwww」

ロリ「仲のいいパーティねwwww皆が貴方達や舞王軍のような人だったら」

ロリ「こんな戦争も、きっと楽しいのでしょうけど…」

勇者「だーれが欝展開になんぞしてやるかってのwwwww」

ロリ「とにかく、今日は交代で休息を取るように伝えて置くわwww」

ロリ「士気を下げないために、演説なり考えておきなさいなww」

勇者「なんか悪りぃな、色々とよぉwww」

ロリ「貴方が全部を背負い込まなければならない理由もない」

ロリ「出来る人ができることをすればいい。それだけのことよwww」

ロリ「ギャランティは頂くけれどねwwwんじゃ、あとはごゆっくりーwww」キィン…シュパッ

幼馴染「やっぱりキャラ食われたぁwwww」

勇者「しょうがねぇだろwwwあの人もお前も、何でもできるタイプなんだからよぅwww」

幼馴染「くっそwwいつか食ってやるぅ…」ワキワキ

姫「やっぱりソッチかぁぁwwww」

勇者「いざ挑んでみたら、逆に食われまくったりしてなwwww」

姫「あるあるwwwwww」

幼馴染「ねーよwwwww多分wwwww」

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

※翌日

姫「……父親、か」

魔王娘「どうなさいました、お姉さま…まだ朝早いですよ?連合軍さんたちも眠っているでしょう…」ゴシッ

姫「どうしてやろうかなって思ってさww眠いけど、眠れないって言うか」

魔王娘「焦っても仕方ないですよ……勇者殿が仰ってた通り」

魔王娘「相手が動いてからの事です。みんなが協力してくれるのですから…」

魔王娘「どうか、背負い込むようなことだけはなさらないでね…///」

姫「うん…あんがとねw娘ちゃんは日々、成長してる感じだねww」

魔王娘「闘いの中で成長するのは、『勇者』だけではありませんよ」クスクス

魔王娘「お姉さまの煩悶も…なんとなくですけど分かります」

魔王娘「私だって、血を分けた肉親と争いたくないもの///」

姫「必要な事だとしたら、逃げられないけれどww」

魔王娘「そうですね///大国王と同じく、派手にケンカでもすれば」

魔王娘「正気に戻ってくれるかもしれません///」

姫「たぶん、ダメだわねー…また奇襲だよもー」シュルッ

魔王娘「うー、もう少しお姉さまに甘えたかったのに…///」バサッ

人形娘「お茶が入りました、眠気覚ましにどうぞ」コツコツ

姫「ありがとうwwでも、ノンビリしてていいのかしらwww」

人形娘「先程、勇者殿から通達がありました。『全軍、今日は休んでおいてくれww』とのことです」

魔王娘「」

姫「」

人形娘「自主的に手伝うには問題ないかとwww」

姫「じゃあ出撃するーwwなんだかんだ言ってストレス解消になるしwww」

魔王娘「私も行きますっ///」

人形娘「では、私も後で参りますねww残して置いてくださいよ?私の分の獲物www」

姫&魔王娘「おkww」シュパッ

魔王娘「勇んで出撃してきたわけですが///」

狂戦士4「うん、すまない。ほとんど片付けてしまったんだ」

女勇者「クソ弱えぇから、つい…///」カァァッ

姫「赤くなるところが違う気がしますがwwww」

狂戦士4「せっかくだ、人間界の方に行ってみるといいwwおもしろいことになっているww」

女勇者「もし魔王軍に建築とか工事とかが得意なのが居たら、全員連れて行ってあげて欲しいなwww」

魔王娘「なぜかを知りたいですが、今は伺わない事にします///」

姫「あははwwwじゃ、戻るよーwww」

姫(勇者殿の言葉がよぎる。誰が欝展開になどしてやるか。確かに彼は、そう言った)

姫(父上。きっと貴方の思う通りには、この戦争は動かない)

姫(貴方の失敗は彼ら親子を敵に回した事。泣きを見ればいいのよ!)

魔王娘「お姉さま、手を繋ぎましょう///」グイッ

姫「あ…///」

魔王「大丈夫です///全部、大丈夫。ね///」ニコッ

姫「うんっ…!行こっww」シュパッ

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

魔王娘「で、人間界と魔界の境界あたりに来てみたわけなんですが///」

姫「確かに面白いことになってるわww何この一大事業の現場はwwww」

勇者「おーう、来たかwwwいや、なんかようwww」ヨイショ

勇者「人間界の各国でさ、結構な数の難民が出てるらしいんだわwww」ドスンッ!

勇者「そこで俺様が得意の『人間だけ逃がしちまえ』作戦よwwwww」

勇者「突貫工事で街づくりの最中でございwwww」

姫「了解ですwwでも、今日、軍の皆に休息を呼びかけたのは?」

勇者「あー、なんか連合軍に参加してる各国で」

勇者「義賊を騙る不届き者どもが暴れ回ってるらしいぜwwwww頭目は女の騎士っぽい奴だってハナシだなww」

魔王娘「ワルい人もいたものですね…」クスクス

姫「だねーっwwwwwww」ゲラゲラ

土「娘さま、姫さまーww手伝ってくださいよぉwww勇者のヤロー人遣いが荒いんスよぉwww」ゴゴゴ

水「絶対破られないバリアなんて、張れるわけありませんわよねぇwwww」ゴゴゴ

火「色々な技術を組み合わせて、自動防衛の装置を作ろうと躍起になっておりましてなぁwww」ガガガ

風「こいつらがやたらと人間型にこだわるもんだから、作業がしんどくてしんどくてwwwww」ドドド

姫「わかった、分かりましたからwwwww行こう、娘ちゃんwwwww」

魔王娘「はいなのです、お姉さまww」ニコニコ

勇者「うーっしwwww手数も充分増えたwwww人間界でのテロ活動は5日間程度の予定だwww」

勇者「色々と駆り立てちまって悪いけどよぉwwもうちょいだwww」

勇者「皆で手分けして、やることやっちまおうぜ!www」

人間達&魔王軍「おおー!」ウォォ

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

※三日後、人間界

小国王「……状況はどうか」

狂戦士1「こちらについていた魔王どもの半数強を封印し終えた所で、別の作戦に入ったようです」

小国王「フンッ!気の多いことだ、あの若造が!義賊どもの方はどうなっておる」

狂戦士1「奴隷や怪物による防衛では限界があるかと」

小国王「抹殺どころか一人も捕えられていないということか!バカが、何をちんたらしておるかっ!」ザクッ!

狂戦士1「も゛っ、申し訳ございません……ですが必ず、必ず抹殺してご覧に入れる」ジュクジュク…

小国王「大した自信だwwwまあせいぜいがんばるのだなww俺は用事の準備がある、さがれ」

狂戦士1「はっ…失礼致します」シュパッ

小国王「まったく!『魔王』の力を与えてやったというのに、役立たずめが!」

小国王「まあよいわ…戦況が膠着している今こそ絶好機」

小国王「今度こそ俺は俺のj欲する全てを、手に入れてやるぞ!!」ガハハ

小国王「戦で敗北した事実をテコにして、大国王の信用を底にまで落とすことには成功した」

小国王「今、奴に従うのは古参の家臣と筋肉バカの近衛騎士団くらいのものだ」

小国王「黄金の流通漁は下がりつつあるが、俺には関係ないwww」

小国王「俺の軍は人間である必要もないwwwwこしゃくなマネーゲームに負けるような国の」

小国王「兵隊や資金などwww誰が頼るかwwwwww」

小国王「おい、中央の!!バカのくせに聞いているんだろう、さっさと姿を見せろ!!」バッ

中央の魔王(※以下『バカ』)「ガハハ、バレたかっ!!」ヴン!!

バカ「明日はどこを攻めるのだ。俺は戦いたくてしょうがないんだ、何とかしろwwwww」

小国王「大国だ。疲弊していても強大な軍事力は変わらんwwせいぜい寝首をかかれんようになwwwww」

バカ「ガハハ!!老いぼれがしきる軍隊などwwwけちらしてくれるわ!!」

ロリ「ふーん、なるほどねぇ。で、どうするのオッサンwww」クルッ

大国王「あー?オッサンは疲れてるんだよww嫁が出張るって聞かねぇから」

大国王「テメーと一緒に国民の大移動を手伝うさ、なあクソババァwwww」

ロリ「うるせえわね、今はアンタだってクソジジイでしょうがっ!」

大国王「っつかよぉ、テメーは一体何がしてぇんだよwww」

大国王「大体、舞王のところでのんびり『国』の成長を見るはずだったろうがww」

大国王「あの時はもう大魔法使いの地位は他に譲ってたんだ、大人しくしてりゃいいのによwww」

ロリ「性に合わないのよ、悠々自適の傍観者はwwww戦争が起きれば収めたくなるし?」

ロリ「アンタや舞王みたく、正しい野心と夢でもって動こうとするバカがいりゃ、全力で手伝いたくもなるwww」

大国王「いつまで『夢』を追っかけるつもりだ、いいトシこいてwwww」

ロリ「決まってるわ。世界から、人間から…あらゆる『夢』が消え果るまで、よ」ニコッ

今回はここまで
ではまた

ロリはアニメ化したら変な声の声優になるんだろうな

>>542
お姐さん系の演技が出来る方がいいですね(真剣)
どう考えてもエロアニメですがww

では、再開します

大国王「俺は、仲間の夢を奪った男だ」

ロリ「そういう意図はなかったでしょうにww」

大国王「奴にしてみれば同じ事だ。親しき友であったものをな」フゥ

ロリ「よくあることだわ。あまり背負い込もうとしないことね、ジジイなんだから」

ロリ「アンタ一人で生きてるんじゃないんだからww素直に頼れってのwwww」ケラケラ

大国王「わかったような口利きやがってwww」

ロリ「分かろうと思えばすぐに分かるからねェwwww」

大国王「くそっwww反論できんwww」

ロリ「……王妃をどうやって守るつもり?このスキを必ず突いて来るわよ、彼は」

大国王「アレが大人しく守られてるようなタマかよwwwww」

ロリ「絶 対 違 う わ ねwwwww」ケラケラ

大国王「なあ、クソババア」

ロリ「なに?」

大国王「勇者はどうなんだ、テメーの目から見て。この国を任せられる男になったと思うか?」

ロリ「随分いい男になってるわよ、誰かさんが思考停止してる間にねww」

ロリ「見せびらかそうとはしないけど、『勇者』の剣術や呪文は確実に習得してる。若い頃のアンタに似て、わりと努力家だわねww」

大国王「そうか……」

ロリ「そうか…じゃなくてさww剣を交えたんだから分かったでしょうにww」

大国王「なんだよwwwwたまには自己陶酔させろクソババアwww」

ロリ「うっせえわよ、似合わないマネやめなさいwwwww」

ロリ「ああもうwwアンタと話してるとキリがないww勇者ンとこ戻るわいい加減wwww」

ロリ「じゃ、ゆっくり休んでて頂戴な、愛すべきクソジジイwwww」キィン…シュパッ

大国王「ケッ、クソババアが…ww」グビグビッ

※翌日、大国王城

王妃「さて……お手並み拝見と行きましょうかね、小国王」クスクス

近衛兵「王妃さま!」タタタッ

王妃「あら、亭主の警護を任せたはずだけど?」

近衛兵「その陛下に頼まれた私はどうすればいいのかと小一時間」

王妃「あらあら、そうだったのwwごめんなさいね、ツンツンしてww…おいで?」ニコッ

近衛兵「はっ…失礼致します」スッ

王妃「いつも有難うね。心配を掛けてごめんなさい」

王妃「子供や親しい者に迷惑を掛けてばかりだわね、私達は」ナデナデ

近衛兵「それも楽しいものですよww子供からすれば、親が頼ってくれるというのは嬉しいものです」

近衛兵「それがどんな形であれ、ね」

近衛兵「さあ王妃さま、どうか玉座におかけを。こういうのは雰囲気が大事なのですからww」

王妃「近衛兵ちゃんがノリノリすぎてヤバいwwwww」

続きは明日の夕方か夜に
ではまた

再開します

バカ「よーおww久しぶりだなww」シュパッ

王妃「あら。てっきり小国王本人が来るものと思っていましたけれどww」

バカ「ガハハ!あの小心者に頼まれてよーwwwオイシイ思いしてるからまぁ」

バカ「しょうがねぇよなぁwwwwww」ガハハハ

バカ「で、よぉwwどうすんだ王妃さんww俺と一緒に来てくれるよなぁ?」スッ…クイッ

王妃「あらあら。淑女の顔に許可も無く触れるなんて…相変わらずバカねぇ」

バカ「知らねーなwwwヤツにさ、言われてンだよ。あいつが楽しみ尽くしたら、俺にも」

バカ「アンタを分けてくれるってよぉ、王妃サマ!!」ゲハハハ

王妃「……ゲスが」

バカ「ゲスで結構!オラ立てよぉwwwww」グイッ!

バカ「知ってるぞぉwwww俺は知ってるんだwwwお前が大国王とリコンしたことくらいよぉww」

バカ「ああ悔しいなぁ、アイツのほえ面見れなくてwww」

王妃「乱暴ね。女の扱いくらいは勉強した方がいいんじゃない?」

バカ「知らんねwwwww俺の国の女どもは皆、俺のタネを欲しがって群がってくるんだwwww」

バカ「お前もそうしてやろうかww今この場でそうしてやろうか!」グッ…

王妃「苦しいわね、お放し…」ゲホゲホ「壊していいとは、言われていないのでしょう…」

バカ「あーそうだったそうだったwwwwwwじゃあ行こうぜwwwwww」

バカ「エスコートしてやってもいいぜ?ww」

王妃「そんな難しい言葉、よく覚えたわねww」

バカ「うるっせぇなぁ。さっさと来いっつってんだろが!」グッ…ビリッ

王妃「お気に入りのドレス。弁償してくれるんでしょうね?」

バカ「……なんつー体してやがる」ゴクッ

王妃「私の部隊を蹴散らしてきたのだろうから…ま、理屈から言えば」

王妃「貴方にもその権利はあるわけだけど」クスクス

バカ「おおww相手にならなかったぜwwさすがザコどもだよなぁwwwwww」

王妃「そうなの…、ああ、やっぱりダメねww一度肌をさらすと興奮が収まらなくなるww」

バカ「じゃ…じゃあ、俺のモノになれよ!何でも好き放題できるぜ!」ハァハァ

王妃「脱ぐのを見られると恥ずかしいわ。侍女を呼んでいいかしら」

バカ「すすす好きにしろっ!そいつもズダボロになるまでヤッてやるぅ!!」

近衛兵「王妃さま…」グスグス

王妃「負けた側は、どんな屈辱にも耐えねばならない。そう教えたはずですね?」

近衛兵「は……」ポロポロ

王妃「さあ、仕事を果して頂戴」

近衛兵「はい…」シュルシュル

バカ「……ゴクリッ」ギラギラ
シュルシュル…バサッ

バカ「おおおおい!ままままだか!早くこの、ついたてをどけろぉ!」ジダンダ

王妃「ええ、いいわ。でもその前に…後ろを見たほうがよさそうよ?」クスクス

勇者「盛り上がってる所なのに悪いんだけどさ、中央の魔王さんよww」エコー

バカ「!?」クルッ

勇者「ちょーっと邪魔するぜぇ?」シュパッ

幼馴染「……」シュパッ

続きは明日の夕方か夜に
ではまた

再開します

バカ「お前らは……ええと、誰だっけかなwwww」

幼馴染「分からないならそれでいい、そんなこと期待してない」

幼馴染「どうせ何年前にどんな女をヤッたかなんて、覚えちゃいないんでしょwwwww」ゲラゲラ

バカ「あーあーww覚えてやしねえ。俺のムスコにでも聞いてみるかよ、そのおっぱいでよwwwゲハハ!」

勇者「おい」トントン…ドゴッ

バカ「あん?ぼぶぁー!?」ズザザザザッ!!

勇者「テメー、俺のオカン犯ろうとしてたな?俺の嫁バカにしたな?」

バカ「だったらどうするよ、ボクちゃんwwwww」グッ

バカ「その腰のモン抜いて、俺と勝負するかいwww俺が誰だか分かってンだろうなぁ、おお!?」バッ

勇者「知らねーww……誰だ、お前。誰 だ よ ! ?」ギラッ!

王妃「気持ちは分かるけれど下がりなさい、勇者www」シュパッ

幼馴染「…溶けないでくださいね、あなたっ!!」キィィィン…カッ!!

勇者「どわあああああああ!!ででで電撃呪文んんん!?」シュパッ

バカ「」

幼馴染「はあ、はぁっ…はぁ…」ゼェゼェ

バカ「あー、今なんかしたかぁ?」ボリボリ

勇者「うええ、焦げ跡ひとつないんでやんのww」シュタッ

バカ「チッ、早えぇな小僧www俺の上を行く移動呪文なんざ初めて見たぜww」

バカ「せっかくそのオンナ、かっさらってやろうと思ったのによぅwwww」

勇者「誰が渡すかバーカwwwwこいつはもう俺が頂いたっつーのwwwww」

王妃「まあっww母はおまえをそんな手の早い男に育てた覚えはありませんよww」シュパッ

勇者「うるへーwww何年一緒にいたと思ってンだよwww」グイッ

幼馴染「あ…///」カァァ

勇者「無茶すんな、バカww」コソッ

幼馴染「だってぇ……」グスッ

勇者「分かってるからwww泣くなww」ナデナデ

バカ「おいおい、無視すんなよなぁwwww」ユラユラ

王妃「あら、無視してるのは貴方じゃなくて?」ヒュンッ!ザンッッ!!

バカ「おお痛てぇwwwwキレッキレじゃねぇのさwwサボってなかったんだな、感心感心」ジュウゥ…

勇者(マジかよwww何も見えんかったww一体何がどうなったんだ?)

幼馴染(魔界の山奥の部族しか知らない剣技だおww王妃さまはそこの出身だからねww)

勇者(お、ちょっと元気になったみてぇだなwwwよかったよかったww)

幼馴染(うんwwあんがとね、勇者ww)

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

バカ「おーおー、頑張るねぇwwwww」

王妃「くそっ…頑丈な」ハァハァ

近衛兵「怪物どもも増えてきました…」ドゴッ!!

王妃「どうするの、勇者?このままじゃジリ貧よ?」ザンッ

勇者「単騎で挑むっつって聞かんかったのはオカンだろがwwwwwま、策がねぇわけじゃねぇ」ドスッ

勇者「俺は相変わらずバカだけどさ、すげぇ参謀とすげえ別働隊には事欠いてねぇのよwww」ザクッ

勇者「不満かもだけど、俺に任してくんね?なあオカン。頼む」

王妃「好きにしてみなさい。時間は稼いで上げるわ」チャキッ

バカ「なーんの相談だぁぁ?」キィィ…

幼馴染「撃たせないわよwwww」ボンッ!!

バカ「チッ…呪文封じの煙幕かよwww弱者らしいなぁ、ええ?wwww」

幼馴染「うるせぇわねww弱くて悪いか馬鹿野郎wwwww」

バカ「ああww悪いね。弱いヤツぁダメさ、お譲ちゃんwwww強くなきゃあようwww」

バカ「俺みてぇなバカに全部砕かれるンだぜぇぇ!?」ブオッ…ドォン!

王妃「だからオンナの扱い覚えなさいったらwww」ギリギリ

バカ「うお!?俺のパンチを止めやがったwwwwwww」

王妃「つくづく思うのだけどね、お馬鹿さん。貴方っていいキャラだと思うのよ?」ググツ…

王妃「やっていいことと悪い事の区別さえつけば、ね!!」ダンッ!!ブシュウッ!

バカ「おげえええええっ!?俺の、俺の腕があああ!!」ジュウゥ

幼馴染「なーんてなww……でしょ?wwwwそうやって油断させるの、得意だもんねぇ?」ギラッ!!

バカ「よく知ってるな、お前www」ジワジワ

幼馴染「『父親』のことを知らない『娘』が、どこにいるってのよぉ!」ビュンッ!ドカァッ!

バカ「」ズザザザッ!!

幼馴染「まあね?アンタにとっちゃ小さい事なんだろうけどさ」ズズズ…

幼馴染「母上も半ば合意だったらしいけどさ?アンタの『種』欲しかったって話だったし」キィィィィン…

幼馴染「どこの誰ともつかない『種』で生まれた子供の気持ちは……このイラつくのは!」

幼馴染「一体どうすりゃいいんだっ…てぇの!」ヴンッ!

近衛兵「げっ!使用禁止の重力呪文っ!」

王妃「説明乙乙wwww」ズズズ

近衛兵「しれっと援護すなやっ!wwww」

バカ「うげげっげ…潰れる、潰れるるる…」グニャッグニャ

幼馴染「あーあー、それがいいよwwwwwつぶれちゃえwwww」ズズズ

バカ「ゲハ、ゲハ!調子に乗るなよクソアマぁぁ…むんぐぐぅ…おあぁぁ!!」ドガーン!

バカ「ああああああ!!潰れるかと思ったぁぁ!!」シュウシュウ

幼馴染「ちぇっ、惜しいwww」

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します
昨日はスレ立てて初めてオトした…orz

※魔界のどこか

ロリ「状況は思わしくないわね…王妃と幼馴染が暴れまくって」

ロリ「時間を作ってくれてるけど、急がないとね」ザッザッ

魔王娘「はいっ、大事なお役目です。失敗するわけには参りません」

ロリ「凛々しい顔が似合うようになった。どんどん成長しているわね」ニコッ

魔王娘「は、はぁ…///嬉しいですけど、今それを何故…?」

姫「緊張しなくても大丈夫ってことよww自分の気を逸らすのも大事、私みたいに凹みやすいとなおさらねww」

魔王娘「そ、そういうものでしょうか……///」

魔王娘「あっ!もしかして、これじゃないでしょうか///」

ロリ「おおっと、ビンゴぉwwww」

姫「本当にあったんですね。これが、『中央の』――『強く邪悪な』魔王の、心臓…」

ロリ「邪悪、ってのはどうだか分からないけどねww善悪は絶対じゃあない、相対的なものだわ」

ロリ「私を含めてだけど、今は破壊や侵略や略奪をよしとする価値観ではない、だからあのバカは『邪悪』な存在なの」

ロリ「増して……貴方なら分かると思うけど…善と悪との価値観は時として、恣意的に操られる事さえあるの」スッ…バチィィッ!!

ロリ「ほら、こんなふうに。簡単に壊そうとする事さえできない、大魔法使いだった私の力をもってしてもねww」

ロリ「何故だか分かるかしら?」

魔王娘「『彼』が、貴女と同じく……世界の、力のバランスを保っているとしたら……」

ロリ「天然で答えを導き出せるとはね、それも一発でwwww世界のことわりもタジタジだわさwwww」

姫「この子を誰だと思ってるんですか、ロリさんww」

ロリ「そうだったわねwwww」

魔王娘「あ、あぅぅ……///」カァァ

魔王娘「そそっ、それで、コレはどうしたらいいんでしょう!?」

魔王娘「なんだかとってもハートビートしちゃってますけど!」

姫「テンパりすぎてキャラ変わってるわよwwwwww」

ロリ「や、実際そうなんだよねぇ…コレってば迂闊に壊せないし。そだなぁ、なんかヒントないかなぁ…」ヴン!

姫「遠視呪文…?どうするんです?」

ロリ「いあいあ。若干名でここを目指してる人らがいるもんでね」

姫「あー、なるほど」ニヤッ

魔王娘「姫さま?」グッ…

姫「娘ちゃんの手、あったかいねww……大丈夫wwお姉さまにも活躍させてw」ニコッ

魔王娘「信じます、お姉さま///」ニコッ

今回はここまで
ではまた

再開します

姫(……私の読みどおりなら、どちらかがこっちへ来ているはず)ザッザッ

姫(狂戦士1という人か父上かは聞、くのを忘れたから分からないけど)

姫(連合軍といっても、無限に兵士が居るわけじゃない。装備が無限に調達できるわけじゃない)

姫(今やほとんどの国が、政変や資金不足や騒乱で兵を退いている)ザッザッ

姫(残っているのは大国から小国へ移った兵士や、傭兵…倒されていない魔王たちの軍)

姫(戦乱に乗じてうごめく怪物どもくらい)ザッ…

姫(動くなら彼らしか居ないわ)

姫「よしwwレッツ大へんしーん!」ヴン!

姫「おkおk、魔界人っぽくなったわwwwオーラもバッチリ出まくりww」コォォォ…

姫「娘ちゃんや舞王やロリさんには劣るけどww普通の人間をビビらせるには充分ww」

姫「妹の信頼に足る姉でありたいwwさあ、ひとりで勝負よ、父上…!」キッ

小国王「ここで間違いあるまいな」

小国兵士「ハッ!間違いございません!」バッ!

小国王「うむっ!『中央の魔王』……ヤツの心臓をこの身に取り込めれば」

小国王「俺は世界に干渉でき得る存在となるww」

小国王「世界の平衡を保つ目的の前には、どんな手段をとろうとも正当化されるのだwwwww」

小国兵士「そのときには是非、私をお引き立てくださいませ」

小国王「うむうむww愛い奴ww魔王となったあかつきには、お前を正式に妃に迎えるww」

小国王「楽しみにしておけwwww毎日伽をしてやるでのぅwwwww」

小国兵士「ありがたき…幸せ///」トロン

姫(おーおー、お盛んでww)

姫(あのひと、完っ全に思考停止しちゃってるなぁwwww)

姫(おいしい思いをしたらそうなるもんだけど……私としては気に入らないわねww)

姫(さて、ペテンがどこまで通じるか…)ザィ

小国王「何やつ!?」

小国兵士「王、お下がりを」ザッ

姫「物騒ですわねwww一体何事です?」

小国兵士「古い魔界の言葉……魔界人!?」チャキッ

姫「そのとおりですが……私はとんと世情に疎いのです、最近出てきたばかりでね」

姫「よければお聞かせ願えないかしら?いま、魔界や人間界がどうなっているのか」

小国兵士「ぬぅっ……」

小国王「よいではないかwwwww我らの目的を知ってもらえばよいwwww」

小国王「古き者ならば、なまじっかの魔王などより強かろうwww」

小国兵士「はっ……承知いたしました。ご無礼を許されよ、魔界の民」バッ

姫「お気になさらず」ニコッ

姫「よく得心いたしました、志高き王。貴方は、世の平衡を保つ者となりたいのですね」

小国王「そのとおり。是非お力を拝借したいのだが」

姫「私にできる事は多くありませんが、いいでしょう。覚悟も今更問いますまい」

姫「『中央の魔王』の心の臓をお求めならば、こちらへ」ザッザッ

小国王(これで…すべてが俺のものになる…)ギンギン

小国王(大国も!王妃も!世界さえ俺にひざまずくのだ!ハハハ…)

姫「ご機嫌ですわね、王?」

小国王「人間というのは、野心叶うと分かれば自然と笑むものですww」

小国王「いやはや、いい年をしてお恥ずかしいwwww」

姫「……着きましたら、私は一旦お暇を致します。友や家族も、その志に感服するでしょう」

姫「ぜひ、お膝元へお置きくださいませなww」

小国王「うむっ!それがよろしかろう!」ザッザッ

※小一時間後

姫「これがお求めのものですわ」

小国王「世話になったwwwまた顔を出してくれよwwww俺はそなたが気に入ったww」

姫「……御意。それでは」シュパッ

小国兵士「王……ついに、ついにやりましたね」

小国王「うむうむwwwお前のおかげだぞwwww礼をせねばなwwww」ニヤッ

小国兵士「王、私は裏切りはしません。どうかそのナイフをお納めください」

小国兵士「信頼も、情愛も、独占も、何をも求めません。ただ、ただお傍に…」ポロポロ

小国王「ダ メ だwwww」ザクッ

小国王「お前を抱かなかったのはなwwww生娘の血が必要だったからだwwwww」

小国王「愛していたよ?くくっ…だが、俺の愛する者は全てこの手を離れるwwww」

小国王「それならいっそ、壊してしまった方がいいのだwww最近気付いたんだよww」

小国兵士「……お使いください、王…ご本心を理解して、尚生き延びれば…」グイッ

小国兵士「間違いなく私は、貴方様に復讐の念を向けるでしょう…それはイヤなのです…」ゼェゼェ

小国兵士「世界を、差し上げます。お受け取りあれ…」ドスッ…グリグリ

小国兵士「」

小国王「……」グッ…ドロドロ

小国王「さあ、世界の制御装置……喉が渇いただろうww」ベタァッ

小国王「たっぷり味わえwwww何にも染まる事のなかった、美しい血をwww」ベタベタ

小国王「……よし」グイッ…ググッ

小国王「むっ!身体が抵抗しておるなwwwええいっ小癪なぁwwwwww」

姫(夢中でもぎ取ろうとしてる……父上、必死なのですね…)

姫(……女のひとには、治癒呪文が間に合った。あれが終わるくらいまでは持つ)

姫(もう少だけし、時間がありそうね……)シュパッ

続きは明日の夕方か夜に 
では

再開します

バカ「!」ピタッ

幼馴染「あ、止まったww」

バカ「てめえら…俺の心臓を…!」ギギギ…

勇者「俺らじゃねぇよwwwww」シュパッ

幼馴染「おかえりーwwwwその人は?」

勇者「途中で拾ったwwww傷は深いけどなんとか助けるよww」

勇者「お前は?言いたい事、言えたのか」

幼馴染「まあ大体おkかなwwwwもともと答えは求めてなかったしwwww」

幼馴染「問題は、これからどうするかだよねーww」

姫「父の様子を見てきました。どうやら、『中央の魔王』に取って代わるつもりらしいですww」

王妃「どうするの?勇者ちゃんwwww」

勇者「ちゃんは止せオカンwwwそんな呼び方したことないだろwwww」

王妃「そうねwwwで、どうするの?」

勇者「うーーん、そうだな。なあ皆、バカな事言ってもいいか?」

幼馴染「いつもそうじゃない、勇者はwwwww」

姫「逆にマジメに物事を考えた事があるのかと小一時間wwww」

勇者「くそっwww反論できんwwww」ゲラゲラ

勇者「俺は……。ここで一旦、剣を退こうと思う」

王妃「なぜ、そうしようと思ったの?」

勇者「野心や野望ってのはさ…なんつーか、叶わない限り、叶えない限り」

勇者「他の連中に迷惑掛け続けると思うんだよな」ポリポリ

勇者「今だって、姉貴や舞王軍の連中が、わざわざ人間界の防衛なんてやってるし」

勇者「だからさ、いっそ小国王の望みどおりにしてやったらどうかなって思う」

勇者「姫さんと幼馴染には話したよな、世界征服の後どうするか見てみたいって」

姫「本気でそう思うんですね…」

勇者「そうでもなきゃ、あの人の心は満たされねぇ。ずっと飢えたままなんだ、きっと」

姫「私はありがたく思います……結局、父をいさめる気にはならなかった」

姫「逆に同情してしまう始末ですよ、やっぱ親子ですねー」

幼馴染「私はもともと、勇者の思うままだからww」

王妃「聞き捨てならない発言wwwまあ、決断は息子に任せますがねww」

王妃「あなたはどう思いますー?」エコー

舞王「あー、まあイイんじゃねぇのー?wwww」シュパッ

勇者「舞王!アンタ今まで何やってたんだwwwwww」

舞王「国を移してたんだよwww勇者、お前のやり方が気に入ったんでなwww」

舞王「知ってるか?『中央の魔王』ってよぉ、今までは世襲だったんだよwwww」

舞王「代々、大きな災害や戦争を起こしたり関わったりして、人間界と魔界のバランスを保ってきたんだww」

舞王「ちなみに、今ロリって名乗ってる大魔法使いのクソババァは、その役目を人間界側で務めてきてたww飽きたらしいけどwww」

勇者「役目降りたら退場ってワケでもないのかwwwwふむ…」

勇者「時間なさそうだから聞くけど…アンタはどうだ?ロリみてぇにさ、役目降りても関わっててぇか?世界とよ」

バカ「ハッ…てめえはバカかwwww敵に情かけんなwwww」

バカ「……『中央の魔王』は消えねぇよwwww次の奴に力と役目を渡して、地底で楽隠居さwwwww」

バカ「っつってもまぁ、俺の個人的な希望を言えばようwwww」ギギッ…

バカ「俺様に惚れてやがるオンナどもや、くれてやった『種』共のことが、気がかりっちゃ気がかりかwwww」

勇者「情が湧いたんかよww」

バカ「かもなぁwww育った『種』のツラぁ初めて見たからなwwwww」

バカ「イイ女になってやがるからよー。嫁に行く所くらいはよぉ」ズズズ

勇者「あ、そーかwwwテメーは俺の義理のオヤジかwwwwって、身体が崩れてるなww」

勇者「どうしたら助かるんだ、義父上様よww」

バカ「何もせんでいいwwwwだがそうだな、今から七日後。俺の心臓があった辺りに行け」

バカ「赤ん坊か子供の姿かは分からんが、多分俺はそこに出てくる」

バカ「新しい『中央の魔王』に潰されねぇうちにww回収頼むわwwムスコwww」

勇者「おー、わかったぜwwwwww」

バカ「ゲハハ!テメーは変わり者だぜwwwwwま、精々頑張りやがれwwww」ズズズ…ドロン

続きは明日の夕方か夜に
ではまた

再開します

舞王「完全に崩れたか…。幼馴染、本当によかったのかね?」

舞王「もっと殴ってやりたかったのではないか。もっと文句を言ってやりたかったのではないか?」

幼馴染「問題ないです、多分また会いますwwww文句も殴るのもその時でいいww」

幼馴染「でも、ありがとうございます。辺境の魔王」ニコッ

舞王「ならばよし。要らん世話だったなwwさて…残るは新しい『魔王』が二人か」フム

勇者「二人目って……ああ、アレかwww人間界に攻めて来てたヤツwwww」

勇者「女勇者や狂戦士4を操ろうとして、姉貴に邪魔されて失敗したって聞いたけどwwww」

舞王「さすがに耳が早いなwwwwまぁな、俺や俺の軍が居て」

舞王「そんじょそこらの『魔王』なんぞに負ける訳ぁねぇんだがwwww」ゲラゲラ

勇者「最初っから勝つ前提だもんなーwwwwやってらんねっつーのwwwww」ゲラゲラ

姫「私が幾ら悩もうがwww立ち止まろうがww後ろ向きになろうがww」

姫「関係ないんですものね、お父様にはwwww全部打ち砕いてくださるのだからwwww」

舞王「父とはそういう者なのではないか、本来www」

舞王「子の成長を願い、見守り、どうしようもない壁は手を貸して粉砕する。そういうものだろ、姫?」ニッ

姫「はいっ!」ニコッ

幼馴染「ところで姫さま、そのお色気タップリなお姿はー?」ニヤニヤ

姫「あっ、これはですねぇそのですねぇ、ええと///」ドギマギ

勇者「うーむ、控えめな胸が見えそうで見えないww」

舞王「貴様は見るな色男wwwww」バコッ

勇者「んぎゃっ!テメー本気で気絶させようとしやがったな!?www」

舞王「当たり前だ、このボケwwwwww」ゲラゲラ

幼馴染&姫「wwwwwww」ゲラゲラ

※『中央の魔王』城内

小国王「素晴しい…素晴しいぞ!ははは、これが世界に干渉する者の力!」

小国王「全てが俺の思うままだ…すべてが!」

狂戦士1「……」シュパッ

小国王「無様だなwwww何をしに来たwwww」

狂戦士1「ぐぅぅ…あの人間界での作戦以来、役に立たんのだ……私の『男』が役に立たんのだ!」ギリギリ

狂戦士1「舞王軍を相手取ったばかりに…貴様に従ったばかりに!」

狂戦士1「私はさんざんな目に遭ったのだぞ!」ダンッ

小国王「そういきり立つなwwwwwww」ギィン!ギチギチ

狂戦士1「素手で止めた…!?バケモノめぇ!」

小国王「そうだとも!wwwwそして、それは貴様も変わらん!」ズルッ…ズルズル

狂戦士1「触手…だと! ま さ か !」

小国王「どこかの国の王は何年も研究して手に入れたらしいがwww」

小国王「俺はその術すら一瞬で記憶したwwww貴様で実行してやろうwwwww」ズルズル…グチャッ!!

狂戦士1「あ゛あ゛あ゛あ゛……わ、わだじの…自慢のモノがぁぁ…溶けるゥゥゥ!」シュウシュウ

小国王「くははっ!なかなか美形ではないか!その姿ならww舞王軍の女色家どももwww」

小国王「歓迎してくれるだろうよwwwwwwww」

狂戦士1「くそっ…私の肉体が…私の姿がっ!搾取される側の、…『女』に!」ググッ

小国王「立つこともできんはずだwwww『魔王』の力も、ついでに返してもらったぞwwwww」

小国王「さあ、どこにでも行くがいいwwwwwww」

狂戦士1「ヒッ…ヒィィィ!」ダッ!!

小国王「ははははは……!さて、まずはこの有り余る性欲を処理せねば…」ズンッ

小国王「そうだな…舞王軍に倒された『魔王』どもの土地の女でも、漁りに行くかwwwww」キィン…シュパッ

※舞王城

ロリ「あーもぅ、なんか見るのもヤダ!」ブチンッ!

幼馴染「あれ、遠視呪文消しちゃったの?www」

ロリ「だぁってさー。あんだけ強い野心や『夢』を持ってたのに」プックゥ

ロリ「性欲と征服欲だけで動いてるんだもの!」バフッ!!

幼馴染「おーおー、荒れる荒れるwwwwwまあ落ち着けwwもと『大魔法使い』ww」サラサラ

ロリ「う゛ー……」ムスッ

女勇者「ロリさんってこんなキャラだったっけか?wwwww」

四天王(火)「いやー、人間とはわからぬものですなぁwwww」

ロリ「うっさいわねえwwwww全員まとめて狩りつくすわよ?wwww」

幼馴染「大 歓 迎 ですがwwww何かwwww」

ロリ「そお?じゃあ…」ギラッ

女勇者「おぅ、サディスティック///」ハァハァ

ロリ「しばらく出番が無かったし活躍もはしょられてたからww溜まってるでしょ、イロイロとwww」シュルシュル

ロリ「あらあらww誰ぁれ?こんなにしちゃって…ww」ドロリ…

女勇者「―――っ! あぁ…///出番とかどうでもいい///忘れられててもイイッ///」ドロドロ

ロリ「いけないヒト……」ペロォッ

幼馴染「す げ えwwwwww」

火「盛り上がって参ったwwwww小生らも参戦と行きますかなwwwwww」シュルシュル

幼馴染「よっ、ロリ体型二号www」

火「誰が二号と申すかっwwwwwこの乳ムスメがっwwww」モミモミ

幼馴染「ああんっwww楽しいぃーwwwww」

(※以下、合計11回分省略)

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

※別室

魔王娘「結局、新しい『中央の魔王』には、当分の間、手を出さない事になりました…」ゲッソリ

人形娘「娘さま、あまり嬉しそうではありませんね?」スッ

魔王娘「ちょっとね…お父様や勇者殿のお考えって、理解が難しくて」ハァ

人形娘「どういうことを仰っていたの?一緒に考えて見ましょうか」ニコッ

魔王娘「そうね…人形娘は、私よりも人との話が上手だから。膝を貸してくれる?」ボフッ

人形娘「あら、素早くなられましたねwww前は抱っこも恥ずかしそうだったのにww」

魔王娘「あ、相手によるんですってば///」モジモジ

人形娘「あ゛ー、いろいろ成長なさってもやっぱり」可愛いいーっ!」ナデナデ

魔王娘「んもーっ///」カァァ

魔王娘「勇者殿が提案なさったの///暫く放置して、闘いになれば戦える体勢を整えようって」

魔王娘「大国王さまや王妃さまは一気に叩く事を提案されたわ」

人形娘「わざとですね、それはwww」

魔王娘「え…?」キョトン

人形娘「風さまに聞いたことですが…。風さまを含めて、勇者殿のご家族は彼に期待したり」

人形娘「彼と遊んだり時々からかったりするのが、とてもお好きなのだとかww」

魔王娘「なるほど、と言ってしまっていいんでしょうか、それ…///」

人形娘「きっとダメですwwwそれで、話はどうなったのですか?」

魔王娘「私は休戦というか、戦わない方法を提案してみたの。ほら、前に言った抑止力の話…」

人形娘「あれを提案の形にまとめられたわけですね。すごいですw」

魔王娘「土さんや水さんに手伝ってもらったのだけどねww」テレッ

人形娘「娘さま、きっとその案を参考にして、勇者殿はお考えになったのだと思います」

魔王娘「そうならば、いいのだけれど///」

人形娘「そう思っておきましょうよww」

魔王娘「それでね、それでね。どうしてそういう考えに至ったのかを聞いてみたの」

魔王娘「お父様が答えてくださったのだけど、『絶対悪の存在は必要だ』って」

魔王娘「これ、どういうことなのかな///」

人形娘「……舞王は、闘いの王です。戦うことで力を勝ち取り、この国を作られた」

魔王娘「だから、闘いには飽きたのだと仰っていたのよ?でも、ヘタをすると火種を残す事になるじゃない」

魔王娘「大国王さまの仰る事も、一理あるなぁって思ったのだけど…」

人形娘「飽きるほど戦われた結果、戦いの意味も理解なさった。そう考える事はできませんか?」

人形娘「私自身は、じかにそのお心をお尋ねした事はありませんけれど」

魔王娘「ちょっと、思い出してみる事にします…」スッ

人形娘(目を瞑って集中なさると、すごくきれいなオーラが見えるのよねぇ…美しすぎでしょマジでww)

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

再開します

魔王娘(お父様は、どこか戦いを楽しまれている節がある)

魔王娘(それは人形娘が言うように、戦い抜いて来られたから)

魔王娘(強者であれる資格を持ち、それをたゆまず維持し続けているわ)

魔王娘(私も随分考え方が変わったと思う。自分で戦陣に立つようになって…)

魔王娘(どうして戦うのかを考えてみたりもした)

魔王娘(もし……もしも勇者殿がいかなる犠牲をも厭わない戦い方をされていたら)

魔王娘(私はもしかしたら、義務も責任も放棄して、逃げ出していたかもしれない)

魔王娘(でも、勇者殿はそうしなかった。圧倒的な優勢を生かし、周囲に頼ってでも、)

魔王娘(いくさが持つ陰惨さを回避なさったわ。まるでボード・ゲームでもするように)

魔王娘(お父様と似ている所があると思っていたけど、そういう部分なのだろう)

魔王娘「……あのお二人にとって、闘いは楽しみ。そうでなくちゃならないし、そうなるように動く事ができるんだわ」

人形娘「そう考えてみると、結論っぽい物が見えてきますね」

魔王娘「戦うための相手を、あえて残した?今回のように」

魔王娘「絶対に犠牲を出さない、楽しい闘いをしていける自信がある…」

魔王娘「確信なさっているんだわ、仲間達の、己の下に集う軍の力を」

魔王娘「一気に叩く事も戦わないことも選ばれないという事は」

魔王娘「これが正解なのでしょうね……はぁぁ、殿方ってご勝手だわww」

人形娘「でも、魔王娘さま。ある意味、それは仕方のないことだと思いますよ」

人形娘「古い記録を参照してみましたが……『魔王』と『勇者』というのは」

人形娘「いかなる形であるにせよ、どうしても戦わずにおれぬ二者のようなのです」

人形娘「相反する性質を持っていながら、まるで一対の存在であるかのように共存し、依存しているのです」

魔王娘「なるほど…『中央の魔王』と『大魔法使い』のように、戦うという役目を負っている訳ですね」

魔王娘「ああ、先程の言を撤回しなくてはww」クスクス

人形娘「誰も聞いてないんだからいいじゃありませんかwwwwww」ゲラゲラ

魔王娘「そうですねwwなんだか……二人だけの、秘密の話をしているようですw」

人形娘「私でよいなら幾らでもお話を致しましょう?ね、娘さま///」

人形娘「戦いは、とりあえず終わりました。私は本を読み文を極めます。娘さまはこれから何をされますか?」

魔王娘「すこし、旅をしてみたいわ。といっても、このおうちを離れたいというのではないの」

魔王娘「人間界にも魔界にも、私の知らない土地がある。知らない事があふれている」

魔王娘「変化していく世界の変化を知り、楽しみ、それを貴女に話すのです」

魔王娘「可愛がってくれる人はたくさん居るし、共有できる友達はたくさん欲しいけれど…」

魔王娘「私の場合、人形娘こそが///一番近くに居て、これからもそうしてくれる人だと思うから///」カァァ

人形娘「娘さまっ……///」

魔王娘「隠している部分も…ゆっくりと、見せて下さい。可愛いだけの私で足りなくなったら」

魔王娘「好きにしてくれて構わないのですからね…?///」カァァ

人形娘「」ボンッ!!シュウゥゥ…

魔王娘「あ゛、湯気…。また止まっちゃった…んもー、私だってすっごく恥ずかしかったのにぃ///」プクゥ

魔王娘「一緒に風にでも当たりましょうか…よいしょ」キィン…シュパッ

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

※土の私室

土「ほい、おしまいww」コン

女騎士「くっ……また負けた…!」

土「だから攻めが直情的すぎるんだってばお前さんはwwww」

女騎士「うぅっ……成長が見られんなぁ…きっと皆、私のことなんか忘れてるだろうし」イジイジ

土「しばらくツラ見てねぇ連中なんかwww山ほどいるっつぅのwwww」

土「人間どもは人間どもでつるんで、自分の世界守るのに必死だったしよぉww」

女騎士「ずっと思ってたんだが。どうしてそこまで人間を好む?貴公は生粋の魔界人だろうに」

土「あー、その話かwwオレさ、風と初めて会った時によぉwwなんつーかww」

土「人間よりオレらに近いような気がしたんだわwwww」

女騎士「まあ、確かにな……あの容貌であのパワーは正直反則だとは思うが」

土「だろーwwで、アイツに言わせると人間ってロクなもんじゃないらしい」

女騎士「くっ…否定できんwwww」

土「けどさ……風を含めて、人間ってやつぁどーも面白く見えてしょうがなかったワケよww」

土「ロリや女勇者が遊びに来た時なんか、人間について徹底討論してたりしたぜww迷惑そうだったけどなwwww」ゲラゲラ

女騎士「貴公は随分な変わり者だなwww」

土「まーなwwんでョ、人形とか作るのが趣味になって、オレはまた多くの事を学んだ」

土「それに加えて、今度の戦争だ。ヤツらは面白い動きをしてくれたよwwwwww」

土「で、結論っぽいものを見つけた。オレなりに言えば、『人間そんなに捨てたモンでもねぇな』って所だwww」

女騎士「そう、か……。そう言ってくれるのか」グスッ

土「オメーはどうなんだ、女騎士。何か変化があったか」

女騎士「そうだな。少し考えさせてくれ」

土「ごゆっくりwwwww」

女騎士「……待たせた。ってオイ、何だその酒瓶はwwww」

土「飲みたくなったんだよ悪いかwwwww」グビグビ

女騎士「まぁいいけどな、もう…」ハァ

女騎士「私は、人間の屑に仕えていた。そんな自分がイヤだった、現状を打破できない無力が」グビッ

土「おーおー、グチるねぇwwwそんで?www」

女騎士「気持ちをぶつけられる相手なはずの女騎士は既に出奔し、自由になっていた」

女騎士「失望したものだった、くくっ…wwだが、ヤツは現れた。私の前に現れた」

女騎士「屈辱にも苦痛にも屈さぬ力と心を携えて。私の心を救い上げる言葉を持って」

土「それで一気に楽になったかwww」

女騎士「ああ。魔王娘やお前たち四天王と出会えたことも、私を変えたよww」

女騎士「ここにいたら、自分がすごく小さく見えた。気付けば魔界を好きになっていたww」

続きは明日の夕方か夜に
ではまた

再開します

土「そりゃ嬉しいねwww」

女騎士「私を変えてくれた皆に、魔界に恩返しをせねばならんと」

女騎士「勝手に思っているところだwww傭兵になってもいいし、店を始めてもいい」

女騎士「もしできることがあるなら、それをするよww」

土「オトナのオモチャ屋を是非wwww」

女騎士「ええいっwwwどうしても私にやらせたいらしいなwwwwww」

女騎士「まあ、考えてやらんでもないwwwww」

土「いやー、助かるぜwwホラ、人間が増えたじゃんか大国とかから来てさww」

騎士「あー……そう言うモノの需要が増えたってことかぁ…ww」アチャー

土「ったく、人間ってヤツぁよぅwwww面白くていけねぇやwwww」

女騎士「同感だなwwwww」グビグビ

※境界の街

水「ああ忙しい忙しいwwwww」

狂戦士4「その割には楽しそうだなw」

水「ええwwwwお料理って嫌いじゃないのよwww」

狂戦士4「人間界の各国から難民が押し寄せてる。貴女の料理が評判なんだろう」

水「ありがたいことですわwww腹が膨れればとりあえず不満も収められる」

水「余裕を持った人間が増えれば、世界がもっと豊かになりますものwww」

狂戦士4「そうでなければ戦った意味が無い……か?」

水「ええwwもともと勝ちと分かった戦で、楽しくもありましたが……戦後どうするかで」

水「意味が変わってくるのだと思いますからwwあれをよいキッカケとできればいいな、とw」

狂戦士4「自分のことしか考えていなかった私達が勝てるはずもないなwww」

狂戦士4「世話になった。感謝する」ペコリ

水「それは気にしなくてよろしいですわww兄上、行方知れずだそうですわね」

狂戦士4「ああ。最後の作戦でものの見事に失敗してwwそれ以来襲っても来なかったww」

水「部隊の者が追尾しておりますの。お知りになりたい?」ジッ…

狂戦士4「どうだろうなww今はあんな男よりも、気にしたい人が」

狂戦士4「たくさん出来たからなwww」

水「無口娘や女のことねwww仲良くなったの?ww」

狂戦士4「ああ……とても『仲良く』なったよ、皆が忘れている間にね」クスクス

水「先を越されたわーwww」

狂戦士4「悪いねwww強化兵なんか触手でスゴいことしてくれるぞwww」ケラケラ

水「うーん、調理しながら聞く話じゃないわねぇwwwwww」

狂戦士4「全くだwwwwあぁ、楽しいwwww」

水「こちらは暖かいでしょう?」ニコッ

狂戦士4「ああww男どもの国づくりを手伝ってみるかなwwここと同じ、暖かい国を作るんだww」

水「魔王軍四天王もお手伝いしますわねwwwギャラは貴女でww」

狂戦士4「身体が保たんわアホwwww」

水「ですわねーwwwwwwww」

水「あ、大国王夫妻発見www」

狂戦士4「ホントだwwめっちゃ目立ってるwwwww」

大国王「よぉwww賑やかになったなぁwww何か美味いモンくれよwww」

水「へいへいwwちょっとお待ちをww」

王妃「意外と家庭的なのねww」

水「ええまぁww後輩がすっげえズボラでしたから、世話を焼いているうちにねww」

王妃「あらあらwwおもしろいわねぇwww」クスクス

水「部隊の者がお世話になっているそうで…感謝いたしますわ王妃さまww」

王妃「いえいえwwお安い御用ですよ。近衛兵団にも女色の者が多いですしww」

狂戦士4「なんつー会話だwwwへいお待ちww」

大国王「うむ、ありがたいwwさあ王妃、先ずは食おうぞwwww」

王妃「あなたのおごりねwwww」ザッザッ

大国王「当たり前だwwww」ザッザッ

水「あらあら、二人きりで歩いていかれたわwwおアツいのがお好き、ってやつかしら?www」

狂戦士4「知らんww私は知らんwwwwww」

続きは明日の夕方か夜に
ではまた

再開します

大国王「しかしよぉ、勇者のヤローも大胆な事したよなwww」ガツガツ

王妃「倒した『魔王』の封印を全部、取っ払っちゃった件ですか?ww」ムグムグ

大国王「おう、それそれwwwwどこまでも遊ぶつもりらしいぜwwww」

大国王「アイツらしいっちゃらしいけどwwww」

王妃「私はいいと思いますけどねwww今回の事で味を占めたんだと思いますわw」

王妃「あの子は昔から、夢中になれるものを欲しがっていましたww」

王妃「ときどき変装して戻って、修行の相手とかしてたけれどww」

王妃「言葉や態度の端々に『物足りねぇ』ってのがにじみ出てましたからねwww」

大国王「闘いがうってつけだったってことかww国の運営も覚えてくんねぇかなァwwww」

王妃「よく言いますわね、そんなことする気もないくせにwwwww」ケラケラ

大国王「あー、まぁなwwww人間界の土地は今から新しい『魔王』が支配するだろうからなーww」

大国王「開拓から始めて、国を作り直さなきゃいかんww幸い人だけは無事だww」

大国王「魔界の度量の広さにゃ感服するぜwww人間の世の中全てを移しても」

大国王「余裕で飲み込んじまいやがったwwwwww」

王妃「土地だけはすごく広大ですからねwww」

王妃「魔界人は個々が強いだけに、人口は人間と比べて少なく増えにくい」

王妃「言わば宝の持ち腐れをしてたわけですからww」

王妃「私は今回の戦いが起きて、正解だったと思ってますよww生活圏や立場が」

王妃「入れ替わったってだけの事ですからねww」

大国王「国籍や民族もシャッフルされてww何だかんだで対立解消してwww」

大国王「いい意味で魔界が混沌としてるwwww再生するならここからだろうなwww」

大国王「今ごろビックリしてるだろうぜ、小国王の奴www」

王妃「あまりの人の少なさに、ですねwwwwww」

大国王「どんな顔してるだろうなーwwwwww」

王妃「小国王ざまぁwwwwww」

※人間界

小国王「どういうことだ、これは……人間がいない!女が居ないではないか!!」

カエル「ゲコッ。来たのか、新しい魔王ww」ピョーン

小国王「巨大なガマガエル……貴様、魔法使いの王か。訳知り顔だな、話せ」

カエル「ゲコゲコwwwww敗者に向ける言葉の持ち合わせなど無いwwwゲコ!」

カエル「今とてもいい気分なんだwwwwジャマをするんじゃないwww」

カエル「ゲッゲッゲwwww俺はこれから魔界へ渡るwwwwゲコッ!」

カエル「俺はな、ゲコッ!目覚めたのだwwモノづくりの楽しさにwwwゲコッ!」

小国王「なんだと…?」

カエル「独りは気楽だが、世界に人間がほとんどいないのでは、意味が無いからなwwwww」

小国王「どういうことだ、それは……どういうことだっ!」

カエル「知りたいなら、ゲコッ!この土地をくまなく回ってみるんだなwwwwゲコッ!」

カエル「じゃあなwww世界最大のマ・ヌ・ケ!」ゲコッ…ピョーンピョーン

続きは明日の夕方か夜に
ではまた

再開します

小国王「どういうことだ、どういうことだ……」

小国王「くまなく回っても、人間がほとんど居ないではないか!」

小国王「俺の息がかかった連中は残っていた…それはまあイイ、気に入りの女どもも居る」

小国王「だが足りんのだ!足らん、足らん足らん!俺の欲望はこんな物では!」ジダンダ

小国王「……待てよ」ニヤッ

小国王「そうだ、足りねば増やせばよい!俺は万能の魔王となったのだ!」

小国王「人間や魔界人だけではない、怪物や植物とでも!種さえ撒けばどうにでもなる!」

小国王「理想の女のイメージからでさえ、そのとおりに作り上げられるはずだっっ…!」

小国王「マヌケだと…そんなことがあるものか!俺は敗者ではない勝者だ!」

小国王「がははっ、そうだ!俺は勝者だ!」

小国王「まずは小国に残った者どもで遊ぶかwwwwwククク……ハハハハ!!」シュパッ

姫「父上……」シュパッ

メイド「もうよろしいのですか、姫さま」シュパッ

姫「ええ……もう、追いかける必要はありません。余計な手間を取らせましたね、メイド」

メイド「私は姫さまに尽くすと決めています、お気になさらず」

メイド「父王様のこともそう。あの方が変わられたのはあの方の意思なのです」

メイド「姫さまが気に病まれる事はないのですよ?」ナデナデ

メイド「王さまの夢は、一応叶ったのです。お祝い申し上げねばww」

姫「すっげえ皮肉ねソレww」

メイド「気が向けば、そのうち魔界の方に攻めて来るでしょうww『魔王』としてねww」

姫「私達は待っていればいい、ヒマ潰しをしながら待てばいい…ですね?ww」

メイド「そういうことですwwwww」

姫「魔界と人間界で戦ってみた結果wwww」

姫「人間界が魔界のようになって、魔界が人間界のようになったww」

姫「ずいぶんぬるま湯な決着でしたねww」

メイド「おや?姫さまはお厭なのですか」シレッ

姫「ふふっ……私も魔王の娘となったのですよ?少しは苛烈ぶってみたいわww」

姫「お父様は戦いの王でいらっしゃいますからww私も倣わねばww」

メイド「そうですねwww姫さまは……本当に大きくなられた」ニコッ

姫「色々ありましたからねぇww成長できたと信じますよ、私はww」

姫「今の私なら……あなたを夢中にさせることが、できるかしらね?」ニタァ

メイド「……ああんもぉ!どんだけ私を萌えさせるんですかぁ!///」

メイド「わざとでしょっ!わざとやってるでしょソレっ!」カァァ…

姫「そうよ?」

姫「って言ったら……ど う し て く れ る の ?」

メイド「き……決まっていますわっ!」バッ!

メイド「こういたします……」チュゥ

姫「んっ…ぁ…///」ハァハァ

メイド「はぁ…///んむっ…///」

姫「ぷぁっ!……はぁ……、いけないヒト…いきなり舌を入れたりして…///」

姫「こんな、きれいな…星の下なのに///」

メイド「貴女こそ!いつもいつも、私を夢中にさせてっ……!」

メイド「お城へ、戻ったら……覚悟してくださいませね…愛しい姫さま///」ハァハァ

メイド「一日中お相手させて頂きますからねっ///」

姫「んふふ……それでこそ、ですww」

姫「さあ、おうちに帰りましょう?お食事の間、どちらがいい子にしていられるか」

姫「競争ですよ、メイドww」

メイド「絶対無理ですぅ…おあずけはイヤ///」

姫「だ・ぁ・めwwww命令ですよ、守ってねwww」シュパッ

メイド「う゛ー……姫さまって意外とサド……///」シュパッ

続きは明日の夕方か夜に
では

再開します

※3日後、魔王城

勇者「皆して3日3晩寝込んでた結果wwwwww」

幼馴染「う゛ー、あだまいだいー……」ガンガン

勇者「魔王のヤロー、昨日の酒にクスリ仕込んでやがったな……」ズキズキ

勇者「クッソ、寝過ぎてボーっとしやがる」ワシャワシャ

幼馴染「皆まとめてしばらく休めって、こういうことだったのね……」フワァァ

勇者「国民全部を無礼講で騒がせてたっぽいからなwwwまったく、ヤツの考えは分からんww」
コンコン
勇者「開いてるぜー」

風「やあ、勇者ご夫妻wwよく寝れたかい?www」

勇者「あー、おかげさんでなww」

幼馴染「げ、元気れす……」フワァ

風「おや、奥方はまだお眠むだねwww目を覚まさせてあげようか?ww」ボフッ

幼馴染「わーっ、起きてます!しっかり起きてますよぉぉ!」アワアワ

風「ならよしwww今日の主役に寝坊されたんじゃ、敵わないからねぇ」ニヤニヤ

幼馴染「あぇ……?主役ってー?」キョトン

風「はーいはい、いいからこっち来ましょうね幼馴染ちゃんwwwぬふふふwww」

風「勇者もそのうち誰かが来るだろうからwwアタマすっきりさせといてねーww」シュパッ

勇者「消えた……何だったんだ今のわ」
コンコン
勇者「来客多いなww入ってくれー」

炎「お邪魔しますよwww英雄殿wwww」

勇者「あれ、アンタかww久しぶりだなwwww何かよーかい?」

炎「ここのかとおかwwwじゃなくてですねぇwwwww顔を見せるのも久しぶりで恐縮なんですけども勇者殿」

炎「全部、脱 い で ?」ニコォ

勇者「英雄なんてガラじゃねえってばwwwってあんだってぇ!?脱げだぁ!!?」

炎「ええwwww魔王軍の家政婦がみんな、拒否しちゃったんですよwwww」

炎「襲い掛かっちゃいそうで仕事にならないってwwww」

勇者「そうかいそうかいwwwんで、男でも女でもないアンタが来たわけかwwww」

炎「嬉しいような悲しいような…でしょ?wwwwさ、失礼致しますよぉww」スルスル

勇者「待て待て、下着くらいは自分で脱ぎ着するwwww」

炎「あらあら残念wwww襲おうと思ってたのにwwwwww」ゲラゲラ

勇者「アンタもじゃねえかっwwwwww」

勇者「ほい、どんなオサレな格好させてくれんだい?wwwww」

炎「こちらなどいかがかしらーwwwww」シュパパッ,ポイポイ

勇者「なんだよwwwwww俺ン所の国のww正装じゃねぇかwwwwww」

炎「質実剛健でいいじゃないですかぁww親しみあるしwwwww」

勇者「そういうもんかねぇww」

炎「そういうもんですwww自分が王位に着くより、皆と一緒に国づくりをしたいんでしょう?」

炎「だったら、王族然とした格好をしないのも一つの手なんじゃないでしょうかね、舞王さまのようにww」

勇者「だなwwww」シュルシュル

炎「うん、なかなかww格好いいですよwwwww」

勇者「そりゃ嬉しいねwww」

炎「奥方もサマになってましたよwwwお見せできないですけどねwww」

勇者「そのうち見れるだろwwwwwそういやぁ」

勇者「アイツの『親』は来ンの?」

炎「来られますよww御父上はもと『中央の魔王』だけあって再生が早かったし」

炎「御母上についても、風の部隊がすぐに見つけ出しましたからwww」

勇者「そっかwwじゃ、きちんと見せてやんねぇとな……」

炎「どうか、幸せにしてあげてくださいね」ゴシゴシ

勇者「当たり前だwwwwそうじゃなけりゃwwww何発ビンタ食らうことかwww」

炎「十指に余りますわwwww幼馴染と『仲良く』してる女の子、たくさんいますものwwww」

勇者「ハハッ……だなwwwま、一応アイツの『夢』も叶えてやれたってことになるかwwww」

勇者「よしwwwいつでも行けるぜwww」ビシッ

炎「ご案内しますわwwwどうぞww」バッ

続きは明日の夕方か夜に
ではまた

再開します

幼馴染「あっ、勇者だ!」キラキラ

勇者「」ポカーン

幼馴染「やぁだwwww何か言ってよwwwww」クルクルッ

勇者「すっげぇ、きれいだ。見違えたぜ幼馴染」

幼馴染「えっへっへーwwwwでしょでしょwwwww王妃さまのドレスなんだーww」ニコニコ

勇者「あー、なんかゴメンwww式挙げなくてイイかなーとか思っててマジでごめんwww」

幼馴染「あははww実は私もそう思ってたところなんだけどねぇwwww」

風「コラッwwwおねーさんは許しませんよwwww」ヒュオォ

勇者「やっぱり来たかwww」

風「アンタたちを導くのは、他の誰でもないでしょ?」フフフ

風「まぁねーww式挙げる前にアレコレすっかりしっかりキメちゃってるから?今さら厳粛も何も無いんだけどねぇwww」

勇者「ぐうww」

幼馴染「反論できんwwww」

風「事実だもんねwwwってことでぇ、魔界にも婚礼の儀式ってあるんだけどさぁ」ニヤッ

風「シカトしちゃえそんなモンwwwねえ、皆wwwwwwwww」ズドドドドッ!!!

勇者「ゲェーッ!!この部屋は箱になっていたのかー!」

風「うわーwww棒読みくせぇーwwww」

風「とにかく今日は無礼講よwwwwwみんなでお祭り騒ぎと行こうじゃないwwww」

人間&魔界人「ウォーーー!!」

舞王「フハハハハ!こうでなくてはな!」シュパッ

勇者「テメーこの野郎wwwwwどんだけ手回しいいんだコラwwwwww」

舞王「フフフ、名演出家と言って欲しいねwwwww」

魔王嫁「とても似合っていますよ、二人とも」

幼馴染「ありがとうございますww」

勇者「もうちょっと雰囲気ってものをだなぁ……」ブツブツ

大国王「ガハハ、肝の小さい!もっと明るい顔をせんかwwwww」

王妃「無事に戦いを終わらせたんですからwwwこれを褒美と思うべきですwwwww」

勇者「へいへい、分かってますよwwwww」ヒョイッ

幼馴染「わわっ///わっわっ///」カァァ

勇者「コラwwww暴れるンじゃねぇwwww」

幼馴染「あ、あぅぅ…///」ドギマギ

女勇者「おーwww勇者もキメる時はキメるねぇwwwww」

土「二人とも真っ赤っかな件についてwwwwww」

姫「顔が近い顔が近いっwwww勇者殿そこ替わってぇぇwwwww」

火「姫さま、それだけは譲られないかとwww」

水「勇者殿の滅多にない見せ場ですものねェwwww」

メイド「最終盤だからですか?wwww」

勇者「だーっwwwおめーらwwwうっせぇぞぉwwwww」

バカ「よぉ、お二人さんwwよく似合ってるじゃねぇかwwww」グビグビ

勇者「おう、もと『中央の魔王』www子供の身体になったんかwwww」

勇者「約束どおり見せびらかしてやるぜwwホレホレwww」

幼馴染「///」

バカ「おーおーwwwwゆでたみてぇじゃねぇかwwwww」

バカ「まぁ、せいぜいケツに敷かれてヒィヒィ啼いてろや色男wwwww」

勇者「ヘヘヘwwww敷かれがいがあるってモンだwwwww」

バカ「口の減らねぇヒヨっ子がぁwwww調子に乗るんじゃねぇよwwww」

勇者「やだねー」ww今の俺様が調子に乗らねぇでどうすんだよぉぉぉwwww

バカ「ククッ…バカめがwwww」

勇者「うっせ-www客に挨拶すんだwwもう行くぜwwww」ザッザッ



バカ「……幸せになれ」ボソッ

ロリ「はろー、イケメン君wwwww」グビグビ

勇者「おう、ロリさんwww女子会ですかい?www」

ロリ「どこで知ったのよそんな言葉wwwwま、似たようなモンかしらねぇwwww」グビグビ

女騎士「酒ウマーwwメシウマーwwww」

女「お、おめでとうございました…」

狂戦士4「おめでとう。誰かのドレス姿を見られるなんて思わなかったよww」

強化兵「触手デ一発芸……ハ必要ナイナwwwww」

幼馴染「あ、ありがと……///」

魔王娘「とっても素敵です、お二人とも…///」

人形娘「娘さまが照れてどうすんですかwwww」

魔王娘「だ、だってぇ///」

勇者「おwwwwちょっと立場が変わったみてぇだなぁwwwww」ニヤニヤ

魔王娘「あぅぅ…///」カァァ

人形娘「まだ手は出してませんよっ」キリッ

幼馴染「まだってナニよぉwwwwまだってwwwwww」ニヤニヤ

人形娘「あ゛……///」アセッ

舞王「パパ何か聞いちゃったぞぉぉwwwww」シュパッ

魔王娘「お、おおおお父様!!」ガビーン

魔王娘「ああああのですねぇお父様、わわわ私から強引に告白したのであってですねぇっ…///」

魔王嫁「まぁっwwwww娘ったらww真っ赤じゃないのwwww私達がそんなことをうるさく言うと思ってるの?ww」

魔王娘「ほぇぇ……?」

魔王嫁「この人なんて何十人の女の子と仲良くしてるじゃないwww」

舞王「ま、この人のようになるには、娘、お前はちと純情すぎるがなwwww」

幼馴染「はーいwwwwこの人こと幼馴染ちゃんですwww娘ちゃんも毒牙にかけちゃおうかしらwww」

勇者「自分で毒牙とか言うなwwwww」

魔王娘「あぅ…ヤブヘビでしたね……///」カァァッ

続きは明日の夕方か夜に
ではまた

再開します

※深夜

風「あー騒いだ騒いだwwwww」チャプチャプ

幼馴染「お義姉さま乙ぅーwwww」ガラガラ

風「よぉwwww飯食ってから姿を見なかった義妹ちゃんじゃねぇのwww」

幼馴染「ま、お察しってことでぇwwwww一緒に入っていーい?ww」ザブン

風「もう入ってるじゃんwwwかけ湯くらいしろよwwwww」

幼馴染「堅い事言いっこなしーwwwww」

幼馴染「今日はありがとね」

風「ほとんど舞王さまがなさったことだよ、私は見事に何もしてねぇwwww」

風「こんなふうになるって、見えてた?」

幼馴染「おぼろげに。闘いを繰り返してるっぽい場面が」チャプ…

幼馴染「安心して眠れる日があるのかなって、ちょっと心配してたw」

風「先が見え過ぎるのも辛いね…魔王嫁さまも仰ってたけど」

幼馴染「辛いばっかりでもないよww私が見てた『結末』の絵には、居て欲しい人が常にみんな居たし」

幼馴染「楽しそうに仕立てからねwww」

風「そっかwwwならいいやwwww」ザバッ

幼馴染「フチに座るの好きだねぇwwwww」

風「対面するとイロイロ見えるからね、グヘヘwwww」

幼馴染「目がえっろーいwwwwwww」

風「ま、お察しってことでwwww」ザバーン

風「キミの見た『結末」が叶ったならば、頑張ったかいがあったというものだ」ニコッ

幼馴染「お義姉さま……」ガバッ

風「うぉぉwwすべすべボインwwwwwたまにでいいからさぁ、私とも一緒に寝てよwwww」

幼馴染「いーよっwwもう好きにしてwwwwww」

風「聞いたぞwwwハハハwww……さ、上がるか」

幼馴染「えー?wwまだいいじゃーんwwww」

風「しょうがないなぁ……www」

※数日後

魔王娘(幼馴染さまと勇者殿の結婚式から丁度7日)サラサラ

魔王娘(人間さん達は魔界人と協力し、魔界の各所を開拓している)サラサラ

魔王娘(大国王さまと勇者殿が競うように開拓するふたつの拠点は、なんと既に)

魔王娘(ちょっとした街の体裁を整えていたりする)サラサラ

魔王娘(見習うべきかどうかは置いておくけれど、仲がよくて何よりだ)サラサラ

魔王娘(お父様とお母様は、ロリさん達と未開の地を探検しては)

魔王娘(その度に何か成果をお持ち帰りになる。この間など、新しい島を発見されたようだ)サラサラ

魔王娘(今度一緒に遊びに行こうと誘われているけど)

魔王娘(闘いが上達しないと難しそう。頑張らなくては)サラサラ

魔王娘(四天王は時折襲ってくる怪物や『魔王』たちから魔界を守護しつつ)

魔王娘(趣味や鍛錬などに没頭していて楽しそう)

魔王娘(近衛兵さんや小国兵士さんがなかなか強いらしく)

魔王娘(火さんが常にうれしそうなのが少し笑える)サラサラ

魔王娘(今日もこれから皆を集めて御前試合をするのだけど…)サラ…

人形娘「娘さま、お茶が入りました。飲み終えたら庭へ参りましょうw」カチャ

魔王娘「ええw人形娘のお茶はいつも美味しいから、ちゃんと飲んでから行くわw」

人形娘「まあ、お上手www」

魔王娘「ふふwww今日はどなたの対戦?」

人形娘「有志による勝ち抜き戦だそうですww舞王さまも出場なさるとかでw」

魔王娘「まあっwwラスボスごっこがお好きね、お父様ったらwww」

人形娘「姫さまがいい所行きそうなんですよねぇ、魔界人の身体に慣れてきたようでw」

魔王娘「昨日、仰ってたわwwああ、追い抜かれたらどうしようww」

人形娘「上目遣いで見つめて差し上げては?きっと勝てますよwww」クスクス

魔王娘「あら、私を悪女にしたいのかしら?うふふ」ニコッ

人形娘「ああっ、なんてイイ笑顔なんでしょう///」カァァッ

魔王娘「さぁさぁ、顔を赤くしていないでww飲んだら行きますよww」ファサッ

続きは明日の夕方か夜に
ではまた

再開します

魔王娘「あ、始まってる!」タタタッ

勇者「おう娘ちゃんww間に合ったみてぇだなww姫さんが頑張ってるぜww」

魔王娘「わぁっ、女勇者さんが相手じゃないですかwwwwこれはお姉さま不利かしら…」

女勇者「ふふーん!「受け」てばっかりじゃないもんねーだ!」ビュンッ ドゴォッ!

姫「私だって、全体的に能力は上がってるはず……!」ヒュヒュッ!!

女勇者「ひゃっほぅ、避けたぁwwwさすが姫さまだねーwww」フッ

姫「消えた……!?いいえ、そこよっ!」ビュンッ!

女勇者「わっとっとぉ!」ギィン!

女勇者「えっへっへーww強くなったねぇwwwww」ペロリ

姫「おかげさまでw女勇者も、普通に戦えるようになったのねww」

女勇者「聞くも涙語るも涙の特訓があったのよーwww」

姫「あーウソ、ずぇったいウソだぁぁwwwww」

魔王「相変わらず仲がいいよなぁwwww」

魔王娘「まったくです、お父様ww」

風「おおっとぉwww姫の鞭がついに女勇者を捕えたぁっwwww順調に勝ち進んだぞwww」グビグビ

勇者「ご機嫌だな姉貴www」

風「やー、戦うのが面白くていけねぇのよwww」

風「娘さまー、今度、久々に手合わせしません?www」

魔王娘「はい、喜んで///」

風「おっしゃあwwww」

勇者「ははっwwwいいのかねぇこんなのんびりヒマつぶししててwwww」グビグビ

魔王娘「とか何とか言っちゃって。暫く止める気ないんでしょう、勇者殿ww」トクトク

勇者「お、酌あんがとさんww」グビッ

人形娘「娘さま、私にもちょうだーいっwwww」

魔王娘「あらあら…すっかりできあがっちゃってww」はいどうぞw」

人形娘「あざっすwwww」グビグビ

魔王娘「最初のマジメさはどこへ行ったのやらww」

風「いいじゃないですか娘さまww真剣に戦った後は、休めばいいんですよww」

幼馴染「そうそうwwってことで私にも頂戴wwww」

魔王娘「んもーっ、忙しいなぁっwww」パタパタ

勇者「あー楽しいwwwやっと楽しいばっかりにできたぜwwwえ?ダメ?www」

魔王「どこ見てンだおめーわwwwwそれによぉwww」

魔王「楽しいのが駄目な訳ねぇだろwwwなんたって俺らはwwww」

風「ヒマな舞王軍」

風「ですもんねーっwwwwww」

舞王「ちょっwwww俺のwwwキメ台詞だったのにwwwwwww」

勇者「何だよーwwww俺がキメようと思ってたのによぉーっwwww」

風「うっさいwwもともと私のほうが目立ってたんだからイイだろwwww」

姫「楽しそうですねおまいらwwwwww私も混ぜろくださいwwwww」シュパッ

幼馴染「私も私もーっ!wwwwww」

勇者「だぁもう、収拾っつかねぇじゃねぇかっwwwwww娘ちゃん何とかしてくれwww」

魔王娘「んもー、しょうがないですねぇ」ゴソゴソ

魔王娘「それではみなさん御機嫌ようっ!」ドスンッ!!

勇者「ちょ、立て札とか強引すぎwwww」

魔王娘「え?伝統だって聞いたことあるんですけど…///」カァァッ

勇者「だはは、真っ赤!」

風「い い か ら 終 わ れ やwwwwwほれ、立て札読むぞwwせーのwwww」スゥゥ



全員「えんどまーく!!」

このSS「風「ヒマな舞王軍」』はここまでです

お読みいただいた皆様、どうもありがとうございました
支援やレスを頂けた時はとても励みになりました
誤字脱字や至らなかった点はご容赦のほどを
それでは、また機会がありましたら

1 ◆TyvGlW6KlM

お疲れ~。
賑やかなお話でした。

>>651
お読み頂きありがとうございました~
どんどんキャラが増えて書きたいことも増えて大変でした
終盤は誤字だらけでエロスも少なめになる始末
もっときっちり書かないと……

???「誰も居ない……踊るなら今のうち……」コソコソ

???「明かりはひとつだけでいいわ…ステップ暗記してる」ボヤァッ

???「ネクラ趣味?そうかもしれないわ、でも」トントン

???「急に何もしなくなるってのも精神衛生にはよくないのよねーww」

???「んーと、まずはぁ…」タンッ、クルクルッ

???「だめだわねーww闘い以外からっきしってどうよwwww」

???「おい、何してんだ!?ここにはもう誰も…」

???「って、アンタは……www」

ロリ「カーテンコールよwwwwダンスの練習ww」

ロリ「皆が皆、将来を決めて。語りたいお話も終わってしまったわ」

ロリ「でも、舞台――場所だけは残っている。少し寂しくなくて?ねえ、風さんwwww」

風「そうだけどさぁwww」

風「「舞王軍』のお話の続きがあるわけでも、イベントがあるわけでもないよ?」

風「どうしても、って言うなら、私だけでも付き合うけどさww」

ロリ「そりゃどうもwww」

ロリ「で?そっちはどうなわけww」

風「何がー?ww」

ロリ「結局、うやむやにして終わった事が……あるでしょう?」ニコッ

風「う゛……」アセッ

ロリ「進んだわけでも後退したわけでもなさそうねwww」

風「だって……魔界守ったりで忙しいし……」

ロリ「そりゃ私も一緒よwwwいいから吐けwww」

風「意地悪だなぁー」プックゥ

風「アイツとは別に、何も無い///」

ロリ「やっぱり、『家族』の時間が長過ぎた?」

風「うん。だから、もういかなーってww」

風「全然期待してなかったけど、家族が揃ったわけじゃん?気持ちも変わるってもんよww」

ロリ「そう。なら、いいの。少し気になっていたからねww」

風「あんがとねぇww」

ロリ「直接触れたり、気持ちいいことをしたりするだけが、愛情じゃないものねww」

風「そればっかりだったヒトが何をwww」

ロリ「うっせぇわねwwあれから舞王軍の女性ほとんど狩らせてもらったわよwww」

ロリ「レズでいて何が悪いっっwwwww」

風「wwwwww」ゲラゲラ

ロリ「ここ最近>>1を締め上げて、色々吐かせてるんだけどさぁww」

風「楽屋ネタかよwwwwさてはこれを狙ってたなクソババァwwwww」

ロリ「需要なさそうだけどねーwwwwwwwww」

風「言えてるーwwwwwwwで?ww」

ロリ「最初は、私とか炎は出番なかったらしいわよww」

風「あららーwwww」

ロリ「義理のきょうだいが寸止めを繰り返す話を思いついてたってwwww」

風「ダメじゃん!!wwwwwww」

ロリ「ですよねーwwwwwww」

ロリ「ドMでえろえろなヒトとかww完璧超人も出したくなってww」

ロリ「人数が膨れ上がって行ったんだってさwwwwww」

風「まとめる気あったのかしらwww」ゲラゲラ

ロリ「さあ、どうだろwwwwww」

ロリ「そうそうww魔王娘ちゃんと勇者のラブシーンも視野には入れてたってww」

風「よしちょっと殴ってくる>作者」ノシノシ

ロリ「いてらーwwwwww」

ゴキィッドゴォッ
メキグシャアッ

風「ただいまーww」パンパン

ロリ「おかえりーwwww」

ロリ「随分本格的に制裁してきたわねwww」

風「戦争の場面とか上手に書かなかった分のペナルティを兼ねてwww」

ロリ「まあ、他にも色々あったけどwww」

ロリ「初のSSを何とか完走できてよかったって悦に入ってるわwwww」

風「ふーんwwま、私はたぶん誰より目立っていたので!よしとしますけどねwwww」

ロリ「あらあらwwwww大した自信ですことwwww」

風「事情と妄想力が許せば、似たような世界観で何か書きたいとかほざいてやがったから」

ロリ「それを聴いた上でボコって来たわけねwwwww」

風「当たり前よwww」

ロリ「じゃ、ホントにシメとしましょうかwww」

風「全然おまけになってない件についてwwww」

ロリ「うるせぇわね、食うわよwwww」

風「おーwwwやって貰おうじゃないwwwそれでは皆様、重ね重ねお読み頂き感謝感激!」

ロリ&風「本当に有難うございましたー!」ペコリ

オマケになってませんが、つい書きたくなって書いてしまいました
深く反省しておりますorz
貴重なお時間を割いていただいた皆様、本当にありがとうございました
それではまたいずれ

1 ◆TyvGlW6KlM

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