―――身体検査中。
教師「次、上条当麻君。……がんばってね」ポン
上条「ちょっと! まるで上条さんはシステムスキャン受けても希望を見出せないような言い方じゃないですかっ!」
教師「………応援“は”してるわっ!」グッ
上条「グッ、じゃねーよちきしょう」ホロホロ
教師「それじゃあ、まずはこのトランプから☆を当ててもらいましょうか」スッ
上条(目の前にあるのは二枚のトランプ。…こっち…いや、こっち…)
教師(悩んでる時点で駄目なんだけど…。しかも普通もっと枚数多いし…)
上条「ええいっ、こっちだぁ!」バッ
トランプ「×」ブーッ
上条「」
教師「………ぷっ」
上条「笑われた…」グスッ
教師「………っ」ドキッ///
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1345654634
教師「し、仕方ないわね。それじゃあ、今から三回連続で当てられたら良いわよ」///
上条「ほんとですかっ!!」
(ほんとですかって言っても、何が良いのか分からないけど、先生が満足ならそれでもいいか…)
教師「はい」スッ
上条「………むむむっ」ジーッ
教師(真剣な上条君可愛い♪)///
上条(やっぱこっちだよな…うん)
上条「これ…いや、違う」
その時、上条の頭に天からの声が下りた。気がした。
上条「ちょ、ちょっと先生、紙とペンありますか!」
教師「え、ええ」ドウゾ
上条「」カキカキ
教師(突然何か書きだしたわこの子…)ジーッ
上条「よしっ! 先生、もう一回確認しますが、☆を当てれば良いんですね!」
教師「そ、そうよ」
上条「よーし、これだっ!」バッ
トランプ「×」
教師「……ちが「まだだっ!」
教師「え?」
上条「まだ検査は終わってませんっ! もう一度トランプをくってくださいっ!」
トランプ「×」
上条「まだだっ!」
トランプ「×」
教師「どう? もう諦めたら?」
上条「ふふふ、先生、これを見てください」バッ
紙『トランプの×を引きます』
教師「」アゼン
上条「この前までは多くの枚数から一枚だったから気付かなかったけど、実は上条さん、じゃんけんや二択に一度も正解したことがないんですよ」
教師「そ、それはすごいわね」
上条「もしかしてこれって能力じゃないんですかっ」キラキラ
教師(そんなキラキラした目で見られたらっ)///
教師「そ、そうかもしれないわね」カキカキ
上条「うぉおおお! 上条さん、俄然燃えてきましたよー!!」ゴォッ
教師『ええ、主に二択形式の能力検査をお願いします』
教師2「だ、そうだが、それじゃあ上条君。次の検査はこれだ」サッ
上条「二枚のパネル?」
教師2「そう、この二枚のパネル、次々とどちらかが点灯するからキミは点灯よりもワンテンポ先に光る側を予知して押すんだ。もしくは光る側を自分の押す側に捻じ曲げたっていい」
上条「要は、押した瞬間パネルが光ればいんですね」
教師2「そういうことだ」
上条「先生、ちょっと紙とペンをお借りできますか」
教師2「あ、ああ」
上条「」カキカキ
教師2(変わった子だ…)
上条さんの場合、×を選ぼうと考えた時点で○を選んでしまいそうな気がするがな。
教師2「それじゃあ始めっ!」
上条「うぉおおお!」ペシッ
左 右
一回目 手 光
二回目 光 手
三回目 光 手
四回目 光 手
五回目 手 光
六回目 手 光
七回目 光 手
八回目 手 光
九回目 手 光
十回目 光 手
十一回目 左手 右手 ※検査終了点灯せず
上条「………」
教師2「………」プッ
上条「わ、笑われた…」グスッ
教師2「………」ドキッ
(わ、わしは男だぞ…)///
上条「ふ、ふふふ…先生、これを見てください」
紙『上条当麻は一回も光らせません』
教師2「」ポカン
上条「すごくないですかっ!!」キラキラ
教師2(そんなキラキラした目で見られたらっ)カァ///
教師2「す、すごいじゃないか」カキカキ
上条「うぉおおお! 上条さんもついに能力者デビューですかっ!」
>>6
そしたら上条さんは○を引けたと言いくるめます。そういう話です。今回は逆で行きます。
教師2『二択になるような問題を出してください』
教師3「ふむ、じゃあ座ってもらえるかな」
上条「はい」スッ
教師3「それじゃあ、キミの能力も見えてきたので、専門的な検査に移ります」
上条「はい」ドキドキドキ
教師3「仮にキミの能力を“不幸選択”(バッドチョイス)とでも名付けておきましょう」
上条「不幸選択……不幸だ」ガーン
教師3「まぁまぁ、まだ仮定の話ですから。…それで、不幸選択と言っても、今まで二つの検査はどちらも引き運がものすごく悪いで片付けられます。それじゃあ能力として認められないので…」スッ
上条「目隠しですか?」
教師3「今からキミは両腕を伸ばした状態で、手の平を上に向けてもらいます」
上条「こうですか?」
教師3「そうです。それで、僕は今から君の手にそれぞれ激辛のピザを置きます」
上条「なんで激辛なんですか?」
教師3「それは僕が激辛好きでお昼ご飯にしようとしていたからです」
上条「はぁ、そうなんですか」
教師3「そして、どちらかのピザを僕の能力で普通のピザにします」スッ
上条「で、どちらかのピザを食べると」パキィィィン
(ん? なんか違和感が…)
教師3「言っておきますが、僕は相当の激辛好きです。君が本当の不幸選択なら…ご愁傷様です」
上条「………」ゴクリッ
教師3「それではどうぞ」
上条「………」ドキドキドキ
(ど、どっちなんだ…)
上条(普段から貧乏料理で味を濃くして食べてるから多少は大丈夫だと思うけど…)
上条「こ、こええ…」
教師3「ちなみに、激辛のまま食べると、もしかしたら病院行きもあるかもしれませんよ」
上条「…せ、生徒にそんなの食べさせるんですか」
教師3「検査ですから」ニコッ
上条(絶対笑顔だっ! 見えないけど絶対笑ってる!!)
上条「ええい、こっちだっ!」パクッ
二時間後。
冥土帰し「君はどこまでも病院が好きなんだね」
上条「ふ、不幸だ…」
教師3『不幸選択という能力で間違いないかと』
教師4「しかし…、君…能力者が能力を使用すれば必ずこの測定器が反応するはずなんだけどな…」
測定器「」シーン
上条「はぁ…と、言われましても」
教師4「うーん、でも、三人とも能力があると言っているしなぁ…」
上条「先生、無風ってあるじゃないですか」
教師4「うん? 風がない状態のことか?」
上条「はい、無風の状態でも風って存在してると思うんですよね。“ただ動いていないだけで”」キラキラキラ
教師4「………っ」ドキッ
(い、いかん、男のくせにBLが趣味のせいか、この子が可愛く見えた…)///
上条「きっと、同じ状態だと思うんですけど先生っ!」ズイッ
教師4(く、理論は訳分からないのに、駄目だ理性が…)
教師4「そ、そうだなっ! よし、ないけどある! 君は今日からレベル2だっ!」
上条「やったぜぇ!!!」ウヒョーイ!
上条「やった! レベル2ですよ吹寄さん!」
吹寄「ま、まぁまぁじゃない」
(上条当麻…普段は能力のことを諦めている節があったけど…)
上条「やったやったっ! やりましたよっ!」ガシッ
吹寄(手!?)カァ///
吹寄(本当は能力に憧れていたのだな…)シミジミ
吹寄「で、どんな能力なんだ?」
上条「どんなって、不幸を選択する能力ですよ?」
吹寄「……………は?」
上条「いやだから、上条さんが選んだものは必ず不幸なんですよ」
吹寄「いや、まてまて、落ち着け」
上条「俺は落ち着いてますよ?」キョトン
吹寄(私がおかしいのか?)
青ピ「かっみやーん! どうやったぁ?」
上条「おお、上条さんついにやりましたよっ! レベル2ですっ!」ブイッ
土御門「なん…だと?」
(アレイスターどういうことぜよっ!!)カッ
吹寄「二人とも上条の能力の内容を聞いてくれ。絶対におかしい」
二人「ん?」
上条「聞いて驚けっ!! “不幸選択”だっ!」ムンッ
二人「………」
上条「あれ?」
土御門「そんくらい知ってるにゃー」
青ピ「いまさらすぎるやろー」
上条「あ、あれ?」アセ
吹寄(どういうことだ? 上条は最初からレベル2だったのか?)オロオロ
土御門「………そうだにゃー」ゴニョゴニョゴニョ
青ピ「ふんふん…そいつはいいにゃー」ニヤリ
上条&吹寄「………ん?」
上条「野球拳!?」
青ピ「そうや。上やんと吹寄チーム対わいとツッチーチームで対決や! 上やんが負けたら吹寄ちゃんが服を脱ぐんやで」
吹寄「なぜ私がそんなことを!」
土御門「吹寄。逆に問うが何故それで勝負が成り立つと思う?」
吹寄「………?」
青ピ「吹寄ちゃんが脱いでいくのが上やんにとってすごい不幸やからに決まっとるやんっ!」
吹寄「………っ!?」ハッ
上条「ちょ、ちょっと…」
吹寄(それほどまでに貴様は私のことを…)ドキドキ///
青ピ「よし決まりっ! ワイが負けたらツッチーが脱ぐでっ」
土御門「まぁ、別にかまわんぜよ」
上条「………」ヒリヒリ
土御門「上やん、すまんにゃー」
青ピ「ワイらも調子に乗りすぎたわ」
上条「吹寄を下着姿にした挙句、テンション上がって暴れた拍子に俺を押して、勢い余った俺が吹寄を押し倒す形になるなんて不幸ってレベルじゃねーぞ」
土御門「大凶選択能力だにゃー」
上条「うるさいわ」
青ピ「それじゃあワイはここで」ソソクサ
土御門「じゃあな上やん」アワテアワテ
吹寄「…………」ジーッ
上条(お、怒ってらっしゃる!?)
吹寄「ちょっと来てもらおうか上条当麻」
上条「は、はい…」
公園。
吹寄「私はな。貴様の生き方が気に食わなかった」テクテク
上条「………」テクテク
吹寄「最初から能力なんて使えるわけがないと諦め、先生の期待を裏切り続け、クラスメイトとはどこか距離を置く貴様が嫌いだった」
上条「そ、そんなことは」
吹寄「ああ、違ったようだな。少なくともレベル2だと喜んでいた貴様は」ピタッ
上条「………」
吹寄「とても輝いていたよ」フッ
上条「………っ」ドキッ
??「きゃぁあああああ!!」
上条「!?」
吹寄「悲鳴!?」
上条「…っ」ダッ
吹寄「上条!!」
少女「助けてぇええ!」
吹寄「なぜあんな高い場所に子供がいるんだっ!」
上条「火事だ…。火事から逃げようとしたんだ…。早く行かなきゃ」
吹寄「まてっ!」ガシッ
上条「行かせてくれ」
吹寄「貴様、自分の能力のこと忘れたのか?」
上条「不幸…選択」
吹寄「少女を助けるために動くか動かないか、下で助けるかマンションを昇って助けるか、全ての選択は貴様を不幸に突き落とす」
上条「………くっ」
吹寄「上条当麻。貴様の能力は確かに後ろ向きで非効率的だ。…だが」
上条「吹寄!?」
吹寄「貴様が動かなければ少女が危険な目に遭うことはあるまい」ダッ
上条「まて、待てよ。吹寄ぇええええ!!」
(お前がいなくなることが俺にとっての不幸なんだっ!!)ダッ
吹寄「ごほっ、ごほっ」
(煙がすごくて先が見えない)
吹寄(しまったなぁ…)
吹寄「ふふっ、上条当麻は自分が不幸な目に遭うと分かりながら少女を助けようとした」
吹寄(かっこいいよ。上条当麻)グッ
吹寄「扉? ここだっ」ガチャ
炎「」ゴォオオッ
吹寄「しまっ…「吹寄ぇえええ!」キィィィィンッ!
吹寄「炎が消えた!?」
上条「……能力者の仕業だ」
吹寄「何?」
上条「俺の右手は異能の力なら何でも打ち消す。…つまり今の炎は自然じゃない…」
吹寄「誰かが意図的に炎を出している?」
上条「ああ、状況は悪化したって訳だ。だが、落ち着いて行動すれば何とかなるさ」ニコッ
吹寄(冷静な判断、私への気遣い。…上条当麻、私は…)
上条「ここだっ!」キィィィィンッ
少女「……お兄ちゃん誰?」
上条「君を助けに来たものですよ」ニコッ
上条「よし、幸いこの部屋には君一人のようだし、逃げよう!」
吹寄(マンションに子供一人?)
少女「うえぇええん、助けてお兄ちゃん!!」
上条「よしよし、上条さんに任せておきなさい」ニコッ
少女「………うん」カァ///
吹寄(少女にフラグ立てるなよな)イラッ
吹寄「……?」
(なんだこの感情…?)
上条「行くぞっ!」
上条の家。
吹寄「お、お邪魔します…」オズオズ
上条「そんな遠慮すんなって」ニコッ
吹寄「案外綺麗なんだな」
上条「案外は余計ですよ」
吹寄「疲れたな…今日は」
上条「上条さんの能力…違ったみたいだな」ガーン
吹寄「いいじゃないか。貴様のおかげで誰も不幸にならずにすんだんだから」ニコッ
上条「そ、そうだな」カァ///
(吹寄ってめちゃくちゃ可愛いよな)///
吹寄「そうだ、シャワー借りていいか。煙臭くてたまらん」
上条「ど、どうぞどうぞ」
吹寄「………覗くくらいなら堂々と入れよ」ニヤッ
上条「め、めめめ、滅相もございません」ブンブンブン
吹寄(どうせ本当に何もしてこないんだろうなぁ)モヤモヤ
上条「………」
(やばい、非常にやばいですよ)
吹寄「~~~♪」
上条(狭い学生マンションだから、シャワーの音だけでなく吹寄が上条家の石鹸やシャンプーを拾ったり置いたりするのまで分かる)モンモンモン
上条「上条さんの上条さん、お願いですから今は落ち着いて下さい」
吹寄「上条~?」
上条「は、はいっ!!!」
吹寄「そういえばタオルはあるのかー?」
上条「あ、あるにはあります!! こっちの部屋に!!
吹寄「そうかっ! それなら取ってくれるかっ!」
上条「な、なんですと!?」
吹寄「目をつぶっていれば問題ないだろう!?」
上条「あ、ああ、分かった!!」
上条(どどど、どうする!?)
上条「これは、二択じゃないのか?」
・目をつぶってタオルを持っていく。
・持っていかない。
上条(堂々と持っていくという手もあるが、上条さんはそんなことできませんことよ)
上条「ええい、こう言う時はっ!」カキカキカキ
紙『裸を見て殴られると知っていました』
上条「って、余計怒られるわっ!」バンッ
吹寄「早くしてくれないかっ?」
上条「分かったっ!」
上条(落ち着け。覚悟を決めろ上条当麻っ!)スッ
上条「え、えっと、タオルを置く場所はと…」テサグリテサグリ
――――むにっ。
上条「な、なんでしょうかこれは…」ゾクッ
吹寄「私の胸だよ上条当麻」ゴゴゴゴゴ…
上条「え、えっと…」
吹寄「ここで私が我慢できれば、貴様の能力は否定される訳だ」
上条「そ、そうですね。ラッキーばかりですからね」ズルッ
(げ、目をつぶってるから滑ってしまった!?)チュッ
上条(こ、この感触は…)
吹寄「」コウチョク
上条「」ボロボロッ
吹寄「さ、さすがの私でもこれは怒らざるを得ない!!」
上条「………」グスン
吹寄「し、しかし泣くほど痛かったか?」オロオロ
上条「ぎゃ、逆なんだ」エグエグ
吹寄「逆?」
上条「わたくしのファーストキスがこんな可愛い子で幸せなのですよっ!」ウルウルウル
吹寄「か、かわっ!?」カァ///
上条「もう上条さんは何が来ても怖くありませんことよ」
吹寄「か、上条…」テレテレ///
ピンポーン
上条「はーい」ガチャ
母親「あんた、こいつを助けたでしょ?」
少女「………」ブルブル
上条「はい。助けました」
母親「ふーん。じゃあ、今日からあんたの親はこいつね」ガッ
少女「」ドサッ
上条「おいっ! あんた母親だろ! 乱暴するなよっ!」バッ
母親「は? 今からあんたが親だから。精々可愛がって“不幸”になりな」
上条「……どういう意味だ?」
少女「………」シュンッ
吹寄「上条、なんだったんだ?」
上条「いやぁ、突然この子の親はお前だって…」
少女「………」
吹寄「この子は、あの時の?」
上条「ああ、事情を説明できるか?」
少女「………」キョロキョロ
吹寄(急に周りをキョロキョロしはじめた…)
少女「窓側…危ない」
吹寄「……え?」
窓「」パリンッ
上条「あぶねぇ!」バッ
吹寄「きゃっ」ドサッ
上条「大丈夫か?」ドキドキ
吹寄「え、ええ」ドキドキ
少女「……私の能力は“最悪の災厄”
不幸を呼ぶから捨てられちゃった」グスン
今日はここまで。
基本下げで行くので、面白くないと思う方は忘れてください。
ここまで下がれば好き勝手やっても大丈夫かな。これからも下げでお願いします。
ここの吹寄さんはすでに上条ウィルスにやられてるので、口調は変わります。
ダブルアーツ…ジャンプはなんで終わらせたんだちくしょう。
なにそのなまえ
って、>>1です。
続き行きます。よろしくお願いします。
少女「………」グスグス
上条「…まさか、この前の火事も君が?」
少女「……わかんない…」
上条(自覚がないのか? 右手で炎を消せたのだから、能力が関係してるのは間違いないけど…)
吹寄「ちょっと待て上条当麻」グイッ
上条「おわっ!」ドテンッ
吹寄「え…っと、私の名前は吹寄制理。良かったらお姉ちゃんにお名前を教えてくれるかな?」ナデナデ
少女「………真理」
吹寄「しんりちゃんか、よろしくね」ニコッ
少女「………うん」コクン
上条(吹寄ってやっぱ面倒見いいよな…)ドキドキ
真理「あっ…」キョロキョロ
吹寄「……っ!?」
上条「またかっ!?」バッ
真理「後ろ!」
大量の皿「」パリーンッ
上条(やばいっ、こんな一気に破片が飛んできたら、右手でもっ)ダッ
吹寄「上条当麻!?」
上条「っ……」ポタポタ
真理「あ、ああ…」ガタガタ
吹寄「血が…早く手当しないとっ!」
上条「ああ、いや、大丈夫」ダラダラ
吹寄「額からそんなに血を流して大丈夫なわけあるかっ! 傷にばい菌が入ったら大変なことになるわよっ!」
上条(もし、この子が今のを起こしている原因なのだとしたら…)スッ
真理「……な、なに?」ガタガタ
上条「次に何か起きそうになったら俺の右手をつかんでほしい」
吹寄「何を言っている?」
真理「………」コクン
吹寄「とりあえず血をぬぐって傷をなんとかするわよ」
上条「すまん」
吹寄「気にする必要はないわ。貴様は私たちを守ったんでしょう?」
上条「そんな大それたこと…ただ、気が付いたら身体が勝手に」
吹寄「ふん、そこはかっこつけるとこよ、上条当麻」
真理「………」クスッ
二人「………?」
真理「二人とも仲良いんだね」ニコッ
吹寄「………ぅ」カァ///
上条「そうか? 吹寄はだれにでもこうだぞ」ニコッ
吹寄「………」ジトッ
上条「な、なんでしょうか…」
吹寄「……知らないわよ」プィ///
そうだな僕だな
真理「………っ」バッ
上条「………!?」パキィンッ
吹寄「また起きるのか!?」キョロキョロ
三人「……………」シーンッ
上条「ふぅ…よかった」
真理「?????」オドロキ
吹寄「この子のために分かりやすい説明を頼むわよ」ポンッ
上条「あ、ああ。要は真理の能力が学園都市に存在する能力者達の力と同じなら、上条さんの右手はそれを打ち消してしまうんですよ」
吹寄「それは上条当麻、貴様の能力ではないのか?」
上条「最初は俺もそう思っていたけど、学園都市の検査では無反応だし、上条さんのレベルは万年0ですよ」グスン
真理「……お兄ちゃんの手に触ってたら不幸起きないの?」
上条「ああ、大丈夫だ」ナデナデ
真理「………っ」カァ///
真理「なら真理、お兄ちゃんと結婚するっ!!」
二人「…………っ!?」
王道すぎたかな。
>>65
作者の書く気を殺ぐのはまだ許せるけど、読み手の読む気を殺ぐのはやめてほしいかな。
上条「はははっ、上条さんなんかと結婚してくれるなんて冗談でもうれしいですよ」ナデナデ
真理「本当だもん」グスッ
吹寄「まぁそんな重大な話は一日二日で決められないでしょ?」
真理「……うん」
吹寄「だからまずは…ご飯にしましょう」
上条「そうだな。腹減ったな」グゥ
真理「…真理、お金持ってない…」
吹寄「…ふふっ、大丈夫、上条当麻は困ってる人を見捨てないから」ナデナデ
真理「ほんと!?」パァッ
上条「お、おうっ!」
(上条さんの財布が一番困ってるんだけど…まぁいいか…はぁ)
下がらない;;
ちゃんと吹寄さんの口調ネットで調べたんだが、今いち掴めん。少女に対してどうしゃべるのが正解なんだ?
続き。
ファミレス。
吹寄「ちょ、ちょっと二人とも」
上条「………」ジーッ
真理「………」
吹寄「それを見たって実物は全然違うんだから、中に入りましょう!」
小鳥遊(失礼な客だな。でも少女はちっさくて可愛い)ポワ~
上条「いいか真理。俺たちはこの作り物を見て頼む料理を決めるんじゃない」ジーッ
真理「はい」ジーッ
上条「人間には想像で味覚を再現する優れた機能がある。たとえば梅干しを想像すれば口の中がすっぱくなるだろ」
真理「……すっぱい」ウェ…
上条「それを極めれば、これら作り物を見るだけで味が再現できる。人はそれを“食儀”と呼ぶ」
真理「………師匠」
吹寄「食儀じゃないわよ」ゴンッ
上条「………つぅ」モンゼツ
小鳥遊「いらっしゃいませ。ご家族ですか?」
吹寄「か、家族ぅ!?」ドキッ///
上条「あー、兄弟です」
小鳥遊「ちっさいこ僕にくれませんか?」
上条「……は?」
店員「ちょ、ちょっと小鳥遊君はこっちの対応ねー」
真理「………」ギュッ
上条「はは、真理は可愛いからモテちゃうんだな」ニコッ
真理「………」カァ///
吹寄「家族か…。プロテインは飲んでくれるだろうか…」
上条「しかし……」
吹寄
□□□□
□□□□
上条真理
真理「………」ギュゥ
上条「仲の良い兄妹で通るかな…」ハハ
吹寄「大丈夫よ。いざとなったら貴様にはロリコンになってもらうだけだし」
上条「淡々と問題発言しないでくださいますかぁ!?」
吹寄「あ、最初からロリコンだったかしら」
上条「吹寄さんが意地悪でつらい…」ホロホロ
吹寄「冗談よ。いざとなったら私の妹で通すわ」
真理「やっ!」
二人「………?」
真理「上条真理がいい」ギュッ
吹寄「………」
上条「………」ハハ…
小鳥遊「ご注文をどうぞー………シネッ」
上条「不幸だ…」ハハ
いや、小鳥遊は特に意味なかったし、ここだけの登場だけど、真理ちゃん可愛いを表現したかっただけ。
気になるなら店員に変えるけど。
これもクロスになるの?
じゃあ、店員に戻そう。
店員「ご注文は?」イライライラ
上条「さて、す、好きなのを頼みなさい」ナミダメ
吹寄「心配しなくても自分の分は自分で出すわよ」
上条「吹寄さん」ウルウル
真理「…………」ジーッ
上条「どうした? 真理。写真で想像力を働かせるなんて、俺らの領域だぞ?」
吹寄「なんの話だ」
真理「ファミレス初めてだから…」
二人「………!?」
上条「まぁ、俺もけっこう大きくなるまで外食なんか行ったことなかったしな」アセアセ
吹寄「それもそうね」アセアセ
真理「外に出ると迷惑かけるから…」
上条「………真理」ギュッ
真理「………?」
上条「もうお前の能力で誰にも迷惑かからねぇ。だから好きにしていいんだ」
真理「…………お兄ちゃんにめいわ「大丈夫だ」
上条「上条さんも自慢じゃないが、不幸の塊なんだ。一つや二つ増えたって気づきもしねーよ」ニコッ
真理「お兄ちゃん…」ギュゥッ
店員「精神的に駄目です!! 早退しますっ!!」ウェエエン!
吹寄「私はこのドリアを」
真理「………これ」
上条「ライス大二つ」
店員「ライス単品はちょっと…」
上条「…ですよね。じゃあ、こ、このほうれん草のソテーを…」プルプル
真理「お兄ちゃん…」カワイソウ…
吹寄「………」ハァ…
店員「それでは水はセルフサービスとなっておりますのであちらをご利用ください。失礼します」ニコッ
上条「真理、水取りにいこか」
真理「うんっ」
おはようございます。
これからもsageでお願いします。
続き行きます。
真理「………」アムアムアム
吹寄(真理ちゃん、小学4年生くらいかしら。少し線が細いような気がするけど…)
上条「左手じゃ食べにくい…」クッ
吹寄「……………っ」カァ///
真理「………」アムアムアム
上条「吹寄? 顔赤いけど大丈夫か?」
吹寄「だ、大丈夫よ。それより、食べにくいなら…」
上条「ああ、大丈夫大丈夫。上条さんけっこう器用なんですよ」ニッ
吹寄「………」
真理「はい、お兄ちゃん、一口あげる♪」
上条「おお、真理様~。上条さんは感動ですよ」パクッ
吹寄「………ふん」パクパク
上条「おいしかったか?」
真理「うんっ」ニコッ
吹寄(あーもう、可愛いなぁ///)
真理「………っ」グッ
上条「どうした?」
真理「………」カァ///
吹寄「………」ピーン
上条「まさか…、また能力が!?」
真理「………」フルフル///
吹寄「上条当麻」クイクイ
上条「………?」スッ
吹寄( と い れ )
上条「なんだ、トイレか! ………と、トイレですか!?」ビクッ
真理「………」ウルウル///
>>1さん、もしかしてコミュ障?
会話が不自然なんだけど…
口調がおかしいのはもう特徴だからしょうがない
>>133
批評したりぶつぶつ独り言言うのは好きにしてくれていいけど、じゃれてくるのはやめてくれ。気持ち悪い。
次じゃれたら終わり。他の読んでくれている人を不快な気持ちにさせたくないわ。
>>1よ…
スルーだ
スルー
>>138
ありがとう。
あんなんの言ってることでもきちんと反映させて読みやすいssにしようと思ってしまう…
ちゃんと見てくれる人のことを考えたらスルーしたいが…
トイレ前。
上条「」
真理「………」
吹寄『全員行くわけにはいかないわ。……上条当麻、貴様の良心を信じているわよ」ジーッ
上条(上条さんにそんな趣味はございませんことよ…)トホホ
真理「一人で行ってきてもいい?」
上条「………」
(どうする? 少しくらいなら大丈夫なのか?)
真理「行ってくるね」タッ
上条「あっ、……いつでも動けるようにしとかねーとな」
吹寄「……しかし、このままじゃよくないわよね」ウーン
吹寄(小学四年生くらいなら私たちとそう年が離れている訳じゃないし、学生が世話をするわけにもいかないし、なにより上条当麻の理性が心配だ…)
吹寄「かといって、あの子を親の元へ連れて行くのはもっとまずい気がする」
吹寄(やっぱりアンチスキルに…。いや、小萌先生を頼るのも手よね…)
壁「」ドォオォォオオォン!!
客「うわぁああああ!」
客「きゃぁあああああ!」
吹寄「な、何!?」
店員「皆様! 落ち着いてください!!」
吹寄「何があったのよ!」
店員「トイレの中で爆発事故だって!!」
吹寄「……!? 上条当麻!」ダッ
上条「ごほっ、ごほごほっ…な、なんだ…」
上条(いきなり爆発が起きるなんて…)
真理「………お、にい…ちゃん」フラフラ
上条「真理!?」ダッ
真理「ごめ…んね。また、迷惑を…」
上条「いいから! 煙を吸うなよっ!」ギュッ
上条(見たところ怪我はしていない…、驚いただけか…)
吹寄「上条当麻!」
上条「吹寄っ! こっちだ!!」
吹寄「良かった!!」ギュッ
上条「ちょ、ちょっと吹寄さん」///
吹寄「心配したわよ、真理ちゃん」
上条「………」デスヨネ…
黒子「ジャッジメントですの。アンチスキルの方々がここの処理はしますので、あなた方は一度病院へ行って精密検査を受けていただきますの」
真理「………」フルフル
上条「俺も行くから、一緒に診てもらおう」ニコッ
真理「………うん」
吹寄「私は後から来たので…」
黒子「ダメですの。煙に有害物質が含まれている場合もありますので、きちんと受けていただきますわ」
吹寄「………はい」
美琴「………あれ、上条当麻!?」
上条「ビリビリじゃねぇか。…って、すまん、今は相手してやれねーんだわ」
美琴「どうしたの? ………あんたまさか誘拐し「してねーよ!」
真理「………」ギュッ
美琴「大丈夫よ。このお兄ちゃんは変態でバカだけど、女の子には優しいから」ギロッ
上条「だったらなんで睨むんでしょうか…」
美琴(何で私にだけ優しくしないのよっ)
病院。
冥土帰し「やれやれ、今度は大所帯で訪れて、君はつくづく病院と縁があるようだね」
上条「いやぁ、ははは…」
真理「………」ドキドキ
冥土帰し「それじゃあ、一番被害に遭った可能性のあるお嬢さんから診てみることにするよ。君たちは出て行ってくれるかな?」
上条「いや、それが…」
真理「………」ギュゥ…
冥土帰し「………?」
吹寄「とりあえず、上条当麻から診てあげてください先生」
冥土帰し「僕も医者の端くれ。見ただけで全てが分かると自惚れる訳じゃないけど、診るべき患者の判断くらいはできるんだよ?」
吹寄「………そう、ですよね」
上条「えっと…」
上条「上条さんは目をつぶっていますので、どうかさっさと診てください」サッ
冥土帰し「………何を言っているんだい? 君は」ハァ
吹寄「先生、本当に事情があるんです」
真理「……わ、私も大丈夫、だから…」
上条「………」グッ
冥土帰し「………やれやれ」
・
・
・
・
・
冥土帰し「全員問題なしのようだね」
三人「………っ」パァッ
冥土帰し「ただし、君の傷はちゃんと治療させてもらうよ」
上条「………はい」
冥土帰し「えっと………はぁ、もういいよ。意地を通して患者の容体を悪化させちゃ本末転倒だからね」
上条(やっぱ無理があるよな…当然だけど)ハァ
真理「………」
ちょっといったんここまでで、日付変わってから一気に更新します。では。
ただいまです。
多くの批判の中にある支援がとてもうれしいです。
でも慣れ合いはNGだと聞いたので、続きに全力を注ぎます。
では続き。
翌日。とある研究所。
研究者「ふむ、先生からの紹介だというので、どんなもんかと思ったら……とんでもなくすごいじゃないかっ!!」
上条(あ、あやしい…)
真理「………」ビクビク
研究者「あー、ごめんよ。僕は科学を研究する身でありながら、口にする言葉がものすごく曖昧なんだ。だから仲間にもよく叱られてるんだ」テヘ
上条「それは大変ですね…」
研究者「でも、キミ達にとってはその方が良いと思うんだ! だって専門用語使ったって分からないだろう?」
上条「たしかに」
真理「………」コクコク
研究者「まぁ、結論から言えば、キミの能力は演算の常識を打ち破るものになる!!」
二人「………!?」ビクゥ
研究者(ふふふ、おどろいてるおどろいてる…)フフン
真理「えんざんって…なに?」ホエ?
上条「無能力者の上条さんもよく分かりません…」テヘ
研究者「………」アゼン
研究者「えっとね…、演算っていうのは、そうだね…。僕らが普段無意識で手とか足とかを動かせる作用が、能力者達が力を使うためのプロセスと同じと思ってくれていいよ」
真理「………」ニギニギ
上条「えっと、上条さんは歩きたいと思って歩いてますが…」
研究者「じゃあ、その歩くための筋肉の動かし方まで意識してるかい?」
上条「ああ…なるほど」
研究者「自転車に一度乗れればずっと乗れるのと一緒で、演算も一度使用すれば意識しなくても使えるようになる」
上条「すごいんだなぁ…」カンシン
研究者「簡単に式を書くとね」カキカキ
演算×パーソナルリアリティ=結果
研究者「ってなる。もちろん、キミ達に分かりやすく書いただけだから厳密に言えば違う。将来科学者を目指すならこれは忘れておいた方がいい」
上条「上条さんの頭では無理なのでこれでいいです」
真理「………」コクコク
研究者「そうかい? じゃあ説明を続けるけど、例えば炎使いが炎を使う場合」
炎を出すための演算×自分なら炎を現実に出せるという思い込み=炎が出る
研究者「パーソナルリアリティについてはまだまだ未知の部分が多くて詳しくは言えないけど、要は、より複雑な演算をして、より強いパーソナルリアリティを持つことができれば、現実世界での能力は強くなるというわけさ」
上条「ほえー…で、真理は具体的に何がすごいんですか?」
研究者「まぁ、気になるよね。僕も言いたくて仕方がない」カキカキ
演算×パーソナルリアリティ×溜めこんだ気持ち×(感情の正負)=結果
上条「………先生、全くわかりません」
研究者「だろうねぇだろうねぇ」ウンウン
研究者「普通の人はパーソナルリアリティに溜めこんだ気持ちが内包される。
“俺はこんだけ強く思ってるんだからこれだけの力がだせるぞー!!”
ってね。だけど、彼女は違う。
“こんなことができるぞー! …げ、思ってた以上の結果が出やがった!!”
ってなるんだ。これは科学側の人間としては認めてはいけない事象だけどね」ハハ
上条「感情の正負ってのは?」
研究者「…これに関しては少しかわいそうだけど、例えば普通の人は、悔しい力も嬉しい力も全部同じ“力”なんだ。向きが違っても能力を使用する点に関してはなんら問題はない。同じ結果が出るだろうね」
真理「わたしの場合は?」ビクビク
研究者「感情が正の時には正しく制御された力が出せるだろうね。…ただ、負の時は正直何が起きるか分からない。とても危険なことが起きるとしか言えないね」
上条(確かに、真理が能力らしきものを使った時は苦しんでたり怯えてたりしてた。…ファミレスの時も離れて不安だったんだ…)クッ
研究者「思い当たる節があるようだね。さらに厄介なことは、普段いくら正の気持ちを溜めこんでも、いざ能力を発動させる時の感情が負なら…」
上条「掛け算で一つ負があればひっくり返る……」
真理「………」ギュッ
研究者「とにかく、キミは普段から正の気持ちを溜めこまなくてはいけない。…と、同時に能力の制御も覚えなくてはいけない。…………つまり」
真理「………?」キョトン
上条「研究所のお世話に……」
研究者「そういうこと。上条君の力も興味深いが、いつまでも君に頼っていては何も解決にならない」
真理「……や、やぁ!!」ギュッ
上条「真理……」
研究者「あの、誰も二人を引き離すとは言ってないよ」
二人「………え?」
研究者「キミ達の話では天変地異のような現象が起きるのだろう? そんな危険な状態で放置しておくわけにはいかないだろう」
上条「ということは…」
研究者「学生の上条君には悪いけど、彼女のために身を削ってもらうよ」
上条「望むところだ!!」
真理「………」ホッ
真理「あ、あの…」
研究者「なんだい?」
真理「中学校はどうしたら…」
上条&研究者「…………!!?」
真理「………っ」ビクッ
二人(中学生だったのか…)オドロキ
研究者「能力を制御できるまでは、休学してもらうことになるね。後、親御さんの許可だけだね。君が捨てられたとは言っても法律上は親子関係にあるんだ。許可は必要だよ」
吹寄「その必要はないです先生」
上条「吹寄?」
(怒ってる…?)
吹寄「この子の親はついさっき、学園都市から出て行きました。どうやって調べたのか上条家にこの子の親権も移すそうです」ワナワナ
真理「…………いの?」
三人「………?」
真理「あの人と暮らさないでもいいの?」ポロポロポロ
上条「………!? ああ、いいんだ」ギュッ
吹寄「………上条当麻」
上条「今日からお前は、
上条真理だ」
序章終わりです。
次からが本編です。
能力のところは流し読みでおっけーです。
真理の能力は感情によってはとんでもないことになるということです。
―――それから半年以上の月日が経ち、上条当麻は二度目の高校夏休みを迎えた。
第一章『不幸選択はいつもそばに』
上条「………不幸だ」
夏休みの猛暑。上下黒の学生服に身を包み、茫然と時計を眺めている男がいた。―――私こと上条当麻だ。
猛暑だと言うのに全身から血の気が引いて寒気がするのは、学生服が学園都市製のクールビズ仕様だからだろうか。いや違う。ただただ単純に……寝坊したからである。
小萌『カミジョーちゃんはバカだから補習に寝坊でーす。学校に来たらどうなるか考えておきやがれーですよ♪』ガチャ
どこか嬉しそうな、そして愛嬌のある声で非情の宣告を電話で告げたのは我が担任小萌先生である。
小萌先生の声を電話越しに聞いた時、“あっ、天使の囁きかな?”なんて思った自分が今ではぶち殺してやりたい。そんなことを考えながら、最後の手段を時計の前で実行しているのである。
上条「時間よ戻れ。昨日に戻れ」ググッ
幸いなことに上条当麻は無能力者なのである。逆に言えば可能性は無限大。切羽詰まった状況で新たな能力が開発されてもおかしくはない。
上条「……………あほらし」
もしここで能力に目覚めたとしても、それはきっともやしの太さを変えられるくらいだろう。なんだよその能力、とってもいいじゃないか。
上条「……ま、今さら慌てたって仕方ないし、あれを………」
“あれ”。それを思い浮かべた時、二つの行動が浮き上がった。
・布団干し
もしくは
・昼ごはん
である。
上条「腹減った…」グゥ
こんな良い天気でまさに洗濯日和だと分かっていながら、身体は台所に向かっていく。どうやら上条当麻という人間は食欲に弱いらしい。
上条「たしかキャベツが大量に~」ガチャ
冷蔵庫「」カラッ
上条「………?」ガチャガチャ
冷蔵庫「」カラカラッ
昨日の特売で買った大玉のキャベツがいなくなっている。その事実に気を失いそうになったが、今は倒れこんでいる時ではない。ありとあらゆる可能性を持って対処しなくては…。
??「………ふぅ」ポンポン
上条「………?」ググッ
可能性は多くあった。妹が勝手に来たり、土御門が勝手に来たり、吹寄が勝手に来たり、…だが、今回ばかりは可能性を模索する必要がなかった。
インデックス「美味しかったんだよ♪」ニコッ
パーソナルリアリティの崩壊である。上条当麻だけの現実には学園都市の学生マンションに銀髪のシスターが冷蔵庫を漁って満足げにお腹をさすっているなんてことはないのだから。
上条「……ふ、不幸だぁ…」ガクッ
インデックス「私の名前はインデックス。この度は本当に助かりました」フカブカ
透き通るような銀髪が床に流れ、インデックスのお礼は見事に決まった。
上条「は、はは…気にすることないのですよ」
日本人が一人美味しいご飯を食べている裏で何千人もの孤児達飢えている。その前に同じ日本人として上条当麻が飢えている話をするべきだ。
インデックス「ねぇ、あなたのお名前は?」ニコッ
上条「………っ」ドキッ///
不意を突かれた。正直、彼女の笑顔には食欲を吹き飛ばすほどの魅力があったのだ。…たぶん。
上条「……上条、当麻」
どうやら、シスコンを拗らせてロリコンも発症したらしい。だが、上条さんの理想系はいつだって綺麗なお姉さんなのですよ。
インデックス「ねぇ当麻…」
上条「………?」
インデックス「ご飯を食べさせてくれると嬉しいな?」ニコッ
その時確信した。
透き通るような声で、流れるような日本語を話す銀髪のシスターは、
三歩歩けば全ての記憶を失う身体なのだと。
上条「美味しいか?」ニコニコ
こうなればもう自棄である。冷凍庫にあったスーパーの冷凍食品(特売)も、戸棚に置いていたお菓子も、今日炊くはずだった米も、全て銀髪の天使に捧げるべきなのだ。
インデックス「まぁまぁなんだよっ」ニコッ
上条「………」
愛は与えるもの、見返りを求めてはいけない。ビークール上条。お前なら耐えられる。
上条「ところで、なんでこんなところで?」
インデックス「ちょっと隣のビルから飛び降りたら、ここにダイハードしたんだよ」
上条「ダイハードというかダイじゃねーか。よく死ななかったな」
素直に感心する。こんなウソをつく必要性を感じない。よって本当なんだろう。
インデックス「この服のお陰だよ」ニコッ
上条「……服?」
インデックスの服は今まで見たことのない高級そうな生地でできており(上条さんに生地のことなんてわかりませんが)、白の光沢は神々しささえ感じさせる。
インデックス「歩く教会って言ってね、服の形をした教会なんだよ! この刺繍や縫い方には魔術的な意味を持っているんだよ」ムンッ
上条「魔術?」
インデックス「そう、魔術なんだよ」
魔術って言えば、あのイーヒッヒッヒでおなじみのネルネルネルネのおばあさんが使う魔術だよな。
上条「うさんくせー」
つい、言葉に出てしまった。無能力者でも上条当麻は科学側の人間だったという訳です。はい。
他人の意見を聞き入れないならそれでもいいけどさ……俺のレスも荒らしみたいなもんに見えるし悪かったね
ただ、>>198が書いてくれてる他にもさ、能力についてだとかインなんとかさんが不法侵入してたりどうしようも無い部分が目立つんだよ
句読点やら三点リーダーの数やら、吹寄の口調ぐらいなら良いとして、二次創作やるうえで最低ラインってのが有ると思うの
このSSはそこらへん完全無視してるわけじゃない。一旦HTML化してさ、また推敲して一から立て直したほうが良いと思うよ?
インデックス「とーまは信じないのかな」プンプン
プンプンと頬を膨らませて怒るインデックスは可愛すぎて撫でてやりたかったが、他の子を撫でると真理が怒るのでやめておこう。それより…、
上条「もし、それが本当なら俺の右手が触れないほうがいいな」
厨二病発言である。
インデックス「なんでなのかな?」
インデックスの瞳がキラリと輝きを増す。どうやら、この話題は触れないほうが良かったらしい。寝坊からサボりにチェンジしているからである。……ごめんなさい、小萌先生。
上条「俺の右手は幻想殺しって言ってな。異能の力、恐らく神様の加護でさえ打ち消しちゃうんですよ」
まじめに語る私をよそに、インデックスの顔は紅く変化していく。
インデックス「………」プークスクス
バカにされている。気づいた時には右手を振り上げていた。
上条「よーし、インデックス!! それじゃあ俺の右手と勝負だっ!」バッ
自信はあった。が、あったが故にこの勝負、負けたのかもしれない。
インデックス「いいんだよっ! さぁ、いつでも来なさい!」ムンッ
仁王立ちで立ち向かうインデックスに向かって俺は一歩…
上条「おろ?」ズルッ
むに。
快感はそこにあった。
>>203
んーつぎ上がったらもう止めるので、下がっていく限りやらせてもらう訳にはいきませんか?
あの母親がキーだったんだけど、指摘されたらまぁその通りと言うしかないです。インデ登場もベランダ干しでもどっちでも良かったのですが、上条さんがより不幸な方を選択しただけで…って言ってたら分かりにくいってことですもんね。
とりあえず寝ます。お疲れさまでした。
追いついた
このまま続けたらいいよ!
じぶんが思うがままに書くべき♪
いまなら荒らしもいないから頑張って!!
きたいしてるよ(^з^)-☆
ありがてぇ、ありがてぇ。
禁書SSとしては程度が低いかもしれませんが、支援してくれてる人たちのためにがんばります!
続き。
インデックス「………あ、ああ…」カァ///
まだ恋愛もしたことのないような年(上条さんの時代では、うん)の女の子が、頬を赤く染めていく。
一方私こと上条当麻の思考はといえば、
上条(外国の方もやっぱ女の子はやわらかいんだな)フニフニ
真理とは毎日お風呂に入っていた間柄であるがゆえに知る女の子の柔らかさ。興奮より先に率直な感想が思い浮かんでしまったがために彼女の怒りを増長させるはめになる。やはりどこまでいってもより不幸を選択してしまうらしい。
インデックス「日本男児は結婚するまで手もつながないって聞いたんだよ」ワナワナ
その定説は間違いではない。ただ、日本において日本男児はすでに絶滅危惧種だというだけだ。おっと、間違っても手をつなぎたくても繋ぐ相手がいない君ら魔法使い予備軍のことじゃないぜ。ははは…はぁ。
上条「す、すまんっ」パッ
思考は冷静でも、心は少しでも相手によく思われようと演技を強要する。慌てて離れると涙目のインデックスがシーツに身をくるんで怒鳴った。
インデックス「裁縫道具!!!」
まったく、毎日不幸に見舞われて服がボロボロになる上条さんに感謝して欲しいぜ。一般男子の部屋に裁縫道具なんてないからな。たぶん。
インデックス「それじゃあ、本当に感謝してるんだよ」ニコッ
その後、安全ピンで歩く教会とやらを無理やり“服の形”にして、インデックスは部屋から出ることとなった。
上条「あのさ、…俺にできることねぇかな?」
本当は助けたい。こんな出会いだけど、困っている少女を見捨てたくない。……真理と重ねてる部分ももちろんある。
インデックス「とーまは…」
上条「ん?」
インデックス「とーまは私と地獄の底まで付き合ってくれるのかな?」ニコッ
透き通った美しい笑顔で、インデックスは俺を拒絶した。
“インデックス! 上条当麻はお前を助けたい!”
なぜこの一言が言えなかったのか、…やはり上条当麻の選択にはいつも不幸と後悔が付きまとうのだろう。
インデックス「それじゃあ、また出会ったら神に感謝なんだよっ」ニコッ
不法侵入者は極上の笑顔で去って行った。
相変わらずセミは元気に鳴いていた。
私、吹寄制理は迷っていた。
吹寄(この子って確か…常盤台のエースよね)
上条当麻の家からとある高校までの通学路、その途中で必ず通る公園にいた常盤台中学の制服を着た女の子が威風堂々彼の進行を妨げている。
美琴「あ、あんたっ! 今日こそ決着をつけるわよっ!」ビシッ
どうやら、彼女が上条当麻の言っていた“ビリビリ”である。そして“ビリビリ”だということは…。
吹寄(常盤台のエース…超電磁砲)ゴクリ
学園都市第三位にして常盤台のエース。レベル5の電気使いがなぜ無能力者の上条当麻を追いかけるのか。私には理由が一つしか思い浮かばなかった。
上条「決着って、俺が負けたこと一度もないでしょうよ」
上条当麻は御坂さんのことを悪戯好きの子供程度にしか認識しておらず、それがかえって彼女の繊細であろう心を逆なでしている。
美琴「わ、私だって負けたことないわよっ!」バチバチッ
右手から放出された電気はまるで雷だ。これを相手にして負けたことがないなんて上条当麻は相変わらず訳の分からない人物だ。
上条「そりゃ、上条さんは勝負になんて興味ないですから」
二人のやりとりを聞いて、私は両手で頭を抱えた。
御坂さんは子供すぎて感情の伝え方を間違ってるし、上条当麻は鈍感すぎて受け取り方を間違っている。
要は二重で選択を間違っているのだ。
美琴「興味ないのなら興味が出るようにしてあげるわよ」バチバチバチ
まずいな。私はそう直感した。
御坂さんがどんな人物にせよ、持ち上げた右手は上条当麻を標的として電撃を放つに違いない。
吹寄「………っ」ダッ
私は二人の間に割って入った。
美琴「………ぇ!?」バシュッ
解き放たれた電撃はまっすぐ私に向かってくる。
私は、左手を前方にかざし、叫んだ。
吹寄「ぉおおおおお!!!」バシュッ
レベル3“完全反射”――吹寄制理。
美琴「………なっ!?」
電撃は美琴の身体に衝突した。
とりあえずここまで。
バトルパートは吹寄無双で行くかも。
それではお疲れ様です。
追いついた
このまま続けたらいいよ!
じぶんが思うがままに書くべき♪
いまなら荒らしもいないから頑張って!!
きたいしてるよ(^з^)-☆
見るに耐えられない…
インデックス登場からの矛盾点
上条が冷蔵庫をあけている近くにインデックスがいるっぽいが
あの部屋の構図じゃインデックスいたらすぐ気づくだろ?
裁縫箱と騒いでるけど歩く教会を破壊した描写がない。乳触っただけにみえる
上条「あのさ、…俺にできることねぇかな?」インデックスは追われているなんて一言も言ってません
この際キャラ崩壊や口調なんてど~でもいいよ
余計な地の文書いてないで書くべき事を書こうよ
∩___∩ |
| ノ\ ヽ |
/ ●゛ ● | |
| ∪ ( _●_) ミ j
彡、 |∪| | J
/ ∩ノ ⊃ ヽ
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
帰りました。
批判や擁護に反応するとあれなので、黙って書き続けます。
ただ、やはりこのスレは下げていただけるとありがたいです。
それでは続きです。
いくら考えても、完全反射じゃ無双はむりでした。
指摘されてる矛盾点はどうするの?
>>224の続き。
美琴「………っ」
美琴(…危なかった。跳ね返されたのが電気だけで良かったわ)ホッ
やはり、レベル5とはいえまだ中学生なのね。動揺を包み隠さないところに好感さえ持てるわ。私は無意識に彼女を値踏みする。
吹寄「………」
しかし、高校生の自分が動揺を隠せている訳ではない。彼女と同じように、いやそれ以上に動揺していたし顔に出ていたと思う。
吹寄(跳ね返せて良かったぁああああ)フゥ…
去年まで無能力者だった自分が、他の能力者と戦うことなんて滅多にない。というか知り合いとの演習以外では初めてだ。
完全反射は科学者が認めるほどの完成された能力だ。運動エネルギーを反転させる。ただそれだけに特化された能力は完成されているが故に成長することがない。
上条「ふ、吹寄さん?」
上条当麻は私の介入に驚いていた。今まで彼に能力のことは隠していたからだ。
吹寄「だらしがないわね上条当麻。くだらないことしてる暇があったら補習にいきなさい」
小萌先生が待ってるわよ。そう言うと彼は青ざめた顔をして、
上条「す、すけすけみるみるだけはぁあああ!!」
と、走り去っていった。
>>246
指摘されてることに反応したら、それはそれで新たな反応が生まれるので。
でも、言い返せないと言われても困るので、一つだけ。
>>242さんに指摘して頂いた、冷蔵庫の件ですが、原作でもラッキースケベに遭遇しまくる注意散漫な(不幸がほとんどだけど)上条さんが、“寝坊”した“寝起き”の状態で、“猛暑”で“空腹”の状態で“敵意のないインデックス”に必ずしも気づけるでしょうか。
いや、もちろん、気づかないほうがおかしいのも分かります。現実で自分だったら気付きますし。ただ、そこは上条さんのボケで済むところではないでしょうか? というより、そのくらいは流し読みしてください。
って、感じでちゃんと読んでますし、考えてます。書くべきところが抜けているのも確かにそうです。
至らない点ばかりですが、上条さんは本当に好きなのでもう少しだけ好きに書かせてください。
>>247続き。
美琴「えっと…先輩、ですよね?」
彼女の質問に、私は首を縦に振る。
美琴「あ、あの、あいつとはどういう関係なんですか?」///
頬を赤らめながらストレートに質問をぶつけてくる彼女に私はとても好感を持った。
吹寄(レベル5って、すごいが故に“とんでもない人達”の集まりだって聞いていたけど…)
どうやら少なくとも一人はまともなようだ。私は威風堂々笑顔で答えた。
吹寄「上条当麻の彼女だ」ムンッ
しまった。
美琴「…………」ボウゼン
しまったしまった。
美琴「………っ」ウルウル
しまったしまったしまった。
美琴「っ、失礼します」タタタッ
この日、学園都市でも底辺校であるとある高校の一般生徒が常盤台のエースにしてレベル5を(違う意味で)打ちのめしてしまった。
もちろん、私と上条当麻は付き合ってもいないし、……付き合えるとも思っていない。
放課後、帰り道。
上条「………はぁ」ゲッソリ
スケスケミルミルから解放され(厳密に言えば次回に持ち越された)、私こと上条当麻は帰路に就く。
真理「どうしたのお兄ちゃん?」
柵川中学のセーラー服で身を包んだ可愛い妹が心配そうな声で話しかけてくる。
上条「上条さんは“ふ…」
言いかけて口を塞ぐ。…危うく禁句が出るところだった。
真理「………偉いぞ、お兄ちゃん♪」ナデナデ
優しい妹を持って幸せだ。少しばかり土御門の気持ちを理解してしまった。…いや、“かなり”か。
真理「今日はそっちに泊ってもいい?」
上条「ああ、いいぞー。それじゃ、真理に料理を作ってもら……あ」
しまった。上条家に今現在食材はない。
真理「………じゃあ、スーパー寄っていこう?」
上条「…え、なんで分かったんでしょうか」
真理「それはもちろん、いつもお兄ちゃんのこと考えてるからね♪」
抱きしめたい衝動に駆られたが、ここはまだ外だ。ジャッジメントのお世話になりたくはない。
上条「今日のご飯は何にしようかぁ…」
真理が作れる料理と言えばオムライスか。今日はオムライスだな。うん。
唯一褒めるに値するものと言えば、>>1の不屈の精神だよね。
使い方微妙に違う気もするけど。
上条「今日はケチャップが安かったな」
真理「うんっ」
最高のオムライスを作ってやる。真理の目はやる気に満ちていた。
上条「そういえば、友達とはどうなんだ?」
少しオヤジ臭い言い方ではあるが、真理が学校でうまくやれてるのかどうか気になるところではある。
真理「うん、すごく良くしてもらってるよっ! …一人スカートをめくる子には困ってるけど」
男の子かっ!? 言葉が耳に飛び込んだ瞬間に叫んでしまった。
真理「お、女の子だよ…。髪が私くらい長くて、とっても可愛いのっ!」
上条「へー、見てみたいな」
真理「だーめ。絶対だめ」
なんで? と聞いても、真理は答えてくれない。
上条「女のこと言えば今日、ウチに銀髪のシスター…が」
インデックス「」グタリ
銀髪が紅く、紅く染まっていた。
上条「インデックス!!」ダッ
抱きかかえようとして、思いとどまる。何でどのくらいどのように傷を負ったのかも分からない状況で、下手に動かしたら状況が悪化してしまうのではないのか。それ以前に、なぜここにきたのか。
??「そこで何かしようとしているガキ。それから離れろ」
上条「だれだっ!」
ステイル「僕がキミに名前を名乗る必要性があるのか? まぁいい、僕はステイル。ほら名乗ったんだからどけてくれたまえ」
燃えるような紅い髪に咥え煙草。何人か分からないけど、インデックスと同じ外から来た魔術師の類なんだろう。この時期に全身黒ずくめなんて普通じゃない。…学生服は別だ。
上条「お前が、インデックスをこんな目に合わせたのか?」
もしそうならどんな理由があっても…。
ステイル「“どうでもいい”。キミはさっさと帰って夕食にしたまえ。彼女さんが後ろで待ってるじゃないか」
真理は状況が飲み込めず、茫然と立ち尽くしていた。時折口が動いているようにも見えるが、今はそれより…。
上条「インデックスがこんな状況でどうでもいいなんて言えるような奴に、はいそうですかと渡すわけにはいかねぇ!」
もし万が一本当に魔術師なのだとしたら、この右手だけでなんとかなるのだろうか。
上条「真理…逃げろ」
他人に危害を加える魔術がどんなものか想像もつかないけど、インデックスの容体を見る限り真理がこの場にいるのはまずい。少しでも遠くへ逃がさないと。
真理「いやっ! お兄ちゃんを置いてなんていけないっ!」
上条「………違う、この場を離れてアンチスキルかジャッジメントを呼んできて欲しいんだ」ニコッ
真理は何か言いたげだったが、選択肢がそれしかないことを知ると急いで階段を駆け降りた。
ステイル「やれやれ、他人のために命を投げ出すなんて、バカのすることだよ」
ステイルは懐からカードを取り出すと、何かを叫ぶ。
―――瞬間、視界が爆炎に包まれた。
上条「………くそっ」パキィィィィン!!
右手が反応し、爆炎が収束する。
上条(本当に魔術なのか!?)
炎の能力者なら十分出せる威力だ。しかし、曖昧な情報しかない今の状態で炎の能力と決めつけるのは危険だ。それならいっそ魔術はあると信じて何が起きてもおかしくないと思っている方が幾分ましだ。
ステイル「へぇ、学園都市にはそんな手品もあるんだね」
ステイルの手に握られた数枚のカード、それを前方に放り投げると、また何かを叫ぶ。
上条「炎の化物!?」
それは巨大な炎の塊。神話にでも出てきそうなその姿は、神々しささえ感じさせる。
ステイル「消せるもんならやってみろよ」
轟音と共に、放たれる魔神の一撃。
上条「くっ!」バッ
パキィィィィィ―――
上条(くっ、勢いが・・・)
恐らく触れている部分の炎は右手で消している。が、次々と生まれてくる炎に吹き飛ばされてしまう。
上条「……っ」
これが魔術なのか。…って、インデックスは無事なのか!?
上条(あれは…バリア?)
インデックスを取り囲むように碧色の光の壁が覆っている。その地面にはカードが何枚もあり、ステイルがさっき放り投げたカードがバリアを作っていると推測できる。
上条(インデックスを守っている? それに、こいつの魔術の正体はカードなのか?)
いくつかの疑問が浮上したが、とりあえずインデックスに危険は及ばないようだ。そして、あの炎の魔神を倒すにはカードを破壊するしかないことも分かった。
ステイル「どうした? もう諦めて土下座するかい? 許さないけど」
上条「へっ、誰が土下座なんか。上条さんはあきらめが悪いので有名なんだよっ!」
その時、炎の魔神が揺らめいた。
今日はここまで。
>>261
不屈の精神はむしろあっちの気が笑
確かに意地…というか、これで書ききった時の皆の反応が見たいと思っている所はある。
ただ一つだけ言えるのは、ちゃんと読んでくれている方々、コメントの嵐で読みにくくてごめんなさい。
それではお疲れ様です。
会話がおかしい所も多々あるよね?
美琴「あ、あんたっ! 今日こそ決着をつけるわよっ!」ビシッ
上条「決着って、俺が負けたこと一度もないでしょうよ」
口調はともかく上条のセリフがおかしい
美琴の電撃を弾いた吹寄に対して
美琴「あ、あの、あいつとはどういう関係なんですか?」///
何でそ~いう流れになるんだよ!?おかしいだろ?
ステイル「どうした? もう諦めて土下座するかい? 許さないけど」
何かされた訳でもないのに何でステイルは怒ってるの?
原作読めと言われてるけど、それより投下する前の自分が書いた文章を読めと言いたい
これで書ききった時の皆の反応が見たいと思っている所はある。って何を狙ってるかは知らないが
このままじゃ書ききったところで誰もなんとも思わないよ?一旦止めて構成を練り直したほうがいい
最後に荒らしてる奴は読んだ上で荒らしてるんだぞ?読んでもいないのに荒らしてると思ってるなら
勘違いもいいところだ
義務www
>>335
そこに触れてはいけません笑
もう開き直ってるでも、SSが荒らしてるでもなんでもいいから、読みにくくするのだけはやめてほしいな。
後、下げていってほしいのもある。←釣りだよ!上げちゃったら思うツボだよ!笑
続きいけたら続き。
>>308の続き。
ステイル「ちっ、誰かがカードはがしたかな」
上条「はがした? どういう意味だ?」
目の前にあるカードは何も変わっていない。
ステイル「こんくらい大規模な魔術を使うには大量にルーン文字が必要なんだよ」
ルーン文字というのは、カードのことなんだろう。しかし、この階には目の前にある数枚のカード以外何もない。
上条「下の階か!?」ダッ
判断は早いに越したことはない。今目の前にいる炎の化け物を打ち消せない以上、戦略的撤退は必要だ。
ステイル「逃げる気かい? それじゃあ―――」
ステイルが何か言っていたが耳に入ることはなかった。
今はとにかく、魔術の土台を崩さないと!!
その時俺は、自身の力を忘れていた。
上条当麻は常に選択を間違うことを―――。
上条「………は?」
下の階に数枚あったカードを破壊し、戻ってくるとそこには誰もいなかった。
上条「なんだよ…それ」
自身に疑問をぶつけながらも、とっくに答えは出ていた。
“俺の…上条当麻の立ち位置はどこだ”
インデックスとは数十分やりとりしただけの関係であり、ステイルとはインデックスのこと以外に何の関係もない。
とどのつまり、圧倒的に部外者なのだ。
上条「騙された…のか?」
床には血痕すらなく、さっき起きたことが夢だったかのように思えてしまう。
真理「お兄ちゃん! 今すぐ向かうってアンチスキルの人…が」
真理も異変にすぐ気づき、呆然と立ち尽くす。
ステイルは最初から勝負などしていなかったのだ。
それなのに、自分の中に残ったのは、敗北感だけだった。
インデックスは確かにそこにいたのに…。
やっぱこの時間は無理でした。
ステイルがインデックスを抱きかかえて逃げました。
続きは昼か夜に。
お疲れ様です。
ステイルがどうしたのかなどを
補足するのではなく本文のみで状況がわかるようにすべき
>>340
あー、いえ、そういう意味でなく、あのステイルがという意味で笑
ステイルがインデックスをどうやって連れて行くか葛藤してる様を書いたらそれこそ“いきなりどした”ってなるでしょう。指摘を反論して申し訳ないけど。
自分の魔術のからくりバラすなよステイルさん
とあるシリーズのバトルって相手の能力の読み合いが肝じゃないの?
幼稚な地の文からこの作者は中学生だと思われる
>340に>>342の返事ってどういう事?
めちゃくちゃ眠たい。
>>360
>>340は俺が後からステイルが抱えてインデックスを運んだって言ったのを本文で状況説明しろって指摘してくれたのだけど、俺としてはステイルはインデックスを抱えるなんて緊張して逃げれるのかwっていう冗談を書きたかっただけなので本文にはいれてなかったってこと。
>>359
あほか、中学生のほうが立派な文章になるわ笑
中学生>>>>>>>寝不足の俺じゃ。
ちなみに中学生>>>普段の俺。
だから下げてくれって言ってるのに。
だんだん素になってるけど、けして荒らしのせいじゃなく、寝不足のせいなので。って、荒らしじゃなく批判してくれている人たちと荒らしはちゃんと区別しています。って言ったらまた叩かれる。
ということで続き。
>>338の続き。地の文またなくなるかもしれないけど、ご容赦。
自室。
上条「………」
真理「お兄ちゃんできたよ」
上条(結局、アンチスキルは誤報と決めつけて帰ってしまった。監視カメラにも映っていなかったらしい)
真理「お兄ちゃん! ケチャップでハート作ったんだから食べてよ」グィグィ
上条「………おいふぃ」モグモグ
真理「お兄ちゃん、今考えてることをどうぞ」
上条「…インデックスは、あのままじゃ美味しい料理も食べられないんだよな…」
真理「………はぁ、全く…。お兄ちゃんは妹の愛情料理もちゃんと食べられないダメ人間なんだから」ヤレヤレ
上条「………すまん」
真理「でも、誰かが苦しんでいたら迷わず手を差し伸べるのがお兄ちゃんだよね」
上条「………!」
真理「行こう、お兄ちゃん。不幸な出来事は私達兄妹だけにしなくちゃ」ニコッ
上条「真理…」グッ
第七学区。
上条(しかし…、この広い学園都市で隠れている人間を探すのはかなり厳しい…)
真理「それにしても魔術しかぁ…うーん」
上条「どうした真理」
真理「私がお母さんが怖かった理由の一つがね。魔術なの」
上条「……え?」
真理「あの人、科学者でありながら魔術なんて非科学的なものを本気で信じていて、酔うと私にひたすら魔術の仕組みを教えてくるの」
上条(学園都市の科学者なんて魔術と正反対の位置に存在する人間のはず)
上条「その中に姿を消したり結界を張ったりする魔術はあったか?」
真理「うん、結界は魔術師の専売特許だ。なんて言ってた。でも、この人間で溢れかえった学園都市で姿を隠すならもっと理にかなった魔術がある」
上条「そうなのか?」
真理「人払いの魔術。それが張られた場所には“無意識のうちに避けて通る”ようになるんだって」
上条「厄介だな…」
真理「“お姉ちゃん”を呼んでもいいかな?」
上条「吹寄か?」
真理「…うん、インデックスさんを助けるためには、お兄ちゃんの幻想殺しじゃなく、お姉ちゃんの力が必要だと思う」
上条「そういえば、吹寄の能力見たの今日が初めてなんだけど」
真理「え、なんで? 嫌われてるの?」
上条「」
真理「冗談だからっ! 例え本当に嫌われてても、お兄ちゃんには私がいるからねっ!」ユサユサ
吹寄「……っ、はぁはぁ…、こんな夜中に呼び出すなんて不謹慎にもほどがあるわよ上条当麻」
上条「も、申し訳ない」
吹寄「…で、何よ、その…“私達の大事な話”って」モジモジ///
上条「………な、なんのことでしょう?」アセアセ
上条(真理ぃいいい! 照れた後の吹寄の怖さをしらねーのかぁああああ!)
真理「もう、二人とも遊んでる場合じゃないよ!」
上条「」
吹寄「え、ど、どういうこと?」
真理「お姉ちゃんはお兄ちゃんを絡ませることで行動力が1.5倍増しになるからね。利用しちゃった」テヘ
吹寄「」
上条「それより吹寄! お前の力が必要なんだっ!」ガシッ
吹寄(ちょっと顔近いからっ!)カァ///
上条「で、具体的にはどういう作戦なんだ真理!!」
真理「具体的には考えてないよお兄ちゃん!!」ムンッ
上条「」
吹寄「……で、連れ去られたその女の子を助けたい、と」
上条「ああ、だけどどこにいるか分からないんだ」
吹寄「学園都市から逃げた可能性は?」
上条「いや、インデックスがあの状態でそれはないだろう」
上条(ステイルがインデックスを結界で護っていたことを根拠にすればだけど…)
真理「私もそう思う。というより“それを前提に”行動しなくちゃ何の意味もないから」
吹寄「でも、私の能力でなんとかなるものだとは思えないのだけれど…」
真理「お姉ちゃんは彼らを“見つけてからが仕事”。今は見つける方法を考えないと…」
上条「話は振り出しに戻る…か」
吹寄「………建物の中、じゃないかしら」
上条「なんでだ?」
真理「天候が分からないから?」
吹寄「彼らは魔術師で外の人間なんでしょ? 学園都市の天気予報システムなんて知らないはずだわ」
上条「やっぱりそうだよな。俺もそう思っていたんだ」
真理「………」ジトーッ
吹寄「………」ジトーッ
上条「は、ははは、それじゃあ建物に限定して考えてみようか」
真理「恐らく深手を負ったインデックスさんを連れまわしたくはないはず。いるとすればお兄ちゃん家に一番近い人のいない建物」
上条「……廃墟ビルか?」
真理「………行ってみる価値はあると思う」
上条「よしっ、さっそく行こう!!」
真理「待って、お兄ちゃんっ!!」ガシッ
上条「急がないとインデックスが危ないんだ!」
真理「だからだよっ!! お兄ちゃんが正面から人払いの魔術を打ち消して堂々とビルを上がっていって、あの人と戦ったら、インデックスさんに被害が及ぶかもしれないよっ!!」
上条「そ、それはステイルが結界を張って…」アセ
吹寄「敵のことを信じる暇があったら策を巡らせなさい上条当麻」
上条「………」シュン
真理「私はお姉ちゃんの完全反射が有効だと思う」
吹寄「完全反射が?」
真理「うん、でもこれは賭けなの。魔術を反射できるのかってことと、反射された魔術が相手にどう作用するか…」
上条(幻想殺しが効いたんだから、吹寄の力も通じるはず。…問題はどう作用するか、か)
吹寄「考えても答えはでないわ。行動に移しましょう」
二人「………」コクン
廃墟ビル内。
吹寄「………」
吹寄(これが…魔術、力の流れを凄い感じるわ…。でも、反射できてる…)
吹寄「………」スッ
ステイル「………」ブツブツ
???「………」ブツブツ
吹寄(髪の紅い男性がステイル。……となりの美人なお姉さんは誰?)
ステイル「もうだめだ。医者に頼もう――神裂」
神裂「私は反対です。現代の薬に頼りきった医学に診てもらって状況が良くなるとは思えません」
吹寄「手を伸ばせば届く距離にいるのに、二人とも安心しきっている。人払いのルーンが効いてるのかしら」
ステイル「そういえば、僕を邪魔したガキは今頃どうしてるかな」
神裂「何故まともにやり合わなかったのですか?」
ステイル「彼のことなんかどうでも良かったからね。適当に言って逃げるのが一番だ」
神裂「ちょっと外の様子を見てきます」
吹寄「………っ!?」
吹寄(隠れなきゃ!!)アタフタ
神裂「……っ!」ダンッ
ステイル「……やれやれ、窓は出入り口じゃないというに」
吹寄「」
吹寄(なんだか分からないけど、紅い髪の男の人だけになったわ)スッ
ステイル「………インデックス。…すまない」グッ
吹寄(…女の子に謝っている? どういうこと?)カッ
吹寄「しまっ―――「誰だっ!!」バッ
ステイル「………ここにいるということは、キミは“敵”だね」ギロッ
吹寄(やるしかないわよ吹寄制理!!)
ステイル「この部屋には無数のルーン文字を張っている! こそこそと隠れている侵入者なんかに負けるわけがないっ!」バッ
吹寄(彼の周りに炎が渦巻いてる…これは、とてもまずい気がするわ…)ゾクッ
ステイル「……力と為せ! 魔女狩りの王“イノケンティウス”!!!」
イノケンティウス「」
吹寄(なんて大きさなの……でも)
吹寄「上条当麻、貴様なら立ち向かうのでしょうね」グッ
吹寄「ぉおおおおおおお!」ダッ
今日はここまで。久々の連続なのに眠たくてまたも駄文…。
色んなところに綻びがあるので、その辺はうまく脳内補完しとってください。
次回は上条当麻VSねーちんです。
それではお疲れ様でした。おやすみなさい。
寝不足の方がまともな文章書けてないか?
前に比べて良くなってきたよ
>>372
これの前は寝不足、疲労、そしてレス飛ばしの刑にあってたからね。それで乱れる実力だということだけれども。
でも、ありがとうございます。
それでは続き。
>>370の続き。廃墟ビルの外。
上条「……ある程度離れてないといけないとはいえ不安だな」
真理「仕方ないよ。相手の魔術範囲がどれほどかわからないし、ほかにも探索系の魔術があったらまずいし」
上条「それにしても、真理はすごいな。感心したよ」ナデナデ
真理「えへへ、お兄ちゃんに褒められたぁ」ポワ~
上条(可愛すぎて緊張感がなくなる…)
上条「そういえば、真理はもう何カ月も魔術を使ってないよな」
真理「うん、お兄ちゃんのためだよっ」
上条「俺の?」
上条(俺に迷惑かけまいとしてるのか…なんて良い子っ)ウッ…
上条「そういえば学校の友達で面白い子ってほかにいるのか?」
真理「いるよー、佐天さんの親友で初春さんっていうんだけどね。ショートカットのとっても可愛い子!」
上条「へー、その子は面白いのか?」
真理「うんっ、佐天さんとのボケとツッコミは絶妙なコンビネーションだよ♪」
上条「今度会わせて「ダメ」
上条「一度見て「ダメ」
上条「「ダメ」
上条「」グスン
真理(二人とも絶対お兄ちゃん好きになるもん…)
上条「俺の友達ならいつでも会わせて……いや無理だな」
上条「……そろそろかな」
真理「………あ」
上条「どうした?」
真理(人払いは人間の深層意識に働きかけるもの。もし表層意識が“範囲内”に向いているとしたら魔術は適用されない?)
真理「………ネズミ獲りだった」
上条「真理?」
真理「お兄ちゃん、急いでお姉ちゃ「そこにいましたか」
二人「………!?」バッ
神裂「敵中に女の子を単身向かわせるような大胆な行動をとりながら、ここまで距離を離すとは用心深いのか…それとも」
上条(なんて威圧感だ。そして…刀?)
神裂「―――臆病なのでしょうか?」
真理「……っ、お兄ちゃんは臆病なんかじゃない!!」
神裂「今となってはどうでもいいことです。あなた方がお仲間のために無抵抗でこちらに従ってもらえれば十分ですから」
上条「ばれていたのか…」
上条(吹寄……)グッ
神裂「ステイルは隠密行動が苦手なので気付かなかったでしょうが、私は彼女が建物に侵入した時点で気づいていました」
上条「それならこっちに来てよかったのかよ。吹寄は魔術と相性がいいぜ」
神裂「魔術師を舐めないでください。あの程度の実力ならステイル1人で十分です」
上条(マジかよ…)
上条「真理…、今回ばかりはお前に頼るしかねぇ。吹寄を助けにいってくれ」ボソッ
神裂「彼女なら現状を打破できると?」
上条「地獄耳かよ。いや、そうじゃねぇよ。……頼む、真理」
真理「うんっ、任せてお兄ちゃん!」
神裂「………いいでしょう。あなたは“見逃してさしあげます”」
真理「…………べーっ」タタタッ
神裂「さて、これで満足でしょうか?」
上条「御見通しってわけか」
神裂「女性をここから引き離して安全を確保しているうちに私を倒す。そういう算段だったのでしょう?」
上条「ああ、そうだ」
神裂「無駄ですよ…私たちの覚悟がその程度で揺らぐはずがない」
上条「わからねぇよ。何でお前たちはインデックスを傷つけたんだよっ」
神裂「あれは…不可抗力です」
上条(くそ、時間がないって時に情報ちらつかせやがって…)
神裂「本来、あの子は“歩く教会”によって身の安全が保障されているはずでした。しかし、“なぜか”歩く教会が作用していない状態になっていたのです」
上条「………あ」
神裂「私たちは彼女を傷つける気はなかった。ただ、少しだけ脅す必要があったのです」
上条「それがわかんねーよ。なんでそんな大切そうに話をしているのに脅す必要があんだよ」
神裂「……無駄口をたたく暇があるのですか? 二人の女性を失いますよ」
上条「ああ、そうだな。…やってやる」
神裂「本来なら無関係の人間を巻き込みたくはないですし、怪我を負わせるなんてもってのほかですが、あなた方が科学側の人間でインデックスをどうにかしようというのなら」スッ
上条(なんて綺麗な刀なんだ…。でも、首とか骨ごと持って行かれそうだぞ)
神裂「行きます!!」バッ
神裂「はぁっ!」ブンッ
上条「くっ」サッ
神裂「なかなかやりますね」ニコッ
上条「余裕ぶっこいんてんじゃねーよ!」ブンッ
神裂「その程度で私達をどうにかしようと?」スッ
上条「関係ねぇよ!!」ブンッブンッ
神裂「いいえ関係あります。自身の希望を得るためにはそれ相応の実力か、“犠牲”が必要なのです」
神裂(そう、私たちがインデックスの為に“犠牲”になったように…)
中途半端ですが、いったんここまでです。
戦力バランス調整のため誰かを呼ぶか、上条さんでごり押しするか悩む…。
とりあえずお疲れ様でした。
続き。
神裂「はぁああ!!」ガッ
上条「ぐぅっ!!」
神裂「峰打ちだからって卑屈にならないでくださいね。一般の子供を殺すなんてことはしたくないだけですから」
上条(ちきしょう、魔術師ってのはここまで強いのかよ…)クッ
神裂「あ、そうそう、それとですね。
まだ私は“魔術”を一度も使っていませんから」
上条「なっ……」ガクッ
上条(敵いっこねぇ…)
神裂「戦意消失ですか。賢明ですね。あなたの仲間の命は保障しますよ」クルッ
上条「………まてよ」
神裂「まだ何か? 長引くとステイルが手違いで殺してしまうかもしれませんよ?」
上条「何でだよ」
神裂「………?」
上条「何でそれだけの力がありながら、さらに魔術まで使えるのに、インデックスを傷つけたんだよ!!」
神裂「………っ」ピクッ
上条「理由はわからねぇ! 因果関係はしらねぇ! だけど、お前ならっ、ステイルならっ、インデックスを不幸にしない方法があるんじゃねぇのか!?」
神裂「………あなたにはわからないことです」グッ
上条「ああ、わからねぇよ!! 試す前から諦めて、ぐちぐち悩んだ結果インデックスを傷つけるような奴の考えることなんてなっ!」
神裂「………っ!!」プツンッ
上条「来いよ。お前が何かから尻尾を巻いて逃げているなら、自分には不可能だって身勝手な幻想を抱いているのならっ! まずはっ、
その幻想をぶち殺す!!!」
神裂「―――うるっせぇんだよ、ド素人が!!」
ごめんなさい。続きは夜です。
>>374で何ヶ月も魔術使ってないって上条が言ってるが真理がいつ魔術を使ったんだよ
>>202で上条はインデックスと遭遇して初めて魔術を知ったのにおかしいだろ!
このレスの中でもやってはいけないミスだし・・・・
しっかりと前の文と矛盾してないか確認してから投稿しろ!!!
つまんねぇ縦読み斜め読みしたいならVIP行けよ
ガキばっかだな
>>386の言う通りだな
多分読んだ全員が「真理って魔術師だったの!?」と唖然としただろう
>>1に釘刺してやるけど真理って柵川中なんだろ?
だったら能力開発は受けてる訳だから魔術を使おうものならどうなるか解ってるよな?
そこら辺どう処理する気?1レス事に思いつきで書いてるから矛盾が生まれるんだよ
多分何の弊害もなく魔術使うんだろうな~土御門の立場ないな~
更に釘刺すけど「真里は能力開発は受けてません」とか言わせね~よ?
それじゃ学園都市の学校の存在意義がなくなるからな
何で魔術師設定にしたんだか…
不安になると異能の力が暴発する原石って事にすれば良かったのに
>>202
>インデックス「歩く教会って言ってね、服の形をした教会なんだよ! この刺繍や縫い方には魔術的な意味を持っているんだよ」ムンッ
>
>上条「魔術?」
>
>インデックス「そう、魔術なんだよ」
>
> 魔術って言えば、あのイーヒッヒッヒでおなじみのネルネルネルネのおばあさんが使う魔術だよな。
>
>上条「うさんくせー」
>
> つい、言葉に出てしまった。無能力者でも上条当麻は科学側の人間だったという訳です。はい。
>>374
>上条「そういえば、真理はもう何カ月も魔術を使ってないよな」
>
>真理「うん、お兄ちゃんのためだよっ」
>
>上条「俺の?」
>
>上条(俺に迷惑かけまいとしてるのか…なんて良い子っ)ウッ…
とりあえず一度キャラ設定を見直そう
上条
不幸選択LV2の能力者。何を基準でLV2なのかは不明
現在高校2年生
義妹ができて土御門とは旨い酒が飲めそうだ
真里
本作のヒロインその1。最悪の災厄という能力者で魔術師(?)
そして上条の義妹。上条夫妻は認知しているのだろうか?
初春とクラスメイトだから中学2年生
吹寄
本作のヒロインその2。完全反射LV3の能力者…アレ?一方通行といい勝負できるんじゃね?
上条に惚れてるっぽい。高校2年生
インデックス
ヒロインになるかは今のところ不明。不法侵入してキャベツを食った修道女
盗み食いの天罰が下ったのか大怪我を負ったのに治療もされず放置中。死んじゃうぞ?
ステイル
原作でもこの頃はバカだったが、本作では更にバカ
現在吹寄と戦闘中。インデックスが大切なら、また連れて逃げればいいものを
神裂
「うるっせぇんだよ、ド素人が!!」で、何でも片付くと思ってる人
ステイルが病院に連れて行こうと言う申し出を断った。インデックスが死んだら責任とれよな
イギリスにも医学はあるだろうに
真里の母
科学者だけど魔術に詳しい人。酔っ払うと娘に魔術の事をベラベラ喋ちゃう困ったさん
アレイスターに怒られるぞ!!現在学園都市外に逃走中
御坂
絶対能力進化実験が行なわれていなかったら中学3年生。絶対能力進化実験が行なわれていたら…
これ以上は美琴ファンを敵に回すから言えない
店員
苗字は小鳥遊らしい。小さい子が好き
憶測だが姉3人妹1人がいそう
ただいま。
>>398の優しさに泣いた。
真理が魔術使える訳ねーじゃんと思ったら本当に半年前使ってたww
能力のミスです。真理は魔術使えません。それがだめなら血反吐吐かせても使わせるけどorz
てか、上条当麻はこの日魔術の存在知ったじゃん。そこ拾わずに…まぁいいや。
でも読んでくれてありがとう。続きいきます。
と思ったら拾ってくれてた。
本当にただの書きミスです。ちゃんと能力開発受けてバシバシ開発されちゃってます。
続き。
>>384の続き。
上条「………かはっ」
神裂「……したくはないと言ったはずです」チャキ
上条(ま、た…選択を間違えたのか…俺)バタ
素直にこの人の言うことを聞いておけば…
インデックスのことは魔術師の二人に任せておけば…
ステイルからインデックスを守ろうとしなければ…
インデックスの服を壊さなければ…
インデックスと出会わなければ…
俺じゃなければ…
上条当麻じゃなければ…
神裂「………やはり、後悔しか残りませんね…」
神裂(この少年にも少年だけの人生があったでしょうに…)
神裂「…せめて、彼が想って下さったインデックスを助けないと…」クルッ
ま て よ
神裂「………!?」ゾクリッ
上条?「」ユラリ
神裂「なっ、そ、そんなはずは…」
上条?「………はぁ?」ニタァ
神裂「くっ、はぁあああ!!」バッ
神裂(生き返ったならもう一度殺すだけ!!)
上条?「………」ユラ
神裂「せぇええいっ!」ブンッ
神裂(外した!?)
上条?「………ここにいなければよかったのに」ボソッ
神裂「………え―――」
どこかの草原。
神裂「………なっ!?」ボーゼン
いつかの過去。
「あの子がそうなのか?」
「ええ、“偶然の産物にして必然の象徴”」
「親とはいえ一般人に任せて大丈夫か?」
「大丈夫よ。刻み込まれた真名の上に両親が愛情をこめて名づけるはずよ。…それが封印となる」
「それじゃあ、封印が解ける条件は…」
「ええ、そうよ。
彼が死ぬ時よ」
現在。廃墟ビル。
ステイル「へぇ、能力にも際限があるんだな」スパー
吹寄「………はぁはぁはぁ」グッ
吹寄(遠隔操作の魔術を反射したって、彼には当たらない。私の能力はしょせん“来た方向に跳ね返すだけ”)
ステイル「いやぁ、キミはよくやったよ。すごいすごい。でも、そろそろ終わりかな」パチンッ
吹寄「………なっ!?」
吹寄(炎に囲まれた!?)
ステイル「そのまま酸欠で終わりだよ」フゥ
吹寄「………はぁはぁ」
吹寄(早く炎のところまで行かなくちゃ…でも、動けな…)ハァハァ
ステイル「さて、いよいよ本格的にまずい状況になってきたな」
インデックス「………はぁはぁ」
吹寄「…………うま」フラッ
―――炎なんて“存在しない”
吹寄「……かはっ、はぁっはぁっ…!?」
上条?「………よぉ」ニマァ
ステイル「はぁ!? あれを消すなんてありえない!!」バッ
上条?「よぉ、久しぶりだなぁ」
ステイル(こいつ…、何かが違う?)ゾクッ
上条?「お前の相手は後だ。今は…」
インデックス「……はぁはぁはぁ」
上条?「こんな可愛い子に傷を負わすなんて悪い奴らだ」ナデナデ
自動書記「危険を感知。ただ「お前は呼んでない」
インデックス「………はぁはぁ」
ステイル「何が…なんだか…」ポロッ
上条?「傷なんて“存在しないほうがいい”」
インデックス「………すぅすぅ」
ステイル「!!!?」ゾクッ
ステイル(危険だ…こいつは、危険すぎる)クッ
上条?「殺気強すぎ、別に“敵じゃないだろう”?」
ステイル「…あれ、なんで僕は少年のことを…」
上条?「少年じゃねーよ。
俺の名前は神を浄化すると書いて神浄だよ」ニマァ
ステイル「神浄、なんで僕たちはここにいたんだっけ?」
神浄「さぁ? 理由なんて“なかった”んじゃないか?」
ステイル「…ああ、特に理由なんてなかったか? それじゃあ、インデックスを追いかけないと…」
神浄「なんで?」
ステイル「やれやれ、神浄はほんと何でも聞いてくるな。少しは自分の足りない頭で考えられないのか?」
神浄「まぁいいじゃねぇか。教えない訳ないよな」
ステイル「ああ、それならインデックスの完全記憶能力についてから話さないといけないな」
神浄「それ長くなる?」
ステイル「キミがしょうもない邪魔をしなければ早く済むんじゃないか?」
神浄「まぁいいや、吹寄の身体が万全じゃない訳がないよな」
吹寄「………っ!?」
吹寄(身体に力が!?)グッ
神浄「おっけー、続けてくれ」
ステイル「ああ」
ステイル「と言う訳で、彼女にとって大切な記憶が増えれば増えるほど苦しみに変わるんだ」
吹寄「完全記憶能力…」
神浄「………うーん」
インデックス「………」スゥスゥ
神浄「インデックスに完全記憶能力なんて“なかった”んじゃないか?」
ステイル「………僕はここで何を…」
インデックス「……ん、ん~、おはようなんだよ」ムクッ
神浄「インデックス、良かったな」ニコッ
インデックス「………えっと、キミの名前は…」
神浄「ああ、“忘れたのか”?
神浄討魔だよ」ニヤ
インデックス「とうまー、お腹すいたー」
神浄「そうだな。俺もお腹すいたみたいだ」
吹寄「………」
吹寄(本当に上条当麻なの…)
ステイル「……はぁ、キミ達は本当にのんきというか…」
インデックス「なんでなのかなステイル?」
ステイル「いいかい…、キミは一般シスターでありなが「ぐぁああああああああ!!」
インデックス「とうま!?」
神浄「くっ、これはなんだ…!?」
真理「………くっ」フラッ
神浄「…ちっ、くしょう…」バタリ
インデックス「とうま!? とうまぁ!!」
吹寄「真理ちゃんっ!」
真理「……ぐっ、ぐぅ…」ゼェゼェゼェ
過去。
「これが君の創った作品かい?」
「ええ、神浄がその名の通り“神を消し去る”以上、こちらは“神を創る者”を用意しなければならないわ。これがその試作品ってわけ」
「これは“どちら”として育てる気だい?」
「もちろん、魔術を使用してもらうわ。…能力としてね」
「やれやれ、君こそが神なんじゃないかい?」
「…何を言っているのよ。
私はただの強欲な女よ」
(………これは、いつかきっと君を…)
「さぁ、創りなさい。“その身を滅ぼして”」
現在、病室。
上条「……ここは?」
インデックス「病院なんだよ、とうま」バッ
上条「おわっ!? ……だ、誰でしょうか?」オドオド
インデックス「何を言ってるのかな?」キョトン
上条(あれ…今は、何月何日だ…?)
ステイル「混乱しているのだろう。だけど、時間はそう待っちゃくれないよ」
上条「えっと…」
ステイル「君はもう無関係じゃないんだ。悪いけど、僕たちに付き合ってもらうよ。
死の果てまでね」スパー
ニヤやそのた設定から某詠矢さんを彷彿させる
とある教会。
「原典が盗まれてはや数カ月」
「なぜ足取りが掴めておらぬのだ」
「も、申し訳ありません!!」
「……謝罪の言葉など必要はない」ザシュッ
「」バタリ
「…やれやれ、まさかあんな小さなシスターが原典を盗み出すなんてな…」
「それから彼女を手引きしたと言われるステイル=マグヌス」
「そして、聖人神裂火織…」
「シスターは原典を取り返し次第、残り二人はすぐにでも………殺せ」
「………はっ!!」タタタッ
「……分からぬ。この世界は矛盾に満ちている…」
>>416
詠矢さんって誰でしょうか?
もしかしたらまとめとか読んでいる内に影響されてるかも。
ニヤとかニマァはもうどれに影響されてるか分からんくらいされてる。
これもパクリになるのかな?
上条「………これっ!」バッ
「☆」
上条「………」
教師「………」
上条「あ、あれー? おかしいなぁ」
教師「次」
上条「これだっ」
「×」
上条「………」
「☆」
「×」
「×」
「☆」
「×」
上条「は、ははは…」
教師「上条当麻、
レベル“0”と」カキカキ
上条「分かってたけど…不幸だぁああああ!!!」
第二章 完
とある学区。
吹寄「………はぁはぁ」
??「いいねェいいねェ! その表情っ、興奮しちまうじゃねェか!!」
吹寄「……これが第一位…」クッ
一方通行「だけどなァ。お前のその“完全反射”だっけ? 完っ全に俺のスペックダウンじゃん!!」ギャハ
吹寄(上条当麻……助け「吹寄ぇえええええ!!」
世界は彼を中心に【ずれて】しまった。
第三章『絶対能力進化』
ここまでです。
お疲れさまでした。
超展開過ぎて話が全然ついていけない
さらに神浄のときの能力が球磨川さんのほぼ丸パクリwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
さすが厨二病に目覚めた小学五年生wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ご都合主義万歳!!!!!
>>423
必死に読みすぎだろ笑
どんな顔して書き込んでんだか笑
ほんと、無抵抗相手には強いよなお前ら。
職がないからってヒス起こすなよおっさん笑
あげあしとってドヤ顔してた引きこもり諸君お疲れさんでした!!
設定無茶苦茶な原作の設定を破壊したことに対してヒス起こした訳じゃないでしょう!
自分には文才がないから同じような作品を見るのが辛いだけでしょうよ笑
書き貯めどころか読み返しなしのこの作品に矛盾点がないわけないじゃないですか頭おかしいんじゃないですか?
ちゃんと読んでくれていた人たちはみんな思ってますよ。こんな作品を必死に荒らして気持ち悪いって笑
とまぁ、思ってても口に出さないのが大人なんだけど、僕は中学生だったり小学5年生だったりするんでゆるしてください笑
HTML化していただくので、この先はないです。
明日一日置いておくから必死に荒らせよ♪
でも、ちゃんと読んでくれていた人、下げてって言ってるのにageてたバカのせいでこのスレ読んで不快な気分になった人、本当にご迷惑おかけしました。そしてありがとうございました。
最後に、いくらここで騒ごうが勝手ですが(俺が決めていいことじゃないと思うが)、ageるのは他の作者様や上から読んでいく読者様のご迷惑になるのでやめてあげてください。
そしてこのスレはもうHTML化申請出すので>>1も見ないので、放っておくのが一番ですよ。では
HTML化だしました。
在日作者で書かないので、そのままsageてあげてくださいね。では
あ~あ。ついに読み手に喧嘩売ちゃったよこの人
前々から「黙って俺のSS読んでればいいんだよ」的な態度が伺えたが
今回のは流石にいただけないぞ
元はといえば設定も煮詰めず、文章も曖昧な>>1に原因があるのに
批判を受けて逆切れとは良いご身分だな
「なら読まなきゃいいだろ!?」とか言うのはナシだからな
読む読まないはコッチの自由だ。更に>>1は読み手を選ぶ権利はない
権利があると主張するならソレこそチラシの裏に書いてろって話になる
最近肯定にしろ否定にしろ書き込みが減ったろ?書き込みがない=読んでる人がいないってことだ
とりあえず>>1は>>423に謝罪しろ。否定的とはいえ貴重な読者に対する態度じゃないぞ
最後に禁書目録の登場人物から一言あるそうです
ヘタ錬「唖然。我が錬金術がパクられるとは…」
まず、最初に謝ります。煽らないっていってごめんなさい。どうしてもこれだけは言っておかなければならないことができました。(このスレ自体にはさほど関係ないです)
皆さんがかんこくやらざいにちやらを気にしてるのは読み返せば分かると思いますが、
まずは>>431を読んでいただきたい。
>>431は一見正論のように見えます。しかし、一つ一つ紐とけば見えてくることがあります。
1、まず誰なのか(責任感皆無)
今回の騒動に関係ないのに謝罪しろと命令してきている点。
2、ねつ造(曖昧な表現)
>前々から「黙って俺のSS読んでればいいんだよ」的な態度が伺えたが
ファミレスの下りで読者の意見聞いてますよね。それからも反論して謝ったりしてますよね。
3、荒らされていることへの明言はなし(情報操作)
もちろん荒らしに対して何かしろとは思ってもいません。荒らしも含めての読者ですからね。
4、謝罪しているのに上乗せ(火病)
今までちゃんと読んでくれていた読者への謝罪をできる限りしているのに、さらに謝罪を命令。
で、何が言いたいかと言うと、
かんこくじんの中には、本気で日本が悪いと思っている人たちがいるとします(推論)。彼らは国から情報操作され、謝った情報を与えられているはずです(予想)。
その人たちが滅びても、意味がないと思います。
問題は>>431のような扇動家達。事実を知っていて、己の利益(>>431の場合論破した時の充実感(推察)、かんこく(一部の日本人)の扇動家たちは利潤)のためにパフォーマンスを行う。
そして、何よりこれの罪深い所は、あたかも“大多数”であるかのように装うこと。
>>431は読者や読み手を連呼してますよね。かんこくじんは世界の人々や“被害者達(本当は被害者ではない)”を連呼しまています。
すると知識のない人たちや流されやすい人たち、謝った知識を手に入れた人たちは『大多数』に流れます。行列の理論ですね(名称忘れたけど)。
今回の件ではっきりしたことは、結局扇動家たちを野放しにしておくことも、自分たちの現状の知識に満足することも、情報操作されることも許してはいけないということです。
僕はどちらかと言うと感情より理論派なので、ざいにちの人たちは国に帰ればいいのにと思っていますし、かんこくの方々は日本を放っておいてくれと思っています。(荒らしの方々は残念でしょうけど1は日本人です)
実は、前回に書いたSSでも同じようなことがあり、今回も荒らしが来たので、臨床実験に近いことをさせていただきました。(かじってる程度なので、はっきりとした結果に結ぶことはありませんが)。
間違って欲しくないのが、<<431は大なり小なり善の心を持ってコメントしたのだということ。
そして、対人で一番気をつけなければならないのが、同様に善の心で越権行為をおこなう人物です。
もう眠たいのでこれで終わりますが、最後に>>423は実験の餌につかってごめんなさいでした。おかげで、見事にテンプレな扇動家が出てきました。
HTML化されるまではこれについて批判してください。では
どうも扇動家の>>431です
>>1は俺の事感謝したり、ののしったり大変だな
実はキャラ設定見直し云々の>>398のレス書いたのは俺
まあIDが違うから証拠は出せないが
アレでも1から何度か読み返して書いたんだけどね
恐らくイヤ確実に>>1よりこのSSを読んでいる自信があるよ
それなのにこの仕打ち…残念だよ
>>432の書き込み対して
1についてだが>>423に対して謝れと言っただけ
そもそも今回の騒動って何?最初か騒動しかないよね
2についてだが確かに謝罪と受け取れるレスはあるがその後の本文見る限り改心はしていない。その場を見繕っただけ
3「荒らしも含めての読者ですからね」なら何で>>424みたいな書き込みをした?
4は1で書いたこと大体同じ
俺は在日だろうが韓国人だろうがSSが面白ければ一向に構わない
そもそもココは日韓問題を口にするとこじゃないしな
最後に一言
「>>1は日本人のクセに日本語ヘタだなぁ意味が解らない文章ばっかりだもん」
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