モバP「女性怖いでござる」 (35)
ちひろ「…」
P「怖いでござる」
P「怖いでござる!」
P「怖いでござざざざ!!」
ちひろ「うるさいですよ」
P「…」
ちひろ「…」
P「相談に乗ってくだされ」
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ちひろ「仕事の邪魔にならなければ」
P「かたじけない」
ちひろ「それで?」
P「最近いい年齢になってきたゆえ結婚を考えたでござる」
ちひろ「2X才ですもんね」
P「それでお見合いをしようとしたでござる」
P「そしてお見合い写真をうっかり机にだしっぱなしにしてたでござる」
P「見られたでござる…」
ちひろ「自業自得ですね」
P「それはそれがしの失態ゆえ反省しているでござる」
P「しかし、発見したのは大人のみなさんであった」
ちひろ「……」
P「無言で見詰めてくる留美さん。いきなり目の光が消える美優さん」
P「怖かったでござる」
ちひろ「よく生きてましたね」
P「それからというもの結婚を考ええるのが怖くなったでござる…」
P「しかしそれがしも男でござる」
P「性欲もあるでそうろう」
ちひろ「…」
P「ある日夜の街に消えようとしたでござる」
ちひろ「彼女いないんですか?」
P ブワッ
ちひろ「ごめんなさい」
P「それで、ふと呼びとめられたんでゴワス」
P「振り向いたら凛がいたでござる」
P「つまりストーカーでござった……」
P「そのまま逃げたでござる」
ちひろ「凛ちゃん…」
P「そして家に帰ったでござる」
P「鍵を開けた。ドアを開けた。知らない靴がある」
P「電気がついてる。いいにおいがする」
P「お帰りなさいPさん」(裏声)
ちひろ(地味に上手いな)
P「まゆが不法侵入してたでござる……」
ちひろ「…」
P「無理矢理帰すとまた面倒になるかと思いとりあえず飯を食べたでそうろう」
P「それから風呂に入るとまゆがはいってきたんですよ」
P「そして飯には一服盛られていたでござる」
P「鉄の自制心でまゆをかわし、服を着て街に繰り出したでござる」
ちひろ「よく我慢できましたね」
P「アイドルには手を出さないゆえ」
P「ホテルに泊まって一晩やり過ごしたのち、出社」
P「そして今にいたるでそうろう」
ちひろ「昨日の出来事ですか」
P「そして結論が女性が怖いに落ち着いたでござる」
P「なんかもう本能的に怖くなったでゴザス」
ちひろ「あーはいはい」
P「奏とかもうもてあそばれてるだけでSAN値が持ってかれるでござる…」
ちひろ(こうして出生率が低下していくのか…)
P「そしてどうしたことか幼女組は目の光が無いのが大半」
P[どうしたことか……」
ちひろ「この事務所大丈夫かしら…」
P「そして、女子高生は最近手首を隠しているが増えてきているでござるな?」
ちひろ「そういえばそうですね」
P「さらに仲良く話している姿を見たことは?」
ちひろ「……無いです」
P「そうでござろう!?」
P「こわいでござる!怖いでござる!」
P「なにかいい方法はないでござるか!?」
ちひろ「私に聞かれてもどうしようも……」
P「むぅぅ……」
P「むっ!」ティン
P「嫌われればいいんでござる!」
P「いやしかし…信頼関係がなくなるのは痛い…」
P「親愛度ゼロの状態にすればなんとか…」
P「下げられるでござろうか?」
ちひろ「どうなっても知りませんよ」
P「それがしが生きて大団円を迎える。修羅の道は避けてはとおれぬか…」
P「そうだいい事思いついたでござる!」
P「ちひろさん!書類上だけでいいので結婚してくださらないか!?」
ちひろ「……サイテーですね」
P「なぜでござるか!?」
ちひろ「私だって女の子です。結婚は好きな人としたいです!」
P「そうでござった……配慮が欠けていたでござる」
P「失礼つかまつった…」
ちひろ「はぁ…とりあえず仕事行ってください」
P「了解した」
ちひろ「帰ってきたら一緒に対策考えてあげますから」
P「かたじけない。では行ってくるでござる」
P「時間はあるし社用車はだれか潜んでそうだから歩きでいいでござるな」
P「なーやんでもしかたない♪」
P「む、トイレに行ってくればよかったでござる」タタタ
P「ふーござるござる」
僕は普通のプロデューサー
少しおかしなところがあるとしたら死亡フラグがたくさん控えてるところかな
そしていま便意を催したから公園のトイレに来てるんだけど……
蒼いつなぎを着たいい男「ヤらないか?」
P(ウホッ)
そしてなんやかんやで僕はCuPへと覚醒したのだった…
ちひろ「しかしどうしたもんでしょう…」
P「ちひろさんわかったでござる」
ちひろ「なにがですか?」
P「女性が怖いなら男に走ればいいじゃないと…」
ちひろ「は!?」
P「というわけで315プロに移籍したいでござる」
ちひろ「ダメです!」
P「ではせめてモロッコあたりに旅行したいので休暇を…なにとぞ…」
ちひろ「余計ダメです!」
そしてモバPは所属アイドルたちにCuPからCoPへと矯正されていくのであった…
余談だが公園にいた蒼いつなぎを着たいい男は凛の父親であることが発覚した
俺は何やってんだろう
とりあえず依頼だしてこよう
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