オールナイト訓練兵団(45)

時期設定は訓練兵時代になります。
基本的にはオールナイトニッポン的なノリで会話が進みます。
平凡なトーク形式なので過度な期待はしないで下さい。


サシャ『サシャ!』

ミーナ『ミーナ!』

ライナー『ライナーの』

サシミナライ『『『オールナイト訓練兵団!』』』

チャーチャラッチャッ、チャッチャララチャッチャラッ、チャッチャララチャッチャラ、チャチャッチャラッ、チャラッッチャチャンチャンチャン!

ミーナ『それではいよいよ始まります、オールナイト訓練兵団。パーソナリティは私、ミーナ・カロライナと』

サシャ『サシャ・ブラウスと』

ライナー『ライナー・ブラウンが消灯までの30分、憩いの一時をお送りするぞ』

サシャ『さてさて三人でお送りする第一回目のオールナイト訓練兵団ですが、パーソナリティは本来、男女合わせて二人のはずでした』

ライナー『ま、俺達三人は投票でパーソナリティに選ばれたわけだが…』

ミーナ『その投票の基準つか主旨が、104期の男女の中で、“最も色物な男子と女子”だもんねぇ…』

サシャ『ライナーが男子の中でダントツに色物なのは理解できます。ただ、私が色物って…ウチめっちゃ言葉使いとか気ぃ遣ってるやん!めちゃ不本意やわ』

ミーナ『いやいやいや、不本意ってそれ私のセリフ。何で私がサシャと同率一位なワケ?え~何でぇ?私って何時から色物扱いなのよ?』

サシャ『えっ、ミーナ自覚無かったんですか?』

ミーナ『いやもう本っ当~にアンタにだけは言われたくないわ!』

ライナー『おいおい記念すべき一回目の放送中だぞ、少し落ち着けよお前ら?』

サシャ『あ…スミマセンでした。//』

ミーナ『あ~ゴメンナサイ。//』

ライナー『まったく。まぁ色物扱いされた二人の気持ちも解るけどな』

ライナー『大多数の者がお前ら二人を色物とみて投票した結果、二人が同率一位に選ばれたんだ』

ライナー『少しは自覚しろよ?まぁ俺の場合は色物ってより人気者として選ばr』

サシミナ『『うつさいわ色ホモ!』』

ライナー『』

~~~~~~~

ミーナ『さて気を取り直して行きましょう!』

ミーナ『この放送は不定期に開催するけど、娯楽性の高いこの放送を許可して下さった教官には、大感謝しております』

サシャ『えっと、それでリスナーである皆さんに放送の内容を説明するとですね、基本的には私達三人が訓練兵の質問に答えたり、時には同期からゲストを呼んで、ゲストに対して投稿された質問を答えて貰ったりするワケです』

ミーナ『質問の内容は個人のプライベートな事から訓練の質問・助言等、幅広く受け付けてます。だだ受け付けてはいるけど、プライベートな事は答えられる範囲での回答になるけどねw』

ライナー『え、マジで?プライベートな質問とかも良いのか?』

ライナー『大多数の者がお前ら二人を色物とみて投票した結果、二人が同率一位に選ばれたんだ』

ライナー『少しは自覚しろよ?まぁ俺の場合は色物ってより人気者として選ばr』

サシミナ『『うつさいわ色ホモ!』』

ライナー『』

~~~~~~~

ミーナ『さて気を取り直して行きましょう!』

ミーナ『この放送は不定期に開催するけど、娯楽性の高いこの放送を許可して下さった教官には、大感謝しております』

サシャ『えっと、それでリスナーである皆さんに放送の内容を説明するとですね、基本的には私達三人が訓練兵の質問に答えたり、時には同期からゲストを呼んで、ゲストに対して投稿された質問を答えて貰ったりするワケです』

ミーナ『質問の内容は個人のプライベートな事から訓練の質問・助言等、幅広く受け付けてます。だだ受け付けてはいるけど、プライベートな事は答えられる範囲での回答になるけどねw』

ライナー『え、マジで?プライベートな質問とかも良いのか?』

ミーナ『うん。教官から、節度さえ守ればプライベートな質問の応答を放送しても良いって、許可貰えたよ』

サシャ『元々この放送自体が、訓練兵に幾らかの娯楽を与えるって事らしいですから』

サシャ『キース教官が言ってらしたんですけど、何でも人間には“食う・寝る・遊ぶ”が本能的?に必要だとかで』

ミーナ『あー、確かそれって睡眠欲と食欲と……//』

サシャ『睡眠欲と食欲と?』

ミーナ『……///』

ライナー『サシャは知らないのか?教官が言った娯楽ってのは、つまるところ性欲だ!』

ライナー『それよりプライベートな質問ってのはドコまで聞いていいんだ?』

サシャ『あぁ…アレですか。//』

ミーナ『ライナー…もうちょっとオブラートに包もうよ。目の前に女の子が居るんだしさぁ。///』

ライナー『あ、いやスマン…で、どれくらいなら答えて貰えるんだ?プライベートな質問って?』

サシャ『ライナーがプライベートな質問の事に、めっさ食いついてますw』

ミーナ『ライナー、目がマジですwパーソナリティの顔付きじゃありませんww』

ライナー『いやっ、俺はアレだ…リ、リスナーの為に聞いてるんだっ』

サシャ『まあ個人に対する質問なら、普通に聞ける範囲の質問やろねぇwどの女の子に聞きたいのんか知らんけどww』

ミーナ『エッチな質問じゃなきゃ大丈夫じゃない?ドコのどなたのクリスタさんに聞きたいのか知らないけどwww』

ライナー『そ、そうか…(これは…チャンスだ!上手くやればリスナーの質問のフリをして色々と聞き出せるはず!何から聞く?…やはり男だ、より詳細な好みの男性像を聞き出すんだ!後は一人で時間を過ごすとき何をしているか…趣味的な事を聞こう。それと…どんな人間を尊敬するかだ。敬愛する人物、それは実に容易く愛する人に昇華する!うおっ!いま俺、凄い真理を思いついた気がする!よーしバッチこいクリスタ!これでまた一歩、結婚に前進だっ!』

サシャ『漏れてる漏れてるww妄言がだだ漏れてるよライナーwww』

ミーナ『ちょっww今の、宿舎や食堂に丸聞こえだからwww絶対クリスタどん引きだからwww』

ライナー『げっ…なっ…か、構わん!//』

ライナー『それで、クリスタのゲストは何時だ?今回か?それとも次回かっ!?』

ミーナ『wwwいやー、ライナーは男らしいねぇw呆れるほどにww』

サシャ『オールナイト訓練兵団第一回目の今回は、ゲスト不在ですw』

ライナー『』

ミーナ『大丈夫だよ、ヒロインは次回にちゃんと呼んであげるからw』

ライナー『…お、おう』

サシャ『ライナーめっさテンションさがっとるしw』

ミーナ『ライナーがんばww』

~~~~~~~

ミーナ『では今回のオールナイト訓練兵団は、私達三人のパーソナリティが、互いに質問してソレに答える事にします』

サシャ『今回はゲスト不在だし、何より質問とかまだ集めてませんからねぇ』

サシャ『リスナーの皆さんは今回の放送内容を元にして、質問を投稿して下さいね?』

ミーナ『じゃ早速はじめよっか』

ミーナ『まず最初はサシャに質問ね?』

サシャ『私が一番手ですか?』

ミーナ『うん。はいライナー、質問どーぞ!』

ライナー『俺か?うーん……あぁそうだ、一度ちゃんと聞いてみたい事があった』

サシャ『はい、何ですか?』

ライナー『入団式の時の、芋の件だ。キース教官じゃないが俺にも理解できん』

ライナー『何でまたあんな時に芋なんて食ったんだ?』

サシャ『あー、アレですか…//』

サシャ『まあ理由って言うか言い訳をさせて貰えるなら、単に悪い事だって思わなかった…って言うより、知らなかったんですよ』

ライナー『…知らなかった?』

サシャ『私の住んでた村はとても小さくて、人が少ないぶん家族間の垣根も低くて、村人同士でも遠慮って概念が無いに等しい所だったんですよ』

サシャ『お父さんから狩りのやり方を習ってからは、毎日狩りばかりの生活をしていて』

サシャ『世間一般でいう所の常識?や礼儀作法とか、私は全く無縁の生活をしてたんです』

サシャ『まあ、私だけに当てはまる事だったかもしれませんけどねw』


サシャ『礼儀とか世間一般の常識とか、何ソレ?美味しいの?って感じでw』

サシャ『そういうの気にもしなかったし、それ以前に、ここでいう世間一般な常識とかとは完全に無縁な日常を過ごしてましたから』

サシャ『だから入団式のあの日、偶々お腹が減ってる時に調理場で蒸かした芋を見つけて』

サシャ『お腹が減ってたから当たり前の様に芋を取って』

サシャ『お腹が減ってたし、出来たての蒸かし芋が冷めちゃったら嫌だから』

サシャ『私的には当然のつもりで、温かい内に食べたんです』

サシャ『そしたらキース教官が意味不明な事を言ってくる…いえ“あの時は”ですよw』

サシャ『本当にキース教官が何を言いたいのか解らなくて困りましたね』

サシャ『で“あ、コイツも蒸かし芋が欲しいんだ…チッ、くれたるけどフザケんなよオヤジ!”とか思いましたもんw』

ミーナ『ちょっwヤバい、ヤバいよサシャwwいま絶賛放送中www』

サシャ『……あ』

ミーナ『キース教官も当然この放送聞いてるよwww』

サシャ『やばっ!い、今のナシです!嘘ですよ!もう時効ですっ!』

ミーナ『サシャが涙目になってますwご飯抜きにならない事を皆さんで祈ってあげましょうw』

ミーナ『ライナー質問はもういい?』

ミーナ『ってライナー、随分と深刻な表情してるね?』

ライナー『…ん、ああ』
ライナー『まあ何だ、つまりサシャは子供の頃に、躾っていうか、一般的な常識を習わなかった…って事だろう?』

サシャ『まあ有り体に言えばそうなりますかねぇ』

サシャ『お腹が減ったら、食糧の備蓄庫から盗んで食べるのが私の常識でした』

ミーナ『ソレ今と変わらないじゃんw』

ライナー『笑ってやるなよ。子供の頃からソレが当たり前、常識だと思ってたんだ』

ライナー『子供の頃に刷り込まれた情報、知識、それが正しいと思い込んだ事は、疑いようの無い常識になる』

ライナー『子供だからそそ、信じ込むんだ』

ライナー『例え間違った事であっても、それが正しいと誤解したまま覚えてしまう…』

ライナー『正直に言えば、俺はあの入団式の件でサシャを笑った事がある』

ライナー『今その事を、俺はこの場で正式に謝罪する』

ライナー『サシャ、俺が悪かった』

ライナー『今後、二度と入団式の件で笑ったりしない』

ライナー『笑い話にしたりしない』

ライナー『お前に付いた悪い徒名…芋女なんて今後は誓って言ったりしないし、他の誰にも言わせたりしない』

ライナー『浅はかだった俺を…許してくれ』

ミーナ『…何か…どうしたの?随分と堅苦しいね、ライナー?』

サシャ『そ、そうですよ?別にライナーに謝って貰わなくても良いですし』

サシャ『ライナーが謝る必要だって無いんですから』

サシャ『どうしたんですか、急に?』

ライナー『いや……謝りたかったんだ。謝らないと気が済まなかった…それだけだ』

ミーナ『あー、じゃあサシャ。何かライナーは謝りたかったとか言ってるんだし、ライナーの気が済む様に何か一言いってあげたら?』

サシャ『じゃあ……許すw』

サシャ『ってゆーがホント、芋女って徒名をどうにかして下さいw切実にww』

ライナー『よし任せろ!その言葉を聞き次第、言った奴を俺がブッ飛ばしてやる』

サシャ『あ、これちょっとマジで嬉しいwお任せしますw』

ライナー『おう、任されたw』

ライナー『聞いてるかお前等?今後、サシャの悪い徒名は禁句だ』

ライナー『懲りずに使う奴は、本気で覚悟しろよ?』

ミーナ『はい、ちょっと長くなりましたがライナーの質問は綺麗に締まりました』

ミーナ『ので、私はごく簡単な質問をサシャにしたいと思いますw』

サシャ『のでww出たミカサ風ww』

ミーナ『ちょっとミカサチックにねwそれではサシャに質問!』

サシャ『はいはい、何ですか?』

ミーナ『現時点で好きな男子はいますか?モチロン恋バナ系ですw』

サシャ『うわ、安定の恋バナ系質問ですねw』

ミーナ『まあ基本だしねw』

ミーナ『好きな人がいるかいないかで良いよwモチロン名前を出したかったら言っても良いけどねw』

サシャ『言いません!ってゆーかいませんよ、残念ながらw』

ミーナ『ホントに?いるかいないかだけで良いんだよ?』

サシャ『本当にまだいないんですよwただ“まだ”ですけれどw』

サシャ『まあ、そういった恋愛に関して、多少の憧れみたいなモノは当然ありますけどねw』

ミーナ『んー、でもサシャってコニーと結構仲良くしてるでしょ?』

サシャ『いやいや、偶にそれ言われますけど、コニーとは単に気が合うってだけですってw』

サシャ『コニーだって多分、同じ考えだと思うし』

サシャ『単に気が合う、遊び相手って感じですかねぇw』

ミーナ『コニー聞いてるー!コニーとは単なる遊びだってさぁーっw!』

サシャ『ちょ、ちょっとミーナ!』

ミーナ『あははははっ!ごめんごめん、冗談だってw』

サシャ『ちょっ、みんなに変な誤解とか与えたらどうしてくれるんですか!』

ミーナ『だからゴメンってwいや本当にゴメンナサイw今のは只の冗談です、コニーも気を悪くしたらゴメンねぇw』

サシャ『勘弁して下さいよ、ホントに…』

ミーナ『や、ホントごめん。反省しますw』

サシャ『まだ笑ってるし…』

ミーナ『いやほら、ライナーの質問でちょっと堅苦しくなったから、場の雰囲気を盛り上げようと思ってねw』

サシャ『だからって私をネタに使わないで下さい』

ミーナ『いやほら、だって私ら三人はイロモノ扱いだからw』

サシャ『…でしたね』

サシャ『ではイロモノ代表として、同じくイロモノ女子代表のミーナ・イロモライナに質問を移行すると致しましょうw』

ミーナ『うわ…ヤな名前』

ミーナ『それにサシャ、ちょっと良くない笑顔だね、ソレ』

サシャ『いえいえ、別に仕返しなんかw』

サシャ『さあミーナへの質問、張り切りまくって行きましょうw!』

サシャ『ではまたライナーからミーナへ質問どーぞ!』

ライナー『また俺からか?そうだなぁ…ちょっと急には思い付かんなぁ』

サシャ『ほら、色々あるでしょ?』

サシャ『人に言えない恥ずかしい癖とか』

サシャ『恥ずかしい性癖とか』

サシャ『恥ずかしいバストのサイズやらカップやら』

サシャ『色々あるやん聞いたれライナーw!』

ミーナ『ちょ…誰の何のサイズやカップが恥ずかしいって?』

ミーナ『てか、笑ってる?ねえその余裕綽々な笑顔って、どーゆーイミカナ?』

サシャ『さー?何やろうネーw?』

ライナー『あああっ、質問っ!はいっはいっはいっ!ミーナに質問があるぞーっ!』

ミーナ『……はいライナー、質問どうぞ』

ライナー『ええと…アレだ…その…聞いても良いか…なぁ?』

ミーナ『…何を?』

ライナー『ほら…なんか…あるだろ?…言いたくない?みたいな?悩み、そうだよ悩み事っ!』

ミーナ『悩み事ねえ…』

ライナー『あんまり言いたくない事だったら無理に聞かんが、出来たら解決したい、或いはして欲しい、みたいな?』

ライナー『そんな悩みがあるなら言ってみろ、俺が出来る事なら何でもしてやるぞっ!』

ミーナ『…ライナーが?』

ライナー『おう!』

ミーナ『…ホントに?』

ライナー『おう、俺に任せろ!』

ミーナ『じゃあさ、言うけど…私もサシャと同じで、結構ヤな陰口言われてるのよ』

ライナー『陰口?…どんな?』

ミーナ『馬小屋出身』

ライナー『…は?』

ミーナ『家畜以下らしいの』

ライナー『は?何が?』

ミーナ『私が』

ライナー『』

ミーナ『豚とかさぁ、なくない?』

ライナー『』

ミーナ『あ、別に苛めとかじゃないよ?コレもネタは入団式の時のでねw』

ミーナ『ほら、キース教官から入団式の時に、みんなして恫喝みたいなの受けたでしょw?』

ミーナ『キース教官から、名前と出身地を聞かれた時の』

ミーナ『アレでねぇ…私“馬小屋出身、家畜以下”って事になってるらしいの』

ミーナ『まあ聞いた話では単なる冗談で、ほんの笑い話?ネタになってるだけらしいんだけどねw』

ミーナ『ただやっぱり、家畜以下とか豚とかナイヨネーw』

ライナー『…よし解った』

ライナー『取り敢えず、誰から殴ればいいんだ?』

ミーナ『いっ!いやいやいや、ライナー待って』

ミーナ『ちょっ目が据わってるよ?マジで怖いってばw』

ミーナ『ちょっとヤだなーって思ってるだけだから、殴るとかする様な事じゃないってw』

ライナー『いや笑い事じゃねえ』

ライナー『俺達は兵士になるべくして集まり、二年以上も寝食を共にする仲間だ』

ライナー『下手すりゃ死ぬ危険さえある辛い訓練に耐え、共に支え合ってきた仲間だ』

ライナー『自然と仲間意識が生まれる』

ライナー『自然と親しみも湧くだろう』

ライナー『親近感が生まれるのは当然だ。だが、だからといって、言って良い事と悪い事があるっ!』

ライナー『寝食を共にし苦楽を共にする、そんなミーナに使う言葉か?』

ライナー『何よりミーナは女性だ。馬小屋出身だの何だのと、婦女子に使って良い言葉なのかっ?』

ライナー『断じて許せん…度し難い奴等だ』

サシャ『うゎ…ライナーマジだ』

ミーナ『ちょっと怖いけど…でもちょっと…いや結構マジで嬉しいかもw』

ライナー『ミーナ、笑い事じゃない。誰だ?誰が言ったんだ?』

ミーナ『いや本当に誰が言ったとかは知らないって(汗』

ミーナ『仲の良い女子から、そんな話があったって聞いただけだから(汗』

ミーナ『仮にさ、誰か分かったにしても、殴るとかはナシにしようよ?』

ミーナ『ほら、ライナーが言ったように、私達は同期の仲間だし』

ミーナ『ちょっとした冗談のつもりだったんだろうし』

ミーナ『本当に頭に来たら、ライナーより先に私が殴っちゃうからさw』

ライナー『…まあミーナ本人が殴るってんなら、その方が筋が通るだろうな』

ミーナ『そうそうwそれにさ、結構現時点で悩みが解決しちゃった気がするよww』

ライナー『…そうなのか?』

ミーナ『うんw結構スカッとした気分ww』

ライナー『ならいいが…』

ライナー『あー放送を聞いてる全員に、俺からサシャの件に次いでの警告だ』

ライナー『ミーナの陰口を今後も叩く奴は、見つけ次第、格闘訓練で俺に付き合って貰う』

ライナー『手加減は一切無しだ』

ライナー『手加減は一切無しだ、死ぬ気で掛かって来いよ?解ったか?』

サシャ『二回言ったよww』

ミーナ『そっかぁ、格闘訓練かぁwwだったら仕方ないよねぇ…怪我してもw』

サシャ『ミーナ、悪代官の笑顔になってるw』

ミーナ『失礼なwコレは天使の微笑みですww』
サシャ『それじゃ天使の微笑みwを振り撒いておられるミーナに、私から質問です』

ミーナ『はい、どーぞ』

サシャ『好きな男子の名前をズバッと上げて下さいw』

ミーナ『名前をあげろってかww?』

サシャ『ほら、私らの担当はイロモノだしw場を盛り上げなきゃだしww』

ミーナ『自分の役割は分かってますが、残念ながら恋バナ系ではサシャと同じ立ち位置ですw』

サシャ『あーそんな言い方されると、深く追求できないw』

ミーナ『あ、でも恋バナ系男子とは違うけど、萌え系男子ならいますねぇw』

サシャ『萌え系男子ってwww何それ?誰なん?アルミンとかw?』

ミーナ『いやいや、ライナーwさっきのでライナーにちょびっと萌えですww』

サシャ『ライナーwww!』

ライナー『…//』

サシャ『でも分かるw!実はウチも自分の件ので、ライナーにちょこっと萌えしましたwww』

ライナー『いや、お世辞とかは要らんから。//』

ミーナ『いやいやホントホントw』

サシャ『お世辞とかじゃないからw』

ライナー『…からかわれてるようにしか聞こえんが』

サシャ『そんな事はないですよwわりと本心ですw』

ライナー『“わりと”かよw』

サシャ『本当に本心ですってw』

ライナー『本心からのちょこっと萌えってのも微妙だw』

サシャ『まあ茶化さずに聞いて下さい』

サシャ『正直に言えば私、ライナーとはそんなに親しい間柄じゃなかったから、今回ちょっと不安だったんですよ』

ミーナ『あ、それ実は私も同じ』

サシャ『ライナーが男子の間で人気があって、頼れる存在なのは知ってたんですけど…』

ミーナ『女の子なら見ると、体がおっきいってだけでも、ちょっと近寄りがたい存在になるよね』

サシャ『そう、正にそれw』

サシャ『でも今回、こうやって話が出来て…何だろ…慣れた?って感じ?』

ライナー『おいおい慣れたって、俺は危険な野生動物か何かかよw』

ミーナ『違う違うw私達にとっても、ライナーは親近感が持てる存在になったって事だよw』

サシャ『そうそれ!ライナーは私にとって、最早フレンドリーな存在です』

サシャ『だからライナーにちょこっと萌えなんですw』

ミーナ『私はライナーにちょびっと萌え』

ミーナ『略して、ライナーちょび萌えww』

サシャ『私はライナーちょこ萌えww』

ライナー『分かった、もう分かったから止めてくれ。//』

ミーナ『ちょびっと照れてるライナーにちょび萌えしながら、最後にライナーへ質問しましょうw』

サシャ『じゃ、お先に私からの質問です』

サシャ『ライナーの好きな女の子は誰ですか?』

ライナー『振りかぶってミエミエの直球をおもっくそ投げやがったなぁお前』

サシャ『軽い冗談ですw解り切った答えを聞く気もありませんww』

サシャ『ので、質問を変更します。ライナーの初恋はいつですかw?』

ライナー『約二年前、今もって現在進行形だ』

サシャ『うわ即答!微塵も迷いの無い返事ですねぇw』

ミーナ『男らしいよw流石はライナーだねww』

ライナー『おうよ!今のこの気持ちには、一片の曇りもない。この想いは晴れ渡った晴天の空、それに等しい』

ライナー『この想いは、永久に不変だっ!』

サシャ『と、永久にwww不変ときましたかwww』

ミーナ『乙女だwwwここに乙女が居るよwww』

サシャ『夢見る乙女、ライナーここに爆誕www』

ミーナ『もうライナー・ブラウンから、ライナー・メイデンに名前を変えて良いと思うわwww』

サシャ『で、金髪碧眼の生き人形を造っちゃうwww』

サシャ『で、出来上がった金髪碧眼の生き人形に名前を付けてあげるんですwww』

サシャ『最愛の名前をwww』

ミーナ『ヤバいヤバい、それマジでヤバいってwww』

ミーナ『色々と頭に浮かんじゃったじゃない、やめてよwww』

ライナー『お前等なあ…』

ミーナ『あ、ごめんごめんwじゃあ次は私質問ね?』

ミーナ『それで現在進行形の初恋は、実る見込みはありますか?』

ライナー『』

ミーナ『あ、ごめん………でも何かヘコみライナーにちょび萌えw』

サシャ『絶句ライナーにちょこ萌えですw』

ミーナ『ほらライナー、元気だして』

ミーナ『少なくとも私らは、ライナーの事を本気で応援してあげるから。ねっサシャ?』

サシャ『はい、及ばずながら私も全力で応援しますよ?』

ライナー『……お、おう。ありがとうな』

ミーナ『よーし!じゃあこれからライナーの為にプロジェクト・メイデン作戦を発令!』

ミーナ『サシャ上等兵、次回ゲストは金髪碧眼のヒロインを確保せよ!』
ミーナ『作戦を妨害する敵勢力が有れば、叩いて潰せ!見敵必殺、サーチアンドデストロイだ!』

サシャ『了解しました、全力を持って金髪碧眼のメイデンを確保するであります!』

ミーナ『さて…これで良いかな、ライナー軍曹?』

ライナー『…感謝の極みであります!』

~~~~~~~
ミーナ『えーそれでは皆さん、そろそろ終了の時間がやってまいりました』

サシャ『質問用の投稿箱は食堂に設置してありますので、気になるアレこれを書き込んで、お気軽に投稿して下さいねぇ~♪』

ライナー『質問だけじゃなくて、悩みでもいいぞ?自分の中に貯め込まずに、悩みなんか吐き出しちまおうぜ!』

ミーナ『それじゃあ本日のオールナイト訓練兵団を終了します』

サシミナライ『『『また来週ー!』』』

~~~~~~~
女子寮

ユミル「………なあクリスタ」

クリスタ「///」

ユミル「来週、ゲストで出んのか?」

クリスタ「し、知らないよ!何も聞いてないし…///」

ユミル「…ま、あれだ。ライナーは明日ぶっコロがす」

ユミル「仕方ねーよな、クリスタはアタシの嫁だからなぁ」

クリスタ「お嫁さんは…まだ早いよ///」

クリスタ「まだ人柄とか…よく知らないし///」

ユミル「おいおい、二年以上の付き合いだろ?人柄をよく知らないとか、ちょっと薄情なセリフじゃないか、クリスタ?」

クリスタ「だって…訓練以外であんまりお話したこと無いもん、ライナーと///」

ユミル「………はっ?」
~~~~~~~

次回予告

狭いブース。
見つめ合う瞳と瞳。
息の詰まる様な密室の中で、正統なるヒロインの登場にライナーが吠える!

次回『ヒロイン襲来』


ミーナ『来週も♪』

サシャ『サービス・サービスぅ♪』

拙い文章にお付き合い頂、ありがとう御座います。

初のSS投稿だったため投稿作業に戸惑いました。
それ故、お見苦しい点も数多くあった事を陳謝致します。

私は基本的にライナー萌えなので、ライナーには拙い本作の中でくらい幸せにしてあげたい。

可能ならライナーハーレムを作ってあげたいですw

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