俺は黒猫エンドが見たかった(17)
あの回想のあと
黒猫「よくぞたどり着いたわねほめてあげる」
京介「懐かしいせりふだなそれ」
黒猫「そうね」
京介 「俺は………」
以下省略
京介「つ…………う……………」
黒猫「あら泣いちゃって情けないわね
私に話があるのでしょう」
京介「ああ…ある…」
以下省略
京介「瑠璃…」
黒猫「なぁに?京介…」
京介「瑠璃…俺は…俺は…」
すべてを覚悟して俺は叫ぶ
京介「俺はもう一回お前とやり直したい!!
やっぱりお前のことが好きだ!!」
そうして俺は長い長い告白をする、俺のすべてをありのままの姿を、瑠璃は最後まで目をそらさずに聞いた。じっと黙って受け入れてくれた。もう俺は瑠璃がこの告白にどんな返事をかえしても受け入れる覚悟ができていた
黒猫「ふ…ふふ…」
「私の…勝ちね…」
なんだこの強気の笑みは
黒猫「そんな告白あなた以外に言えやしない」
「まさかあなたを振ったこの私にあなたの方から想いを伝えるなんてね」
いつの間にか瑠璃は黒いノートを持っていた。「運命の記述」かって予言書だったそれは俺と黒猫の思い出の塊だ
京介「おま…?」
黒猫「またここに新たな一ページが書き加えられた」
以下省略
そこには二人で遂行した儀式の数々が出会ったからいままでに積み重ねてきた日々が書き込まれている
黒猫「ついに呪いは解けたわ」
「私たちは今世でついに結ばれた…これで私たちは自由よ」
「こ…こんな…結末なんて…」
「分かって…」
瑠璃は涙をこぼしていた
黒猫「本当に私なんかで…いいの…」
京介「ああ…」
黒猫「あなたをあんな振り方したのに…?」
京介「ああ…」
黒猫「京介!!」
黒猫は思い切り俺を抱きしめた
黒猫「京介!!私も…あなたが好きだった!あんな勢いで振ってすごい後悔してた!
だけど、またあなたから告白してくれるなんて…」
京介「瑠璃…」
瑠璃は涙をこぼしていた
それを俺はゆびですくい
優しくキスをした
ああ疲れた…
クソしたらば!
何が改行規制だよ!
もうこれでかなり疲れてる…
ゆっくり書きます
次の日
桐野「あ、あんたたちまたつきあうことになったの!?」
京介「ああ」
黒猫「よろしく未来の義妹」
桐野はポカーンとしていた
桐野「ふ、ふーんそうなの…
まあ、アタシには関係ないから!!」
黒猫「あらつれないわね妹なら妹らしくお姉様って呼びなさい」
桐野「だ、誰があんたのことを
お姉さんって認めたのよー!!」
桐野と黒猫は本当の姉妹のようにいつものように口喧嘩を始めた
不安があったが桐野は俺と瑠璃のいつもの姿を見て胸をなで下ろした
まだ完全には俺たちのことは認めてないようだが概ね妹としては半公認みたいな感じだろうか
桐野「で.も.ね!
アタシはあんたたちのことを完全に認めたわけじゃないから!」
黒猫「あら、強情ねえ
義妹なら義妹らしくあたしたちのことを認めなさいよ」
…といいながら腕を絡めてくる
桐野の眉がぴくりとなった
京介(うわあ….ヤバいよ…)
黒猫「京介、京介~*
もう私の彼氏なのね~」
黒猫はあえてこの空気を読まないふりをしてるのかすりよって
くっつく
そうしてる間に桐野の表情が険しくなってくる
京介(うわあ…桐野が怒っていくよ)
桐野はテーブルをバン!!とたたいた
桐野「あんたたちいい加減にしなさいよ!」
黒猫「あらあらヤキモチでも焼いているの?…クスクス」
桐野「だ、誰があんたたちみたいなのにヤキモチなんかやくのよ~!!」
黒猫「あらあら素直に羨ましいと言いなさい!未来の義妹」
桐野「だ、誰が~!!」
瑠璃と桐野はまた喧嘩を始める
京介(先が思いやられるぜ…)
こんな駄文見てる人いるの~?
また次の日
瑠璃と俺は秋葉原にいた
奇妙なコスプレをした少女を引き連れて歩く俺と瑠璃
かなり人目を引いた
京介「は、恥ずかしいぜ黒猫」
瑠璃「あら別に私たちは恋人同士なのよ。何も恥ずかしがる必要はないわ」
京介「そ、そうだけどよ~」
この奇妙なコスプレをした少女と俺がなぜ秋葉原にいるのかというとオフ会をするためだ
ー数時間前ー
ー数時間前ー
京介「せっかく恋人同士になったんだし、一緒に秋葉原の街をぶらついて行こうぜ」
黒猫「それもいいけど私たちがこれからどーするのか方針が決まったわけだしさ。沙織にも報告しないかしら?」
京介「今日?」
黒猫「当たり前じゃない」
なんつー性急な…
京介「告白して付き合って桐野にも報告したそのまた翌日だぞ?」
黒猫「あらいいじゃない。
これからいくらでもデートできるんだし?」
京介「そーだな」
俺は笑って答えるのだった「確かにそのとーりだぜ」と
二人で顔を見合わせ不敵に笑う
黒猫「桐野たちも今日は学校が終わるの早いでしょう。お昼一緒に食べて遊べばいいじゃない」
京介「おう、んじゃそーすっか」
おれと桐野たちの四人でいつもどおりの
初めてあったときのようにオフ会を開催しよう
というわけで俺と黒猫は秋葉原駅へ降り立った。
黒猫「秋葉原、いつ来てもいいわね」
淡々と秋葉原から称える瑠璃
俺は「この前来たばっかりだろ」と苦笑し突っ込む
黒猫「ラジオ会館がなくなったのは残念だけど、この風景も当たり前になったわね…」
京介「寂しいか?
黒猫「そうね、でも街が時代によって変わるのは。宿命かしらね。そんな秋葉原にむしろ私は当たり前のように感じてしまっているわ」
京介「本当に変わったよな~」
黒猫「ヨドバシが出来たときには私はもう秋葉原は私たちの街ではなくなって行くんだという覚悟を決めていたわ」
一体桐野に初めて連れられてどれぐらいの時間が経ったのだろう。
黒猫「あらゲーマーズでフェアをやっているわ」
京介「おい黒猫もうそんな時間ねえぞ。店をまわるならオフ会が終わってからにしろ」
黒猫「分かっているわ…」
黒猫は少し不満そうな顔で俺の手を握り締めた
ならんで歩きメイド喫茶「プリティー.ガーデン」2はいる。ここは初めて四人でオフ会を開いた思い出の地だ
カラカラン
「お帰りなさいませご主人さま~、お嬢さま!」
いつものメイドコスプレをした定員たちが出迎えてくれた
定員「ご主人様、あちらでお客様がお待ちになられています」
京介「?」
そこにいたのは桐野と沙織だった
カーズ「ワムウ・・・なんだこのクソSSは・・・」
ワムウ「分かりませぬ・・・」
カーズ「フン・・・人間という者は昔より退化したようだな・・・」
ワムウ「フフッ・・・笑えますな」
エシディシ「カーズよ・・・そろそろ書こうではないか」
カーズ「そうだな・・・」
エシディシ「究極のSSを書く・・・それが我々の目的ッ!」
ワムウ「カーズ様・・・」
カーズ「うむ・・・やるぞッ!」バァーン
完
このSSまとめへのコメント
自分も黒猫ENDにして欲しかった…泣