妹「風邪引いた.....」(12)

妹「......寒い」ブルッ

妹「(そういえば...昨日暑くて裸のまま寝ちゃったんだよね....)」

妹「へ、へっくちっ....。うぅ....服着よ....」

妹「」ゴソゴソ

妹「......」

妹「(着替えがない.....どうしよ....)」

妹「(そ、そうだ、お兄ちゃんの部屋から何か着るものを拝借しよう....)」

最後の文なしでお願いします。

妹「(そうだ...お兄ちゃんに頼めば....」

妹は隣にある兄の部屋に聞こえるように声を出す。

妹「これで着替えに関しては大丈夫....」

兄「呼んだか?入るぞー?」コンコンッ

妹「(.....あれ、何か忘れてるような....)」

ガチャッ

兄「おじゃましま.....って、なんで裸なんだ!?」

妹「あ....自分が裸なの忘れてた...」

妹「お、お兄ちゃんっ、ちょっと外にでてっ」

なんかおかしくなっちゃった....後は任せます

兄は妹に押され部屋を出る。

兄「....で俺を呼んだ用件てなんだよ....」

妹「なぜだかわかんないけど着替えがなくて.....それでお兄ちゃんの服を貸してもらおうと思って.....」

~数分後~

兄「持ってきたぞー?といってもワイシャツとジャージしかなかったけど......」

妹「とにかく着るものがあればいいから....裸よりはマシだし...」///

妹はドア越しに渡された衣服を取り着替え始める。

妹「んしょっ、んしょ....」スルスル

兄「(....衣擦れの音が....しかも見えないから想像を掻き立てるわけで....)」ゴクリ

兄「(着替えてるってことはどちらかを先に着るから...どっちかは裸...なんだよな...)」

兄「(上だけを着てた場合を考えてみよう...。下着はないから裸ワイシャツになっていると考えられる。しかも俺と妹の身長差を考えるとかなりダボダボになっているはずだ...
   つまりこの時自分が入れば妹は必死に下半身を隠すだろう。指先しか見えない袖をめいっぱい伸ばして。そして、気づくのだ、ボタンをしてないことにより胸元が見えることをっ!!)」

兄「(もしかしたら横だけしか見えないかもしれない。だが、引っ張れば引っ張るほど胸との密着が増し、突起が透けることも考えられる。また下半身を隠し切れず太ももがちらちら見えるのは素晴らしい)」

兄「(では、下半身だけ着ていることを考えてみよう。前述のとおり下着はない。確かあのジャージは生地が荒くできているはず...つまり歩くたびに股への刺激を与えることができる。お姫様抱っこなんてすれば
   もろに擦れることは間違いないだろう....。今部屋に入ればまた押し戻そうとして動くはずだ、艶やかな声を漏らしながら「見ないでぇっ...」なんて言われたら...)」

兄が妄想している間妹は困っていた。

妹「(着替えたはいいものの....)」

妹「(下着がないから上着は微妙に透けてるし...ジャージに関しては履いてるだけで擦れるし....)」ハァハァ

妹「(ベットに着くまでに達しちゃいそう....)んぁっ....」

下着がないという感覚。そしてそれが兄に見られる、想像されると考えるだけで妹の体は火照った。
そんな妹のことを時間は待ってくれず進んでいき...

兄「(衣擦れの音がしない....)着替え終わったのかー?」

コンコンッ とドアがノックされる。

妹「着替えたけど...っ....こんな状態お兄ちゃんに見せられないよぉっ...」

妹はか細い声で抵抗するがその声は聞こえない。

兄「返事がない....。は、入るぞー?」ガチャッ

兄「」ブハッ

兄「(ドアを開けると、膝を摺り寄せる妹がいました。顔は赤く、息遣いはハァハァ....としており、その全てが私の妄想を超えるものであり.....)」バタッ

妹「お、おにいちゃんっ!?大丈夫っ!?」

兄「(そんな妹の声が聞こえる中私は意識が失われてく感覚を感じました)」


兄「っ.....夢か.....」

窓を開けると朝日が見え、下半身の方を見ると息子が挨拶をしてくる。
いつもの朝....。

物思いに耽っているとドアがコンコンッ
二回ノックされました。

妹「お兄ちゃん?入るよー?」

.....この後「お兄ちゃん、私でこんなになっちゃったんだ....」
「私で興奮するお兄ちゃん....情けないなぁ...」と夢で見た格好で蔑まれながら性行為をすることになるのですが....

それはまたのおはなし。

おしまい。

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