食蜂「安価で誰かを操っちゃうゾ☆」(111)
食蜂「ん~暇ねぇ」
縦ロール「女王、そろそろ派閥での定例会議が」
食蜂「今そういう気分じゃないのよぉ、大体誰よそんな会議考えたのぉ」
縦ロール「女王ですが」
食蜂「あーん、もう、うるさいわねぇ。ちょっと静かにしてて」
ピッ
縦ロール「……、」
食蜂「暇だしぃ、散歩でもしながらぁ暇つぶししちゃうゾ☆」
食蜂「だけどぉ、出来れば学園都市に居る人間が良いわねぇ」
食蜂「効かない人にはぁ、それなりに考えないとぉ」
食蜂「んー……まずは、>>5を操っちゃうゾ☆」
俺
食蜂「……ふーん、そっちから来るんだ、いが~い」
POyvIRp20「ふ、ふひ、ふひ!なんでもいいので!なんでもいいので!女王に操られたいです!」
食蜂「やだ、汚ぁい……ちょっとこっち来ないでよぉ」
ピッ
POyvIRp20「ハイ」
食蜂「やっぱり、知らない人操ってもしょうがないのよねぇ。何考えてるかわかるしぃ」
食蜂「どぉせ、おっぱいのことしか考えてないのよねぇ」
食蜂「まぁ、それが私の凄い所なんだけどぉ」
食蜂「はぁ、つまんない人。もっと良い事考えられないのかしらぁ」
食蜂「あらぁ、あれは>>17ねぇ……今度は面白そぉ☆」
ノ´⌒ヽ,,
γ⌒´ ヽ,
/ / "⌒\ )
i / \ /、 )
| / (・ )` (・ )|
|,,/ (__人) !
\ n `ー' /
/ | ヨ <
. / / ノ |
食蜂「あれってぇ確か元首相よねぇ……」
食蜂「なんでこんなトコロに居るのかしらぁ、でも、面白そうだしぃ」
ピッ
鳩「ぽっ?」
食蜂「どうしようかしらねぇ、どれだけバカなことをしていても、紛いなりにも元首相なわけだしぃ、発言力はあるわよねぇ」
鳩「くるっぽー」
食蜂「ああ、もううるさいわねぇ。あらぁ、その右手に持ってるのって携帯よねぇ」
鳩「はとっぽー」
食蜂「SNSで『今から何やるか分からないけど、やるぞー』って呟いておきなさい」
鳩「いえすっぽー」
食蜂「あとは飛んでいけばぁ?その羽で」
鳩「くるっぽー」
食蜂「本物の鳩みたぁい……」
食蜂「……あらぁ、今度は>>28ねぇ」
食蜂「次から学園都市の人間じゃなかったらぁ、安価下にするわよぉ」
佐天さん
食蜂「あれは、御坂さんの友達の、えっと……名前は知らないわぁ」
食蜂「ちょっと」
縦ロール「はい」
食蜂「あの子なんて名前なのよ」
縦ロール「少々お待ちください……」
縦ロール「……出ました、佐天涙子。柵川中学校在籍の中学1年生。身長160cm体重46kg能力レベルは『無能力者』です」
食蜂「ほんの数秒でそこまで分かるのねぇ……まぁいいわぁ。御坂さんに怒られそうだけどぉ、ちょっと遊びましょう」
すたすた
佐天(……うわ、綺麗な人だなぁ)
食蜂「こんにちはぁ」
佐天「……え、え!?私ですか!?」
食蜂「そうよぉ、貴女以外に誰が居るのぉ?」
佐天「え、あ、はい、そうですよね……あはは」
食蜂「変なのぉ」
佐天「え、えっと、何のようですか?」
食蜂「んー、貴女ってぇ御坂さんのお友達なのよねぇ?」
佐天「はい、そうですけど?」
食蜂「ふーん、御坂さんのお友達なんて辞めてぇ、私とお友達にならなぁい?」
佐天「……え?」
『印象操作/食蜂操祈は佐天涙子と親友』
『好悪付加/過去の記憶累積データより御坂美琴への嫌悪値を上昇』
佐天「ッ……」
食蜂「佐天さぁん」
佐天「やだなぁ、操祈。私達親友じゃん、今更苗字で呼ぶなんておかしいって」
食蜂「ふふ、そうよねぇ、私達『親友』だもんねぇ。涙子ちゃん」
佐天「あれ、えっと、私達何してたんだっけ?」
食蜂「これから遊ぶのよぉ、忘れちゃった?」
佐天「あーあー、そういえばそうだった!どこへ行くんだっけ?」
食蜂「それは>>38よぉ」
サテンサンノイエ
佐天「そうだった!私の家で遊ぶんだった!ごめんごめん、あたしどうかしちゃってて」
食蜂「良いのよぉ、私達『親友』だものぉ」
ピッ
『言語付加/食蜂操祈が親友と言うたびに、友達としての距離が縮まる』
佐天「うんうん、それじゃあ行こっか!」
食蜂「はぁーい」
佐天「ただいまーっと……あれ?鍵があいてる」
初春「佐天さん!遅いですよ!何してたんですか!」
佐天「え?初春?」
初春「コンビニにアイス買いに行くって行ったっきり帰ってこないんですもん!電話もしたのに、心配したんですよ!?」
佐天「あーごめんごめん」
食蜂「おじゃましまぁーす」
初春「ふぇ?」
佐天「操祈だよ、私の家で遊ぶって約束してたからさ」
初春「え、え?お、おかしくないですか?今日は私と遊ぶって約束してて、さっきまで私と遊んでいましたよね……?」
佐天「あ、あれ……そういえばそんな気がする」
初春「……思い出した!あ、貴女は学園都市第5位の食蜂みっ!」
ピッ
『印象操作/食蜂操祈を敵対視することは一切ありえない』
『標的誤認/初春飾利は食蜂操祈と佐天涙子の見分けがつかない』
初春「ッ!?」
佐天「初春?」
初春「あ、あれ、私……」
食蜂「どうしたのぉ?」
初春「い、いえ、なんでもないです、佐天さん……」
佐天「へ?私はこっちだよ!」
初春「あ、あれ!?でも、こっちに居るのも佐天さんそっくりで」
佐天「わ、私こんなに綺麗じゃないし、胸も、そ、そこまでないし!」
初春「あれあれ……頭が痛くなって来ました」
食蜂「あらぁ、どうしたのぉ?大丈夫ぅ?」
初春「は、はい、佐天さん……ごめんなさい、少し横になりますね」
佐天「初春、本当大丈夫?」
食蜂「お大事にぃ~☆」
初春「はい、佐天さん、ありがとうございます」
佐天「だから、そっちは操祈だってば……」
初春「ああ、うう……」
prrrrrrr
佐天「あ、電話。ごめんね、ちょっと出るね」
佐天「もしもし、あ、>>47さん!?」
御坂
食蜂「へぇ~……」
御坂『うん、今から黒子と遊ぶんだけど、どうかな?まだ午前中だから午後からセブンスミストで遊ばない?』
佐天「良いですね!でも、初春がちょっと体調崩しちゃって」
御坂『そうなの?どういう感じ?」
佐天「なんか、みっ……」
ピッ
『名称変化/佐天涙子は食蜂操祈を鈴科美春と呼ぶ』
佐天「……はると私を間違えて呼んだりして」
御坂『美春?』
佐天「ああ、はい!私の親友で」
御坂『親友?』
ピッ
『記憶操作/佐天涙子と鈴科美春は幼馴染。鈴科美春は学園都市の人間であったが、小学校卒業と共に佐天涙子と離れ離れになってしまった』
佐天「久々に会ったんですよ、それで今日初春と私、美春で遊ぼうってなってたんです」
御坂『ああ、そうだったの。それじゃあおじゃまじゃないかしら?』
佐天「そんなことないですよ!初春もちょっとした夏バテだと思いますから!」
御坂『そう。それじゃあ佐天さんの家に行っちゃうってのはどうかしら』
食蜂(ふーん、御坂さんへの嫌悪値ってそんなに高くなかったんだぁ、じゃあもうちょっと上げちゃお☆)
ピッ
『好悪付加/過去の記憶累積データより御坂美琴への嫌悪値を最上昇』
佐天「え、あ、はい。べ、別に良いんですけど」
御坂『?』
佐天「……いや、やっぱりきついです。初春が夏バテじゃないかもなので」
御坂『え?ええ、そう……なの?』
佐天「はい、と言うか御坂さん図々しいですよ!初春がバテてるのに!」
御坂『えぇ!?わ、私はお見舞いも兼ねてって思って……』
佐天「御坂さん達が来たら初春気を使っちゃうじゃないですか!!そんなことも考えられないんですか!?」
御坂『ご、ごめんなさい……』
佐天「もう切りますね!」
御坂『あ、佐天さっ!』ピッ ツーツーツー
食蜂「誰だったのぉ?」
佐天「御坂美琴って人。図々しい人でさ、初春からの紹介だったんだけど、私とどうもウマが合わなくて」
食蜂「そうなのぉ?嫌な人ねぇ~」
佐天「ほんっと!今だって、うちに来ようとして。何されるか分からないし!電化製品壊れたら困るし!」
食蜂「ほんとよねぇ~くすくす」
佐天「あ、初春寝ちゃったんだ」
食蜂「そうみたいねぇ」
佐天「うーん、せっかくだし美春。遊ぶ?」
食蜂「……それもいいけどぉ、外で遊ぶのはどうかしらぁ?」
佐天「え、でも初春が」
食蜂「あとで連絡してぇ、来てもらえば良いじゃなぁい。私達『親友』でしょ?」
佐天「……そ、そうだよね!あとから呼べばいいよね!美春優先にしないと、せっかく遊びに来てくれたんだから」
食蜂「そうよぉ」
佐天「それじゃあ、学園都市案内するね」
食蜂「えぇ、お願いするわぁ☆」
佐天「うーん、どこから行こうかな。どこへ行きたい?」
食蜂「どこへでも良いわよぉ……」
佐天「それが一番困るんだよねぇ~うーんうーん、セブンスミストくらいしかなぁ~!」
食蜂「そこでも良いわよぉ?」
佐天「ほんと?」
食蜂「他に案あるのぉ?」
佐天「えーっと……
1.セブンスミスト
2.棚川中学校
3.学舎の園
>>56
いち
佐天「まぁ、セブンスミストでいっか」
食蜂(御坂さんが居るのよねぇ、なるべく会わないようにしないとぉ)
佐天「ここからすぐだし、行こっか」
食蜂「はぁい」
セブンスミスト
佐天「とはいっても、買うものは無いんだけどね!」
食蜂「そうなのぉ?じゃあ、私が涙子にぃ奢っちゃうゾ☆」
佐天「え、そんな!わざわざ今日は来てもらったのに!」
食蜂「良いのよぉ、ほんのお礼だと思ってぇ」
佐天「む、むぅーじゃあいっか……」
食蜂「ふふふ……何が欲しいのぉ?」
佐天「それを探しに行こう!」
食蜂(……そろそろこの子飽きてきたわねぇ)
佐天「あ、あたしこれが欲しい!」
食蜂「ふぅーん、何よこれぇ?」
佐天「ブックカバー!あたしも本読まないとなって思っててー」
食蜂「へぇー」
佐天「……お、おかしいかな、あたしが本とか」
食蜂「別にぃ?良いんじゃないのぉ?」
佐天「そ、そう?」
食蜂「……とりあえずぅ、ほら、買って来なさぁい」
佐天「うん、待っててね!」
ピッ
『全消去/今までの命令をなかったこととし、食蜂操祈と関わったことを削除する』
佐天「ッ……いった、痛い……なに、これ」
食蜂「……」
佐天「頭が、ずきって……」
食蜂「あんまりしたくなかったんだけどぉ、ばいばぁい」
食蜂「……つっまんなぁい、何が『親友』よぉ。やっぱりぃ、そういう関係って私には似合わないというかぁ」
食蜂「そういうキャラじゃないのよねぇ」
食蜂「私自身わかってるっていうかぁ、なんかもぉどうでもいいんだけどぉ……」
食蜂「せっかくセブンスミスト来たんだしぃ、誰か居ないかしらぁ……」
食蜂「あ、あれは、確か>>66だったわねぇ」
御坂のお母さん
美鈴「……ダイナマイトボディ!?」
食蜂「こんにちはぁ☆」
美鈴「最近の子は発育が良すぎると思わないかしら?」
食蜂「何のことぉ?」
美鈴「いやいや、これも研究すれば……」
食蜂「ちょっとぉ」
美鈴「あら、あらあら、ごめんなさいごめんなさい!ついつい、貴女のおっぱいが……じゃなくてプロポーションが中学生離れしていたから」
食蜂「ありがとぉ☆」
美鈴「それで、私に何か用があるのかしら?」
食蜂「んー……とりあえずぅ」
ピッ
『行動操作/自己紹介』
美鈴「私は常盤台中学に通う御坂美琴の母、御坂美鈴です。歳は××歳で、現在は大学で研究をしているわ」
食蜂「ふぅーん?人のプロポーションもだけど、貴女も凄いわよぉ?御坂さんの母親だとは思えないくらいにぃ」
美鈴「美琴ちゃんを知っているのね?美琴ちゃんだって成長すればこうなるわよ?」
食蜂「冗談は血統だけにしてよねぇ」
美鈴「うふふ、面白いこと言うのね」
食蜂「そういう性格なのぉ☆」
美鈴「美琴ちゃんのお友達でいられる訳ね」
食蜂「お友達ぃ?何それぇ、笑えない冗談」
美鈴「だって、美琴ちゃんこういう性格の子じゃないと友達になれないもの」
食蜂「へぇ、娘のこと良くわかってるのねぇ」
美鈴「お母さんですから」
食蜂「……母親、ねぇ」
美鈴「で、結局私に何か用があったんじゃないの?」
食蜂「ああ、そうそう、そうだったのよぉ……実は……」
ピッ
『印象操作/>>75』
美琴に対する印象操作を恐怖にすると面白そうだよな
実の娘にビビりまくる母親とか胸熱
『印象操作/御坂美鈴は娘である御坂美琴に恐怖する』
食蜂「……面白いことになりそうねぇ」
美鈴「……ッ」
美鈴「あ、れ、私……」
食蜂「どうしたのぉ?」
美鈴「ご、ごめんなさい、ここってもしかして……学園都市、ですか?」
食蜂「そうよぉ☆」
美鈴「み、美琴ちゃんがい、あ、ああああああ!」
食蜂「あらあらぁ?」
美鈴「あ、頭が割れそう……痛い、痛い……」
食蜂「痛そぉねぇ、ロキソニンでも飲むぅ?くすくす」
食蜂「私はぁ、御坂さんのことが大嫌いだからぁ、御坂さんのお母さんも大嫌いなわけなの☆」
美鈴「……ぁ、ふ……」
ミサカ「そこで何をしているのですか、とミサカはお母様を助けようとします」
食蜂「……あらぁ、面倒なのが来たわねぇ」
ミサカ「ミサカにはわかります、貴女は現在私達の母親である御坂美鈴に攻撃をしました。それの結果が現状です、とミサカは推測をします」
食蜂「だからどうしたのぉ?お仲間でも呼んでみるぅ?お得意のミサカネットワークでぇ」
ミサカ「いえ、ここはお母様を助けるのが最優先です、とミサカは……ッ!」
食蜂「ッ!?」
ガンッ
食蜂「ぃ、ったぁ!」
ミサカ「……」
食蜂「んぁ、もう!」
ピッ
『標的誤認/攻撃対象は食蜂操祈ではなく、隣にいる自分の母親』
ミサカ「がっ!」
食蜂「……いたた、もぉ、これだから嫌なのよぉ」
食蜂「すぐに手がでる所とか、姉妹そっくりなのねぇ」
ミサカ「み、みさ、ミサカ……は」
打ち止め『あーあー、テステス。その信号を書き換えるには、ネットワークの管理者権限が必要かも!ってミサカはミサカは代弁してみたり!』
食蜂「あら、そうなの」
打ち止め『と言うか、お母様を攻撃するなー!ってミサカはミサカは阿鼻叫喚だったりー!』
食蜂「うるさいわねぇ……ちょっとした悪戯じゃないのぉ」
打ち止め『とにかく!ミサカ達に攻撃することは不可能なのー!ってミサカはミサカはお姉さまと同じことに胸をはってみたり』
食蜂「はいはい、分かったからぁ、お母さんどうなっても知らないわよぉ?」
打ち止め『そうだったー!ってミサカはミサカは急いで信号の修正をしてみたり!』
食蜂「結局、修正が必要なのねぇ」
打ち止め『しまったー!漏らすべき情報じゃなかったかもってミサカはミサカはセキュリティホールを暴露してみる!』
食蜂「……バカァ?」
ミサカ「……はぁ、はぁ、ミサカは再始動します、とミサカはシステムコマンドを実行します」
食蜂「本当、ただの機械よねぇ。能力使い続ければ動かせるって分かったのは、大きな点かもだけどぉ」
ミサカ「お母様!とミサカは駆け寄ります!」
美鈴「……、」
ミサカ「気を失っています、とミサカは現状報告をします……食蜂操祈、これはミサカたちに対する宣戦布告なのでしょうか?とミサカは問います」
食蜂「違うわよぉ、1万弱居る軍事兵器相手するのにはぁ、それなりの準備が必要だしぃ。たまたま居たのがぁ、あなた達の母親だった、ってだけよぉ☆」
ミサカ「そんな理由でミサカ達のお母様に手を下したと言うのなら、ミサカは絶対に許さ……」
ピッ
『全消去/御坂美鈴及び御坂妹のデータを削除。管理者権限を乗っ取り、記憶の改竄をする。尚、この命令はミサカネットワークの共有記憶装置にも作用する』
食蜂「……はぁ」
ミサカ「……、」バタッ
食蜂「管理者権限を使うと、個体は倒れるのね。こういうのフェールセーフ機能って言ったかしら」
食蜂「……まぁいいわ、次行きましょう」
食蜂「~♪」
次会う人
1.上条周り
2.一方通行周り
3.浜面周り
>>88
2
黄泉川「そこの人、ちょっと止まるじゃん!」
食蜂「はぁい?」
黄泉川(どこかで見た顔だな……常盤台中学の制服……そうだ、超能力者の食蜂みっ……)
食蜂「さきではなく、美春です☆」
黄泉川「……は?」
『名称変化/食蜂操祈を鈴科美春と呼ぶ』
黄泉川「す、鈴科美春か」
食蜂「そぉでぇーす☆警備員の人が何の用ですかぁ?」
黄泉川「いや、監視カメラからの映像で一人の女性、一人の女子生徒を倒したところを見たじゃん。だから、事情聴取にってね」
食蜂「そんなことしてないですぅ」
黄泉川「カメラは嘘をつかないじゃん」
食蜂「電気系能力者が改ざんしたのかもぉ、例えば……御坂美琴とかぁ?」
黄泉川「……仮にあったとしても、動機がない。御坂美琴の母親が倒れていたんだから」
食蜂「そうなのぉ?お気の毒ぅ」
黄泉川「……いい加減にするじゃん!
食蜂「やだ、こっわぁい」
黄泉川「鈴科、おとなしく罪を償うじゃん。カメラだけでは君が何をしたのかが分からない。だけど、記憶を見る能力者を使えば全てがバレてしまうんだ」
食蜂「ふぅーん、こうやったりとか?」
黄泉川「……え?」
ピッ
『記憶抜粋/トラウマ的記憶を蘇らせる』
黄泉川「う、うあ、あああああああああああああ!!!!!!!!」
食蜂「あらあら、大変そうねぇ?」
黄泉川「や、やめろ、やめ!ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」
食蜂「こわぁい夢でも見ているのかしらぁ」
ミサカ「……ッ」
――――
―――
――
打ち止め「大変大変って!ミサカはミサカはあなたに緊急信号を送ってみたり!」
一方通行「ンだよ、騒がしい」
打ち止め「黄泉川が!黄泉川が!ってミサカはミサカは事の重大さをアピールしてみる!」
一方通行「……ったくよォ、オマエは要点を整理してから言え。黄泉川がどォなったンだよ」
打ち止め「凄い苦しそうにしてるってミサカはミサカはー!!」
一方通行「チッ……面倒くせェ。場所は」
打ち止め「セブンスミスト!ってミサカはミサカは説明してみる!」
一方通行「オイ」
打ち止め「……え?」
一方通行「本当に苦しそォにしてンだな?」
打ち止め「うん!ってミサカはミサカは説明してみたり!」
一方通行「……チッ」
ピッ
打ち止め「わっ!ってミサカはミサカは、急に抱きかかえるあなたに、驚いてみっ!うわぁー!」
食蜂「……ッ」
食蜂「そう、町中を飛び回ってる人が居るのねぇ」
食蜂「早期撤退すべきよねぇ、第一位は能力が効かないんだもぉん」
食蜂「そういう相手ならそう言えば良いのにぃ」
食蜂「……ちょっと走らないとぉ」
ガンッ
食蜂「きゃんっ!」
一方通行「よォ、気分はどうだ」
食蜂「いったぁーい、それが女の子に対してする態度ぉ?」
一方通行「ふン、大分堕ちたみてェだな、第5位の三下がァ」
食蜂「そういうあなたも、そんな幼女を連れ回して、そういう趣味に目覚めちゃったのかしらぁ?」
一方通行「オマエ、今どォいう状況か理解出来ていねェみてェだな?」
食蜂「理解しているわよぉ。大体、第一位関連の人だったら手なんて出さないものぉ。だからぁ、謝るから許して☆」
一方通行「ふざけてンじゃねェぞ、クソがァァァァアアアア」
黄泉川「ま、待つじゃん!一方通行!」
一方通行「あ?」
黄泉川「わ、私は大丈夫だ。だから、その子に手を出しちゃダメじゃん」
一方通行「オマエ何されたか分かってンのかァ?」
黄泉川「わかってる。私が弱かっただけだ、私がトラウマを克服出来なかっただけじゃん。だから、その子は私に『直接』何かをしたわけじゃないじゃん」
一方通行「それを今言わされてるのかもしれねェンだぞ」
黄泉川「違う、言わされていない。攻撃するな!というのは、私の本意じゃん!」
一方通行「……、」
食蜂「言わせてないわよォ、貴女がさっきリモコン壊しちゃうんだもぉん」
一方通行「……ふン、命拾いしたなァ」
食蜂「本当よねぇ」
黄泉川「だけど、来てもらおうか。食蜂操祈」
食蜂「分かったわよぉ」
黄泉川「一方通行と打ち止めは家に帰ってるじゃん。これが終わったら帰宅するから待ってるじゃん」
一方通行「チッ、とんだ無駄足だ」
打ち止め「はーい!ってミサカはミサカは全く台詞がなかったことに驚きが隠せなかったりー!」
ちょっと頭痛いから寝る
すまん……
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