姉「おーい、寝てんの?」
ツンツン
弟「……おき……て……る……zzz」
姉「ま、いいや、そのまんま寝てろ」
プチ
TV「てってて、てててて、てって、てってて、てててて……」
姉「間に合ったぁ」フー
姉「……」
弟「……zzzz」
姉「……プフッ」
モゾモゾ
姉「プフッ、ブボッブバッ!」
弟「くっさ」
姉「……やっぱ起きてんの?」
モゾモゾ
姉「はーい、今、コタツに痴漢がでていまーす」
モゾ
姉「うひひひ、こそばいって、ちゃんと暖まらせろ~」
弟「……zz……」
姉「……うむ、分かればよろしい」
ゴソゴソ
姉「…………ふくしゅう~……」ツン
弟「zzっ!!…………zzz」ビク
姉「ほれほれ、何を大きくしとるのかお姉ちゃんに言うてみー」
弟「z……z……ぅぐ……zzz」
姉「答えられないならお姉ちゃんが答えます」
姉「それは…………」
弟「……」
姉「おてぃんてぃんさんです!!!」
姉「……ってか、起きなさい、退屈じゃん」
弟「……zzzz」
姉「ねー、一緒に笑点みよーよー」グリグリ
弟「……z」
姉「起きないとこれ折っちゃうよー、ほれー」グリグリ
姉「……なんか余計大きくなって固くなってんだけど……」ゴクリ
弟「やめて、本当に臭いから、吐きそう」
姉「…。」
姉「そ、そろそろやめといてやるか」
TV「じゃ、山田くん例のものを」
姉「……」
弟「……zz」
姉「面白いのになぁ……」
弟「…………zzzzz」
サワサワ
姉「きゃっ……もぅ、また~!」
姉「きゃ、ちょ……そこやめ~、へんたーい」
姉「あ、ちょ、だめだって……」ガシッ
姉「ふふふ、捕まえた」
弟「触るなよ…魂が穢れるだろ!」
姉「…。」
姉「スカートの内側だけじゃ我慢できずパンテイ触ってくるとか悪い足じゃ」フフフ
姉「どうしてくれるかな~」
弟「……」
姉「くすぐりの刑……かな」ニヤリ
コチョコチョ
弟「!!」ビクン
姉「ほれほれ~、エッチな子はお仕置きじゃーい」
弟「……、……z、z……z」
サワサワ
姉「なかなか強情なやつめ、はぁはぁ」
TV「次のお題へまいりましょう」
弟「チッ…」
姉「!?…ご、御免なさい…」
弟「チッ!」
姉「…。」
弟「zzzzz」
姉「だー、かー、らー、触っちゃだーめーだって」
姉「きゃん、あ、や、ちょ、足器用すぎぃぃ、っておい」
シュポン
姉「こらぁぁ、パンツ返しなさい!!!」
弟「……!……zz……zz」
姉「そうあくまで寝続けるというわけね」
姉「だったら、こうよ!」
ムニュ
姉「ほれ、ほれ……もう大きくなって」シコシコ
姉「ほっといたらこのままパンツの中でどばーっよ」シュッシュ
姉「んやっ、え……あ、ぅ……片足で……!?」
姉「ちょっと足なんかで触らな……んぁっ……いでよ」
TV「では次のお題、例のものを皆さんに」
姉「や、や、んんんんっ、さわ……んな……」
弟「zzzz……!」ガクン
パタ
姉「え、どーしたの?あ、倒れた振りでこたつの影に隠れたのか!」
ニュメ
姉「ぅそっ、舐めた!?」
姉「あ、いつのまにおちんちんも抜けだして!?」
姉「あ、や、やめやめなさいっ」ビクンッ
姉「あ、そこ、ダメだって、ちょっと今日はどした……のんっ」
姉「ほんと、ダメ、ダメだからやめて、きらい、きらい!」ガクン
姉「ぁう、んんっ、はぁはぁ、やめて、よ」ビク
姉「お姉ちゃんの負けだ、か、らぁ」
姉「なんでも言うこと、きくから、やめ、やめてぇ、ぅふぁぅ」ギュッ
ニュルリ
姉「やめてえぇ、何、なになにが入ってきたの、あんっ、こら」
チュパチュパ
姉「舐め、ちゃ、だ……めだ……ってばぁ」ガクガク
姉「おこるよっ、ほんとおこるから!ぁああっ」ビクンッ
ペロン
姉「ひんっ」
姉「あっ……」ビク
ドサッ
姉「も、だめ、だぁ……め……ね、ね、おねがい」
モジモジモジ
姉「ひーん……も……やめてよぅ……なにが……もくて……き」
姉「はぅ……もしか……して、からだ?……」
姉「だめっ、だめってば、だってだって、あっ、しらないっ」ピーンッ
姉「ぁ……ん……」トローン
姉「わかった……わかった、から、でも……こんなのやっ……ここは」
姉「いまは……だめぇっ、あとで……」
姉「はぁはぁ……今晩……部屋に……行くっか……ら」モゾ
ダッ
……
姉「うー、今日はどうしちゃったんだ、あいつ」
姉「変な約束して出てきちゃったな」モジモジ
姉「部屋に行かなかったら怒るかな」
姉「あいつ、マジで襲ってきてたのかな」
姉「冗談かな、冗談だったら……うー」
姉「冗談じゃなかったら待ってるかな、寝てるかな」
姉「……お姉ちゃんでいいのかな」
姉「取り敢えずなのかな」ウロウロ
姉「本気かな……」ポー
姉「しねー……あほ……」
……
かちゃ
姉「おじゃましまーす……」
弟「zzzzz」
姉「だー!寝てんじゃねーか!ぅー!こいつめ」
姉「こっちがどんな覚悟で来たと思ってんだよ!!」
姉「……覚悟の無駄遣い」
弟「zzzzz……んが」
姉「まぁ、なんだ一先ずよかったよかった、じょーだんだったわけだ」
姉「さて、どんな仕返ししてくれようか」ブツブツ
姉「……ふひひ、よしよし、それではお前を苦しませてやろうじゃないか」
姉「では作戦『え、覚えてないなんて酷い』を決行する」
スル
……
姉「zzzzzzzz……むにゃむにゃ、んが」
弟「んー……ん……うるさーぃ」
弟「ん?は?」
姉「zzzzzz」
弟「何でここで寝てんのねーちゃん」
弟「……うん、俺の部屋……何で?」
姉「zz……ぷひ」
弟「起きてんだったら出て行けよー」
グニー
姉「んん……zzzz」
弟「ほぅ、つねっても起きないつもりか」
姉「zzz」
弟「何かのイタズラ?つか、足絡ませんのやめろよ」
弟「おーい、寝たふり続けるなら布団の外に転がすぞ」
姉「zzz……へへ……zzz」
弟「無防備に笑って、マジで寝てるのか?」
姉「!……zzzz」
弟「んー、いやいや、寝る理由が無いだろ、何かあるって」
弟「俺ら、何か喧嘩とかしたっけ?」
姉「zzzzz」
弟「してねえよな?」
弟「つか、そんな密着すんなって」
弟「生理現象が起きるぞ、10年を超える童貞歴を持つ熟練工舐めんな、と」
姉「zz…………zz」
弟「あーそー、起きないつもりね、じゃ、勃っても文句言うなよ」
弟「つか、そーだよ、もう勃ってるわ、それかそれが目的か?」
弟「襲うぞコラ」
姉「zzzzzzz」
弟「こんだけ言っても足はなさいつもりかよ」
弟「まず暑いって……羽毛だぞ?」
姉「zzzz」
弟「暖房つけっぱなしだっけ?」
弟「ってわけでもないのか、ねーちゃんが熱いだけなのな」
姉「……っんが……ふぅ……zzz」
弟「よ~し分かった実力行使する」
モニュ
姉「ん……」
弟「ほら、おっぱい揉まれたくなければ離れろ」
姉「zzz」
弟「何意地はってんだよ」モニ
姉「ぁんっ……」
弟「や、やや、やめろよ、そんな声に騙されるかってんだ」
姉「……zzzz」
サワサワ
弟「ま、さか……ほんとに……寝て……ないよな?」
姉「ん」モゾ
弟「お、効いたか」
弟「って、おい、何で俺の首に手を回してきてんだよ」
弟「顔ちけーよ、目開けろよ」
弟「そうか、体寄せて手を入れにくくする作戦か」
姉「んんんっ……zzzzz」
弟「やめ、やめろって、みみに、ひぃ、息掛けるな」ブルルッ
弟「今度はケツ揉むぞ」
プニプニ
弟「やらけーな……って、べ、べつに褒めてねーから、ちょーしのんなよ」
姉「zzzzz……ふが」
フニフニ
弟「おら、どうだ、起きねーと揉むのやめねーぞ」
姉「はぅんっ」
弟「はひっ、息かけんの反則だろ……ふーっ」
姉「ぅん……」ビクンッ
弟「起きろって、ほら、ケツもっと揉むぞ」グニグニ
姉「……ぅぅんっ……」クネ
弟「色っぽい声出してるつもりかそれで、ははっ」
弟「……ち、ちげーよ、興奮してなんかねえって」
姉「ふーっ……zzzzz」
弟「クソまだおきねーのかよ、まんこさわんぞ」モミ
弟「おきねーつもりだな、俺は言ったらやる男だから」
ズリ
弟「ほら、寝間着脱げちゃうぞ」
ズリ
姉「んー……zzzzz」
弟「頑固だなぁ、ほー、パンツ、シルクか、いーの履いてんなー」
弟「このパンツの中に手を入れたらどうなるか……なぁ?」
スル
姉「んくっ……はぁ……zzzz」
弟「もしかしてお尻に触れただけで感じちゃってる?まるで女の子だなぁ」
姉「zzzzz」
弟「おいっ、起きてんだよな……」
弟「俺も流石に寝てるねーちゃんにここまでするの罪悪感あるんだけど」
姉「んー……んん……zzzz」ムニュ
弟「くっそー、おっぱいでかいからって押し付けて動揺誘う気か!」
姉「zzzzz」
弟「くそ、別におっぱいくらいでちんこ大きくしてんじゃねーって」
弟「目開けて、起、き、ろ」モニュモニュ
姉「んぁっ……ぁ……ん……」クネ
弟「よ、寄ってくんなよ反則だって……うふぃ」ムニュ
弟「息かけんなっ……はぁはぁ」
姉「ん……ふぁ……」フッ
弟「やめろって……そんなのエロくねー……から」ムキ
弟「ちげーよ、べ、べつに擦れて刺激されたからだろ」
弟「足離せよ、ねーちゃんに当たって痛いんだよ」
姉「zzzzz……ふふふ」
弟「笑ったよ……」
弟「ケツでも感じてたよな、ねーちゃん……じゃあ、少し奥のここはどーかな」
クチュ
姉「ぁっ!……ふ……んぁ……」ギュ
弟「抱きついて来て、そんなに気持ちよかったのか、ん?」
弟「ねーちゃんも女……か、すげーぬちょぬちょじゃん」
弟「しかも、熱かったし、これ感じてんだろ?」
弟「女の子のまんこなんて初めて触ったけど熱いんだ」ボソ
姉「はぁはぁ……」クネ
弟「なぁ、起きろって、起きとかねーとしらねーぞ」
弟「そーか、んじゃ挿れるぞー」
姉「!!」ビクッ
姉「……zzzz」
弟「ははぁ、できねーと思ってんだろ」
弟「童貞馬鹿にすんなよ」
弟「今の俺はフルボッキ、ねーちゃんだってやっちまえる男だぜ?」
弟「……」
弟「おーい、マジで、俺、勃っちゃってるから、襲えるぞ?」
姉「zzzzz」
弟「平和そうに寝てるマネしてる場合じゃないって」
弟「……寝てるの?」
姉「んー……」
弟「ほっ……違うよな」
弟「じゃあ、どこまで耐えられるか試してやるか」
姉「んー……むにゃ……」
グルン
弟「ん、寝返りうって逃げたか、それは挑戦か?」
ムニュ
姉「にゅ……」
弟「やらけー……って、揉みやすくなっただけだぜ」
スイッ
弟「おーい、起きろってまんこ触られんぞー」
姉「ふにゃ……んん……はむ……zzz」
クリュクリュ
姉「ぁ……んむっ……ぁ……」
ヌチャ
弟「ねーちゃん、ベ、ベトベトじゃねーか、ってこんなに熱かったのか」
弟「ふーっ」
姉「にゃむ……ぅん……」クネクネ
弟「まさか、俺にいじられて気持よくなってんの?」
弟「ははーん、それが恥ずかしくて起きれないわけね」
弟「おーし、わかった」
ズリ
弟「邪魔なパンツずらすぞ」
グニ
弟「ケツに当たってるこれなんかわかる?」
グニ
弟「勃起したちんこだよ」
弟「そろそろ降参して起きなって、でないとケツに挿しちゃうぞ」
姉「zzz……んーん」
グイ
弟「おーお、意地っ張り」
ヌチュ
弟「ほれほれ、ちんこもう少しでささるぞー」
姉「ぁ……」
弟「ま、まさかとは思うけどそういう趣味じゃねーよな?」
弟「俺はそういう趣味ねーよ」
グニュ
姉「!……はぅ」
弟「……いや、別に趣味も何もしたことねーけど、しるかっ」
クリクリクリクリ
姉「へにゃっ……ん……に……ぅ」
弟「へへへ、ケツ行くと見せかけての乳首攻撃っ」
弟「こりっこりじゃん」
クリ
姉「んあっ」
弟「もう寝息聞こえないぞ、俺の愛撫でトロトロだな」
弟「ど、童貞とか関係ねーよ、イメージトレーニングバッチリだからな」
弟「って、イメージトレーニングってオナニーじゃねーよ」
弟「いや、オナニーとか、あーもー何言ってんだ俺」
姉「zzzz」
クチュ
姉「はぅんっ」
弟「ふふふ、もしかして俺、ねーちゃん完全掌握?」
クニュクニュ
弟「ほーれほれ、ケツあぶねーぞ」
姉「んー」
ニュプ
弟「おいおい、自分からケツ押し付けてくんなって」
ニュブ
弟「マジささってきてんだけど……熱いよ」
姉「んむ……」
ジュプ
弟「おい……マジで入ってっちゃってんだけど」
弟「そこまで本気になってどうしたんだよ」
弟「まさか、俺のことが好きとかそんな安いドラマみたいな事言うんじゃ」
プチュ
姉「ぁんっ」
弟「くっ、根本まで飲まれた」
弟「まさか、これで俺が気持ちよくなって射精したら俺の負けとか」
弟「そんな意地の張り合いじゃねーよな」
弟「くそっ、脱童貞がねーちゃんの、しかもケツだなんて」
ヌプ
弟「う、お、動くなっ、やべぇんだから」
弟「早漏じゃねーから」
ヌプ
ムニュムニュ
姉「んー……ぁ……ふぇ……」
弟「おっぱいで感じてろ、今は動くなっ」
ニュル
弟「う、やるきかっ……3.141592……」
ニュル
弟「あ、もう、ダメす」
弟「円周率忘れた」
ニュプ
ドクンッ
姉「んんああぁっ……ふぁ……ぁん……」ギュッ
弟「うぉぃっ、もう、分かった俺の負け負け」
キュゥ
ドクン
弟「そんな締めなくてももう、ぅ、出ちゃったんだって」
姉「んんっ……きぅ」ブルルッ
キュゥ
ドクドク
弟「おいっ、くっ、どういうつも……ぁ……まさか」
弟「勝手に締まってるとか!?」
弟「ねーちゃん……イッたのか?んん、そうなの?」
弟「引き分け……っん、か?」
姉「はぁ……はぁ……zzzz」
弟「寝てるからわたしの勝ちですよーってか」
弟「いや、今思えば、なんだその戦い」
弟「はぁはぁ……ふぅ」
弟「ねーちゃんのってのを差し引けば……これは気持ち、いい」ボソ
弟「疲れた、はぁ、から、もうちょっとこのまま、な」
姉「zzzzzzzz」
弟「わーったよ、ねーちゃんの勝ちでいーよ」
弟「早漏認定でもしとけっ」
弟「でもねーちゃんだって相当早かったろ……」
弟「ふぅ」
弟「疲れた」
弟「……ちょっとは、反応……しろ……」
姉「z」
弟「……ね……む……」
弟「あ……ぬか……な……き……」
弟「……ゃ……zzzzzzz」
弟「zzzz」
姉「zzzzzzz」
弟「zzzz……んがー」
姉「zz……ふにゃぁ……zzzz」
弟「zzzz……むにゃ」
姉「んっん……zz……んにぅ……zzzz」
ニュポン
ダラダラダラ
……
チュンチュン
姉「zzz」
弟「……んー、ん」
ゴロ
チュ
弟「ふぁれ、なんだ?ねーちゃん……え、今……キス……してた?」
弟「って、え、なんで、ねーちゃんが俺の布団に入って目の前に」
弟「……んー、ぁー、思い出した……」
弟「夢じゃ……ねーよな……俺パンツ履かずに寝てたわ」
弟「すげーことしちゃってたな昨日」
姉「zz……うひっ……zz」
弟「何で向かい合って寝てんの……俺、ねーちゃん抱きまくらにしてるし」
ズリズリ
弟「よいしょ、腕抜けた」
弟「……やべ、ねーちゃんの寝間着履かせとかなきゃっ」
姉「ふふ……zzzz」
ズリリ
弟「はぁ、なにケツだしてのんきに安心してねてやがる……」
トントン
姉「んふぁ?」
弟「おい、起きろ」
姉「んー……なんだ、どーしたのー」
弟「起きろって」
姉「なんでお姉ちゃんの布団で寝てんの?」キョトン
弟「おいおい、そっちが潜り込んできたんだろ」
姉「んー、そーだっけ?」ポケー
弟「昨日……どーしたんだよ?」
姉「何を?」
弟「ふーん、そっか、そーいうことね」
姉「ん?おー、朝立ちしてるー、やっぱり男じゃのー」
サスサス
弟「や、やめろ」
姉「このまま、さすってあげよーか?ふひひ」
弟「布団から出てけっ」
バサッ
姉「にゃー、乱暴ものー」
フニ
姉「どさくさまぎれておっぱい触られたー」
姉「断固、謝罪とお小遣いを要請するぞー!」
弟「ねーちゃんが弟にたかるとか恥ずかしくねーのかよ」
姉「それが、全然ねーっす」
弟「着替えるから出てけっ」
姉「つーれないんだー」ツンッ
弟「いーから、ほれ、さっさと」
……
姉「昨日、布団に入ったら安心してぐっすり寝ちゃったなぁ」
姉「『え、覚えてないなんて酷い』作戦忘れてたぁ」
姉「……」
姉「はずだよね……」
姉「何か、パンツがネバネバしてる……けど……何もなかったよね」
姉「なにこれ……何か生理じゃないのに血が混ざった白濁液がパンツに……」
姉「んーと、んーと、マジで覚えてねー」
姉「『え、覚えてないなんて酷い』作戦されてるのわたしか!?」
姉「寝てて気づかないうちにパンツに巧妙な細工されてるし……」
姉「あと何か股がミョーに痛いけど……関係ない、よな」
姉「ない……よね?」
……
弟(最近、ちょっと怖いことがひとつあります)
弟(ねーちゃんが、ことあるごとに疑わしい眼差しを向けて来ます)
弟(あと、なんかちょっと肥満気味です)
弟(……特にお腹が)
弟(ある疑問がずっと頭のなかで繰り返されています)
弟(……アレは本当にケツだったのか……と)
弟(ねーちゃんが、ところてんを美味そうに食ってます)
弟(……絶対、ないと思いたいです)
弟(しかし、あの日、何故ねーちゃんは俺の布団に入ってきたのか)
弟(その事を考えると俺も意識してしまい顔が赤くなります)
弟(いや、弟相手にそれはないだろ、イタズラだろ、と……)
弟(でも、何か最近はねーちゃん見ると息苦しくなってしまいます)
弟(俺の心がピンチです)
……
姉(最近、ちょっと怖いことがひとつあります)
姉(弟に避けられてるんじゃないかなという思いです)
姉(すぐ目を逸らされてしまうのです)
姉(あの晩、実はわたしが何かやらかしちゃったんでしょうか)
姉(胸が苦しくてやけ食いをする毎日です)
姉(最近ハマっているのは酸辣湯麺です、アレは非常に旨い)
姉(太ってしまったかもしれません……デブは嫌いかな?……)
姉(べ、別に嫌われてもどうということはないけど……胸が苦しいです)
姉(う、胸もだけど胃腸も苦しい……ちょい吐き気です……トイレ行こ)
姉(ふー……あの朝、目覚めたときの安心感が少し恋しいです)
姉(あ、うん、これは、人肌恋しいってわけでしょう、多分)
姉(しかし、あの日何故、彼は寝てしまってたのでしょう)
姉(わたしが来るのは分かっていたはずなのに……)
……
弟(なんでだったんだろうなぁ)
姉(どうしてだったのかなぁ)
父(あー、また、こたつでお姉ちゃんペロペロししたいなぁ)
父(あのときお姉ちゃん、ワシを弟だと勘違いしてたみたいだから)
父(弟に罪をなすりつけて堪能させていただきました!)
父(また同じようなシチュ欲しいですっ)
父(しかし、あの日以来二人の間が微妙に怪しい)
父(恋人未満のような、甘酸っぱい匂いがしてきて)
父(父は何だか寂しいです)
弟「ふぅ」
姉「はぁ……」
母「ちょっと父、台所に面貸せや」
おしまい
今日時間なかったの(´・ω・`)
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