美希「月下美人なの!」(107)

P「ここに来るのも何年振りかな……」

美希「プロデューサー!」

P「おお美希……ますます美人になったな!」

美希「んふっ、今さら美希を選ばなかったこと後悔しても遅いの」

P「でもプロデューサーは無いだろう、プロデューサーは」

美希「『ハニーって呼ぶな』って言ったのはプロデューサーだよ?」

P「そりゃ俺にも奥さんがいるんだから……」

美希「あの時はすっごくショックだったの」

P「……」

美希「あはっ☆ 気にしなくでも大丈夫なの。今はミキも旦那様と新しいハニーと幸せなの!」

P「そうか……ん? 旦那様『”と”新しいハニー?」

美希「あれ? 言ってなかったっけ?」





美希「ミキの赤ちゃん、『月下美人(はにー)』って言うんだよ?」

P「は、ハニー?」

美希「うん」

P「もしかして……子供の名前?」

美希「そうなの」

P「愛称とかじゃなくて?」

美希「違うの。『月の下の美人』って書いて『はにー』なの」

P「……?」

P「確か今の美希の苗字は……」

美希「長谷川なの」

P「長谷川月下美人?」

美希「うん!」

P「お、おぉう……」

雪歩「こんにちは~」

美希「雪歩!」

雪歩「美希ちゃん! 久しぶり!」

P「久しぶり、雪歩」

雪歩「プロデューサーもお久しぶりですぅ!」

P「雪歩もプロデューサーって呼ぶんだな……」

雪歩「他の皆は?」

P「まだ美希と俺だけだな」

美希「皆子供がいるから忙しいの」

雪歩「そうだよね……私もお父さんの仕事が早く終わったから早めに来れただけだし……」




P「ところで雪歩、『月の下の美人』って書いて何て読むかわかるか?」

雪歩「……げっかびじん?」

雪歩「月下氷人……じゃないんですか?」

P「いや……『はにー』って読むそうだ」

雪歩「ええっー!?」

美希「別に普通だ、って思うな」

P「何処にも『はにー』の”は”の次もないだろ!」

美希「世界に一つだけの名前なの」

雪歩「私の娘も世界に一つだけだけどちゃんと読めるよぉ……」

P「……雪歩の子はどういう名前なんだ?」

雪歩「愛してる、の『愛』に保健体育の『保』ですぅ」

P「あいほ?」

雪歩「違いますぅ」




雪歩「『愛保(らぶほ)』ですぅ」

P「ら、らぶほ!?」

雪歩「『らぶほ(→↑→)』じゃないですぅ『らぶほ(↑→→)』ですぅ」

P「イントネーションが違うって言われても……ラブホって……」

雪歩「私は夫との愛の結晶愛』って文字を入れたくて、そして夫の提案で私から一文字とって入れたんですぅ」

P「雪歩の『歩』?」

雪歩「はい。でも折角だから他の漢字にしたんです」

P「えーっと……浅倉愛保さん?」

雪歩「はい!」

P「文面は……美希よりは普通か……」

美希「あはっ☆ 『愛』で『らぶ』ってのはわかりやすいの」

雪歩「うん、だから保育士さんたちもすぐに名前覚えてくれて」

P「いやでもラブホって……ラブホって……」

雪歩「でも美希ちゃんの月下美人ちゃんもとってもいい名前だね」

美希「でしょでしょー!」

春香「送れてごめんなさ……うわぁああああ!?」ドンガラガッシャーン

美希「この光景も久しぶりなの」

P「あー……懐かしいなぁ……」

雪歩「ふ、二人とも! 見てないで助けようよ!」

春香「うぅ……久しぶりなのにまた転んじゃった……」

P「久しぶり、春香」

春香「お久しぶりですプロデューサーさん!」

美希「久しぶりなの春香!」

雪歩「春香ちゃん久しぶり!」

春香「2人とも久しぶり! ……あれ? 他の皆は?」

美希「まだまだなの」

雪歩「ふふっ、春香ちゃん私と同じこと言ってる」

P「皆忙しいから遅れるみたいだけど……それでも全員集合できる、はずだ!」

P「今皆の子供の話をしてたんだが……」

春香「美希の娘は月下美人ちゃんで、雪歩の娘は愛保ちゃんだっけ?」

美希「流石春香なの!」

P「当たり前のように言うなぁ……」

雪歩「春香ちゃんの娘は『玖恋夢(くりーむ)』ちゃんだよね」

春香「うん!」

P「あぁ……」

P「漢字はどう書くんだ……?」

春香「『く』はちょっと難しいんですけど旧字体の『玖』で、あとは『恋』に『夢』って書いて『玖恋夢(くりーむ)』です」

美希「春香らしいとってもいい名前なの」

雪歩「恋に夢って素敵だよねぇ~……」

春香「えへへ……ありがとう!」

P「く……れんむ? 読むとしてもくれーむじゃないか?」

貴音「お久しぶりでございます」

美希「貴音! すっごく久しぶりなの!」

雪歩「うわぁ~、四条さん全然変わらないですぅ」

春香「羨ましい……」

貴音「ふふっ、雪歩、私はもう四条ではありません」

雪歩「あっ、そうでした」

P「それにしても全然変わらないな貴音は」

P「人の名前にそういうものを付けるのはなんだかな……」

春香「プロデューサーさんが古いんですよ!」

雪歩「皆そうですよ?」

美希「ローガイってやつなの」

P「うぐぐ……」

貴音「はて……どのような話の流れでしょうか?」

貴音「子供の名前……ですか」

P「貴音ならわかってくれるはずだ」

貴音「そうですね……私は横文字が苦手なので息子の友人の名前には難儀しております」

P「よかった……」

春香「あれ? そういえば貴音さんのお子さんの名前聞いたことないや」

美希「ミキは貴音に子供がいることがビックリなの」

雪歩「私は知ってるよ? 確か……」




貴音「ふふっ、『幻の銀侍(まぼろしのぎんじ)』です」

P「銀二?」

貴音「銀二ではありません。『幻の銀侍』です。『幻の』と書いて『銀』の『侍』と書きます」

P「やべぇよ……やべぇよ……」

美希「うわあ~、凄い名前なの!」

P「原幻の銀侍……はせがわはにーがまともに思えてくる……」

春香「貴音さんらしい!」

P「『銀』の『侍』で『銀侍』ってのも地味に……」

雪歩「カッコいい名前だよねぇ~」

貴音「ふふっ、ありがとうございます」

P「『魔墓露死野銀侍』とかじゃないだけマシか……?」

あずさ「こんにちは~」

P「あずささん!?」

雪歩「早い!?」

春香「そんなはずが!?」

美希「ありえないの!」

貴音「面妖な……」

あずさ「あ、あら? 随分遅れてしまったと思ったのだけれど……」

P「他の皆も遅れてますから、早いほうですよ」

あずさ「あら~、昨日のうちに出発した甲斐があったわ~」

美希「悪化してるの……」

春香「あはは……」

貴音「真、面妖です……」

あずさ「子供の名前?」

P「あずささんならきっとわかってくれるはず……」

あずさ「……私、結婚するまでがゴールだと思ってたんです」

あずさ「でもそこから先もまだまだ辛いことも楽しいこともいっぱいあって」

あずさ「まだまだ頑張ろう、って思ったんです」




あずさ「だから息子には頑張り続ける子になって欲しくて『頑張郎(がんばろう)』って名前を」

P「ん?」

P「『頑張』る、に太郎の『郎』ですか?」

あずさ「ふふっ、正解ですプロデューサーさん」

P「小学生並のセンス……」

美希「いい話だったの……」ズズッ

雪歩「あずささん……素敵です」

貴音「あずさには敵いませんね」

春香「私、感動しました!」

あずさ「皆ありがとう……」

P「いい話っぽい気がしたけど別にそんなことなかった」

美希「中々集まらないの」

春香「でも皆こっちに向かってるって!」

P「でもそろそろ移動しないと会場に間に合わないな……」

美希「そもそも何で事務所集合なの? 会場に直接皆行けばいいのに」

春香「だって……私たちの帰ってくる場所はここだもの!」

P「今からでも変更するか?」

春香「え? あれ?」

あずさ「私達だけでも先に行ってましょうか」

春香「あれ? あれれ?」

貴音「しかしやはり、ここに集まりたいと思う者も多いのではないでしょうか」

春香「貴音さん……!」

雪歩「折角の同窓会なんだから、思い出の場所で……ね?」

春香「雪歩……」

P「じゃあ俺はここで待ってるから皆は先に移動しててくれ」

あずさ「ふふっ、そうしましょうか」

P「一人になりたいし……」

小鳥「お、遅れてごめんなさーい!」

P「お久しぶりです、小鳥さん」

小鳥「あ、あれ? 皆は?」

P「メール見てないんですか? 先に会場に行って、事務所に寄りたい人だけ寄る、って形に……」

小鳥「えっ……ああっ! 気付かなかった……」

P「でも他の皆もせっかくだから、って寄ってくみたいですよ?」

小鳥「それなら大丈夫です!」

小鳥「子供の名前……ですか?」

P「小鳥さんも結婚できたんですよね?」

小鳥「何ですかその言い方……」

P「い、いえ何でもありませんよ?」

小鳥「なんだか含みがあったような……」

P「そ、それで小鳥さんのお子さんの名前は?」




小鳥「ふっふっふ……『輝大和(きらやまと)』です!」

P「あー……」

小鳥「これには深い意味がありましてね……」

P「いえ、もういいです」

小鳥「ピヨォ!?」

P「そういうタイプかな、って気はですね。してました」

小鳥「ち、ちょっとプロデューサーさん!」

響「はいさーい!」

P「おお響! 丁度いいところに!」

小鳥「ちょっとプロデューサーさん! 話はまだ終わってませんよ!」

P「響、お前の子供の名前はなんだ?」

響「ええっ!? い、いきなり何!?」

響「ふーん、そういう流れがあったのか」

P「それで響のお子さんの名前も気になってさ」

小鳥「プロデューサーさんの扱いが酷い……」

響「でも自分の子供の名前、結構普通だと思うぞ」




響「『我那覇龍騎(がなはりゅうき)』だぞ」

小鳥「」ガタッ

響「『龍』に『騎』乗する、って書いて『龍騎』だぞ!」

P「響にしては……漢字がちょっと厨二入ってるけど普通だな」

小鳥「ちょっとプロデューサーさん! 知らないんですか!?」

P「な、何がです?」

小鳥「ピヨォ……平成なのに……」

響「自分は沖縄で生まれた子供だから『沖太郎』にしたかったんだけど、旦那が『龍騎』がいい、って」

P「いい旦那さんを貰ったな……」

小鳥「響ちゃんの旦那さんとはいい酒が飲めそうピヨ」

伊織「あら、意外と揃ってるじゃない」

P「おお伊織!」

響「うわー! 久しぶりだなー!」

小鳥「わぁ……こんなに美人になっちゃって……お姉さん嬉しいわ!」

伊織「なによ、大げさねぇ……」

伊織「子供の名前?」

P「教養のある伊織なら期待できる……!」

小鳥「なんですか私は初めから期待してなかったみたいな!!!」

伊織「期待もなにも……普通の名前よ?」




伊織「『姫』を『護る』で、『護姫(ないと)』よ」

P「伊織にだけはそういう英語を欠片も知らなさそうな馬鹿みたいなことはして欲しくなかった……」

小鳥「キャアアアアアアアカッコいい!!!」

伊織「にひひっ♪ 私の息子として生まれたのなら姫の1人や2人守ってやる男になって貰わないと困るわ!」

響「ナイト、って人気だよね。自分の息子の学級にも2人くらいいるぞ」

P「人気なのか……」

千早「すみません、遅れました」

P「おー千早!」

伊織「あんたは変わらないわねー」

響「全然変わらないな!」

千早「……何か?」

小鳥「あ、安心するってことよ!」

千早「もうっ、久しぶりに会って最初に言うことがそれだなんて……」

P「ごめんごめん、それで名前の話なんだが」

千早「私の息子の名前は少し古風なんですけど……」




千早「『優しい』と書いて、『優(ゆう)』です」

千早「如月姓ではないけれど、私の優……」

P「いい名前だな! 千早じゃなければ俺は歓喜の涙を流していたところだ!」

小鳥「い、いい名前ね!」

響「すっごくいい名前だと思うぞ! うん!」

伊織「重いわよあんた……」

千早「ふふ……優……私の優……」

亜美「みんなおいっすー!」

真美「遅れてごめんねー!」

P「いやいや、大丈夫だよ」

小鳥「キャー!!! 亜美ちゃんも真美ちゃんもすっごく美人!!!」

伊織「あんた達20超えてよくそのテンション行けるわねぇ……」

亜美「いえいえ、私たちもお仕事ではちゃんとしていますよ?」キリッ

真美「うふふっ、オフの時限定ですから」キリッ

響「なんだか気持ち悪いぞ……」

亜美「子供の」

真美「名前?」

P「亜美と真美に聞くのは不安だけど……」

小鳥「相変わらず息がピッタリで感動で泣きそう……」

千早「おと……滝田さん、落ち着いてください」

亜美「ふっふっふ……聞いて驚け!」

真美「見て笑え!」




亜美「真美の子は『口一(みよいち)』でー」

真美「亜美の子は『波波波(さんば)』だよ!」

P「サンバはともかく……みよいちってそもそもなんだ?」

亜美「ともかくとはなんだー! チョー面白い名前なんだよ! 『波』を三つ書いて『波波波(さんば)』なんだから!」

P「波が三つでサンバ……なるほど。ちょっと面白かった」

響「あっはっはっは!!」

小鳥「そんな名前だなんて凄いわ亜美ちゃん!!!」

P「俺も凄いと思います」

P「んで真美はなんだ? 漢字とか以前に意味が……」

真美「んっとね。ネットで探したら『△□一』って書いて『みよいち』、って人が昔いたんだって!」

P「三角と?四角と?一?」

真美「それがね、チョー面白いから真美のぷりちーな赤ちゃんに付けようとしたら……『△』は名前に付けられないんだって! 酷いっしょー!?」

P「う、うーん?」

真美「だから顔の『口』で四角は代用して、後は一で『口一(みよいち)』! これでもチョー面白いよね!」

千早「口と一でみよいち……プッ……ククク……」

P「俺はそのセンスがわからないよ」

真「遅れてすみません!」キリッ

小鳥「キャアアアアアアアアアアア!!!」

亜美「ま、眩しい……」

真美「め、目が開けられない……」

響「……」ポー

千早「こ、これは……」

伊織「ますますイケメンになったわね真……」

P「男の俺でも惚れそう……」

真「ちょっとプロデューサーこちらへ」

P「すびばぜんでしあ」

真「私だって立派なレディなんですから」

伊織「『ボク』って言うの辞めたのね」

真「まあ……私も20代後半だし」

小鳥「年の話はやめて!!!」

真「ふっふっふ……外から聞いてましたけど子供の名前の話ですよね……」

P「何で聞こえてるんだ……というか嫌な予感が」





真「きゃっぴぴぴぴぴぴ~ん! 『平田麗音菜愛梨亜(ひらたれおなあめりあ)』でーっす!」

P「えっ?」

真「『麗しい』の『麗』、『音楽』の『音』、料理の『惣菜』の『菜』、『愛』の『愛』、『梨』の花の『梨』、『亜細亜』の『亜』、で『麗音菜愛梨亜(れおなあめりあ)』です!」キリッ

P「ごめん聞こえなかった」

真「『麗しい』の『麗』、『音楽』の『音』、料理の『惣菜』の『菜』、『愛』の『愛』、『梨』の花の『梨』、『亜細亜』の『亜』、で『麗音菜愛梨亜(れおなあめりあ)』です!」キリッ

P「ごめん理解したくなかった」

小鳥「一息で言いきって息切れ全くしてない真ちゃんカッコいいいいいいいいいい!!!!」

亜美「まだまだいけるよまこちん!!!」

真美「宝塚狙えるよ!」

響「……」ポー

千早「真……相当練習したのね……」

伊織「そしてこのドヤ顔」

やよい「あぅ~……遅くなってごめんなさい……」

響「おーやよい! 久しぶりだなー!」

千早「高槻さん!!!」

亜美「もうやよいっちは高槻じゃないよ?」

真美「にごにごんだよ?」

やよい「ごめんなさい……皆が喧嘩してて……」

小鳥「ふふっ、やよいちゃんも立派なお母さんね」

伊織「圧倒的に子供多いからね」

P「やよい……俺を……俺を癒してくれ……」

やよい「えっ? 皆の名前ですか?」

伊織「たぶんあんたの望むものじゃないと思うわよ」

やよい「えっと、上から言ってきますね」





やよい「長男の『紅鷹(こうよう)』」

やよい「次男の『銀狼(ぎんろう)』」

やよい「三男の『蒼鯉(そうり)』」

やよい「四男の『玄鬼(げんき)』」

やよい「長女の『紫絵梨(しえり)』」

やよい「五男の『黄神(おうじ)』」

やよい「六男の『刀馬(とうま)』」

やよい「次女の『桃胡姫(みるき)』」

やよい「三女の『緋羅莉(ひらり)』」

やよい「えっと……ごめんなさい、漢字はパパが付けたから難しくて……」

伊織「はいっ、私のスマホで見れるわよ」

やよい「あっ! 伊織ちゃんありがとう!」

伊織「こ、これくらいなんてことないわよ」

P「」

亜美「兄ちゃんが息してない」

真美「チョーかっこいい名前なのにね」

律子「あんた達凄い名前ねぇ……」

P「律子!!!」

律子「遅れてすみません!どうしても仕事が片付かなくて……」

小鳥「ふふっ、現役敏腕プロデューサーですものね」

律子「いつも遅刻にはうるさく言ってた私が……」

伊織「まあいいんじゃない? 同窓会なんてただの遊びだもの」

律子「それにしても……話は聞かせて貰ったわ。皆子供をペットやオモチャなんかと勘違いしてない?」

P「律子……」

律子「名は体を表す、ってことわざもある通り、名前ってのは凄く大切なものなのよ? それを好きなキャラだとか面白いだとかで付けるなんて言語道断」

小鳥「うっ……」

亜美「ぐっ……」

真美「げっ……」

律子「英語なんて……その名前で外国に行ったらどうなるかわかる? 『Naito』よ? 『Knight』にはならないのよ?」

伊織「えっ……」

真「なん……」

P「律子愛してる。結婚してくれ」

千早「……それで律子のお子さんはどんな名前なの?」

律子「私? 私の娘の名前は」








律子「『茄子(かこ)』よ」

P「『かこ』……なんて普通ですばらしい響きなんだ……」

律子「『加える』に草冠、それに『子供』の『子』で『茄子(かこ)』です」





P「ん?」

律子「少しだけプラスする『加』、という漢字にさらに草冠をプラスして『茄』」

P「なんでさらにプラスしちゃったの!?」

律子「そして子供の子。どうです?」





P「……律子、スーパーとか行かないのか?」

律子「なんですかいきなり」

P「いや、ちょっと気になって」

律子「私は働いてますから……旦那が専業主夫なので買い物はいつも旦那です」

P「名前を決める時に旦那さんは何も……?」

小鳥「完全に尻に敷かれてるらしいですよ」コソコソ

P「な、なるほど……?」

P「どうしてこんなことに……どこで間違ったんだ765プロは……」

律子「さて、皆集まりましたし会場に行きましょうか」

小鳥「さあさあ、早く行きましょうプロデューサーさん!」

P「僕はもう疲れたよ……」

響「じゃあ少し休んでいく?」

春香「プロデューサーさんも大変でしたからね。休んでいきましょう」

P「ああ……」

……



……

……サー

……ューサー

プロデューサー!




P「ハッ!?」

律子「プロデューサー殿? なーに居眠りしてるんですか! 仕事中ですよ!」

P「夢……?」

律子「『夢……?』じゃないですよ! もうっ!」




亜美「これ面白いねー!」

真美「新聞の感想文とかチョー面倒だったけどこれは面白いね!」



http://i.imgur.com/J1r7mG3.jpg

美希「あはっ☆ でも『月下美人(ハニー)』とか面白いの」

貴音「幻の銀侍……ふむ」

響「らぶほ? らぶほで下ネタってなんだ?」

雪歩「ひ、響ちゃん他のを見よう? ね?」

あずさ「頑張郎、って面白いわね~」

P「……」ボヤー

律子「どうです? 目は覚めましたか?」






P「……これは俺が全員嫁に貰うしかないな」

一同「!?」ガタッ!!






おわり

やよいがDQNに腹ボテファックとかされてるの想像するだけでテンション上がっちゃうから夢オチのほうがいいよね

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom