コナン「どうして学校の校庭に>>5の死体が……」
トリケラトプス
コナン「トリケラトプスの死体……うん、ちょっと待って。これただの化石発掘じゃね?」
光彦「いやそれでもすごい事件ですよコナン君!」
元太「まさか校庭のど真ん中で化石が見つかるなんてよぉ!」
歩美「すごーい! かっこいいー!」
灰原「でもこの化石……何かおかしくない?」
コナン「確かに……トリケラトプスの化石にもかかわらず>>15が化石にくっついてるぞ……」
青酸カリ
コナン「ペロッ……これは青酸カリ!」
コナン「まだ新しいぞ……これはつい最近、この辺りに落ちたか撒かれたかしたんだろうな……」
光彦「そんなことよりコナン君、早くこの化石を発掘し終えましょうよ!」
元太「まだ半分ぐらい埋まってるからな!」
歩美「私たち、化石発掘の小学生として有名になっちゃうかも!」
コナン「お、おい、こんなでけぇ化石子供の力だけでどうやって全部掘り出すつもりだよ?」
光彦「それはもちろん>>25を使うんですよ!」
僕
光彦「僕の前髪のなんかこう割と掘れそうな部分を利用して掘り出すんですよ!」
コナン「ああ、その眉にかかってる部分を使うわけね」
コナン「それ素直にスコップ使えばよくね?」
光彦「さあ、お願いします元太君!」
元太「おう、任せろ!」
コナン「聞けよ」
ガガガガガガ
歩美「すごい! 直立不動の体勢の光彦君を振り回し、どんどん土を掘り進んでる!」
コナン「これ光彦じゃなくて元太すごくね?」
元太「ふぅ、掘り終えたぜ」
コナン「すげぇ」
光彦「うわぁ、髪の毛に土がすっごい付着……」
元太「ん? 土の中から化石だけじゃなくて>>35も出て来きたぞ?」
光彦の眼球
元太「光彦の眼球じゃねぇか」
光彦(隻眼)「あっ、掘ってる途中でポロリしちゃったみたいですねwwwwwwwww」
コナン「いやお前何平然としてんの?」
光彦(隻眼)「うわっ、土まみれできったね……歩美ちゃーん、これ洗ってきてくださーい」ポーイ
歩美「うん! じゃあちょっとお手洗い言ってくるね!」ガシッ グチャッ
コナン「おいキャッチしたときグチャっつったぞグチャって」
灰原「それにしても見事に掘り出せたわね……どうするの、これ?」
光彦(隻眼)「うーん、とりあえず博物館に連絡するとして……あ、でもその前に>>50しませんか?」
死体の処理
コナン「え、死体の処理?」
光彦(隻眼)「ええ」
コナン「この場合の死体ってトリケラさんの?」
光彦(隻眼)「ええ」
コナン「博物館に連絡は?」
光彦(隻眼)「よく考えたら多分奴らは手柄を独り占めにする気がするんですよ」
光彦(隻眼)「僕等ではなく博物館の館長が発掘したとか嘘言って報道しそうな気がするんですよ」
コナン「何その疑心暗鬼。お前博物館に何か嫌な思い出でもあんのか」
光彦(隻眼)「だから奪われる前に処理しちゃいましょうよ!」
コナン「いやそのりくつはおかしい」
灰原「そもそもこんな大きな化石どうやって処理するのよ……」
元太「>>57すりゃいいんじゃねぇか?」
喰う
元太「食っちまえばいいんじゃねぇか?」
コナン「骨まで食うのかお前」
光彦(隻眼)「でも良い案ですよ! 歩美ちゃんが帰ってくれば僕等は五人! なんとか食べきれそうな気がします!」
灰原「ねーよ」
元太「ってなわけでトリケラトプスの骨を料理して何か作ってくれよコナン!」
コナン「ええー……」
コナン「えー、今回調理いたしますのはこちら、トリケラトプスの化石」
コナン「本来骨は食べるものではありませんが魚の骨を揚げて作る料理があったような気がするので」
コナン「それを応用してトリケラトプスの骨を揚げてみようと思います」
三人「わー」パチパチ
コナン「まずはこのトリケラトプスの骨をハンマーである程度の大きさまで粉砕」ガキッ ベキッ
コナン「こちらを油で揚げていくわけです」
光彦(隻眼)「先生! 油はサラダ油で構いませんか?」
コナン「構いませんが本日はオリーブオイルで揚げてみようと思います」ドバー
コナン「油の温度が150℃ほどになりましたら骨を投入」
ジュゥゥゥゥゥ
コナン「焦げないように気を付けながらじっくり揚げていきましょう」
歩美「光彦君、眼球洗ってきたよー! って何この状況」
光彦(隻眼)「ああ歩美ちゃん、ありがとうございます。今トリケラトプスを揚げてるところなんですよ」
歩美「へえ」
光彦(両眼)「よいしょっと。あー、神経切れてるから結局見えないや。まあいいか」
コナン「揚げ終わったら一旦引き揚げ」
コナン「今度は180℃の油で二度上げし、きつね色に仕上げましょう」
コナン「うっし、できたぞ。トリケラトプスの骨せんべいだ」
元太「おーっ! 早速いただき!」
歩美「あー、元太君ずるーい!」
光彦「僕等の分も残しておいてくださいよー!?」
元太「んめええええええええええええええ」
ガリッ ベキッ バキッ ミツッ ヒコッ ゴリッ グキッ ゴキッ ガゴッ
コナン「うわぁ、とてもじゃねぇが食える物食ってる音じゃねぇな」
灰原「作った本人が何言ってるのよ……」
コナン「お前は食わねえの?」
灰原「遠慮しとくわ」
コナン「だよなwwwwwwwwwww」
元太「ふー、何か石みてぇな味だったけど美味かったぜコナン!」
コナン「何その感想。お前石食ったことあんのか」
光彦「これで博物館の人に手柄を奪われることもなくなりましたね!」
コナン「うん、手柄何一つ無くなっちまったしな。お前らの胃袋に全部吸収されたからな。よく食えたなあの量」
歩美「ねえ、この穴どうしよう……校庭にこんな大きな穴開けてたら先生に怒られちゃうよ!」
灰原「埋めるしかないけど……重機も無しにこんな大穴埋めるなんて……」
光彦「そんなときこそ>>78を使うんですよ!」
核
光彦「核を利用して米花町を吹っ飛ばし、怒る先生なんてこの世から消し去ってしまえばいいんですよ!」
コナン「そっちかよ! 埋める方法じゃねぇのかよ!」
コナン「そもそもどこにあるんだよ核!」
元太「俺持ってるぜ」
コナン「何で?」
歩美「歩美、核爆弾なんて初めて見た!」
光彦「これからもっとすごいものが見れますよ! なんてったって核爆弾で米花町が吹っ飛ぶんですからね!」
歩美「わぁ! 楽しみ!」
灰原「まずいわ工藤君! このままだとこの子達本気で町を吹っ飛ばすわよ!」
コナン「バーロー! 童貞のまま死んでたまるか!」
コナン(こうなったら……>>90するしかねえ!)
光彦のケツマンコに挿入
コナン「光彦! 核爆弾を起動させる前にケツを出せ!」
光彦「構いませんけど、何をするんですか?」
コナン「プラグイン!」ズドム
光彦「あぅん」トランスミッション!
コナン「今だ灰原! 俺が光彦のケツを楽しんでいる間に早く核爆弾をどこかへ持って行け!」
灰原「わかったわ!」
灰原が向かった場所 >>99
毛利探偵事務所
灰原「工藤君! 核爆弾を毛利探偵事務所に置いてきたわ!」
コナン「灰原お前バカだろ」パンパン
光彦「コナン君、もっと激しく……」
コナン「うわぁ何言ってんだこいつ気持ち悪ぃ」
灰原「肛門に陰茎突っ込んでるあなたが言える立場じゃないわ」
灰原「それに大丈夫よ。私は核爆弾を毛利探偵事務所に置き、さらに核爆弾にある処置を施すことで爆発しないようにしたのよ」
コナン「ある処置……?」
灰原「爆弾に>>107したのよ」
コナンが光彦の尻に挿入
灰原「爆弾に工藤君が光彦の尻に挿入したのよ」
コナン「日本語でおk」
灰原「わかりやすく言うと工藤君が円谷君の尻彦君に挿入し続けることで爆弾は爆発しなくなるわ!」
コナン「やべぇなそれ! 全然わかりやすくなってねぇ! 何が起こっているんだ!」
灰原「とにかく光彦君の尻彦君にあなたが陰茎を突っ込んでいる間は米花町は平和が保たれるわ」
コナン「ふざけんな! こんな状態を誰かに見られたら末代までの恥だ!」
灰原「既にこの場で私と小嶋君と吉田さんに全力で見られてるわよ! あとあなたで末代だから安心しなさい!」
コナン「なるほど」
その頃毛利探偵事務所
蘭「なんだろう……この箱……」
蘭「こんなもの学校に行ったときにはあったかな……?」
蘭「うーん……とりあえず>>118してみようかな……」
真顔でパラパラ
\恋は スリルショック サースペーンス/
蘭「……」サッサッ
コナン「一応様子を見に来たら蘭が核爆弾の前で真顔でパラパラしてた……どういうことなの……」
光彦「ここまで来るのにいろんな人に見られたせいで興奮してもう三回は射精しちゃいましたよ」ハァハァ
灰原「キモッ」
コナン「しかしこの状態を蘭に見られるのは嫌だな……」
灰原「今更何言ってるのよ……あとついでに言っておくと小嶋君と吉田さんは帰ったわ」
コナン「よし、>>130してこの状況を打破しよう!」
真顔でパラパラ
\見えない力 頼ーりにー/
コナン「……」サッサッ
蘭「……」サッサッ
\心の扉閉ざーさずにー/
コナン「……」サッサッ
蘭「……」サッサッ
ヒョイ
コナン「……」サッサッ
蘭「……」サッサッ
コナン「爆弾取ってきた」
灰原「光彦君に挿入しつつ真顔で部屋に入って行ったのは果てしなくシュールだったわ」
コナン「よし、とにかくこの爆弾をどうにかしよう! いい加減光彦のケツにも飽きて来たんだ」
灰原「え、飽きてなければ続けてたの?」
コナン「ん? どうやらコードを切って解除するタイプの爆弾のようだ……」
灰原「核爆弾ってそういうタイプの爆弾だったかしら」
コナン「こまけぇこたぁいいんだよ!」
コナン「とりあえずコード適当に一本切ってみるか」
パチン
切った結果→>>140
蘭のドリルが爆発
パァン!
蘭「がはっ!?」
コナン「らああああああああああああああああああああん!!」
ドサッ
コナン「蘭! しっかりしろ、蘭!」
灰原「ドリルが完全に爆破されているわ……これはもう……」
コナン「くそっ! どうしてドリルが爆破した程度で人が死ななくちゃならないんだ! この世界は狂ってやがる!」
灰原「工藤君……彼女の犠牲を無駄にしないためにも……爆弾の解体を続けましょう?」
コナン「そうだな……じゃあ次はこのコードを切ってみよう」
パチン
切った結果 >>152
ジンが毛利探偵事務所にバイトの面接に来る
ブロロロロロ
灰原「!? この気配……ジン!?」
コナン「そういえば今日は事務所にバイトの面接に来る予定だったが……まさかそのバイトがジンなのか!?」
灰原「まずいわ工藤君! なんかもう見られたらヤバいものが多すぎてよくわかんないけど色々見られたらヤバいわ!」
コナン「落ち着け灰原! ジンが来たら>>169するんだ!」
ごめん安価遠すぎたから>>162で
真顔でパラパラ
ジン「ここが毛利探偵事務所か……」
ジン「前から憧れてたんだよなー、探偵。何かカッコいいし」
ジン「組織も黒いファッションでカッコ良かったけどこれ夏場暑いんだよやめてマジで」
ジン「夏場も着てないとダメとかマジブラック企業……黒いファッションだけにブラック企業wwwwwwww」
ジン「さて……冗談はさておき面接に……」
\恋は スリル・ショック・サースペーンス/
灰原「……」サッサッ
ジン「……」
灰原「……」サッサッ
ジン「……」
灰原「……」サッサッ
ジン「……」サッサッ
ワロタ
コナン「よし、案の定パラパラが感染した!」
コナン「今のうちに蘭の死体と核爆弾をどうにかしないと……」
コナン「しかしそれぞれ別々の場所に処理するのは面倒だし……」
コナン「あまり遠くに持っていくと灰原が心配だ……」
コナン「よし、ここは二つまとめてキック力増強シューズで>>176目がけて蹴り飛ばそう」
戸塚ヨットスクール
コナンは窓際に蘭の死体と核爆弾を置き、助走のための距離を取った。
通常ならば普通に蹴れば戸塚ヨットスクールまで蹴り飛ばすことは可能。コナンにはそんな自信があった。
だが、今は違う。
コナンの下の名探偵は今、光彦の尻彦に突っ込まれている。
この状態で十分にスピードを付けて走るのは至難の業。
できるのか。
本当に、蹴り飛ばせるのか。
コナンの頬を汗が伝う。
「――できるかどうか? 関係ねえな」
「やるんだよ!」
右足の踏切りから始まった助走。
光彦と繋がったコナンの下の名探偵が、助走の振動でもげそうになるほどにぐねる。
激痛に耐え、コナンは右足で抉るように――。
「いっけぇぇぇぇええええええええええ!」
思い切り蘭と核爆弾を蹴り飛ばした。
轟。
空気の唸る音と共に窓ガラスを突き破った蘭と核爆弾は、愛知県の戸塚ヨットスクールへとまっすぐに飛んだ。
コナンの蹴りの威力は凄まじく、恐ろしいほどのスピードで見えなくなる蘭と核爆弾。
目測で移動速度を見たコナンは、目的の場所まで行ったのを確認すると。
ゆっくりと、光彦の尻彦から下の名探偵の抜いた。
この日、日本という国から愛知という県が消滅した。
コナン「よーし、やっとチンコが解放されたぜ。うわ、光彦のウンコついてら。きったね」
コナン「おい光彦お前の口できれいにしろ」ズボ
光彦「うぐぅ!?」
コナン「あ、そういえば灰原たちはどうなったかな?」
どうなっていたか>>189
爆風を使ってビルからビルへ車でジャンプ
ジン「いやっほぉおおおおおおおおおおおおうう!」
灰原「何この状況」
コナン「なっ!? さっきの蹴りで発生した衝撃による爆風で隣のビルまで車でジャンプしているだと!?」
コナン「しかも何故か灰原が助手席から外にはみ出てる! ジンが腕持って支えてる! 何あのジン優しい!」
コナン「しかしビルには都合悪く灰原が激突しそうなオブジェが!」
コナン「くっ……この遠く離れた位置から俺に何ができる……」
コナン「いや……>>200ができる! >>200をすれば灰原を助けられる!」
射精
コナン「うおおおおおおおお灰原ああああああああああ!」シコシコシコシコ
灰原「!? 工藤君が突然オナニーを!?」
コナン「破ァァァァァァァァァァ!!」
ズ ド ン !
灰原「工藤君の精液がこっちに向かって……あっ!」
ズ ガ ァ ン !!
灰原「工藤君から離れた精液がオブジェを粉砕した!」
コナン「ふぅ……さっきまで光彦にしゃぶらせていたおかげですぐに出せたぜ」
コナン「とりあえず灰原はアレで助かっただろう……遠いし後は警察に通報でもしとけばいいや」
コナン「もしもし警察ですか? ええ、何やら不審な男が少女を連れて車で……ええ、あのビルに」
コナン「よし、これで灰原は色々と助かるはずだ」
コナン「核爆弾も処理したし……やることなくなっちゃったな」
コナン「うっし、歩美の家に押しかけて>>215するか」
ksk
歩美宅
ピンポーン
歩美「はーい!」
コナン「よう歩美」
歩美「あれ、コナン君一体何しに……」
カサカサカサカサ
歩美「!?」
コナン「うおおおおおおおおおおおおおおお」
シュババババババババ
歩美「コナン君が加速してる!?」
ズババババババババ
歩美「くっ……なんて加速速度なの……!?」
コナン「はははははははははは! 歩美ィィィィィ! このスピードに付いてこれるかァァァァァ!?」
歩美(確かに……私も某OPで加速能力を手に入れたけど……こんなスピードに付いていけるかどうか……)
歩美(こうなったら……>>230するしかない!)
ターボ歩美
_..-----....__ -------------
/ _,,......,,_ ゙'''''''1┬ ------ --------
ノ ,..‐彡‐―‐- --三、 ----------
‐リr''´ ---..、 _.. ニ'、 ----- ----- --
__ _,,..--―'=コ′ '''廴_,,__;彡二_ ------ ------------
-辷 ..--‐'''´ ''<ゝ、_-- ’ `~~゙冖ニllll'、 ---- ---------
"’ _ 冖‐--「゙「て  ̄ ---------
、 ノ_..........,,_ 'lっ ------ ----------------
- _ょ ̄ ゛‐ 广 ---------- -----------
_ュ‐ _ォ"  ̄′ ------------------
┬r聿 ..-<コiコュ ----------------
歩美「はぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああ!!」
シュガガガガガガ
コナン「くっ……なんという速度……これが涙のイエスタデーOPで得た歩美の力か……!」
歩美「残念だったねぇコナンくうううううううううううううん! 速度で歩美に勝とうなんて百年早いんだからァアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
キィイイイイイイイイン!!
コナン「歩美が……音速を超えて……!?」
カッ――!!
コナン「……消えた……」
歩美は帰って来なかった。
何故彼女が音速を超えてまで自身の速度を上げたのか。
何故元太が核を持っていたのか。
トリケラトプスに付着していた青酸カリとはなんだったのか。
スレは一体どこに向かいたかったのか――。
これらの謎にコナンが答えを見つけられるわけもなく、
すべての謎は闇に葬られた。
そんなわけはなかった。
コナン「トリケラトプスの化石……青酸カリ……」
コナン「核爆弾……歩美の加速……」
コナン「なるほどな……」
コナン「そういうことか……!」
「闇」に溶けしすべての謎が、今。
ここに一つの「光」となりて、真実を照らした。
解決編入ります
安価無いよ
「……」
コナン「よう」
「!?」
コナン「すべてはアンタの仕業だったんだな……」
「な、何のことだね?」
コナン「しらばっくれんな!」
「ッ!!」
コナン「さあ……アンタの企みを白昼の元に晒してやるよ……」
コナン「光彦が何か知らんけど恨んでた博物館の館長さんよ!」
館長「た、企みとは何のことだ? 私が何をしたというんだ?」
コナン「アンタの企みはたった一つ……」
コナン「この米花町を核の炎で包むことだ。どうやら失敗に終わり、代わりに愛知が消えちまったみてーだがな」
館長「か、核……?」
コナン「そう……何故、子供の元太が核を持っていたのか……」
コナン「普通に考えれば答えはシンプルに浮き上がる。大人から貰ったのさ」
館長「私が一体、何故子供に核を? 米花町を核の炎で焼き尽くすならば、自分でどこかに仕掛ければ……」
コナン「そうだな……だが、核の爆破場所が特定され、そこにアンタが行ったと誰かに証言されたら、アンタに容疑がかかる」
コナン「それを回避するために……アンタは元太に核を預けたんだ」
館長「し、しかし、何も子供に預けなくても……」
コナン「いや、子供だから、さ」
コナン「核という単語だけでその威力を知らない奴ならば、怖がらずに爆弾を設置してくれる」
コナン「おそらく、事前に元太に化石発掘用の特殊爆弾、固有名詞『核』であるとか適当な嘘言っておき」
コナン「元々博物館にあった化石を帝丹小学校の校庭に埋めたんだ」
コナン「そして元太に『小学校の校庭に化石があるぞ』と電話か何かで連絡すれば」
コナン「元太は核を持って校庭に行く!」
コナン「まあ実際は掘り出す際に爆弾は使わなかったが……多分元太が三歩歩いた辺りで忘れたんだろう」
コナン「それにしても、光彦がトチ狂ったことを言ったせいで危うく起爆されるところだったのは本当に危なかった……何なんだよあいつ……」
コナン「そしてアンタは、元太が食に貪欲なのに気付き、トリケラトプスの骨に青酸カリを散布しておいたんだ」
コナン「核を校庭に持ち込んだ元太が、トリケラトプスの骨ってうめぇのかなって思いながら骨にかぶりつくと想定して!」
コナン「まあそれは俺が調理したおかげで青酸カリを全部処理できたがな」
コナン「そしてそうやって元太を殺した後、アンタは遠隔操作で核爆弾を爆破させようとしたが……」
コナン「元太は死なず、灰原のせいで爆弾は俺が光彦の尻彦に突っ込んでいる間は爆発しないようになってしまい」
コナン「最終的に俺が蹴っ飛ばして愛知で爆破することになった」
コナン「それにしても……館長、アンタは大きなミスをしたな」
館長「な、何?」
コナン「核爆弾を設置するところを見られなかったとしても……」
コナン「トリケラトプスの骨を埋める作業の方が絶対目立つだろ……近所で目撃されまくってたぞ……」
館長「マジで?」
館長「い、いや待て! 動機は!? 動機はどうなる!?」
館長「私が米花町を核で吹っ飛ばして何になる!?」
コナン「……ここで、光彦の発言が重要になってくる……」
光彦(隻眼)「よく考えたら多分奴らは手柄を独り占めにする気がするんですよ」
光彦(隻眼)「僕等ではなく博物館の館長が発掘したとか嘘言って報道しそうな気がするんですよ」
コナン「おそらくアンタは……これらの犯罪……即ち博物館の発掘品の発掘者の偽装を実際に行っていたんだろう」
コナン「それも、光彦の親族が発掘した発掘品に対して! だから光彦がそのことを知っていたんだ!」
館長「!!」
コナン「光彦の親族はその事実に怒り、アンタを問い詰めた!」
コナン「追い詰められたアンタは……追い詰められすぎてとんでもない発想に至った!」
コナン「核を使い、すべての証言者・証拠品を吹っ飛ばしてしまえという狂った発想にな!!」
館長「……ク……ククク……」
館長「そこまでわかっているにも関わらず……」
館長「一人で来るとは随分とバカなボウヤだ!」パチン
ザッ
コナン「!」
コナン「指パッチンを合図に屈強な男たちがそこら中から……」
館長「トリケラトプスを埋めるのを手伝ってくれた博物館のスタッフたちだよ……」
館長「この人数を相手に……」
館長「子供一人で何ができる?」
コナン「……子供一人……か」
コナン「それはどうかな?」
館長「何?」
――ィィィ――
館長「? 何だ? 妙な音が……」
キィィィ――ィィィン
館長「一体……どこから……」
キィィィィィィィィィィィィン――!!
歩美「破ァァァァァアアアアア!!」
ズガァン!
館長「!?」
館長「は、博物館の壁をぶち抜いて子供が!?」
歩美「ターボシステム・AYUMI・オーバーロード!」
クァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアン
ハイパーアクセルガール
歩美「超 加 速 少 女 !!」
激動。
それは単に「動いている」だけだった。
だが、その動きの威力は。
博物館すべてを叩き潰すのに十分すぎる威力だった。
こうして館長は叩きのめされたのちに逮捕され、事件は幕を下ろした。
ジンは誘拐の容疑で逮捕され、
灰原はビルに突っ込んだ際に柱を粉砕したコナンの精液を膣内に入れてしまい妊娠、
歩美はその加速能力を駆使して凶悪犯を殲滅する旅に出た。
終わり
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