兄「生意気な妹が敬語になる薬…?」 (58)
妹「おい、馬鹿、今日はあんたの当番でしょ、早く材料買ってきて飯作れ」ゲシゲシ
兄「んだよ、まだいいだろ?」
妹「はぁ…これだから童貞は…」
兄「…」プチ
妹「あーあ、お腹すいたー…」
兄「…」
妹「あたしは昨日作ってやったのになー」
兄「行ってくればいいんだろ!!」バタン
妹「何怒ってるの…キモ…」
兄「クッソー、ムカムカするな」ズンズン
婆「ちょっと兄さんや」
兄「アァ?この時代に商いたぁ珍しいな」
婆「まぁ、見てっていきなさいな」
兄「足が速くなる靴下…、辛いものが食べられるようになるスプーン…、なんだこりゃ」
婆「面白いだろう…?」
兄「しかもめっちゃたけーし、売れんのかこれ?」
婆「へへ…兄さんはこれなんかどうだ?」
兄「妹が敬語になる薬…?」
婆「ヒッヒ…」
兄「15万って…これなら風俗で敬語妹プレイして貰うわ」
婆「あんたはコレを真に必要としているからね…0二つ消しといてやるよ…」キュッキュ
兄「うさんくさすぎだろ」
婆「いらないなら買わんでええ、他に得するヤツもおるだろうて…」
兄「はぁ…婆さん商売うまいな、これ貰っとくよ」スッ
婆「…まいど」
兄「こんなの夢が広がりまくりんぐだもな、これでうまっ棒150本でも買いな」チャリンチャリン
兄「ただいま~」
妹「…」ピコピコ
兄「た・だ・い・ま・ん・こ!!」
妹「あーもう、うっせぇ!あっちいってろ!クソ兄貴!」ボコ
兄「グハァッ」ピクピク
妹「さっさと飯作っちゃってよ」ピコピコ
兄「くっそ…可愛げの無い…」ブツブツ
兄「(もう今日という今日はキレたぜ…)」
兄「(この薬がどんな変な薬であろうと構わねぇ…)」
兄「クックック…」
兄「お~い、飯できたぞ」ルンルン
妹「おう、今日はヤケに機嫌いいな」ヒョイ
兄「お、妹のはこっちだ」
妹「はぁ…?」
兄「味付けが微妙に違うからな」
兄「それじゃ、いっただっきまーす」
妹「…いただく」
妹「…」
妹「…」スンスン
妹「なぁ…、これ匂い変じゃねーか?」
兄「…!!!!」ギクリ
妹「…あやしい」
兄「ホ、ホラ早ク食ワナイト冷メチャウゾ」ダラダラダラダラ
妹「はぁ…とりあえず毒味しろ」
兄「…へ?」
妹「つべこべ言うな!オラ!!」ガッ
兄「ムグッ!?」
妹「…どうだ」
兄「!?、モガ…ッ!!カッ…ハ…!!」バタン
妹「お、おい…!!」
兄「…」シーン
妹「う、うそだろ?」ソーッ
兄「…」
兄「ふひはひ(隙あり)!!」ブチュ
妹「ふもっ…!?」ジタバタ
兄「(俺の肺活量舐めるなよ?)」ジュルジュル
妹「…っ!!」ゴク
兄「…っぷは、どうだ、美味しかったろ?」
妹「何しやが…!!り…ます…か…」ゴシゴシ
妹「!!!??」
妹「な、な、なんなん??、…で…すか…?これ…??」
妹「お兄様!!このっ!」ポスン
兄「うわぁぁあ!暴力反対!!」
ポスン
兄「…?」
兄「あり…?いつもの馬力は?」
妹「クソッ!クソッ!なんでですか!」ポスン ポスン
兄「あっはっは、まるでか弱い女の子だな」
兄「そして女の子が糞とか言っちゃあダメだ、もっと飲ませた方がいいのかな」ジュルジュル
妹「ち、近寄らないでください!!」アトズサリ
兄「ふじゅじゅ、ふはまえは(フヒヒ、捕まえた)」ガシッ
妹「…っ」ワナワナ
ブチュウ
妹「……っ!!」ジタバタ
兄「ジュルジュルっ」
妹「…!!!」ゴクゴク
兄「…っぷへぇ、いい飲みっぷりだ」
妹「…サイテーです、お兄様…!」ゴシゴシ
兄「その目…その口調…いいねぇ」
妹「ふんっ、別にお兄様と喋らなければいいことです!」プイ
兄「あ~…これが萌えか…」
妹「(クッソ兄貴の野郎…!)」プルプル
兄「まぁまぁ、そのうち治るって、ご飯食べようぜ」
妹「…」ツーン
兄「おーい」
妹「…」ツーン
兄「おいってば」サワサワ
妹「…!」ピクン
兄「あれ…?お前もしかして脇腹弱い?」サワサワ
妹「ひゃう…っ!」ゾクゾクゾクゾク
妹「(い、今のあたしの声かよ!?)」ムグ
兄「あ~、一緒に食べてくれないと、妹ちゃん、悶絶しちゃうかもね~」コショコショコショ
妹「…ふっ…!…っ……くっ…!」ジタバタ
兄「ハッハッハ、馬鹿力無いと、こんなにいじめがいがあったとは」コショコショコショコショ
妹「わ、わかいまひた!、一緒に食べましゅ!!」ジタバタ
兄「ふふん、わかればよろしい」
妹「(チ、チクショウ…!!)」フルフル
兄「妹ちゃん、お茶いる?」
妹「お、お願いします」
兄「どう?妹ちゃんそれ美味しい?」
妹「ま、まぁまぁです」モクモク
兄「それは良かった」ニコニコ
妹「(どうでもいいことわざわざ話しかけやがって…!)」
兄「ふぅごちそうさま」
妹「…ごちそうさまでした。」
兄「そうだ、妹ちゃん、背中流してよ」
妹「はぁ?何を言ってるんですか?」
兄「…」ワキワキ
妹「…!」ギクリ
兄「…」 ジリジリ
妹「くっ…!変なことしたら、舌噛み切って死にますからね!」
兄「フヒヒ…!!」
カポーン
兄「いやぁ何年ぶりだろうね、一緒に入るの」
妹「…」モジモジ
兄「それじゃ、頼むよ」
妹「こ、こんな感じですか?」ゴシゴシ
兄「おー、うまいぞ、苦しゅうない」
妹「(…いつか殺す)」ゴシゴシ
兄「よし、次は俺の番かな」ザパァ
妹「ええ…?」
兄「まぁまぁ、何にもしないから」
兄「死んでもらっても困るし」ゴシゴシ
妹「…っ」ピクン
兄「あり?痛かった?」
妹「な、なんでもないです」
兄「…」ゴシゴシ
妹「…」
妹「ひゃ…っ!?」
妹「ちょ、ちょっとどこ触ってるんですか!!」
兄「んー、もうちょっと大きくてもいいよなぁ」モニモニ
妹「やっ…やめてくだ…!」
兄「あらら?気持ち良さそうだけど?」モニモニ モニモニ
妹「んっ…く…っ」
兄「ノってきた?」モニモニ スベスベ
妹「き…、きます、何か…っ」ゾクゾク
兄「はいやめ~」パッ
妹「…へ?」ハァハァ
兄「妹ちゃん苦しそうだったから、ごめんな?」
妹「べ、別になんともないですから!」ザバァ
兄「ですから?」
妹「あ、あがります!!」カァァ
兄「もう、素直じゃないなぁ…」
妹「(馬鹿兄貴め…なんなんだ一体…!)」ドキドキ
兄「そうだ、妹、明日学校終わったら真っ直ぐ帰って来るんだぞ」
妹「はぁ?そんなの私の勝手です!」
兄「…今日の続きしてやるから」ボソ
妹「…!」ゾクゾク
兄「じゃ、おやすみ」フリフリ
妹「…」
妹「(ゼッテーどっか遊びにいってやる!)」
妹「あっ…あっ…お兄様!お兄様っ!」
兄「妹…!可愛くなったな…!」パンパン
妹「キス…して…っ…ん…っちゅ…」
兄「…っぷは、あれ以来キス魔になったなぁ」パンパン
妹「…もっとぉ、唾液…くだひゃい…」
兄「ほら…口開けて…」タラー
妹「(や、やめろ…!やめろ…っ!!!)」
妹「!!!!!!!!」ガバッ
妹「…ハァっハァっ」アセダク
妹「ゆ、夢、ですか…」
兄「おーい、妹、朝飯できたぞー、降りてコーイ」カンカン
妹「は、はい!」テトテト
兄「ん?顔ちょっと赤くないか?」
妹「そ、そんなことないです」
兄「ん~?」ピト
妹「や、やめてください!!」パシ
兄「うん、その元気があれば大丈夫そうだ」
妹「(くっ…、キモ兄貴の癖に…)」
兄「そんじゃ、俺もできるだけ早く帰るよ」フリフリ
妹「か、勝手にどうぞ!」
兄「…」
妹「…」
兄「あれ?いってらっしゃいは?」ワキワキ
妹「………いってらっしゃいませ、お兄様」
兄「むふふ」ダッ
妹「…」イライラ
妹友「おっはようぅぅぅううういいえっへっへーい!!」
妹「…おはようございます」
妹友「あり?ノリ悪いなぁ」
妹「ご、ごめっ…んなさい」
妹友「…なんか雰囲気違くね?イメチェン?」ジロジロ
妹「そ、そんなんじゃないですよ!」アセアセ
妹友「ま、いつも通り私の可愛い可愛い妹ちゃんですけど!!」モミモミ
妹「ひゃうっ!!」ピクン
妹友「(な、なんかいつもより可愛くない?ヤヴァくない??)」モミモミ
妹「…」ポー
先生「で、あるからにして」カッカッ
妹「…」ポー
お兄様っ…お兄様っ…
先生「というわけだ」
妹「…」ポー
唾液…くだひゃい…
先生「おい!!」
妹「(唾液…そんなに美味しいのかな…)」
先生「おい!妹!問4番だぞ!!訳せ!!」
妹「は、はい!!」ガタッ
妹「え、えーと…卵を運搬する時に、周りが物凄く強く感じる事があります、この現象を…」
男「…」ジーッ
キーンコーンカーンコーン
妹「はうぅうぇえ…」ベター
妹友「あははっお疲れ様!」
妹友「今日はツイてないねぇ」
妹「はぅ…疲れました…」
男「お、妹さんいたいた!」
妹「…?」
男「な、なんか今日は大人しくてか、可愛いな…ってアハハ…」
妹友「ちょっとぉ?妹は私のなんだからね!!」ギュー
妹「あうっ」
男「そ、それでさ、この後カラオケでもい、行かない?、も、もちろん妹友もついでに一緒に…」ソワソワ
妹友「ついでってなによ!!」
妹友「(チャンスじゃない?妹!男君の事、前から好きだったんでしょ?)」ボソボソ
妹「…」
妹「ご、ごめんなさい…、今日は家の用事がありまして…」
男「あ、そ、そか!ごめんな!そっちの用事も考えて無かった!!」
妹「ご、ごめんなさい…」
男「また今度、行こうぜ!じゃ!!」フリフリ
妹友「まったく…」
妹友「また今度って…、好かれてるわねぇ…あんたもっ」スカッ
妹友「ってあら?妹?」
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