佐天「対象をイけなくする能力かぁ」(93)

佐天「とりあえず道行く人に試して行ってみよう」

上条「青髪が学校に来なくなって、もう結構経つな……」

土御門「あの青髪が小萌先生に会うための場を進んで放棄するとは考えにくいにゃー」

上条「学校にも報告は来てないみたいだし、心配だ」

土御門「ちょっと見舞いに行ってみるか」

上条「そうだな」

―青髪下宿先―


上条「おーい、青髪ー」コンコン

土御門「生きてるのはわかってるんだぜぃ、大人しく開けてくれー」

ゴソ

上条「青髪?」

ガララ

青髪「かみやん……」ゲッソリ

上条「っ! お、お前……」

土御門「……何があった?」

青髪「ボクぁ……もうダメや……」

上条「どういう事なんだ? ちゃんと説明してくれ」

上条「つまりオナニーしてもイけなくなったって事なんだな」

青髪「いろいろ試してはみたんや……アナルも乳首も……ギリギリまでは行けるのに、結局絶頂は無理やった」

土御門「それは辛いにゃー」

上条「いつからなんだ?」

青髪「五日前から……」

上条「たった五日でここまで追い詰められるモンなのか?」

土御門「かみやんは同居人のおかげで慣れてそうだな」

上条「2週間を過ぎたあたりから、下半身が反応しなくなってきましたよ、ハハッ」

青髪「オナニーが意味をなさないなんて……もう生きていくことなんてできひんよ……」

上条「流石にそれは……いや、お前なら大げさじゃないか」

土御門「かみやん」ボソ

上条「ん?」

土御門「もしかしたら、能力か魔術の影響かもしれない」

上条「!?」

土御門「だから右手で触ってみてくれないか?」

上条「いいけど……どこに触ればいいんだ?」

土御門「そりゃあまぁ……な?」チラ

上条「……マジかよ」

土御門「コイツをこのままにしておけるのか?」

青髪「……」ブツブツ

上条「……わかった、腹をくくろう」

上条「青髪、すまんがちょっと失礼するぞ」

青髪「え?」

ピト

上条「……何も起こらん」

青髪「はは……もうショタからガチムチまで試したんや……悪いけどかみやんじゃ抜けへんよ……」

上条「いや、そういう意図があったわけじゃないんだが」

土御門「直接触らないと意味がないんじゃないかにゃー」

上条「それはちょっとマジで勘弁してください」

土御門「そうか、なら香典の準備はしておいたほうがいいと思うぞ」

上条「うっ……わかったよ……」

上条「青髪、すまん!」バッ

青髪「うぇえ!? か、かみやん!?」

上条(うっ……カウパーは出てるんだよな……凄まじい臭いだ……だがっ)

上条「ここで退く訳にはいかねえんだよおおおおお!」

キュピーン

青髪「おほおおおおおおおおおおおおおおおお!!!

   おちんぽみるくでりゅうううううううううう!!!」ドピュブリュリュリュリュドボゴポォズルルッビュルビョビョッルゥ

上条「」デロッ

土御門「汁だくかみやん……一部の人間には高値で売れそうだぜぃ」カシャカシャ

青髪「」ピクピク

土御門「で、五日ぶりのエクスタシーはどうだった? ……おい、青髪?」

土御門「……死んでる」

佐天(なんていうか……効果が実感できないからさっぱり能力者になった気がしないなぁ)

佐天(相手がいる人以外には、別段なんの効果もないに等しいしねー)

佐天(ん? あの人は……)

「はまづら、最近元気ないね」

「はは……そう見えるか」

「結局、そんな辛気臭いツラしてて分からないわけがないって訳よ」

「ジメジメした野郎はいられるだけで迷惑なんだけど」

「超麦野の言うとおりです、さっさとくたばってください」

佐天(えっと、あの男の人は、能力に目覚めてから……4日目に使った人だね)

佐天(ってことはもう2週間以上になるのかぁ……ま、そろそろ開放してあげてもいいかな)

佐天(効果範囲は3mだから……窓のそばを通りかかった時に解除してあげよう)テクテク

佐天(せいっ!)ピキュン

「ひぐっ!!??」ガタッ

「はまづら?」

「あ……あぁ…………」ガクガクガク

「ん? どーしたいきなり」

「んほおおおおおおおおお!! らめえええええ!」ドピュブリュリュリュリュドボゴポォズルルッビュルビョビョッルゥ

「」

「む、むぎ……」カタカタ

佐天「あ、あわわ……」

佐天(わ、私のせい? ……逃げなきゃ!)ダッ

佐天「こんにちはー」

美琴「あら、佐天さんも来たのね」

初春「いつからこの支部はたまり場に……」

佐天「まぁいいじゃんいいじゃん、初春もデスクワークばっかりじゃさ、息抜きも必要になるでしょ?」

佐天(能力に目覚めてから、まずはここにいるいつものメンバー全員に能力を使ってみた)

佐天(案の定というか……この二人には全くと言っていいほど意味がなかったようだ)

佐天(けど、白井さんには……)

黒子「…………」ブツブツブツブツ

佐天「白井さん、相当ストレス溜まってるみたいですね……」

美琴「そうなのよ、なんだか最近すっごくギラギラした目をしてて」

初春「でも、御坂さんへのセクハラは減りましたよね」

美琴「だけど、前より危険を感じるのよね……なんでかしら」

佐天(想像以上に効果があったみたい……いったいどれだけの頻度でシてたんだろう)

佐天(そして予想外だったのが)

固法「……はぁ」ゲッソリ

佐天(まさか固法先輩も……人は見かけによらないよね)


ルート安価 >>39

① 初春
② 美琴
③ 黒子
④ 固法

3

佐天(っていうか白井さんが明らかにヤバイよねこれ)

佐天(何とかしてあげたいけど……今この場で解除すると、さっきの男の人みたいになっちゃう危険性が)

佐天(じゃあどこならいいのかって考えても、思いつかないけど……)

佐天(私がそばに居られて、白井さんがあんなふうになっても大丈夫な場所……)

佐天(…………私の家?)

佐天「うーん……」

初春「佐天さん? お菓子美味しくなかったですか?」

佐天「いや、このスイートポテトは美味しいんだけどね」

美琴「……まさかとは思うけど、また危険なことをやろうとか考えてるんじゃないわよね?」

佐天「いやまさかそんな……全然そんな気はありませんよ」

佐天(うん、私の責任だし、ここは腹をくくって白井さんを私の家へ連れて行こう)

固法「あら、もうこんな時間なのね」

初春「そろそろ帰りましょうか」

美琴「そうね、門限もあることだし……」

佐天「白井さん」ボソ

黒子「南ですの?」ギロ

佐天(うわぁ、これはやばい目だ)

佐天「あの……ちょっと二人きりで話したいことがあるんですけど」

黒子「それは急ぎの要件なんでしょうか?」

佐天「はい、できれば早急に」

黒子「……分かりましたわ、では解散したらまた何処かへ集合ということで」

佐天「それなんですけど、ほかの人に聞かれたくないので……私の家とかじゃダメですか?」

黒子「なかなか深刻なようですわね、了解ですの」

佐天「ありがとうございます、じゃあ私先に家に帰っていますね」

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


佐天「あれ? 白井さん……そっか、テレポートで来たんですね」

黒子「ええ、なにやら急を要するようでしたので」

佐天「ちょっと待ってくださいね、今カギ開けますから」



佐天「あ、なにか飲みますか」

黒子「お構いなく、それより佐天さんの相談とやらを聞かせて欲しいのですが」

佐天「あ、その……えっと……」

佐天(どうやって切り出そう……というより、白井さんにそもそも話していいのかな?)

佐天(能力の悪用とかで、もしかしたら捕まっちゃったりする可能性が……)

佐天(うわっ、どうしよう! ここまでして呼び出しちゃって、今更何もなかったじゃ怪しまれるだろうし……)

佐天(何も言わずに解除したら、絶対に疑われるし……ああもうどうしよう!)

黒子「……佐天さん、貴女いったいどんな問題を」

佐天「いえ、そうじゃないんですが……えっと」

佐天「その、最近白井さんすごく疲れてません?」

黒子「はい?」

佐天「その……初春や御坂さんに相談できないってことは……あの二人よりも白井さんと縁の薄い私になら、なにか相談してもらえるかなぁって」

黒子「……佐天さん」

佐天「あはは…」

佐天(くっそうこれはさすがに厳しかったか! なんとかして流れを……)

黒子「佐天さん、貴女は私の友人ですわ、お姉さまや初春より佐天さんのことを軽んじてなどいませんわ」

黒子「そこだけ修正させてくださいまし」

佐天「白井さん……」

黒子「はぁ、そいうですわ、最近私、ストレスが発散できていないんですの」

佐天「そうだったんですか」

黒子「ですがこれは飽くまで私個人の問題……ですから他の方に相談しても、どうしようもなかったという状況でしたの」

佐天「ストレスって、なにか体を動かして発散できるものじゃないんですか?」

黒子「体といえばそうなのでしょうが……すみません、これ以上はちょっと」

佐天「はぁ……あ、そうだ」

佐天「私結構マッサージの評判がいいんですよ! よかったら少し私にマッサージさせてもらえませんか?」

黒子「マッサージ……ですか」

佐天「はい、腕には自信があります!」

黒子「……そうですわね、では少しお願いしてよろしいでしょうか」

佐天「まっかせてください!」

佐天(よし! これで比較的自然に体に触れられる状況になった! あとはマッサージの最中に解除すれば、まぁ多少不自然でもなんとかなるね)

佐天「じゃあそこにうつ伏せになってもらえますか?」

黒子「服はこのままでよろしいんですの?」

佐天「あ、じゃあ上だけ脱いでもらえますか」

黒子「分かりましたわ」ゴソッ

佐天(うわぁ……肌白い……)

黒子「これでよろしいでしょうか」

佐天「あ、はい大丈夫です」

佐天「じゃあ、始めますね」ググ

黒子「ん……」ピク

佐天(うおぉ、なんかいつもの5割増色っぽかったような)

佐天(とりあえず普通に背筋を)ススッ

黒子「んあっ」ビク

佐天「え?」

黒子「す、すみません……」

佐天「大丈夫ですよ、ちょっと強すぎましたか?」

黒子「いえ、もう少し強くしていただいても大丈夫ですの」

佐天(敏感になってるのかな、肌)

佐天(じゃあもうちょっと優しく)ツツー

黒子「ひあああ!?」

黒子「っさ、佐天さん!? もう少し強くして欲し……」

佐天「こうですか?」

佐天さんに射精管理されたい!

>>57
前にそんなss見たわ

佐天(唐突に脇腹を両側から指圧! 同時に能力を解除!)ピキュン

黒子「ひぎっ!?」

黒子「ふゃああああああああああああ!!」ビビクン

佐天「わっ」

佐天(これは……想像以上に……)

黒子「あ……ぁ……」

佐天(顔がトロトロに……よだれまで垂らしちゃって)

佐天(こんなにやらしい人の顔は初めて見る……完全にトんじゃってる顔だよこれ)ゴクッ

佐天「し、白井さん……大丈夫ですか?」

黒子「ぁ……さて、んさん……」

黒子「もっと……もっとしてほしいですの……」

佐天「白井……さん?」

黒子「お願いします、佐天さん……」ウルウル

佐天「っ」ゾクッ

>>58
覚えてたらタイトル教えて

佐天「いいですよ、じゃあ次は……」グイッ

黒子「あ……」

佐天(白井さんを後ろから抱きかかえるように座って……)

佐天「マッサージはマッサージでも、豊胸マッサージをしてあげますね」プチッ ハラリ

黒子「ふぇ……」

佐天(なんでブラ外されたのかわかってなさそうかわいい)

佐天「じゃあ行きますね」クリッ

黒子「あっ!」ビク

佐天「まぁココは定番ですよね」クリクリ

黒子「あっ……ああぁ!」ビクン

佐天「あれ? もうイっちゃいました?」

黒子「ふぁい……」

佐天「ちょっとだらしなさすぎですね……あ」

佐天「じゃあ、続けますね」カリカリ

黒子「ひっ……ひっ……」

>>60
佐天「射精をコントロールする能力かぁ・・・」
VIPなかったかも

黒子「ま、またきますの! イきますのぉ!」

黒子「ふぐっ……ひ……ぇ?」

佐天「どうしました? 白井さん」キュキュ

黒子「またですの! いっ……ふぁ! イけな、いんですの! あああ!」

佐天「あれ、おかしいですね~」ピコピコ

黒子「やめっ! 一旦やめてくださいまし!」

佐天「え、ダメですよ、まだ終わってないんですから」クリッ

黒子「いぁ! ふっ……うぁ……」ガクガク

佐天(もうちょっと焦らして……と見せかけて能力解除!)

黒子「!? ひぎいいいいいいい!!」ブルッ

佐天「あーあ……白井さん、いろんな液体で下がグチョグチョなんですけど」

黒子「ぁ……ぁ…………」

佐天「白井さーん? 反応がないと次のマッサージいっちゃいますよ?」

佐天「…………うん、反応ナシ」

佐天「じゃ、入りマース」クチュ

黒子「あ……」

佐天「白井さんのナカ、あったかいですね……あ、この辺がGスポットですかね」グイグイ

黒子「うあっ!?」

佐天(と、明らかにイってる最中に能力使うとどうなるのかな?)

黒子「ひ!? あ、あああああああああああああ!!」

黒子「おぎぉ……いぐっ………うぐううううううう!」ガクガク

佐天(うーん、いまいちどの段階で止まってるのかわからないなぁ)

佐天「白井さん、今どんな感じですか?」

黒子「あぐ! びゃ……いぎぃ!」ガクガク

佐天「なるほど、わからん」

女が快楽で「ひっ・・・ひっ・・・」言うのが好きだわ

佐天「終わったあとで聞けばいいか……うん」

佐天「それにしても、白井さん可愛すぎます」

佐天「もうちょっと堪能させてもらいますね」グリグリ

黒子「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


佐天「すみませんでしたー!!」ドゲザ

黒子「……」

佐天「マジで調子に乗りすぎました……反省してます二度とやらないので逮捕だけはご勘弁を!」

黒子「……ダメです、許しませんわ」

佐天「そ、そんな……」

支援

黒子「ですが、覚えたての能力が故に仕方なかったという面もありますの」

佐天「え? はぁ」

黒子「ですから、その……私が……」

佐天「?」

黒子「能力をちゃんと使えるように、練習に付き合って差し上げますわ!」

佐天「………………はぇ? そ、それって」

黒子「……///」


◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


佐天「こんにちはー」

美琴「あ、きたわね」

初春「もう、ですからここはたまり場じゃ……」

佐天「まぁまぁ、そんなに仕事熱心だとストレスでお肌が荒れちゃうよ?」

佐天「さて……」

黒子「……」カタカタ

佐天「白井さん」ボソッ

黒子「……」ピク

佐天「今日測ってきたら、レベル上がってました」

黒子「そ、そうなんですの……おめでとうございます」

佐天「どういうふうに能力が上がったか、知りたいですか?」

黒子「別に……そこまでは」

佐天「ふぅん……ま、白井さんには関係ないですよね」

黒子「……聞かせてくださいまし」

佐天「快楽の上限と、持続性を操作できるようになったんです」

黒子「え、はぁ……」ジュン

佐天「ふふ……ノーブラだと丸分かりですね……期待してるのが勃ってる乳首でバレバレですよ?」

黒子「っ!」バッ

佐天「じゃあまた今夜、私の家で」

黒子「はいですの……」



固法「…………」ブツブツブツブツブツ



おわり

まだー?

眠すぎるんで無理っす
おやすみ

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