岡部「需要があるならオペレーションを発動する」
秋葉原 ガチャポン会館
まゆり「トゥットゥルー☆お出かけするのは久しぶりなのです」
岡部「まゆり、何度言ったら分かるんだ?俺はオカリンではない、鳳凰院凶真だ」
まゆり「あ、雷ネットのガチャガチャがあるよー」
岡部「人の話を聞け!」
まゆり「オカリン、まゆしぃは百円玉を切らしているのです」
岡部「ならお前に世間の厳しさを教えてやろう」
岡部「よく見ていろ、まゆり」
チャリン
まゆり「あー、それは雷ネットのガチャガチャじゃなくて、モー娘キーホルダーのガチャガチャだよー」
ガチャガチャ
まゆり「オカリン、誰のキーホルダーが出たの?」
岡部「こ、これは矢口ではないか!こんなのいらん!」
まゆり「まゆしぃもいらないよー」
ポイ
ピリリリリ
岡部「ん、ムービーメールか?なんだ、ノイズしか映ってないではないか」
まゆり「あー!」
岡部「どうした、まゆりよ?」
まゆり「もうすぐヒルナンデスの時間なのです」
岡部「そんな番組どうでもいいではないか」
まゆり「今日は秋葉原特集なんだよー、メイクイーンも紹介されるんだー」
岡部「そうなのか、ならラボに帰るとするか」
岡部「
まゆり「ただいまー」
ダル「あ、まゆ氏おかえりー」
まゆり「あれー、紅莉栖ちゃんは?」
ダル「牧瀬氏ならDr.中鉢の会見場にいったお」
岡部「しまった、忘れてた!俺も早く行かねば!」
まゆり「オカリンいってらっしゃーい」
UDX前
岡部「はあ、はあ、間に合ったか」
UDX巨大モニター「…というわけで次は芸能情報です、タレントの矢口真里さんの浮気が発覚し…」
岡部「ほう、矢口が浮気したのか…ダルに教えてやるか」
岡部「矢口が浮気現場を旦那に目撃されたらしい…送信」
岡部「!?」
岡部「いま、リーディングシュタイナーが発動したのか!?」
紅莉栖「あら岡部、なにやってるの?」
岡部「助手、お前こそこんなところで何を?Dr.中鉢の会見場に言ったのではないのか?」
紅莉栖「だから私は助手ではないと言っとろうが、それにパパの会見は昨日キャンセルになったでしょ」
岡部「なんだと!?まさかさっきのダルへのメールで世界線が変動したのか?」
紅莉栖「なにブツブツ言ってるのよ、さっさとラボに帰りましょ」
岡部「あ、ああ…」
ラボ
まゆり「紅莉栖ちゃん、オカリン、おかえりん☆」
紅莉栖「ただいま、まゆり」
ダル「いったいどこ行ってたんだお」
岡部「いや、ちょっとUDXにな」
まゆり「矢口さんさっきからずっと待ってたんだよ」
矢口「どーも、オカリンさん」
岡部「え?」
岡部「な、な、なんで矢口真里がここにいるのだ?」
紅莉栖「ラボメンなんだから当然でしょ?」
岡部「な、なんだと?どういうことだ?」
ダル「何をとぼけたこといってるんだお」
まゆり「矢口さんはオカリンがラボメンにしたんだよー」
矢口「どーも、ラボメンNO.009矢口真里でーす、よろしくおねがいしまーす」
岡部「そんな、馬鹿な…」
ダル「ところでオカリン、なんで矢口氏をラボメンNO.009にしたん?008が空いてるのに」
岡部「空いてるだと?」
ダル「だって、ラボメンはオカリンでしょ、まゆ氏でしょ、僕でしょ、牧瀬氏でしょ、桐生氏でしょ、るか氏でしょ、フェイリスたん、矢口氏の8人なのに」
岡部「鈴羽がいないだと?」
ダル「鈴羽?誰それ、オカリンまた設定?」
岡部「この世界線では鈴羽が2010年に来ていないのか?」
矢口「それよりオカリンさーん」
岡部「オカリンではない!鳳凰院凶真だ!気安く呼ぶなザ・ビッチよ!」
矢口「やーだー、誰がビッチなんですかー?それより私にもDメール使わせてくださいよー」
岡部「は?」
矢口「過去改変して浮気をなかったことにしたいんですよー」
岡部「だが断る」
矢口「オカリンさーん」
岡部「寄るな、ワイプモンスター」
矢口「ひどーい」
プルルルル
ダル「もしもし、え、誰?父さん?僕が?え、オカリン?ねえオカリン、謎の女が代わっててさー」
岡部「謎の女だと?もしもし俺だ、鳳凰院凶真だ!」
鈴羽「助けて、オカリンおじさん!私はそこにいる橋田至の娘、阿万音鈴羽!」
岡部「鈴羽だと?」
鈴羽「オカリンおじさん、未来を救って…」
ラジオ会館
岡部「未来を救うとはどういうことだ、バイト戦士よ」
鈴羽「バイト戦士?」
岡部「あ、いやすまない、お前は俺が知っている鈴羽ではなかったな」
鈴羽「?」
岡部「それで、未来を救うとは?」
鈴羽「2036年の未来ではとんでもない戦争が起きてるんだ」
岡部「第三次世界大戦か?」
鈴羽「違うよ、矢口中村泥沼離婚戦争だよ」
岡部「ファッ!?矢口とはあの矢口か?」
鈴羽「そうだよ、ラボメンNO.009の矢口真里だよ」
岡部「いったいどうなっている」
鈴羽「矢口は旦那の中村に浮気現場を目撃された、そこまでは知っているよね?」
岡部「あ、ああ」
鈴羽「問題はそのあとなんだ」
鈴羽「中村は矢口に慰謝料1億円を8日要求した、でも矢口は1億円は多すぎるから1000万円にしろと一歩も引かなかった」
鈴羽「やがてこの泥沼の争いは世界中を巻き込んでいくんだ」
鈴羽「中村の意見に共感した身長170cm以上の人間と、矢口の意見に共感した170cm未満の人間に世界は分かれていくんだ」
鈴羽「そしてこの戦争は20年以上経った2036年現在も続いている」
岡部「じょ、冗談だろ、鈴羽?」
鈴羽「ううん、これがこの世界線の未来なんだよ」
岡部「そんな…」
鈴羽「オカリンおじさん、だから矢口をどうにかしないと!」
岡部「しかし、いったいどうすれば…」
岡部「はっ!Dメールだ!」
岡部「フゥーッハッハッハッ!あのザ・ビッチにDメールを送ればいいのか!」
鈴羽「そうだよ!さすがオカリンおじさん!」
ラボ
岡部「という訳なのだ、助手よ」
紅莉栖「成る程ね、矢口さんにDメールで注意勧告をして、浮気をさせないってわけね」
岡部「さすがは我が助手だ!では早速Dメールを送るぞ」
矢口「よろしくおねがいしまーす」
岡部「浮気危険慰謝料1億、送信!」
ラボ
岡部「はっ!リーディングシュタイナーが発動した」
橋田「どしたの、オカリン?」
矢口「なにかあったんですかー?オカリンさーん?」
岡部「な?なんでまだお前がここに?」
矢口「え?やだー、だって私ラボメンじゃないですかー、仕事も干されて暇なんですよー」
岡部「干されたということは、浮気をしたのか?」
矢口「もー、勘弁してくださいよー」
岡部「おいビーッチ、貴様に浮気が危険だとDメールをしたはずだぞ?」
矢口「あ、あれですかー?見ましたよー」
岡部「なら、何故浮気をやめなかった?」
矢口「え?だって旦那は留守だしセクロス気持ちいーんですもん」
岡部「ぐぬぬ…クソビッチが!」
鈴羽「オカリンおじさん、世界線の収束だよ」
岡部「成る程な、ダイバージェンス1%の壁を越えなければダメなのか…」
紅莉栖「どうするのよ岡部?」
矢口「どーにかしてくださいよー、オカリンさーん」
岡部「ええい、お前は喋るな、豆粒ドチビッチが!」
矢口「勘弁してくださいよー」
岡部「仕方ない、円卓会議を始める!皆の物、ラボメンを緊急招集しろ!」
紅莉栖「これで全員かしら?」
まゆり「萌郁さんは都合により来られないのです」
フェイリス「ニャニャ?いったい何事ニャ、凶真?」
るか「あの…、この人、たしか、矢口さん?」
矢口「うわー、本物の男の娘ですかー?」
矢口「わたし昔から男の娘が好きなんですよー、1番好きな男の娘はピーターさんです」
ドスッ
矢口「いたーい、ちょっとまゆしぃさん、肩パンしないでくださいよー」
まゆり「るか君を馬鹿にする人はまゆしぃが許さないのです」プンプン
るか「まゆりちゃん…グスン…ぼく、気にしてないから…グスン」
フェイリス「るかニャンが可哀想ニャ…」
矢口「あなた本物のメイドですかー?私、昔からメイドが大好きなんですよー、1番好きなメイドはドラゴンボールのランチです!」
ガスッ
矢口「いたーい、また肩パンしないでくださいよ、まゆしぃさーん」
まゆり「ランチさんは住み込みなだけで、メイドではないのです」プンプン
矢口「ところでさっきから何を作ってるんですかー?まゆしぃさーん」
ダル「あれは、コミマのコスプレ衣装だお」
矢口「コスプレですか?私もコスプレ好きなんですよ、1番好きなコスプレは…」
ドスン
矢口「ま、まゆしぃさん、いまのはみぞおちに…」
まゆり「コスプレを馬鹿にする人間はまゆしぃが絶対許さないのです」プンスカプン
紅莉栖「まゆり、おこなの?」
岡部、ダル「え?」
紅莉栖「ふぇ!?」
ダル「牧瀬氏、いまなんて…」
紅莉栖「な、何も言ってないわよ!」
紅莉栖「…という訳で、Dメールの内容を考えてるんだけど、何かいい案ないかしら?」
ダル「んー」
フェイリス「フニャー」
るか「すみません…いい案がなくて…」
矢口「ちょっとみなさーん、おいらのためにもうちょっと本気で考えてくださいよー」
ゴスッ
矢口「いたーい」
まゆり「」プンプン
岡部「外が暗くなってきたし、今日はもうお開きにするか」
矢口「えー?」
鈴羽「はぁ…」
まゆり「あー!?」
鈴羽「どうしたの、椎名まゆり?」
まゆり「まゆしぃの懐中、止まっちゃった」
岡部「な、なん…だと?」
ダダダダダ
ガチャ
???「動くな!」
紅莉栖「え?」
鈴羽「!」
岡部「ま、まさか…」
鈴羽「そのまさかだよ…」
岡部「ラウンダーか!」
矢口「もー、なんなんですか?ドッキリ?」
萌郁「岡部くん…」
岡部「桐生…萌郁…」
保田「おっと、動いたら撃つよ」
辻「おとなしくやぐっちゃんをこっちに渡しな」
藤本「さあ、早く!」
庄司「ミーキティー!!」
岡部「おのれ、SERN!」
鈴羽「いや、SERNじゃないよ」
岡部「なに?」
鈴羽「あれはZUNK、芸能界を牛耳る組織だよ!」
矢口「もー、圭ちゃんなにやってんのー?」
保田「動くなって言ったでしょ!」
萌郁「矢口真里はいらない…」
辻「そうだね」
パーン
矢口「やだ、もー」
グイ
るか「あ、矢口さんがまゆりちゃんを盾に…」
ドサッ
岡部「ま、まゆりーーー!!」
紅莉栖「いやあああああ!!」
庄司「ミーーキティーーー!!」
鈴羽「46、ブラウン管、点灯済」
矢口「なに言ってんですかー?バイトさーん」
紅莉栖「は!岡部!タイムリープ!」
岡部「分かった!俺が行く!」
紅莉栖「岡部!本当にいいの!?」
矢口「ちょっとー、おいらを仲間はずれにしないでくださいよー」
岡部「跳べよーーーーー!!」
ラボ
岡部「はっ!まゆりは?みんなは?」
まゆり「なーに?オカリン」
紅莉栖「どうしたのよ、携帯持ったままボーッとして」
岡部「成功か、よかった…」
矢口「いやー、ほんとよかったですねー、私もそう思いますよー」
岡部「」イラッ
岡部「という訳なんだ」ヒソヒソ
紅莉栖「はいはい、嘘乙」
岡部「ぐぬぬ、嘘ではない!」
紅莉栖「ならあんたがタイムリープした証拠を出しなさいよ」
岡部「お前が1番欲しい物はマイフォークである」
紅莉栖「ぐぬぬ、恨むぞ未来の私…」///
鈴羽「なるほどね、今夜ラウンダーの襲撃が」ヒソヒソ
紅莉栖「まゆりはそこで」ヒソヒソ
岡部「ああ、世界線の収束でまゆりの死は変わらない」ヒソヒソ
紅莉栖「じゃあ、どうすれば?」ヒソヒソ
鈴羽「変えるしかないよ、ダイバージェンス1%の壁を超えて、β世界線へ!」
矢口「ちょっとー、さっきから何ヒソヒソ喋ってるんですかー?」
岡部「」イラッ
岡部「だがしかし、どうやって」
ダル「ねえ、ちょ、オカリーン」
岡部「なんだダルよ、今取り込み中だぞ」
ダル「いやね、頼まれてたIBN5100の解析終わったんだけど」
岡部「な、なに?」
ダル「いや、だからー、オカリンが僕に頼んだやつだお」
岡部「でかしたダル!」
鈴羽「どういうこと?オカリンおじさん?」
岡部「今回のラウンダー襲撃はおそらく、俺がダルに送った最初のDメールがエシュロンに引っかかったのが原因だ」
岡部「だから、この特集言語プログラムを解析できるIBN5100を使って、ZUNKのコンピューターにある最初のDメールを消せば…」
紅莉栖「過去改変出来るのね?」
矢口「ちょっとー、無視しないでくださいよー」
岡部「ぐぬぬ…」イライラ
岡部「ではこれよりオペレーションを発動させる!」
鈴羽「うん」
紅莉栖「ねえ岡部…」
岡部「なんだ、クリスティーナよ」
紅莉栖「あっちの世界線では岡部が私の欲しい物を知っているって私は知らないんだよね」
岡部「そうだな…」
紅莉栖「岡部…今なら言えるよ…私…岡部のこと…」
矢口「なんなんですかー、このボタン」
ポチ
岡部「な、なんでこんな場面でリーディングシュタイナーが…くそっ!紅莉栖ーーー!俺もお前がーー!!」
ラボ
岡部「はっ!まゆりは!?」
まゆり「トゥットゥルー☆」
岡部「無事か…ということはここはβ世界線か」
矢口「なんなんですかー?β世界線て?」
岡部「このビーッチ!まだいるのか!」
鈴羽「オカリンおじさん…」
岡部「鈴羽もいるのか…」
鈴羽「オカリンおじさん…そろそろ矢口中村泥沼離婚戦争を止めないと…」
岡部「だがしかし、どうやって…」
鈴羽「オカリンおじさん、ガチャ館できたメールを憶えてる?」
岡部「メールだと?そういえばノイズだらけのムービーメールが…」
鈴羽「今なら観れるはずだよ、オカリンおじさん」
ムービーメール
??「お前がこのメールを観ているということは、矢口の暴挙を止めるのに失敗したのだな?」
まゆり「あー、これオカリンだー」
ダル「なんだか渋くね?」
紅莉栖「これが未来の岡部…」///
未来の岡部「お前のやり方は間違っていた、止めるべきは矢口ではない」
岡部「なんだと?」
未来の岡部「中村を止めるのだ」
未来の岡部「クソビッチの矢口はどう注意しても梅田とのセクロスはやめない、これは世界線の収束で決まっている」
未来の岡部「だからやり方を変えろ、予定より早く帰ってきた旦那を止めるんだ」
未来の岡部「そろそろ時間だ、ワイドショーを観ろ」
岡部「ワイドショーだと?」
ワイドショー 中村緊急会見
レポーター「どうして予定より早く帰宅したんですか?」
中村「それは街でたまたまこれを拾ったらマリっぺに逢いたくなっちゃって、寝室入ったら男が…」
まゆり「あー!」
岡部「どうした、まゆり?」
まゆり「この人が持ってるのってアレじゃないかなー?」
岡部「あれ?」
まゆり「矢口さんのキーホルダーだよー」
岡部「なに!?俺がガチャ館で捨てたキーホルダーか?」
まゆり「間違いないよー、だってあの時まゆしぃがマジックでオカリンのって名前書いたんだよ」
紅莉栖「確かにこの中村さんが持ってるのにもオカリンのって書いてあるわね」
岡部「奴が、俺の捨てた矢口キーホルダーを拾ったのか」
ムービーメール
未来の岡部「お前は自分がすべきことはもう分かっているはずだ」
未来の岡部「最初の自分を騙せ、中村を騙せ」
未来の岡部「エル・プサイ・コングルゥ、お前ならこの意味が分かっているはずだ」
岡部「特に…」
岡部、未来の岡部「意味はない」
岡部「フゥーッハッハッハッ!これよりオペレーションセクシービームを発動する!」
矢口「えー?なんなんですかー、それー?」
ラジ館屋上
ダル「これがタイムマシンかお?」
鈴羽「未来の父さんが作ったんだよ」
ダル「そこはパパでしょ、常考」
鈴羽「言っとくけどタイムマシンの燃料の関係でチャンスは一回だよ、失敗は許されないからね」
紅莉栖「岡部…」
岡部「大丈夫だ紅莉栖」
紅莉栖「ふぇっ!?岡部、今初めて名前で!?」
岡部「では行くぞ、鈴羽」
鈴羽「うん」
浮気発覚当日 ラジ館
鈴羽「着いたよ、オカリンおじさん!」
岡部「ここからガチャ館までは遠いぞ!走るんだ!」
鈴羽「オーキードーキー」
タッタッタッタッ
ガチャ館
岡部「はあ、はあ、はあ、はあ」
鈴羽「まだ誰も着てないね」
チャリン
岡部「よし、行くぞ」
ガチャガチャ
鈴羽「あ、矢口のキーホルダーだ」
岡部「これで、この時間軸の俺が矢口のキーホルダーを当てることはなくなる」
鈴羽「そうだね」
岡部「だが念には念をいれて、クチャクチャ」
鈴羽「?」
岡部「ガムをコイン投入口に詰まらせて、故障中の貼り紙を貼って」
鈴羽「これで完璧だね」
岡部「さあ、隠れるぞ」
過去のまゆり「トゥットゥルー☆」
鈴羽「来た!」
過去のまゆり「まゆしぃは100円を切らしているのです」
過去の岡部「ならお前に世間の厳しさを教えてやろう…なんだ、こっちは故障中か、ならこっちで…」
ガチャガチャ
過去のまゆり「あー!メタルうーぱだー!」
過去の岡部「なんだ、欲しいのか?じゃあ、まゆりにやろう」
過去のまゆり「ありがとー、オカリン」
鈴羽「あっ?オカリンおじさん、中村が来たよ!」ヒソヒソ
過去の中村「」
スタスタスタスタ
過去の中村「」
ピタッ
鈴羽「え?なんか拾ってるよ!オカリンおじさん!」
鈴羽「失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した」
岡部「落ち着け、バイト戦士よ」
鈴羽「?」
岡部「中村が何かを拾うのは世界線の収束だ」
鈴羽「??」
岡部「あれは俺が置いた、メイクイーンニャンニャンのチラシだ」
鈴羽「???」
岡部「おそらく中村はメイクイーンに行くだろうな、これで帰宅は遅くなる」
鈴羽「さすがオカリンおじさん!」
タイムマシン
鈴羽「これで世界は救われるんだよね」
岡部「ああ、おそらくはシュタインズゲートの世界線へ到達できるだろう」
鈴羽「その世界の2010年には私はいないけど…」
岡部「なぁに、すぐに逢えるさ…」
鈴羽「ありがとう…オカリンおじさん…」
エピローグ
秋葉原 交差点
ザワザワ
岡部「結局、この世界線では矢口の浮気は明るみにならなかった」
岡部「これで矢口中村泥沼離婚戦争は起きないだろう」
スタスタスタスタ
矢口「」
岡部「」
スタスタスタスタ
岡部「!」
矢口「!」
矢口「ちょっとー、お兄さんイイ男ですねー、今日は旦那が地方ロケで帰ってこないんで、ウチ来ませんー?」
岡部「うるさい!クソビーーーーッチ!!」
矢口「これが運命石の扉の選択なんですよーー」
終わり
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