レスはしたけど反映されてるのか解らない
なので、もう一度。長引きそうなのでちょちょっとスレ立て
酉で察していただけると吉
SS速報で永水日和という単語を目にしたなら多分それ
暇だし、平和な小ネタ集でもどうでしょう? と
霞ルートは長引きそうだから諦めた。許せ……サスケ
……あれ? 酉が違う
まぁ、うん。あれだ。霞ルートではなく小蒔ルートの人だよ
向こうでは京太郎視点でしかやらないけど
こっちはいろいろな視点でやろうと思う
行数制限的にかなりぶつ切りになると思うけど……お許し
最近、学校内で私の噂が流れている。と
初美ちゃんから聞いた私は
9割くらい悪戯だと考慮しながら
生活を送ることにした
霞「京太郎くん、小蒔ちゃん。おはよう」
京太郎「おはようございます、霞さん」
小蒔「おはようございます、霞ちゃん」
2人は付き合っている
というよりも……その先へと進んでしまっている
だけど、妬ましく思うことはない
京太郎くんの幸せが私の幸せなのだから……
京太郎くんが私よりも小蒔ちゃんといることで幸せだというのなら
私は、それを受け入れるつもりだから
でも、恋した気持ちはまだ拭えなくて
彼の一挙一動を気にしてしまう
小蒔ちゃんがカッコイイなんていうと、私もそうね。なんて
同調して頷いてしまうし
顔が綻び、頬が赤くなってしまう
霞「京太郎くん……」
彼は一途に小蒔ちゃんを愛し続けた
愛しているという理由だけで……本家という壁を乗り越えようとした
その姿に恋をした私の負けだということは分かっているけれど
……あの人を目で追うことくらいは許して欲しい
「あっ、石戸先輩だわ」
「ほんと……また見てるのかしら」
そんな思考を遮るように、女子生徒の声が響く
初美ちゃんの言う噂というものなのかどうか
あくまで気づいていないという素振りをしながら
聞き耳を立ててみる
「石戸先輩、神代さんと仲良い振りして心の中で殴り合ってるらしいし、そろそろ動くのかな?」
「今は朝だし、夜でしょ夜。というか石戸先輩ほどの人もストーカーになるんだねぇ」
色々言いたいことはあるのだけど
噂ってもしかして……私がストーカーだっていう話?
まさか……京太郎くんを見ている姿って
他の人から見たらストーカーだって言うの?
霞「ちょっと、いいかしら」
ちゃんとお話しなきゃ……私はそんな人じゃないって
「なに――って、い、石戸先輩!」
霞「さっきの話について詳しく聞かせてもらえるかしら?」
「さ、さっきのって……」
霞「私がストーカーという は な し よ 」
「そ、それはっ……ぁのっ、なんていうか……風の噂で」
女の子たちは噂について話してくれたけれど
かなり震えていた
……そんなに怖いのかしら。私
一応、可愛いと思われる努力はしてるのに……
それはともかく、どうやら【風の噂】だったらしい
東風か、西風か、北風か、南風か解らないけど
その大本は……あの子
ほんの少し探し回って、
屋上にいる初美ちゃんを見つけた私は
忍び足で近づいて――
霞「 は つ み ち ゃ ん 」
初美「っ!? か、霞ちゃ……か、神様が表に出てますよー?」
霞「あら、それは私を鬼だと言いたいのかしら?」
初美「そ、そんなつもりは……あはは」
霞「ごまかしても無駄よ? ねぇ、なぜあんな身も蓋もない噂を流したのかしら?」
あくまでにこやかに聞く
怯えさせないつもりのその配慮は……間違いだったのかしら
初美「だだだだだってっ……ストーカーに片足突っ込んでたじゃないですかー!」
初美ちゃんは涙ながらに怒鳴った
初美「須賀くんに会うたびに乙女チックな顔して」
初美「見えなくなるまで背中見つめて」
初美「見えなくなったらなったで切なそうな顔して」
初美「正直、ストーカーなんですよーっ!」
霞「そ、そんな……こと」
初美「ありますですよー、だからそれを自覚して欲しくて噂を流したんですよ」
霞「え……?」
初美「霞ちゃんは須賀くんのストーカーだって!」
霞「ち、ちが……ちが……」
よく考えてみれば、否定できなかった
自分でもダメだとは思っている行為だったし
何かおかしい行為だと分かっていたから
「ストーカー」
気づけば、さっきの女の子がいた
春「ストーカー」
春ちゃんがいた
巴「ストーカー」
巴ちゃんがいた
初美「ストーカー」
小蒔「す、ストーカーっ!」
小蒔ちゃんまでもが、私をストーカーだって……
京太郎「正直……そんな人とは今までの関係は続けたくないですね」
京太郎くんの拒絶
霞「いやぁぁあぁぁぁぁぁぁっ!」
そして、世界は暗転した
―――――
―――
霞「はぁっはぁっ……ぁ、あれ?」
気づけば寝室。あれは夢?
私はストーカーなんかじゃなく、ただの……
霞「……京太郎くんを極力避けることにしましょう」
悪夢にうなされた結果の判断は
京太郎くんを苦しめるだけだったのは
言うまでもなかった
霞「私の噂」終わり
こんな感じで適当に投下していきます
なにかお題があればどうぞ
向こうと違ってただの小ネタ集だから話ごとの繋がりは特にないので
初美「最近、はるる黒糖食べてないですよねー」
春「ん?」
初美「どうしてなんですー?」
春「…………」
小蒔「えへへっ」
京太郎「はははっ」
春「……甘いのに甘いのを合わせると苦痛」
初美「あー……」
春「だから最近は無糖クッキーが良い」
初美「アイデンティティ捨てちゃダメですー!」
巴「急にどうしたんですか?」
初美「どうせくだらないことだと思いますよー須賀くん関連の」
霞「そ、そんなことないわよ。そんなこと……」
初美「明らかにそうじゃないですかーその反応!」
春「霞さんは須賀くん関係だと解りやすい」
霞「そ、そんなに?」
初美「白の中の黒くらいには解りやすいですねー」
巴「それはもう解り易いというより解らざるを得なくないかな……」
霞「そ、そんな……私、そんなにダメな子になってきてる?」
春「須賀くん関係では間違いないかも」
初美「そもそも『子』とか痛々しいですよー」
霞「あら、そうかしら」
春「……怒らない?」
霞「京太郎くんにお仕置き見られたら……怖がらせちゃうじゃないっ嫌だわ」
巴「……確実に、ダメになってますね」
初美「まぁ聞くだけ聞きますよー。なんなんですー?」
霞「別に大したことじゃないんだけれど、むしろ別に気にするようなことでもないんだけれど……」
初美「やっぱりかいさーん。どうでもいいらしいですよー」
巴「前置きで顔赤くしてる時点で半分位理解できたね」
春「やっぱり、解りやすい」
霞「っ……もう、なによ……みんなして馬鹿にして」
初美「霞ちゃんが拗ねたーだれか須賀くん呼んできてー」
霞「ちょ、ちょっと!」
春「冗談だと思うんだけど……」
霞「ぅ……」
巴「霞さん……」
霞「そんな哀れんだ目で見なくてもいいでしょう……?」
初美「いと哀れなり。ですねー」
霞「永水麻雀部はもうお菓子なんて禁止にするわ」
初美「ん、まぁ……別に。最近砂糖食べてるようなものですしー」
巴「苦ではないよね」
春「最近は食べないことが多いし」
霞「…………そういえばそうね」
巴「それで、結局何を思ったんですか?」
霞「えっと……そのね? 京太郎くんともしも付き合ってたらっていう話を……」
初美「私は別にそういう気持ちはないんですけどねー」
巴「どっちかって言うと、私も憧れが強いかな」
春「私は付き合っても良いけど……付き合いたいって言うほどでもない」
霞「私は――」
初美「言わなくていいですよーそれもう100回くらい聞きましたからねー」
霞「そんなに言ってないと思うのだけど……というより、言った記憶がないわ」
春「口ほどに物を言う何かがあったから」
霞「そ、そうだったのね……」
初美「暇ですし、ちょっと考えてみましょうかー」
一旦終わりで。またあとで投下の余裕があれば
向こうは安価スレだからねー
多少無理してもやってるけどこっち非安価だしゆっくりやるつもりだったけど
こういう風になるなら適当に打ち切って流す方が賢明だね
初美「やっぱり、出会いには特別性求めちゃいますねー」
巴「へー例えば?」
初美「牌を咥えて街角アタックとか」
巴「パンじゃないの!?」
初美「申し訳程度の麻雀要素が須賀くんには必要かなって」
春「ぶつかって飲み込んで窒息死?」
巴「死んじゃってる……」
霞「あら、そこで須賀くんの人工呼吸で九死に一生を得るんでしょう?」
初美「ロマンチックですねー」
巴「どこもロマンチックじゃないよ……普通でいいと思う」
春「じゃぁ、普通の出会いを……巴さんから」
巴「あれ……これは私が先にやらされるための前フリ……?」
初美「頑張るですよー」
巴「う、う~ん……どうせやるんだから別に良いけど……」
―――――――
――――
巴「今日から一年生も入ってくるんだ……」
初美「そして私たちは三年生ですよー」
そう、私たちは今日から3年生
姫様が2年生で、はるるが1年生で……分家のみんなが高校生
でも、あと1年経てば私たちは卒業し、離れ離れになってしまう
それはなんだか寂しいような気もする
霞「麻雀部に、人は来てくれるかしら……」
巴「去年でインハイに出場しましたし、来てくれるとは思いますよ」
霞「かもしれないけれど……有名だからこそ萎縮して。というのもあるとは思うのよ」
霞さんの不安も最もな事。姫様は私たちとの麻雀を求めているのかもしれないけど
でも、来年からは私達がいない
だからこそ、楽しく打てる相手を増やして欲しい
そのためにも、部員は沢山来てくれたほうがいいんだけど……
京太郎「……あの、ここが麻雀部ですか?」
巴「え?」
不意に声をかけてきた男の子
今まで見たことはないし、不安そうな声色からしても1年生
ここは大事に行かないとね
巴「うん、そうだよ。ここが永水の麻雀部。見学かな?」
京太郎「はい、見学……できれば対局とか……」
入部と言わないで見学と言う
押して行くよりも、引いた姿勢で勧誘してみると男の子はそう答えてくれた
姫様や霞さんがいる中で、対局を求めてくるというのは
自信があるからなのか、それとも……ただやってみたいだけなのか
巴「いいよ。対局……してみよっか」
京太郎「お手柔らかにお願いします」
そう言って微笑む男の子――でも
お手柔らかにして欲しかったのは、私達の台詞だった
ちょっとやりにくいか……中断で
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