エレン「今から告白してくる」(21)




エレン「付き合ってください」


クリスタ「ごめんなさい」


エレン「そうか。じゃあな」


クリスタ「また明日ね」




エレン「どうだ。見たろ?俺はクリスタが好きで告白して振られた。だから俺はとても悲しんだ。だから恋なんてしたくない」


アルミン「うん。何もかも見てたよ?」


ミカサ「・・・・エレン可哀想」



エレン「俺はとても傷心している。だからミカサ、もう近付くな。女が苦手になった」


アルミン「ごめん。さっきの告白といい、今の会話といい、エレン全て棒読みだよ?」


エレン「ははは、んなわけねえだろ。それじゃまるで俺は、ミカサが無駄なちょっかいをかけてくるのが面倒に感じて、仕方無くクリスタが好きという設定で告白して振られて、女が苦手になったという事にする作戦をしたみたいな言い方じゃないか」


アルミン「僕はキミのその素直さは嫌いじゃないよ。だって、話が進みやすいから」


ミカサ「エレンはクリスタが好きだった・・・でも、私はエレンが好き。どうすればいい?」


アルミン「ははは、ミカサはさっきのエレンの言葉を聞き逃したのかい?好きな人の言葉だよね?」


エレン「ミカサは諦めてくれ。俺はもう女が苦手で仕方ない。けど、訓練する場合だけは何故か女とは上手くいきけそうだ」


アルミン「そうだねー。なんでだろうね?なんで訓練する場合だけ女の子と上手くいきけそうなんだろうね?僕にはエレンの言葉がただ恋愛が面倒なだけとしか聞こえないんだけど」



エレン「アルミンは面白い冗談を言うよな~。俺は恋愛してるって。さっきだって告白したろ?」


ミカサ「そう。エレンはこれからクリスタを諦めて、私に恋をするのだから」


アルミン「というかさ、クリスタもずっと棒読みだったことない?あっさり過ぎて何もツッこまなかったクリスタに僕は疑問を抱いたけど」


エレン「ははは、それじゃまるで俺が、クリスタと手を組んで、ミカサの恋を諦めさせようとしているみたいな言い方じゃないか」


ミカサ「そう。アルミンは少し言い方が酷い。告白はとても大事なこと・・・軽い気持ちでは出来ない」


アルミン「ミカサはエレンの言うことはなんでも聞くね。明らかにエレンの狂言を聞き流してるよね」


エレン「じゃあ、もう1回証明してやろうか?」


ミカサ「・・・エレン、また振られるかもしれないけど、大丈夫?可哀想・・・・」


エレン「あはは、大丈夫大丈夫!おーい。クリスター?もう1回頼む!」


アルミン「なんでそんなハイテンションで、振られようとしてるのかな?というか、告白はとても大事なことなんだよね?」



クリスタ「もう1回昨日の計画のをすればいいの?」


エレン「おう。頼む」


アルミン「あれ?僕の耳に水でも入ってるかな」


クリスタ「しょうがないな~・・・じゃあキス1回で等価交換だよ?」


エレン「おう、分かった分かった。じゃあアルミン、今から告白するからな?」


アルミン「うん。いろいろおかしい点について、僕はどう対処すればいいか分からないよ」



エレン「付き合ってください」


クリスタ「ごめんなさい」



エレン「じゃあ、はい。・・・んっ!」


クリスタ「んんっ・・・ぷぁ・・これでいいの?」


エレン「おう」




エレン「あーあ。振られちまったぜ」


アルミン「振られちゃったねー。でも、僕はキミ達の行為が全て裏切りに思えるな?」


ミカサ「エレンはとても傷付いている・・・だから、アルミンは傷口に塩を塗るようなことは止めて」


アルミン「そろそろ、僕も年なのかな?それとも二人の脳が衰えてるのかな?」



エレン「ということで、ミカサは俺から距離をとってくれ!頼む!」


ミカサ「そう・・・仕方ない。傷が癒えたら、またエレンにアタックする」


アルミン「これは悪者は1択だよね。もうミカサが可哀想で仕方ない」


エレン「あぁ。無期限かもしれないが我慢してくれ・・・もう、ミカ・・・女は苦手なんだ」


クリスタ「あっ!エレン?今度の日曜日なんだけどさ」


エレン「一緒に出かけるんだろ?わかってるわかってる」


アルミン「エレンは取り敢えず前言撤回しようか」


エレン「どうした?」



アルミン「キミはクリスタと付き合ってるのかい?」


エレン「ははは、何を言うんだ貧乳。さっき振られたとこだろ?ミカサがいるだろ。デリカシーが無いのか」


アルミン「確かに僕は初見の人からしたら『女』と間違われがちだが、決して女の子というわけではない。それを理解した上で、僕のことを間違えて『貧乳』とは呼ばないでくれ。僕の名前はアルミン・アルレルトだ」


アルミン「そして、デリカシーが無いのはどっちかな?当然のように口付けを交わしてさ」


ミカサ「そう・・・エレンはクリスタと口付けを当然のように行ってた。それはどういう意味?」


エレン「目の錯覚だ」


ミカサ「ごめん。私の勘違いだったよう」


アルミン「ミカサはエレンの言葉は全て信じる呪いにでもかかってるの?」



エレン「そんな呪いかかってないよな?」


ミカサ「かかってない」


アルミン「もうなんとも言えないよ」


エレン「何だかアルミンおかしいぞ?」


アルミン「ね、ひとつお願い聞いてもらえるかい?」


エレン「なんだ?」



ーーーーー
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ーーー






アルミン「ふざけんな!最初から最後までキミの言ってることがおかしいだろ!ただミカサが邪魔なだけじゃないか!僕がいつまでも優しいと思うなよ!もう2日は口を聞いてやらないんだから!」プンスカ





エレン「」プシュー


ライナー「エレン、大丈夫か!?」

コニー「頭にでっけーたんこぶできてるぞ?」



とぅーびーこんてぃにゅー?

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年03月20日 (木) 16:11:33   ID: TasU-95Q

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