長門「狙われた鎮守府」〔艦これ×7〕 (6)


狙われた鎮守府



いつもと変わらぬ平和な鎮守府。だったが、事件は突然起きた・・・



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大井「はい、北上さん♪」


北上「お~、ありがとう大井っち♪やっぱ激しい戦闘の後の補給は、格別だよね~」


大井「そうね~」


北上「どーれ、燃料をグイっと…」




バーンバーン!!



北上「ぶっ…!げほげほ!!ほ…砲声!?」



大井「訓練はこの時間じゃあないはずよ!」



「「「「きゃあああーーーーーーーーーーーーーー!!!」」」」



電「助けてなのですーー!」


曙「なんだってのよーー!?」


吹雪「とにかく逃げましょう!!」


潮「怖いよーーーー!」




北上「なんだなんだ!駆逐艦達が…おい!何があったの…って逃げちゃったし…」

大井「まさか…叛乱じゃ!?」

北上「まっさかー!ウチでそんなこと起こるわけ…」



木曽「ここにいたか!大井、北上!倉庫で天龍が暴れている!今すぐ止めに行くぞ!!」



大井「天龍が!?」

北上「なんかよくわかんないけど……急ごう!!」



現場へ…



那智「天龍!貴様、どういうつもりだ!!お前が撃ったのは今日まで同じ釜の飯を食ってきた戦友だぞ!轟沈したらどうするつもりだ!!」


天龍「ぐへへへへ!!!うるせえ!!オレを怖がらない馬鹿どもが悪いんだ!!お前も喰らいやがれ!!」


バキューン!!バキューン!!



那智「くっ…これでは近づけん…!!」


那智「いまからならまだ間に合う!これは軍法会議ものだぞ!天龍!!」


天龍「聞く耳もたん!!」


バキューーーーン!!!



那智「こ、小癪な…!」


大井「那智さん!」

北上「遅れてごめーん」

木曽「天龍は?」


那智「おぉ!来てくれたか、ハイパートリオ!」


那智「天龍は、あのコンテナの陰に隠れている。気をつけろ、いつもの天龍ではない。別人だと思え」


北上「わかった。撃とう」

大井「北上さんがそういうなら…轟沈しなきゃ、何でもいいわよね?」

木曽「止むを得んな…この鎮守府と、提督を護るためだ」


那智「よし…じゃあ合図をしたら、一斉にとつげ…」


北上「ふっとべーー!!」

大井「容赦しないんだから」

木曽「目を覚ませ!天龍!」


那智「お前ら!?」



ドォオオオオオオオン…



大井「やったわ」

北上「一件落着っと♪」

木曽「……解せん」



那智「まったく…まぁ、解決できただけいいか。さぁ、天龍をかいしゅ…」


バキュキュキューーーーン!!!ズバァ!!


大井「なっ…」大破


北上「あ…れ?」大破


木曽「…馬鹿な」大破


バタン…


天龍「…」


那智「ぐぁ…天龍。貴様は何故…」中破


天龍「へへへ…くたば…!!」


ガオオオオーーーーーーーン!!!!


天龍「へ!?」

天龍「うぎゃああああああああああああ…」



天龍「う……あ!?か、返せ!オレの!…オレの単装砲!!オレのたんそうほぅぅぅううううう!!」


バキッ!!!


天龍「ぐえ!?………あぅっ……」大破


那智「は!?このシルエットは…!まさか…」



長門「…どうやら」



しゅぅうううううううう……



長門「間に合ったようだな」



那智「長門!!」


子日「ヒューーーーッ!!」





陸奥「間一髪だったわね………みんな急いで!損傷のある子たちを入渠させて!」


島風「はい!速攻でおわらせるよ!!

夕立「ストレス爆発っぽい?」


金剛「そんなのいーからとにかく運ぶデーーース!!」


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