御坂「あいつが死んだ...?」(7)

~病院~

御坂「...嘘ですよね?」

冥土返し「うん。厳密には植物人間状態...つまりぶっちゃけ脳死だ」

冥土返し「ここに搬送された時には体には無数の鉄矢が刺さっていたんだ」

冥土返し「そしてその内の一つが大脳を大きく傷付けていてね?」

冥土返し「損傷率87%。信じられるかい?こうなっても彼は生きているのさ」

冥土返し「矢も絶妙な位置に刺さっていたんだ。ギリギリ生きていられるラインで、ね」

冥土返し「ここまで傷つけられると今の科学だけでは治せない」

御坂「...」

冥土返し「心配するな、彼を二度も死なせない」

冥土返し「病室にいってあげなさい。...たしか彼女もいたはずだ」

御坂「...はい」

~病室前~

インデックス「たんぱつ」

御坂「...白いの」

インデックス「『気をつけろ、アイツはお前の近くにいる』」

御坂「...ッ!?」

インデックス「とうまの最後の言葉。...最後の最後まで他人の心配だったんだよとうまは。バカだよね」

??「伝えるべき事は伝えたかい?」

インデックス「うん、もういいよ。...じゃあねとうま」

??「ククッ、どうやらまだ彼女は諦めていないようだよ?上条当麻。勿論、僕もだ。借りを返すまで死なせはしない。...じゃあな」

御坂「わたしのちかく..?」

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