【 第一話 〜 暴徒サシャ 〜】
サシャ「パァン!パァァン!!パァァァァァァァン!!!!」
クリスタ「きゃあああああああ!!」
ベルトルト「大変だ!腹を空かしたサシャがクリスタを襲い出した!!」
アルミン「供物で鎮めようにも、もう食べ物は残っていないよ……!」
マルコ「せめてパンの一つでもあれば……このままじゃクリスタの翼が捥がれて自由に飛ぶことも出来なくなるだろう……!」
ユミル「てめえ……よくも私のクリスタを……それ以上近づくんじゃねえ!!」
サシャ「パァァァァンッ!!」ゴワッ
ユミル「ぐわっ!」ガクッ
クリスタ「ユミル!!」
ジャン「なんてやろうだ、あんな化け物俺たちじゃ手に負えねえよ!!」
ライナー「まさかこれほどとはな……空腹のサシャを抑えきるなんて俺たちには出来ないのか……!」
アニ「……万事、休すだね」
エレン「待ってくれ!皆!!諦めるのはまだ早い!!!」
ライナー「エレン?まさか、お前が止めるって言うのか?」
ジャン「死に急ぎ野郎、ついに脳みそが焦げて灰になっちまったってのか?」
アニ「幾らあんたが対人格闘の成績上位者だからって、流石にこれをどうにかするのは無理だよ。私には解かる。クリスタはもう——」
アルミン「……いや、エレンの言うとおりだ!諦めるのはまだ早い!!」
エレン「ふっ、アルミン。お前なら気付くと思ったよ!」
サシャ「パァァァァァァァン!!!」
クリスタ「きゃあああああああああ!!」
アルミン「エレン!時間が無い!!このままじゃクリスタがあられもない姿になってしまう!!」
マルコ「ついに天使は穢れた大地にその身の純白を焼かれるというのか……!」
ライナー「見たい、けど見たくない!いや見たいかもしれかもしれかもしれかもしれかもしれ」
アニ「ライナーが自分を抑えているうちに、エレン、秘策があるっていうなら、早く!」
エレン「おう……——来てくれ、ミカサー!」
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ビュッギュンギュンドォドォォォォォ
ベルトルト「立体機動の音!?」
一つ巻いては友の為
二つ巻いては家族の為
「三つ巻いては……エレンの為」
ジャン「この声は!」
アニ「……まさか!」
アッカーマン「アッカーマン……参上!!」
エレン「ミカサ……!」
アルミン「来てくれたんだ……!」
アッカーマン「違う。私。アッカーマン」フリフリ
エレン「どっちだって良い!!クリスタを、サシャをどうにかしてくれ!!」
サシャ「ウウェヘヘヘヒヘヒエヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」
クリスタ「いやー!助けてー!ちょっ、サシャッ!むっ、むねっ、そこには何もないよぉ!!」
ミカサ「解かった。約束しよう。必ず……貴方は、私が護る」
エレン「いやクリスタを護ってやってくれ」
ユミル「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
ライナー「ああああああああああああああああああああ!!」
エレン「ついでにあいつらもどうにかしてくれ」
アッカーマン「解かった」
ビュッボッザクッゴォッ
——こうして、アッカーマンの活躍により三匹の野獣は駆逐された。天使の純潔は守られたのだ。
しかしアッカーマンの戦いは終わらない。この世にはまだ、大切なもの——エレン——を脅かす闇が潜んでいるのだから……。
アッカーマン「それでも、貴方は私が護るから」チュッ
エレン「おいちょっ、……バカ……」
戦え、アッカーマン! エレンの操を護る為!!
コニ—「なぁ、なんでミカサはでこんところでマフラー結んでいるんだ?流行りか?」
マルコ「しっ!!」
空気を読め!コニ—!! 第一話、完!!!
もしも許されるのなら
最終話まで投下したいです
今日はバイトなんでこれにて放置させてもらいます
ごめんなさい
【第二話 〜 クリスタ、飛ぶ 〜】
クリスタ「きゃあああああああああああああああああ!!」
ギュォォォォォォォォォォォォォォォォォッ
ベルトルト「大変だっ!クリスタの立体機動装置が故障した!!」
ジャン「ガスがとんでもねえ勢いで噴射してやがる!!」
アニ「クリスタは小柄だから完全にガスに乗せられてしまっている……」
マルコ「まるで天馬が天使を迎えにきたようだ……」
ユミル「ちくしょおお——クリスタああああああああああああああああ!!」ザッ
アニ「ユミル……」
ジャン「今更あんなのに追いつけっかよ……!」
ライナー「ぼけっとするな!俺たちもクリスタを追うぞっ!!」ギュンッドォッ
ベルトルト「ライナーの言うとおりだ!このままウォール・マリアを突破してしまう前に……しかし、追いつけるか……?」
マルコ「たどり着けるか……僕らのような地獄の民が天上に……?」
クリスタ「きゃあああああああああああっ——あっあっ、ず、ズボン脱げちゃぅ……」
ユミル「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」ビュンッ
ライナー「あああああああああああああああああああああああああああああ!!」ビュンッ
エレン「ふあぁ〜……お、なんか騒がしいな。どうしたんだ?」
アルミン「何かあったの?」
アニ「実はクリスタの立体機動装置が故障して、それでライナーとユミルが追っているんだけど、追いつけるかどうか……」
エレン「なんだって!?くそっ、俺たちも!」
アルミン「待ってエレン!僕たちじゃもう追いつけないよ……
このまま追跡したところでウォール・マリア突破前に捕まえるのが無理なのは明らかだ——だけど、彼女なら!」
エレン「——あっ!!」
ベルトルト「あぁ、そうか!」
ジャン「あいつなら……!」
マルコ「なるほど。翼を持つなら、風からは、天馬さえも逃れられない」
アニ「時間がない、早く」
エレン「あぁ……!来てくれ——ミカサー!!」
ビュッギュンギュンドォドォォォォォ
ベルトルト「立体機動の音!!」
一つ巻いては友の為
二つ巻いては家族の為
「三つ巻いては……エレンの為」
アッカーマン「アッカーマン、参上」
アルミン「ミカサ時間がないんだ!」
エレン「ミカサ!!早くクリスタ助けてやってくれ!」
アッカーマン「違う。私。アッカーマン。でも解かった」ヒュンッ
ベルトルト「消えた……!」
アニ「ふっ……流石だね」
ジャン「あいつなら……もしかしたら……!」
アッカーマン「ただいま」
エレン「早いな!!」
アルミン「クリスタは……無事だね。疲れて眠っているようだけど」
——こうして、アッカーマンの活躍により少女は尚も地上に留まり、突如壁の外に現れた禿と鎧の巨人は駆逐された。
人の業物が人の業によって本質を失うのは常である……しかしそれでも、アッカーマンの闘志を消すことは出来ない。
アッカーマン「エレン。困った時はいつでも私を呼ぶと良い」チュッ
エレン「うえぇえっ! ……きゅ、急には反則だろ……!」
戦えアッカーマン!もう二度と、整備不良の悲劇を起こさない為に!!
コニ—「いや、こんなガス管ぽっちでこっから壁の外まで飛べるわけないだろ」
マルコ「それはどうかな……彼女には、翼があるからね」
コニ—「何言ってんだお前」
正しいぞ!コニー!!第二話、完!!!
賛否両論ありがとうございます
行間については試行錯誤務めさせてもらいます
内容は頑張りたいです
なるべく一日一話を心がけます
気が向いたら覗いてやってください
今日はこれにて失礼します
【 第三話 〜 ライバル出現!? ——地上最強の兵士長—— 〜 】
——とある飯屋——
ジャン「なんでも調査兵団には人類最強とか言われる人がいるらしいな」
マルコ「リヴァイ兵長だね。一人で一個旅団相当の力を持っているって言うんだから、相当だよ」
エレン「すっげぇよなぁ!俺もそんな風に言われるように強くなりたい……!」
ジャン「はっ!てめえが一個旅団!?無理無理無理!!」
エレン「なっ!?決めつけんなよ!!」
ジャン「てめえには日本全国ダーツの旅がお似合いだぜ!隣の晩御飯をイェーガーってか!?」
エレン「んだとこらぁ!!」
???「おいガキども……うるせぇぞ」
マルコ「あっ……すみません……」
???「たくっ……ガキは大人しく公園の滑り台で寝てろってんだ……」
エレン「——ってあ、その背中の紋章……まさか、調査兵団の!」
???「……へっ。おいおい、こいつは赤ん坊のあやし道具じゃねぇんだぞ?
目ん玉輝かせてそんなにキャッキャキャッキャするんじゃねぇ」
ジャン「マジか、本当に調査兵団の……」
???「——俺が誰かってか?」
マルコ「……いや、訊いてません」
???「先に訂正しておくが、俺はリヴァイ兵長じゃぁない……まっ、遠くない答えだがな」
エレン「おい誰かこの人をリヴァイ兵長と間違えたか?」
ジャン「いや……」
???「良いかガキども、一度しか言わねぇ耳ん中掃除してしっかり聞いとけ……俺の名前はな——」
オルオ「オルオ・ボザド……人類最強と謳われるリヴァイ兵長に今一番近い男でぃゃっ——」ガリッ
ブシャアアアアアアアアアアアアア
エレン「うわぁっ!?血ぃ噴いた!!」
ジャン「なんだよいきなり!きったねっ!」
マルコ「大変だ、こ、これ使ってくださいっ!あと、今すぐ水に舌を付けて!」
オルオ「うぅ……」
エレン「大丈夫ですか……?」
ジャン「おい……なんかこの人、やばそうじゃねぇか?実際言っていることも怪しいしよ……そろそろ帰ろうぜ?」コソコソ
マルコ「そうだね……それじゃぁ会計を——ってあぁどうしよう!?財布を忘れた!!」
ジャン「あっはっはっはっはっ!間抜けだなぁマルコ。まぁしかたねぇ、今日は俺が貸して——って俺もねぇ!!」
エレン「おいおいしっかりしろよ二人と——って俺もない!!」
マルコ「どうしよう……」
オルオ「へっ……おいおい、お前らまさか揃いも揃ってタダ飯食らおうってきたのか?とんでもねぇ悪党共だな」
マルコ「ち、ち、ち、違うんです!本当にお金を忘れて……しゅ、宿舎に戻ればちゃんと!!」
オルオ「あぁ解かってる。ちょっとからかってやっただけだ。何、此処であったのも何かの縁って奴よ。
未来の後輩共に俺が奢ってやろうじゃねえか」ゴソゴソ
エレン「なんだこの人実は良い人だったんだな」
マルコ「後日ちゃんとお礼しないとね」
ジャン「……おい待て、見ろよ」
オルオ「……」ゴソゴソ
オルオ「……」ゴソゴソ
オルオ「……」ゴソゴソ
オルオ「……」サァァァァ
マルコ「まさか……」
ジャン「……へっ、まさかなぁ」
エレン「くそっ……どうすることも出来ないってのかよ……!」
アルミン「エレン!」
エレン「アルミン!?お前どうして此処に!」
アルミン「実は僕もライナーやベルトルトと此処に来ていたんだ!三人の話を盗み聞きしていたら声掛けなかっただけで!」
エレン「趣味悪いぞ!それよりも、俺たち財布を忘れちまったんだ!絶対返すから、貸してくれないか!?」
アルミン「僕たちも忘れたに決まってるじゃないか!」
エレン「なんだと!?くそっ、じゃぁどうすれば……!」
アルミン「諦めちゃ駄目だエレン!昔を、昔を思い出せ!!
折角市場へ着いたのに財布を忘れた事に絶望した時のことを……!」
エレン「——っ! そうか……そんなとき……いつも俺たちを助けてくれた……!」
アルミン「呼ぶんだ、彼女の名を!」
エレン「あぁっ!!
——来てくれ、ミカサー!!」
一つ巻いては友の為
二つ巻いては家族の為
「三つ巻いては……エレンの為」
アッカーマン「アッカーマン。参上」
エレン「ミカサ!」
アッカーマン「違う。私。アッカーマン。それよりもエレン、お財布忘れてる。アルミンも。それに皆」
アルミン「ありがとう!」
ジャン「流石はミカサだぜ!」
マルコ「ひゃっほー!」
オルオ「へっ……良い仲間を持ったなお前ら、大切にしろよ。……それでお嬢ちゃん、俺のは?ねぇ俺のは?」
アッカーマン「……誰?」
——こうして、エレンたちは会計を済ませ無事に店を出た。
外の斜陽がなんとなく、在りし日の無邪気で無鉄砲だったころの自分を思い出させた。
アッカーマン「エレン。ご褒美」
エレン「えっ!? あっ……こ、此処でやるのか?」
アッカーマン「うん。早くして、このままじゃ門限に間に合わないから」
エレン「うぅ……仕方ねぇな……きょ、今日はありがとな!」チュッ
戦えアッカーマン。エレンの財布は君が握っている!
第三話!!完!!!
【???】
???「マフラーの女?」
オルオ「はい、いきなり現れやがって……それで……」
???「兵長……おそらく、先日街に現れた人物と同一かと……」
???「そう考えて間違いないだろうな……」
オルオ「な、仲間にはミカサって呼ばれてました!でもそれをすぐに否定して、自分ではアッカーマンだとか
ほざいてやがりましたが……」
???「ミカサ……」
???「……アッカーマン、か」
オルオ「はい……」
リヴァイ「……それで、なんで食い逃げなんてしようとしたんだ、オルオ」
オルオ「違うんですよ!信じてください!!ちゃんと払う意志がありました!
でも財布を忘れたことに気が付いて……宿舎に取りに行こうとしただけなですよぉ!!」
ペトラ「そもそも払う意志があったならお財布をまず忘れたりなんてしないでしょうが」
オルオ「ペトラ……お前まで俺を疑うのか……!そもそも、お前が俺の誘いを断ったりしなければ
こんなことには……!」
ペトラ「私は兵長とご飯食べたんだもーん」
オルオ「なっ——本当ですか兵長!?」
リヴァイ「ん?あぁ、事実だ」
オルオ「てめえペトラ……いつからそんな尻の軽い女に……!」
ペトラ「ちょっと止めてよ兵長の前で。舌噛んで[ピーーー]!」
オルオ「てめおぅうえっ!!??」ガリッ
リヴァイ「(ミカサ・アッカーマン……マフラーの女……)」
エルヴィン『装置の整備不良だったらしい。だが大事に至らなかったのは、彼女のおかげだな。
調べれば彼女は今年の最首席候補……彼女がうちに入ってくれたらと思わないか、リヴァイ?』
リヴァイ『……』
リヴァイ「……」
ペトラ「兵長。食い逃げついでに恐喝の疑いもあります。これで駐屯兵団に届け出をしましょう」
オルオ「ペトラお前……俺を、戦友を、親友を除隊させるつもりか……!?」
ペトラ「今までありがとう、オルオ」
オルオ「……へ、兵長!?」
リヴァイ「駐屯兵団には俺が話を着けておく。お前らはさっさと自室に戻れ」
オルオ「!! へっ……へへっ——聞いたか、見たかペトラ!?これが女には理解出来ねぇ、
男同士の友情って奴だよ!!俺と兵長の絆は何者にも犯せやしねぇのさ!!」
ペトラ「あんた、兵長に土下座しなさいよ」
オルオ「お前の眼は節穴か?もうしてるだろうが!」
リヴァイ「ペトラ、オルオ……近々、養成所へ行くぞ……色々とお礼をしねえといけないからな」
ペトラ「はい!」
オルオ「はいぃでぃっ!!??」ガリッ
To be continue...
やった!二日連続更新できた!
明日も出来るよう頑張ります!
【 第四話 〜 私の特技は肉を削ぎ落とすことです 〜 】
—訓練場—
ジャン「やっと終わったぜ、はぁ飯飯飯!!」
マルコ「僕もお腹空いたな……最初の頃は訓練後なんてまともに食べられなかったのが嘘みたいだよ」
エレン「アルミンは未だに残して、こっそり俺の皿に移すけどな!」
アルミン「うっ……解かってるよ……だから体が小さいってことも……これじゃダメってことも……」
ライナー「はっはっはっ!解かってるなら、今日からは二倍食べるんだな。そしたら明日朝起きたら二倍に
膨れてるだろう」
アルミン「それじゃぁ巨人の仲間入りだよ!」
エレン「もしそうなったら俺が駆逐してやるから安心しろ!」
アルミン「エレン!?」
ベルトルト「あはははは——ん?なんだろう……なんだか良い匂いがしないかい?」
マルコ「本当だね……あっちから……煙が……!」
エレン「——おい、これって!!」
サシャ「肉ううううううううううううううううううううううううううううう!!」
クリスタ「きゃああああああああああああああああああああああああああああ!!」
アルミン「ははは、サシャったらまたクリスタのこと担いでるよ」
エレン「本当にあの二人は仲が良いな」
ライナー「微笑ましいぜ」
ベルトルト「にしても……どういうことなんだろう……?」
ミカサ「今日は調査兵団の人たちが訓練生に焼肉パーティーを開いてくれるらしい」
エレン「ミカサ!!」
ミカサ「違う。私。アッカーマン」
アルミン「いや、今はミカサでしょ?」
ミカサ「(しまった……今、私は通常フォームのミカサ・アッカーマン……!
私がエレンを支える陰のヒーローアッカーマンであることが露呈してしまった……!
誤魔化さないと)」サァァァ
ミカサ「そうだった」
エレン「しっかりしろよ!で、どうしてまた調査兵団の人たちが……あっ!」
ジャン「調査兵団って言やぁ……!」
マルコ「昨日の……!」
???「……ようガキ共……まさか、この俺の顔を忘れたとは言わないだろうな?」
リヴァイ「訓練ご苦労だった。今日は存分に食え。ほら、温タオルだ。まずはこれで汚れを落とせ。替えは用意してあるから
遠慮なく使え。それから、使い終わったタオルはこっちの箱に入れろ。間違っても新品の方にいれるんじゃねえぞ、解かったな?」
ペトラ「疲れてるところ、みんなごめんね?兵長、神経質なところがあるから」
リヴァイ「……人として当然のマナーだろうが」
エレン「あ、ありがとうございます!って兵長!?もしかして貴方がリヴァイ兵長でありますか!?」ビシッ
リヴァイ「まぁ、そうだが」
アルミン「えっ!?」ビシッ
マルコ「(遠いどころか……)」ビシッ
ジャン「(天と地の差じゃねえか……)」ビシッ
エレン「あの、えっと、リヴァイ兵長は俺の目標です!その、尊敬しています!!」
ミカサ「!!??!??!??!?!?!?」ガクッ
リヴァイ「頭を上げろ。それから、今日は無礼講だ。実力はてめえの努力次第だ、肩肘はるんじゃねえ。精々楽しめよ」
エレン「ありがとうございます!!」
ジャン「さっさと行かねえとサシャに全部食われちまうからな……俺たちも行こうぜ!」
マルコ「うん!」
アルミン「よぉし……僕も!」
ライナー「無理はするなよ!」
ベルトルト「食べ過ぎてお腹を壊したら元も子もないからね」
アルミン「心配はいらないよ!僕だって戦士だ!」
ライナー「ははっ、よく言った!じゃぁ俺と食べ比べをするか?」
アルミン「じょ、上等だ!」
ペトラ「元気ですねぇ……」
リヴァイ「そうだな……っと、おい、お前は行かなくて良いのか?」
ミカサ「……
私の特技は、肉を削ぎ落とすことです」ギロッ
ペトラ「っ!」ビクッ
リヴァイ「そうか、奇遇だな」
ミカサ「……」ゴゴゴゴ
エレン「おーいミカサ—!お前も早く来いよなくなっちまうぞー!!」
リヴァイ「連れが呼んでるぞ」
ミカサ「……失礼します」
——突如としてエレンに忍び寄る魔の手から、彼を護りきることが出来るのだろうか?たとえそれが人、類最強だとしても……。
……答えは解からない。ただ、アッカーマンの心の中には、今まで自分だけのものだった彼の微笑みが、違う誰かのものになった
不安だけが、渦を巻いていたのであった……。
——戦え、アッカーマン……それが君の、答えなのだろう……?
To be continue...
コニ—「こ、これは……?」
クリスタ「箸で触ろうとしない!よく見てよ!まだ焼けてないじゃない!豚はもっとちゃんと焼かないと!!」
ユミル「こ、これはそろそろ良いよな?」
クリスタ「いちいち箸で触ろうとするなって言ってんだろ!!
それの何処が十分なのか言ってくれない?えぇっ!?」ギロッ
ユミル「ひっ……!ご、ごめんなさい……!」
クリスタ「まずは皆ほら、野菜からちゃんと食べないと駄目だって!」ヒョイヒョイ
コニ—「お前らは俺たちの母ちゃんかよ……」
クリスタ「コニ—そっちひっくり返して!」
コニ—「うえぇ!?」
クリスタ「そっちも!こら遅い!ユミルぼけっとすんな!何やってんだ!!」
ユミル「ご、ごめんなさい……」ゾクゾク
サシャ「違う……こんなの焼肉じゃない……焼肉を食べる時は……
なんというかもっと救われてなきゃいけないんだ……誰にも邪魔されず……静かで……豊かで……」
クリスタ「おらサシャァ!野菜食えぇ!!」
サシャ「うわあああああああああああああああああああああああああ!!」
ベルトルト「誰か胃薬持ってないですかぁ!?
誰かアルミンが、誰かあああああああああああああああああああああ!!」
アルミン「」チーン
うおォん!まるでアルミンは人間火力発電所だったな!!
第四話、完!!!
うおォん
うおォん……
今日中に……もう一つ投下するんだ……
このSSまとめへのコメント
ううううう!
期待なんやよ!
今からでも、いいので、投稿してください!
めっちゃ面白いです!
ずっと、期待して待ってます!