雪乃「由比ヶ浜さんってかわいいわよね」 八幡「……は?」(161)

原作未読、書きため無し、キャラ崩壊ありかもです

雪乃「……と、思うのだけれど、どうかしら?」

八幡「どうと言われても……確かに、他の女子に比べればかわ……いいんじゃないのか?」

雪乃「そういう意味で言っているわけではないのだけれど」

八幡「どういう意味だよ」

雪乃「つまり、恋人にしたいとか、そういう意味で言っているのよ」

八幡「……は?」

戸塚「八幡なら...いいよ...//////」

雪乃「比企谷くん。あなた、同じ反応を二度もするなんて、人としての感性は確かかしら? 芸人ならとうに引退を薦めるレベルよ」

八幡「芸人とか目指してねーし。つか、お前の人としての感性を疑うよ、俺は」

雪乃「あら。おかしな事を言うのね」

八幡「おかしなことを言ってるのはお前だ。女同士で恋人? 同性愛かっつーの」

雪乃「そうね。否定はしないわ」

八幡(なんだ……? 今日の雪ノ下はなにかおかしい)

八幡「雪ノ下。一つ訊いていいか?」

雪乃「今は私が話しているのだけれど……どうぞ」

八幡「お前は由比ヶ浜を好きだっていったよな」

雪乃「ええ。そうよ」

八幡「つまりは……いつも由比ヶ浜に抱きつかれている時もハァハァしてたというわけか?」

雪乃「当たり前じゃない。あなた、好きな相手に抱きつかれて興奮しないような男なの? 不感症の人?」

八幡「なわけあるか。じゃあなんで嫌がるような素振りを見せるんだよ」

雪乃「別に嫌がってなどいないわ。ただ……私の理性が吹っ飛ぶ前に、彼女を遠ざけないと取り返しのつかないことになると思ったのよ」

八幡(ダメだこいつ……早くなんとかしないと)

八幡「しかし雪ノ下。そもそも同性愛は法律で禁止され、」

「やっはろー!」ガラッ!

結衣「ごっめーん、遅くなっちゃった!」

雪乃「別にかまわないわよ。由比ヶ浜さん」

結衣「そうそう、ゆきのん。これっ!」

雪乃「なにかしら? この袋は」

結衣「ほらー、ゆきのん昨日いってたじゃん! 駅前のお菓子やにあるクッキーが食べたいって! だから買ってきたの」

雪乃「買ってきたって……今? 私のために?」

結衣「あったりまえじゃーん! あ、ヒッキーの分はないからねっ!」

八幡「別に期待してねぇよ」

雪乃「ありがとう。由比ヶ浜さん。今いただいてもいいかしら?」

結衣「いいよー。そのために買ってきたんだから。ほら、この黒いやつがチョコレート味でー」

雪乃(由比ヶ浜さん……顔近い)

雪乃(髪の毛いい匂い……ハァハァ)

八幡「でも命拾いしたな雪ノ下。もしそれが由比ヶ浜の手作りクッキーだったら……」

結衣「なわけないでしょ! ヒッキーさいてー、マジキモイ! マジ女心分かってないんだから!」

八幡「おぉう……。そこまで言うか」

結衣「当たり前でしょ! もう、次はヒッキーの分も買ってきてあげようと思ったけど、もう知らないんだから!」プイッ

八幡「別に期待してねーよ……」

雪乃「そうよ。由比ヶ浜さん。なにもこの男にそこまでしてあげる必要はないわ」

結衣「だよねー! あたしはゆきのんが喜んでくれれば十分だもんっ!」

雪乃(だって由比ヶ浜さんは……私だけを見てくれていればいいもの)

雪乃「ごちそうさま。すごくおいしかったわ」

結衣「うん。今度は一緒に店まで食べに行こうねっ」

雪乃「い、一緒に……!? え、ええ。是非そうしたいわね」

結衣「あ、そうだ。ゆきのん」

雪乃「なにかしら?」

結衣「ほっぺにクッキーのカスがついてるよ」

雪乃「え? それははしたなかったわね。今すぐ、」

ぺろっ

雪乃「なっ……!?」

結衣「へへー。ゆきのんの驚いた顔かわいい」

雪乃「い、いいから離れてもらえないかしらっ」ドンッ

結衣「うわわっ……! ゆ、ゆきのんゴメン」

雪乃「別にいいわ。気にしてないから」

雪乃(危なかったわ……。このまま勢い余って由比ヶ浜さんにキスをしてしまうところだった)

結衣「ゆきのん……ほんとにゴメンね?」

雪乃「気にしてないと言っているでしょう。あなたがこれ以上気に病むことでもないわ」

結衣「そ、そう……」

八幡「その通りだ。由比ヶ浜。これは素直にならなかったやつが悪いんだよな」

雪乃「なにを言っているのかしら。比企谷くん」

八幡「言葉通りだ。いいか、由比ヶ浜。俺が雪ノ下の本性を明かしてやる」

結衣「なんの話?」

八幡「その雪ノ下はッ! 同性の由比ヶ浜にハァハァしちゃう様な変態なんだよォ――――ッ!」

結衣「……はぁ?」

雪乃「何を言っているのかしら、比企谷くん?」

八幡「友達を止めろとは言わないが、あまり濃厚なスキンシップをすると、痛い目にあうって警告してんだよ。由比ヶ浜に」

結衣「意味分かんないし!」

雪乃「そうね。普段から頭のネジが飛んだような男だと思っていたけれど、とうとう妄想と現実の区別がつかなくなってしまったのかしらね。お気の毒に……」

結衣「ヒッキー……現実見よ?」

八幡「それはこっちの台詞で、俺は正常な男だ。友達いないけど」

雪乃「そうね。妄想話は空想の友達とだけしていることをオススメするわ。これ以上あなたの周りから人がいなくならないように」

八幡「そこまで言うか……お前」

結衣「そうだよ、ヒッキー。それにもし、ヒッキーの言った事が本当だとしたら……」

八幡「……したら?」

結衣「あ、あたしがどうしていいかわからなくて夜も眠れなくなっちゃうじゃんっ!」

雪乃「なっ……!」

雪乃(由比ヶ浜さん……かわいすぎっ……!)

戸塚「くっ///、痛い...//」

雪乃(まさかここで本人に暴露されるとは……比企谷くんにうっかり話してしまった私に落ち度があるわね)

雪乃「とりあえず。この話はこれで終わりにしましょう」

結衣「これ以上話してもヒッキーの立場がいっそう悪くなるだけだもんね」

八幡「もう好きにしてくれ」

「はっちまーん!」ガラッ!

結衣「あ、さいちゃんじゃーん。どしたの?」

戸塚「うん。実は八幡たちにいい話があってね?」

八幡「話?」

雪乃「どうしたのかしら。また困りごとでもあるのかしら?」

戸塚「ううん。違うよ。実はね葉山くんからいいものをもらったんだ」

八幡「どーせ。ろくなもんじゃないんだろ。なんだ、ゲーセンのサービス券とかか? それともビール券か」

戸塚「あ! またボクをバカにしてるね、八幡! 葉山くんがビール券なんてくれるわけないじゃん! 三河屋さんじゃないんだからっ」

八幡「んなもん知らねぇよ」

戸塚「実はね……ジャン! 最近できたスパのサービス券をもらったんだ!」

八幡「ふーん。で?」

戸塚「だから! 八幡も一緒に行こうっていってんの!」

八幡「……一緒に!?」

戸塚「うん。八幡がやだって言うなら、別に強要はしないけど……」

八幡「いや、そんなことは無いぞ。むしろ……」

雪乃「イヤッホゥ! これで俺の戸塚たんとあれこれできるぜ! ……とでも言いたげな感じね」

八幡「べ、別に思ってねぇよっ!?」

結衣「ヒッキーきもっ……! そういう趣味だったんだ……」

八幡「違う! つか、雪ノ下には言われたくない」

雪乃「あら。あなたが何を言っているのかわからないのだけれど」

結衣「スパかー。最近できたやつだよね。あたしも行きたいなー。ヒッキーだけずるい-!」

戸塚「八幡だけじゃなくて、由比ヶ浜さんと雪ノ下さんの分もあるんだよ」

結衣「今なんと?」

戸塚「葉山くんからもらった券は四枚あるんだ。だから、二人も一緒にどう……かな?」

結衣「ほんとーっ!? ありがとーさいちゃん!」

戸塚「うん。二人より四人の方が楽しいからね。八幡もそれでいいよね?」

八幡「別に構わないが」

結衣「ゆきのんもいいよね!? 一緒に行こうよ、せっかくのタダ券だしっ」

雪乃「ええ……いいわよ」

雪乃(こ、これは……キマシタワ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!)

結衣「あしたは休日だし! 一日中温泉入っていられるのも贅沢だよねー。しかもゆきのんと一緒!」

雪乃(明日は由比ヶ浜さんと……一日一緒。しかも休日……さらに全裸……)

八幡「そういや、葉山のグループってあいつ含めて四人組だったよな。なんで四人分の券をもらえたんだ?」

戸塚「うーん。それはボクにも分からないけど……なんでだろうね?」

八幡「ま、どーでもいいけど……」

戸塚「じゃあまた明日ねー」

八幡「おう。時間はまたメールで連絡する」

結衣「あたしももう帰るよー。また明日ね、ゆきのんっ」

雪乃「ええ。楽しみにしてるわ」

ガララッ……

八幡「……時に雪ノ下」

雪乃「なにかしら?」

八幡「鼻血、垂れてるぞ」

雪乃「知ってるわ。抑えるので精一杯だったもの。それにあなたも、人の事を言ってられないんじゃない?」

八幡「え? あっ……」

翌日

結衣「うっわー! 人がいっぱいいるねー!」

八幡「休日だからな。あまり人混みは行きたくないんだけど……」

雪乃「文句を言うのなら帰ってくれてもかまわないのだけれど」

八幡「ここまで来て帰れるかっつーの」

戸塚「ところで八幡。ちゃんと水着は持ってきた?」

八幡「ああ。しかし驚いたぜ。温水プールまであるなんてよ」

結衣「そうそう。もう少し早く言ってもらえれば、ゆきのんと水着買いにいったりできたんだけどなー」

戸塚「ごめんね。ボクも後になって知ったことだから」

結衣「別にさいちゃんのせいじゃないし! それにさいちゃんが誘ってくれなきゃ、こうして来ることもできなかったんだからっ」

戸塚「そっか、それならよかったよ……。由比ヶ浜さん、ありがとっ」

結衣「それはこっちのセリフだしー」

八幡(やっぱり戸塚の笑顔には癒されるな……)

雪乃(由比ヶ浜さんの私服……かわいい)

結衣「んじゃ、まずは温水プールからいこっか! せっかく四人で来たんだし、まずは遊んでいこーよ!」

八幡「そうだな。ここには混浴もないみたいだし」

結衣「こ、混浴っ!? なにいってんのヒッキーの変態!」

八幡「はぁ!? そういう意味で言ったんじゃねーよ!」

雪乃「まったく……あわよくば混浴で私たちと一緒に入ろうだなんて思っている変態お猿さんには困ったものね……」

雪乃「彼女がいない歴=年齢の男が私の由比ヶ浜さんの裸を拝もうなんて最低の考え方ね。下心丸見え。人間失格」

八幡「そこまで言うか! 俺はただ、四人で来たのに二手に分かれるっていうのがだな……」

戸塚「もう、なにやってんだよ八幡! 早くいこうよ!」

結衣「じゃ、あたしたちこっちだから-!」

八幡「おう。俺たちも行こうぜ、更衣室」

戸塚「うん!」

八幡(そんなわけで俺たちは、大人気スパにある男子更衣室にやって来たのだ)

戸塚「うわー! 人がいっぱい。ロッカー空いてるかなぁ」

八幡「奥の方に二人分空いてるぞ」

戸塚「ほんとだ。じゃあ早く着替えちゃおうか」

八幡「そうだな。……って、いきなり脱ぐのか!?」

戸塚「……? なにかボクおかしなことした?」

八幡「いや、気にするな……。問題はない」

八幡(そうだ、戸塚は男……男なんだ!)

戸塚「んしょ……と。どうしたの八幡?」

八幡「お前って……結構胸元薄いんだな」

戸塚「そ、そんなにじろじろ見られると……恥ずかしいよ。ボクあまり自信ないんだから……」

八幡(うおっ! やべぇってその顔! もしこいつが女の子だったら、理性が飛んでた所だった)

戸塚「そういう八幡は、結構いい身体してるよね」

八幡「そうか? 別に可もなく不可もなく……一般的な体付きだと思うが」

戸塚「そんなことないよ。うらやましいなぁ……ボクってあまり男らしい身体つきしてないから」

八幡(いいんだ。お前はそのままでいてくれ)

戸塚「ねぇ、八幡……。その、胸板……触ってみてもいいかな……?」

八幡「んん!? なんだって!?」

戸塚「あ、ゴメン。ボクってほら、こういう身体だから、八幡みたいな男らしい胸板に興味があって……」

戸塚「ダメ……かな?」

八幡「べ、別にダメじゃないが」

戸塚「ほんとにっ? じゃあ、触る……よ?」

八幡「お、おう……」

戸塚「……」サワサワ

八幡「……」

戸塚「……」サワサワ

八幡「……なぁ、戸塚。もういいか?」

戸塚「へ? う、うんっ! もう大丈夫だよありがとう!」

八幡「ああ……早く着替えようぜ」

八幡(他人に胸板触られたのって初めてだ……。しかも戸塚に……なんか変な気分)

戸塚「ねぇ八幡。今度はお礼に……ボクの……触っても、いいよ……」

八幡「なにを言っているんだお前は!?」

戸塚「八幡が触らせてくれたから、そのお礼にって……やっぱり嫌だよね。ははは……」

八幡(まさか、戸塚の方から誘ってくるとは……いや、でもこいつは男なんだぞ?)

八幡(いやむしろ、男だからこそ、別に問題はないのか……)

八幡(ここで俺は……)

1.触る
2.触らない

安価>>42

触る

八幡(そうだ。戸塚は男じゃないか。なにを抵抗する必要がある……)

八幡(そこら辺のリア充がよくやってる事じゃないか。乳首をつまみ合ったりしていたずらするやつ)

八幡(しかし、周りの目もある……。盛大にやると、本当にそっちの人に見られかねないぞ)

八幡(では止めるか……? 最悪、戸塚との関係性が悪化する可能性もあるし)

八幡「いいや! 限界だッ! 押すねッ!」

戸塚「え?」

八幡「今だッ!」

俺は周囲の目が外れているタイミングを見計らって、戸塚の左乳首を押した。

戸塚「……んんっ!」ビクッ

八幡「おお……。わずかに柔らかみがある……」

戸塚「ね、ねぇ……八幡」

八幡「おっと……悪い。痛かったか? もう止めとくよ」

戸塚「そ、そう……」

八幡(やっべぇー……。なんか俺心拍数上がっちゃってるよ。あれか。周囲に奇異の目で見られる事に対しての羞恥心から興奮しているのか?)

八幡(だが俺にいたってはノーマルだ……。そのはずだ。男に対して欲情するなんてあり得ない。場所が浴場なだけに)

八幡「……さ、早く着替えていこうぜ」

戸塚「うんっ!」

その頃の女子更衣室

結衣「うわ! 混んでるね! ロッカー空いてるかな」

雪乃「あそこの端に二人分見つけたわ。あそこにしましょう」

結衣「さすがゆきのん! じゃあ、あたしこっちー」

雪乃「待って、由比ヶ浜さん」

結衣「なにー? ゆきのん」

雪乃「あなたは壁際のロッカーを使いなさい。こっちの方がいいわ」

結衣「なんで?」

雪乃「なんでもよ」

結衣「そうなんだー。ま、いいけど」

雪乃(例え周囲にいるのが女性だけだとしても、私の由比ヶ浜さんの素肌を他人に見せるわけにはいかないものね……ふふふ)

結衣「ねー。見てみて、ゆきのん」

雪乃「なにかしら?」

結衣「ほら、このブラ、先週に買ったんだけどさー。どう?」

雪乃「……!?」

結衣「どしたの、ゆきのん?」

雪乃「え、ええ……すごくかわいいわね」

雪乃(なんて大胆にアピールしてくれるのかしら。また鼻血が出そうになってしまったわ)

雪乃(それに由比ヶ浜さん……なんて奇麗な胸をしているのかしら……)

一時間ほど外します。残ってたら書きます。需要あるのかは知らんけども

雪乃「それはいいとして……早く着替えないと比企谷くんたちを待たせてしまうわね」

結衣「それもそうだね。ヒッキーに文句言われるのはいやだし」

雪乃(あ、由比ヶ浜さん……パンツ……普通に脱いじゃうのね。何のためらいもなく)

雪乃(私が今まで脳内補完していた由比ヶ浜さんのおしりが今、眼前に……)

雪乃(スカートも纏わず、下着にも覆われない、由比ヶ浜さんのきれいなおしりが……)

結衣「ふんふん~♪」

雪乃(さ、触ってみたい……どれほど柔らかいのかしら)

1.触る
2.触らない

安価>>65

1

雪乃(本能に従うのって大事よね……。それに私たちは女の子同士なんだし)

雪乃(それに、こんな機会はもう二度とないのかもしれないし……おしり、触らずにはいられないッ)

つつーっ

結衣「ひゃわっ!?」ビクッ

結衣「ななな、何をするんですかゆきのんさん!?」

雪乃「え? あ、いや、ほら……その、」

結衣「……っ」

雪乃「ご、ゴミがついてたのよ。由比ヶ浜さんの……おしりに……」

雪乃(しまった……なんて酷い言い訳なのかしら。これでは比企谷くん以下ね……)

結衣「……」

雪乃(由比ヶ浜さん……怒ってる?)

結衣「……そっか~。それなら別にいいんだけどさー」アハハ

雪乃「え……」

結衣「ありがとね、ゆきのん」

雪乃「怒って……ないの?」

結衣「怒る必要なんてないし。それにゆきのんなら別にいいよ」

雪乃「それって……どういうことかしら」

結衣「そりゃあ、他の人に触られたんだったら嫌な気分になるよ? デリケートなところだし」

結衣「でもゆきのんだったら……全然オッケーだよ」

雪乃(な、なんて反則的な笑顔なのかしら……! これでは私が犯罪者みたいじゃない)

雪乃(罪悪感すら覚えてしまうほどね。少し自重しておきましょうか)

雪乃「早く……着替えましょう」

結衣「うん!」

雪乃「……」

結衣「ゆきのんってさー」

雪乃「なにかしら」

結衣「肌、白くてきれいだよね~」

雪乃「え?」

結衣「触ってみてもいいかな? あ、別にそういう変な意味でいってるんじゃないからねっ!」

雪乃「いいわよ。不可抗力といえど、私はあなたのおしりを触ってしまったわけだし」

結衣「ほんとっ!? じゃあ……二の腕ぷにぷに~♪」

雪乃「それもいいけれど、ここでもいいのよ?」

結衣「ここって……ここ? おっぱい!?」

雪乃「由比ヶ浜さん。少し声のトーンを落としてもらいたいのだけれど」

結衣「う……ゴメン」

雪乃「今なら下着も付けてないから、さっきの由比ヶ浜さんと同じ状態でしょう?」

結衣「それはそうだけど……ほんとにいいの?」

雪乃「ええ。好きなだけどうぞ」

雪乃(私の胸を初めて触るのが由比ヶ浜さんになるのね……。いい気分ね。最高にハイってやつだわ)

結衣「それじゃあ……こう?」ぷにっ

雪乃「……んっ」

結衣「うわ、ゆきのん大丈夫? なんか変な声出たよ!?」

雪乃「構わないわ。続けて頂戴」

結衣「うん……。でもゆきのん、胸の形きれいだよね」

雪乃「そうかしらっ……。由比ヶ浜さんの大きい胸には負けるわよ……」

結衣「いやあ、あたしのはただ大きいだけだし……。って、別にゆきのんの胸が貧相だとか言ってるわけじゃないからねっ!!」

雪乃「気にしなくていいわ。自覚しているもの……んぁっ」

結衣「そ、そろそろ止めておこうかな……なんかゆきのんも顔が赤くなってきてるし。大丈夫?」

雪乃「ええ。いたって健康よ。それに、なんだか私も由比ヶ浜さんの胸を触ってみたくなったわ」

結衣「私の!?」

雪乃「いいかしら? ただのわがままになってしまうのだけれど」

結衣「……いいよ。ゆきのんなら」

雪乃「それは……とてもうれしいわね。では、お言葉に甘えて……」ふにっ

結衣「ひぅっ!?」ビクゥ!

雪乃「ふふふ……かわいい声ね」

結衣「だ、だって……! いきなり、ち、乳首を触ることはないんじゃないかなっ!?」

雪乃「私ってものすごく素直な子だと思わない? 一番触りたいところから触るんだもの」

結衣「素直すぎるよっ! もう、そんなゆきのんはこうだっ」ふにっ

雪乃「ふぁっ! あ、あなたまで……私の一番弱いところを……」

結衣「ふっ……んん、はぁっ……!」

雪乃「ふふっ……はぅっ……!」

雪乃(まさか、由比ヶ浜さんと乳をもみ合う事になるなんて……幸せすぎて死んでしまいそうだわ)

雪乃(でも揉むだけじゃ足りないわ……。由比ヶ浜さんの胸を、舐めたい、顔をうずめたい、ほおずりしたいっ……!)

雪乃(でも、そんなことできるわけない。これ以上を望んじゃいけない……。ただ、この時間がずっと……)

ピリリリリリ

結衣「うひゃっ!?」バッ

雪乃「え? 電話?」

結衣「ちがうちがう、メール……。あ、ヒッキーからだ」

結衣「いつまで待たせるんだ、さっさと来い……だってさ」

雪乃「…………早く着替えましょうか」

結衣「そ、そうだね……」

プールサイド

八幡「おせーよ。お前ら」

結衣「ごめんごめーん。ちょっと色々手間取っててさ」

戸塚「なにかあったの?」

結衣「ううん! 別になんでもないし!」

戸塚「そっか。早く泳ぎにいこうよ!」

結衣「そうだね! ゆきのんも、いこっ」

雪乃「ええ……」

トタトタ……

八幡「おい雪ノ下。顔が赤いけど大丈夫か?」

雪乃「……まったく。とんだ邪魔をしてくれたわね」

八幡「何のことだよ」

雪乃「……いえ、気にしなくていいわ。独り言だから」

八幡「あっそ……」

雪乃(それから私たちは温水プールで遊んだ。別に大きなハプニングもなにもなく……)

雪乃(不良グループに絡まれたりとか、財布を落としててんやわんやとか、そういうイベントもなく時間が過ぎていった……)

雪乃(一つだけあったイベントといえば、由比ヶ浜さんが常時かわいかったということだけね)

結衣「ふぁーっ! 疲れたー」

戸塚「そうだね。もうこんな時間か。そろそろあがろうかな」

八幡「そうするか。そろそろ夕方だしな」

雪乃「温水プールの方はもう終わりだけれど、まだお風呂は営業中のようね。入っていく?」

結衣「もちろん!」

八幡「せっかく来たんだし、ひとっ風呂でも浴びていくか」

雪乃「比企谷くん……分かっていると思うけれど」

八幡「なんだよ」

雪乃「例え不可抗力といえど、青春ラブコメものでありがちな女湯に乱入するようなことはやめなさい。すぐに警察を呼んでやるから」

八幡「しねーよ。そして容赦ないな、お前」

雪乃「当然よ」

銭湯入り口

結衣「じゃあ、一時間後くらいにまたこの場所でねっ! 何度も言うけど、ヒッキー。女湯に入って来ちゃダメだからねっ」

八幡「するわけないだろ。俺をなんだと思っていやがる」

雪乃「犯罪者予備軍の露出狂」

八幡「雪ノ下。お前はどうあっても俺を犯罪者に仕立て上げたいんだな……」

雪乃「事実を言ったまでよ」

戸塚「はやく行こうよ、八幡!」

八幡「おう。じゃあ、俺たちは先に行くからな」

雪乃「ええ。帰りにパトカーの世話にならないことを願ってるわ。比企谷くんが」

八幡「お前なぁ……」

男湯

戸塚「八幡、八幡! 向こうに露天風呂があるってさ!」

八幡「分かったから……走るなって」

ガララッ

戸塚「うわーっ! 結構広いね。夜空も見えるし」

八幡「以外と本格的だな。室内浴場と違って、人もほとんどいないし、貸し切り状態だな」

戸塚「そうだね。いい時に来られたねー」

八幡「とりあえず、さっさと身体を洗っちまうか」

八幡「戸塚……。頭洗ってやろうか」

戸塚「もぉー! 八幡ったら、ボクは子どもじゃないんだからねっ!」

八幡(分かってるよ。けど、なんだかこいつを見てると無性に世話を焼きたくなる。弟みたいなものかな)

戸塚「八幡。背中洗ってあげるよ」

八幡「背中? いいよ。自分で洗うし」

戸塚「せっかく一緒に来たんだから洗わせてよ。もうこんな機会ないかもしれないでしょ?」

八幡「それもそうだな……。じゃ、頼む」

戸塚「うんっ!」



戸塚「~♪」

八幡(こうやって誰かに背中を洗ってもらうのはいつ以来だろうか。小学生の時の妹いらいかな)

戸塚「八幡の背中は大きいねー」

八幡「そうか? こんなもんだろ」

戸塚「お湯で流して……はい、終わり-」

ジャバーン

八幡「ありがとな。次はお前の背中を洗ってやるよ」

戸塚「えっ……?」

八幡「嫌なのか?」

戸塚「別にいやじゃないけど……。ボクの背中を洗ったっておもしろくないだろうし」

八幡「面白いか面白くないかは俺が決めることだ。ほら、そこに座って後ろ向け」

戸塚「うん……よろしく」

ゴシゴシ

戸塚「ぅひゃっ!?」ビクッ

八幡「どうした?」

戸塚「だ、大丈夫だよ。なんかくすぐったくて……びっくりした」

八幡「そうか。痛かったら言ってくれよ」

戸塚「うん……」

ゴシゴシ

八幡(こうしてみると、小さな背中だな。女の子みたいだ)

八幡(それにくすぐったくて声をあげるとか……なんてかわいい生き物なんだ。本当に男なのか疑うレベルだ)

八幡「お湯、流すぞ」

戸塚「うん」

ジャバーン

戸塚「ありがと……八幡。とっても気持ちよかった」

八幡「お、おう……」

八幡(この言葉だけ聞くと、色々と勘違いされてしまいそうだ)

八幡「身体も洗ったことだし、お待ちかねの温泉だな」

戸塚「あそこの角がいいな。人もいないし、空がよく見えそうだし」

八幡「そうするか。あとな、戸塚……」

戸塚「なに?」

八幡「湯船に入る前には、下のタオルを取れよな」

戸塚「分かってるよ、もー!」

ザッパーン

八幡「ふぅー……。疲れた身体が癒される」

戸塚「……」

八幡「早く入って来いよ。風邪引くぞ」

戸塚「ねぇ、八幡……。後ろ、向いててもらえる……?」

八幡「なんでだよ」

戸塚「なんでって……恥ずかしいじゃないかっ! タオル取らなきゃいけないんだからっ」

八幡「恥ずかしいのか? 別にいいけど」フイッ

八幡「……」

戸塚「……」

ザバァ

戸塚「八幡……。前、見てもいいよ」

八幡「おう……」

八幡(戸塚の股間についたそれは、温泉の湯によってぼかされ、ゆらめいていた)

八幡(大きさは……人並みといったところか。こいつが男の子だということを実感させられる一番衝撃的なシーンでもあったわけで)

戸塚「いい湯だねー。ちょっと熱いけど」

八幡「温泉ならこんなもんだろ。あがりたかったらすぐに言えよ。のぼせられても困る」

戸塚「うん。遠慮無く言わせてもらうよ」

八幡「……」

戸塚「……」

八幡(温泉の虜になって会話する気にもなれねぇな……。戸塚もすごく満喫してるようだし)


イベント分岐
1.八幡が戸塚のアレを……
2.戸塚が八幡のアレを……
3.濃厚なディープキス
4.なにもおこらない

安価>>104

4

八幡「……そろそろあがるか」

戸塚「うんっ」



戸塚「もう、八幡ったら早いよ。ボクを置いて先に行っちゃうんだからっ」

八幡「お前が着替えるの遅いからだろ。それと、ほら」

戸塚「冷たっ! これ、フルーツ牛乳?」

八幡「そ。俺とお前の二人分」

戸塚「これボクの? ありがとう。いくらしたの?」

八幡「いいよ。それくらい。俺からのおごりだ」

戸塚「そんな、悪いよ! 今日だって誘ったのってボクだし……」

八幡「だからだよ。こういう時くらい俺の顔を立てろ。それに……まぁ、その……楽しかったし。今日……」

戸塚「ほんとにっ! そっか。すごく嬉しいなっ! じゃあ、ありがたくいただくよっ」キュポッ

八幡「戸塚。男の飲み方はこうだ。左の腰に手を当てて、右に持ったフルーツ牛乳を一気に……飲むっ!」

戸塚「んっ……!」

ゴクゴク

八幡「ぷはぁっ! 最高だな」

戸塚「うん。でもやっぱり、八幡と飲むからおいしいんだよ!」

八幡「そう、かもな……」

八幡(ほとんど一日中、こうして戸塚と一緒に遊んで、風呂に入って……俺たちは少しでも仲が親展したのだろうか)

八幡「こういう関係が……友達ってやつなのかもな」

戸塚「八幡、なにか言った?」

八幡「いや、なんでもないよ……」

八幡×戸塚 友情END終了
後は本命のゆいゆきコンビなのですが、風呂に入ってくるので30分ほど保守お願いします

女湯

結衣「ゆきのーん! むこうに露天風呂あるってさー、はやくはやく!」

雪乃「せかさないの。わかっているわよ」

ガララッ

結衣「あの温水プールがあって、さらにこの露天風呂……さいこーだねっ!」

雪乃「そうね。ほとんど人がいないようだけれど……いい時間だったのかしら」

結衣「みんな室内の方に入ってるみたいだね。あそこはサウナとか岩盤浴とか、色々あるみたいだよ?」

雪乃「今日は時間もあまりないし、そっちの方はまた今度にしましょうか」

結衣「うん。次もまた一緒に来ようね。じゃああたし、先に身体洗っちゃうね」

雪乃「ええ。私もその隣で……」

結衣「ふんふふ~ん♪」

雪乃「由比ヶ浜さん。そこのシャンプーとってもらえるかしら?」

結衣「いいよー。……ねぇ、ゆきのん」

雪乃「なにかしら」

結衣「ゆきのんってさー、髪きれいだよね」

雪乃「そうかしら。普通だと思うのだけれど」

結衣「そんなことないよー。あたしってくせっ毛だし、ゆきのんみたいなストレートうらやましいし」

雪乃「あら。私はあなたのくせっ毛は好きよ」

結衣「またまたー。あ、そうだ! ゆきのんの髪の毛、あたしが洗ってもいい!?」

雪乃「え……?」

結衣「あたしさー、昔に美容師とか目指してた時期があったんだよね-。今ではただの叶わぬ夢なんだけどさ」

雪乃「そんなことないわよ。いい夢じゃない」

結衣「そうかなっ?」

雪乃「もしあなたが美容師として店を出したら、専属を頼んでも……いや、やっぱりいいわ」

結衣「なんでっ!?」

雪乃「あなた……いつもの調子で余計なところとか切ってしまいそうだし。信用にかけるわね」

結衣「ゆきのんひどーい! あたしだってやる時はやる女だし!」

雪乃「そうね。じゃあ髪を洗ってもらおうかしら。それならミスをしても取り返しがつくから」

結衣「りょーかいしました! じゃあゆきのん。そこに座って」

雪乃「ええ。お願いするわ」

結衣「かゆいところはございませんかー?」

ゴシゴシ

雪乃「大丈夫よ」

結衣「しっかし、こうして洗ってみると長髪は大変だねー」

雪乃「慣れればたいしたことないわよ」

結衣「そう? じゃあ上の方からー」

ふにっ

雪乃「!?」

結衣「どうしたのゆきのん? シャンプーが目に入ったとか」

雪乃「いいえ。構わずに続けて頂戴」

結衣「うんっ」

雪乃(私の背中に……由比ヶ浜さんの胸が……当たってるッ!)

雪乃「ねぇ、由比ヶ浜さん……」

結衣「なーに?」

雪乃「あててるの?」

結衣「なにが?」

雪乃「いや、なんでもないわ」

雪乃(やはり天然か……。まさか、この私にもありがちな青春ラブコメ展開が舞い降りてくるとはね……)

結衣「んしょっ……よっと……」

雪乃(しかも動く度に、胸がこすられて……)

雪乃(あ、今当たってる堅い部分って……やっぱり……)

結衣「お湯流すよー」

雪乃「いいわよ」

ザバー

結衣「はい。かんりょうっ」

雪乃「お疲れ様でした。ありがと」

結衣「どういたしましてー」

雪乃「次は私が由比ヶ浜さんの髪をあらってあげようかしら」

結衣「んにゃ、あたしはもう洗ったからいいよー」

雪乃「そう……。早いのね」

結衣「うんっ。温泉につかろっか」

結衣「ふぁ~……。温泉入るの久しぶりー……」

雪乃「くつろぐのはいいけれど、温泉で寝てしまってはダメよ」

結衣「分かってるよ-。ゆきのん、手をつないでもいい?」

雪乃「唐突ね。別にいいけれど……」

結衣「うんっ!」

雪乃「……」

結衣「……」

雪乃「ねぇ、由比ヶ浜さん」

結衣「なに? ゆきのん」

雪乃「せっかくの裸同士の付き合いということだし、折り入って相談があるのだけれど」

結衣「相談? な、なんですか。あらたまって!」

雪乃「対した相談ではないのだけれど……。その、」

1.キスしてもいいかしら?
2.胸を揉んでもらってもいいかしら?
3.胸をなめさせてもらってもいいかしら?

安価>>125

胸もんでもらっていいかしら

雪乃「私の胸を……揉んでもらってもいかしら?」

結衣「む、むねっ……!? なんで? どーして!?」

雪乃「ほら、よく言うじゃない。胸を大きくするのには人に揉んでもらうといい……って」

結衣「確かに聞いたことあるけどさ-。ゆきのんが……あたしに?」

雪乃「そう。おかしかったかしら」

結衣「おかしいといえば……おかしいかも。いつものゆきのんだとそんなこと言わないし。もしかしてのぼせてる?」

雪乃「そうね。のぼせてるかもね」

結衣「じゃ、じゃあはやくあがらないと、」

雪乃「待って。別に体調に異常をきたしているわけではないの。ただ、今の私がいつもの状態じゃないということを踏まえた上で、訊いてもらいたいのだけれど」

結衣「うーん……。言ってる意味がよく分からないけど……。わかったよ! ゆきのんの頼みなら引き受けるよ!」

雪乃「ありがと。由比ヶ浜さん……」

結衣「では揉みますが……前からがいい? 後ろからがいい?」

雪乃「前からでいいわよ。由比ヶ浜さんの顔を見ていたいもの」

結衣「わ、わかった……」

ふにっ

雪乃「んっ……!」ビクッ

結衣「うわっ。かわいい声……」

雪乃「そう、かしら……。続けて頂戴」

結衣「うん……」

雪乃「ところで、ひとつ気になっていたのだけれど」

結衣「なに、かな……?」

雪乃「由比ヶ浜さん。あなた、すごく胸大きいわよね。まさかあなたも、誰かから揉んでもらったりとか……」

結衣「え? ない、ないないっ! そんなわけないじゃんっ! だってあたし処女だし!」

結衣「あ……」

雪乃「気にしなくていいわ。初対面の時から知っていることだから」

結衣「う~。なんかゆきのんにはめられてる気がする……」

雪乃「はめられているのはむしろ私のほうだけれどね」

結衣「もうっ! ゆきのんのおっぱい、揉みつくしてやるし!」

雪乃「あっ……んんっ……!」ビクッ

結衣「ゆきのん……気持ちよかったりする?」

雪乃「ええ……。それなりにはね」

雪乃(しかし、これはこれですごい状況ね。由比ヶ浜さんに胸を揉んでもらうなんて……)

雪乃(でも、これ以上は、私の理性が……)

雪乃「抑えられないッ!」

結衣「え? うわっ!」

雪乃「由比ヶ浜さん……もう、私っ……」

結衣「ちょ、ちょっとゆきのんどうしたの!? そんなに近づかれたら胸もめな……むぐっ!?」

雪乃「ん……ふぅっ……!」

結衣「や、んぐっ……舌っ!? れろ……んちゅ……っ」

雪乃「ぷはぁっ……」

結衣「ゆ、ゆきのん……なにして……」

雪乃「キス……。私これが初めてなの。あなたはどう?」

結衣「キス……あたし、キス……されたの……?」

雪乃「そうよ。私はこれが初めて。由比ヶ浜さん、あなた処女だっていったわよね。つまり、あなたもこれが初めてのキスってことで……あってる?」

結衣「うん……。あたしのファーストキス、うばわれちゃったんだ……」

雪乃「そうね。でも謝らないわ。あたしだって初めてだったし、こうなる前に拒絶しなかったあなたも悪いんだもの」

結衣「そっかぁ……あたし。もうキス……しちゃったんだ」

雪乃「これ以上一緒にいると、もっとすごいことをしてしまいそうなのだけれど、逃げるなら今のうちよ」

雪乃「ここから先はもう……本当に止まらないから。せめて、私の残った理性であなたに逃げるチャンスを与えてあげる……」

結衣「逃げないよ。それに受け入れるよ。ゆきのんを」

雪乃「それって……」

結衣「あたしのファーストキス……ゆきのんでよかった。後悔はしないし、むしろうれしいし……」

結衣「だからいいよ……。ゆきのんの好きにして……」

雪乃「由比ヶ浜さんっ……!」

雪乃「んむっ……れろ、ちゅっ……ふむっ……」

結衣「んんっ……ふぁっ……ゆき、のん……ちゅっ……」

雪乃「もう我慢することもないわね……。由比ヶ浜さん、そこの足湯用の台に上がってもらえるかしら?」

結衣「え……? ここ? いいけど……」

雪乃「いい子ね。こうすれば、由比ヶ浜さんの下も舐められるわ」

結衣「し、下っ!? それって×××のことっ!?」

雪乃「他に何があるのかしら。ここを刺激されると、すごく気持ちよくなれるって聞いたことがあるわ」

結衣「そりゃあたしも知ってるけどさ! ほ……ほんとに……やる、の?」

雪乃「ええ。やるわ。だから、足を開いてもらえるかしら」

結衣「やっぱりダメだよ……恥ずかしいし……」

雪乃「そう。じゃあ、力尽くで……」

結衣「なっ! ちょっとゆきのんっ! ダメだって……そこは……」

雪乃「問答無用」ガバッ

結衣「ひゃあぁっ!!?」

雪乃「由比ヶ浜さんの×××……。すごくきれい」

結衣「そこだけはダメだって……ゆきのんっ……!」

雪乃「こんな顔前にして、これ以上何を我慢すればいいっていうの」

雪乃「……舐めるわね」

ピチャッ

結衣「ひぅっ……!」ビビクン!

雪乃「れろれろ……ふむっ……」

ピチャピチャ

結衣「ふぁ……ひやぁっ……!」

結衣「ゆきのん……あたし……」

雪乃(あたしって本当に最低ね。もう由比ヶ浜さんに嫌われるわね。口をきいてもらえないかもしれない)

雪乃(でも、あたしは由比ヶ浜さんの事が……)

結衣「好き……だよ……」

雪乃「……!?」ガバッ

結衣「あたし……ゆきのんが好き……大好き。こんな事をされても嫌いになれないんだから、もう、どうしようもないほどにぞっこんなんだよ……」

雪乃「由比ヶ浜さん……あなた、」

結衣「ねぇ、ゆきのん……。ゆきのんはあたしのこと……好き?」

雪乃「好き……好き。大好きよ。自分でも恐いくらいに冷酷だった自分の理性が吹っ飛んでしまうくらいに……狂ってしまうほどに……好き」

結衣「えへへ……。そっかぁ、あたしたち相思相愛だったんだ……。ほんと、幸せもんだなぁ……あたしは」

雪乃「そうね。あたしたちは世界で一番の……幸せものなのかもしれないわね」

雪乃「指……入れてしまってもいいかしら?」

結衣「いいよ。ゆきのんがしたいことだったら、いくらでも受け入れる……。痛いのはちょっとこわいけど」

雪乃「大丈夫よ。私の大事な由比ヶ浜さんを痛み付けることはしないわ。痛かったらすぐにいって頂戴。止めるから」

結衣「うん。ありがと、ゆきのん。でも……あたしもがまんするから……いいよ。好きにして」

雪乃「あたしの唾液でぬらしてあるから……そんなに痛くはならないと思うけど……」

雪乃「一番敏感なところを刺激するわね」

クチュッ

結衣「ふぁああんっ!」ビクッ!

雪乃「大丈夫? 由比ヶ浜さん!?」

結衣「うん……なんか、おかしくなりそうになった。でも大丈夫……続けて」

雪乃「ええ。すぐに……気持ちよくなるから」

クチュッ! ピチャッ! クチュクチュ!

結衣「ふぇっ……うぐっ、はぁ、ああっ……!」

結衣「ゆきのん……キス、してぇ……ゆきのんが、欲しいよっ……!」

雪乃「由比ヶ浜さん……んむっ……れろっ……」

結衣「らめっ……なんか、もう……」

結衣「ふぁ……あぁああっ……!!」

ビク! ビクビクンッ!

雪乃「……由比ヶ浜さん。大丈夫かしら……?」

結衣「う、ん……。なんかね、内側から熱いものが溢れてきてね……それが限界まできたら……すごいことになっちゃった」

結衣「あたし……こわれちゃうかと思ったし」

雪乃「世間ではイクっていう表現をするらしいわね。まぁ、そんなことはどうでもいいのだけれど……由比ヶ浜さん」

結衣「なぁに……? ゆきのん」

雪乃「その時の由比ヶ浜さん、すごくかわいかったわ」

結衣「うん。ゆきのんもすごくかわいかった。今度はゆきのんの番……かな?」

雪乃「そうね。そうしたいところだけれど、さすがにこれ以上はまずいわね。場所が場所だし……」

結衣「あ、そうか。あたし、こんな公共の場で……」

結衣「……///」カァッ

雪乃「反省は後。早く出ましょ」

結衣「うん……」

戸塚「あ、二人とも来たよ!」

八幡「……ったく、いつまで風呂入ってるんだっての。もう終わっちまうぞ」

結衣「ごめん、ごめーん! 中の施設を堪能してたら時間忘れちゃってさ!」

雪乃「気にすることはないわ。由比ヶ浜さん。この男はいくら待たされても文句を言う権限はないのだから。あ、戸塚くんはごめんなさいね。迷惑をかけてしまったわね」

戸塚「気にしなくていいよっ! 八幡がいたから苦にはならなかったし!」

八幡「俺には人並みの人権の尊重とかないんですかね」

雪乃「安心しなさい。法律上だけでは認められるから。法律上だけでは」

八幡「なにか気に食わん……」

雪乃「御託はいいわ。帰りましょうか」

八幡「まったく、この女は……。いいや、もう帰る」

戸塚「また月曜日にだねっ」



結衣「ねぇ、ゆきのん。手、つないでもいい……?」

雪乃「いいわよ。私も今、あなたにそう尋ねようとしていたところよ」

結衣「やっぱりあたしたちって、気が合うんだね-。えへへ」

月曜日 部室

八幡「なんかさー。スパ行って以来……機嫌いいよな、雪ノ下。何かあったのか?」

雪乃「別になにも」

八幡「あ、そう……」

結衣「やっはろー!」ガラッ

八幡「おう。ゆいがは、」

結衣「ゆっきのーん!」だきっ

雪乃「ちょ、ちょっと! 人前では自重しなさいとあれほど言ったでしょう」

結衣「いいじゃんっ! 別に減るもんじゃないし。ゆきのんに抱きつきたくて待ちきれなかったんだから」

雪乃「もう……」

八幡「……」

八幡(スパに行って以来、この二人の関係がなにか違っているような気がする。なにがあったのかは知らないが、関係が良くなっているのだから俺の口出しするところではないだろう)

八幡(しかし、もしこれがラブコメの神様とやらが仕向けたことなのだとしたら……)

八幡「同性同士が結ばれるなんて……こんな青春ラブコメはまちがっている」


おわり

以上です。読んで下さった皆様並びに、保守して下さった方々、ありがとうございました。
今後も俺ガイルSSが増えることを祈っております。次は平塚先生とのガチラブコメとか書いてみたい……。

それでは、おやすみなさい。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月05日 (日) 21:08:18   ID: LLRmaIin

キモい

2 :  SS好きの774さん   2014年10月16日 (木) 20:20:44   ID: aqWavWZQ

つまらん

3 :  SS好きの774さん   2015年01月05日 (月) 20:42:54   ID: d2YyXO8o

ゆりはちょっとなー

4 :  SS好きの774さん   2015年04月09日 (木) 03:26:24   ID: b8xH_nQ-

ユリとか俺得だわww

5 :  SS好きの774さん   2015年10月13日 (火) 03:46:31   ID: s_oM__BT

百合くらい漢字で(ry

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom