佐天「へえ~OSRな能力が使えるようになる能力か~」(218)

初春「おめでとうございます!佐天さん!」

佐天「いや~ありがと初春」

初春「でもOSRな能力って何ですか?レベルはいくつなんですか?」

佐天「えーレベル5で第一位だって」

初春「第一位!!御坂さんより上じゃないですか」

佐天「まあねえ~」

美琴「聞いたわよ佐天さん!ついに能力者になったんですって」

美琴「しかも8人目のレベル5!もうこの話題で町は大騒ぎよ」

佐天「いや~ありがとうございます」

美琴「ねえ…佐天さん…一度勝負しない?」

美琴「あの一方通行より上の能力者…ウズウズするのよ」

佐天「ええ!!無理ですって!!やめときましょうよ」

美琴「大丈夫よ!最初は能力を上手く使えないかもしれないけど手加減するから」

佐天「違いますよ~わたしが手加減できないんですよ」

佐天「流石に友達に大怪我はさせたくありませんもん」

美琴「」ピクッ

美琴「…佐天さん少し舐めすぎじゃない?」

佐天「そんなことありませんって!」

美琴「いいから…こっちで勝負よ」

美琴「ただ能力が強ければいいってもんじゃないことを教えてあげるわ」

初春「佐天さん!御坂さん!本気なんですか!!」

黒子「お姉さま!やめてくださいですの!!」


美琴「二人とも黙ってて!これはレベル5のプライドを賭けた戦いなの」

美琴「…じゃあ佐天さん準備はいい?」

佐天「分りましたよ!相手の直撃を受けかけるか、降参で終わりですよね?」

美琴「そうよ!」



美琴(まずは佐天さんの能力を見極めないと…)

美琴(砂鉄の剣で様子見ね)チュイーン

美琴「食らいなさい!!!」ヒュン

佐天「…」

美琴(動かない!?)

美琴「貰ったああ!!!」

佐天「…天譴」ドン

美琴(!?な、なに…いきなり剣を持った手が!!)

佐天「よいしょっと!!」ブン



美琴「うそっ!!」

美琴「砂鉄の剣が吹っ飛ばされるなんて…」

美琴「…やるわね佐天さん」

佐天「ねえもういいでしょ~これ以上は無駄ですよ~」

美琴「…これを食らってもまだそんなことが言えるならね!!!」チュドーン

佐天「うわ!!レールガン!!まずい」


佐天「なんてね~縛道の八十一断空」

美琴「…う…そ…私のレールガンが…」


黒子「お姉さまのレールガンが止められたのなんて初めて見ましたわ…」

初春「佐天さん…すごいです」


佐天「っと!まあこんなもんでしょ!御坂さん降参ですよね?」

美琴「…ッ!まだよ!!まだ負けてないわ!!!」

佐天「…ハア」

美琴「私の本気をみ…」

佐天「御坂さん…」

佐天「あまり強い言葉を使うなよ 弱く見えるぞ 」ドヤア

美琴「…なめんじゃないわよぉおおおお!!!!!」ビリビrビリ!!

佐天「じゃあ少しだけ遊んであげます」


佐天「卍解」

        黒 縄 天 譴 明 王

美琴「…な、なによそれぇぇええええええ!!!!」

佐天「私が持ってる中でも結構好きなんですよね~これ」

佐天「持ち主のわんこ隊長が可愛くて~」

佐天「まああんまり強くないんですけど」

佐天「御坂さん相手なら十分ですよね」

佐天「じゃあ御坂さん…さようなら」ドン


黒子「おねえさまああああああああ!!!!」

初春「佐天さんやめてええええええ!!!!!」

美琴「きゃああああああああ」



美琴「…あ、あれ…わたし…生きて…」

佐天「クフ…くふふふふ…あはははは!!!冗談ですよ!流石に外しときましたから」

佐天「だって友達でしょ」

美琴「あ、あ…う…」

美琴「…さ、さすがね…私の負けよ…」

佐天「いや~どうもどうも」


初春「佐天さん!ビックリさせないでくださいよ!ホントに御坂さんを殺しちゃったと思ったじゃないですか!!」

佐天「いや~ごめんごめん」

初春「もう!佐天さんは!!」


黒子「御三方!さっきの騒ぎでアンチスキルがもうすぐ来ますわ!」

黒子「早く逃げないと」

初春「えええ~~!!ジャッジメントがアンチスキルに逮捕なんて洒落になりませんよ」

初春「はやく白井さんのテレポートで逃げましょう!!」

黒子「し、しかしわたくしの能力では一度に運べるのは3人が限度ですの…」

初春「ええ~~ど、どうするんですか!!私前科は嫌ですよ!!」

黒子「ど、どうしましょう」オロオロ


佐天「だいじょ~ぶ!この佐天さんに任せなさい!」

佐天「黒腔を開きますからそこから逃げましょう」

佐天「っと…ここなら安全ですよね?隣の学区まで移動しましたから」キョロキョロ

初春「…さ、佐天さん今の変な穴は?」

佐天「ん?ああ!黒腔の事?」

佐天「ホントは虚圏に行くための通路なんだけどちょっといじったんだよ」

初春「虚圏?ってそんなことより一学区の間をテレポートしたんですか!」

黒子「あり得ないですの…私も70メートルほどしか移動できませんのに…」

鈴虫終式・閻魔蟋蟀とか喰らうと、周囲環境とか空間座標把握出来なくてテレポート困難だな。
無理に跳ぶと「壁の中にいる」だしな

佐天「じゃあ私帰るね~」


初春「あ、はい…」

黒子「お姉さま立てますか?」

美琴「う、うん…」

初春「佐天さん…何だか様子が変でしたよ…」

黒子「強大な能力を手に入れると人が変ったようになる能力者もたまにいますが…」

初春「佐天さん…」





佐天「さってと!近道して帰ろう!黒腔ばかり使うと太るしね~」


不良A「ひゅ~可愛い子はっけーん」

不良B「うわ~マジじゃん!てかおっぱいでかくね!」

CDEF『ひゅ~~』

佐天「うっわ…スキルアウト…面倒だなあ」

佐天さん→能力入手→調子に乗る→痛い目に会う
のび太くん→道具入手→調子に乗る→痛い目に会う

不良A「ねえねえ~一緒に遊ぼうぜ~良い所に連れて行ってやるよ」

B「つか天国に?」

A「マジ俺らすごいから」

佐天「ええ~ちょっと遠慮しときます」

A「はあ!?そんなこと言わずにさあ~」

B「てか逃げられなくね?こっち10人いるんしょ?」

A「能力者でも無理っしょ」

C「さっさとアジトに連れ込もうぜww」

佐天「ハア…」ヒョイ

A「ひゅ~~いきなりナイフとかこわ~い」

B「でもそんなので何とかなるわけ無くね?」

A「…酷い目に会いたくなかったらそれ捨てて一緒に来いよ」


佐天「射殺せ…」

    神  鎗

A「は!?」

B「お、俺の腕がああああああああ!!!」

F「い、イタイイタイいいいいい」

C「た、たすけええええええ」

タスケエエエ  カーチャーーーン

A「な、なんだよ…これ…」


佐天「…私スキルアウトって嫌いなんですよね」

佐天「何の努力もしないのに人の邪魔ばっかりするし」

佐天「粗大ゴミと一緒だよね」

佐天「私が処分してあげる」


A「ひぃいいいいい!!!た、たすけてえええええええええ」

佐天「射殺せ…神s…」


やめろおおおおおおおお キュイーン!

佐天「!?」

上条「てめえ!何のつもりだよ!あいつらを殺す気だったのか!」


佐天「へえ~わたしの能力を止めるなんてあなた結構スゴイですね」

佐天「もしかしてレベル5ですか?」

上条「そんなことはどうでもいいんだよ!!何のつもりかって聞いてるんだ」

佐天「何のつもりって?…清掃作業?」

上条「…てめえ」

佐天「どうせスキルアウトなんてゴミじゃないですか」

佐天「いつも人に迷惑をかけてばっかりだし」

佐天「私も襲われかけたんですよ?」

這いつくばった敵の首に詫助を引っ掛けてからの斬首は、
詫助の能力と形状はそのためか!って思わず唸らされたので好きなシーン

上条「てめえ何様のつもりだよ!!高位能力者だからって!人をゴミ扱いしていいわけねえだろ!!」

佐天「って言われてもホントの事ですし」

佐天「正当防衛ですし~」

上条「いいぜ!てめが悔い改めな言ってんなら…」

上条「その幻想をぶち殺す!!」


佐天「ハア…またか…ねえそこのスキルアウトさん」

A「」ビクッ

佐天「正当防衛だったって説明しといてよね」

佐天「射殺せ…神槍」


……
………

美琴「あ、あいつが大けがで入院したってホントなの!!!」

インデックス「グス…と、とうまは…今手術してるって…うわああああん!!とうまあああ」

13才や…

冥土返し「…手術は終わったよ」

インデックス「と、とうまは!とうまは大丈夫なの」

美琴「そ、そうよ具合は」

冥土返し「まあ心配ないね…命に別条はないようだよ」

インデックス「よ、よかったんだよ…とうまがいなくなったら…ウウ…グス」

美琴「良かった…あ、あの怪我の原因は?」

冥土返し「全身十数か所に渡る刺し傷…そこまで傷深くないみたいだけどしばらく入院だね」

美琴「刺し傷…剣…あいつがズタボロにされるような相手…」

美琴「…ううん!!違うわよね」

>>48 ……そういえばそうだった。 

初春「白井さん昨日の事件知ってますか?」

黒子「あのスキルアウトの集団が何者かに襲われて大怪我を負ったって奴ですの?」

初春「その件なんですけど…どうも御坂さんの知り合いも巻き込まれたらしいんですよね」

黒子「…聞いてますわ」

黒子「あの類人…上条当麻さんでしたっけ」

初春「御坂さん昨日から病院に泊まり込んでるらしいですよ」

黒子「!?きぃいいいいいいい!!!!!許せませんの!!!」

黒子「すぐに乗り込んで!!!!」

初春「駄目ですよ~例のスキルアウト達が目覚めたそうなんで事情を聴きに行って欲しいって」

初春「犯人につながる情報を探しに行ってください」

黒子「NOおおおおおおおお!!!!」

佐天「うう~ん今日も元気に行きますか」

佐天「初春達はジャッジメントで忙しいらしいし」

佐天「セブンスミストでも行こうかな~」

……
………

黒子「ジャッジメントですの」

黒子「昨日の事件につて調査に来ましたの」

A「ひぃ…こ、こないで…殺さないでくれええ」

黒子「ですから調査に来ただけですの!別にあなたに危害を加えるつもりわ」

医師「少し待ってください今鎮静剤を…」

黒子「…お願いしますわ」


佐天「ふんふん…この服可愛いなあ」

佐天「レベル5になってから奨学金もめっちゃ増えたし買っちゃうか~」

黒子「…これが犯人ですの…」

A「あ、ああ…」

黒子「何かの間違いですわ!!あなたもう一度思い出しなさい!!」

A「思い出してるよ!!!そいつが俺たちをこんな目に合わせた奴だよ!!」

黒子「そ、そんな…」

黒子「佐天さん…」


黒子『初春…至急子の顔の人物の指名手配を…』

黒子「それと学園都市の治安維持部隊にも出動要請を」

黒子「…頼みますわ」



佐天「ふふふ~ん!ふ~んふんふ~ん」

佐天「今日はいっぱい買っちゃったなあ~初春に自慢しよ~」

佐天「でも…なんだか…静かだなあ~」

アンチスキルダ!テヲアゲテトウコウシナサイ!!

佐天「またか~おもったより早かったな~結構優秀だよね~」

黄泉川『そのまま手を頭に付けてゆっくり歩いて来るじゃん』

佐天「はいはいっと~」


鉄装「あ、案外あっけなく投降してくれますね…レベル5相手何で超重装備で来たんですけど…」

黄泉川「最後まで油断するんじゃ無いじゃん…」


佐天「めっちゃくちゃ警戒されてるな~こんなか弱い女の子一人に~」

黄泉川「そのまま地面にうつ伏せになるじゃん…」

佐天「はいは~い」

黄泉川「佐天涙子だな…殺人未遂と街中での超能力の行使で逮捕するじゃん」

佐天「逮捕か~嫌だな~前科持ちわ~」

佐天「やっぱり逃げますね」

黄泉川「くっ!!鉄装!!!逃げるじゃん!!!」

鉄装「へ?」


佐天「卍解…金 色 疋 殺 地 蔵 」

禁書でオサレ値高いのって誰よ

ナンダコレハーーー 
    
   ク、クルシイイイイ

タスケテエエエ
   
   ウゲエエエエエエ

黄泉川「な、なんじゃんよ…こ、これ…ゲホ」

鉄装「黄泉川さん…グフゲホ…」



佐天「金色疋殺地蔵…私の血から作った猛毒をまき散らす」

佐天「だけどさすがに可哀想だから死なない程度に調整しといてあげたから」

佐天「さよなら~黄泉川先生~あの時はお世話になりました~」


黄泉川「ま、待つじゃん…よ…」

>>69
第二位が筆頭、七閃だの唯閃だの聖人だの言ってる神裂さんも十分あれだし、ステイルもルーンとかOSR

黒子「逮捕に向かったアンチスキルと治安維持部隊が全滅しましたわ…」

初春「そ、そんな…嘘ですよね…佐天さんはそんなこと…」

黒子「初春…」

初春「な、何かの間違いです…へ、変身能力者が…」

黒子「初春…辛いのは分りますが今は現実を受け止めなさい」

初春「で、でも…佐天さんが…ウウ…佐天さんが…」

黒子「今の佐天さんはまともじゃありませんわ」

黒子「でも…それを止めて差し上げるのが友達ではなくて」

初春「グスグス…は、はい…白井さん…」

黒子「私も現場に向かいますわ…初春はここで援護を」

土御門「とー言うわけで表の連中は全滅だにゃー」

海原「それで我々グループに回ってきたってことですか?」

結標「…能力に頼って暴れまわるなんてレベル5とは思えないわね」チラ

一方「あァ?何でオレを見るんですかァ!!!」

結標「何でもないわよ」

土御門「…まあ回ってきたのは間違いないんだが」

土御門「回ってきたのは俺たちだけじゃないんだにゃー」



麦野「は!くそったれの新1位を止める仕事だって」

絹旗「超面倒な仕事ですね」

滝壺「あー南南東から信号が来てる」

フレンダ「ウチらに楽な仕事なんて来たこと無いって訳よ」


垣根「…下らねえ仕事だ」

心理「でもやらないとあなたはいつまでもスペアプランよ」クスクス

土御門「というわけで今度の仕事はアイテムとスクールの連中も一緒だ」

一方「ちッ…」

海原「それだけ大変な仕事というわけですね」

土御門「まあ一方通行より上の能力者を抑えろって話だからにゃー」

結標「面倒ね…」




佐天「う~んアンチスキルをやっつけたのは良いけどさっきから監視されまくってるなあ~」

佐天「顔もバンバン流されてるし初春にも知られちゃったかなあ…」

佐天「はあ…」



黒子「佐天さん…」ヒュン

佐天「うわ!ビックリした!白井さん驚かせないでくださいよ~」

黒子「スゥーハァー…ジャッジメントですの!佐天さん大人しくしてください」

佐天「う~ん…やだね」

黒子「ならば力ずくでも止めて見せますの!!」ヒュイン

佐天「うわ消えた!テレポートは厄介なんだよね」

佐天「姿が見えないから攻撃当てられないんだよね…」


黒子「そこ!!!」

佐天「うっわ…危ない危ない…」ヒョイ

佐天「コルク抜きなんて危ないじゃないですか~射殺せ~神槍!!」

黒子「甘いですわ!!」ヒュン

佐天「!?交わされた!!」

黒子(佐天さんの攻撃は確かに速い…攻撃が始まってからだと避けられないですわ)

黒子(でもそれを使っている佐天さんは武器に関しては素人…)

黒子(目線の動きから攻撃の予測は出来ますわ!!!)

黒子「これでお終いですわ!!!」

佐天「!?うわ!!」

黒子「佐天涙子!あなたを逮捕しますの」

佐天「あ~あ地面に縫い付けられちゃった…私身体能力は普通だから剥がせないんですよね~」

佐天「時間かけないと」

黒子「!?怪しい動くはお止めなさい…動けば次は服ではなく手足にぶち込みますわ」

佐天「はぁ~い」

黒子「…初春…佐天さんを確保しましたわ」

初春「『…もうすぐ別のアンチスキルが来るそうです。それまで…』

黒子「分りましたわ…」



佐天「…白井さん私から目を離しちゃだめですよ~」

白井「!?」

佐天「例え縫いつけられていても…」


         清 虫 終 式 ・ 閻 魔 蟋 蟀

黒子「!?な、なんですの!!目が!目が見えませんわ!」

黒子「こ、声も!自分の声が聞こえませんわ!!」



佐天「…本体である清虫を持っている私以外でこの空間の中にいるものの」

佐天「視覚、聴覚、嗅覚の全てを無くす」

佐天「それが清虫終式・閻魔蟋蟀の能力って…」

佐天「聞こえるわけ無いですよね」

佐天「じゃあ少し眠っててくださいね」

佐天「白伏」 ドン!


黒子「ウッ…さ、さてん…さん…」




佐天「ぷっは~~!!白井さんには驚かされたなあ」

佐天「危うく捕まるところだったよ」

佐天さん鬼道使えるの強みだなぁ。破道・縛道ってどれくらいあったかな、とググったら結構あるね。

京楽の花天狂骨の艶鬼とか、浮竹の双魚理の返し技はうまく展開に盛り込むと面白そう

美琴「黒子!!黒子!!しっかりしなさい!!黒子!!」

黒子「お、おねえ…さま…?」

美琴「よ、良かった…何ともない?」

黒子「!?私目が…耳も聞こえますわ…」

黒子「…だ、大丈夫のようですわ」

美琴「良かった…ホントに良かった…あんたにまで何かあったら…」

黒子「お姉さま…ふひひひひ!!おおお姉さまの控えめなお胸が黒子の!!ふひひひ」

美琴「うわああああ!!!あんたどこ触ってんのよ//」ビリビリ

黒子「ふひぃいいいいいい!!」

美琴「…それで佐天さんはどこに向かったの」

黒子「初春」

初春『グス…エフ…だ、第二十三学区へ向かう姿が監視カメラに…』

美琴「第二十三学区…」

黒子「たしか宇宙関連の施設が集積している学区…」

美琴「ちょうど良いわ…あそこはほとんど無人のエリア」

美琴「本気で止めて見せるわ!!!」



佐天「さっきからこっちを観察してる人~出てきたらどうですか?」


一方「チッ…餓鬼が」

海原「気づかれていたのですね」

結標「あれだけ殺気を出してればね」


佐天「怖い怖い…3人がかりでこんなか弱い女の子を虐めるんですか~」

結標「第3位の超電磁砲を一蹴した能力者の台詞じゃないわよ…」

佐天「そんなことないですよ~」ヒョイ

海原「!?日本刀?そんな原始的な武器で戦うつもりですか?」

佐天「いやいや~これは…見せただけですよ~」

海原「?」

一方「何でもいい!!スクラップの時間だァ!!糞餓鬼が!!!」ピッ

佐天「うわわわ…破道の三十三!蒼火墜!!」

一方「ギャハハハハ!!!!ンなもん効くかよ!!!」

佐天「うわああ跳ね返された!!!」

一方「さっさとぶっ潰されろォ!!!!」


佐天「ば、縛道三十九!円閘扇!!」

一方「ンな盾!!粉々だぜェ!!」バキ

佐天「きゃああああああ!!!!!」

一方さんより、案外第七位の方が天敵?あんまし第七位のこと知らんけど

”自分だけの現実(パーソナルリアリティ)”のOSR具合が鍵になるなら第二位が有効牌か……

佐天「ほ、ホントに容赦ないなあ…女の子に向かって」

一方「テメェが病院送りしたアンチスキルの中に俺の知り合いがいてなァ」

一方「ウチの糞餓鬼が泣いてンだよォ!!!!」

佐天「どんな攻撃も反射するって反則でしょぉおおおお」

佐天「い、一旦逃げないと…」

佐天「く、空間転移を…」


結標「逃がさないわよ」ヒュイン

佐天「うわあ!縛道の二十一!赤煙遁!!」ボウン

結標「ちっ!煙幕…」



佐天「ハアハア…もう冗談じゃないよ」

海原「…あの一方通行を超える能力者と聞きましたが…案外大したことありませんね」

土御門「まあ能力は間違いなく一方通行より上だろうな」

土御門「ただ…その能力を使いきれるかは別問題だにゃー」



佐天「一旦引こう…ってうわああ!!」ドン

麦野「逃がすわけないにゃん!」

絹旗「うわ…」

フレンダ「超似合ってないって訳よ」

麦野「//黙れフレンダ!!!」

麦野「とにかくこいつを佐/天にしたら仕事は終わりだ」

麦野「くらいな!新第1位サマ!!!」


佐天「まあ…第4位ぐらいなら何とかなるよね」

佐天「波悉く我が盾となれ 雷悉く我が刃となれ!!双魚理」

麦野「!?原子崩しを反射した!!」

佐天「ただの反射じゃありませんよ」

麦野「!?絹旗!!フレンダ!!」

絹旗「うわあ超ヤバいですよ」

フレンダ「危うくフレ/ンダになるところだったのよ」

麦野「その刀ただの反射じゃないみたいね」

麦野「少しだけ避けづらくなって帰ってきてる」

佐天「ピンポーン!相手の攻撃を吸収しスピード・軌道を変えて反射する」

佐天「それが双魚理の能力」

麦野「意地の悪い能力ね…」

佐天「あなたの性格ほどじゃありませんよ」

麦野「」ブチッ

麦野「上等じゃない!!新1位サマぁあ!!」

麦野「あんたの○○○に原子崩しを突っ込んで!!ジュージュー言わせてやるわよ!!」

麦野「この売女がぁああああああ!!!!」

佐天「あなたたちじゃ私には勝てませんよ~」

佐天「破道の九十一!千手皎天汰炮!!」ドゴン


麦野「ゲフッ…」

絹旗「や、やばすぎですよ」

フレンダ「む、麦野が一撃で…」


佐天「さ~て後はあなたたちだけかな~」ギロ

絹旗「ヒッ…」

フレンダ「大ピンチって訳よ…」

  はは!ざまあねえな!!元4位!!


佐天「!?だ、断空!!」ドゴン

垣根「こんなお嬢ちゃんに負けるなんてよ」

麦野「う、うるせえ…メルヘン野郎が…」ヨロヨロ

佐天「うわ…不良の天使?キモ」

垣根「心配するな自覚はある」

垣根「お前自身には恨みはねえが…新第1位を倒せば」

垣根「アレイスターの糞野郎も俺をスペアプラン何て呼べなくなる」

垣根「そのために死んでくれよお嬢ちゃん!!!」ファサア

佐天「い、嫌ですよそんな勝手な!!!」

佐天「破道の九十一!千手皎天汰炮!!!」

垣根「そんなもん効かねえんだよ!!」

佐天「うっそ~…あり得ないでしょ」

垣根「俺の未元物質に常識は通用しねえ」

垣根「てめえの能力は第1位と戦っている時から観察している」

垣根「お前じゃ俺には勝てねえんだよ!!!!」

垣根「オラオラ!!逃げることしかできねえのか!」

垣根「んなんじゃあの糞ったれの元1位の方がよっぽどマシだったぜ!!」


佐天「ハアハア…わ、私一人にレベル5が3人なんて酷いでしょ~」

佐天「ま、まだ誰か殺したわけじゃないのにハアハア…」

 
  3人じゃないわ!4人よ!!


佐天「え!?きゃああ!!さ。砂鉄の鎖…う、うごけ…」

美琴「とうとう捕まえたわよ…佐天さん」

佐天「み、御坂さん…」

黒子「私もいますわ」

佐天「白井さん…」

黒子「もう一度だけチャンスを差し上げますわ」

黒子「自首してくださいですの…」

佐天「じ、自首なんか…絶対にしませんよ…」

美琴「…そう…なら力づくで止めてやるわよぉおおおおお!!!!!」ビリビリ


一方「ヒャハハハハハハ!!!!さよならだぜェ!新第1位サマよ!!!」

麦野「くらいな!!ビッチがぁあああ!!」チュイーン

垣根「俺の未元物質に常識は通用しねえ!!」


佐天「きゃあああああ!!!!!」



上条「!?こっちだな!!」

インデックス「と、とうま!まだ動いちゃ!」

初春「こっちです!!ついてきてください」

上条「ああ」

インデックス「もう!とうまはいつも無茶ばかりして!!」

……
………

美琴「や、やったわね…佐天さん無事かしら…」

上条「ハアハア…み、御坂…」

美琴「!?あ、あんたまだ動いちゃダメでしょうが!!」



一方「アア?ヒーローじゃねえか」

麦野「でもちょっと遅かったんじゃにゃいかな~」



上条「お、お前ら…」

上条「お前ら…いったい…」

上条「何をしてるんだよぉおおおおおおおおおお!!!!!!!」



垣根「な、何で…オレェ?」



一方「!?なン…だと…」

麦野「なん…ですって…」

美琴「!?佐天さんんんんん!!!!!!!」

佐天「相手を追い詰めたと思った時こそ一番気を付けないといけないんですよ~」

佐天「私が最初意味もなくこの剣を見せるわけがないじゃないですか~」ヒョイ

佐天「この刀は鏡花水月…」

佐天「有する能力は完全催眠…相手の五感の全てを支配する私の持つ最強の能力」


美琴「い、一体いつから…」


佐天「いつから?面白い事を聞きますね?」

佐天「最初からですよ」


美琴「クッ!!」ビリビリ

一方「クソがァああああああ」ドゴン

麦野「売女ぁあああ!!」チュイーン



佐天「隙だらけですよ 何もかも」


   ドォ___ン!

美琴「カハ…」

一方「糞が…」

麦野「ゲフッ!」


佐天「レベル5三人一丁上がりっと!」

佐天「大丈夫死んではいないですから~」


上条「御坂!一方通行!!!」

上条「てんめえええ!!!」

佐天「おや?あなたは前の」

佐天「折角手加減してあげたのに~また怪我したいんですか?」

上条「御坂はてめえの事をすごく心配してたんだぞ!」

上条「あの子がこんなことするわけない!何か訳があるって」

上条「泣きながら言ってたんだぞ!!」

上条「白井もだ!!あんたの無実を信じてたんだぞ!!」


佐天「うるさいなあ…砕けろ!鏡花水月」


上条「てめえのその思い上がった幻想をぶち殺す!!!」バキッ

佐天「!?い、痛い!!な、何で…何で私の事を殴れるの」

佐天「完全催眠の中で私を殴れるはずが…」

上条「そんなちっぽけな幻想俺がぶち殺す!!」

上条「うぉぉおおおおおお!!!!!」

上条「」

佐天「」


上条「ち、ちくしょう…」ドサッ

佐天「はあ~びっくりしたあ~」

佐天「まさか鏡花水月が効かない人がいるなんて~」

佐天「惜しかったですよ!もう少しだったのに」


佐天「でも忘れちゃいけませんよ…あなたは前もこれに負けたってことに…」

   
  卍解   神 殺 鎗

佐天「もう誰も私には敵わないよ~」

やめてください!
   
   もうやめてください!!佐天さん!!


佐天「!?う、初春…見ちゃったの…」

初春「…なの…こんなの佐天さんじゃないですよ!!」

佐天「…で、でもさ…」

初春「佐天さんはいつも明るくてみんなに優しかったはずです!」

初春「い、今の佐天さんは佐天さんじゃないですよ…」

佐天「違うよ…これが私…学園都市の頂点」

佐天「もう誰も私をレベル0なんて言ってバカにできない」


初春「まの…今の佐天さんはレベル0以下です!!!」


佐天「」ピクッ

佐天「い、今何て言ったの?う~い~は~る~」

佐天「今ならまだ許してあげるよ」

初春「何度でもいいます!!!今の佐天さんはレベル0以下です!!」

初春「昔の佐天さんの方がずっと輝いてました!!!」


佐天「…う」

佐天「ういはるううううううううううう!!!!!!!!」


  滲み出す混濁の紋章 不遜なる狂気の器

    湧きあがり・否定し 痺れ・瞬き 眠りを妨げる 爬行する鉄の王女 

 絶えず自壊する泥の人形 結合せよ 反発せよ 地に満ち己の無力を知れ


佐天「破道の九十!!!!!!!黒棺ぃぃぃいいいいいい!!!!!」


初春「…さ、さt…」


     ドォォォォオオオン!!!!!

佐天「ハアハア…やっちゃった…ハハハ…やっちゃったよ…」

佐天「あ、あたし…初春を…殺しちゃった…」

佐天「ハハハ…ういはる…ういはる…ういはる…」


  サテンサン!

佐天「ハハハ…幻聴まで聞こえるよ…」

佐天「それとも初春が向こうで呼んでるのかなあ…」



初春「さ…てん…さん…」


佐天「!?う、初春!な、何で…」


上条「何とか間に合ったな…」

佐天「な、何で…私の完全詠唱の黒棺を食らって何で無事なんですか…」

佐天「あ、あり得ないですよ…」

上条「てめえはやってはいけないことをした!!」

上条「てめえを助けるために頑張った御坂を!白井を!傷つけた!!」

上条「そして何よりもてめえを何よりも大事に思っていた初春さんを傷つけた!!」

上条「てめえがレベル0の時どんな思いをしてたのかなんてわからねえ」

上条「すごく辛いものだったかもしれない!!だけどな!!」

上条「それが友達を傷つけていい理由にはならないだろうが!!!!」


佐天「うるさいうるさいうるさい!!!!!」

佐天「蒼火墜!!!」ドン

上条「うおおお」キュイン

佐天「!?は、破道の八十八!!飛竜撃賊震天雷砲!!!」

上条「うおおおおおおお!!!!」キュイン

佐天「な、なんで!!!こ、こうなったら…」

佐天「万象一切灰燼と為せ!流刃若火!!!」

上条「うおおおおおおお!!!!!!」

佐天「やああああああああ!!!!!」


上条「その幻想を!!!!」


         ぶ ち 殺 す !!!!


佐天「きゃあああああああああああ!!!!!!」


上条「ハアハア…終わった…か」ドサッ

………
……

上条「ん…ん…ここは…・?」

冥土返し「君の特等席だよ。いつものね」

冥土返し「まさか抜け出して1時間後にまた戻ってくるとはね」

冥土返し「君はよっぽどここが好きなんだね」

上条「ハハハ…別に好きじゃないんですけどね」

上条「みんなは…?」

冥土返し「僕を誰だと思ってるんだい?」

上条「そうですよね…良かった…」

佐天「……」

初春「佐天さん…」

佐天「初春…」

佐天「私…初春を殺そうとした…だから…」

初春「…ってます…」

佐天「え?」

初春「私佐天さんが戻ってくるまでずっと待ってます」

佐天「な、なんで…・?」

初春「だって友達じゃないですか」

佐天「…はる…ヒク…ういはるうう…ごめん…ごめんね…」

初春「佐天さん…」

美琴「木山先生!ゲコ太先生!!黄泉川先生!!」

美琴「佐天さんは後どれだけ出られないんですか…」

黄泉川「…この件は統括理事会が決めるそうじゃん…」

黄泉川「…だからどれくらいかって言うのは分らないじゃん…」

黄泉川「10年かもしれないし…もっと長くなるかもしれないじゃん…」

美琴「そんな…」

美琴「さ、佐天さんは誰も殺してないんですよ!!」

美琴「そ、それなら一万人を…死なせた…私の方が…」

木山「…」

冥土返し「…さあ…まだ君の治療は終わってないんだ…戻りなさい」

美琴「…」

1年後

美琴「黒子~そろそろ行くわよ~」

黒子「はいですの」

美琴「初春さんは?」

黒子「先に病院に行ってますわ」

美琴「そう…ねえ黒子…最近初春さんはどう?」

黒子「…元気そうに見えますわ…でも…やっぱり佐天さんの事が」

美琴「そっか…」


初春「あ…御坂さん白井さんこんにちわ…」

美琴「ごめん待った?」

初春「い、いえ…べつに…」

黒子「初春…」

冥土返し「よく来てくれたね」

冥土返し「体の調子はどうだい?」

美琴「あ、私はもう全然!というよりそこまで酷くなかったし」

黒子「私もですわ」

冥土返し「そうかい…初春君は?」

初春「わ、私ももう元気いっぱいですよ!…ハハ…」

冥土返し「ふ~ん…やっぱり君には最後の治療が必要みたいだね」

美琴「?」


冥土返し「入ってきなさい」


???「…う、ういはる…」

初春「さ、さてん…さん…?」

佐天「初春うううううう!!」ダキッ

初春「佐天さん!!!!」ダキッ

>>205
カタカナにするとハワイアンに見える

>>206

???「…ウ、ウイハル…」

初春「サ、サテン・・・サン…?」

佐天「ウイハルー!!」ダキッ

初春「サテンサン!!!!」ダキッ

美琴「佐天さん!」

黒子「まさかもう出られるはずが…いったい」

冥土返し「言っただろう?僕は医者だ」


冥土返し「患者に必要なものは何でも揃えるってね」



初春「さ…さてんさん…佐天さん!!!」

佐天「ういはる…ういはる…わたし…」

初春「な、なにも言わなくていいです…佐天さんがいてくれれば…グス…」

佐天「うん…うん…」

初春「良かった本当に良かったです」

佐天「じゃあ…戻って来た記念に…」


佐天「たっだいまーーー!!」バサッ

初春「ひゃああああああ////な、なにするんですか!!!佐天さん////」


カン

最初考えてたエンド


上条「その幻想をぶち殺す!!!」

佐天「こうなったら!!万象一切灰燼と為せ!流刃若火」

佐天「あ、あれ…出ない…万象一切灰燼と為せ!!流刃若火!!」

佐天「黒棺!!!蒼火墜!!飛竜撃賊震天雷砲!!!!な、なんでよ~~~」

上条「そげぶ!!!!」

佐天「ゲヘエエエエエ!!!」


美琴「何で佐天さんの能力が…」

木山「説明しよう…彼女の能力はOSRな能力が使えるようになる能力」

木山「それゆえ本人は何にも増してOSRでなければならない」

木山「心配する友人を殺そうとするなど余りにも非OSRな行動」

木山「彼女はOSRPS(オサレポイントシステム)に反した行動をした」

木山「ゆえに彼女はOSRの力を失ったのだ」

美琴「なんだそれええええええええ」

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