光「うるせぇ!!」ドスッ 美海「うっ…」 (118)

光「畜生…!」ドスッ

美海「うっ…」

光「意味分かんねえんだよ!!」ドスッ

美海「ひ…かり……」

光「目が覚めたら五年後!?」ドスッ

美海「や…め……」

光「ふざけんじゃねえよ!!」ドスッドスッ

美海「っ……!」

光「…ハッ!」

美海「ゲホッゲホッ!」

美海「お…おぇぇ……」

光「み…美海!」

光「大丈夫か美海!しっかりしろ!」

美海「だ…大丈夫……ハァ…ハァ…」

美海「うっ……」ビチャビチャ

光「美海!」

光「大丈夫ってお前…!ゲロ吐いてんじゃねえか!」

美海「だ…大丈夫だから……!」

光「美海…」

光「…本当にごめんな……」

光「俺…何でこんな事しちまったんだろうな……」

美海「…光はきっと少し混乱してるだけ……」

美海「…すぐに元通りの光になるから……」

光「………」

光「ごめん…ごめんな……」

美海「…大丈夫…大丈夫だから……」

ナデナデ

光「………」

光「…ありがとう。俺、ちょっと外で頭冷やして来るわ…」

美海「あ…私も一緒に…」

光「悪い…しばらく一人にしてくれ」

美海「…うん」

光「じゃあ、ちょっと行って来るわ」

光「…無理しないで休めよ」

美海「…うん」

美海「……行ってらっしゃい」

ピシャッ

光「………」








光「wwwwwwwwwwwwwwww」

パラリラパラリラ

若旦那「おーい光ィ!」

光「おっす狭山wwwwwwww」

若旦那「遅かったじゃねえのwwwwwwww」

光「ワリィワリィwwwwwwwwwwwwwwww」

若旦那「とりあえず乗れやwwwwwwww」

若旦那「パチンコ行くべwwwwwwwwwwwwww」

光「うっすwwwwwwwwww」

パチンコ店

若旦那「さーって何やっかなーwwwwwwww」

光「wwwwwwwwwwwwwwww」

バイト「申し訳ございませんお客様。当店は中学生は……」

光「wwwww?」

狭山「おい光wwwwww保険証でも見せてやれよwwwwww」

光「wwwwwwww」バリバリッ

光「ほwwwwらwwwwwwよく見てみろwwwwwwwwwwwwwwww」

バイト「……!」

バイト「し…失礼いたしました!」

光「wwwwwwwwwwwwwwww」

狭山「wwwwwwwwwwwwwwww」

狭山「あーまた有り金全部スッちまったwwwwwwww」

若旦那「若旦那モード発動wwwwwwww」

若旦那「っべーwwwwww配達忘れてたwwwwwwww」

光「wwwwwwwwwwwwwwww」

若旦那「そろそろ帰んべwwwwwwww」

光「おうwwwwwwww」

若旦那「じゃあな光ィ!」

光「おうwwwwwwww」

ブロロロロロ

光「wwwwwwww」


光「…………」




光「ただいまー」

ガララッ

美海「あ、光お帰り」

光「おう」

光「腹、大丈夫か?」

美海「うん、もう大丈夫」

光「そっか…良かった……」

美海「………///」

あかり「あれ、光遅かったねぇ」

あかり「ご飯出来てるよー」

光「おう」

光「ただいまー」

至「あぁ光君お帰り」

晃「おむ」

光「あー…ども」

あかり「じゃあ全員揃った所で」

「「「いたたぎます」」」

晃「おむ」

あかり「でさーまた若旦那が仕事の途中でパチンコに行ってー…」

至「…ははは」

光「wwwwwwwwwwwwwwww」

美海「光?」

光「おっと」

晃「おむ」

PM10:24

コンコン

光「美海、起きてるか?」

『ッ!?』

ドタバタ

ガラッ

美海「な…何…?」

光「…入っていいか?」

美海「…う、うん……///」

美海「………///」

光「…なぁ美海」

美海「…な……何…?」

光「…今日は…ありがとな……」

光「俺…美海がいねぇと駄目だな……」

美海「…光……」

光「美海……」

美海「……ん……」







光(wwwwwwwwwwwwwwww)

次の日

光「あー…学校めんどくせぇなー…」

光「なあ美海ー、一緒にサボらねえ?」

美海「だ…駄目!…ほら行くよ!」

光「はー…五年間ですっかり真面目になったもんだなー」

美海「…もう!普通だよ!」

光「…まぁ、確かに肝心の授業で寝てりゃ意味ねえよな」

美海「うるさい!」

光「仕方ない、行くか…」

美海「急ごう。このままじゃ遅刻しちゃう」

光「あー大丈夫大丈夫」

光「ちょっとここで待ってろ」

美海「え?光?」







ピポパ

プルルルルル ガチャ

光「おっす狭山wwwwwwwwwwwwwwww」

光「ちょっと学校まで送ってくれよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

美海「誰と電話してたの?」

光「ちょっとな」

パラリラパラリラ

若旦那「よーっすwwwwwwwwお二人さーんwwwwwwwwwwwwwwww」

若旦那「学校行くんだろwwwwwwww飛ばして行くぜwwwwwwwwwwwwwwww」

美海「」

若旦那「どうした光wwwwwwwwテンション低いじゃないwwwwwwwwwwwwww」

光「おい!こいつの前ではそのテンション止めろって!」ヒソヒソ

若旦那「あっ…わり」

学校

美海「おはよーさゆ」

さゆ「…おはよう」

美海「…どうしたの…?」

さゆ「どうしたのって……」

さゆ「美海、あれ見て何も思わないの…?」





女子A「先輩、おはようございます」

女子B「先輩~」

女子C「先輩今度一緒にカラオケ行きましょうよー」

女子D「えーずるーい私も行くー」

光「どうすっかなー年寄りだから最近の曲分かんねえしなー(笑)」

教室中「wwwwwwww」どっ

美海「…?」

さゆ「あのタコが他の子と仲良さそうにしてて何とも思わないの?」

美海「大丈夫だよさゆ」


美海「光言ってたから私がいないと駄目だってきっとみんな遊びだよ光は絶対最後は私の所に戻って来てくれる昨日だってあんなに二人で」

さゆ「…美海……」

放課後

光「悪い美海、先帰っててくれ」

女子C「先パーイ!早く行きましょうよー!」

光「おーう!今行くー!」

光「じゃあな美海」






美海「………」

美海「………」

さゆ「美海……」

美海「さゆ。帰ろう」

さゆ「う、うん」

美海「………」

さゆ「………」

夕方

若旦那「やべえやべえwwwwwwww遊び過ぎてもうスッカラカンだわwwwwwwww」

光「俺もだわwwwwwwwwそろそろ小遣い稼がねえとなwwwwwwww」

若旦那「こwwwwwwwwづwwwwwwwwかwwwwwwwwいwwwwwwww」




若旦那「おい、あれちさきじゃね?」

光「おっマジだ。ここで下ろしてくれ」

若旦那「おうwwwwwwwwwwwwwwww」

ガチャ バタン

若旦那「じゃあな光wwwwwwwwwwwwwwww」

ブロロロロロ


光「ようちさきwwwwwwww」

ちさき「光………」

ちさき「また狭山君と遊びに行ってたの?」

光「おうwwwwwwwwwwwwwwww」

ちさき「駄目よ。害にしかならないから」

光「さwwwwwwwwやwwwwwwwwまwwwwwwwwwwwwwwww」




光「でさぁ、今金に困ってんだよ」

ちさき「また…?この前あげたばかりなのに……」

ちさき「一体何に使ったの?」

光「パチンコとカラオケ」

光(と女遊びwwwwwwwwwwwwwwww)

ちさき「またそんな下らない事に使って……」

光「頼むちさきwwwwwwww」

ちさき「………」

ちさき「…駄目。もうそんなお金無いからね」

光「………」

光「マジか~」






光「じゃあ、もう俺らの関係も終わりだな」

ちさき「!?」

光「俺はちさきとはあまり会えない分、遊んで寂しい気持ちを紛らわしてただけなのにな……」

光「ちさきはそれを分かってくれねえんだもんな……」

光「仕方ない。もうちさきとは……」




ちさき「ま、待って!」

光「ん?」

ちさき「何とかするから…!」

光「どうやって?」

ちさき「教授の分のご飯を減らしたり…教授から宿泊料を請求したり……」

ちさき「とにかく何とかするから…!」

ちさき「お願い…捨てないで…!」






光「wwwwwwwwwwwwwwww」

翌日

若旦那『おう光wwwwwwww今サヤマートにちさき来てんぞwwwwwwww』

光「マジかwwwwwwww今から行くわwwwwwwww」ピッ




光「………さて」

光「美海ーちょっとサヤマート行って来るわー」

サヤマート

ちさき「あ、光……」

光「ようちさきwwwwwwww」

ちさき「あの…とりあえずこれだけ……」

光「良いのか?」

ちさき「うん…教授は馬鹿で鈍感だからご飯の方は気づかないと思うし……」

光「そっか…ありがとな…」

光「ちさきが居てくれて良かったよ……」

ちさき「光…」



光「wwwwwwwwwwwwwwww」

若旦那「来たか光ィwwwwwwww」

晃「おむ」

光「おお狭山に晃じゃねえかwwwwwwww」

若旦那「光wwwwwちょっとこっち来いwwwwwwww」

光「何だよ狭山wwwwwww」

晃「おむ」

若旦那「ちさきwwwwwwww何買ったと思うwwwwwwww?」

光「何だよwwwwwwwwwwwwwwww?」

晃「おむ」






若旦那「二人前の蟹とwwwwカニかまwwwwwwwwwwwwwwww」

サヤマート「wwwwwwww」どっ

光「そwwうwwだwwww」

若旦那「何だよwwwwww」

光「晃wwwwwwwwちさきに浣腸して来いよwwwwwwww」

晃「おむ」

若旦那「そりゃいいwwwww行って来いwwwwwwww」

晃「おむ」

光「………」

若旦那「………」

光「………?」

晃「おむ」

若旦那「………?」

晃「おむ」

光「………はぁ…」

光「3おむでどうだ」





晃「任務了解」

晃「目標を浣腸する」

光「wwwwwwww」

若旦那「wwwwwwww」

あかり「でさぁ~」

ちさき「はぁ…」

ちさき(この人最近話長くなったなあ)


AKR「お前には出来ない」

AKR「俺には出来る」ブスッ

ちさき「ひぅっ!!」

光「wwwwwwww」

若旦那「wwwwwwww」

晃「おむ」

翌朝

光「あ、美海。今日は帰ったら部屋から出てくんなよ」

美海「え…どうして……?」

光「なんだって良いだろ」

美海「光……」


放課後

光の部屋

『センパイッタラヤダー』

美海「………」

ギシギシ アンアン

美海「………」

数日後

男子A「…なぁ。聞いたか?」

男子B「先輩の噂だろ?」

男子A「ああ、何でもクラスの女子のほとんどに手出してるらしいな……」

峰岸「えっ……」

男子B「何だ峰岸、知らなかったのか?」

峰岸「う…うん」

男子A「潮留なんて真っ先にヤられてんだろうなー…」

峰岸「………」

峰岸(まさか…ただの噂だよな……)

男子A「まさか途中から入って来た奴に女子がみんな持ってかれるなんてな」

男子B「なんか複雑だよなー」

峰岸「うん……」







さゆ「………」

光「…話ってなんだよ」

さゆ「…分かってるでしょ」

光「……美海のことか?」

さゆ「そう」

さゆ「ねえタコ助」

さゆ「もっと…美海の事大事にしてあげてよ」

光「………」

さゆ「美海はあんたの事が五年前からずっと好きで……!」

さゆ「あんたが眠っている間もずっと待ってたんだから……!」

光「さゆ……」











光「悪いが俺は美海の事を充分大事にしているつもりなのだが」

さゆ「………」

さゆ「………はぁ!?」

光「じゃ帰るわwwwwwwww」

さゆ「ま、待って!」

光「wwwwwwww?」

さゆ「だったら、もう他の子と仲良くするの止めてよ!」

光「wwwwwwww」

光「え~どうすっかな~wwwwwwww」

さゆ「………」イライラ

光「別に良いけどさ~」

さゆ「ほ、本当!?」

光「おう。俺は嘘つかねえよ」

光「でもな」


光「お前が代わりになったらの話だけどなwwwwwwwwwwwwwwww」

さゆ「え………」

光「一回ヤらせてくれたらもう他の奴には手は出さねえwwwwwwww」

光「お前とヤればこのクラス制覇出来んだよwwwwwwwwwwwwwwww」

さゆ「」


さゆ「………」

さゆ「……分かった…」

光「………」





パンパン

さゆ「い、いやぁ!」

さゆ「わらひがしゅきなのは要さんなのにぃ!」

光「……だってよ。要」

さゆ「……え?」

要『光……!何やってるんだ……!』

要『さゆちゃん!大丈夫!?』

さゆ「要…さん…?」

さゆ「なんで……」

光「wwwwwwwwwwwwwwww」

要『光ィ!今から行く!そこを動くなよ!!』

光「かwwwwwなwwwwwwwwめwwwwwwwwwww」

要「さゆちゃん!!」バタン!

光「よう要wwwwwwww」

要「光…!何を呑気かつ優雅にコーヒーなんて飲んでいるんだ……!」

光「wwwwwwwwwwwwwwww」

さゆ「………」

要「はっ」

要「さゆちゃん!」

さゆ「……要さん」

要「光ィ……!」

ダッ

要「オラァ!!」ブン

光「おっとwwwwwwww」サッ

要「うわっ」

光「大丈夫か?」ガシッ

要「あ、ありがt」パチン!!

光「莫迦野郎!!」

要「えっ……?」

光「要ェ…!」

光「お前が今するべき事は俺を殴ることか!?」

光「違うだろ!?」

要「………!」

光「女の子が自分の気持ちを伝えたんだぜ?答えてやれよ……」

要「………」

要「………」

要「光…君の事は許さない」

要「…でもそんなのは後だ」

要「…さゆちゃん」

さゆ「…ふぇ?」

要「光にされた事は全部僕が忘れさせてみせる」

要「こんな僕で良ければ…」


要「僕と…付き合って下さい」

さゆ「……はい」

さゆ「う…うぇぇぇぇぇぇぇぇん!!」

要「さゆちゃん………」

要「……よしよし」



光「………」

光「全く…損な役回りだぜ」

光「良かったな…二人とも…幸せになれよ」

光「ただいまー」

晃「おむ」

光「ん?なんだ美海はいないのか?」

晃「おむ」

光「なんだよ。うるせえな」

光「こないだの報酬を払えってのか?」

晃「おむ」コクリ

光「だーれが払うかそんなもんwwwwwwww」

AKR「死ぬほど痛いぞ」

ブスッ

光「いっでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

光「分かった分かった!明日食いに連れて行ってやるから!」

晃「おむ」

光(な…何者だこいつ……)

光「…そうだ。ついでに美海も誘うか」

光「なあ美海」

美海「ひ…光……?」

光「ん?どうした美海」

美海「な…なんでもない……!」

光「……?」

光「…まあいいや」

光「明日、街の方にオムライス食いに行くんだけどお前も来るか?」

美海「また…クラスの子と……?」

光「ちげえよ。晃だ」

光「それに、もう絶対に他の女とは遊ばない」

光「俺には美海だけだ」

美海「光……」



光(wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

翌日

晃「おむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむおむ」

美海「晃、もっとよく噛まないと」

光「………」ガタッ

美海「光?」

光「便所だよ。一緒に来るか?」

美海「い、行かない!」

美海「あっ……光、携帯置いて行ってる……」

美海「ちょっとだけなら……」

パカッ

美海「え……」

ヒィヒィヒィヒィ

美海「どうして…」
ヒィヒィヒィヒィ

美海「ちさきさんにクラスのみんなに…」

美海「……さゆの裸の写真があるの……?」

アターターカーイーミーズニー

同じ頃

ちさき「ふぅ…これでよし」

紡「ちさき」

ちさき「紡…どうかしたの……?」

紡「もうこんな事は止めろ……!!」

ちさき「こんな事って…?」

紡「とぼけるな…!!」

紡「教授の分だけ伊勢海老と称してブラックタイガーを出したり…」

紡「コーヒーと偽って泥水を出したり…」

紡「……もう全部知っているんだ」

光「ふぅ……」

美海「」

光「おい、どうしたんだよ」

美海「…許さない」

光「お、おい」

美海「許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない」

光「ひぃ」

晃「おむ」

光「これはまずい」

晃「おむ」

光「あああ!おむおむうるせえよ!それしか言えねえのか!」

晃「おむ」

光「………!!」ピキーン!

光「そうか!」

光「晃、2おむ追加して良いぞ!」

AKR「修正してやる!」

美海「許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない」

AKR「一方的に突かれる痛さと怖さを教えてやろうか」

ブスリ

美海「ひぎぃ!?」

美海「あれ…私…何を……」

光「やったぜ。」

紡「ちさきが光に貢いでいることも知っている」

ちさき「………」

紡「一度、光とちゃんと話つけよう」

紡「もうこんな事しなくても済むように…」

ちさき「待って!!」

ちさき「そんな事したら…光に捨てられちゃう……」

ちさき「お願い……」

紡「ちさき……」

電車

光(しっかし危なかったな……)

光(今回はなんとかなったが、次も止められるとは限らねえ)

チラッ

美海「………zzz」

プルルルルルル

光(…電話か……)

光(…紡から…?珍しいな)

ピッ

紡『もしもし』

光「悪い紡、今電車なんだ。後でかけ直す」

紡『こっちに戻って来たらトライアングルに来てくれ』

光「はぁ?何勝手に……」

紡『ちさきの事で話がある』

光「………」

光「分かった。切るぞ」

紡『ああ』

ピッ

美海「光…?」

光「あ、悪い。起こしちまったか」

美海「誰と電話してたの……?」

光「………狭山だよ」

美海「…そう」

光「それより、もう着くぞ」

美海「あっ…本当だ……」

美海「ほら晃……」ユサユサ

晃「おむにゃむにゃ……」

光「じゃあ…俺寄る所あるから……先帰っててくれ」

美海「うん……」

光「じゃあな」

美海「ねえ光」

光「ん?」







美海「光は私に隠し事なんてしてないよね?」

光「え?」

光「あ…あぁ……してないよ……」

美海「…そう」

紡「わざわざ来て貰って悪いな」

光「良いよ別に」

光(こいつ冗談通じねえんだよなあ)

光「で?ちさきが何だって?」

紡「光、お前は……」

紡「本当にちさきのことが好きなのか?」

光「おい、何言って……」

紡「知ってるんだ。全部」

光「………」

光「チッ…あいつ…話したのか……」

紡「…ちさきは何も言わなかったよ」

紡「全部、俺が勝手にやった事だ」

光「………」

紡「お前に少しでもちさきを愛する気持ちがあるなら……」

紡「頼む。もう利用する為じゃなく、あいつを普通に愛してやってくれ」

紡「じゃあ、それだけだから」

紡「俺はもう帰るよ」

光「………あぁ」

光「………」

光「俺も帰るか……」

店員「お会計2,380円です^^;」

光「え…すみません。そんなに頼んでないんすけど……」

店員「いえ…お連れのお客様が^^;」

光「つ…紡の野郎……!」

光「もう、潮時かもしれねえな……」

光「さゆや紡が言うように、どちらかに絞るべきなんだろう……」





光「俺は……」

1…美海を選ぶ
2…ちさきを選ぶ

>>94

美海

木原家

光「ちさきぃぃぃぃ!!」

要「光!?」

光「うわっ何でお前裸なんだ!?」

要「えっそれは……」

さゆ「………///」

ちさき「光!?」

紡「決めたのか」

光「ああ」

光「良いかちさき」






光「俺はなwwwwwwww年上のBBAに興味はねえんだよwwwwwwwwwwwwwwww」

ちさき「え……」

光「だからwwwwwwおまえとはこれでwwwwwwwwおさらばだwwwwwwwwwwwwwwww」

ちさき「………!」ダダダ

要「ちさき!」

要「光!!君はまた!!」

光「紡…全くちさきの事を愛していないってわけじゃねえんだ」

紡「………」

光「けど…あいつを本当に幸せに出来るのは俺じゃねえんだよな」

光「あいつを幸せに出来んのは…五年間支えて来たお前だよ」

紡「……!」

光「だから…後は頼む」

紡「………あぁ」

光「ただいまー」

光「美海?」

光「いないのか?」

晃「おむ」

光「仕方ない。帰って来るのを待つか」

晃「ちょいと急いだ方が良いおむ」

光「晃、美海がどこにいるか知ってるのか?」

晃「知ってるおむ」

光「何おむ欲しいんだ?」

AKR「フッ…覚悟を決めた漢からおむは取れねえよ」

AKR「お前さんが目覚めた海だ…早く行ってやんな」

光「…済まねえ!!」

峰岸「潮留、あの男とは別れた方が良い」

峰岸「潮留がずっと好きだって言ってたから…僕は諦めようと思った……」

峰岸「でも、先島は最低の男なんだ!」

峰岸「僕と付き合ってくれ!その方が絶対に幸せになれる!」

美海「光は…最低なんかじゃない……」

美海「私は…光がどんな光でも……絶対に好きで居続ける……!」

峰岸「潮留!」

ガシッ

美海「痛っ……!離して……!」






光「うぉぉぉぉぉぉ!!」

光「先島タックル!!」ドーン

峰岸「グエッ」

光「…ふぅ…狭山とクラスメイトAに使って以来だったが…」

光「五年経っても威力は衰えてねえな」

美海「ひ…かり……」

光「ごめんな美海。もう大丈夫だ」

光「これから何があっても、俺が美海を守るからな」

美海「光…嬉しい……」




峰岸「う…うぅ…」

光「とりあえずこいつは……海に沈めるか」

プルルルルルル

光「もしもし狭山か?ちょっと同級生を海に沈めたいから手伝ってくれ」

若旦那『はぁ!?悪いが殺しに荷担するのは御免だぞ!』

光「あ?良いのか?」

光「お前がクビにすると脅してあかりと肉体関係持った事…公にしても良いんだぜ?」

美海「」

若旦那『分かった分かった!何でそれをお前が知ってんだ!?』









???「おむ」

光「よし狭山、そいつ担いでくれ」

若旦那「はぁ!?一人でかよ!?」

光「は?」

若旦那「よ…喜んでー」




光「この辺りが良さそうだな」

光「狭山。もう良いぞ」

若旦那「悪いな少年……」ヒョイッ

ドボォ

峰岸(ここは…海の中…?)

峰岸(冷たい…)

峰岸(苦しい…)

峰岸(痛い…)

峰岸(潮留…)


…サラサラサラ

峰岸(…何だ?この音……)

峰岸(……!)

峰岸(息が…出来る……)

峰岸(ここが…海村……)

うろこ様「うわなんかキモイの来よった」

峰岸(何だこれ…お女子様の墓場……?)

峰岸(ん?何かいるぞ……)


まなか「………zzz」

峰岸「な…なんて可憐なんだ……!」

美海「えへへ…光…」

光「くっつき過ぎだって…」

美海「じゃあ手繋ぐ!」

光「はあ?デートかよ……って…デートなんだよな……」

美海「ほら光」

光「はいはい」

ギュッ

美海「これからも三人、ずっと一緒だよ」

光「…そうだな」









光「三人?」

美海「うん、三人」

光「…俺と美海と…」

美海「…私達の赤ちゃん……///」

光「あっ…あわわわわわわわわわわわ」

美海「ほら、触ってみて………///」

光「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ」

光(じゅ…14歳でパパなんて御免だ…!)

光(そうだ…!とりあえず腹パン…!)

光「うるせぇ!!」ブン

ガシッ

光「何!?」

AKR「…おむ」

美海「…無駄だよ光」

美海「…晃とは赤ちゃんが産まれるまでの間契約を結んでるから」

AKR「おむ」

ブスッ

光「いっでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」









美海「…絶対に逃がさない」

END

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年04月30日 (水) 22:48:23   ID: g4Z-2aJ1

嫌いじゃないわwwww

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