さくら「お兄ちゃん!」 (16)
さくら「のぞみお兄ちゃん!」
N700「N700って呼べ。で、どうかしたのか?」
さくら「私だってN700だよ…だから0系さんの事教えて!」
N700「0系さんの事は0系さんに聞けば良いだろ?」
さくら「だって、0系さん何も喋ろうとしないもん」
N700「しょうがねえな~(あ、もしもし東日本さんですか?あのですね)」
さくら「?」
N700「仙台迄行けるようにしてやったから感謝しろよ!」
さくら「なんで仙台?」
N700「仙台総合車輌センターに行って961系さんに聞くんだよ!」」
東京駅
E5「君…誰?」
E2「N700みたいだけど珍しい色だね」
East i「はいはいどいてどいて本社からの命令よ~」
E2「何なのこの人」
East i「仙台の見学ですって」
さくら「どうも始めましてE700系7000番台さくらと言います1日お世話になります」
東北勢「ゆっくりしてってね!」
仙台駅
さくら「ここが仙台か~。あ、ちょっと止まって下さい」
East i「どうかしたの?故障でもした?」
さくら「いえお兄ちゃんに牛タン買って来いと言われているので500系さんのも」
East i「500系さんは笹かまぼこの方が良いと思うケドまあいいわ」
East i「さーて見えて来ましたこちらは新幹線総合車輌センターです」
200系「あらあらまあまあN700系さんかしら?」
さくら「どうもさくらと言います貴女が961系さん?」
200系「いえいえチーフは向こうよ?チーフ!」
961形「何じゃ?あとワシの名前は961「形」だからな」
さくら「す、すいません単刀直入にお伺いします0系さんはどんな車輌でしたか?」
961形「あいつかあいつはな、とにかく良い奴じゃったしかし…」
さくら「しかし?」
961形「…あいつはこだまになった上に4両になってしもうた」
さくら「ええ!その前はどうだったんですか?」
961形「確かに隠居して小倉と博多を行き来しとる奴もおったでもな」
さくら「でも?」
961形「その時はひかりと言うたら超特急人気があった」
961形「それがのぞみによってひかりは地の底に落とされた」
961形「さらに追い打ちをかけるように短編成化改造だ」
961形「あいつはショックを受けてな色を変えるよう申し立てた」
961形「とここから伝聞になるがな」
961形「2000年ある通達があいつに渡された」
961形「それはひかり運用の脱退の通知だった」
961形「あいつも覚悟していたが…」
961形「なんと席を2列2列に改造されてしまった」
961形「とE2の奴は言ったがワシはまだ運用があいつにあると思い嬉しくなった」
961形「そしてきたる2008年あいつはさよなら運転をした」
961形「ワシはその時トンデモなく悲しくなった」
961形「でもあいつは嬉しかったそうだひかりとして運転をできて」
さくら「…ありがとうございます。」
961形「まあ、霧ヶ峰をつけたじじいにまた会いに来てくれるんなら来てくれや」
さくら「はい!」
一方ーーーーーーーー
N700「はいすいませんはい」
JR西「今回は、試験走行の実験台で許すが今度は無いと思え!
N700「わ、分かりました」
さくら「今回は、本当にありがとうございました」
East i「今度はちゃんと新青森迄引っ張って行くから!」
E2「お達者で!」
E5「頑張ってね!」
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N700「さくらお前のせいで散々だぞ」
さくら「ゴメンナサイこれお土産の牛タン」
N700「…まあ許そう牛タンに免じて」
------------岡山駅----------
さくら「あっ500系先輩!」
500系「さくらやんどしたんwwww」
さくら「どしたんじゃないですよお土産です」
500系「笹かまやん!ありがとーなさくら」
さくら「East iさんの助言に従って良かったです」
500系「はあ…」
さくら「どうしたんですか?」
500系「いやな、もう一回駅飛ばして走られへんかな~って」
さくら「えっでも500系先輩ずっとこだまでしょ?」
500系「勘違いされたら困るわ!俺やってのぞみやってんで!」
さくら「えっ、えーーーーー」
500系「何やそのリアクションはせっかくやし俺の事教えたるわ」
500系「俺はな今となっては東海道山陽の中でいっちゃん年上やけど」
500系「300系とか100系車庫長とか0系長老とかがいた頃は年下やった」
500系「でも時間は残酷やまず0系長老が減って700系がやって来た」
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