海未「実は……ラブアローシュートとは>>3なんです」 (100)

にこ「え、えぇぇ!?」

海未「すいません、今まで秘密にしていて……」

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にこ「ぺ、ペンネーム?」

海未「はい。中学の頃、私がポエムを書いていたのは知っていますよね?」

にこ「ああ、穂乃果達から聞いたことあるけど……」

海未「その頃は書いた詩をどこかの企画に応募するのが私の日課でした。ラブアローシュートとはその時のペンネームなんです」

にこ「うへ……結構キツイ黒歴史じゃないのそれ?」

海未「ええ…思い出すだけで顔から火が出そうです」

にこ「なら何でにこに話したのよ?」

海未「にこの秘密を知りたいからです」

にこ「はい?」

海未「思えば長いこと一緒に過ごしていますが…私はにこのことをほとんど知りません。家族構成や住んでいる家、聞いてもいつもはぐらかされていましたから」

にこ「むぐ……」

海未「だから自分から秘密を話せば教えてくれるんじゃないかと思いまして。……教えてくれませんか、にこ?」

にこ「にこの秘密、ねぇ…」

にこ「……>>6

真姫ちゃんと婚約してる

海未「なんと……」

にこ「みんなには秘密にしときなさいよ。あんたが話したから教えてあげたんだから」

海未「真姫と婚約ですか…私の秘密など比較になりませんね」

にこ「別に秘密の大きさはどうでもいいじゃない……」

海未「いえ、何となく負けたような気分がしましたので」

にこ「ふーん」

ガラッ

入ってきた人>>10

真姫

真姫「あら、にこちゃんに海未。珍しい組み合わせね」

にこ「ま、たまにはね」

海未(婚約していると聞いた後だと…こうした何気ない会話にも深い絆が見え隠れするような気がしますね……)

真姫「それで何話してたのよ?」

にこ「んー…秘密」

真姫「もう、教えてくれたっていいじゃない」

にこ「やだもーん」

真姫「にこちゃーん!」

にこ「やーん、真姫ちゃんが怒った~」

海未(このやり取り……見てるだけで砂糖を舐めているような気分になりますね)

海未(…この際ですから真姫にも何か聞いてみましょう)



海未「真姫」チョイチョイ

真姫「はぁ…はぁ…な、なに?」

海未「実はさっきまでにこと自分の秘密について話していたんですが…真姫の秘密も教えてくれませんか?」

真姫「自分の秘密?…にこちゃんは何て言ったの?」

海未「秘密ですから、秘密です」

真姫「むぅ…」

海未「私のラブアローシュートは中学時代のペンネームです。さぁ、真姫の秘密を教えてください」

真姫「……今さらっと凄いこといったわよね?」

海未「そうです。黒歴史を晒した以上、真姫の秘密も話してもらいますよ」

真姫「はぁ…私の秘密ねぇ……」

真姫「>>14

穂乃果が好き

海未「え……え?」

真姫「もう…何回も言わせないでよ。私は穂乃果が好きなの」

海未「し、しかし真姫は……」

海未(はっ! だ、ダメです! 勝手ににこの秘密を暴露するわけには……)

真姫「なに?」

海未「い、いえ。何でもありません」

真姫「誰にも言っちゃダメよ? 海未が秘密を教えてくれたから話したんだから」

海未「え、ええ」



にこ「もー、二人で何話してるのよ?」

真姫「ふふん、秘密よ」

にこ「きーっ! その巻き毛引っこ抜いてやるわ!」

真姫「!? ちょ、やめなさい!」





海未(あ、あれ? にこと真姫は婚約している…しかし真姫が好きなのは穂乃果? 何ですかこれ?)

海未(…ちょっと風に当たりに行きましょう)



━━屋上


海未(いったいどういうことなのやらさっぱりです……)


ガチャ

入ってきた人>>19

にこ

にこ「海未、そろそろミーティング始まるわよ」

海未「にこ…そういえば今日は部室でミーティングでしたか……」

にこ「? 海未が忘れてるなんて珍しいわね」

海未「いえ。少し考え事をしていて頭が回らなかっただけです」

にこ「ふーん、考え事ねぇ」

海未「……真姫は?」

にこ「部室にいるけど、どうかした?」

海未「あ…い、いえ」

にこ「……なんか本当に変よ海未。ミーティング休んどいた方がいいんじゃない? 穂乃果達にはにこから言っとくわよ?」

海未「あ、だ、大丈夫です」

にこ「…考え事ってのが何なのか知らないけど、にこでよければ相談に乗るわよ?」

海未(ど、どうすればいいんでしょうか……しかし、とりあえずにこの気持ちは知っておきたいですね)

海未「…にこは真姫と婚約しているんですよね」

にこ「? そうだけど……」

海未「なら……」




海未「当然、真姫のことは好きなんですよね?」


にこ「>>23

もちろん

にこ「もちろんよ。好きでもない相手と婚約なんてするわけないでしょ?」

海未「そう…ですよね」

海未(なら真姫は…真姫はいったい?)

にこ「話は終わりかしら? それなら部室まで来なさいね。みんな待ってるんだから」

海未「はい…すぐに行きます」



海未(にこは真姫のことが好きなのに…真姫は穂乃果のことが好き)

海未(真姫…あなたは何故にこと婚約したんですか?)

海未(……にこの秘密を勝手に話すことになってしまいますが、これは確かめなければなりませんね)





━━部室

絵里「これでみんな揃ったわね。さて、それじゃあ今日はミーティングよ」

穂乃果「うぇー、私練習したいよー」

凛「凛もー」

希「二人とも、ミーティングも大事なことやで?」

花陽「うんうん。悩み事とかみんなに話すと凄くスッキリするし」

ことり「みんなでお喋りするのも楽しいよね~」

にこ「それじゃただの雑談でしょ」

真姫「で、今日の議題は?」

絵里「今日は……」

海未(ミーティングですか…。議題によってはもしかすると……)

絵里「>>28についてね」

ほのにこ

日露首脳会談

絵里「領土問題など色々な課題が日露の間には転がっているわ。私達ももっとそれに目を向けるべきだと思うのよ」

海未(だ、ダメだこの人……)

穂乃果「くらえ凛ちゃん! 消しカスボンバー!」

凛「むむっ、やったなー! シャー芯マシンガンをくらうにゃ!」

絵里「そこ! 真面目に聞きなさい!」

希「絵里ち、これは仕方ないよ」

にこ「何でアイドル研究部が日露首脳会談について話さなきゃならないのよ」

花陽「じ、じゃあここは皆でお米の素晴らしさについて語ろうよ」

ことり「えぇ~、話題のスイーツについてがいいなぁ」

真姫「じゃあほのま…………んについて語りましょう」

穂乃果「あはは、ほむまんだよ真姫ちゃん」

海未(真姫…今何か言いかけましたね)

絵里「もう! 私の提案が不服なら誰かが別の意見だしてよ!」プンプン

>>34「はい!」

ロシア(4分の3は日本)

海未

ロシア(4分の3は日本)

絵里「おっ、海未ね」

海未(ここは私が議題を提案して…真姫の真意を探ります!)

絵里「それで、何について話せばいいかしら?」

海未「>>38です」

ほのにこの可能性

ほのこと

絵里「ほのことについて…ね」

海未(まずはこれで真姫の出方を見ます)

希「いいんやない? 先週はたしかにこまきについてだったし」

穂乃果「こういう議題の時ってイマイチみんなが何言ってるかわからないんだよねぇ」

凛「凛もー」

にこ「そのうち分かるようになるわよ」

ことり「穂乃果ちゃんと私かぁ……きゃー!///」

花陽「こ、ことりちゃん!?」

真姫「……」

絵里「ではほのことについての各自の考えを述べていきましょう、まずは当事者からね」

穂乃果「えぇ~…よく分からないけど、>>41かな」

ことり「私は>>43だと思うな」

kskst

ことりちゃんは好き

ニコちゃんがいい

穂乃果「おなかすいたなぁ…」

ことり「バッチこいって感じだよね!」

絵里「ふむ。穂乃果は論外で、ことりはいつでもOKと」

希「穂乃果ちゃん、あんぱん食べる?」

穂乃果「わーい!」

にこ「ちょっと、先週の議論と比べて全然生産性なさそうじゃない」

凛「にこちゃん達の惚気話聞かされるよりはマシだと思うにゃ」

にこ「何ですってー!?」

花陽「お、落ち着いてにこちゃん」

真姫「……」

海未(気のせいでしょうか、真姫がことりの方を凝視している気がするのは……)

絵里「穂乃果がこれじゃあんまり実のある話は出来なさそうね。誰か他に意見のある人はいるー? いないなら今日はもう解散にしちゃうけど」

>>47

1.>>47「はい」
2.いない

下1

凛「はい!」

絵里「あら、凛がミーティングで挙手するなんて珍しいわね」

凛「たまにはいいかなって思って」

絵里「それで、議題は何がいいと思うの?」

凛「>>54について皆で話そうよ!」

ほのりん

今回はここまで

絵里「あら、遂に凛もこっち側に?」

凛「(こっち側?)よく分からないけど仲のいい子同士のことを言うんでしょ? それなら凛と穂乃果ちゃんはとっても仲良しにゃー」

穂乃果「おー、そうだよね。そっか、ことほのとかにこまきとかってそういう意味だったんだね」

希「ふむ…ま、今はそれでいいかな」

にこ「いいんかい!」

ことり「よーし、それじゃあカップリングについての意見を聞いてみようよ」フンス

花陽「き、気合十分だねことりちゃん」

真姫「……」

海未(…真姫の目のハイライトが消えてるような……)

絵里「うーん…でもこの二人はまだカップリングについて、だとよく分からなそうだし…お互いのことをどう思ってるか聞いてみましょうか」

海未「!?」



穂乃果「お、お互いのこと? 私は凛ちゃんのことは>>63だと思ってるけど」

凛「凛は穂乃果ちゃんのこと>>65だよ」

かわいい

ヘドが出る程嫌い

穂乃果「私は凛ちゃんのこと可愛いって思ってるけど……」

凛「凛は穂乃果ちゃんのことなんてヘドがでるほど嫌いにゃ」

穂乃果「えっ……?」

凛「あっ、つい本音がでちゃったにゃ」

絵里「ちょ、凛!? あなたさっき穂乃果とは仲良しだって…」

凛「そんなの建前に決まってるにゃー」

希「り、凛ちゃん……嘘やろ?」

凛「嘘じゃないよ。穂乃果ちゃんのことを思うと……ほら」ベッ

にこ「ちょっ…! あんたねぇ!」

ことり「本当…なの?」

凛「何度も言わせないで欲しいにゃ」

花陽「凛ちゃん……」

真姫「……なぜ?」

海未「!」

真姫「凛は何で穂乃果のことがそんなに嫌いなの?」

凛「>>70だから」

親の敵

凛「穂乃果ちゃんは凛の親の敵だからにゃ」

海未「え……?」

花陽「お、親の敵?」

絵里「それが事実ならそりゃあ嫌うのも仕方ないけど……」

穂乃果「ちょ…私そんなの知らないよ! 凛ちゃんのお父さんにもお母さんにも会ったことないよ!?」

にこ「本当に?」

穂乃果「本当だよ! 何疑ってんの!?」

ことり「この様子だと嘘じゃないみたいだけど……」

希「忘れてるだけとか?」

真姫「殺人のショックで記憶が改竄されてるのかも……」

穂乃果「ちょっと!! 何で私こんなにアウェーなの!?」

凛「穂乃果ちゃんは忘れてるかもしれないけどね……凛はちゃんと覚えてるよ」

穂乃果「……じゃあ言ってみてよ凛ちゃん。いつ、どこで、どうやって、私が凛ちゃんの親を手にかけたのか」

凛「>>76(いつ)、>>78(どこで)、>>80(どうやって)」

凛が3歳の頃

凛の自宅で

Zセイバー

凛「凛が三歳の頃、凛の家に当時四歳だった穂乃果ちゃんが来て……お父さんとお母さんをZセイバーで…!」ギリッ…

絵里「当時四歳…それなら覚えていなくても無理はないかもしれないわね」

希「穂乃果ちゃんが殺人犯だったなんて……」

にこ「…未成年のうちならまだ罪は軽いわ。穂乃果、行きましょう」

穂乃果「どこに!? 何で確定したみたいになってるの!?」

海未「しかし…これは……」

ことり「うん。動かしようのない事実だよ」

花陽「穂乃果ちゃん……私達、ずっと待ってるからね!」

穂乃果「なんで!? 何でみんな今の話信じてるの!?」

真姫「……」トンッ

穂乃果「うっ!……ふにゃ」ドサッ

海未「! 真姫!」

真姫「穂乃果を警察には渡さないわ」

にこ「ま、真姫ちゃん…?」

真姫「……ごめんね、にこちゃん。さようなら」

ブシュウゥゥゥ!

絵里「!? え、煙幕!?」

希「前が見えな……」

海未「窓を開けます!」ガラッ



ことり「…けほっ、真姫ちゃんと穂乃果ちゃんは?」

海未「……いませんね」








海未(こうして…二人は私達の前から姿を消した……)


海未(そして、>>90の歳月が流れた━━)

一万年と二千年




━━???

ウィィン…ウィィン…


RIN(……ン?)

NICO(ドウシタノRIN?…………!)

RIN(ズイブントジカンガカカッテシマッタケド、ヤットミツケラレタ……)

NICO(ドウヤラワタシノモクヒョウモチカクニアルヨウネ……ホッテミマショウ)



ズガガガガガ



RIN(……アッタ)

NICO(ワタシタチノセンゾガイチマンネンイジョウノムカシカラサガシテイタヒト……)

RIN(マダホネガノコッテルナンテネ……)

NICO(ホゾンジョウタイガヨカッタヨウネ)

RIN(……ソレジャア、サッサトニンムヲコナソウカナ)

グシャ…

NICO(ソレガアナタノセンゾノモクテキダッタノネ?)

RIN(ウン。コレガダレナノカモウワカラナイケド、コレヲワタシガハカイスルコトガ…ワタシニノコサレタ……モク……テキ……)

RIN(……)


NICO(……コノカプセル)

NICO(ドウリデミツケルノニジカンガカカルワケネ、NMカンパニーノギジュツガシヨウサレテイル……)

NICO(デモ……コレデヤット……)


NICO(カイシュウ…カンリョウ)


NICO(…………ヒサ……シ……ブ…リ……マ…………キ………………チャ……)

NICO(……)






FIN

これだから安価スレはやめられない

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