モバP「ありすと言えばお漏らし。お漏らしと言えばありす」(301)

モバP「反論があるやつもいるかもしれない」

モバP「だが俺の主張も聞いてほしい! お漏らしさせるならありすが一番だ!」

日菜子「むふふ……いきなりそんなことを大声で言われるとは思いませんでしたよぉ」

日菜子「なんで日菜子はここに……?」

モバP「いや、日菜子がいると丁度いいから」

日菜子「何がです?」

モバP「好きだろ妄想?」

日菜子「大好きですねぇ……むふ♪」

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橘ありす(12)

http://i.imgur.com/7CFhnij.jpg
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喜多日菜子(15)

モバP「こんなシチュエーションだとどうなるかなーとか」

モバP「ありすはどんな反応するかなーとかを」

モバP「今から色々と妄想して、ありすのお漏らしの良さを再確認するんだ」

日菜子「プロデューサーさんって、いつもそんな妄想してるんですねぇ」

モバP「褒めるなよ」

日菜子「むふふ……日菜子も流石に引きそうです」

モバP「あ、じゃあやめる?」

日菜子「いえいえ、プロデューサーさんと一緒に妄想してみたいです……むふ」

モバP「じゃあ、まずは……」




 

ありす「おはようございます」

モバP「おう、おはようありす」

ありす「橘です……あまり名前では……」

モバP「すまんすまん……」

ありす「今後気をつけてくださいね……それで今日の予定はなんですか?」

モバP「ああ、このあとちょっと次の仕事の打ち合わせをするから」

ありす「はい」


―――――――


日菜子「むふふ……出会ったころのありすちゃんですねぇ」

日菜子「最初見た時は、クールな子だなぁって思ってましたぁ」

モバP「そうそう、このちょっとツンツンしてたころも良かった」

ありす(我慢してたし……おトイレ……)

モバP「っと、トイレトイレ」

ありす「あ……」

ガチャ、バタン

ありす「……」

ありす(プロデューサーが入っちゃった……)

ありす(もう少し我慢……)モジモジ


―――――――


モバP「と、俺が先に入っちゃうわけ」

モバP「でも恥ずかしさと遠慮から、先に行きたいとか我慢してたから、と言い出せない」

モバP「だから扉の前で我慢して待ってるわけよ」

日菜子「スカート押さえて、モジモジしてる姿が妄想できますね……むふふ」

ありす(まだかな……)モジモジ

ありす(プ、プロデューサー……早く……)

ありす(うぅ……まだなの……)

コンコン

ありす「プロデューサー……その、まだですか……?」


―――――――


モバP「ここで控えめに俺に言う」

モバP「そこで俺にあるいたずら心がムクムクと顔を出してくるわけ」

モバP「何をするかは……解るよな?」

日菜子「酷い人ですねぇプロデューサーさん。妄想の中とはいえ……むふふ」

モバP「すまんありす、もうちょっとかかる」

ありす「は、早くして……ください……」

ありす(うぅ……)モジモジ

ありす(漏れちゃうよぉ……)ギュゥ

ありす「ま、まだですかぁ……ぷろでゅーさぁ……」


―――――――


モバP「もう名前で呼ばれてるのも、気にする余裕ないわけ」

モバP「お股押さえて、ぴょんぴょんしながら必死に我慢してるのよ」

日菜子「可愛いですねぇ、状況はあれですけど……むふ」

モバP「でも、俺はまだ出ない……当然だな。そしてついに……」

ありす「あっ…………!?」チョロ

ありす「や、やだぁ……」

チョロロ……チョロロ……

ありす「と、止まって……お願いだからぁ……」

ジョロロロ……ピチャ……ピチャ……

ありす「うぅ……」ペタン

モバP「ふー、待たせたなありす」

ありす「え……あ……あぁ……」

モバP「あ、ありす……? お前……」


―――――――


モバP「ついに漏らしちゃって、おまけに俺に見られちゃう」

モバP「その時のありすは、おしっこの水溜まりの上に、ちょこんと座ってるわけ」

モバP「可愛いなぁ! ああっ、もうっ!」

日菜子「恥ずかしいでしょうねぇ、ありすちゃん……」

ありす「み、見ないでください……!」

モバP「すまん……でも大丈夫か?」

ありす「大丈夫ですから……だから向こう言って下さい……お願い……」

モバP「あ、ああ……その、掃除は……」

ありす「私が自分でしますから……だから……」

モバP「解った……その、済まなかったな、ありす」

ありす「いえ……プロデューサーのせいではないですから……」


―――――――


モバP「もうね、俺に見られた恥ずかしさで俯いてるの」

モバP「これ以上見られたくないから俺に必死で、向こうに行ってくれ、って言うわけ」

日菜子「プロデューサーさんの白々しさが、なんともいえないです、むふ」

ありす「私……もう子どもじゃないのに……」ゴシゴシ

ありす「お漏らし……しちゃって……」

ありす「おまけにプロデューサーに見られるなんて……」

ありす「ぐすっ……恥ずかしいよぉ……うっ、うえぇぇん……」


―――――――


モバP「って感じで、掃除してる時に一人で泣いちゃうんだよ」

日菜子「プロデューサーさんの前では、泣かないように我慢してたんですねぇ」

モバP「頑張ってクールに振舞おうとして……そういうところも可愛いよなぁ!」

ありす「…………」

モバP「あ、ありす……その平気か?」

ありす「平気です……あのプロデューサー」

モバP「ん?」

ありす「今日のこと……絶対誰にも言わないでくださいね……?」

モバP「ああ、大丈夫。言わないから安心しろ、な?」ナデナデ

ありす「あ……あの、えっと……」

ありす「こ、子ども扱いしないでください……もう……」

ありす「あ、あと……その……」

モバP「どうした?」

ありす「何か……履くものありませんか……?」

モバP「っと、気づかなくてすまん……たしか、レッスンで使うジャージが……」




 

モバP「平気だって言うけど、今日のこと誰かに言われないか不安になるありすが可愛い」

モバP「撫でられてちょっと安心しちゃうありすが可愛い」

モバP「でも素直になれずに、ちょっと意地になるありすが可愛い」

モバP「なっ? ありすにはお漏らしさせるのが最高だろ!」

日菜子「むふふ……そうですねぇ、プロデューサーさんの趣味はともかく」

日菜子「確かにありすちゃん、可愛いんじゃないでしょうか」

モバP「だよなぁ!」

日菜子「でも……むふ、これだけでありすちゃんが一番だと言うんですか?」

日菜子「日菜子が思うに、これくらいの反応なら、他の子でも見れそうですよぉ?」

モバP「ありすがこういう反応をするからこそなんだが」

モバP「まあ、日菜子が言うことも解る」

モバP「だが、ありすのお漏らしの良さはこれだけじゃない!」

日菜子「と言うと……?」

モバP「昔のありすは、今妄想したようにちょっとクールに振舞ってたよな」

モバP「でも今はどうだ?」

日菜子「随分プロデューサーさんに懐いてますよねぇ」

日菜子「歳相応になったと言うべきでしょうかね……むふふ」

モバP「そう、それだ! 今のありすは完全にデレている」

モバP「ちょっと勿体無い気もするが……」

モバP「まあ、それは置いといて。それが意味するところはつまり……」

モバP「同じようなシチュエーションでも、もう一パターン妄想できるのさ!」

日菜子「なるほど。そういうわけですか……むふふ」

モバP「というわけで、次は別パターンだ」

日菜子「むふふ……プロデューサーさんはどんな妄想をするんでしょうかねぇ?」




 

ありす「おはようございます」

モバP「お、ありすおはよう」

ありす「あ、Pさん……おはようございます……えへへ」

モバP「どうしたんだ?」

ありす「あ、えっと……Pさんと一緒にお仕事出来るのが嬉しいから……」

モバP「ははは、ありがとうな。このあと仕事の打ち合わせするからな」

ありす「はーい」


―――――――


日菜子「デレデレですねぇ。呼び方も変わってます」

モバP「いやもう、最近ほんとこんな感じで」

日菜子「むふふ……ここまで変わるなんて、プロデューサーさんはありすちゃんに何を……むふ♪」

ありす(我慢してたし……おトイレ……)

モバP「っと、トイレトイレ」

ありす「あ……あの、Pさん……」

モバP「ん?」

ありす「私も、その……おトイレに……」

モバP「すまんっ、我慢してたんだ。すぐ終わるから!」

ありす「え……あ、はい……」

ありす(うぅ……もうちょっとだけ我慢)モジモジ


―――――――


モバP「こうな? 恥ずかしそうに言うんだよ。トイレに行きたいって」

モバP「でも俺が強く言うから、仕方なく譲っちゃうわけね」

日菜子「ありすちゃん、プロデューサーさんに強く言われたら、断れそうにないですもんねぇ」

モバP「まあそれ解ってて言ったわけだけど」

ありす(あぅ……早く……)モジモジ

ありす「Pさん……あの、早くしてください……」

ありす「私……その、漏れちゃう……」

ありす「うぅ……ぐす……」


―――――――


モバP「今回は早く俺に言うわけよ、はっきりと漏れちゃうって。しかも涙目」

モバP「それ聞いてさ、もうこう思わないほうがおかしいよね」

モバP「またお漏らしさせてやろうってさ!」

日菜子「ひどい人ですねぇ。あと、また……ですか?」

モバP「あ、さっきした妄想の内容を引き継いでるんで」

モバP「……」

ありす「あのPさん……?」

ありす「まだですか……私もう……」

ありす(やだぁ……このままじゃまた私……)

ありす「うぅ……ぐす……Pさぁん……」


―――――――


モバP「ここで俺はあえて無言になるわけよ、ありすはそれで不安になるわけ」

モバP「さらにまた漏らすんじゃないかって考えて……もう泣く寸前」

モバP「あぁ、もう! 録画してぇええっっ!!」

日菜子「……妄想でも余裕で危ない人ですよ、プロデューサーさん」

ありす「あぁ……」チョロロ

ありす「あっ、あぁ……ひっぐ……」

ショオオオ……ジワァァ

ありす「わ、私またぁ……えぐ……ひっく……」ペタン

ショロロロ……ポタ……ポタ……

モバP「ふー、またせたなありす」

ありす「あ……うぁ……Pさぁん……ぐすっ……」


―――――――


モバP「ここで俺が出てくる。当然見られちゃうわけだけど、涙目で俺のこと見上げてるのよ」

モバP「可愛すぎだろ、なあ!」

モバP「ちなみに、ありすはおしっこの水溜まりの上にへたりこんでる」

日菜子「さっきもそんなのでしたね……好きなんですかぁ?」

モバP「大好きさ!」

ありす「うっ、うう……Pさん、ごめ……ごめんなさぁい……」

ありす「わた、し……またおしっこ……おもらし……うぁぁぁん……!」

モバP「よしよし、気にするなって」

ありす「でも、でも……ひっぐ……Pさんに嫌われたら……えく、うぅ……」

モバP「大丈夫だって。そんなことでありすのこと、嫌いになんてならないさ」

ありす「ほんと……?」

モバP「ああ、ほんとだ」

ありす「よかったぁ……」


―――――――


モバP「そして俺の前でマジ泣きしちゃうの。恥ずかしいからじゃなくて、俺に嫌われたんじゃないかって」

モバP「だから俺は優しく、そんなことないよって言ってやるのさ!」

日菜子「そもそもプロデューサーさんのせいですしねぇ……むふふ」

モバP「まあそうなんだけど、そう言われて安心するありすが可愛いんだよ!」

モバP「このままじゃ気持ち悪いだろ? 綺麗にしないとな」

ありす「あ、はい……お願いします……」

モバP「待ってろよ。タオル持ってくるから」


モバP「よし、じゃあありす拭くから下着脱いで」

ありす「えっ……あ、あの、それは……」

モバP「濡れたの履いたままじゃ綺麗に出来ないだろ? それにかぶれちゃうぞ」

ありす「そうですね……あの、それじゃ……」スルッ


―――――――


モバP「みたいに流されちゃうありすが可愛い」

日菜子「プロデューサーさん、流石にこれはどうかと思いますよぉ……」

モバP「いいのいいの。妄想だし」

日菜子「そうですけどね……むふ」

モバP「よし終わった」

ありす「ありがとうございます、Pさん」

ありす「それと……ごめんなさい」

モバP「謝ることなんてないって。さあ、仕事のもあるし、気持ち切り替えて、なっ?」

ありす「はいっ……! えっと、あの……」

モバP「ん?」

ありす「こんな恥ずかしいところ見せちゃったのPさんだけだから……」

ありす「責任……とってくださいね……? えへへ……」




 

モバP「なんてことをさ! 顔うつむけてもじもじしながら言うわけよ!」

モバP「ああもう! ありすは可愛いなぁほんと! 責任取らないと!!」

日菜子「いやぁ、プロデューサーさんの妄想レベルがここまで高いなんて……」

日菜子「日菜子もまだまだかもしれません……むふ、むふふ」

モバP「……と、まあありすのお漏らしの良さは伝わったかと思う」

モバP「クールなありすと甘えてくるありす」

モバP「この二パターンでのお漏らしを備えたありすが最強なんだ!」

日菜子「よぉく解りました……むふふ」

モバP「あとロリだし! それがーいちばんだいじー♪」

日菜子「プロデューサーさん、ロリコンだったんですねぇ」

モバP「まあ年齢は置いといて、他にもそういった二面性があるアイドルもいるけど」

モバP「この二つのギャップの大きさが! 大事なんだぁぁぁっっ!!」

モバP「だからありすが最高なんだよぉぉっっ!!」

日菜子「わぁー……」パチパチ

モバP「はぁはぁ……ついヒートアップしてしまった。さて、改めてそれを理解したことで」

モバP「別のシチュエーションを見てみようと思う」

日菜子「次はなんですか?」

モバP「さっきはオードソックスな我慢だったわけだが」

モバP「次は……」




 

ありす「ただいま戻りました」

モバP「戻りましたー。いやー、疲れた疲れた」

モバP「ありすは疲れてないか? 今日は結構大変なスケジュールだったからな」

ありす「名前で呼ばないでください……えっと、大丈夫ですよ……」

モバP「そうは見えないぞ? 今日はまだ仕事の予定があるからな、少し休んどけ」

モバP「良かったら仮眠室で少し寝とくといい。それくらいの時間はあるから」

ありす「そうですね……じゃあ、少しだけ寝ておきます」


―――――――


モバP「ハードスケジュールをこなして、くたくたで事務所に帰宅したところから始まる」

モバP「そこで俺は仮眠を勧めるわけだ」

日菜子「むふ……これは先が読めましたぁ」

モバP「実はかなり疲れてるけど、それを表にだそうとしないありす、マジクール」

ありす「ふぅ……実はちょっと疲れてたし」

ありす「お休みできるのはありがたいかな……」

ありす「顔に出してるつもりなかったんだけど……無理してるって思われたのかな?」

ありす「プロデューサーって、私のことちゃんと見てくれてるのかも……?」

ありす「うん……寝よう、おやすみなさい」


―――――――


モバP「なんてふうに、俺のさりげない優しさにぐっときちゃってるわけよ」

日菜子「都合のいい展開ですねぇ」

モバP「いいんだよ、妄想だし! 実際、今はそれくらいデレてるし!」

ありす「すぅ……すぅ……」

ありす「んっ……!」

ジュワ……

ありす「ふぁ……ぁ……」

シイイイイ……ジワァ……

ありす「は、ふぅ……んん……」

ありす「ん、う……くぅ……くぅ……」


―――――――


モバP「って感じでおねしょしちゃってさああああ!!」

モバP「布団にありすの聖水で出来た、世界地図が完成しちゃうんだよ!」

モバP「いやっほぉぉおぉおうううぅうっっっ!!」

日菜子「むふふ……プロデューサーさん、色々言いたいことはありますが、落ち着きましょう、ねっ?」

ありす「んぅ……ふぁ……よく寝た」

ありす「……え? うそ……? これって……」

ありす「そんな……おねしょしちゃうなんて……どうしよう……」

ありす「えとえと……布団は……こっそりしまえばばれないかな……?」

ありす「あと下着は……洗って履けば……スカートは……」


―――――――


モバP「一人でなんとかしようと頑張るありすが可愛い」

日菜子「恥ずかしいですもんねぇ……ばれたくないのも当然です」

モバP「でも、現実は残酷なんだよ……」

日菜子「最初からずっと妄想ですけどね、むふふ」

モバP「おーい、ありす。そろそろ起きた、か……?」

ありす「あ……プ、プロデューサー……」

ありす「こ、これは……! その、違うんです……」

ありす「えっと、えと……つ、疲れてたから……だから……!」

ありす「つい……だからいつもこんな……おねしょなんて……」

ありす「違うん……です……ぐすっ……うぅ……ふえぇ……」


―――――――


モバP「たまたま俺が入ってきて、おねしょしたところを見られちゃう」

モバP「流石に恥ずかしさに耐え切れず泣き出しちゃうのよ! 俺の前で!」

日菜子「今までプロデューサーさんの前だと、クールに振舞っていたありすちゃん」

モバP「そんなありすが、目の前で泣き崩れるんだ! ああもうっ、抱きしめたいなぁありす!」

日菜子「むふふ……内容はあれですけど、解る気がします……むふふ♪」

モバP「あー……解ってる、解ってるさ」

モバP「今日のスケジュールはハードだったもんな、疲れが溜まってたせいだよな」

ありす「ひっく……えぐ……えうっ……」

モバP「俺はこんなことで、ありすを軽蔑したり笑ったりしないからさ、泣き止んでくれよ」

ありす「本当……ですか? ぐすっ……」

モバP「ああ。ほらそんなことよりさ、着替えないと駄目だろ? まだ仕事はあるんだから」

ありす「そ、そうでした……」

モバP「後始末は俺がしとくから、ありすは準備しておいで」

ありす「橘です……えっと、その……ありがとうございます、プロデューサー……」




 

モバP「俺が慰めてさ、無事ありすは泣き止んでくれるわけよ」

モバP「名前で呼ばないで、っていつもの調子も戻って」

モバP「控えめに、ありがとうって照れながら言うんだよ!」

モバP「もう可愛いって言葉じゃ足りねえよぉぉっ!」

日菜子「プロデューサーさん、どうどう……」

モバP「はっ……すまないつい興奮して」

日菜子「いえいえ、そこまで妄想に浸れるのって素敵なことですよぉ……内容はともかく」

モバP「まあな! 仕事の合間もありすのお漏らしシチュを妄想しまくってる!」

日菜子「それで仕事がちゃんと出来てるのはすごいですねぇ、むふ」

http://i.imgur.com/UyNwgPG.jpg

日菜子「ちなみに慰める以外の展開はないんですかぁ?」

モバP「うーんそれもいいけど……やっぱり妄想の中でも優しくしたいじゃん?」

モバP「ワンパターンかもしれないけどさ、ありす可愛いしいいよね?」

モバP「まあ……次があったらその時にしようかな」

日菜子「日菜子は次があるのは、遠慮したいところですねぇ」

モバP「さて、解ってると思うが、もう一パターンある」

日菜子「デレちゃったありすちゃんのほうですかぁ」

モバP「当然、さっきとはまた違った素晴らしい反応を見せてくれる!」

日菜子「むふ……内容はあれですが、プロデューサーさんがどんな妄想するか気になるところです」

モバP「では……ありすのおねしょ、デレバージョンだ!」




 

ありす「ただいま戻りました」

モバP「戻りましたー。いやー、疲れた疲れた」

モバP「ありすは疲れてないか? 今日は結構大変なスケジュールだったからな」

ありす「大丈夫ですよ? Pさんと一緒にお仕事出来るのは、楽しいですから……」

モバP「ははっ、そう言ってくれるのは嬉しいけどな。けどやっぱり少し疲れが見えるぞ?」

モバP「この後も仕事はあるし、仮眠室で少し寝ておけ。時間が来たら、起こしてあげるから」

ありす「はい、Pさんがそう言うなら……少しお休みします」


―――――――


モバP「俺と一緒に仕事が出来るだけで、すっごい嬉しそうにするんだよ」

日菜子「むふ……確かにありすちゃん、プロデューサーと一緒のお仕事だと、楽しそうにしてます」

モバP「俺の言うことも素直に聞いてさ、仮眠を取るわけ」

ありす「あ、あの……Pさん……今、お忙しいですか?」

モバP「ん、いや、俺も暇だから何しようか考えてたんだが……どうした?」

ありす「出来たら、その……私が寝付くまで……えっと……」

ありす「傍にいて欲しいなぁ、って……その……」

モバP「ぷっ、あはは……ありすは甘えん坊だなぁ」

ありす「い、いいんですっ……! Pさんに甘えられるときは、甘えちゃおうって決めたから……!」

モバP「仕方ないなぁ。俺もどうせ暇だったし、ありすの寝顔でも見ようかな」

ありす「えっ、あ、その……寝顔を見られるのは。照れます……」


―――――――


モバP「なんてふうに甘えてきちゃうのよ! 妄想だけど!」

モバP「ありすちゃん可愛いありすちゃんマジ天使ぃっっ!」

日菜子「実際、今だと本気でそう言いそうなくらいのデレっぷりですからねぇ……むふ」

ありす「すー、すー……」

モバP「寝たかありす?」

ありす「ん……んん……むにゃ……」

モバP「寝たみたいだな……それじゃあ俺は向こうに行くか」

ガチャ、バタン

ありす「すぅ……すぅ……」


―――――――


日菜子「あら……プロデューサーさんなら、ここで寝顔でも堪能するものかと」

モバP「いや、俺もそうしたいけどさ! お漏らしに行くまでは出来るだけ同じシチュにしたいじゃん!」

モバP「おねしょするときや起きたときは、俺はいないようにしないと!」

日菜子「無駄に徹底してますねぇ……むふ」

ありす「すぅ……すぅ……」

ありす「んっ……!」

ジワッ……

ありす「はぁ……ん、ぁ……」

ショワワワ……グッショリ……

ありす「ふぃ……ん、ふっ……」

ありす「Pさぁん……くぅ……くぅ……」


―――――――


モバP「そしてここで、ありすのおねしょがぁああっっ!」

モバP「寝言で俺の名前なんて言っちゃって、どんな夢見てるのかなぁっ!?」

日菜子「プロデューサーさん、さっきも言いましたけど、落ち着いて……」

ありす「んぅ……ふぁ……よく寝た」

ありす「……え? もしかして……私……?」

ありす「また……おねしょしちゃった……そんな歳じゃないのに……ぐすっ……」

ありす「どうしよう……Pさんになんて言えば……うぅ……」

ありす「どうしよう……ぐすっ……ひっく……」


―――――――


モバP「今度はさ、俺に素直に話そうって考えるんだけど」

モバP「やっぱり泣いちゃうんだよね! どうしよう、どうしようって!」

モバP「またおねしょしちゃったから、なんて言われるか不安なんだよ!」

モバP「早く安心させてあげたいよぉぉっ!!」

日菜子「はいはい、じゃあ落ち着いて次に行きましょう……」

モバP「ありす起きたのか? どうした……って」

ありす「あっ……Pさぁん……えぐ……」

ありす「私また……またぁ……」

ありす「こんな……ことして……ぐすっ、ひっく……もうやだぁ……」

ありす「Pさんにも……き、嫌われちゃ……うぇぇぇん……」

モバP「大丈夫だって、俺がありすのこと嫌いになるわけないだろ?」

ありす「でもっ……でもぉ……ふぇ……」


―――――――


モバP「ここで俺登場。もう大泣きしちゃうの、俺に嫌われるってさ」

日菜子「前のシチュエーションと、同じ感じですねぇ」

モバP「あんだけデレてるしさ、こんなふうになりそうじゃん? 嫌われたらどうしようってなりそうじゃん?」

モバP「でね、俺は慰めるわけだけど、もう言葉だけじゃ駄目なの、泣き止まないの」

モバP「だから! 俺は! ここでぇっっ!!」

モバP「ありす……!」ギュウ

ありす「あっ……Pさん……」

ありす「駄目です……汚いですよ……私、お漏らししちゃったんですから……」

モバP「構うもんか。ありすが泣いてるのを見てるほうが辛い」

モバP「だから、泣き止んでくれ……なっ?」

ありす「あ、はい……解りました……」

ありす「じゃあ、もっと……強く抱きしめてください……安心出来ますから……」

モバP「お安いご用だ」


―――――――


モバP「ありすを抱きしめて! 優しく囁いてあげるんだよぉ!」

日菜子「いやぁ、妄想の中とはいえ……なんかこう、あれですねぇプロデューサーさん……」

モバP「で、俺はもっと強く抱きしめてありすを安心させてやるのさ!」

ありす「……ありがとうございます」

モバP「もういいのか?」

ありす「はい……それに、あの……このままというわけにもいきませんから……」

モバP「ああ、そうだな……とにかくありすは着替えておいで」

モバP「こっちは俺が後始末しておくから」

ありす「あの、Pさん……」

モバP「ん、どうした?」

ありす「抱きしめてもらえて嬉しかったです……とっても安心出来ました」

モバP「ははは、それくらいならいいならいつでもしてやるぞ」

ありす「それじゃあ……何かあったら、またお願いしちゃいますね……えへへ」




 

モバP「そうしてありすの顔に笑顔が戻ったのであった!」

モバP「その笑顔はまさに天使! 天使がそこにいたんだぁぁっっ!」

日菜子「プロデューサーさん、さっきからヒートアップしすぎですよぉ?」

モバP「っと……いやぁ、それくらいありすのお漏らしがな、素晴らしいってことだ」

日菜子「まあ、プロデューサーさんの熱い思いは、嫌ってほど伝わってますよ、むふふ」

モバP「だよなぁ! お漏らしって最高だよな!」

日菜子「そこは同意しかねますが……ありすちゃんの可愛さは伝わってきますよ~」

モバP「ようし! 次いくぞ!」

日菜子「……まだ続くんですねぇ」

ご飯です

モバP「今までのシチュはどれも事務所内だった」

モバP「ということで、今度は外だ」

日菜子「お外ですかぁ」

モバP「と言っても人前じゃあないぞ! 妄想とはいえ、ありすのお漏らしを見るのは俺だけだ!」

日菜子「ということは、二人っきりのときですか」

モバP「そうだな。人前でのシチュは……まあ、次があったら?」

日菜子「無いことを願います、むふふ」

モバP「まー、どんな感じかは……今から妄想するから、聞いてくれ」

日菜子「むふふ、プロデューサーさんの妄想ぱわーがどこまでいくか、興味あります」




 

 
ブロロン ブロロン

モバP「えーっと、今日の仕事はロケだから」

モバP「このままロケ地まで送っていくな」

ありす「移動はあとどれくらいかかるんですか?」

モバP「結構かかるな。のんびりしてていいぞ」

ありす「あ、はい、わかりました。読書でもしています」


―――――――


モバP「今回は車で移動中というシチュエーションだ」

モバP「ちなみに、ありすは後部座席に座ってる」

日菜子「このまま車の中で……ですかぁ?」

モバP「それもいいが、せっかくの外なんだしな……ま、お楽しみということで」

ありす「あっ……!」

モバP「ん、どうした?」

ありす「なっ、なんでもありません! 運転に集中してください……!」

モバP「まあ、何でもないならいいけど……何かあるなら言えよ?」

ありす「は、はい……解りましたから……」

ありす(うぅ……移動中だし……おしっこしたいなんて、言いづらいよぉ……)モジモジ


―――――――


モバP「と、車の中でありすは突然の尿意に襲われる!」

モバP「言い出せずに我慢しちゃうありす!」

日菜子「この辺りは、最初のシチュエーションと同じ感じですねぇ」

モバP「しかし、違うのはここからだ!」

ありす(でも、まだまだ余裕あるし……ロケ地ついたらおトイレに……)

ブロロン ブロロン

ガタン!

ありす「ひぅっ……!?」

モバP「っとごめんなー、この辺路面が悪くて、ちょっと揺れそうだ」

ありす「そ、そうですか……仕方ないですね……」

ガタン!

ありす(あ……やぁ……でちゃ……)


―――――――


モバP「余裕あると思ったのに、こうやって徐々に追い込まれちゃうありす!」

モバP「漏れちゃわないかって、もう必死になっちゃうのね」

日菜子「車の振動が、容赦なくありすちゃんを襲うんですねぇ、むふふ」

ありす「んっ……! はっ、あぁ……」

ありす「はぁはぁ……プ、プロデューサー……あのぉ……」

モバP「どうした? 調子悪いのか?」

ありす「いえ……実は、おトイ――」

ガタン!

ありす「きゃっ……あ、あぁ……」チョロ

ありす(ちょっと出ちゃった……)

モバP「トイレか? 悪いけど、この辺に無さそうなんだが……我慢出来るか?」

ありす「は、はい……頑張ります……んっ……はぁ……はぁ……」モジモジ


―――――――


モバP「なんて息荒げてさぁ、もじもじしながら我慢してるわけよ!」

モバP「やっべぇ! 超興奮してきた!!」

日菜子「……早苗さん呼びましょうかぁ?」

モバP「勘弁してくれ、妄想なんだからさ」

ありす「はぁ……ふぅ……」

ガタン!

ありす「ひぁっ……もれ、ちゃう……」

モバP「大丈夫か? 我慢できないなら、どこかに適当に停めて外で……」

ありす「そ、そんなこと言ってる暇があるんでしたら……はやく行って……ください……」

モバP「わ、解った」


―――――――


モバP「みたいに、外でしてみないかって提案するんだけど、断られちゃうの」

日菜子「まあ、当然でしょうねぇ」

モバP「そりゃ女の子が、そんなことするのなんて恥ずかしいよな」

モバP「俺は見たいんだけどなぁ。てか、見たいから提案したのに」

日菜子「むふ……日菜子、プロデューサーさんにプロデュースされるの、少し考えさせられます」

モバP「お、もう路面が悪い地帯は抜けたみたいだ」

ありす「ほ、ほんとですか……? よかった……」

ありす「それで……あとどれくらいで着きますか……?」

モバP「うーん、あと10分くらいだな」

ありす「解りました……」

ありす(それくらいなら……多分……がまん……漏らしちゃ駄目……)


―――――――


モバP「ゴールを見せてね、ちょっとだけ安心させてあげるの」

モバP「ほんとはもっとかかるんだけどね!」

日菜子「ひどい人ですねぇ」

ありす「んっ……ひっ、う……くう……」

ありす「プロ、デューサー……まだ……ですか……?」

モバP「うーん、おかしいなまだつかない」

ありす「そん、な……ぁ……あぁ……」ジワァ

ありす(もう……無理……限界……)

ありす「プロデューサー……その……もう限界ですから……」

ありす「外でしますので……どこかに……」


―――――――


モバP「もうそれ聞いた瞬間、俺は心の中でガッツポーズよ!」

モバP「お外でおしっこするありすが見れる! ってな」

日菜子「むふ……ほんとなんでこんな人に、ありすちゃんは懐いてるんでしょうねぇ?」

モバP「ここなら人の目もなさそうだし大丈夫か……? ありす、あっちだ」

ありす「うぅ……あ……」

モバP「向こうなら多分、誰にも見られずにすむと思うから……」

ありす「解りました……プロデューサーは……あっち向いて……」

ありす「誰か見てないか……ちゃんと見張っててください……」

モバP「あ、ああ、解った……」

ありす(誰もいないよね……? プロデューサーも、こっち見てないよね……?)

ありす(恥ずかしいけど……仕方ないもん……)


―――――――


モバP「もう決壊寸前。でも見られたくないから、周りを気にしちゃう」

日菜子「どうせプロデューサーさんは、見るんでしょうねぇ」

モバP「そりゃあ見るね。まあ、それは置いといて」

モバP「ありすは仕方ないことだからって自分を納得させて、お外でおしっこをしようとするが……!」

ありす「あ……だめ……まって……まだ……」

チョロ……ショワァァァ……パシャパシャ……

ありす「あっ……あぁ……あぅ……」

ありす(あはは……間に合わなかった……もうやだぁ……)

モバP「ありす……? もしかして……」

ありす「いや……プロデューサーこっち来ないで……音聞かないで……耳塞いで……」

ありす「あぅ……うぅ……ぐすっ……ふぇぇん……」


―――――――


モバP「ついにお外でお漏らし! おまけに俺が傍にいて音まで聞かれて!」

モバP「もう顔真っ赤にして! 泣き声で俺に訴えかけて! でも、おしっこは止まらなくて!」

モバP「ふおおぉっっ!! 最高だあぁっっっ!!」

日菜子「…………そうですかぁ」

ありす「……ふぇ……えぅ……ひっく……」

ピチャ……ピチャン……

モバP「ありす、その……」

ありす「もう……放っといてください、私のことなんか……」

ありす「プロデューサーに恥ずかしいところ……見られて……もう……」

モバP「そんなわけにはいかないだろ。ほら、車まで運ぶから」

ありす「いいです……自分で歩けます……放っといてください……」

モバP「ああ、もう……んな意地はってんじゃない!」ヒョイ

ありす「えっ……? あ、わわっ……こ、これって……」

モバP「じっとしてろよ?」

ありす「あ……はい……えと、その……ありがとう、ございます……」




 

モバP「みたいなふうに、お姫様抱っこして運んでやるんだよ」

日菜子「お姫様だっこ……いいですねぇ。状況が色々とあれですけど」

モバP「で、ちょっと照れくさそうに、お礼を言うんだよ!」

モバP「あぁぁっっ! 生きててよかったぁぁぁっっっ!!」

日菜子「……良かったですねぇ」

モバP「なんか相づち適当になってない?」

日菜子「そんなことないですよぉ」

モバP「まあいいや、次だな」

モバP「次はデレバージョンね」

日菜子「今度はあんまり、叫ばないでくださいねぇ」

モバP「善処するが、ありすのことだとつい熱くなるんだよ」

日菜子「むふふ……今度はどんな感じで行くんですかぁ?」

モバP「そうだな……」




 

 
ブロロン ブロロン

モバP「えーっと、今日の仕事はロケだから」

モバP「このままロケ地まで送っていくな」

ありす「移動はどれくらいかかるんですか?」

モバP「結構かかるな。のんびりしてていいぞ」

ありす「えと、Pさん……一緒にお話でもしませんか?」

モバP「ん? まあ、運転しながらでもいいなら」

ありす「はい……! それじゃあ……」


―――――――


モバP「みたいな感じかな」

日菜子「一緒にお喋りしたいなんて、可愛らしいですねぇ、むふふ」

モバP「ちなみに、この場合だとありすは助手席に座ってるわけだ」

ありす「あっ……!」

モバP「ん、どうした?」

ありす「あ、えと……なんでもないです……気にしないでください」

モバP「まあ、何でもないならいいけど……何かあるなら言えよ?」

ありす「心配してくれて、ありがとうございます……」

ありす(うぅ……移動中だし……おしっこしたいなんて、言いづらいよぉ……)モジモジ


―――――――


モバP「まあ、このへんもあまり変わらないな」

日菜子「プロデューサーさんに、素直にお礼を言ってるくらいですねぇ」

モバP「しかし、この後ちょっと展開が変わる!」

ありす(うぅ……でもまだ我慢できるし……)モジモジ

モバP「ん、ありすお前もしかして……」

ありす「え……なんですか……?」

モバP「その、トイレ我慢してるのか?」

ありす「あ、うぅ……その……は、はいぃ……」

モバP「そうか……でもこの辺りにトイレは無いから、済まないが我慢してくれるか?」

ありす「はい……我慢します……うぅ……」


―――――――


モバP「助手席でもじもじしてるせいで、我慢してるってバレちゃうのね」

モバP「それで恥ずかしがって俯いちゃうのよ!」

モバP「そして必死に我慢を始めるありす……やべえよ! どう思う!?」

日菜子「……いや、日菜子に聞かれましても返答に困りますねぇ、むふ」

ありす(でも、まだまだ余裕あるし……ロケ地ついたらおトイレに……)

ブロロン ブロロン

ガタン!

ありす「ひぅっ……!?」

モバP「っとごめんなー、この辺路面が悪くて、ちょっと揺れそうだ」

ありす「そんなぁ……Pさん……なんとかなりませんか……?」

モバP「そうは言ってもな……」

ガタン!

ありす「やぁっ……あ、あぁ……Pさぁん……おしっこ、でちゃいます……」


―――――――


モバP「なんて声に出されたらどうしよう!? ねえ、どうしよう!」

モバP「今すぐ運転やめてガン見してぇぇっっ!!」

日菜子「むふふ、今後プロデューサーさんの車に乗せてもらうの、遠慮しなきゃいけないかも」

ありす「うぅ……あっ、はぁはぁ……」

ありす「Pさん……まだ……着きませんか……?」

モバP「まだかかるな……」

ありす「うぅ……そ、そうですか……はぁ、あっ……くぅ……」

ガタン!

ありす「きゃっ……あ、うそ……」チョロロ

モバP「ありす?」

ありす「うぅ……ぐすっ……Pさん、ごめんなさぁい……」

ありす「すこし……漏らしちゃいました……あぅぅ……」


―――――――


モバP「あぁぁぁ! これで運転できる方がどうかしてるよ!!」

日菜子「日菜子は、プロデューサーさんの頭の中がどうかしてると思いますよぉ」

モバP「言うねぇ、ははは」

モバP「って言っても、まだ着きそうにないしな……」

ありす「はぁはぁ……ぅあ……」モジモジ

ガタン!

ありす「ひぁっ……! だ、だめぇ……」

モバP「大丈夫か? 我慢できないなら、どこかに適当に停めて外で……」

ありす「はぁはぁ……わ、解りました……」

モバP「えっ?」

ありす「もう……無理です……それでいいですから……はやくぅ……」


―――――――


モバP「まさかの了承に、俺もびっくりだよ! でもわくわくだよ!」

日菜子「むふふ……流石にありすちゃんでも、そこで頷きますかねぇ?」

モバP「頷くんだよ、俺の中のありすは! 解るだろ!?」

日菜子「……そーでしたね」

ありす「だって……このままじゃほんとに、お漏らししちゃうもん……」

ありす「そんなの嫌だし……Pさんにそんなところ見られたくないもん……」

ありす「だったらまだ……お外でするほうが……」

ありす「だから……はやくぅ……」

モバP「わ、解った。その辺りに停めて……」

ありす「人気のないところで……あ、はぁ……おねがいします……うぅ……」

モバP「解ってる」


―――――――


モバP「別に俺の車の中で、お漏らししてもいいのにさぁぁっ!」

モバP「俺の車の中が、ありすのおしっこの香りで満たされるのになぁ!」

日菜子「…………駄目ですねぇこの人、早く何とかしないと……むふふ」

モバP「まあ、今回はお外でお漏らしと決めているので続きだ」

モバP「ここなら人の目もなさそうだし大丈夫か……? ありす、あっちだ」

ありす「うぅ……あ……駄目です……歩いたら……漏れちゃう……」

モバP「って言っても、歩かないと……」

ありす「はぁ……Pさんが……抱っこして……運んでください……」

モバP「仕方ないか。ゆっくり動くからな?」

ありす「はい……お願いします……」


―――――――


モバP「もうお漏らししそうで動けないありすを、俺が運んであげるの」

日菜子「もうやりたい放題ですねぇ」

モバP「俺の妄想だし! 今のありすなら、こんなこと言っても不思議じゃないし!」

モバP「この辺でいいか……ありす、ほらここなら」

ありす「はぁ……あぁ……む、無理です……」

モバP「え、何が?」

ありす「下着脱がせて……Pさぁん……」

モバP「いや、そりゃまずいだろ」

ありす「でも……少しでも動いたら……でちゃ……ひぁぁ……」チョロロ

モバP「ええい、仕方ない!」


―――――――


モバP「いや、内心小躍りしてますけどね!」

日菜子「酷い展開ですねぇ……この話を聞く身にもなってほしいです、むふふ」

モバP「だって俺がそうしたいんだもん! ありすの下着脱がせてあげたい!」

モバP「でもね、ここで素直には脱がさないの」

モバP「しーしーするところを見るのもいいけど、お漏らしを見たいから!」

ありす「Pさん……まだ……もう……」

モバP「す、すまん。ちょっと……上手くできなくて」

ありす「あっ……だめぇ……もう、もう……あっ、あぁぁ……もれちゃ……やぁ……!」

プシャァ……ジョロロロ……ピチャピチャ……

ありす「あ、はぁぁぁ……あはぁ……出ちゃったぁ……」

モバP「あ、ありす……」

ありす「ごめんなさい……Pさん、ごめんなさい……我慢できなかったの……」


―――――――


モバP「下着を下ろそうとしてたけど、間に合わずについにお漏らし」

モバP「俺の手には、ありすの聖水が! あぁぁっっ、ぺろぺろしてぇえっっ!!」

日菜子「むふふ……この人、なんで今まで捕まらずにいたんでしょうねぇ?」

モバP「妄想なら犯罪じゃないんですよ」

ありす「……ぐすっ……ひっく……うぇぇぇん……」

ありす「ごめんなさい……Pさんの手汚しちゃった……うぅ……」

モバP「気にするなって、仕方なかったんだから」

ありす「でも……でもぉ……」

モバP「ほら、車に戻らないとな。運んでやるから」ヒョイ

ありす「え……あ……駄目です……汚いのに……」

モバP「俺のありすに汚いところなんてないよ」

ありす「う、ぁ……俺のって……そ、それ……その……あぅ……」

ありす「あの、あり……がとう……Pさん……」




 

日菜子「さり気に告白してません?」

モバP「いいじゃん、事実を言ったまで」

日菜子「ありすちゃん、まだ12歳ですよぉ?」

モバP「何か問題が?」

日菜子「まあ……手遅れなのは今までので解ってましたけどねぇ……むふ」

モバP「いやぁ、最高だった! やっぱお漏らしって言ったらありすだよなぁ!!」

モバP「っと……もうこんな時間か。今日はこれくらいで終わるか」

日菜子「あ、ようやく終わりですか……良かったです」

モバP「まあ、これくらいやれば俺の主張も理解されたはずだ!」

日菜子「むふふ、それなんですけど……」

モバP「ん?」

日菜子「ぶっちゃけちゃうと……ただプロデューサーさんがロリコンで……」

日菜子「ありすちゃんが好きだから、ありすちゃんのが一番だ……って言っただけなんじゃないですかぁ?」

モバP「んー、まあ……そうなんだけど」

日菜子「むふ、やっぱり」

モバP「でもさ! 俺の言い分も解るよね? ね?」

日菜子「いや、それに関して日菜子に同意を求められましても……」

モバP「それにさぁ、ありすはまだきっと成長の余地があるんだよ」

日菜子「といいますと……?」

モバP「今でも随分俺に懐いてるけど、きっとまだ先があると思うのよ」

モバP「それこそ、頼み込んだら何でもやってくれる、みたいな?」

日菜子「……12歳にそこまで求めてるんですかぁ?」

モバP「いや、でも正直なりそうじゃない? ものすっごい早さでデレたし」

日菜子「……確かにありそうとも思っちゃいますけどね、むふふ」

モバP「そしたらきっと、もう一ランク上の反応が!」

モバP「というかお漏らしだけにとどまらず、色々と!」

日菜子「はぁ……もしかしてまた妄想が始まるんでしょうかぁ……」

モバP「ありすがおしっこぺろぺろさせてくれたりとか!」

モバP「お漏らしをありすから見せてくれるようになったりとか!」

モバP「おねしょしちゃうありすに、おむつ履かせたりとかさぁっ!」

日菜子「…………いい加減、反応返すのが辛いですねぇ、むふ」

モバP「あぁぁっっっっ!! ありすううううううぅぅっっっっっ!!!」

日菜子「……今のうちに帰ってもいいかなぁ?」



日菜子「……落ち着きました?」

モバP「いや、熱くなりすぎたよ、ははは」

日菜子「それにしても、驚きましたよぉ」

モバP「ん、なにが?」

日菜子「いえ、プロデューサーさんの妄想レベルが、そこまで高いなんて……むふふ」

日菜子「細部まで事細かに妄想して……日菜子も見習いたいものです、内容以外は」

モバP「ああ、だって一回だけ見たんだよね」

日菜子「はい……?」

モバP「ありすがお漏らしするところ」

モバP「その時の反応を色々と参考に、妄想したんだよ」

日菜子「ということは今までの妄想の中で、どれかは実際に……ということですかぁ?」

モバP「そもそも俺がお漏らしに目覚めたのは、ありすのせいだから、うん」

日菜子「むふふ……ありすちゃんも大変そうです」

 
――――――――――――――

モバP「日菜子は向こうに行っちゃったか」

モバP「あれだけ俺が力説したんだ。理解してくれただろう」

ありす「何がですか?」

モバP「っと、ありすいたのか?」

ありす「あ、はい……ついさっき」

モバP「ありす……これからも二人で頑張っていこうな!」

ありす「え、あ……はい。Pさんと一緒に頑張りますね……!」


モバP(ありすのお漏らしはこれからだ!)


しーしーEND

おまけ

日菜子「むふふ……プロデューサーさんの妄想が長くて、随分時間が経ってましたぁ」

日菜子「おトイレいかないと……」

ガチャガチャ

日菜子「あ、あれ……?」

日菜子「誰か入ってるんでしょうかね……? もしもーし」コンコン

日菜子「お、おかしいですねぇ……」

モバP「ふふふ、日菜子……無駄だ! その扉には少し細工を施した!」

日菜子「プ、プロデューサーさん、あの、それって……」

モバP「俺は……お前も十分守備範囲だ!」

モバP「だから、お前のも見せてくれ!」

日菜子「むふふ……さ、流石にこれはどうかと思いますよぉ……」モジモジ

日菜子「さっきまでのは、妄想だから日菜子も大目に見ましたけど……」

モバP「何を言ってるんだ。たまたま鍵が壊れてて、たまたま日菜子がおしっこに行こうとしてて」

モバP「たまたま俺がここにいるんだ。不可抗力だ」

日菜子「うう……ひ、酷いですねぇ……プロデューサーさん、今なら許しますから……ね?」

モバP「にやにや」

日菜子「お、お願いします……このままじゃ……漏れちゃう……ねぇ、プロデューサーさん……!」

モバP「にやにや」

日菜子「せめてぇ……あっちいってください……」

モバP「日菜子が向こうに行けばいいんじゃないかな?」

日菜子「だって動いたら……はぁ、うぁ……」

日菜子「だ、だめぇ……もう……あぁ……」

日菜子「プロデューサーさん……みないで……日菜子のこんなところぉ……」

日菜子「やっ……あっ、あぁ……出ちゃう……いやぁ、見ないで……Pさぁん…………」

チョロロロ……シャアアアァ……


―――――――


モバP「なんてのもいいなぁ」

モバP「問題は、日菜子がこういうときどんな風になるか、想像しづらいってことか」

日菜子「あの……聞こえてるんですけどねぇ、むふふ」

モバP「って、戻ってきたのかよ!」

日菜子「トイレに行ってただけですよ……」

モバP「聞いてたんならさ、今後の参考のために見せてくれない?」

日菜子「普通に頼んでくる、プロデューサーさんの神経を疑いますねぇ」

モバP「気になっちゃったしさー、日菜子の見たくなっちゃった」

日菜子「ほんとどうしようもない人ですねぇ……じゃあ」

日菜子「むふふ、プロデューサーさんが日菜子の王子様だったら、考えないこともないですね……むふふ♪」

モバP「まじか!」

日菜子「そんな酷い妄想するプロデューサーさんに付き合えるのは、日菜子くらいですよ」

日菜子「頑張って王子様になってくださいね……むふふ」


妄想END

またしーしーするありすちゃんを書けて満足です
もちろん、他の子にもその子の良さがあると思ってます

日菜子も可愛く書けたら幸いです
また機会があればよろしくおねがいします

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