女騎士「ん…あっ…」クチュクチュ ブツッ  「…え?」 (27)

見習い騎士A「明日はいよいよオークの殲滅ですか…大丈夫かなぁ……」

見習い騎士B「大丈夫だって。私達もいっぱい修行したんだ、負けるわけ無いって!」

見習い騎士C「私だって帰ると約束した人が居るんだ…こんな所で負けてられないよ」

見習い騎士D「隊長も居るしね」

見習い騎士B「そういえば隊長遅いねー、どこまでいったんだろ」


ガサッ
女騎士「………」

見習いB「あ、たいちょー……う?」

見習いC「…どうかしましたか?」

女騎士「………」



女騎士「ナンデモナイヨ」

見習いA「た、たいちょー?」

見習いD「なんでもなくは無いように見えますが……」

女騎士「ナンデモナイヨ ハヤクネナサイ」

見習いB「は、はぁ…」

見習いD「じゃあ失礼します…」

女騎士「ウン」



見習いA「隊長の様子、変じゃなかったですか?」

見習いD「さっきまであんなによくしてくれたのに、急に人が変わったように……一体何が」

見習いC「…いや、あれは集中しているんだろう、明日はいよいよ本番だからな」

見習いB「なるほどー」

見習いA「じゃあ、私達も明日に備えましょうか」

見習いD「せめて隊長の足を引っ張らないようにしないとね」




女騎士(死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい)

翌日 オークの村

女騎士「………」ザクッザシュッズパッドスッ

オークの群れ「ギャアアァァ!!」


見習いA「ひ、ひいいい…」

見習いC「これが本当の戦場……うっ…」

オーク「ぐあっ!」ズシャアッ

見習いB「わっ!」ビクッ

オーク「あ…が……」

見習いB「あ…あ……」

オーク「た…たすk」ズパンッ

見習いB「ひぃっ!」

女騎士「……」

オーク「」ブシュー

見習いD「あ…あ……」ガタガタジョロロ

女騎士「……ユダンシタラダメダヨ」

帰還

女騎士「………」

男騎士「よう、お手柄だったそうだな」

女騎士「き、騎士長!///いえ、それほどの事ではありません」

男騎士「一緒に連れてった訓練兵は大分参っていたようだがな、実践はまだ早かったか」

女騎士「いえ、私がもう少ししっかりしていれば……」

男騎士「そう言うな、お前の実力は皆が認めている」

女騎士「いえ、私などまだまだ未熟です」

男騎士「謙遜するなって」

女騎士「いえ私などまだまだ未熟で……愚かで……みだらで……」ポロッ

男騎士「!?」

女騎士「えぐっ…どうしようもない…気狂いで……本当に大馬鹿者です……」ボロボロ

男騎士「お、おいぃ!?」

騎士A「あー、騎士長が女騎士さん泣かしてるー」

騎士B「いけないんだー」

男騎士「うっせぇ! お、おい、女騎士?どうした、大丈夫か?」

女騎士「だ、だいじょぶでず…」グスッ

男騎士「いや…大丈夫じゃないだろ、どうしたんだよ」

女騎士「だいじょうぶです……」

女騎士(こんな穢れた私に、騎士長に好意を寄せる資格などない……それどころか、一生人を好きになる資格もない……)

女騎士(家族に合わす顔もない……嫁入り前の娘が、自分で自分を奪ってしまう淫乱だと知ったら、きっと縁を切られてしまう……)

女騎士(一生、一人寂しく股をいじっているのがお似合いだ……)

女騎士「………」

男騎士「女騎士?」

女騎士「………訓練へ戻ります…」

男騎士「へ?えっあっ……いや、任務直後だ、身体を休めておけ。なんだか疲れているようだしな」

女騎士「……」ペコリ

女騎士「………」

女騎士「………」ポロッ

女騎士「ひぐっ…えぐっ……」ボロボロ

女騎士「………ぐすっ」モゾッ

女騎士「……」

女騎士「………んっ」モゾモゾ

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