上条「おおとりゲンさん?」 (50)

・『ウルトラマンレオ』と『とある魔術の禁書目録』のクロスオーバーです

・改変あり

・オリジナル設定あり

・時系列はグレムリン編完結後(新約10巻後)
オティヌス救済ルートです

それでもいいという方はお読みください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1391847340

上条「ふうん。それがあのじいさんの名前ですか」

冥土返し「意識不明の状態で発見されてね。見ての通り君と相部屋だよ。なかよくしてくれたまえ。と言っても特に目立った怪我もないし、明日で退院だよ。君も明日だったね?」

ゲン「ん…っ」

上条「あ、起きた」

ゲン「ここは…?」

冥土返し「おはようございます。昨日の夕方に貴方が倒れていると連絡をうけましてね。大事をとって明日まで入院していただきます」

ゲン「(良かった…獅子の瞳は手元にある)どなたが病院に連絡をして下さったのでしょうか?」

冥土返し「梅田徹という方ですよ。聞けば貴方のご家族だとか」

ゲン「…!今彼はどこに?」

冥土返し「この都市の研究者だとか。夕方に病院に来られるそうですよ」

?昼間?

上条「おおとりさんはトオルさんとはどういった仲だったのです?」

ゲン「トオルが小学生のころに彼の家の居候だったのさ。彼と別れてからずっと会っていなかったのだが、『仕事』でこの都市にやって来たついでに会おうと思って」

上条「学園都市ではどのように過ごされたのです?」

ゲン「それが…学園都市に到着した翌日からの記憶がないんだ」

上条「えっ、そうなんですか?頭部にお怪我はないようですが」

ゲン「まあ詳しい話をトオルから聞くことにするよ。ところで彼女たちは君の知り合いかい?」

ゲンは先程から当麻の隣のベッドの隻眼の少女と当麻の首に巻き付いている修道服の少女が気になっていた。

上条「あはは、俺から質問してばっかでしたね。二人とも」

禁書「私は禁書目録(インデックス)って言うんだよ」

オティヌス「…オティヌス」

ゲン「二人ともこの都市の学生かい?」

上条「いや、なんていうか…」

オティヌス「私は家族。インなんとかは居候」

上条「お、おい…」

禁書「それどういう意味かな!?おじさん、このパツキンの言うことは信用できないかも!とうまの家族はメインヒロインの私一人だけなんだよ!」

上条「上条さんの両親は存命中なのですが…」

オティヌス「空気ヒロインの間違いでは無いのか?新約8巻でお前の活躍はおわったのだ。新約9巻で知らない間に主人公を寝とられ、ラストで『不気味な唄』呼ばわりされた挙げ句、インターネットでは『上条が逆攻略された』『オティヌスこそ真ヒロイン』と書き込まれる始末。だれもお前のことなんか見ちゃいねえんだよ穀潰しが」

上条「おいそういうメタネタは他で」

禁書「ふ…ふん!今更出番の少ないことをネタにされたってちっとも傷付かないもん!どこぞのキモオタが書き込んだSSの中でしかとうまといちゃいちゃできないヤツにインターネットのことなんて言われたくないもん!!貴女のことなんて年月がたてばいつわやオルソラみたく飽きられて忘れ去られるだけかも!!!」

ゲン「二人とも落ち着いて…」

オティヌス「本編で空気化してるヤツにいわれたくねえよ。お前だって上インの恋愛ssが腐るほどインターネットに乗っている癖、本編では居候という美味しいポジションに甘んじてほとんど進展しt「いい加減にしなさい!!」」

ゲン「お互いを悪く言い過ぎだ。謝りなさい」

禁書「先に喧嘩を吹っ掛けてきたのはオティヌスなんだよ!」

オティヌス「こどもかおm「君も子供ではないか」…」イラッ

ゲン「お互いを想い人の前で罵りあって幻滅させ、人前で汚い言葉をぶつけ合って恥をかいていることに気付かないのは子供だ。君たちは中学生だろう?赤ん坊のように喚くな!」

上条「あはは、俺から質問してばっかでしたね。二人とも」

禁書「私は禁書目録(インデックス)って言うんだよ」

オティヌス「…オティヌス」

ゲン「二人ともこの都市の学生かい?」

上条「いや、なんていうか…」

オティヌス「私は家族。インなんとかは居候」

上条「お、おい…」

禁書「それどういう意味かな!?おじさん、このパツキンの言うことは信用できないかも!とうまの家族はメインヒロインの私一人だけなんだよ!」

上条「上条さんの両親は存命中なのですが…」

オティヌス「空気ヒロインの間違いでは無いのか?新約8巻でお前の活躍はおわったのだ。新約9巻で知らない間に主人公を寝とられ、ラストで『不気味な唄』呼ばわりされた挙げ句、インターネットでは『上条が逆攻略された』『オティヌスこそ真ヒロイン』と書き込まれる始末。だれもお前のことなんか見ちゃいねえんだよ穀潰しが」

上条「おいそういうメタネタは他で」

禁書「ふ…ふん!今更出番の少ないことをネタにされたってちっとも傷付かないもん!どこぞのキモオタが書き込んだSSの中でしかとうまといちゃいちゃできないヤツにインターネットのことなんて言われたくないもん!!貴女のことなんて年月がたてばいつわやオルソラみたく飽きられて忘れ去られるだけかも!!!」

ゲン「二人とも落ち着いて…」

オティヌス「本編で空気化してるヤツにいわれたくねえよ。お前だって上インの恋愛ssが腐るほどインターネットに乗っている癖、本編では居候という美味しいポジションに甘んじてほとんど進展しt「いい加減にしなさい!!」」

ゲン「お互いを悪く言い過ぎだ。謝りなさい」

禁書「先に喧嘩を吹っ掛けてきたのはオティヌスなんだよ!」

オティヌス「こどもかおm「君も子供ではないか」…」イラッ

ゲン「お互いを想い人の前で罵りあって幻滅させ、人前で汚い言葉をぶつけ合って恥をかいていることに気付かないのは子供だ。君たちは中学生だろう?赤ん坊のように喚くな!」

禁書「…」

オティヌス「…」

禁書「ご免なさい」

オティヌス「…言い過ぎた。許せ」

上条「あはは、なんかすいません」

ゲン「…何がメタネタだ。他に言うことは無いのか」

上インオティ「…………」

ゲン(「そんなこと言われなくても分かってるよ」とでも思っていそうな表情だな。)

ゲン(…思っているだけではないか)

夕方

土御門「かみやーん♪」

上条「土御門…それに神裂も」

神裂「オティヌスのことで話があります。…場所を変えましょう…彼女にも聞いていただきます」

ゲン「!!」

オティヌス「…良いだろう。いくぞ二人とも」

上条「ああ…おおとりさん」

ゲン「先生には俺から伝えておくよ」





ゲン(…行ったか)

ゲン(オティヌスと呼ばれていたあの少女こそ恐らく今回の『事件』の首謀者)

ゲン(俺は事の真相を確かめるために地球に『かえって』来たのだが…)

ゲン(俺の記憶喪失と今回の事件はなにかしら関係があるのだろうか…?)

ガララッ

トオル「おおとりさん…!」

ゲン「…トオル!!」

ゲン「トオル…俺は」

トオル「記憶喪失のことでしょう?その事で話があるのです。…場所を変えましょう」

屋上

ゲン(…おや?あれは)

トオル「おおとりさん…知り合「しっ」

神裂「オティヌスの処遇については各国の首脳も決めかねていましてね。暫定措置として学園都市が貴方と彼女を監視下に置くこととなりました」

神裂「もしあなた方が学園都市への亡命に失敗していれば…オティヌスは問答無用で処刑されていたでしょう」

上条「!!」

オティヌス「…」

上条「すまねえ…。皆には感謝してもしたりない」

神裂「これからは必要悪の教会の魔術師と学園都市の総括理事会が公私ともにあなた方を監視します。宜しいですね?」

上条「…オティヌス」

オティヌス「平気さ。そもそも生きてること自体がおこがましいのさ。…お前と一緒に居られるならどんなことでも」

上条「オティヌス…」オテテヲギュッ

禁書(ムーッ、とうまがまたオティヌスとイチャイチャしてるんだよっ)ワナワナ

土御門(上条当麻が逆攻略されるとはな)ワクワク

神裂…ハアッ(この二人の間に何があったのだろう?確かなのは)

ゲン「どうやら彼こそが魔神オティヌスの心を縛っているようだな」

上インオティ神土「!?」







上条

神裂(私としたことが、人払いを忘れていた…!)

上条「おおとりさん…何でここに」

ゲン「君たちと同じさ。トオルと大事な話があってね」

土御門「おい…今の話を全て聞いていたのか?」

ゲン「思わぬ収穫だったよ。…俺はオティヌスのことを調べるためにこの都市にやって来た」

上条「えっ!?」ドキッ

オティヌス「…」

土御門「一応訊くが…お前は魔術師か?それとも合衆国の間諜か?」

ゲン「どちらでもないさ」

土御門「ほう…」

秘密を知りたがる、どこの馬の骨とも分からない『危険人物』を、『闇』の人間が放置しておく訳がない。

ゲンがトオルを外へ逃がし、神裂が『人払い』を発動させるや否や、

土御門「死んでもらうぞ」

銃声が響いた。



土御門「…!!」

直後、土御門の腹部に激痛が走った。

目の前には老人の顔が迫っていた。

土御門は左の拳を老人の顔面に突き刺す

…ことはできず、逆に老人の拳が土御門の顎に刺さった。

血の味が口の中に広がったが、構ってはいられない。

土御門「ふざけやがってくそじじい…!」

左の爪先を踏み潰しても老人は涼しい顔で、踏まれた足を蹴りあげる。不覚にもよろめいた隙をつかれ、首に手刀を喰らった。

「俺に肉弾戦で挑むべきではなかったな」

遠のく意識の中、そんな言葉を聞いた。

当麻は目の前で何が起きているのか理解できなかった。

ついさっきまで自分と病室で話していた老人がオティヌスのことを知っているかのような口をきき、地獄のような戦場で拳を鍛えたプロの魔術師を一方的に痛め付けているのだから当然だ。本来ならば老人に危害を加える親友を非難するのが『自然な流れ』なのに!!

ゲン「…私の話を聞いてはくれないか?」

老人は土御門を抱き上げ、少年に託す。

…が、神裂は老人が少年から離れるや否や、


ドカッ!!

老人の身体を床にめり込ませた。






上条「神裂、なにを…」

神裂「土御門の判断は間違いではありません」

神裂は冷徹に言い放つ。

神裂「誰があなた方を狙っているかわかりません。彼と共にいた男は記憶を抜き取っておきましょう。ですか戦闘力の高いこの老人は、いかしておけばいずれあなた方に災いをもたらすかも知れません」











「これが『聖人』か。なるほど、地球人とは思えない怪力だな」

上裂「「!」」



老人は起った。床にヒビをいれて身体をめり込ませていたのに、血の一滴もながしていないのである。



上条(ひょっとしておおとりさんは聖人なのか!?

そうだ、そうにちがいない。土御門をたおしたのにも納得がいく!)

神裂(こんなバカなことがあるわけがない。確かにずば抜けた身体能力の持ち主ではあるが、聖人ほどではないはず…!この男の正体が見えない!!)




ゲン「地球人の姿では勝てそうにないな…。
だが話を聞いてくれそうにもない」

目の前の老人はわけの分からないことをぼやきながら、両の手を身体の前でクロスさせる。

上条(…指輪?)

















ゲン「レオオオオオおおおおおーッ!!」











老人を、激しい光が包んだ。

今日はここまでにしたいとおもいます。

おおとりゲンvs土御門がイマイチでしたね。

次回はレオvs神裂火織ですが、ここまで投下した話が全体的に面白味に欠けるので、2日3日練ってから投下していきたいと思います。


…てゆーか、見てくれている人なんているのかな。

ウルトラマンの世界で学園都市チ-トが成り立つわけがないといっておく

>>19
と言いますと?

生存報告


ここまで書いたヤツが微妙なので位置から作り直そうと思います

ここまで読んでくれたかた、申し訳ありません

では、投下していきたいと思います。

上条「ふうん。その人がうちに来るわけ?」

神裂「はい。先ほどもお伝えしたように、貴方とオティヌスには科学、魔術の両サイドから監視が派遣されることとなりました。イギリス清教からは五和が参ります」

禁書「それで、二人はいつ来るのかな?」

神裂「おおとりさんは16時頃にこの寮に来るとのことです」

上条「4時つったら今じゃん。もうすぐくるのか…」




ピンポーン

上条「!」





ゲン「改めまして、総括理事会の名により派遣されました、おおとりゲンです。…君が上条当麻くんか?」


上条「はい。こちらこそお世話になります。上条当麻です」

禁書「インデックスって言うんだよ!」

オティヌス「…オティヌス」


ゲン「君がオティヌスか。各国の首脳が最終的な判断を下すまで、私と五和さんが君たちを見守ることとなった」


ゲン「その間君たちは学園都市から一歩でも外に出ることは許されない。違反すればテロリストとして国際指名手配されることとなるだろう。一度でもオティヌスが都市内で犯罪を起こした場合も同じだ」


オティヌス「…天草式の聖人から説明はきいた。二週間後に私と上条当麻が審問を受けることもな」


神裂「五和は明日の午前中には学園都市に到着する予定です。…私と土御門は学園都市で仕事があるので「ちょっと待ってくれ!」…なんでしょう上条当麻?」

上条「しばらく監視ってことはその間うちに寝泊まりするってことですよね?上条さん家にはベッドひとつしかないのですが…」


ゲン「それならば大丈夫だ。レンタルの布団を寮に運び込むことになっている」

上条「良かった…(流石にお客さんを雑魚寝させるわけにはいかないよな)。それと神裂、俺も夕食の買い物に行かねえとなんないから一緒に出ようぜ」


上条「喜べインデックス、今日はおでんだ!」

インデックス「ホントに!?やったー!」


スーパー


ザワザワ…


ゲン「これで野菜は全部だな」

上条「ええ…ありがとうございますおおとりさん。わざわざ車に乗せてくれるなんて」

禁書「…」ムスー

上条「いつまでふて腐れてんだよ。おでんだぞおでん!もっと嬉しそうな顔をしろ」

禁書「車でこれた上におじさんがお金分けてくれるのは物凄くありがたいかも…でも





どうしてオティヌスまで一緒についてくるのかな!?」


オティヌス「小せえ小娘だな。しかたねえだろ、私の監視がこのじいさんの仕事なんだから」

禁書「でもでも!そんな風にゴキブリ一匹入り込めないくらいとうまにベッタリなのはどうしても納得できないかも!っつーか離れろよ今すぐ!!」ウガーッ


上条「…とのことですが」

オティヌス「つれないな『理解者』。お前こそもっと嬉しそうな顔をしろ。金髪碧眼の女神様がお前を虜にせんとしておるのだぞ?///」ムンニー


上条「…自分で言っちゃうんだ///(まあ事実ナイスバディですけどね)」

禁書「とうまあーーッ(#`皿´)」ガキンガキン

上条「ひいいっ!?((((;゜Д゜)))」ガクブル

オティヌス「うるせえガキだな。お前は食欲を満たすためなら何にでも噛みつくんだな」

上条「オティヌスさまーっ!原子力発電所にミサイルを叩き込むのはやめてもらえたいでせうかーっ!?」

ゲン「男が情けない声を出すな」

上条「いやでもこのままじゃ上条さんの頭が粉砕さr「黙れ(-_-#)」

上インオティ「「「すいません」」」






上条(…ったく、俺まで怒られたよ。

…まあインデックスに頭噛み砕かれなかっただけ御の字か)



??「…ちょろっとー」

上条「!!」



上条「…御坂か」

御坂「あんたさー、退院したんなら早く言いなさいよね」

上条「いや、今日退院したばっかで」

御坂「…そっ」


ゲン「知り合いか?」

上条「ええ、まあ」

御坂「…御坂美琴です」

ゲン「君が常盤台の御坂美琴だったか。オティヌスのことについては聞いているよ」


御坂「その女はともかく、貴方は誰です?」


ゲン「総括理事会の命によりオティヌスを監視することになった、おおとりゲンだ」

上条「お前がこんなトコにいるなんて珍しいな」

御坂「…ちょっと用があってね」

上条「ふうん」




上琴((……気まずい……))


御坂(じゃなくて!少しでも打ち解けなきゃ!

大丈夫、大丈夫よ美琴。いつもと何も変わりはしないわ。こいつが面倒事に首突っ込むのも、こうして女とべたべたしてるのも、いつものことじゃないの。

オティヌスとかいうポッと出の女に全てを奪われるわけにはいかない!!)グッ


上条(…常盤台のお嬢様が俺みたいなド庶民の小僧が通うようなスーパーに来る理由なんて無えよな。

…散々巻き込んでおいて敵に回しちまったんだ。嫌われたって文句は言えねえのに)


上条「…そうか…おまえ…」

御坂「!な、なによ」ドキドキ



上条「自動販売機じゃ飽きたらず「万引きじゃねえエエエええええーーッ!!」バリバリイッ!!

パキーン

上条「そうか万引きか。依存症もここまでくると社会復っ「違うつってんでしょーが!!!」バリバリバリィッ!!!

パキーン

上条「つーかまだ俺なんにもいってねーのに。お前の自己申告じゃねーか」


ピキッ

御坂「…じゃあ何のために来たと思ったのよ?」

上条「万引き」


ピキピキッ

御坂「…ねえ

もしかして、わざと言ってる?」

上条「え、今さら気づいたの?」




プツン.

御坂「死ねえエエエエーーーッ!!!!!!」バリバリバリバリバリイッ!!!!!!!!



ー5時頃ー

ゴゴゴゴゴ…



禁書「…とうまとうまー」

上条「なんだいインデックスさんや」

禁書「あの辺だけ嫌に殺気立ってるんだよ」

上条「…ああ、そう言えば今日は玉子のセール…




…………………………………………………………。




ああああアアアアアあああアアアアああああアアアああーーーーッ!!!!!!!」

インオティゲン「「「!?」」」ビクッ

上条「玉子切らしてたああアーーーーッ」シュバーッ!!

オティヌス「おいいきなりどうした!?」ダダッ

禁書「あっちょっとふたりとも!」



チョット!ワリコマナイデクレル!?

カミジョウチャン!モータイインシテイタノデスカ!?

ドコサワッテンノヨエッチーー!!バコーン!!

ギヤータマゴガー!!




ー数分後ー


上条「…死活問題なのに…玉子が…玉子が…」

ゲン「いきなり走り出すから心配したぞ。

…オティヌスはどこだ?」

上条「え…?一緒にいたんじゃ」


??「どうしてくれんだよおジョーちゃんよお!?」

上条「!?」



オティヌス「済まなかったと言っているだろう」

DQN1「済まなかったで済むならクリーニング代は要らねえんだよ、玉子ぶつけちゃってくれちゃってさー」ニヤニヤ

DQN2「もうちょっと申し訳なさそうな顔したっていいんじゃない?お嬢ちゃんキレイだしさ、お詫びに俺らといっs「オティヌス!」…あん?」

上条「すいません、うちのツレが迷惑かけて。クリーニング代はちゃんと払いますんで」ペコペコ

オティヌス「すまない上条当麻。玉子を手に入れたまでは良かったんだが」

上条「悪いのは俺だよ。いきなりいなくなったりして心配かけちまったよな」ハハハ

オティヌス「…当然だ。お前の不注意が遠因でからまれたんだぞ?あ?あ、発情期の童貞どもに視姦されるくらいなら待っていれば良かった」

DQN「「…」」カチン

ガンッ!!

上条「っつう!?」

オティヌス「私を殴ればいいだろ!?」ギロッ

DQN1「お嬢ちゃんは馬鹿でチュね?、このあとのお楽しみが半減するようなことするわけないじゃん☆」

男が下品な笑顔を近づける。

オティヌス「…てめえら、よっぽど去勢されてえようだな?」

元『魔神』は決意する。前の戦で力を失ったと言えど、目の前の生ゴミ二匹を焼却処分することぐらい造作もない。だが。


ガシッ

オティヌス「!」

目の前の少年は少女の肩をつかみ、首を横にふる。

DQN2「なんだ?お嬢ちゃんもひょっとして能力者かい?」

DQN「臭いことしまちゅねーおにーちゃーん。暴力はなにも生まないってかア?手を出したらコイツらと同類の人間になっちまうぞってかあ?俺って生意気な口きくビッチも嫌いだけどさー、

そもそ弱いくせに女の前で暴力が嫌いな優しい男ぶってる野郎はもっと嫌いなんだよねっ!」ブンッ


ガシッ

DQN1「!」



上条「おおとりさん!」

ゲン「いい加減にしろ。謝っているんたぞ?」

バッ

DQN1「なんだよおせっかいジジイ!どっから沸いてでやがった!?」

男が左拳をゲンの顔面に放つ。
しかしゲンは右手でそれをいなすと、左手で男の左手首をつかみ、男の斜め後ろに回り込みながら、左肩を後ろからぐいと押す。

DQN1「ぐあっ」

男の左腕を上げて腹に右手の手刀をお見舞いし、

ブンッ ガンッ!

両手で左腕をつかんで空中で一回転させ、地面に叩きつけた。


DQN2「へえ、おっさんひょっとして警備員(アンチスキル)?」


ゲン「俺はこの二人の保護者のようなものだ。これ以上騒ぎを大きくすれば、本当に警備員が来るだろう」


DQN2「言っとくけど俺は極真も柔道も黒帯取ってるから、その間抜けみたいにはいかないぜ?」


もう一人の男が身構える。どうやら忠告を聞くつもりはないようだ。
一部始終を見ている他の客たちは、おろおろするばかりで誰も止めようとはしない。




男は走り込んで、かかとを突き出す。
ゲンも蹴り技で受け、残った片足を回す。


DQN2「ッ!!」


紙一重で避け、正拳をつきだす。
ゲンはその腕をつかんで、


ゲン「とあっ!」


投げ飛ばすも、男は受け身をとってすぐに立ち上がり、ゲンにつかみかかった。

しかし、ゲンは腕を振り払い、男の両肩をつかみ返して足を腹にさしこみ、


ゲン「ヤーッ!」


巴投げを決めた。


DQN2(くそっ、しぶといジジイだ)


男は立ち上がり、




バキッ!!


DQN2「ーーッ」


ゲンの正拳を顔面に喰らい、仰向けにたおれた。






上条「つええ…!」


男は口と鼻から血を流して気絶していた。


ゲン「大丈夫か?」


ゲンが当麻にかけよる。


上条「…」


同時に当麻の背に悪寒が走った。

瞬間。


ゴバアッ!!


振り向きざまに火球を打ち消すと、


ガツッ!!


彼を理不尽な理由でぶった男を、お返しとばかりに殴り飛ばした。


上条「もういい。てめえらにはクリーニング代も治療費も払わねえ。

俺が嫌いな人種もおしえてやるよ。お前みたいに調子に乗る能力者の糞ガキだ」


吐き捨てた

今日はここまでです。

明日か明後日には投下していきたいと思います。

お休みなさい。

上条当麻たちは不良二名とともに警備員支部へ連れていかれ、質問を受けた。

上条は今ゲンやインデックスとともにソファーに座ってオティヌスをまっている。

上条(オティヌスがあの二人に手ぇだしてたらまじでやばかった…)

がちゃ…

上条「…っ」



上条「…黄泉川先生」

黄泉川「…ん」

上条「そりゃオティヌスは強いですよ?悪いことしましたよ?武装した警備員と応援に来たレベル4二人がひっついても俺らに文句を言う筋合いはないかもしれない…だけど」


上条「時限爆弾ひっついた首輪は早く外してくれませんか…!?」





黄泉川「…安心するじゃん。今はずすから」

キリキリ…ガチャン

黄泉川「気持ちはわかるじゃん。でも私たちも、街の生徒が彼女に危害を加えられたんじゃないかと心配だったじゃん」


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