代行 ◆u5Yi/zP/t6
CGプロ 事務所
ちひろ「はじめましてPさん!私CGプロの事務員千川ちひろと申します!」
P「よろしくお願いします」
ちひろ「社長からアイドルリストを貰ったかと思いますが、もうどのアイドルをプロデュースするか決めましたか?」
P「あの、それについてなんですが、ユニットとかでも良いでしょうか?」
ちひろ「ユニットですか…ちなみに何人くらい考えてます?」
P「二人ですね。デュオと言うのでしょうか」
代行ありがとうございました。
ちひろ「ちゃんとプロデュースしていただけるなら構いませんよ。うちにはニュージェネレーションなどのユニットもいますからね」
P「ありがとうございます。あの、考えてる二人についてなんですが」
ちひろ「はい、誰ですか?」
P「双葉杏と諸星きらりです」
ちひろ「なるほど…凸凹コンビですね。しかし、どうしてこの二人にしようと思ったんですか?」
P「正直、直感です。プロフィール資料しかまだ見てないので…」
ちひろ「…そうですか。ではまず、実際に会いに行ってみますか?地図、渡しますね」
P「ありがとうございます。いってきます」
ちょっとだけ支援。
http://i.imgur.com/fMMtYrl.jpg
http://i.imgur.com/DgWU0Jo.jpg
杏のマンション前
P(ふむ、ここだな。)
ピンポーン♪
杏『んー…だぁれ?』
P「新しく君のプロデューサーになる者だ。開けてくれるか?』
ガチャ
杏「…中に入りなよ」
P「お邪魔します」
画像先輩が現れる前に画像を貼るとは…出来る
杏の部屋
P「自己紹介しようか。はじめまして、双葉さんを担当することになったPだ」
杏「ん、知ってると思うけど双葉杏だよ。」
P「そういえばプロフィールに書いてたが、印税で生活したいんだってな?」
杏「将来働きたくないからねー。楽できるように、今のうちにだらだらアイドルやっておこうかなって」
P「そうか。まぁ悪いとは言わないよ」
杏「お、わかってんじゃん。こんなプロデューサー初めてだよ。」
>>4、>>6
ありがとう
P「…初めて?」
杏「今まで何人か私をプロデュースしてくれようとした人がいたんだけどさ」
杏「さっきみたいなこと言ったら、やっぱり怒られて違う子のプロデューサーになっていったんだよね。」
P「先輩Pさんとかか?」
杏「うん、その人も来たよ。今はニュージェネレーションを担当しで大成功してるとか」
P「じゃあ俺は双葉さんを有名にして大成功してみせるよ」
杏「ん、でも働くの嫌だな…一人とか暇だし」
P「そこも大丈夫だ。ユニットにするからな」
杏「誰と?」
P「諸星きらりだ」
杏「」
P「嫌なのか?」
杏「嫌っていうか…苦手。なんかうるさいし、でかいし」
P「それは第一印象だろ。もう少し一緒に活動してみてから決めてみろよ」
杏「…しょうがないなぁ」
P「よし、今から行くか。ほら行くぞ!」
杏「えー…面倒くさいし、まだ着替えてないのにぃぃぃ…」ズルズル
支援
>>10
ありがとう
きらりの家前
杏「車移動とはいえ、久しぶりに外出た気がする」
P「どんだけニート生活してんだ…」
ピンポーン♪
きらり『はーい☆』
P「君のプロデューサーになる者だ。開けてくれ」
ガチャ
きらり「にょわー!!はじめましてだにぃ☆さぁさぁ中にどうぞー☆」
P「お、おうありがとう…(でかいなー…)」
きらりの部屋
きらり「じゃあやっときらりもアイドルになれるんだにぃ?」
P「あぁ、横にいる双葉さんとユニットを組む予定だ」
きらり「杏ちゃんと?やったるにぃ!」
杏「…」
きらり「杏ちゃん元気ないにぃ…きらりんパワー注入するー?やっちゃう?」
杏「え、いや大丈夫だから…」
きらり「むむむ…きらりんパワー充電完了…にょわー!!」
杏「い、いらなi
ぎゅーっ
杏「」
しえ
>>13
ありがとう
P「…じゃあ事務所に行って、今後のアイドル活動についてミーティングしようか」
きらり「はーい☆」
P「諸星さん、悪いがそこで伸びてる双葉さんを車まで運んでやってくれないか?」
きらり「任せるにぃ☆」
とりあえずいちいち外野に構わなくていいからな
事務所
杏「うーん…ハッ!」
きらり「杏ちゃんおはよー☆」
P「起きたか?今からアイドル活動にあたってユニット名を考えようとしてたんだ」
杏「面倒くさそう…決まったら起こして」ゴロン
P「…ここに飴がある。確か飴好きなんだよな?」
杏「…仕方ないなぁ、もう」
P(思ったよりチョロい…)
>>15
おk、すみません
レスしてくれた人、全員みてます
ありがとう
きらり「やっぱりユニット名だから、可愛くてキラキラした名前がいいにぃ☆」
杏「えぇー…二人の名前取って『あんきら』とかでいいじゃん」
きらり「あまり可愛くないにぃ…」
P「俺も考えてきたんだが、まぁ双葉さんと似たような由来かな。名前から連想したんだが…」
P「あぷりこっと☆てぃあら」
P「で、どうだ?」
杏・きらり「あぷりこっと☆てぃあら…」
きらり「Pちゃん天才だにぃ!とっても可愛いにぃ☆」
杏「まぁ私はもともと何でもいいしね」
P「じゃあユニット名はこれでいくか。明日からはレッスンに入るぞ」
杏「げっ…とびっきり面倒じゃんか…」
P「終わったら飴3つあげるから」
杏「…わかった」
きらり「杏ちゃん、偉いにぃ☆」
P「明日は9時に事務所に集合だからな。そこからは車でレッスン場まで送る」
P「今日はもう日も傾いてるし、車で家まで送るよ」
きらりの家前
きらり「ありがとうだにぃ☆」
P「じゃあお疲れ様、諸星さん」
きらり「Pちゃん、きらりって呼んでほしいにぃ☆」
P「ん、わかった。お疲れ様、きらり」
きらり「えへへー☆お疲れ様☆」
バタン
杏のマンション前
P「双葉さんもお疲れ様」
杏「…私のことも杏でいいよ。きらりも名前で呼んだんだし、私だけ壁感じるじゃん」
P「はいよ、お疲れ様、杏」
杏「ん、お疲れ様」
バタン
次の日
ダンスレッスンスタジオ
杏「」チーン
きらり「あぅ…杏ちゃーん?スタドリ飲むー?」
杏「あ、ありがと…」
P(少し早めにスタジオに迎えに行ったら、杏が伸びていた。何があったんだ…)
P「トレーナーさん、二人はどうでしたか?」
トレーナー「ビックリしましたよ!まず杏ちゃんですが、初めてとは思えない程難しいステップが踏めました」
トレーナー「体力面はあのように、少々問題がありますが、レッスンすれば大丈夫かと」
P「これは以外ですね…つまり、運動不足なだけだったんですね」
トレーナー「次にきらりちゃんですが、彼女は体力がすごいです」
トレーナー「テクニックはそこそこですが、体力があるので長く踊ることができますね」
トレーナー「そうですね…ダンスについては、このままレッスンを続ければ二人でお互いを補える、素敵なユニットになれるかと思います!」
P「これは良いスタートになりそうですね…今日はありがとうございました」
トレーナー「いえいえ、つぎは明後日でよろしかったでしょうか?」
P「はい、お願いします!」
P「二人ともお疲れさん」
きらり「Pちゃん、おっすおっす☆」
杏「か、帰りたい…」
P「ほれ、約束通り飴持ってきたぞ」
杏「ありがと…」
P「じゃあ二人ともシャワー浴びてこい。まだ時間あるから衣装見に行くぞ」
きらり「はーい☆さぁ杏ちゃん、れっつごー☆」
杏「帰りたいって言ってるのにいぃぃぃ…」ズルズル
http://i.imgur.com/nsqJPJy.jpg
http://i.imgur.com/vyfarGz.jpg
事務所、衣装ルーム
きらり「じゃじゃーん☆どうどう?きゅんきゅんしちゃうー?」
杏「この気持ち…まさしく愛だ!」
P「おぉー、似合ってるじゃないか!しかし杏は何言ってんだ…ガンダムか?」
杏「じゃあまさしく間?」
P「似合ってるから愛ってことで」
杏「似合ってる?」
P「あぁ、二人とも似合ってる。トップアイドルも夢じゃないな!
」
杏「印税がっぽり?」
P「あぁがっぽりだ!」
P「こんな所で言うのもなんだが…トップアイドル目指そうな」
きらり「もちろん、やったるにぃ☆」
杏「…前向きに検討するよ」
P「よし、じゃあ着替えて会議室に来てくれ。」
きらり・杏「はーい」
事務所、会議室
杏「で、今度こそ帰れるの?」
P「もう少しで終わるから、我慢してくれ」
P「実は一ヶ月後にオーディションを受けることになった。だから曲を決めようと思うんだ」
P「オーディションの難易度自体は難しくないと思う。しかし有名な765プロのアイドルが審査員らしくてな、765プロの曲のカバーを歌うのが課題らしいんだ」
P「だから、この中から好きな曲を選んでくれ。といってもカバーだから、聞いたことあるかもな」
きらり「READY!!、七彩ボタン、GO MY WAY!!、オーバーマスター、思い出をありがとう…
どれも聞いたことある曲ばかりだにぃ!」
P「そうだなぁ…まぁ初めてのオーディションなんだ。好きな曲を選べよ」
杏「ダンスが激しくないのがいい
な」
きらり「きらりはGO MY WAY!!が好きだにぃ☆」
杏「うわ、また元気いっぱいの曲選んじゃったよ…」
きらり「杏ちゃんは嫌…?」ウルウル
杏「うぅ…!ま、まぁきらりの好きな曲にしなよ!」
きらり「にょわ!杏ちゃん大好きー☆」ぎゅー
杏「やめっ…苦し…!」
P(杏もなんだかんだで慣れてきてるようだな。さて、曲はGO MY WAY!!か…二人なら十分いけるはずだ)
ごめん、ちょっと風呂いってくる
ありがとう、ただいま
再開
次の日
ボイスレッスンスタジオ
杏「あーあー」
きらり「にょわー♪」
ベテトレ「ふんふん、なかなか筋は良いようだな」
ベテトレ「よーし、二人とも10分休憩だ。しっかり水分補給するように」
P「二人はどうでしょうか?」
ベテトレ「そうだな、双葉杏は小柄な身体だが声量がある。それに音程のズレも少ない。本人のやる気のなさは問題だが…まぁ悪くはない」
ベテトレ「諸星きらりは双葉杏よりも声量はもちろん大きいが少し音程が外れやすいな。しかし、喉のコントロールを覚えられれば、伸びる部分は非常に大きい」
P「なるほど…それなら今回のオーディションは杏のボーカルがメインの方が良いですね」
ベテトレ「二人の声の相性も悪くない。この二人はまだまだ伸びるぞ」
P「ありがとうございました。次回は来週の月曜日にお願いします。」
ベテトレ「なかなか時間が取れなくて申し訳ないな。さぁ!そろそろレッスン再開するぞー!」
杏「あと5分…」
きらり「眠っちゃだめだにぃ!」
一ヶ月後
オーディション会場
きらり「おっすおっす、Pちゃん!きらりんぱわーMAXだにぃ☆
」
P「おーおはよう。緊張してないのか?」
きらり「むむ…ちょーっとだけ?」
P「それなら大丈夫そうだな、初オーディションで緊張しない方が難しいさ」
P「ん?そういえば杏はどうした?」
きらり「にょ…それが…」
杏「こ、ここにいるんだけど…」
P「おい、どうしたんだ!?顔色悪過ぎだろ!」
杏「あー…柄にもなくちょっと緊張しすぎてさ…いつもみたいにダラダラできなくて、ほとんど眠れなかったわけです…はい」
P「うーん…本番までまだ時間あるし、少し控え室で休憩しようか。朝、何か食べたか?」
杏「あれ?何か食べたっけ?」
P「オーディションなのに力出せないだろ…軽い物でいいから食べに行くか?」
杏「食欲ない…」
P「じゃあチョコレートとかならどうだ?」
杏「ん、それなら少し食べようかな」
P「わかった、買ってくるから待っとけよ」
きらり「杏ちゃん、大丈夫…?」
杏「ごめん、あまり自信ない…さすがに今日は本気出そうと考えてたのに」
きらり「杏ちゃんは悪くないにぃ!そうだ!頑張ってオーディション終わったら、ご褒美あげるにぃ☆」
杏「んー期待しないでおくよ」
きらり「ヒドいにぃ…」
P「おーい、買ってきたぞー」
杏「さっすが早いねー。なかなか美味しいね」モグモグ
きらり「きらりも貰っていいー?」
P「おー食べとけ食べとけ!」
オーディション会場
控え室
P「手続きしてきたのはいいんだが、このオーディションに同じCGプロのアイドルが参加してたみたいなんだ」
杏「え、聞いてないよ?」
P「それが、結構急に決まったらしくてな…まぁランクは似たり寄ったりだが」
きらり「それで、誰なんだにぃ?」
P「Eランクアイドルの輿水幸子だ」
http://i.imgur.com/v0PLbAY.jpg
P「今回のオーディションは合格枠は2組。お前達はまだFランクだ。だが実力差はあまりないはずだ」
きらり「任せるにぃ!みんなきらりんぱわーでハピハピさせちゃうにぃ☆」
杏「うぅ…帰りたくなってきた…
」
P「というわけで、挨拶に行くぞ!杏は体調悪いかもしれんが、5分だけ我慢してくれ」
杏「はーい…」
P「…幸子か」ボソッ
輿水幸子
控え室
コンコン
ガチャ
P「失礼します、お疲れ様です」
幸子P「おーこっちから挨拶に行こうと思ってたのに」
P「今日はお互いに頑張りましょう」
幸子P「あぁそうだな。だが幸子は強いぞ?前回のオーディションもぶっちぎりのトップだったからな!」
幸子「それは当たり前ですよ。何と言ってもボクはカワイイので!」ドヤッ
幸子「…貴方はプロデューサーさんですね。お久しぶりです」
P「そうだな。今は双葉杏と諸星きらりを担当している」
きらり「幸子ちゃんおはよー☆久しぶりだにぃ☆」
杏「…おはよ」
幸子「双葉さんと諸星さんですね。おはようございます」
幸子「今日もボクは誰にも負けるつもりはありません。もちろん貴女たちにもです」
幸子「ボクの可愛さはまだまだこんなところで止まりません!」
幸子「貴女達はどうですか?特に双葉さんは顔色悪いみたいですけど」
きらり「むむ!きらり達だって負けないにぃ!」
杏「…きらり、控え室に戻ろう」
幸子「逃げるんですか?」
杏「どこにも行かないよ。控え室に戻るだけ」
幸子「ふーん…まぁがんばってくださいね」
P「ではまた後で…失礼しました」
杏・きらりの控え室
きらり「杏ちゃん!どうして控え室に戻っちゃうんだにぃ?」
杏「挑発に乗ってどうするのさ。私も今日ぐらいは負けるつもりはないよ」
杏「ただでさえ私の調子は良くないのに、きらりまで乱されたら大変だよ」
きらり「にょ…ごめんね…?」
杏「じゃあ、本番の挨拶とかは任せるね」
きらり「うんっ!頑張るにぃ☆」
P「スタドリ持ってきたぞー。今のうちに飲んどけよ」
P「飲み終わったら、トイレ済ませて衣装に着替えてくれ。本番まで1時間ないくらいだからな。エントリーナンバーは3番だ」
杏・きらり「はーい」
オーディションスタート
審査員挨拶
春香「こんにちはー!審査員の天海春香です!」
美希「やっほー同じく審査員の美希だよー」
千早「如月千早です。本日は審査員なのでよろしくお願いします」
観客「ワァァァ!!」
舞台袖
きらり「すごい盛り上がってるにぃ…」
P「やっぱり765プロのアイドルが審査員だからな。ファンも多いだろう」
P「じゃあ俺は正面から見るからな。出番まで15分くらいか…その時に念飛ばすからな!応援してるぞ!」
杏「うん、ありがと。じゃあまた後でね」
きらり「また後でねー☆」
きらり「杏ちゃん」
杏「何?」
きらり「手、繋いで?」
杏「しょうがないなぁ…」ぎゅ
きらり「えへへ…暖かいにぃ…あのね、きらりも緊張しちゃって…」
杏「…ご褒美、期待してるから」
杏「じゃあそろそろ行こっか」
きらり「うんっ!」
舞台ステージ上
きらり「エントリーナンバー3番!あぷりこっと☆てぃあらの諸星きらりだにぃ!おにゃーしゃー☆」
杏「双葉杏です。よろしくお願いします」
観客「デコボココンビー!カワイー!」
きらり「曲はGO MY WAY!!だにぃ!」
P(杏、きらり…頑張れよ…!)
オーディション会場
審査員席
春香「この曲私も歌ったなぁ」
美希「二人とも可愛いって思うな」
千早「うーん歌はまだまだだけど、将来性があると思うわ。昔の春香みたい」クスッ
春香「え!?」
千早「でも力強い声ね…」
美希「美希的にはダンスがいい感じなの!でも何より…」
春香・美希・千早「すっごい身長差!!」
きらり「ありがとうございましたー!おつぁーしゃー☆」
杏「…」ペコリ
舞台袖
幸子「ふん、なかなか良かったじゃないですか。次はボクですね、では」タタタッ
幸子「エントリーナンバー4!輿水幸子です」
観客「カワイー!」
きらり「幸子ちゃんすごいにぃ…
」
P「お疲れ!良かったじゃないか!結果まで結構時間あるから、控え室でゆっくりしとけよ?」
P「俺はちょっと事務所に電話するから、先に控え室に戻っててくれ」
杏・きらり
控え室
杏「疲れた…もうだめだ…」
きらり「杏ちゃんお疲れ様だにぃ☆はい、ご褒美あげるにぃ!」
杏「…両手ひろげて何してるのさ」
きらり「ハグでハピハピ?」
杏「はぁ…まぁいっか。」ぎゅっ
きらり「にょ!?」
杏「きらりが驚いてどうするの…ほら、一気に眠気がね…ちょっと抱き枕になっててよ」
きらり「ふふ、もふもふー♪」
杏「ん、柔らかい…おやすみ…」
きらり「頑張ったね、杏ちゃん…」ナデナデ
P(控え室入れない…)
オーディション
結果発表
春香「さぁお待ちかね!結果発表いくよー!」
美希「合格者は2組なの!」
千早「合格者は…
4番輿水幸子さんと6番○○△△さんです!」
きらり「にょ…」
杏「…」
春香「ちょーっと待ったぁ!」
千早「まだ発表がありますよ」
美希「美希たちからの賞を用意したの!その名も765プロ賞なのー!」
春香「発表するよ!765プロ賞は…
3番!あぷりこっと☆てぃあらの双葉杏さん、諸星きらりさんです!」
杏・きらり「!」
美希「さぁこちらへどうぞなのー」
千早「春香、賞の説明よろしくね」
春香「うん!えっとね、この賞は私たちが個人的に気に入ったアイドルに授与することになりました!」
美希「今まで色んなアイドルとかユニットを見てきたけど、こんなに変わったユニット見たことないの」
千早「双葉さんと諸星さんは声もダンスもビジュアルも正反対…すごく初々しいけど心地よかった」
春香「よって、あぷりこっと☆てぃあらさんに授与します!」
千早「ふふ、合格じゃないから、ステージには上がれないけど…」
美希「後日、生っすか!?サンデーに出演してもらっちゃうの!」
観客「ワァァァァ!!」
春香「じゃあこれから合格者の人にはステージで歌って貰いますよー!では、輿水幸子さんからどうぞ!」
オーディション終了
杏・きらり
控え室
きらり「杏ちゃん!Pちゃん!すっごく嬉しいにぃ!オーディションって楽しいにぃ☆」
P「ああ、やったな二人とも!しかも生っすか!?サンデー…いきなり有名なテレビ番組に出演とかすごいじゃないか!」
杏「正直、実感がない…印税生活に近づいた?」
P「当たり前だろ!きっとCDデビューもあっという間だ!」
コンコン
ガチャ
幸子「失礼します」
きらり「幸子ちゃん?」
幸子「正直今回は、あなた達を侮っていました。そこは申し訳ないです」
幸子「オーディションに合格したのはボクです。しかし、特別賞を貰えるくらい、あなた達もすごかったということです。勝ったはずなのに納得いきません」
幸子「ボク程ではないですが、あなた達もカワイイと認めます。次も負けませんよ?」
きらり「うん、次は負けないにぃ!」
杏「…幸子はカワイイね」
幸子「なっ…!ふ、ふふん!当たり前でしょう!」ドヤッ
杏「つまり私達の実力、認めてくれたんでしょ?相手を認めることは簡単にできることじゃないし」
杏「やるじゃん、幸子」
幸子「…ボクだって成長してるんです。では外に車を待たせているので失礼します」ペコリ
幸子「…プロデューサーさん、次こそは素敵なアイドルになるよう、プロデュースしてあげてくださいね?」ボソッ
P「…」
バタン
夜、事務所
P「二人ともお疲れ様。本当に良かったな…しかも特別賞をもらったからか、オリジナル曲でCDデビューしないかとの話もきた」
P「明日は作曲家と作詞家に挨拶に行くぞ!」
きらり「正にアイドルって感じだにぃ☆」
杏「うぅ…仕事が増えちゃうのか…」
P「あと、おめでとう。Eランクアイドルに昇格だ!」
きらり「にょわー!きらりもハピハピだにぃ☆」
杏「おー、やるじゃん私」
P「よし、お祝いだ!焼き肉でも行くか!」
杏「太っ腹だね!山盛り食べてやるー」
きらり「きらりも負けないにぃ☆」
第一話 了
くぅ~疲れましたw
これにて(以下略)
一応短いけど、第二話は書き溜めてる
投下していい?
わかった
もう少しスピード落としながら投下する
次の日
挨拶終了後
P「いやー作詞家さんも作曲家さんもいい人だったなー」
きらり「可愛い曲がいいってお願いしたにぃ☆」
杏「オーディション見てて、ファンになったとか予想外。誰得なんだと思ってた…」
P「それで思い出した。今度また一ヶ月後にオーディション受けるぞ!」
杏「」
杏「ねぇプロデューサー。休みはいつ?」
P「ん?この先は週1回くらいになるな。今からレッスンもあるしな」
杏「こんなの絶対おかしいよ!」
きらり「でも杏ちゃんなら運命を変えられるにぃ!」
杏「本当に?こんな私でも週休7日にできるの?」
きらり「だからきらりと契約して、あぷりこっと☆てぃあらになってよ!だにぃ☆」
P「なにやってんだお前ら」
生っすか!?サンデー
スタジオ控え室
杏「初めてテレビに映る仕事がいきなり生放送ってどうなの?」
きらり「ちょっと緊張しちゃうけど、オーディションはもっと緊張しちゃったから大丈夫だにぃ☆」
P「きらりはすぐ舞台慣れしそうだな。杏はどうだ?」
杏「飴くれたら頑張れそう?」
P「なんで疑問形なんだよ…まぁ大変な仕事なんだ、とびっきり美味しい飴を5つ用意しとくよ」
杏「よし、いける!」
P(扱いに慣れてきた…)
生っすか!?サンデー
放送開始
春香「毎週日曜日午後の新発見タイム!生っすか!?サンデー」
春香「司会の天海春香です!」
千早「如月千早です」
美希「星井美希なのー」
春香「今週はゲストに期待の新人アイドルさん二人来てもらっちゃいました!」
美希「美希、この二人気に入っちゃったの!」
千早「それでは登場していただきましょう。あぷりこっと☆てぃあらの双葉杏さんと諸星きらりさんです」
杏「どーもー双葉杏でーす」
きらり「にゃっほーい!諸星きらりだよー☆」
春香「二人は私たち765プロアイドルが審査員のオーディションで特別賞を受賞しました!」
千早「容姿や性格、全てが正反対で、この温度差…」
美希「なんだかクセになっちゃったの」
千早「二人はどうしてアイドルになろうと思ったんですか?」
きらり「きらりはねーキラキラしてみんなをハピハピさせたいんだにぃ☆」
杏「面倒だけど、夢の印税生活が
待ってるからね」
春香「見てください、この温度差!でもそれが大好きです!」
美希「というわけで、時間が押してるみたいだからどんどん進めるの!」
美希「まずはこのコーナーなの」
『菊地真 改造計画with諸星きらり』
きらり「きらりも?」
千早「隣のスタジオからの放送なんで、そちらへ移動お願いしますね」
きらり「はーい☆」
春香「隣接スタジオの雪歩ー!」
隣接スタジオ
雪歩「はっはーい!こちら隣接スタジオの雪歩です!」
きらり「にゃっほーい!きらりとうちゃーく☆」
雪歩「えっ!?は、早いですぅ…」
雪歩「えっと、早速真ちゃんに私のコーディネートした服を着てもらっちゃいました!」
雪歩「真ちゃんどうぞー」
シャッ
真『君の瞳に…乾杯』
女性観客「キャァァァア!!カッコイィィィイ!!」
雪歩「真ちゃん!似合ってるよ!」
真「はは…ありがとう、雪歩」
きらり「にょ…」
雪歩「でっでは、次はきらりさんの番ですね!」
きらり「任せるにぃ☆」
きらり「完成だにぃ☆」
雪歩「では真ちゃん、どうぞー!」
真『あ、あの…似合ってる?』
男性観客「ウォォォォオ!!カワィィィイ!!」
女性観客「カワィィィイ!!」
きらり「真ちゃんは可愛い服が好きみたいだにぃ!」
真「えっ、何も言ってなかったのに…」
きらり「でも、真ちゃんの格好良さが好きな女の子は多いにぃ!」
きらり「だから、女の子らしさもある、ちょっぴりボーイッシュな感じにしてみたにぃ☆」
きらり「スカートじゃないけど…でもとっても可愛いにぃ☆」
雪歩「…こっちも素敵だね、真ちゃん!」
真「なんかちょっと恥ずかしいな…へへっでも嬉しいな!」
真「あれ?これならロリータファッションも…」
雪歩「それはダメだよ!!」
真「!?」
雪歩「それではスタジオにお返ししますね!」
きらり「にょわー☆」
P(なるほど、きらりはファッションセンスがあるんだな。身長もあるし、モデルでも行けそうだな…)
春香「ありがとうございましたー!」
美希「ちょっぴり乙女な真クンも素敵だったの!」
千早「可愛過ぎず、カッコ良過ぎず…絶妙だったわね」
春香「では次のコーナーに行ってみましょう!」
『響チャレンジ!with双葉杏』
美希「今回はちょっとアイドルらしく、ダンス対決なの!」
春香「でも、ただのダンス対決じゃないんです!」
千早「一度踊るごとに1フレーズずつ、新しいダンスを増やして行くので記憶力も試されます」
杏「えぇーまたまた面倒な企画だね…」
春香「では、隣のスタジオへ移動してくださーい!」
千早「では現場の我那覇さん、よろしくね」
隣のダンススタジオ
響「はいさーい!自分、我那覇響だぞ!」
響「今回の内容は珍しく、アイドルらしい感じ…」
響「う…嬉しいんだぞ…なんでアイドルなのにマラソンとかしてたんだろ…」ジワッ
杏「泣いてんのー?我那覇響さーん」
響「なっ泣いてなんかいないさー!自分、完璧だからな!」
杏「おーすごいねー。じゃあ、私の負けってことで…」
響「勝負してくれたら、ローヤルキャンディあげるんだけどなー」
杏「いいねぇ!私も燃えてきたよ!」
響(なるほど、ちょろい)
響「曲はオーバーマスターだ!」
響「持ち歌だし、ダンスが得意な自分に勝てるかな?」
杏「…出来るだけ努力してみるよ」
響「三回間違えたら負けってことで!」
響「ミュージックスタート!」
カッコ悪いわよ、アタシを堕とすのバレてるの♪
響「ハッ!」タタタン
カッコつけたところで
次に出るセリフプランBね♪
杏「よっ…と」タタン
美希「なんかあの二人、すごいの…美希もダンスは自信あるけど…」
千早「うーん、前に見た時より明らかに上手くなってるわ」
春香「私ならすぐ転けちゃうよー」
Gentle より Wild に
Wild より Dengerous
試してみれば?
Good Luck To You!
響「…最後まで決着つかなかったぞ…」
杏「はぁはぁ…疲れた…もう帰りたい…」
響「杏、すごいな!自分とこんなにもダンスで張り合えるアイドルなんてなかなかいないぞ!」
杏「そ、そりゃどうも…///」
響「いやーやる気ないように見えて、意外とやるじゃん!」
響「というわけで、ダンスは二人とも間違えず、決着はつかなかったんだぞ!」
響「スタジオへお返ししまーす!」
杏「ねぇ、響ー飴はー?」
P(やっぱり、やればできる子なんだな。次の曲はダンスメインでもいいかもな…)
春香「ありがとうございましたー!」
きらり「杏ちゃん、すごーい☆」
千早「新人には思えない程のダンス対決だったわね…」
美希「美希もすごかったって思うな」
春香「では次のコーナーは…」
生っすか!?サンデー
放送終了後
P「お前らすごいな!今回は大成功だな!」
きらり「きらり、すっごくハピハピだったー☆」
杏「頑張ってきたんだからプロデューサー、飴はー?」
P「おう、まだ買ってないがな。よし、コンビニ行こうか。好きなのを選べ」
きらり「きらりはー?」
P「好きなお菓子買ってやるよ」
きらり「にょわー☆きらりはケーキがいいにぃ☆」
杏「私は一番値段が高い飴を…」
P「今日ぐらいは構わんぞ。さぁ、行くか」
杏「はいはい」
きらり「はーい☆」
第二話 了
(_´Д`)ノ~~オツカレー
続きはいつやるん?
蛇足
きらり「えっと、これでしょー☆あ、これも美味しそうだにぃ☆」
杏「うーん、この棚全部かな?」
店員「全部で10450円です」
P「」
きらり「にょ…Pちゃん、ごめんね?」
P「大丈夫だ、ほとんど杏だから。お前は1500円くらいだ」
杏「飴に囲まれる生活が楽しみだ…!」
P「杏?」
杏「なぁに?」
P「それ、全部没収な」
杏「!?」
蛇足 了
>>104
たぶん一週間後あたり
前後するかもしれんが
これ速報向きな気が
また改めてスレ立てます。
似たようなスレタイにするので…
読んでくださったり、支援していただいた方、ありがとうございました。
>>107
ごめんSS初めてだったから、どこに立てようか迷ったんだ
みんなありがとう!
良い夢みてくれ
>>111
どれくらい続くか知らないけど、一話一話で区切るなら落ちない速報でやったほうがいいかなって
VIPだと続けてるうちにウザがられるよ
>>114
おk、ちょっと考えてみる
一応次回はVIPに立てる
落ちます
みんなありがとう
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません