葉山「小学生の頃、ぼっちだった俺の前に雪ノ下さんが現れた。それは孤独だった俺にとって唯一の希望だったんだ」

葉山「中学に上がり君とは別々の学校になり希望を失った俺は、爽やかなキャラを演じるようになって友達は増ぢた。けど・・・つまらないんだ！！君と過ごした日々と比べると！！！！」

雪ノ下「あなたも同じことを考えていたのね」

葉山「同じって・・・じゃあ・・・」

雪ノ下「付き合いましょう、葉山くん」

葉山「おっしゃあああああああアアアアアアアあああああああああああ！！」

八幡「悪ぃ、俺帰るわ」

八幡の足は屋上へと向かっていた

八幡「なんでこんな所来ちゃったんだろな、ハハ」

由比ヶ浜「待って、ヒッキー！」

八幡「おう、由比ヶ浜、何か用か？」

由比ヶ浜「なんで・・・屋上なんかに来たの？」

八幡「空を眺めに来ただけだ」

由比ヶ浜「だ、だよね～アハハ」

その瞬間、八幡は全速力で屋上を駆け抜け柵を飛び越えた

八幡「今まで楽しかったぜ、由比ヶ浜」

由比ヶ浜「ヒッキーーーーーーーーーーーーーーー！！」

完

八幡「・・・あれ、俺は屋上から飛び降りたはずじゃ。ここは一体」

小町「お、起きた・・・お兄ちゃんが生き返った・・・」

八幡(俺が目を覚ますとそこには天使がいた。そうか、ここは天国だったか)

小町「なんで自殺なんてしたの・・・小町という妹がいながら・・・」

八幡「・・・心配かけて悪かった、小町」

ガラッ

由比ヶ浜「目が覚めたの！？」

材木座「意識不明の重大と聞いて安心したぞ、八幡・・・うぅ！」

八幡「お、お前ら」

由比ヶ浜「ゆきのんが葉山くんと付き合ったから、自殺しようとしたの？」

八幡「・・・・・・」

由比ヶ浜「葉山くんは、裏では浮気やヤリ逃げばっかやってるような人なんだよ」

八幡「・・・それは本当か」

由比ヶ浜「うん。優美子もこないだ振られたし、私も告られた」

八幡「由比ヶ浜、奉仕部最後の一仕事だ」

由比ヶ浜「そうだね。早くこのことをゆきのんに知らせないと」

八幡「奉仕部は・・・釣り人に餌を与えるのではなく釣る方法を教えるのが仕事だ」

材木座「つまり、どういうことだ？」

八幡「葉山に女遊びをやめさせる」

由比ヶ浜「そうだよね・・・そこまでやって奉仕部だよね」

材木座「我も加勢しようぞ！」

総武高校

戸塚「あれ材木座くんは？」

八幡「フッあいつなら既に動いてるよ」

戸塚「え・・・動いてるって何を？」

八幡「いや実はな・・・」

トイレ

材木座(来い葉山。お前がウンコする瞬間を写メってやるぞ！！)

材木座(お前の尻尾を絶対に掴んでやる・・・ん？あれ・・・)

材木座(お腹・・・痛い・・・)

八幡は材木座の様子を見にトイレへ向かっていた

八幡「何だ！？あの祭りは」

材木座「やめてよー！」

葉山「この声材木座じゃね！？」

大岡「ガッコでクソしてんじゃねぇぞブタがぁ！」

大和「水かけろ水！」

戸部「どれどれ写メってやんべ」

材木座「やめたげてよぉお！！」

八幡(あーあ・・・)