姉「おにはーそと!」 妹「ふくはーうち!」(53)


男「おにはーそと!」シュッ

パララ…

妹「ふくはーうち!」シュッ

パララ…

男「おにはーそと!」シュッ

パララ…

妹「ふくはーうち!」シュッ

パララ…

男「ま、こんなもんか」

妹「こんなものか」


男「どれだけ残った?」

妹「んっとね。ひーふー……、8つ!」

男「年の数だけ食べるには、ちょっと足りないね」

妹「にっちゃのは?」

男「俺はだいぶ余っちまった。3回転生しても有り余る」

妹「にっちゃ、3回も死ねるの?」

男「にっちゃは凄くないから1回も死ねないよ」

妹「でも3回って」

男「あくまでもたとえばの話ね。人間は死んだら生き返られないんだよ」

妹「ふーん、人間って不憫」

男「同じ種が何を言うか」


妹「にっちゃ。ねえねがまだきてない」キョロキョロ

男「まだ来ないな。節分に合わせて仕度があるさ先に撒いててとは言ってたけど、豆まきが先に終わっちゃったな」

妹「またお豆さん撒く?」

男「さすがに3人がもう1回撒くには豆が足りないかな。姉ちゃんの分だけだ」

妹「床に落ちてるのは拾えば足りる?」

男「それは掃除機に任せればいいよ」

妹「そっかあ。でもねえねも撒けるから、ねえねの鬼さんも追い払えるね」

男「鬼が来るのは家庭ごとだから、言っちゃえば姉ちゃんが撒く必要ないんだけどね」

男「それに姉ちゃんに集る好き者な鬼もおるまい」


妹「でも、ねえね人気者さんだよ」

男「それは姉ちゃんの内面に宿る真の鬼を知らないからさ。食虫植物と同じ」

妹「あ」

男「姉ちゃんも甘い香りと妖艶な美貌で餌を引き寄せて、警戒しないで寄ってきた悪い虫を……ぱくん!」

妹「あ…………、で、でもねえねは優しくて美人でえっと……細則軽微?」

男「才色兼備?」

妹「そう! 才色兼備だから、そんな悪いことしないよ!」

男「いやいや、妹ちゃんは心が純粋で綺麗なものしか見えてないから知らないから、そんな褒め言葉が出てくるんだよ」

男「俺と2人だけの密室は凄いぞ。かの閻魔も泣いて謝るぐらいに恐ろしい本性をさらけ出して――」

妹「あー、にっちゃ死んだ」

男「え? 死んだの?」


妹「死んだ。ばいばい、にっちゃ。生まれ変わってもにっちゃでいてね」

男「なんで唐突にお別れの言葉が出て」

姉「お・と・こ・く・ん」

男「……はい」

妹「にっちゃ。お返事するときは相手のお顔を見ながらだよ。背中向けながらは失礼」

姉「そうだよね。喋ってる相手の顔を見ながらじゃないと失礼だよね」

男「あの、弁明の時間をいただけないでしょうか」

姉「そのお願いも相手の顔を見ながらが礼儀じゃないかな」

男「いや、その……、振り向くにはまだ心の準備が出来ていなくてですね」

姉「家族とお喋りするのに心の準備なんていらないよ」


男「なんともうしましょうか。愛しのお姉様の表情を覗くのを本能が恐怖していると言いましょうか」

姉「お姉ちゃんは愛しの男くんのお顔を見てお喋りしたいな」

男「ですので、まだ今しばらく心を落ち着かせる間を」

姉「こっちを向きなさい」

男「はい! そうさせていただきます!」

姉「座れ」

男「正座でしょうか? 正座でよろしいでしょうか?」

姉「正座でよろしい」

男「喜んで正座をさせていただきます!」

妹「うわー……、にっちゃ弱い」


姉「妹ちゃん、よーく見ておきなさい。冷や汗を垂らしながら正座して俯く無様な男くんの姿を」

妹「にっちゃは大好きだけど、これはドン引き」

男「何も言うまい……っ」

姉「ねえね、愛してやまない男くんに陰口を叩かれて大変不満顔でございます」

妹「悪口を聞かされてしまった妹も大変不満顔です」

男「妹ちゃんは完全に便乗じゃ」

姉「おだまり」

男「失礼いたしました」

姉「本来ならばすぐにでもお説教フェイズに移行した後に、眠れぬ阿鼻叫喚の一夜と行きたいところですが」

姉「今日が節分でよかったわね。古来からの伝統に命を救われたんだから深く感謝しなさいよ」


妹「ねえね心広い。にっちゃ惨め」

男「2対1でこれ以上責められちゃうと、委縮した胃がもっとキュッてなっちゃう」

姉「お姉ちゃんの豆まきが終わるまで正座で反省してなさい」

男「了解いたしました」

姉「妹ちゃんは見張り役お願いね」

妹「らじゃー! にっちゃ、泣いて謝れ」ペシッ

男「おふんっ」

姉「で、お仕置きはここまでにして。豆はどこに置いてあるの?」

男「キッチンに出しておいたよ」

姉「キッチンのどこらへん?」


男「流しの脇に置いておいたはずだけど、えっと確か」スッ

妹「立ち上がるな!」ペシッ

男「あふんっ」

姉「あったあった。じゃ、行ってくるね」

姉「2階は撒いてないみたいだから、さっくりと終わらせてしまいますか」トテテ

男「……」

妹「……」

男「さて、俺は豆まき後の珈琲でも準備し」スッ

妹「立つでない!」ペシッ

男「べふっ」


妹「にっちゃの生存権は私が握ってるのだ! 生き延びたければ意思を捨てて我に従うのだ!」

男「なんの影響を受けたの?」

妹「ねえねが見せてくれた映画。ほろの男の人が怖い女の人に裸でぺしぺし叩かれてた」

男「ほろ? ああ、捕虜ね。そんなもの見ちゃったんだ」

妹「叩かれてるのに男の人がなんだか嬉しそうだったよ」

男「それは姉ちゃんにお説教が必要だ。うんときついお仕置きをしてあげなきゃいけないね」

妹「でも、ねえねは『にっちゃの本棚の裏から出てきた』って」

男「そうだよ。だからお説教なんだよ。人には踏み入ってはいけない領域というものがある」

妹「ふーん」


男「だから妹ちゃんはその映画のことは忘れて、これからの人生は穏やかに健やかに生きていこうね」

妹「うん」

男「……」

妹「……ていっ」ペシッ

男「あふんっ」

妹「えっと、『汚らしい家畜の分際で人間様と同じような服を着るんじゃないわよ!』」

男「ちょっと待って。この会話に繋がるのはおかしい。平和に収束する流れだったはず」

妹「『泥を肥やしにだらしなく太った下品な豚が! 高尚な人間様に喋りかけていいと思ってるの?!』」ペシッ

男「おふんっ」

妹「『私と同じ時間軸で酸素を共有できるありがたさにむせび泣きなさい。この薄汚れた豚め!』」ペシッ

男「なんでそこまで覚えてるの?!」


妹「だって何回も見たもん。ハラハラドキドキで面白かったからひとりでも見たよ」

男「お兄ちゃん、妹ちゃんの将来がすごく不安になってきた」

妹「『口を開くな豚が! 呼吸は皮膚だけでまかないなさい! 息苦しいなら服を脱げばいいでしょ!』」

妹「『そうよね! 纏う布がもったいないわ! それに豚が人類の真似事なんて100世紀は早いのよ!』」

男「お兄ちゃん、5秒後の自分の姿が不安になってきた」

妹「……」ジー

男「……なに?」

妹「にっちゃ、脱がないと」

男「脱がないよ? 不思議そうな顔しながら当たり前のように言ってるけど脱がないよ?」

妹「『脱がない? 往生際が悪いわね』」

男「あ、ダメだ。ビデオの方を再現しちまった。というか、こうなるように会話を誘導しやがったな」


妹「それで、えっと、女の人が……、んっしょ」

男「妹ちゃん。シャツの下に手を入れるのやめよう。お兄ちゃんは何も望んでない」

妹「だけどお兄ちゃんの役は豚さんだよ?」

男「よどみも躊躇いもなくとんでもない言葉をさらりと口走りやがったな」

妹「ぬーいーでー」

男「あー、もう。脱ぎませんよ、っと」ギュッ

妹「わっ」ムギュッ

男「お兄ちゃん抱っこの威力を思い知るがいい」

妹「お兄ちゃんずるい。それは映画の最後に出される必殺技だよ」

男「人の道を踏み外していく妹ちゃんの姿に心が耐えられなかった」


男「妹ちゃんにはいい子が一番似合うと思うんだ。間違った遊びを覚えてほしくないな」

妹「……うん。そうだよね」

男「そうだよ」

妹「やっぱりおっきくなってるね」ニギニギ

男「ちくしょう。死しても恨むぞ、背徳感め」

妹「あむ、チュ」

男「ちょちょちょっと、妹ちゃん!? 首を舐めるでない!」

妹「ちう、ちゅる……、ちろろ」ニギニギ

男「だー、もう! 息子を揉むな! 刺激をするな!」


妹「映画とは違うけど、にっちゃのこと好きだもん」

男「そうだね。お兄ちゃんも妹ちゃんのことは好きだよ。だからこういうのはもっと大きくなってから」

妹「もっと大きくなればいいの?」ニギニギ

男「そういう意味じゃないんだ。お願いだから本能でしか生きられない愚息を苛めないでくれ」

妹「かぷっ、れる、ちゅ、つ……」

男「はー……、なんでこの子はこんなにお上手なんだろう。妹に手籠めにされて涙が出てくる」

妹「チュ、ちるる。気持ちよくない?」ニギニギ

男「気持ちいいよ。気持ちいいから泣いてるの。あー、気持ちいいなあ、ちくしょう」

妹「えっと、それで、それから、えいっ」ドンッ

男「おうっ」


妹「お兄ちゃんを押し倒したら、ぱんつの中にお邪魔します。ひゃっ、あったかい」

男「息子の生ものに手をかけられても抵抗できないなんて情けないなあ……」

妹「痛かったらごめんね」コシコシ

男「ほんとに主成分がマシュマロと同じなんじゃないかと思えてくる柔らかさだよ。妹ちゃんの手」

妹「手……食べてみる?」ズイッ

男「あぐっ?! おむ、ちょっ?! いもうひょひゃん?!」

妹「私のお手て舐めていいよ。んっ、ほら」

男「はにほれ? はんへひほうほひゃんひひゅひょうへんひひはへへふほ?」

姉「なにこれ? なんで妹ちゃんに主導権握られてるの?」


男「へいはい」

姉「『正解』じゃないわよ。なんで年上の男子が年端もいかない女の子に襲われてるのよ」

妹「んちゅ、はむっ、んんっ、ジュッ、チュっ。にっちゃの、ちっぱい、美味しい……」

男「ほへひはひひゅうは、んんっ! ……ふぅふぅ。この言い訳してもいい?」

姉「どう取り繕っても弁解は無理そうな気がするけど、どうぞ」

男「妹ちゃんのマシュマロハンドがすごくてヤバい」

姉「言い訳になり得る要素がどこにも無くて驚きました」

妹「にっちゃのお腹あったかいよ。はぁはぁ、チロチロ」コシコシ

男「このほどこしに抗うことが罪にしか思えなくなってきた。つ、う……っ」

姉「流されるのはいいけど最後はこらえてよ。私の役目まで渡したら承知しないんだから」


男「くっ、うぐ、……2回目からは、姉ちゃんの分だから……っ」

姉「このロリコンが」

男「変な誤解を生むから、そこは間違わずに、シスコンって……、あ、やば……っ!」

姉「どっちかしかないなら誤解も何もなく世間ではアウトだよ」

妹「にっちゃ、出る? 固くなってきたよ。出るの? 出ちゃうの?」コシコシ

男「あ、で、出るっ! 姉ちゃんごめん! うあっ! くぅ……うっ……!!」ビクッ

妹「へへ、出た。お手てべたべた。見てみて、にっちゃ。べたべただよ」

男「や、やめろよ。そんなの見せるなよ」


妹「これ、にっちゃのだよ。にっちゃが私の手を白く汚したんだよ。ん、おいしい」

男「……俺が持ってるビデオにここまで刺激的なシチュは無かったんだけど」

姉「……私も知らないわよ。男くんのしか見せてないもん。気質?」

男「末恐ろしいな」

姉「男くんにМっ気の趣味があるのは知ってたけど……」

男「姉ちゃんもどっちかっていうと、受けだよね」

姉「妹ちゃんは突然変異かなあ……」

妹「んふ。にっちゃも舐める?」

男「俺はいいです」

妹「そっか、残念。ちゅぷ、ちリュル」


男「妹の成長を見てるのに悲しくなるのはなんでだろう」

姉「兄姉が私たちだし……、仕方ないのかもよ」

男「あー、そっか」

妹「あ、ねえねだ! 豆まき終わり?」

姉「終わり。全部捲いてきたよ」

妹「全部? お豆食べないの?」

姉「さすがに16粒も食べたらお腹がふくれちゃうもん」

男「え?」

姉「なーに?」

男「いえ、なんでもないです。日本の大学もとうとう飛び級制度を採用したんだなって」


姉「あとどれくらい妹ちゃんからの責め苦に耐えられるかしらね」

男「ごめんなさい。良心が既に悲鳴あげて苦しんでます」

姉「幼子に弄ばれた現実を恥じなさいよ」

妹「ねえねもにっちゃとするの?」

姉「するわよ。だって男くんは私のものだもん」

妹「……にっちゃが好きなのは私だよ」

姉「愛を圧倒的に上回る力を所有権と呼ぶのよ。ねー、男くん」

男「ノーコメントで」

姉「逃げるなこら」ペシッ

男「おふっ」

妹「にっちゃのばかー!」ペシッ

男「あひんっ」


姉「悔しかったら妹ちゃんも大人の女になることね。じゃ、今度は私の遊びに付き合ってね」

男「裸コートの痴女さんに?」

姉「残念でした。ちゃんとこの下に着ております。なんでしょうか?」

男「裸でしょ?」

姉「ほんとにお姉ちゃんの裸大好きだよね。そんなに見たいの?」

男「正直たまりませんもの。眼前で豊満な果実が揺れるんですよ」

姉「だけどもそれは、またの今度にね。正解は虎柄のキャミソールでした」バサッ

男「脱ぎ方が痴女っぽい。熟練の痴女っぽい」

姉「次また痴女って言ったら、心を鬼にして庭の木に逆さで縛り付けるわよ」

男「すみませんでした」


姉「どうする? 妹ちゃんに好き勝手遊ばれたけど、そのまま弄られたい?」

男「気分が乗ったら姉ちゃんのこと弄るかも」

姉「わかった。んー、入れるには元気足りてないね」

男「最初から入れるの?」

姉「ううん。ちゃんといじってもらうよ。男くんで気持ちよくなりたいもの」

男「やっべ。エロい。姉ちゃんエロい」

姉「んふふ、なんたって未来のライバルがそばで凝視しておりますし」

妹「ぽりぽりぽりぽり」ジー

男「ポテチ食べながらこっち見てる」

妹「ぽりぽりぽりぽり……ふんっ」プイッ


姉「楽しんだら一緒に遊んであげないとね。それよりも、まずはこっち。手コキからでいい?」コシコシ

男「うん」

姉「なんかべたべたして弄りにくい。いいや。あむっ」カプッ

男「もう口でするの?」

姉「妹ちゃんのもち肌と比べられたら嫌だもん。ちう、チュッ、ジュリュ、ちゅぷ」

男「あぐっ! あ、そこっ! カリ裏責めすぎ!」

姉「れる、レロ、ちゅう……、ほおら、だんだん固くなってきた」

男「ごめっ! 無理! ストップ!」グイッ

姉「ひゃっ! なによ。なんでお預けにするの?」ムスッ


男「なんか姉ちゃんの口に出すのはもったいない気がして」

姉「ほう……、それはどういう意味かな?」ジロリ

男「ひっ?! 虎が牙を剥いた!」

姉「骨抜きどころか抜いた骨までむしゃぶりつくしてやりましょうか」

男「違うんだ! 姉ちゃんの口に出したいのをぐっとこらえて、もっといい場所に沢山出したいなって!」

姉「妹ちゃんには濃いの食べさせたくせに」

男「あれは故意じゃないし。主導権が俺にあったわけじゃないから、不可抗力というかなんというか……」

姉「しょうがないわね。心の広いお姉ちゃんは愛してやまぬ男くんの我儘を受け入れあげますよ」

男「我儘ついでに虎柄キャミと虎柄ショーツも脱いでもらいたいなあ、なんて」

姉「それは聞き入れません。お仕置きです」


男「うぐっ。な、ならフェラを最後までしていいから」

姉「それも聞き入れません。お仕置きです」

男「安易に欲望を押し付けなきゃよかった……」

姉「後悔先に立たず。勉強できてよかったね。それじゃ、交代でお姉ちゃんの下準備に付き合ってもらおうかな」

男「下準備とはうまいことを」

姉「へ? あ、ちがっ! 違うよ! 今のはそういう意味じゃ」

男「分かってるよ。アドリブに弱い姉ちゃんは可愛いなあ」ナデナデ

姉「……ばか」プイッ

男「今ので脳髄が芯までとろけた。フローリングで寝そべると背中痛くなるからソファーに行こうか」

姉「うん」


男「よいしょ」

姉「ひゃっ」

男「節分の日に虎柄鬼娘をお姫様抱っことは。いがみ合うことから和解の道へ。これが時代の趨勢とやらか」

姉「あ、ソファーにいる妹ちゃんがこっち見てる」

妹「ぽりぽりぽりぽり……ふんっ」プイッ

男「やきもち焼く妹ちゃんも可愛いなあ」

姉「おやあ? 手元のお姫様をないがしろかなあ?」ニコッ

男「お姫様。こちらがソファーになります。妹ちゃんよ。場所をつめてさしあげなさい」

妹「ぽりぽりぽりぽり……ふんっ」トテテ

男「よいしょっと。移送完了。それにしても、よくできた妹だ」


姉「こーら。お姫様を見なさい」

男「やっぱり脱がすのダメ?」

姉「ダメ。はやくいじれー」

男「はぁ……、今回は諦めるか。ずらせばどうにでもなるしな」ムニ

姉「んふっ」

男「あれ? ノーブラ?」

姉「キャミを見せつけておきながら、下にブラをつけて男を誘う女がおりますか」

男「だよね。やっぱ姉ちゃんのおっぱい大きい」

姉「男くんに面倒みてもらってるもの。手塩に掛けて育てたのは男くんだよ」

男「なら自慢の果実の味は責任を持って確かめるかな。レロ、ちゅる」

姉「ふあっ、あ……」


男「初めてじゃないのにいつも体が強張ってるよね。いつまで緊張してるの?」

姉「そ、そんなことどうでもいいでしょ。はぅ……」

男「ちょっとずつほぐしていく感覚が楽しめるのも姉ちゃんの良さだからいいけど。はむ、ちりゅる」

姉「んあっ、やっ、吸うの、気持ちいい」

男「ぬち、くチュ……、先っぽ固くなってきた。るちゅ、ちう」

姉「はっ、あ、それ、すご……い、くふぅっ……」

男「反対側もね。姉ちゃんのおっぱい、柔らかいしあったかいし。触ってると安心する」

姉「んっ、ふふ、なにそれ」

男「姉ちゃんのおっぱいやっぱりおいしいよ。ちうぅぅー」

姉「ひんっ! あぅ、や、ダメっ! そんな吸っちゃ、ふああっ!」ビクッ

男「うえへへ、愉悦。我、愉悦」


姉「はぁはぁ……、んっ、……はぁはぁ。おとこくぅーん」

男「甘えてもまだだよ。もっとおっぱい苛めてから」

姉「そんなぁ……」

男「そろそろ乳首以外でも遊んであげないと。おっぱいの下側とかね。あむ、れるれる」

姉「ふあぁ……」

男「すべすべしてて食べごたえあって、文句なしだよ。姉ちゃん」

姉「そんなこと言うなあ。はぁう……」ピクン

男「ちゅ、ちゅく」

姉「あ、やっ、……ひっ?! ふあうっ! そこ、ダメ! 今だめ!」ビクンッ

男「ん? 胸の谷間が好きなの?」

姉「違っ! そうじゃ、ひぁっ!?」ビクッ


男「隠そうとしても声に出てるよ。ここだね」

姉「くひっ! は、あっ、あ、やっ! イっ! あ、イッちゃ……っ!」

男「谷間すごい。谷間の性感帯舐めてた。舐めてる。いいよ、姉ちゃん。我慢しないで」

姉「んあっ! ああぅっ!! い、妹ちゃんっ!! イッ、ふあああっ!!」ビクビクッ

男「ちゅぷ、ぷ……んん? 妹ちゃん?」

姉「んはぁ……、は、はぁはぁ……あっ、だめぇ。もうだめぇ……」ピクピクン

男「なんで妹ちゃん?」

チプチプ

男「んんー?」クル

妹「あむ、ジュリュリュ……、ふう。ねえねのお汁でぱんつもべたべた」


男「あ、こら。姉ちゃんのソコは後の楽しみだったのに」

妹「ふんっ」プイッ

男「ちくしょう。自分のテクだと勘違いして酔いしれてたのがちょっと恥ずかしいぞ」

妹「いじわるねえね嫌い」チュク

姉「ふあ……、お腹の中、いじっちゃだめ……」

妹「知らないもん」クチュクチュ

姉「ひくっ、ん……、かき回されるのやらぁ……」

男「…………」ゴクリ

妹「にっちゃが見てるよ」

姉「ほえ?」


男「姉ちゃんが妹ちゃんにいじくり回されて感じてるなんて……」

姉「あうぅー……、見ないでー……」

妹「ここ、好き?」

姉「ふうぅんっ!」ビクッ

妹「ここの上らへんも?」

姉「ひあぁっ! あ、また、キちゃうっ!」ビクンッ

妹「……」クチュクチュ

姉「あ、そこっ! そこ、イイっ! んあ、イッ――」

妹「終わり」チュプン

姉「あッ……、え?」


姉「どう……して?」

妹「……」ニコッ

姉「――――っ!!」

妹「はい。にっちゃの番だよ」

男「……いい眺めでした」

姉「ばかぁ! ちょっとは止めなさいよ!」

男「やっぱり背徳感は俺の敵う相手じゃないって。あいつ心に語りかけてくるもん」

姉「この後もっと気持ちよくしてくれなかったら妹ちゃんに靡くよ」

男「その寝取られは精神壊れる。ん」

姉「ん、んー。まだ軽めのキス?」


男「舌を絡めるのは盛り上がってからが燃えるでしょ。……入れるよ」

姉「うん。男くんので気持ちよくして。ふわぁ……き、たァ……」

男「うわ、なにこれ。すげえトロトロ。こんなになったの初めてじゃない?」

姉「だ、だから妹ちゃんよりも感じさせてねって……」

男「あはは、これは強敵すぎて自信ない。動くよ」

姉「いいよ。……あぅ、く、んンっ」

男「姉ちゃんの上に覆いかぶさってると、俺が夢中になってがっついてるみたい」

姉「はふ、く、ふっ、で、でも、まだゆっくり、だから、そうで、も、んぅっ」

男「姉ちゃん、されながら乳首弄られるの好きだっけ?」

姉「好きだけど、それは、まだダメ。すぐに気持ちよく……なっちゃ……う……」


男「気持ちいいならいいんじゃないの?」

姉「は、あっ、ンっ、あ、おく……、好きぃ……」

男「ここの壁を擦ればいいの?」

姉「ふっ、ひっ、あ、あんっ、ンっ……、あ、あー、あぁー……」

妹「ねえね、聞こえてない?」

男「かもしれない。位置はよさそうだし、早々とイってもらおうかな」

姉「そこ、おとこー、だめっ、だめぇ……、ン、ふうぅっ、うあっ、あっ」

男「妹ちゃん。姉ちゃんの手、握ってあげて」

妹「にっちゃが握ってあげないの?」

男「姉ちゃんは強めに押し込まれるのが好きだからね。俺は腰を掴んで突いてあげないと」


妹「ふーん。ねえね、気持ちいい? お手てここだよ」

姉「あっ! そんなっ、激し、い、のっ! ふあっ! あっ! ダメ! キちゃ、う!」

男「くっ、いいよ。いつでもイって」

姉「ん、んアっ! イっ! あ、ひっ、あっ!! んんーっ!!!」ビクンビクン

男「うおお?! すっげえ締まってる」

姉「ふあぁ……、う、あぅ……、ん、はぁ……はぁ……」ピクピクン

妹「ねえねに握られた手が痛い……」

男「それだけ気持ちよかったってことだから許してあげて。このペースだと姉ちゃんの体力は持つかね」

姉「はぁ……ふぅ……、ん」

男「ん」


姉「チュ、む、ちる、クチュ、ちゅぷ、ち」

男「んん」

姉「ぷ、るちゅ、ぬ、ちゅく、チュ……ん、ぷふぅ……」

男「濃厚なキスごちそうさまです。いつもと比べてどうだった?」

姉「なんかまだふわふわしてる。いつもよりは……よかったです」

妹「終わり?」

男「終わる? まだできそう?」

姉「できるけど、もう2回もイっちゃったし。ちょっとだけお休み」

妹「お休みなら床のお豆拾お?」


男「……妹ちゃん、ごめん。先に拾ってて」

妹「ぷぅ。嘘つき」

姉「嘘つき? 嘘なんかなにもついて――」

男「そい」ポイッ

姉「ひにゃっ?!」ゴロリン

男「仰向けに覆いかぶさったなら、お次はうつ伏せだよね」

姉「ま、まま待って! お姉ちゃんもまだしたいけど、先に休憩の時間を」

男「あげません。っと、2戦目」

姉「はぁうっ! なんで入れてるの?!」

男「姉ちゃんとのバックがしてみたかったんだよね。背後からキャミに手を潜り込ませてのおっぱい堪能も」

姉「ばかあ! 今すぐじゃなくていいでしょ!」


妹「ひとりで拾うからいいもん」ムスー

姉「い、妹ちゃん! お姉ちゃんも拾うか、んんーっ」

男「乳首だけで怒れる鬼娘も身悶えるこの威力」クリクリ

姉「お姉ちゃんは疲れてるの!」ペシペシ

男「しかし乳首」クリ

姉「ひゃうぅ……」

男「姉ちゃんがもう1回イッたら休憩にするから、ね?」

姉「い、1回だけだからね。んあっ! んっ」

男「俺、責め気質もあるかもしれない。この姿勢はなにか目覚めそう」

姉「おっぱい、いじりすぎ。先っぽの、いじるの、いやぁ!」


男「ちょっと激しくするよ。四つん這いの姉ちゃんを無理矢理犯してる感じがして火がついたかも」

姉「むんぅぅっ、う、ひぃ、はあ、んっ! 男くん、がっつくの、だめっ。お姉ちゃん、おかしくなるうっ」

男「おっと。逃げようたって体が言うこと聞かないでしょ。ほらっ、奥、どうよ!」

姉「待って! これ、らん、ぼう、にっ、ん、くふっ! やらぁっ! お腹、きてるぅ……っ!」

男「くあっ! もう締まってきてる。早いよ、姉ちゃん」

姉「だって、イった、ばかり、に、男くんがっ! あんっ、ひ、いっ!?」

男「んー。だけど、ただの後背位は胸が揉みづらいんだよなあ。ちょっと体起こして」

姉「ふあ……な、に?」

男「椅子に座る感じに俺にもたれかかって。そうそう。力抜けてると誘導が楽でいいね」

姉「はあぅ……、これ、……深い。男くんの、深いとこまで、きてる……」


男「足は女の子座り気味にすると、もっと気持ちよく、そうそう。お上手」

姉「これ、動くの? 男くん、動くの?」

男「もちろん動くよ。さっきよりも強くね!」

姉「はああぅっ?! あ、あっ、……あっ! すご……、これっ、すご……い……」

男「背中からしな垂れかかってくる姉ちゃんのおっぱい揉むのも夢だったんだ。生きるって素敵」

姉「気持ち、いいっ! ひっ、はひっ?! 気持ち、いい! 気持ちいいいの! お姉ちゃん、変になっちゃうっ!」

男「だから逃がさないって。さっきよりもぐちょぐちょになって濡らしてるのに、嫌だなんて嘘でしょ」

姉「くるっ! すぐクるっ! やああっ! ふっ、は、あ、はうっ!」

男「もう締まり始めた。姉ちゃんもこの態勢が好きなんだ。新発見の記念に、もっと気持ちよくしてあげるね」

姉「ふわっ!? うっ、も、もうっ! あうっ、ひっ!」


男「いいよ。イキたかったらいつでもイって。何回でも突き上げて手伝ってあげる」

姉「キちゃうっ! ひんっ!? ふぁ、あっ、我慢、できなく、なっちゃう!!」

男「しなくていいよ。というか、させてあげないから。奥がいいの? それとも入口の近く?」

姉「ひやっ! あ、なか! 中、いいっ!」

姉「くぅっ! イクっ! あ、イっ、ひあっ!」

男「そろそろ、俺も……っ! 出すよ、姉ちゃん!」

姉「ひゃっ! ああっ! ン、あっ!!」

姉「くっ、あ、イク! イク、イっ! あっ! ああっ! んんんっ!!」ビクッビクンッ

男「うぐっ! キッつ……っ! あぐっ! うっ……、ふ……ぅ……」

姉「は、……あ、……ふ、ふぅ……、ん、……は、はぁはぁ……、んっ」ピクピク


*

姉「…………」ムスー

男「…………」

妹「ねえね、どうしちゃったの?」

男「お兄ちゃんが苛めすぎてご機嫌を損ねてしまった」

妹「なんで? ねえね、ずっと嬉しそうだったのに?」

男「お兄ちゃんがね。約束を破ってしまったのよ」

妹「約束? なんの? なんで?」

男「それは、その……、図に乗ったせいというか、調子こいた結果というか……」

姉「1回だけって言った」ムスー

男「はい。すみませんでした」


姉「1回イッたら終わりって言った」ムスー

男「快悦に乱れたお姉様のお顔が心を射止めまして……、つい多めに体と回数を重ねてしまいました」

妹「あー……」

姉「何度もやめてって言ったのに、止めてくれなかった」

妹「うわー……」

男「あまりにも姉ちゃんの具合がよくて、気付いたら爪が取れた歯止めが完全に自壊した後でして……」

妹「にっちゃ、鬼だ……」

姉「妹ちゃん。お豆」

妹「お豆?」

姉「拾ったお豆頂戴」


妹「ん。はい。拾ったお豆」

姉「こっち妹ちゃんの。半分あげる」

妹「半分? あー……、はい」

男「俺の分は?」

姉「男くんのはないよ」

妹「ないよ。にっちゃは鬼だもん」

男「俺は鬼っていうか、姉ちゃんも喘いでたからいいかなとか思ってて」

姉「男くんの鬼!」

妹「にっちゃの鬼!」

男「まずは分かり合うべき! 暴力よりも話し合いで解決の道をさぐ――」

姉「おにはーそと!」

妹「ふくはーうち!」

おわり

鬼は外、服は内、だから青姦させときゃよかった
とか思ったけど冬真っ盛りだからやっぱりしなくてよかった
SSでコスHは難易度高すぎて限界を感じる

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