幼馴染「男、消しゴム落ちたから取って」

男「ん、分かった」

男「ほらよ」

幼馴染「ちょっ…触らないでよ」

男「手が当たっちまったか…すまん」

幼馴染「……もう、全く」ふきふき

男「(こんなんで本当に大丈夫なのだろうか…)」

幼馴染「何こっち見てんのよ」

男「いや、何でも無い」

幼馴染「ならいいけど…」

幼馴染「……男、お弁当食べましょ」

男「俺購買だわ」

幼馴染「そう、なら待ってるわ」

男「幼馴染は購買行かないの？」

幼馴染「いくわけ無いでしょ…あんなところ」

男「幼馴染らしい答えだな」

幼馴染「いいからさっさと行って来なさいよ」

男「りょーかい」

寝る
明日続き書く

遅れてすまそ
書く

男「ただいまーって先食ってんのお前…薄情な奴だな」

幼馴染「これは、ガムよ…安心して先にお弁当を食べてはいないわ」

男「あそう…まぁいいや、食おうぜ」

幼馴染「うん」

男「幼馴染、ガム出さないのか？」

幼馴染「だってまだ食べた始めたばかりだから、勿体無いじゃない」

男「……ま、良いけどさ」

男「いただきます」

幼馴染「いただきます」

男「……」

幼馴染「……」

男「……」

幼馴染「……なんか言いなさいよ」

男「お前がこの前、食事中に喋ると口の中に入ってるものが飛ぶっていうから黙ってんだよ」

幼馴染「……あっそ」

男「何だよその反応」

幼馴染「何でもない」

男「……ご馳走様」

幼馴染「お粗末様」

男「そういえば幼馴染って何のガム食ってるの？」

幼馴染「えと…白い奴？」

男「なんだそれ」

幼馴染「何でもないわよ、いいから早く席に着きなさいよ」

男「はいはい」

男「んー、やっと授業終わったな」

幼馴染「そうね」

男「お前またガム食べてんのか？」

幼馴染「朝は食べれなかったし…その……」

男「だから何食べてんだよそれ」

幼馴染「なんでもない」

男「見せろ！」

幼馴染「ちょっと…やめ」

男「あれ、これ……ティッシュ？」

幼馴染「……」

男「……幼馴染その」

幼馴染「そうよ、それはティッシュよ…しかもただのティッシュじゃないわ」

幼馴染「朝あなたと手を繋いだ時のティッシュよ」

男「いや、繋いだって…あんなのちょっと手の先が触れた程度だったろ」

幼馴染「繋いだの！」

男「は、はい」