男騎士「くっ！殺すなら殺せ！！」

女エルフ「うふふ、そんなもったいないことしないわよ…」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

男騎士「やったー！」

男騎士「え？いや、なんか縛り上げてエロいこととかするって聞いてたんだすけど」

オーク「え？しないよ？」

男騎士「いや、え？なんでですか？」

オーク「なんでって、なんでそんなことするの？」

男騎士「いや、そう聞いたんで」

オーク「こっちは聞いてないよ。誰に言われたのさ」

男騎士「女騎士」

男騎士「えーちょっと違うじゃないですか話」

オーク「そんなこと言われてもさ、今の状況わかる？自分がどうな」

男騎士「でも、女騎士はされたって言ってたよ」

オーク「聞けよ。女騎士なんて知らないよ。それより自分の」

男騎士「いやでも女騎士が嘘ついてたって言うのか？」

オーク「知らねえよ」

男騎士「え、じゃあ逆に聞くけど」

オーク「なんの逆に？」

男騎士「何するの？」

オーク「わかんないの？死ねって言ったよね俺」

男騎士「あぁそう言えば言ってたねそんなことも」

オーク「すでに昔話かっ。殺すんだよ」

男騎士「誰を？」

オーク「お前をだよ！ベタだな！」

男騎士「えっ俺を！？」

オーク「ベタだな！！」

男騎士「ちょっとまってじゃあ確認させて」

オーク「は？」

男騎士「…｣ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟﾄｩﾙﾙﾙﾙｰ

ガチャっ

オーク「なんで携帯使えるんだよ手塞いでただろ」

女騎士「もしもし女騎士ですが」

男騎士「あ、女騎士？あのさ」

女騎士「ただいま電話に出ることが…」

男騎士「留守電だよくそっ」

オーク「あるある電話出たかと思って声かけたのに留守電だったとかー」

オーク「やかましいわ！！」

男騎士「言ってたんだよマジでぇ」

オーク「そうなんだね言ってたんだね。でも今は死ぬ時なの」

男騎士「…くっ…ここまでか…」

オーク「ん！？なんだよいきなり」

男騎士「ついに俺の命もここまでなのか…！」

オーク「このタイミングで覚悟決めたの？まぁいいけどさ」

オーク「じゃあ死ねえええ！！」

ガチャーン

オーク「なに！？」

男騎士「！？」

女騎士「いちいち呼ぶなよカス」

オーク「なんでそんなにタイミング良く助けが入るんだよ」

男騎士「死亡フラグ立てると体が反応しちゃうんだよな女騎士は」

数分後

女騎士「くっ…！殺すなら殺せ！」

オーク「さっきも見たよそれ。てかお前も弱いな秒殺に近かったよ」

男騎士「殺せー！殺すなら殺せー！」

オーク「うるせえよお前は」

女騎士(ドキドキワクワク)

オーク「もうわかったよ！じゃあ2人もろとも死ねー！」

女騎士「えっ？」

男騎士「えっ？」

オーク「えっ？」

完

わろた