穂乃果母「今月も赤字…」
穂乃果母「いくら老舗だからっていっても不景気には勝てないのよね…」
穂乃果母「テコ入れが必要なのよ」
穂乃果母「新しい…ほむまんに代わる名物となるようなものが…」
海未「こんにちは」
穂乃果母「あら海未ちゃん、いらっしゃい」
海未「今月分のいただきたいんですけど…」
穂乃果母「ああ、ちょっと待ってね」ゴソゴソ
穂乃果母「はい、穂乃果の使用済みナプキン」
海未「ありがとうございます!!!お代はいつも通り三万円で大丈夫ですか?」ピラ
穂乃果母「ありがとうね、海未ちゃん」
海未「いえ、私が無理いってとっておいてもらってるんです!三万円でも安いくらいです!」
穂乃果母「…ねぇ海未ちゃん」
海未「はい?」ペロペロ
穂乃果母「もし、の話よ。もし、穂乃果におさわりし放題なら、一時間でいくら払う?」
海未「ブハッ!は、鼻血が…」ダラダラ
穂乃果母「だ、大丈夫?」
海未「平気です、ちょうどナプキンで拭けば……クンクンクンクン」
海未「ンハッ…堪能してしまいました…」
穂乃果母「本当に大丈夫?」
海未「はい。それで、おさわりとは、具体的にどこまでOKなんですか?」
穂乃果母「体の表面をさわる程度かしらね?」
海未「指を穴に突っ込むのは」穂乃果母「さすがにアウト」
海未「下でなめるのは」穂乃果母「ギリギリセーフかな」
海未「そうですね…二万円くらいでしょうか」
穂乃果母「そう…ありがとうね海未ちゃん」
海未「では早速、一時間お願いしても」
穂乃果母「まだ試作段階だからまた今度ね」
海未「チッ」
海未「では試食ということで、開発(意味深)に協力を」
穂乃果母「ごめんなさいね海未ちゃん。まだ許可もとってないから」
海未「むしろ興奮します!」
ことり「こんにちはー!って海未ちゃん、来てたの?」
穂乃果母「ことりちゃんいらっしゃい」
海未「ことりも何か和菓子を?」
ことり「そうだよ!海未ちゃんも?」
海未「ええ、とびっきり特製のをいただきました」
ことり「お義母さん、いつもの」
穂乃果母「はいはい、ちょっと待ってて」ゴソゴソ
穂乃果母「はい、先月分の穂乃果の歯ブラシ」
ことり「ありがとうございます!!!」
ことり「お代は5000円で平気ですか」ピラ
穂乃果母「毎月思うけどあの子、歯ブラシが新品になっても気づかないのはどうかと思うのよね…」チーン
ことり「それがホノカチャンのいいところです!」
海未「そうですね、『私』がきちんと守ってあげなくては」
穂乃果母「あ、ことりちゃんにも聞いておこうかしら」
穂乃果母「実は今度、新商品を出そうと思うんだけど」
ことり「本当でしゅか!ことり楽しゅみです!」シャカシャカ
穂乃果母「ただ値段設定が難しいところなの」
海未「確かに高級な和菓子は判断しがたいですからね」
穂乃果母「ことりちゃんは、穂乃果におさわりし放題なら ことり「買った!」シャコシャコ
穂乃果母「いやあの ことり「臓器売ってでも支払いましゅ!」シャコシャコ
ことり「ことりのレバーさん、さようなら…」シャコシャコ
海未「人の話は最後まで聞きましょう、ことり…それと歯磨きしながら話さないでください」
穂乃果母「あ、あのね?穂乃果をまるまる売るって訳じゃなくて」
穂乃果母「一時間だけなら、いくらの値段なら買い上げるかな、って」
ことり「はいはい!質問があります!」
穂乃果母「どうぞ」
ことり「指を穴に突っ込ませるのはありですか!」
海未「なるほど」フム
穂乃果母「え、ええ…穂乃果の穴に突っ込むのはNGだけど…」
ことり「ンハッ!それだけ聞ければ十分です!一時間おさわりし放題で三万円!これでFAです!」
穂乃果母「あら、海未ちゃんよりも高くつけるのね」
ことり「愛、がちがいますから!愛、が!」
海未「」イラッ
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キチSSすき
キチガイワロタ