カイジ「・・・パズル&ドラゴンズ・・・・だって・・・?」(163)

黒服「君たちには・・・・今からこのパズドラというゲームをやってもらう・・・!」

黒服「そして・・・・最も早くゼウス降臨を・・・・ノーコン・・・・!ノーコンテニューで攻略できたものが・・・・この船を降りることができる・・・っ!!」

ざわ・・・ざわ・・・

黒服「ただし3つ・・・!・・・3つだけ・・・・・通常のパズドラと違うところがある・・・!
まず・・・フレンドは船の中の者としかなれない・・・!外部の者は・・・助っ人にもなれない・・・!
次に・・・課金はなし・・・!!一切課金はできないようになっている・・・!
最後に・・・・・アプリを50回以上消去したものは・・・その場で即失格・・・!地下行きになる・・・!!」

黒服「以上だ・・・っ!では早速今から・・・開始っ・・・・・・・!!」

カイジ(ふざけるなっ・・・・っ!!こんなちんけなゲームなんかに・・・俺の一生をかけられるか・・・っ!)

カイジ(・・・だが・・・これで勝たなければ・・・死亡!地獄・・・・・!地下行き・・・っ!!!)

カイジ(・・・やるしかない・・・っ!勝つしか・・・っ!!)

カイジ「最初のドラゴンは赤青緑の3つから選ぶのか・・・」

カイジ(おそらく最初に選ぶドラゴンは・・・主役になる・・・っ!リーダー・・・!攻略のカギ・・・っ!!)

カイジ(ここで選ぶドラゴンが・・・最初の分かれ道だ・・・!!これでもっともいいドラゴンを選べないと・・・・・・脱落する・・・!!)

カイジ(たが・・・選ぶには情報が足りない・・・!こいつらはどれも見た目と色以外変わらない・・!)

カイジ(どれを選べば・・・!!)

カイジ熟考の結果、赤―――ティラを選択。

カイジ(おそらくこいつが最も王道・・・!このゲームが子供向けに作られていることを思うと・・・一番上にいるモンスターが最も選ばれる・・・!)

カイジ(つまり・・・こいつを軸にゲームが作られている・・・!少なくとも不利にはならない・・・!)

カイジ「よし、これでチュートリアルも終わりだ・・・っ!ようやく始められる・・・っ!」

ガイジ「ん・・・?レアガチャ・・・?よく分からないが・・・モンスターがもらえるのか・・・?」


         n      ___     ∩
         | レ7   └ マノ     ∪
         └‐'     くノ      ○


           /ヽ NYヽ/tl  ._
          ./  l二二二l∠ \
          |□□|´uTu`| □□ Y
          ゝ―=――=FFFiRn┤
          ヾ―( 人 | l .l .l .| )
        i'ミ0ヽヾ ゝ __ 人 _ ノ

        `ー-ノノ | 三 |   )
           ヽ 人二人 ノ
           <二>  <二>

           _l .l    _l .l_
           `─┘   に二l

カイジ「れ、レアモンスター・・・・っ!!!」ガタッ

カイジ(こいつ・・・見るからに強そうだ・・・!しかも・・・レア・・・っ!!レアモンスター・・・!!!)

カイジ(これは・・・おそらく天啓・・・・っ!!俺に勝てという神の思し召し・・・!!)

カイジ(ありがとうございます・・・!!ありがとうございます・・・・・・っ!!!)ポロポロ

カイジ「・・・よし!試練の塔もクリア・・・!やはりゴーレムは強い・・・っ!!」

カイジ(他の皆は・・・まだここまできていない・・・・!前の奴なんて・・・・・・まだチュートリアルをやってやがる・・・!)

カイジ(楽勝・・・!楽勝だ・・・・・っ!この勝負・・・・もらった!!)

カイジ「フレンドリストもみんなランク5で止まってる・・・!これなら・・・!」

カイジ(・・・ん?)

カイジ(あああああああああああああああ)

カイジ(まてよ・・・・・・なんでまだ・・・チュートリアルなんだ・・・・??)

カイジ(チュートリアルなんてすぐ終わるだろ・・・・???なんでまだそんなのをやってるんだ・・・・??)

カイジ(何で気づかなかった・・・!おかしい・・・っ!この状況・・・明らかにおかしい・・・・・!!)

カイジ(おそらく・・・何かある・・・!俺の知らない・・・・・穴・・・っ!!このゲームの・・・・もう一つの攻略法が・・・・・っ!!!)

カイジ(だが・・・どうやってそれを知る・・・?直接聞いても・・・・教えてもらえる訳がない・・・・・・・・!)

カイジ(どうする・・・!こうしている間にも・・・徐々に他の皆との差がついていく・・・!!)

カイジ(どうする・・・・・・・・!!どうする・・・・・・・・・・・・・っ!!!)

船井「くくく・・・どうやらお困りのようやな・・・?」

カイジ「誰だ・・・っ!」

船井「おっと・・・そんな警戒せんでくれ・・・!わいは・・・あんたが知りたがってることを教えに来たんや・・・くくく」

船井「このゲームの・・・最大の攻略法!!リセマラをな・・・っっ!!!!」

カイジ(なんだ・・・こいつ・・・・・・見るからに怪しい・・・!)

カイジ(有益な情報を・・・わざわざ敵に教えにくるわけがない・・・っ!)

カイジ(・・・だが・・・・・情報が足りないのは事実・・・)

カイジ「・・・」

船井「疑ってるって目やな・・・。わざわざ敵に塩を送るような真似をを教えに来たのか・・・?」

船井「実はワイも困ってるんや・・・・・・このゲーム一人では勝ち抜けん・・・優秀なフレンドがおらんと・・・いづれ先が見える・・・・!」

カイジ「つまり・・・・・・そのリセマラとやらを教える代わりに・・・・俺にフレンドになって戦えと・・・?」

船井「流石カイジさん・・・!話が早い・・・・!!」

船井「なあカイジさん、一緒に生き残ろう・・・・!!」

カイジ(・・・一緒に戦うフレンドは必要だが・・・そのフレンドに自分が出し抜かれたらどうしようもない・・・)

カイジ(そこで・・・・すでに出遅れている俺を選んだわけか・・・・・・・!)

カイジ「ああ、そうだな・・・!!」

カイジ(こいつは俺がすでに終わったと思ってやがる・・・!そこに必ず現れる・・・!油断・・・!驕り・・・!!)

カイジ(・・・最後に笑うのは・・・俺だ・・・・・・・・!)

カイジ「ア・・・アプリを・・・・消す・・・・?!!?」

船井「か、カイジさん・・・!!声が大きい・・・!」ヒソヒソ

カイジ「ふ・・・ふざけるな・・・っ!!できるか・・・そんなこと・・・・・・っ!!」

カイジ「そ、そんな・・・!そんなばかげた話が・・・・あるか・・・・・・・・!!」

船井「いや、カイジさん・・・これは本当や・・・。わいがだってやってる・・・」

船井「リセマラは・・・・アプリをいったん消して入れ直すことで最初のレアガチャで自分の好きなモンスターが出るまで引き直すんや・・・!」ヒソヒソ

カイジ「じゃ・・・・じゃあ、今まで育ててきたモンスターは・・・?全部ぱぁ・・・ってこと・・・?」

船井「・・・そうなりまんな」

カイジ(こ・・・・こんなことって・・・・・!!)

カイジ(俺の・・・・モンスターが・・・!せっかく手に入れたモンスターが・・・・!)

カイジ(なにより・・・・・せっかくのゴーレムが・・・・・・・・!!)

カイジ(あああああ・・・・っ!!)

ぐにゃあ~

船井「心配せんでもカイジさん・・・ゴーレムなんていくらでも手に入りまんがな・・・」

カイジ「・・・え?」

船井「ゴーレムは外れ・・・!一番の外れモンスターや・・・!!」

カイジ「そ、そんな馬鹿な・・・だって・・・レアだぞ?」

船井「その上に・・・激レアと・・・・・超激レアがあんねん・・・・!」

船井「カイジさんに引き当ててほしいのは・・・この超激レアモンスター!神モンスターや!!」

カイジ「か・・・神・・・・っ!?」

船井「神はガチャ以外ではどうやっても手に入らないまさに超激レアモンスター!もちろん強力なスキルを持った者も多い!」

船井「特にこいつら!!http://i.imgur.com/NaYcl.jpg

船井「こいつらは本スレ民おすすめ4大神といわれて・・・これがいるだけでほぼすべてのダンジョンをクリアできるんや・・・・っ!!!」

カイジ(なんだっ・・・!なんだよ・・・それ・・・っ!)

カイジ(ゴーレムの・・・上の・・・さらに上・・・・?!)

カイジ(そんなモンスターがいれば・・・今度こそ間違いない・・・・・・!勝利っ!!優勝・・・間違いない・・・・っ!)

~~~

カイジ「くそっ・・・・またゴーレムだ・・・・!」

カイジ(これで・・・24回目・・・・!いまだに神は・・・でていない・・・!)

カイジ(ゴーレムばっかり・・・)ハァー

カイジ(ゴーレムが当たりなんて言っていた自分が・・・・恥ずかしい・・・!)

カイジ「もう一回・・・今度こそ神を・・・スサノオ様を・・・・・!」

         n      ___     ∩
         | レ7   └ マノ     ∪

         └‐'     くノ      ○
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        i'ミ0ヽヾ ゝ __ 人 _ ノ

        `ー-ノノ | 三 |   )
           ヽ 人二人 ノ
           <二>  <二>

           _l .l    _l .l_
           `─┘   に二l
カイジ「だめだ~」


カイジ(まぁいいや・・・アプリは何度でも消せるか・・・気長に・・・)

カイジ(ん・・・・?)

カイジ(いや・・・・まて・・・何かが引っ掛かる・・・)

カイジ(なんだ・・・?)

カイジ(アプリは・・・何度でも・・・)

―――黒服「最後に・・・・・アプリを50回以上消去したものは・・・その場で即失格・・・!地下行きになる・・・!!」

カイジ(あ・・・っ!!)

カイジ(ああああ~~~~~~・・・っ!)

カイジ(そうだ・・・!・・・あの時は・・・特に気にしていなかったけど・・・!)

カイジ(アプリを50回以上消したら・・・失格・・・!!・・・それってつまり・・・50回までしか挑戦できないって事・・・・??)

カイジ(50回までにスサノオさんを引けなかったら・・・・・・・そのモンスターで挑むしかないって事・・・・・・・・????)

カイジ(ゼウス降臨に・・・・ゴーレムで挑まないといけないって事・・・・・???)

カイジ「ぐっ・・・・!また外れ・・・・っ!!」

カイジ(引くしかない・・・・・・っ!あと残り25回で・・・・っ!スサノオ様を・・・・・・・っ!!!)

カイジ「あっ・・・・・・・!」

http://i.imgur.com/rhyugoo.jpg

http://i.imgur.com/yLQmEp7.jpg

カイジ「き・・・・・・きた・・・・・・・・っ!!」

カイジ(ウリドラ・・・・!!スサノオさんじゃないけど・・・・・ウリドラだ・・・・!!NO2だ・・・・・・・・!!)

カイジ(やった・・・!!やった・・・やった・・・やった・・・・・っ!!!)

カイジ(ついに・・・ついに引き当てた・・・・!!)

カイジ・・・ついに、ガチャで神を引き当てる・・・!
至福・・・!
圧倒的至福・・・!
号泣・・・・!
至福・・・・至福の涙・・・・!

カイジ(しあわせ~~~~~~~~~~~~~~っ・・・・!!!!11111)

船井「流石カイジさん・・・なにかもっとるとおもっとったんや・・・・!!」

カイジ「ま、まぁ・・・スサノオさんじゃなかったけどな・・・」モジモジ

船井「いや・・・!光のゼウスに対しては・・・闇のウリドラのほうが相性はいいんや・・・!!」

カイジ「そ・・・そうなの・・・?」

船井「そうなんや・・・!さぁ、早速フレンドに・・・!!」

カイジ「おう・・・!!」

船井「これでフレンド登録終了や・・・!」

カイジ(ランク30・・・!流石に・・・早い・・・!!)

カイジ(抜けるのか・・・こいつを・・・・)

カイジ(いや・・・弱気になってどうする・・・!!抜くんだ・・・・・・!!そして・・・一番にゼウスをとってみせる・・・・・・・!!)

カイジ「あ・・・あれ・・・・?」

船井「どうしたんや・・・?」

カイジ「なんで・・・リーダーが・・・スサノオじゃないの・・・・?」

船井「」ギクッ

カイジ「こいつ・・・誰・・・?オロチ・・・・??」

船井「す、スサノオは出なかったんや・・・!」

船井「こいつも神やし・・・もう40回近くリセマラしてたから・・・・・・仕方なく・・・こいつで妥協したんや・・・!」

カイジ「あ、そうなの・・・」

船井「」ホッ

船井「じゃ・・・じゃあわいはこれで・・・!後々、また情報交換しようや・・・!」

カイジ「ああ・・・!助かったよ・・・!ありがとう・・・っ!!」

船井「いやいや・・・・フレンドとして当然のことやから・・・」ククク

船井「・・・あぁそうそうカイジさん」

カイジ「なんだ・・・・?まだ何かあるのか・・・?」

船井「手に入れた餌は全部ウリドラに使った方がええで・・・なんといっても神やからな・・・・」ククク

カイジ「あぁ・・・!!わかってるさ・・・・・・・!!」

船井(ボケが・・・・っ!!おのれはウリドラで喜んどけ・・・!)

船井(あの手の産廃神が使えるのはステータスが高い最初だけや・・・!)

船井(最初だけは利用させてもらって・・・最後の最後で・・・ポイや・・・!)

船井(それに神は・・・・400万テーブル・・・!!カンストさせるのは初心者にはまず無理・・・・!!)

船井(カイジが産廃神を育ててる間に・・・わいは確実に他の面子を育てることにするわ・・・・・っ!!)

船井(クク・・・・・・ククククク・・・笑いが止まらんで・・・)

カイジ「す・・・すごい・・・」

カイジ「なんだこいつは・・・強すぎる・・・・・っ!!」

カイジ「ステータスが他のモンスターの倍・・・・っ!いや・・・3倍はある・・・・・っ!!!」

カイジ「流石は神・・・!!」

カイジ「それだけじゃない・・・・・!!リーダースキルも・・・攻撃力が・・・・・・・・2倍・・・っ!!」

カイジ「ティラでさえ1.5倍・・・・っ!それも・・・火のモンスターだけなのに・・・!」

カイジ「こいつは・・・ドラゴンタイプと神タイプが・・・・・・・2倍・・・・っ!!」

カイジ「つまり・・・・ティラなどの火のモンスターや・・・船井さんのオロチなど水のモンスターでも・・・・2倍・・・・っ!!」

カイジ「圧倒的・・・・・・っ!まさに圧倒的・・・・っ!!」

カイジ「流石は神だ・・・・・・・・っ!!」

カイジ「~~~♪」

カイジ(流石は・・・ウリドラ・・・っ!こいつさえいれば・・・鼻歌を歌いながらでもクリアできるぜ・・・・・・!!)

カイジ(さっきはちょっと苦戦した・・・シレンの塔も・・・楽勝・・・!楽勝だ・・・っ!!!)

カイジ(タイタンが・・・一撃だよ・・・!!)

カイジ「くぅ~~~」

カイジ(笑いが止まらねぇ・・・!!)

カイジ「とうとう・・・巨人の塔まで・・・たどり着いたか」

カイジ(流石に・・・・ここまでいくと敵も強いな・・・・・・・・)

カイジ「あっ・・・・・・・・・・・!!!!」

カイジ、痛恨の操作ミス・・・!
揃えた回復ドロップを崩してしまう・・・!
しかもよりによって・・・敵の攻撃ターン・・・!

カイジ「あ・・・ああああああああああ・・・・~~~っ!!」

ぐにゃああああ

<<<<<<<<GAME OVER>>>>>>>>>>>>

カイジが操作ミスをしたのはレベルアップ直前・・・!
このダンジョンをクリアすればレベルアップし、スタミナが全回復していたはずのタイミング・・・・・!!

カイジ「残りスタミナはちょうど・・・0・・・・」

カイジ「他の塔に潜るとしてもレベルアップまでには4分は待たないと・・・・・・・」

この4分間・・・!
カイジは何もせずに・・・ただひたすら待たなければならない・・・・!!
スタミナが回復するのを・・・!
本来ならば、次のダンジョンの攻略に向かっていたはずの4分・・・・・・!!!
1分1秒が惜しい状況でカイジ・・・痛恨のミス・・・・!
なおカイジたちは気づいていないが・・スタミナは・・・通常のパズドラに比べて5倍の回復速度になっている・・・!

カイジ「そ、そんな・・・嘘だ・・・・・」

カイジ「こんなの・・・ありえない・・・・・」ポロポロ

カイジ「・・・」

カイジ「ぐっ・・・」

カイジ「仕方ない・・・・!次だ・・・・次を考えよう・・・」

カイジ「この2分で・・・!もう一度・・・戦略を考え直すんだ・・・・・!」


カイジ「ん・・・?」

<<<<<<<コンテニューしますか?>>>>>>>>>>>
<<<<<<<はい   いいえ>>>>>>>>>>>

カイジ「コンテニュー・・・できるのか・・・?」

その瞬間・・・反射的に「はい」を襲うとしていたカイジの手に――――閃光が走る・・・っ!!

カイジ(いや・・・まて・・・!)

カイジ(・・・おかしい・・・コンテニューっていうのは復活・・・!やりなおしだ・・・!
     そんなことが・・・タダでできるわけがない・・・・!)

カイジ「!」

カイジ「魔法石1個消費・・・だと・・・!」

カイジ「そういえば・・・ダンジョンクリアで手に入れた魔法石がもう13個もたまってる・・・」

カイジ(4分・・・っ!4分と引き換えに・・・魔法石1個・・・・・!)

カイジ「ぐっ・・・・!」

カイジ(いや・・・しかし・・・!!)

カイジ(この魔法石は・・・5個集めれば・・・レアガチャが1回引ける・・・・・!!)

カイジ(レアガチャでもし神が引ければ・・・・・っ!さらに強力になる・・・・!)

カイジ(どうする・・・・!どうする・・・・・・・っ!?)

カイジ(・・・・・・・・・・)

カイジ(いやっ・・・これはなしだ・・・・っ!ノーコンテニュー・・・!)

カイジ(おそらく・・・こんな序盤でコンテニューなんかしてたら魔法石はなくなる・・・!)

カイジ(ここは・・・待ちだ・・・!耐えろ・・・・・!)

カイジ「しかし・・・せっかくたまった魔法石・・・そろそろ使うか・・・・?」

カイジ(なっ・・・!!)

カイジ(ウ、ウッドカーニバル開催中・・・!?)

カイジ(スサノオを含める・・・木の強力モンスター19種の的中確率が・・・超絶UP・・・!?)

カイジ(しかも今なら・・・必ず"LV30"で排出されるだって・・・・?!!?)

カイジ(ま、回すしか・・・ない・・・っ1!!)

カイジ(・・・・)

カイジ(い、いや・・・待て・・・!)

カイジ(ここで回していいのか・・・・?)

カイジ(なんていうか・・・きな臭くないか・・・・???)

カイジ(・・・そもそも・・・超絶っていうのが怪しい・・・・)

カイジ(超絶って・・・・何%・・・・?)

カイジ(例え・・・1%UPでも・・・言い方によっては超絶って言えてしまうんじゃないか・・・・・・???)

カイジ(・・・待とう・・・・)

カイジ(これはおそらく疑似餌・・・っ!・・・馬鹿をふるいにかけるための・・・疑似えさだ・・・・っ!)

カイジ(喜んで食らいついたら・・・最後・・・っ!!こっちが食われる・・・っ!)

カイジ(・・・・・それに・・・)

カイジ(きっと・・・近い将来・・・これ以上の・・・どでかいフェスが来る・・・っ!!)

カイジ(・・・その時に備えて・・・・じっと待とう・・・!)

古畑「よっしゃあああああああああああ神ゲットおおおおおおおおおお!!」

カイジ「・・・!!!」

ざわ・・・ざわ・・・・

安藤「お、おれもだ・・・!おれも神が来た・・・!!」

ざわ・・・ざわ・・・

安藤「もしかして今、神が出やすくなってるんじゃ・・・・・・・?」

古畑「あ、ありえる・・・・よしっ・・・もう一回・・・!」

安藤「お、俺も・・・・」

ざわ・・・ざわ・・・

「神が出やすくなってるんだってよ・・・」

「どうする・・・回すか・・・・」

「・・・・でもせっかくリセマラが終わったのに・・・」

「もう45回リセマラしてる・・・ここでもし外れを引いたら・・・もう取り返しがつかない・・・」

カイジ「・・・ぐっ・・・」

カイジ(神が・・・でる・・・・・・・のか・・・・・???)

ざわ・・・ざわ・・・

「おっしゃあああああああああ神きたああああああああああ」
「くっそ外れだ・・・・!」
「ゴオオオオオオオオオオオレムウウウウウウウウウウウウウウウウ」

ざわ・・・・ざわ・・・

「皆回してる・・・」
「お、俺も・・・」

カイジ(・・・)ボー

カイジ(こいつら・・・なんでこんな躊躇なく回せるんだ・・・・?)

カイジ(外のギャンブルと同じ感覚でいるんじゃないか・・・・??)

カイジ(ここでの魔法石は・・・・まさしく生命線・・・っ!命にも等しいんだぞ・・・っ!)

カイジ(それを・・・こんな簡単に使っていいのか・・・?)

「くっそ!!外れだ・・・!」
「もう一回・・・っ!次こそ・・・っ!次こそは・・・・・・っ!!」

カイジ(冷静に聞いてみれば・・・神が出たって報告は最初の古畑達を除けば一人だけだ・・・・)

カイジ(他はみんな外れ・・・外れ・・・!!)

カイジ(・・・駄目だ!こんな奴らと一緒に行動してたら・・・流されたら・・・駄目だ・・・・っ!)

カイジ「とうとうスタミナを使い切っても簡単にはレベルアップしなくなったな・・・」

カイジ「結局・・・今日は霊峰バッケスでスタミナ切れか・・・」

カイジ「ふぁ~ぁ・・・明日に備えてねよ・・・」

・・・・・・・
・・・・
・・

カイジ「はっ!!」ガバッ

カイジ「寝過ごした・・・っ!」

カイジ「スタミナは・・・・余ってる・・・・・・溢れてる・・・貴重な・・・スタミナが・・・・・・」

カイジ「くっそ・・・くそ・・・・どうしていつも俺は・・・・こう・・・!!」ポロポロ

カイジ「ん・・・?メール・・・?」

『船井「カイジくん、早くログインしてくれへんか?」』

カイジ「船井さん・・・・す、すまない・・・・」

船井「ええよ・・・昨日はいろいろあってカイジくんも疲れたんやろ・・・?」ニッコリ

船井(早速寝過ごすとか・・・こいつヤル気あるんか・・・・??)

船井(わいはそろそろ魔王の城につくが・・・まだこいつには利用価値がある・・・・・・・)

船井(せいぜい・・・頑張ってもらおうか・・・)ククク

カイジ「すまない・・・」

船井「それよりも・・・ビッグニュースやで・・・カイジ君・・・!!」

船井「来週から・・・・・・1000万DLが始まるんや・・・・・・っ!!」

カイジ「い、1000万DL・・・・?」

カイジ「なんだそれは・・・・???」

船井「聞いて驚け・・・・!1000万DLは・・・1週間の期間中毎日魔法石が3個もらえる・・・・っ!!」

カイジ「な・・・っ!」

カイジ(魔法石が・・・3個・・・・!?ってことは・・・7×3で・・・・21個・・・・・・っ!)

カイジ(すごい・・・レアガチャ・・・4回分じゃないか・・・・・・っ!)

船井「それだけやない・・・!これの目玉はゴッドフェスや・・・!」

カイジ「ご、ゴッドフェス・・・?」

船井「すべての神の出る確率が超絶×3UPや・・・・これは1000万しかないチャンスやで・・・!!」

カイジ「!!」

カイジ(き、昨日回さなくてよかった・・・・・・っ!)

船井「さらに・・・・・・期間中はずっと過去のスペシャルダンジョンもドロップ率2倍で復活するんや・・・・・っ!
    ここで主要なモンスターをそろえるとええ・・・!!」

カイジ「・・・・なるほど・・・っ!」

船井「そこでカイジ君には貰える石を使って・・・このアンケートダンジョン3に通ってほしいんや・・・・っ!

カイジ「・・・そこで手に入るこのエンシェントドラゴンナイトを捕まえればいいんだな・・・・・?」

船井「捕まえるだけじゃダメや・・・・」

カイジ「・・・・え・・・?」

船井「そういえばカイジ君にも・・・スキル上げを教えなあかんな・・・」

カイジ「そ、そんな方法があったのか・・・」

船井「スキル上げはモンスターによってはレベル上げよりも重要になる・・・・・!」

船井「特にエンドラのような・・・変換系のモンスターにとってスキル上げは必須・・・・・・っ!必須要素や・・・・!」

カイジ「それほどなのか・・・!・・・・わかった・・・スキル上げするよ・・・!」

船井「・・・・ほんまか・・・・っ!助かる・・・・!流石カイジくんや・・・!!」

船井「じゃあ、カイジくんは・・・エンドラのスキル上げを頼むわ・・・!」

カイジ「・・・・おう!まかせてくれ・・・・・っ!」

カイジ「・・・」

カイジ(・・・・カイジくん『は』・・・か・・・・・・)

カイジ(・・・船井さんのランク・・・昨日からほとんど上がっていない・・・)

カイジ(・・・・・・一体・・・何にスタミナを使ってるんだ・・・・?)

船井(・・・・さて、ワイはエキドナを捕まえて・・・ゼウスダンジョンへのメンバーをそろえるとするか・・・)ククク

「おい、聞いたか・・・・?」
「あぁゴッドフェスだってよ・・・・」
「昨日、ガチャなんて引くんじゃなかった・・・・・・」
「お前はまだいいさ・・・・俺なんて持ってる石全部つぎこんじまったよ・・・」

古畑「・・・くくく・・・・馬鹿どもが・・・・」

安藤「すこし神を引いたふりをするだけであれだもんね・・・簡単だよ・・・・」ククク

カイジ(!!)

カイジ(こいつら・・・っ!昨日の神引いたっていうあれは・・・わざと・・・・っ!)

カイジ(ゆ・・・ゆるせねぇ・・・・・・っ!)

カイジ(・・・・)

カイジ(いや・・・騙される方が・・・悪いんだ・・・・・・・!)

カイジ(初めからわかってたじゃないか・・・・っ!ここはそういう場所だ・・・・!
     出し抜かれたくなかったら・・・・・だしぬくしかない・・・・・っ!)

カイジ(そうだ・・・・・こいつらのほうが・・・正しい・・・・っ!化かし合い・・・っ!騙し合い・・・っ!
     それこそがこのゲームの神髄・・・・・っ!本質・・・・・・・っ!!)

カイジ「・・・こうしちゃいられない・・・」

カイジ「くそっ・・・また死んだ・・・・・・っ1!」

カイジ(魔王の城から・・・突然敵が強くなってきやがる・・・)

カイジ(いい加減・・・PTを考え直すべきか・・・?)

カイジの現在のPT
Lウリドラ ティラ もりりん ブラックナイト イエローカーバンクル Fオロチ

カイジ(そもそも・・・PTの色だ・・・・・・っ!これが多いと・・・いつでも攻撃できるが・・・・・・・攻撃力が分散する・・・・っ!)

カイジ(例えば・・・全員で攻撃するために・・・今は火水木光闇の全色を消さないといけない・・・・・・っ!)

カイジ(俺の腕だと・・・全員で攻撃するのすら厳しい・・・・っ)

カイジ(つまり・・・色はできる限り少なく・・・・)

カイジ(・・・・そして・・・メインとなるのは・・・やはりウリドラのいる・・・・・闇・・・・・っ!!!)

カイジ(・・・・・・・こうだ・・・・・っ!!)

Lウリドラ あわりん ワルりん ブラックナイト ブラックコドラ Fオロチ

ヴリトラですが

カイジ(これなら・・・闇5個消すだけで・・・闇4体が全体攻撃できる・・・!)

カイジ(敵が3体いた場合・・・全体攻撃するだけで・・・・・ダメージは3倍・・・・っ!!)

カイジ(さらに1色で1体しか攻撃しなかったころと比べれば・・・・・さらにダメージ4倍・・・・っ!!)

カイジ(3×4・・・・・12倍・・・・っ!!12倍のダメージ・・・・・・・・・っ!!)

カイジ「これで・・・・どうだっ・・・・・!」

すまん、明日用事あるからそろそろ寝る
残りは誰か引き継ぐなりなんなり好きにしてくれ

>>141
ずっと勘違いしてたよ・・・

残ってたらまた明日の夜書くよ

とにかく眠い・・・おやすみ・・・

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