希「実はね……このカード>>3なんよ」 (87)

絵里「え、えぇぇ!?」

希「ごめんね、今まで秘密にしてて……」

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絵里「た、タロットカードにしか見えないんだけど……」

希「……」ベリベリ

絵里「!?」

希「このように、普段は上からタロットカードの模様をコピーした紙を貼ってあるんよ」

絵里「何でそんな面倒なことを……」

希「ウチにとって大事な物やから……奪われたりしないようにしてるんよ。タロットカードなら誰も取ろうとは思わないやん?」

絵里「そうね、遊戯王カードとかだと危険かもしれないけど……」

希「とにかくこの券はウチにとって重要なものなんよ」

絵里「……ていうか希、株主だったのね。どこの企業の株持ってるの?」

希「>>8

西木野グループ

絵里「西木野グループ? 西木野ってまさか……」

希「その通り。真姫ちゃん家やね。西木野グループは病院経営のみならず、ありとあらゆる分野に幅を効かせている大企業なんよ」

絵里「真姫の家、お金持ちだとは思っていたけどそんなに凄かったのね」

希「ウチが貰ったこの優待券も凄いんよ。ハンターライセンスくらいの価値があるって噂があるくらい」

絵里「!? ハンターライセンスって1億円くらいになるんじゃなかった!?……ていうか漫画の話じゃない!」

希「うん。だからウチも下手に手放せないんよ」

絵里「そんなものを配るって……どうなってんのよ西木野グループ……」

希「最近じゃその財力を使って>>14を企んでるって噂もあるんよ」

テレビ局買収

絵里「て、テレビ局買収ですって!?」

希「うん。かの投獄された人みたいにね」

絵里「いやそれはいいわよ! 買収していったいどうするつもりなのよ!」

希「スポンサーをもっと増やしたいとかやない?」

絵里「一億相当の株主優待券配れるくらいなんでしょ? これ以上大きくなる必要なくない?」

希「それは西木野グループのみぞ知る、やね」

絵里「何だか気になるわね…。あれ? じゃあ希ってそんな企業の株持ってるんだから……」

希「うん、超大金持ち。最近は路上でお金をばら撒くのがマイブーム」

絵里「悪趣味ねあなた……」

絵里(それにしても気になるわ…あくまで噂に過ぎないけど、何故西木野グループはテレビ局の買収を企んでいるのか? 真姫にカマをかけてみようかしら)



━━


真姫「急に呼び出してきて何の用?」

絵里「悪いわね。でもどうしても真姫に聞きたいことがあって…」

真姫「聞きたいこと?」

絵里「ええ。……あなたの家の会社がテレビ局買収を考えていると聞いたのだけど、何故か知ってる?」

絵里(あっ……カマかけるつもりが普通に聞いちゃったわ。まぁいいか)

真姫「>>19

この国を支配する上での地盤固め
情報掌握はその第一歩

真姫「この国を支配する上での地盤固め
、そして…情報掌握はその第一歩よ」

絵里「!? この国を支配するですって!?」

真姫「ええ。母と父はそう言っていたわ」

絵里「待って、あなたの両親はいったい何を考えているの?」

真姫「……さぁね。私にはあの二人のことなんて分からないわ」

絵里(国を支配する……? そんなことをしていったい何になるというの?)

真姫「エリー、考えても無駄よ。狂った人間の思想を理解できるのは……同じく狂人のみなんだから」

絵里「……真姫、あなたの家はいったい……」

真姫「…ごめん。あまり話したくないわ」

絵里「…そう」

絵里(でも…こんなことを聞いてしまった以上、引き下がるわけにはいかない……!)

絵里「真姫、あなたの両親に会わせてくれないかしら」

真姫「……なぜ?」

絵里「知りたいのよ。このちっぽけな国を支配しようとしている輩の、心の内をね」

真姫「……」

絵里「お願い、真姫……」

真姫「>>24

残念だけどロシア人の血を持つ貴方には教えられないわ

真姫「残念だけどロシア人の血を持つ貴方には教えられないわ」

絵里「……どういうことかしら?」

真姫「さぁ? 意味は自分自身で考えるといいわ。話は終わりよ、じゃあね」スタスタ

絵里「待ちなさい、ま……」

真姫「……」ジャキン

絵里(拳銃……!?)

真姫「エリー、私はあなたのことが好きだから出来れば傷つけたくないの。もしあなたがこれ以上首を突っ込むのであれば……どうなっても知らないわよ」キッ

絵里 ゾクッ

真姫「……」スタスタ

ガチャ…バタン

絵里(今のは…殺気。あれ以上食い下がっていたら、真姫は迷わず撃ってきた……真姫…あなたの家は…あなたは一体なんなの…?)




━━屋上

絵里(真姫の家のこと……どうすればいいんだろう。中途半端に首を突っ込むんじゃなかったわ……)

絵里(誰かに相談した方がいいのかしら…? でも、誰に? なんて相談すればいいの?)

絵里「……」ハァ…

ガチャ…

入ってきた人>>28

穂乃果

穂乃果「おっ? 絵里ちゃん。珍しいね、屋上にいるの」

絵里「穂乃果…ええ、少し悩み事があってね」

穂乃果「悩み事? なになにー、何で悩んでるの?」

絵里「色々あってね……」

穂乃果「あー、穂乃果そういうごまかし方は嫌いだなー」

絵里「ごめんごめん。でも…話したくないことの一つや二つ、人にはあるものじゃない?」

穂乃果「むぅ……そうかもだけど、同じμ'sの仲間なんだからできれば相談してほしいなーって…」

絵里(相談…か。真姫の家のことを話せば、穂乃果にも危険が及ぶ恐れがある……でも、誰かに話したいって気持ちも私の中にはある……)

絵里「…穂乃果」

穂乃果「んー?」

絵里「>>34

ねえ、穂乃果は親しい人の思いもしなかった一面をある日突然知ってしまったらどうするの?

絵里「ねえ、穂乃果は親しい人の思いもしなかった一面をある日突然知ってしまったらどうするの?」

穂乃果「親しい人の…?」

絵里「ええ。例えばだけど…海未が穂乃果のパンツをおかずにご飯食べてるとか…」

穂乃果「えっ!? きもちわるっ!」

絵里「ことりがチーズケーキ鍋にはまってるとか…」

穂乃果「えぇっ!? きもちわるっ!」

絵里「両方例えだからね」

穂乃果「何だ例えかぁ……」ホッ

絵里(一瞬でも信じてしまったのかしら……幼馴染よね、三人は?)

穂乃果「んー……穂乃果だったら>>40かなぁ…」

ksk

絵里「ありのままを受け入れる…?」

穂乃果「うん。親しい人ってことは自分はその人のことが大好きってことでしょ? そんな人がどんな一面を持っていても、穂乃果は全部受け入れて好きでい続けたいな」

絵里「えっ? でもあなたさっききもちわる!って……」

穂乃果「ともかく! 何で悩んでるかは知らないけど絵里ちゃんの悩みごとぜーんぶ受け入れるくらいの気でいるから、いつでも頼ってね!」タタッ

絵里「あっ、穂乃果!……行っちゃった」

絵里「もう…言うだけ言っていなくなっちゃうなんて。台風みたいな子よね、穂乃果は」

絵里(でも……ありがとう。私、決めたわ!)

絵里(>>46するって!)

なんとしてでも真姫を信じてサポートする

絵里(なんとしてでも真姫を信じてサポートするって!)




━━音楽室


真姫「……何の用?」

絵里「真姫、私はあなたを信じると決めたわ」

真姫「は?」

絵里「あなたがどんな状況に置かれていようと、私はあなたのことを支えたい。例え銃弾がこの体を貫いたとしても、あなたのことを信じる」

真姫「意味が分からないわ。エリーは何を言いたいわけ?」

絵里「あなたを助けたいのよ、真姫」

真姫「だからね……何でエリーが私を助ける必要があるの? 私助けてなんて言った?」

絵里「言葉では言っていないわね。でも…あなたの顔を見ればそんなものは必要ないわ」

真姫「……!」

絵里「真姫が背負っているものを、私は知りたい。それがどんなに重くても、私はあなたを支える。……真姫、あなたの気持ちを聞かせてくれないかしら?」

真姫「……>>50

加速下

真姫「……」フゥ…

真姫「分かった、やっぱりあなたを信用するしかないわね」

絵里「! 真姫……」

真姫「負けたわ、エリーの根気には。拳銃向けられてもそんなこと言うなんてね……」

絵里「ふふ、私は諦めが悪いからね」

真姫「…私の両親に会わせてあげるわ。その前に…私の家のことについて話そうかしら」

絵里「真姫の家のことを?」

真姫「ええ。会う前に知っておいて方がいいと思ってね」

絵里「真姫の家は凄い大企業なんでしょ?」

真姫「それは表の顔に過ぎないわ。裏の顔は……>>55

アメリカンマフィア

絵里「アメリカンマフィア…ですって?」

真姫「そうよ。ずいぶんと薄くなってしまったけど…西木野家の人間には伝説的なアメリカ人マフィアの血が流れている。だから…あなたには話せなかったのよ、エリー」

絵里「真姫…あなた知っていたのね……」

真姫「同業者の匂いってものは簡単に分かるのよ。エリーがロシアンマフィアだなんてこと…出会った時から分かってたわ」

絵里(私分からなかった……)

真姫「とにかく、教えてしまった時点で私も裏切り者。ついて行くわ、地獄まで」

絵里「真姫……ごめんね、私のせいで……」

真姫「何言ってんのよ、むしろ感謝してるわ。大嫌いな硝煙と血の匂いからおさらばできるかもしれないんだから」

絵里「真姫、もしかして……潰す気なの?」

真姫「当然よ。どんな目的があってこの国を支配しようとしてるか知らないけど、もうとっくに見限ってるわ」

絵里「……分かった。守りましょう、私達の愛する人達が暮らす、この国を」ジャキン!

真姫「あったりまえでしょ!」ジャキン!




>>64

夢オチor続く

つづかない

絵里「行くわよ真姫!」ダダダ

真姫「もちろんよエリー!」ダダダ







穂乃果「二人は何してるんだろうね……」

希「中二病こじらせちゃったみたいやね」

穂乃果「それで屋上で黄昏てたんだね……」

希「ウチも変なカード渡されてセリフ読まされたんよ。前設定が大事とか何とか言われて」

穂乃果「歯止めが効かなそうだなぁ……後で後悔しても知らないよ、真姫ちゃん、絵里ちゃん」





終わり

終わり……でいいのか? 俺はこれでいいのか?

どうするか考え中なのでもう少し残します。明日の12時までに何も浮かばなかったら落とします。

えりまきの中二病を暖かく見守るメンバーとか見たいなこの話を続けるとしたら

>>72
これだ!

ということでネタが尽きるまでおまけで中二病えりまき書きます。

おまけ・えりまきの日常


海未「ふぅ、ようやく曲が完成しましたね」

真姫「ええ。今回は我ながら会心の出来よ」

絵里「お疲れ様、二人とも。曲の題名は何ていうの?」

海未「あ、まだ決めてませんでしたね」

真姫「作るのに必死だったからね、タイトルまで頭回らなかったわ」

絵里「それじゃあ私も考えるの手伝っていいかしら?」

海未「ええ、助かります」

真姫「そうね……『魔弾の舞踏』なんてどう?」

海未「!?」

絵里「あら、いいわねそれ。でももう少しインパクトが欲しいわね……『黄昏の夜~黒の章~』なんてどう?」

海未「!!? あ、あの…二人とも? 何のタイトル決めてるんでしたっけ……?」

真姫「? この曲に決まってるでしょ?」

海未「で、ですよね……でも、この曲バラードですよ? 少し題名が内容にそぐわないと思うんですが……」

絵里「む…言われてみればそうね。じゃあもう少しソフトな感じにしましょう」

真姫「ソフトね……『道化師が見た遥かなる夢』はどう?」

絵里「いいわね、ぐっと来たわ。『紅に沈む球体の行方は……』なんてのもどう?」

真姫「グッド。英語もいいかもね。『ワールドクロスジャッジメント』とか」

絵里「ふむ、英語ね。『エンドオブマインド』……んー、イマイチかしら」

真姫「やっぱりスッキリしたのもいいかもね。『怪人と踊れ』とか」

絵里「シンプルな感じねぇ……『血と知』とか?」





真姫・絵里「海未はどう思う?」

海未「好きにしてください」

おまけ・えりまきの日常2



にこ「にっこにっこにー♪……よし、今日のノルマ終了と」

真姫「精が出るわね、にこちゃん」

絵里「アイドルとしての決め台詞の練習、か。さすがにこね、毎日鍛錬を欠かさない」

にこ「当然でしょ。アイドルに必要な物は日々の絶え間ない努力だからね」

真姫「……でも、にっこにっこにーってどうなのかしら」

にこ「な、何がどうなのよ?」

真姫「少しオーラに欠ける気がするのよね」

絵里「確かに。見る人の記憶には残らないかもしれないわね」

にこ「の、残るわよ! 一度見たら脳裏に焼きついて消えないレベルよ!」

真姫「まぁまぁ、私達が新しい決め台詞を考えてあげるわ」


絵里「ギア・セカンド!」シャキン

真姫「邪王炎殺黒龍波!」ジャン

絵里「アバンストラッシュ!」カッ

真姫「天翔龍閃!」クワッ

絵里「月牙天衝!」セイッ

真姫「バオウ・ザケルガ!」ドーン

絵里「イマジン・ブレイカー!」キュイーン

真姫「ファイナルフラーーーーシュッ!」キラキラ

絵里「エターナルフォースブリザード!」キャッキャッ

真姫「ティロ・フィナーレ!」ワクワク

絵里「超究武神覇斬!」ニコニコ

真姫「ザ・ワールド!」ハァハァ

絵里「メドローア!」ババババッ

真姫「スターライトブレイカー!」ビッ

絵里「冥道残月破!」ワチャワチャ




キャッキャッ、キャッキャッ



希「楽しそうやね、あの二人」

にこ「必殺技叫びたいだけじゃないあれ……」

おまけ・えりまきの日常3



ガラッ

花陽「あっ、真姫ちゃんおは……」

真姫「……」フラフラ…

花陽「ど、どうしたの真姫ちゃん!? その右手の包帯!」

真姫「……聞かないで花陽。あなたを巻き込みたくないの」

花陽「え?…け、怪我したの?」

真姫「怪我……そうね。世界に発生した一つの『歪(きず)』……そう考えれば怪我ともいえるかもしれないわ」

花陽「?……?」

真姫「これを抑え込んでおけるのは聖痕を持つ一族の中でも私のみ……他の者ではあちら側の存在に呑み込まれてしまう。やれるのは私だけなのよ」

花陽(き、聞かないでって言ったのに自分から話しまくってるよ……)

真姫「……うぐあぁっ!?」

花陽「!? 真姫ちゃん!?」

真姫「あ……ぐっ…右手が疼く……くそっ、こんな時にもお構いなしに来るってわけね……」グググ…

花陽「な、何が!? 何が来ちゃったの真姫ちゃん!?」

真姫「『歪(きず)』の向こう側からやってくる『異邦人(バグ)』……私が抑え込めなければ……世界は……!」ウゥッ…!

花陽「な、何がどうなっちゃうの!? というか真姫ちゃんがどうしちゃったの!?」

真姫「……こんな醜い世界でも、守りたい人達がいる。帰りたい場所がある。私は、諦めない。……正義のヒーローってのは、絶対に諦めちゃダメだもんね」ニッ

花陽(な、何で笑ったの…?)

真姫「花陽、私行くわ。みんなにはあなたから伝えておいて」

花陽「何を伝えればいいのやらさっぱりだよ……」

真姫「私は世界を守る。……帰ってくれた時には、みんなで歌おうって」ニコッ

花陽(その儚げな笑顔はなんなのぉ……?)

真姫「私が生きていればまた会えるわ。……ウェルプレア(『クレイアクロス王国』の言葉で『さようなら、また会いましょう』の意)、花陽」ダッ!
※クレイアクロス王国ー真姫の脳内に存在するry

花陽「うぇ…うぇるぷ…? ま、真姫ちゃーん! ホームルーム始まっちゃうよー!」



━━三年生の教室

絵里「……」

ザワザワ…


にこ「絵里が全身包帯まみれなんだけど…何あれ?」

希「闇の眷族に手を差し伸べようとしたらダークネスエナジーの力が思ったより強力でフラッシュジャッジメントの持つ『光の鉱石』を借りて反撃したんやけど、『裂け目』が広がりすぎてて十分なサンライトゾーンを発揮できずに封印することが精一杯だったんやて」

にこ「……は?」

おまけ・えりまきの日常4



絵里「……こちらKKE。状況は?」

真姫「こちらSTAR。問題はないわ」

絵里「そう……奴らも攻勢に出ずらいようね」

真姫「当然よ。こっちには腕利きのシューターが二人いるんだから」

絵里「そうね。でも過信は禁物よ?」

真姫「分かってるわ。目の前で起こったことのみで状況を判断する、でしょ?」

絵里「後は神様が寝ぼけてないことを祈るのみってね」ジャキ

真姫「もしそうなら叩き起こしてやればいいわ。……二度と目覚めなくなっちゃかもだけど」ジャキ

絵里「! 真姫、奴らが来たわ!」

真姫「…いよいよね。感謝しなさい、天国までの片道切符、ただで配ってやるわ」

絵里「ふふ、奴らは天国まで行けるのかしらね?」

真姫「それ言ったら私達もじゃない?」

絵里「そうかも。ま、私にはそっちの方がお似合いね」

真姫「どうせなら……地獄で撃ち合いしてた方が私達には合ってるわよね。……今よ!」ザザザ

絵里「GO、GO、GO!」ダッ

ササッ、サササッ






穂乃果「ねぇ海未ちゃん、ことりちゃん。真姫ちゃんと絵里ちゃんは何してるの?」

海未「モデルガン片手に電柱の影に隠れながら移動していますね」

ことり(チーズケーキ食べたい……)

おまけ・えりまきの日常5


凛「二人とも、これを見るにゃ」スッ

真姫「急にどうしたのよ凛。私達はこれから闇を祓いに行かなきゃいけないのに」

絵里「カメラ? 俗世に関する映像なんて興味を抱かないわね」

凛「……これはね、二人の日頃の行動・言動を克明に撮影したものなんだ」

絵里「!?」

真姫「ちょ、それ盗撮でしょ!? 咎人には悪魔神から断罪が下るわよ!」

絵里「そうよ! ギルティを犯した者の末路を凛は知っていると言うの!?」

凛「凛と希ちゃんでこっそり撮ったんだ。二人に目を覚まして欲しくて……」

真姫「目を覚ます?……覚醒の刻が来たと言うの!?」

絵里「そんな…まだフォースが足りないというのに……」

真姫「今の状態で覚醒したとしても…エターナルフォームには到底なりきれないわね」

絵里「ええ。よくてグランドフォーム……勝ち目は薄いわ」

凛「…………とにかく見てみて」

真姫「仕方ないわね、どんな状況でも諦めないのがヒーロー……」

絵里「最後には笑って終わりましょうね、真姫」

真姫「もちろんよ、エリー」



━━



絵里「……」

真姫「……」

絵里「……///」プルプル…

真姫「……///」プルプル…


イヤアァァァァァァ!

絵里「恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしいーーー!///」グルグルグルグル

真姫「忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろーーー!///」ガンガンガンガン






凛「こうして人は大人になっていくんだね……」シミジミ

希「よかった…やっと気づいてくれた……」

花陽「真姫ちゃん、不登校とかにならなきゃいいけど……」

にこ「絵里もね」

ことり「だ、大丈夫だよ。私達が暖かい目で見守れば」

希(それ苦痛になるんやないかなぁ……)

穂乃果「何にせよ二人が元に戻ってよかったよかった。ね、海未ちゃん?」

海未「……くくく、闇に呑まれたか虫ケラ共め」

穂乃果「え?」


終わり

書いてる間に受ける精神的ダメージが尋常じゃないのでこれで終わり。

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