P「バレンタインデー楽しみだなー♪…出張だけど」(213)

P「…え?」

高木「なんだい、聞こえなかったのかい?」

高木「明日から、出張を頼みたいんだよ」

P「…あ、明日からですか」

高木「うむ、急で悪いんだがな…先方がどうしても会って打ち合わせしないとって…」

P「あー…あのライブの件ですか」

高木「ああ、すまないが頼むよ」

P「…はい、任せてください!ばっちし決めてきますよ!」

高木「うむ、それでこそプロデューサーだっ!ではよろしく頼むよ!」

<ガチャ

P「………おっほ」

P「明日はバレンタインデーですよ社長…」

P「…出張…どこだっけな…あ、京都か」

P「…しょうがないよね、うん…社会人だもん、急な出張はちかたないね」

P「うん…」

2月13日 朝

春香「はぁ~…まだ寒いね、千早ちゃん」

千早「そうね」

春香「そういえば、明日はバレンタインデーだよ!」

千早「そうね」

春香「これはお菓子といえば春香!な私としては!頑張らないわけにはいかないのですよ!」

千早「そうね」

春香「千早ちゃーん…チョコってプロデューサーさん好きかなぁ?」

千早「そうね」

春香「…千早ちゃんってあんまり胸大きくないよね」

千早「そうね…ん?」

千早「…今とても不愉快な言葉が聞こえた気がしたのだけれども」

春香「なんでもないよ!ほら!千早ちゃん!お菓子作りの本読みながら歩くのやめようよー!」

千早「…気のせいだったかしら…でもそうね、歩きながらはさすがにまずいかしら」

春香「あぶないよ~?本なんか読みながら歩くところんじゃへぶっ!!」ドンガラガッシャーン

千早「…春香には言われたくないわね」

春香「むぅ…、まぁそれはおいといて…何でそんなにお菓子作りの本を熱心に読んでるのかなぁ?」

千早「…興味が沸いたのよ、ふとね」

春香「ふ~ん…それは明日が関係してるのかな?」

千早「そんなことはないわ、アイドルとしてさまざまな知識を得ることは今後の活動において有意義なことだと思うけど」

春香「ほうほう、なるほどなるほど…」

千早「…なにか?」

春香「ちなみに私はプロデューサーさんがビターが好きか、あまーいのが好きか知ってますが…」

千早「教えなさいっ!!春香!!」

春香「………」ニヤニヤ

千早「………」

春香「知りたい?」

千早「いいえ」

春香「ほんと~?」

千早「…………………知りたいです」

春香「素直でよろしい!」

千早「はぁ…そうよ、日ごろの感謝をこめて一つプロデューサーに作ってみようかと思っていたの」

春香「ふふ、料理しない千早ちゃんがお菓子作りだもん、そうだと思った!」

千早「…わかってて聞くのはいぢわると言うものだわっ」

春香「ああごめんごめん!千早ちゃんおこらないで!」

真「は~るか!なに千早いじめてるの?」

春香「あ、真~…おはよう!」

雪歩「おはようございますぅ~」

千早「おはよう、萩原さん」

春香「それがね…千早ちゃんがなんと…」

千早「ああ春香、それは別に人に言いふらすことじゃな」

真「手にチョコレート特集の本持ってるってだけでもうわかったよ」

雪歩「ふふ、千早ちゃんもチョコ、作るんだぁ~」

千早「………ええ、も、ということは萩原さんも?」

雪歩「はぅ!!…は、はい…実は…えへへ」

真「ちぇ!なーんだ…僕だけじゃなかったのか」

春香「そりゃ…みんな乙女ですから!」

雪歩「やっぱりみんなその…送る人は…ぷ…ぷぷ…」

千早「ええ、プロデューサーよ」

真「あーあ…ライバルがどんどん増えていく…」

春香「ってことは真も?」

真「とーぜん!社長にもあげようかなーって思ってるけどね!」

春香「あ、今完全に忘れてた…」

千早「春香って時々酷いわよね」

雪歩「…ど、どうでしょうか…」

春香「そこは否定してよ~!!」

真「でも明日、楽しみだなー!」

同時刻 春香たちと反対方向の道

美希「むむむ…やっぱりここは美希を食べて?作戦しかないと思うの」

響「それをしていいのはマンガの世界だけだぞ…」

貴音「…人と同じ質量のちょこれぃと………」

響「貴音、よだれよだれ」

貴音「失礼」

美希「でもでも、普通のチョコじゃダメなの!どうせほかのみんなもハニーにチョコあげるだろうし…」

響「…じ、自分はどうだろな~!」

貴音「差し上げないのですか?」

美希「はにーにあげないの?」

響「…あ、あげないかもしれないぞ!」

貴音「そうですか…」

美希「ライバルが減ったの!」

貴音「そうですね、ふふ…これで響は脱落と…」

響「ああ嘘嘘!自分もあげるさー!」

美希「な~んだ、やっぱりなの」

貴音「響、嘘はいけませんよ」

響「二人ともにやけながら言わないで欲しいぞ…うう、あげるに決まってるじゃないか…」

美希「わかってて聞いたの!」

貴音「右に同じ」

響「余計性質が悪いぞ!」

美希「あ、あそこに!おーい!」

やよい「あ、みなさんおはよーございまーす!」

真美「おはおは~!」

亜美「おは~!」

響「はいさい!…ってなに持ってるんだ?それ」

やよい「へへ~、チョコレートです!」

亜美「今日仕事終わったらやよいっちのお家にで一緒に作るんだYO!」

真美「明日はバレンタインデーだからね!」

美希「むむむ…またライバルが増えたの…」

亜美「お、ということは…ミキミキも?」

美希「当たり前なの!今美希全身チョコレートでハニーに食べてもらうか悩んでるところなの…」

真美「それを真剣に悩めるミキミキ…さすがだぜ」

貴音「私も、普段はお世話になっている感謝の気持ちをこめて、ちょこれぃとを用意しようかと」

響「じ…自分も…その…お、お世話になってるし?その…なんだ…あげるぞ!」

やよい「うっうー!みんな同じですねー!」

美希「これだけの美少女からチョコもらえるなんて…ハニーは一回その幸せをかみ締めたほうがいいの」

亜美「まったくだよ!これはホワイトデーは100万倍返しですな!」

真美「ですな!中華全席フルコースですよ!」

貴音「まことですか!?それは!?」

響「冗談だぞ貴音、あとよだれ」

貴音「失礼」

美希「でも…本当にどうしようか迷ってきちゃったの…」

同時刻 別の道

小鳥「ふふ、なんだかこの面子が一緒になって歩くのって新鮮ですね?」

律子「そうですか?音無さんを除けばわりと毎日…」

小鳥「ああん!私は普段そういう機会がないんですからぁ!」

あずさ「そうですよ~、ふふ、まぁ私はよく一緒にお店にいきますけど」

伊織「お店って言ったって飲み屋じゃない」

小鳥「そうよ~、早く伊織ちゃんも20歳になって一緒に行きましょ~」

伊織「あんたその歳まで事務員で仲間酒するつもりなわけ?」

小鳥「ぐはっ!今のは心に改心の一撃…」

律子「こら伊織、本当のことはオブラートに包みなさい」

あずさ「律子さん、オブラート、忘れてますよ」

律子「あらこれは失礼」

小鳥「プロダクションの仲間の言葉が辛い…よよよ…」

小鳥「…あ、そういえば明日はバレンタインデーですけど」

律子「唐突ですね」

小鳥「いえ、ほらそこのお店にポップがあったもので…みなさんはどうするんですか?」

あずさ「そうねぇ…事務所のみんなに友チョコをつくろうって思ってますよ~」

律子「私はどうしようかなぁ…特に考えて無かったです」

伊織「わ、私もそうね!今の今まで忘れてたわ!」

小鳥「ほう…伊織ちゃん!あれ!」

伊織「なに?」

小鳥「ほいさ!」

伊織「あ!!」

小鳥「ふふふ…かばんの中に入ってたこれはなにかな?」

伊織「…拾ったのよ」

小鳥「『初心者でも絶対失敗しない!バレンタインデーチョコ!』…ほう」

伊織「………拾ったのよ」

小鳥「伊織ちゃんはしっかりチョコを作ると」

伊織「拾ったって言ってるでしょ!!!」

あずさ「ふふ、やっぱり相手はプロデューサーさんかしら?」

伊織「…事務所のみんなよ」

小鳥「あれ?拾ったって」

伊織「あああもううるさいわね!買ったわよ!作るわよ!なにこれで満足!?」

律子「音無さん、あんまりいじめないでくださいね」

伊織「別にいじめられて無いわよ!!はぁ、このメンバーだと調子狂うわね…」

あずさ「ふふ、ちなみに私も、プロデューサーさんには作るつもりですよ♪」

律子「私は…ゴデ○バあたりを買って来てあげようかな…」

小鳥「え!そんなのだめですよぉ~手作りじゃないと!」

律子「チョコなんてどれも一緒じゃないですか、溶かして固めるだけですし」

小鳥「いえいえ!その工程にラブ!が詰まってるんですよ!ラブ!」

律子「ラブねぇ…」

あずさ「あれ?この前律子さんパソコンでチョコケーキの作り方を検s」

律子「はいあずささーん!迷子にならないように手をつなぎましょうねー!」

小鳥「…ふふ、みんな乙女ですねぇ、もちろん私も作りますよ!乙女ですから!」

伊織「乙女って何歳までなのかしら?」

春香「あ」

美希「あ」

小鳥「あら?」

やよい「うっうー!みなさん勢ぞろいですー!」

真美「みんなの出勤が被るなんて珍しいね!」

あずさ「ほんとうねぇ~、ふふ、なんだかいいことありそう!」

真「亜美、それなに?」

亜美「チョコだよー!明日はほら!」

響「千早もその手に持ってるのは」

千早「…参考書よ」

小鳥「伊織ちゃんと同じものね!」

伊織「な!馬鹿!なんで言うのよ!!」

雪歩「ふふ、みんなやっぱり作るんですねぇ~」

春香「だってバレンタインデーだもん!」

美希「なの!」

響「とりあえず立ち話もなんだし、事務所に入ろうよ!まだまだ外は寒いぞ…」

貴音「そうですね、本番前に体調を崩してはいけませんし」

律子「プロデューサー殿はもう来てるかしら」

<しゅ…だよ…

真美「もう来てるみたいだね!」

美希「さっそく朝のはにーエネルギーを充電するの!はっ」

千早「ちょっと待って、静かに」

春香「どうかしたの?千早ちゃん?」

千早「しっ…静かに…」

<聞こえなかったのかい?明日から、出張を頼みたいんだよ…

真「!?しゅ、しゅっちょモゴモゴ」

雪歩「静かに!真ちゃん!」

<…あ、明日からですか  うむ、急で悪いんだがな…先方がどうしても会って打ち合わせしないとって…

小鳥「こ…これは…」

律子「…もしかして…もしかすると…」

<ではよろしく頼むよ!

亜美「あ!出てくるよ!」

律子「まずいっ!!みんな隠れて!」

貴音「散開ッ!!」

ササッ

高木「ふぅ…彼にはすこし悪いことをしたな…どれ、私の愛の篭ったチョコレートでもプレゼントしようじゃないか」

高木「バレンタインデーキィイッス♪バレンタインデー…」

律子「………」

小鳥「………いきましたね」

春香「…えっと、そのこれって…」

響「出張って言ってたぞ…」

あずさ「あらあら~…ということは…」

美希「はにーは明日居ないの!?」

亜美「うあうあ~!それじゃ計画丸つぶれだよー!」

千早「そうね、でも出張がすぐにとは限らないわ」

律子「そうね、確認しましょう」

<ガチャ

P「ついでに観光でもしてこようかなぁ…お、みんなそろいもそろって、おはよう」

美希「おはようなの!ねぇはにー?はにーって明日…ここにいる?」

P「あ、聞いた?」

律子「ええ…出張だとか」

P「そうなんだよー、急だよな社長も…いやこれは先方か?」

P「明日から京都にちょっと出張だ、いない間よろしくな」

真「ああ、やっぱり…」

春香「うーん…どうしよう…」

P「…なんだか元気ないな、そんなに京都に行きたかったのか?」

亜美「…うん、金閣みたかったね」

真美「清水寺から飛び降りてみたかったよ」

あずさ「思ってるより高く無いわよ?清水の舞台」

P「ま、まぁ…お土産は買ってくるからさ!」

美希「そうじゃないの…明日バレンタインデーだから美希…はにーにチョコあげたかったの…」

P「そ、そうか…それはなんだ…その、ありがとう美希」

美希「ううん、あたりまえなの…でもハニー明日居ないんだよね…」

P「そうだなぁ…帰ってくると深夜近いだろうし、もしかしたら泊りかもしれないし…」

小鳥「新幹線使えば大丈夫じゃないですか?」

P「っていっても打ち合わせ次第ですから…なんとも…たぶん帰ってこれるとは思うんですけど」

<Pipipipipipippipipipip

P「あ、すみません電話…」

P「はい、765プロPです」

<ガチャ

美希「………」

千早「………」

伊織「………」

春香「………作戦会議ー!!」

春香「ど、どうしようみんな」

雪歩「どうしようって言っても…プロデューサーがいないんじゃ…」

小鳥「いえ、きっと打ち合わせはそこまで長くはならないわ、こっちに帰ってくる時間はおそいだろうけど…」

真「うーん、でも明日の日中に手渡しっていうのは…」

律子「無理でしょうね」

やよい「うう…せっかくのバレンタインデーなのに…残念です…」

貴音「中華全席が…」

響「貴音、ちょっとそれは違うと思うぞ」

あずさ「………!」

伊織「なにかひらめいたの?」

あずさ「あ、あの…みんな…その、あげる人はもちろん…プロデューサーよね?」

千早「…ええ、まぁ」

真「へへっ…なんだか恥ずかしいけど…」

あずさ「だったら…みんな事務所にチョコ、置いておいたらどうかしら?」

律子「というと?」

あずさ「その…もし明日、プロデューサーさんが居たとして、一人ひとり渡そうって思っても…時間がないと思うの」

美希「それは…はにーも忙しいし…」

響「自分たちも、バレンタインのイベントに出たりするからなー」

あずさ「もし渡せなかった人がいたら…それは私…嫌かなって思って…」

真美「…正直にいちゃんがいても真美…渡せてたかちょっと自信ないよ…」

亜美「真美ちゃんははずかしがりやですなぁ~!!」

真美「あ、亜美が一番こんかい作ろうって話のときあわててたくせに!」

亜美「それは言わない約束だよぉ~!!」

あずさ「そういう子ももちろんいると思うの」

あずさ「だから、事務所にみんなの作ったチョコをおいておいて…プロデューサーさんが帰ってもらったときに…手にしてもらったらって…」

律子「…なるほど、たしかにそれは公平かもしれませんね」

雪歩「できれば手渡ししたいですけど…それよりも…当日に渡したいですから…私は賛成ですぅ!」

春香「で、でももしプロデューサーさんが帰ってこなかったら…」

あずさ「問題はそこよねぇ…」

小鳥「あ、そこは任せてもらえば大丈夫ですよ!」

あずさ「本当ですか?」

小鳥「ええ…仕事の用件でって連絡すれば大丈夫かなって」

伊織「工夫もへったくれも無いわね」

律子「でも…まじめなあの人には一番かもしれないですね」

春香「…じゃあ、明日各自チョコを持ってきて、机の上あたりに並べて送ってことでいいですか?」

千早「問題ないわ」

真「ってことはいっぺんにみんなのと比べられちゃうのか…ハードル上がったなぁ…」

亜美「これは…勝負の臭いがしますな」

真美「…血のバレンタインデーになりそうですな」

律子「なにが血のバレンタインデーよ」

<ガチャ

P「すまんすまん、明日の打ち合わせの件で電話が…やっぱりいかなきゃだそうだ」

小鳥「そうですか…お疲れ様です」

P「いえいえ」

P「それで、なにか話し合ってたのか?」

春香「い、いえ!なんでも!」

千早「プロデューサー、仕事の時間です」

P「おお、もうそんな時間か…じゃあ送っていくよ」

律子「私たちも行くわよ~」

あずさ「ふふ、じゃあ手筈どうりに~」

伊織「(春香たちと一緒に見られるとは…かなり不味いわね)」

亜美「ではいってくるよ~ん!」

小鳥「はーい、いってらっしゃーい!」

小鳥「(私も…準備をしなきゃ)」

13日 夜

春香「うーん…やっぱり目を引くものじゃないとだめだよねぇ…」

春香「生チョコ…ありきたり?ケーキ?でもみんなのも食べるだろうし…どうしよう」


千早「…なるほど、基本は溶かして固めるだけなのね…!」

千早「恋のおまじない…自分の……なるほど、やってみる価値はありそうね」


美希「むむむ…これは一大事なの…美希が一番になるためには…」

美希「…おにぎりとチョコ…うーん…ちょっとアンチョクすぎるかな?」


真「~♪生クリームはいっ!カラフルシュガーぱらぱら~!」

真「くぅ~!!今僕すっごい女の子してる!!明日が楽しみだなぁ!!」


雪歩「抹茶のチョコ…むずかしそうですぅ……あ、お父さん」

雪歩「へ?それをチョコに…ですか?…わかりましたぁ!入れてみますね!」

亜美「真美~、こんなもんっしょ?」

真美「んー…ちょっと苦くない?」

やよい「プロデューサーってびたーと甘いのどっちが好きなんでしょうか?」

亜美「くそっ!戦いは情報戦だというのに!!」

真美「…う○い棒とかチョコでコーティングしたら美味しいかな?」

やよい「それおもしろそうです!」

亜美「真美、やよいっち、それすでにあるよ…」


響「…はぁ、自分なにやってるんだろう…夜に一生懸命チョコ作ったりして…」

響「…喜んでもらえると嬉しいなぁ…な!ハム蔵!…って食べちゃだめだってばぁ!!」


貴音「………なるほど、明治のちょこというものは…なかなか味わい深く…」

貴音「では次はご○ぃばぁとやらのちょこを…はむ…これもにゃかにゃか…」


あずさ「ふふ、やっぱりほかの子と違うアピールポイントをつけないといけないわよねぇ…」

あずさ「…あ、これいいわねぇ…うふふ、ほかの子にはできないわね、これは」

伊織「…?これでいいのかしら…?案外簡単ね…」

伊織「…どのくらいで固まるのかしら…ちょっと触って…っ!!あっつ!!ってあっ!!」ガシャーン


律子「………よし、これでよし」

律子「…あとはこれで…成型するだけね………」カリカリカリカリ


小鳥「(ふふふ、これには驚かざるを得ないわねプロデューサーさん)」

小鳥「(プロデューサーさんのハートは私がバキューンと打ち抜くわ!!)」

小鳥「(見てなさい…主に伊織ちゃん…からかってくれた礼に目に物見せてあげるわ!!)」





P「よいしょ、さて…これで荷造りは終わりっと」

P「っても簡単な着替えくらいしかないけど…はぁ…」

P「バレンタインデーか…」

P「バレンタインデー楽しみだなー♪…出張だけど」

P「…寝よう、明日も早いし」

14日 午後6時

律子「ふぅ…お疲れさまみんな」

春香「お疲れさまです!」

美希「それで、チョコはどうするの?」

小鳥「机に綺麗なクロスをかけたわ、そこに並べておいておきましょう」

真「だれが誰のかわかるように付箋でも貼っておきます?」

亜美「あ!だったら張らないでおこうよ!そっちのほうが面白そーじゃん!」

真美「にいちゃんが一体誰が作ったか果たしてわかるのか…見ものですな」

あずさ「あ、それ面白そうね♪」

律子「じゃあ名前は書かないでおきましょう、じゃあほらみんなだしなさーい」

千早「…美味しいといいのだけれども…」

春香「天海春香、懇親の1作…」

美希「はい、これ美希のなの」

亜美「亜美たちは合作だからね」

真美「うんうん」

小鳥「あ、そうそう…実は今日泊れる子、居る?」

律子「泊る?」

小鳥「実はちょちょいと準備して会議室に寝袋とか用意してみました!」

小鳥「あとライブカメラとか…プロデューサーが食べてる姿を隠れてみようかなって」

伊織「悪趣味ね~…にひひ、でもおもしろそうじゃない!私は乗ったわ!」

響「なら自分も家族にご飯作ってからすぐ戻ってくるぞ!」

千早「私は一人暮らしですし、泊らせていただこうかと」

小鳥「じゃあ、泊る子はいろいろ準備してここに集合ね!」

\はーい!/

小鳥「(…これは、おもしろいことになりそうだわっ!)」

14日 夜11時

<ガチャ

P「ふぅ…お疲れ様ですっと…さすがに誰もいないか」

P「音無さんがなるべく早く見て欲しい書類って言ってたけど…あ、これか…」

P「あー…今度のライブの会計か…うーん…これは俺だけじゃなく社長もだな…」

P「でも、俺のほうで先に確認だけでも…お?」

P「机の上になにかあるな…!?これは!」

プロデューサーさん!ハッピーバレンタイン!チョコです!

P「…あいつら…グスッ」

P「へっ…バレンタインデー…最高だな!」

P「…よし、ここで食べよう…なんだかもう嬉しくて…ふふ、待ってられないな」

P「でもこれだれが誰のなんだろう…」

同時刻 会議室

小鳥「…よし、うまく食いついたみたいね」

律子「…結局全員いるのね」

春香「だって気になりますから!」

美希「ハニーなら美希のだってわかってくれるって信じてるの!」

雪歩「みんなしーだよ!しーっ!」

小鳥「大丈夫よ、今日のために午前中業者さんに頼んで防音処理してもらったから」

伊織「…あんた、たまに病的なほど衝動的になるわよね」

響「でもそのおかげでこうやってこそこそ見れるわけだし…感謝さー」

やよい「それに!なんだかお泊りってたのしいですね!」

真「うんうん!なんだか合宿みたい!」

小鳥「あ、プロデューサーさんが手に取ったわよ!」

あずさ「まずは誰のかしら…」

P「じゃあまずこのピンクの箱に入ってる奴から…」パカッ

P「うわぁ…すごいなこれ、ちいさなカップケーキ?っていうのかな」

P「チョコケーキの上に生クリームがこれでもかと…その上にはカラフルな…これ砂糖だっけ?が散らばってるし…」

P「…春香かな?それとも…うーん、真か?」


真「よし!わかってくれた!」

春香「あ、真だったんだあれ」

小鳥「すっごいなんだか…楽しそうなチョコケーキね」

真「えへへ…いや、作ってたらなんだかテンション上がっちゃって…」


P「じゃあ、いただきます…」

P「…甘い、ってか中にも生クリームかこれ」

P「かぶりついた先からクリームがこぼれて…ちょっと食いにくいな、はは」

P「でも、うん…普通においしい、だれだろう…春香…はもっと凝ったの作ってきそうだし…」

P「…やっぱり真かな…この女の子女の子してる感じのカップケーキ…ごちそうさまでした」

P「ホワイトデーも考えないとな」

真「へへっ…なんだか嬉しいなぁ!!」

春香「でもやっぱり人が見て無いって思ってるから不満は出るね…」

千早「そうね、今回は食べにくいってだけだったけど…」

響「もし美味しくないって言われたら…立ち直れないぞ」

伊織「い、嫌なこと言わないでよ…怖くて味見できなかったんだから…」

あずさ「ふふ、大丈夫よ~プロデューサーさんなら、そんなこと言わないわ~」

律子「いえ…でも男の人の本音ってのも怖いモンですから…」

亜美「あら?りっちゃんそういう経験がおあり?」

律子「…無いわよ、悪かったわね」

小鳥「ふふ、あ、次のとりましたよ!」

P「じゃあこの黒いラッピングがされてるやつで…」

P「…普通に四角のチョコだな、一口大だし…誰のだろう?」

P「とりあえず、いただきます」パクッ

P「…ふむふむ…味はちょっと苦めで…結構好みかも…ん?」

P「なにか口に………あ、髪の毛」


千早「…」グッ

春香「え、あれ千早ちゃんの?」

千早「そうだけど、なにか?」

春香「い、いや…なにかって言われても…」

亜美「千早おねーちゃん髪長いし、入っちゃったのかな?」

響「あー、それ自分もなったぞー、バンダナつけてなんとかしたさー」

千早「ちゃんと粉になってなかったかしら…」

雪歩「へ?」

千早「いえ、なんでもないわ」

P「女の子が作ってるとしょうがないしな…うん」

P「どれもう一つ……うん?美味しいんだけど…なんだか不思議な食感っていうか…」

P「…粉?いや繊維?見たいなのが混じってるような…ココアパウダーってやつかな?」

P「ちょっと歯ざわりが気になるけど…うん、特に問題ないな、ご馳走様でした」


千早「…よかった、ほかのは大丈夫だったようね」

真「なに入れたの千早?」

春香「粉っぽい?…うーん…パウダーとかならわかると思うし…砂糖がだまになってたのかなぁ?」

伊織「…あ、もしかしてあんたあれやったの?」

響「あれって?」

伊織「本のおまじないの欄に…その、自分の髪の毛を入れると…い、いろいろ叶うって…」

千早「…どうかしら」

伊織「ほ、本には…すり鉢とかですって粉にして混ぜるといいとか書いてあったけど…まさか」

千早「ふふ、そんなことするわけないでしょう?」

伊織「そ、そうよね…」

千早「ただ荒い砂糖を使ったから残ってしまったのね、失敗したわ」

春香「あ、あはは…そ、そうなんだ…」

千早「ええ、今度作るときがあったら気をつけるわね」

真「う、うん…それがいいよ…」

千早「やっぱり下のあれは固かったのかしら…」

あずさ「!?」

千早「ふふ、なんでもないですよ」

小鳥「(…プロデューサーさんごめんなさい、おもしろいことどころじゃなくなりそうです)」

やよい「なんのことを言ってるかよくわからないです…」

亜美「いいんだよ、知らなくて…やよいっちはそのままで居て」

真美「うん…なんていうか、執念だよね」

千早「ふふ、でもこれで…うふふふふふ」

小鳥「つ、次のを取ったわ!み、見ましょう!ね!」

P「たぶんさっきのは千早かなぁ…髪の毛長かったし…シンプルさが千早っぽい」

P「さてさて…次はどれに…お、これは…誰だかすぐわかったぞ!」

P「サーターアンダギーだよな、チョコがかかってるけど…ドーナッツみたいだなこれ」


響「えへへ…やっぱり自分はこれかなって!」

春香「響らしいねぇ~!すっごいいいと思う!」

亜美「ってか亜美たちにもあれ頂戴よー!」

真美「うんうん!普通に食べたいよね!」

響「そ、そうか?ならまだ材料ならあるからもってくるぞ!」


P「ではいただきます…ハムッ…うん、美味しいなぁ!」

P「チョコにすごく生地があってて…うん、お店でだせそうなくらいだ」

P「チョコが結構甘めで…単品ならきついかもしれないけど」

P「サーターアンダギーとあわせることで上手く調整してるんだなこれ…」

P「うん、料理ができる子ならではっていうか…うまいなこれ…」

響「プロデューサー、たぶん出張で疲れてると思ったから…チョコは甘めにしてみたんだぞ!」

真「うう…なんだか自分を出してる感じでいいなぁ…これは負けたかも…」

雪歩「ミ○ドのドーナッツとおんなじ感覚で食べれるのもいいですぅ」

やよい「一口サイズってのも食べやすくていいですね!」

貴音「響、私の分はあるのでしょうか」

響「こんなに大絶賛だとは思わなかったぞ…こ、こんどはみんなに作ってくるね!」

真美「いぇい!」

小鳥「料理ができる子っていいわねぇ…」

あずさ「ですねぇ~ふふ、これは負けてられないわぁ~」

美希「ふぬぬぬぬ…思わぬ伏兵なの…響ならなにかやらかしてくれると思ってたの…」

響「自分、ギャグ要員じゃないぞ?」

春香「え?」

響「なんだか春香にそれは言われたくなかったさー」

小鳥「まぁまぁ、ほら次よ次」

P「…このでかいの行って見るか」

P「2段のホールケーキ並みにあるよなこれ…なに入ってるんだ」

P「…oh…いや、2段ケーキなんだけど…なんだかいろいろ飛び出てる…全部コーティングされてるからよくわからないけど」

P「包丁で半分に切ってみるか」


亜美「お、亜美たちの特製ケーキ来た来た!」

やよい「1段目は私が作りましたー!」

真美「真美たちが2段目と飾りつけでいろいろくっつけたよ!」

春香「なんか…ケーキからパイプとか生えてるみたい」

雪歩「…ハ○ルの動く城?」

真「ああ、それっぽい」

亜美「んっふっふ~…なにが出るかはお楽しみ!」

真美「んま、不味くはないっしょー!美味しいものしか入れて無いし!」

やよい「…でも、本当にあれでよかったんでしょうか?」

律子「なにいれたのあんたたち…」

P「半分に切ってみてわかったことがある」

P「まず1段目…スポンジとスポンジの間になんでもやし炒め挟んであるの…」

P「これやよいだ…でたぶん亜美と真美あたりで一緒に作ったんだろうなぁ…」

P「飴とかガムとかう○い棒とか…チョココーティングされてる…」

P「…食べるか、せっかく切ったんだし」

P「1段目、いただきます………やよいぃ…チョコともやしはだめだぁ…」

P「やよい家特製ソースのもやし炒めもチョコには勝てなかったよ…」

P「…なんでもやし炒めいれたんだろうなぁ…」


春香「なんで!?」

真美「え?やよいっちって言ったらもやしっしょー!」

亜美「うんうん、あのもやし炒めはバリウマだからね」

やよい「3人でお泊りしたときもやし祭りしたんですー!」

千早「…高槻さんは悪く無いわ」

律子「組み合わせを考えなさいよあんたたち」

亜美「あ、やっぱりだめだった?」

P「2段目は…うん、あいつら説教だな」

P「う○い棒は…なんで明太子なんかね…案外いけなくもないけど」

P「飴も…ケーキに入れるもんじゃないし…ソースカツかこれ?」

P「ハムッ…うん、あとで食べよう、あとで」

P「…亜美、真美、説教決定」


亜美「えぇ~!?」

真美「おかしいよぉ!!」

律子「別段おかしく無いわね」

小鳥「ええ…あの、味見した?」

亜美「え?するわけないじゃん!」

真美「だよね…だって一目でだめって」

律子「わかってるんだったらするんじゃないっ!」

小鳥「…スタッフが後で美味しくいただくわ」

P「…次いこう、なんだろう…テンションが下がった…」

P「この白い箱のいこうかな、真っ白で綺麗な箱だなぁ…」

P「なんとなくイメージは雪歩、中身は…ホワイトチョコか」

P「…臭いも特に普通、一口サイズで4つ入ってるな…うん、では一ついただきます」

P「………おお、これはうま…ん?うん…美味しいけどなんだろう…」

P「薬臭さというか…口に入れて初めてわかるなにかこう…形容しがたい感じというか…」

P「ああ、中は抹茶なんだ…それでか?いやでも…」

P「なんだろう?もう一つ食べてみよう」


真「あれ雪歩だよね?」

雪歩「うん、抹茶のチョコをホワイトチョコでコーティングしてみたの!」

小鳥「おしゃれね~」

雪歩「あと…お父さんがこれを入れるといいって…」

亜美「これ?」

雪歩「うん…この粉なんだけど…なにかな?」

P「なんだろう…体があつくなってきた…」

P「…正直ムラムラする、チョコ食べたからかな?」

P「………いかんいかん、ここは事務所、俺プロデューサー」

P「こんなところで粗相をしたらいけません、いけません」

P「チョコでも食べて気を紛らわせよう、たぶん雪歩だけど、ありがとう」

P「抹茶って好きなだよな」


小鳥「…ね、ねぇ雪歩ちゃん、味見は…した?」

雪歩「い、いえ…お父さんに絶対に味見はするなって…怖い顔で」

真「そ…そっか…あ、あはははは…なんでだろうねー!」

律子「な、なんだかすっごくプロデューサー殿が…その、身悶えてるんですけど」

雪歩「そんなに美味しくできてたかな…えへへ、うれしいですぅ!」

亜美「たぶん違うよね」

伊織「言わないほうがいいわ、知らなくていいことって世の中にあるのよ」

P「んふ…ほー…ふぅー…なんだろうこれ…俺のなかの野獣が目覚めそうな気がする」

P「…トイレに行こう、トイレ、うんちょっとおトイレ」


小鳥「…さすがにトイレには仕掛けてないなぁ…カメラ」

伊織「仕掛けてたらさすがに引くわ」

雪歩「…結局なんなんでしょうこれ」

春香「私ちょっとそれほしいなーって!」

千早「わ!私も!」

律子「はいだめ、没収です」

真「あ、あはは…雪歩のお父さんはなんだろう…娘思いだね」

雪歩「えへへ…」

小鳥「(娘想いなのかしら…?)」


P「ふぅ…我ながら信じられない量がでた、うん」

P「…次のを食べよう、あと一つ残ってるけど食べたら危ない気がするし」

P「…じゃあこの…いやこれ美希だよね、うん」

P「箱にはにーへ(はぁとって書いてあるし」

P「これも一口サイズ、やっぱこのくらいが食べやすくていいのかな?」

P「では…実食っ!」

P「おー…イチゴのジャムが中に入ってる、うまいなこれ」


美希「やったの!」

春香「定番だけど、やっぱり美味しいよね」

美希「最初はおにぎりをチョコで包もうと思ったんだけど…お姉ちゃんに止められたの、残念」

伊織「いや、あんたはすばらしい家族を持ってると思うわ」

美希「そう?あは☆」

やよい「家族を褒められるとうれしいですよね!」

美希「なの!」

響「いや、言われる前にその組み合わせはだめだって気づこうよ!」

P「ふむふむ…美希にしては普通というか…正直おにぎりとチョコが合わさったものがでてくると思ったから」

P「意外だ…明日は美希にやさしくしよう、うん」

P「これなら全部たべちゃってもいいかな~ん!?」

P「…おコメがチョコで包まれてる…」


美希「でもやっぱり譲れなかったの」

真「なんでかなぁ~…」

亜美「ちかたないね」

真美「うんちかたない」

伊織「あんたらはちかたなく…仕方が無くないわよ」

春香「あ、あはは…765プロの味覚がちょっと不安になってきたよ…」

響「自分もだぞ…」

千早「そう?好きなものを掛け合わせる気持ちはわからなくないわ」

あずさ「それとこれとは別な気が…」

小鳥「まぁ…食べれないものじゃないからよしとしましょう」

P「…明日美希には厳しくしよう、うん」

P「さて…あと残るは5個だけど…春香と、貴音と、あずささんと伊織、それに律子と…音無さん?あれ?」

P「1個足りないな………そうだよな!なにも全員がくれるってわけじゃないし!うん!」

P「うん…じゃあ次食べよう」

P「さっきから気になってたこれ」

P「…どう見ても板チョコです」

P「銀紙に包まれた板チョコがそこに」

P「…え?これ市販品買って来てみましたみたいなことか」

P「…いや、もらえるならなんでもいいけど…その、ねぇ?」


小鳥「え?まさか市販品の人が?」

律子「あ、あれ私です」

春香「えー!律子さん?意外…」

律子「あれ、市販品じゃないわよ?」

響「どういうことだ?どう見てもただの板チョコなんだけど…」

P「…とにかく食べてみるか…!?」

P「なにこれすんごい美味しい!?まろやかな甘さのなかにさわやかなミントの風味があって美味い!」

P「こんな板チョコあったのか…最近の市販品ばかにできないな…これならたしかにそのままのほうがいいかもしれない」

P「…これだれだろう?伊織か?こんなチョコ知ってるなんて」


小鳥「どういうことですか?」

律子「普通に好きな味のチョコを買って来て、溶かしてつくりましたよ?」

真「え?でも見た目は板チョコで…はっ!?」

真美「まさかりっちゃん…」

律子「ええ、掘ったわ」

雪歩「掘ったって…」

律子「もとのチョコは丸いやつだけど、それを溶かして固めて、よく見る板チョコのようにナイフとかつかって」

伊織「な、なんて無駄な努力…」

律子「そう?これはこれでおもしろいかなって思ったんだけど…」

美希「発想が斜め上過ぎるの」

小鳥「ってか精巧すぎて作ったってわかってもらえませんよあれ」

P「おいしいけど…やっぱり手作りがよかったなーって」

P「…贅沢言い過ぎか、味は本当に美味しいんだけどなぁ…」


小鳥「ほら」

律子「すこし奇を狙いすぎましたね」

あずさ「これ奇を狙ったっていうのかしら?」

響「よくわかんないぞ…」


P「…うーん…伊織かなぁ…俺あんまり好かれてないのかな…ショックだ」


伊織「ちょっと!なんだか私があれを用意したみたいになってるじゃない!!」

律子「あ、あははー、ごめん」

伊織「ごごごごめんじゃないわよ!私がいったいどれだけ苦労して!」

小鳥「はいはーいおちついて落ち着いて、ね?」

春香「そうだよ~、明日ネタを話せばいいんだしさ!ね?」

伊織「…なんだか腑に落ちないけどいいわ、今は引いてあげる」

P「なんだか悲しくなってきたからチョコ食べよう…これにしよう」

P「…やけに高級そうな箱だなこれ…あれ?もしかしてこれが伊織か?」

P「いやでも…さっきのはじゃあだれなんだって話に…いいや、食べてみよう」

P「…うへ、苦い」


伊織「って言ってる間に次は私のね」

小鳥「ふふ、気がついてくれるといいわね」

伊織「ほんとよ………って苦いってなによ!!」

春香「そんなに苦いビターチョコ使ったの?」

伊織「むしろあまあまの奴を使ったはずなんだけど…あ、あれかしら」

春香「あれ?」

伊織「その…チョコを小さなフライパンで溶かして…ワインを足してみたり…しなかったり…」

真「もしかして…焦がした?」

伊織「…かも」

P「これビターじゃなくて…こげ?かな」

P「なんだかブドウっぽい臭いはするんだけど…味がどうもこげが…」


伊織「………っ」

亜美「いおりん、大丈夫?」

伊織「泣いて無いわよ!?」

響「だれも泣いてるかどうかなんか聞いて無いぞ…」

伊織「ちょっと工夫をしてみようとしただけじゃない!!風味付けよ風味付け!!」

伊織「最初は普通に溶かして固めただけだったんだけど…ちょっと失敗して作り直すことになって…」

伊織「だ、だったら…ちょっとくらい…目立つように…気に入ってもらえるように…なにかしたかっただけ…じゃない…」

伊織「なによ…苦いって……そうかもって思ったわよ……なによ………グスッ」

やよい「伊織ちゃん…」


P「でもなんだろう、嬉しいなぁ…」

P「たぶんなにかやろうと頑張ってくれたんだろうな…そりゃ焦げ付いてるけど」

P「ハムッ…うん、やっぱり苦いや!あはは!でも嬉しいなぁ!」

P「なんだか気持ちがあったかくなるチョコだったなぁ…全部食べちゃったし」

P「なんでだろう、もう少し食べたかったな…苦かったけど、くくっ誰が作ってくれたんだろう!」


やよい「…よかったね!伊織ちゃん!」

伊織「…ひ、一言余計なのよあの馬鹿…それに苦かったなら捨てなさいよ…そんなの食べないで…」

伊織「……にひひ♪」

小鳥「やっぱり大切なのは気持ちですね」

あずさ「うふふ…失敗しちゃっても成功だなんて…ちょっと妬けちゃいますね」

律子「…私のも気持ちはこもってたんだけどなぁ…」

真「わ、わかってくれるよ!うん…きっと…」


P「あと残るのは…3つか…どれから食べようかな」

P「…じゃあ、このなんだかいいにおいがする箱からいこう」

P「…あ、これ音無さんかあずささんのどっちかだな」

P「たぶん…パクッ……あー、やっぱり、お酒が入ってる」

P「日本酒?かな…これの匂いだったんだ」

P「なんていうんだっけ、ボンボン?よくわからないけどお酒とチョコってあうんだなぁ…」


小鳥「考えましたね」

あずさ「ええ、やっぱり成人してる私だからできることで♪」

律子「ウィスキーボンボンみたいなやつですか?」

あずさ「そうそう!そんな感じです、結構チョコと合うお酒も多いんですよ?」

小鳥「あれ私も食べてみたいなぁ…」

あずさ「あ、今あまりがすこし…」

律子「はい、それは後で、二人によっぱられたら対処できませんから」


P「日本酒とワインか…美味しいなぁ…」

P「こんなの自分で作れるんだな、すごい」

P「…ちょっと体あったかくなってきた、さっきのとはぜんぜん違うあったまり方だけど」

P「…これは味がわからなくなるとまずいな、この辺で控えておこう」

P「たぶん…あずささんかなぁ…ごちそうさまでした」


あずさ「ふふ、お粗末さまでした」

小鳥「なんだろう、このちょっと落ち着いた余裕」

律子「大人のバレンタインって感じですよね」

雪歩「参考になりますぅ…」

伊織「アンタはあんまり人を参考にしないほうがいいとおもうけど…」

千早「なるほど…お酒で酔わせてから…ありね」

響「なしだぞ」

亜美「なしだね」


P「…あと残るは二つか…」

P「でもあと残ってる人は3人、春香と貴音と音無さん…うーんだれだろう」

P「…食べてみればわかるか」

P「さて、残ってる二つのチョコだけど…一つはかわいいリボンが付いた箱」

P「もう一つは…」

P「チ○ルチョコ…だよね」

P「しかも一個、まんま…え?」


響「…貴音?」

貴音「なんでしょう響?」

響「なんであさっての方向を向いてるのさ、ちょっと目と目を合わせて話したいことがあるぞ」

貴音「申し訳ありません、寝違えてしまってそちらを向けないのです」

響「………貴音、材料食べつくしたな」

貴音「はてさてなんのことやら…」


P「…チ○ルチョコ…美味しい…うん、美味しい」

貴音「響、私を侮ってもらっては困ります」

貴音「その証拠に」


P「ん?包装になにか書いてある…冷蔵庫の一番上?」

P「冷蔵庫になにかあるのかな」

<ガチャ

P「…インスタントラーメンが冷やされてる」

P「あ、付箋」


     ちょこれぃと、美味しゅうございました
                             四条貴音


P「………食べちゃったかー」

響「え?」

貴音「…ちょこれぃとの代わりに…私の秘蔵の…らぁめんを………くっ」

小鳥「いやなんというか…貴音ちゃんらしいわよ?」

律子「…気持ちはわからなくはないけどね、深夜に食べるお菓子って妙に美味しいから」

貴音「そうなのです!まずはちょこれぃとの味を知り、どのような工夫を凝らそうか考えようと…」

貴音「気がつけば周りには外装と包み紙ばかり…」

貴音「まこと…不思議なことでした…面妖な」

響「それは面妖でもなんでもないぞ…」

貴音「手に残るは銅銀貨が二枚…私は気持ちを落ち着かせながら、深夜のこんびにへ走ったのです…」

律子「それでチ○ルチョコを買ったと…」

貴音「ふふっ、これもまた一興…」


P「…うん、まぁいいや。このラーメンを貴音の前でおいしそうに食べるから」

P「さてあと残るは一つ…このリボンの箱…」

P「春香だろうなぁ…どれ、失礼して…」

P「…おお、これあれか、トリュフチョコってやつだよな、美味そう」

P「パクッ………うん、美味い!中が生チョコになってる!」


春香「ふっふー!」

千早「春香、ドヤ顔やめて、なんだか無性に心がざわつくわ」

春香「お菓子と言ったらこの私!天海春香!天海春香ですよ!」

小鳥「ここは本領発揮ってところね」

春香「もちろん!私のアイデンティティの問題ですから!」

伊織「そんな大げさな話じゃ」

春香「大げさな話なの!なの!」

美希「美希の口癖とらないで欲しいの…」

春香「ふふふ…あれには本当に神経を使って作りましたからね…さぞ美味しいでしょう!」

P「美味いなぁ…普通に美味い」

P「お店のチョコみたいだ、こんなの作れるんだな春香、さすがお菓子作りが趣味なだけある」


春香「そうでしょう!そうでしょう!もっと褒めてくれてもいいんですよ!」


P「…うん、美味しかった。ご馳走様でした」


春香「…え?それだけ?」

小鳥「もしかしてあれかしら、美味しくできてたのはいいんだけど…」

亜美「はるるんのお菓子が美味しいのってぶっちゃけ…あたりまえ?」

真「それに…お店みたいに完成された味って事は…」

律子「今までのへんな奴よりは…普通よね」

響「つまり、すっごく美味しいんだけどコメントに困る?」

真美「かな?」

春香「な、なんですとーー!!」


P「うー、さすが春香、美味しかった。こんどなにかお礼でもしよう」

P「机の上にあったのは全部たべたけど…大体作った人がわかったな」

P「結局わからなかったのはこのミントの板チョコだけど…残ってる人が律子か音無さんだから…」

P「…律子かな、うん」

P「そっか…あんまりいいようには思われてなかったのか…ショック、だいぶショック」


律子「」

小鳥「律子さん!?しっかりして!」

あずさ「そ、そうよ!むしろこれをばらしたときに笑い話に!」

律子「あ…あはは…あの私の2時間は…一体…」

雪歩「(2時間もかけて板チョコ作ってたんだ…)」


P「…ってことはあれか、音無さんからはもらえなかったってことか…」

P「そっちのほうがショックだ…嫌われてるのかな、俺」

<うっうー!ゆーがったーめーる!です!うっうー!ゆーがったーめーる!です!

P「お、メールだ…」

P「音無さんから?なになに…プロデューサーさんへのチョコレート、私のロッカーに入ってます、取ってください」

P「…は、なんだ…出し忘れただけか、びっくりしたー嫌われてるのかとおもったよ」

P「どれどれ…どんなチョコが待っているのかな!?」


小鳥「ふふふふ」

律子「ちょっとずるくないですか?それ」

小鳥「(すべてはこのときのための布石!!いわば捨石!!)」

小鳥「(そう、私のチョコの前座なのよ…くくく…音無小鳥特製の悩殺チョコでプロデューサーを狙い撃ちよ!!)」

小鳥「うふふふふふふふふふふ」

響「な、なんだかこわいぞぴよこ…」


P「さって、なにがでてくるかな?失礼しまーす」

<ガチャ

P「」

小鳥「そう!それは圧倒的質量!!質感!!」

小鳥「男の人を悩殺するならやっぱりこれよ!!」

小鳥「昨日私は夜帰ってから仕事の関係で手に入れたコネでまず自分の型を取ったわ!」

小鳥「全身!全身を包んでもらって!しかも本当なら水着をきるんだけど全裸!全裸よ!」

小鳥「そしてできあがった型にチョコを流し込み…壊さないように完成品をロッカーに…」

小鳥「しかも細工を入れて…ふふふ」

小鳥「そうそれは!!」


P「音無さんが…チョコになってる…」

P「…いやちがう!お、音無さんの…等身大チョコだ!?」

P「え…なにこれ…」

P「しかも…そのなんだか…妙にリアルというか…エロい」

P「む…胸とか…晒したまんまじゃないか!!」

P「しかも…ち…ち…くび的なものがその…はっきりわかるっていうか…うん」

<うっうー!ゆーがったーめーる!です!うっうー!ゆーがったーめーる!です!

P「うおっ!!なんだ!!…メールか…音無さんからだ」

P「かじってみてください?」

P「…どこを?」

<うっうー!ゆーがったーめーる!です!うっうー!ゆーがったーめーる!です!

P「うおおおっ!!」

P「はぁ…はぁ…どこからか見られてるのか俺は!?…内容は…」

P「…『ち・く・び♪いやんっ!』」

P「じゃないよ音無さん!!!!」

P「なにしてるのあの人!!!」

P「…か、かじりはしないけど…そのなんだ」

P「と、取ってみるか、うん、気になるし」

P「…ってかほんとなんでこうリアルなんだか…えーっと…このへん…つ、つかんじゃった…」

P「…せーのでいくぞ…うん、せーのだ…………せーの!!」ポキッ

ピュー

P「………牛乳出てきた」


小鳥「ふふふ!私の豊満な胸のなかに牛乳をしこんでおいたのさっ!!」

小鳥「チョコレートにはやっぱり牛乳だよね!」

小鳥「ねぇみんな!」

「「「「「………」」」」」

小鳥「…あれ?なんでみんなそんな目なの?」

小鳥「…もしかして、今私ドン引きされてる?」

伊織「………なんていうか、私その…こういうときどう言葉にしていいかわからないのだけれども…や、やよい…」

やよい「え…えっと…その……ど、ドン引きです…」

P「…これ、どうしよう」ピュー

P「と、とりあえず付け直して…あっ!」

グシャァァ

小鳥「あああああああああああああああああああ!!」

P「え!?音無さん!?いるんですか!?」

P「か、会議室!?ここか!」

<ガチャ!

P「…お、お前たち…なにをしてるんだ」

真「こ、こんばんはプロデューサー…」

律子「その…なんていいますか、あはは…」

春香「わ…わっほい!チョコどうでした!?おいしかった以外の感想をお願いします!!」

小鳥「ああ…私の分身が…」

伊織「まぁ部屋の中においてたらそりゃね…」

P「…いいからお前らでてこい」

P「………」

小鳥「いやぁ…そのバレンタ」

P「正座」

小鳥「はい…」

P「それで…なんでこんな時間にみんなこんなところに居るんだ?」

春香「い、いえ!最初はチョコを机の上においておくだけって話だったんですけど…」

響「ぴ!ピヨこがプロデューサーを覗いてみようって!」

小鳥「響ちゃん!?」

P「正座!!」

小鳥「はいぃ!!」

あずさ「あ、あのあたりに…カメラとか…」

P「…うわ本当だ、まったく気がつかなかった」

小鳥「ふふんっ!素人に見つかるようなまねはしませんよ!」

P「………」

小鳥「正座してますはい」

P「はぁ…気持ちは嬉しいけどこんな深夜まで事務所にいるのは感心しないな」

P「それに明日でもよかったじゃないか、手渡しで渡してくれれば…」

美希「だって…はにーにチョコあげたかったんだもん…」

千早「はい、当日のうちに…できればと」

P「…いや、俺も欲しがってたし…その点は…強くいえないか…」

小鳥「じゃ、じゃあ!」

P「それでも!なんて下品なもの作るんですかあんたは!!」

小鳥「げ…下品って失礼な…もはや芸術だと思いますけど!?」

P「芸術は…そのむ…むねから…」

小鳥「んん?胸からなんですって?胸から?」

P「む…胸からぎゅ…」

小鳥「ぎゅう?ぎゅうなんですか?」

律子「調子に乗らない」チョップ

小鳥「あいたっ!」

律子「すみませんプロデューサー殿、私が止めるべきでした…一緒になって楽しんじゃって…」

P「いや…まぁなんだ、その…俺もまったく気が付かなかったし…」

律子「ち・な・み・に!私のチョコ…どれかわかります?」

P「え?そりゃこの…板チョコじゃないのか?」

律子「ええ、あたりです。ちなみにそれ手作りですから」

P「えぇ!?手作り!?どう見たって市販の板チョコじゃ」

律子「こーれ!」

P「はぐっ!な、なに口にいれ…あ、同じ味のチョコ」

律子「元のチョコです、丸いでしょう?」

P「あ…ああ…ってことはもしかして?」

律子「…そうです、溶かしてあえて板チョコを作ったんですよ、わるかったですね、し・は・ん・ひ・ん・で!」

P「い…いや…その…」

律子「ふんっだ!」

P「…えっと…う、嬉しい、すごく…嬉しいよ律子、きっと時間もかかってるんだよな?ためにわざわざ…」

P「…チョコレートありがとう、律子。とっても美味しかったよ」

律子「…ちょちょちょチョコの味はしし市販品ですからはずれなんてないですからね!!あたりまえですよ!!」

亜美「おやおや~、なにやらいいふいんきですなぁ!!」

真美「兄ちゃん!これ!」

P「真美?これって…」

真美「みんなが個別に作ってるのに真美たちが合作だけなんて…ね?」

亜美「そうそう!ほらこれ亜美からだよ!」

P「お、おう…悪いな、あとで大切に食べさせてもら」

やよい「ぷ!プロデューサー!」

P「な、なんだやよい?」

やよい「そ…その…わ!私もチョコ作りました!もらってくださいっ!!」バッ

やよい「だ…だめですか?」

P「…だめなわけないさ!いただきます」

やよい「うっうー!ちゃーんと味わって食べてくださいね?」

亜美「あー!亜美のもだよ!」

真美「真美のも!!!」

P「わかったわかった!…ありがとうみんな、チョコ、本当に嬉しいよ」

春香「ち~な~み~に~、誰のが一番嬉しかったですか?」

P「えぇ!?」

響「じ…自分の…どうだったかな…」

千早「おまじないが利いているのであれば今この瞬間降り注いでっ!!」

あずさ「ふふ、直感で答えてくださいねぇ~」

雪歩「あの粉…どうだったんだろう…?」

真「うう…最初だったから印象薄いかも」

真美「実はまみたちの巨大ケーキでしょ!」

亜美「んっふっふ~…2段ケーキの魅力だね!」

伊織「…どうせ私のは苦いですよー、ふんだ…」

P「い、いや…みんなのチョコがどれもよかったけど」

律子「そういうのじゃなくて!」

美希「あえて!あえて選ぶならどのチョコなの?」

P「あ、あえてか?…うん…だったらなぁ…」

P「い…伊織ので」

伊織「!?」

律子「ほうほう、それはまたなんで?」

P「みんなとっても美味しかったし、嬉しかったし、全部が一番!なんだけど…」

P「やっぱり…そのあえて選ぶなら…頑張ってくれた…味がしたから、伊織のを…選びたいかな」

P「伊織、とってもおいしかった、また作ってくれないか?」

伊織「…ふっ!ふん!苦いって言ってたの見てたんだから!!」

P「あ!そうだった!見られてたんだった…」

伊織「…で、でも…まままたこんど作ってきてあげないこともないわ!?」

P「ほんとうか?」

伊織「き、気が向いたらよ?…でもそのかわり…全部、また食べてよね…苦くても」

P「ああ、もちろんさ」

伊織「…にひひ!じゃあ首を長くしてまってなさい!」

P「…ふふ、そうさせてもらうよ!」

小鳥「あのー…そろそろ足が…」

P「あ、忘れてました」

小鳥「酷いっ!」

P「い、いや…なんか感動の連続でつい…」

小鳥「ぐぬぬ…一番苦労したのはわたしだというのに…」

P「いや…でもねぇ…牛乳がでるのはちょっと」

小鳥「そんなにだめでした?」

P「それは…なぁ?」

「「「「「「「だめね、だめさー!いいと思ってるの?」」」」」」」

小鳥「…散々ピヨ…」

P「い、いやでも気持ちはすごく嬉しかったですから!ほんとに!」

小鳥「ですよね!気持ちが大切!うんうん!」

P「あ、あはは…」

<ガチャ!

高木「君ぃ!!探したよ!!家にまで迎えにいったのに居ないなんて!」

高木「ほら!きっとバレンタインに出張できっと一つもチョコをもらえなかっただろう!」

高木「だから私が日ごろの感謝をこめてだね!チョコケーキを作ってみたんだよ!」

高木「3段!3段だよぉ!!君ぃ………なんと、みんないるのか!?」

P「…ぷっ、あっはははっはは!!」

律子「くくっ…社長!もしかしてタイミング狙ってました?」

高木「い、いやなんのことだかさっぱり…」

春香「ベストタイミングですよ!ベストタイミング!」

高木「そ、そうかね!?ならいいさっ!あはははは!」

P「じゃあみんなでそのケーキをいただこう!ほら、音無さんも」

小鳥「い、いいんですか?」

P「ええ、もちろん、だってバレンタインデーは親しい人にチョコをあげる日ですよ?俺からもあげないと!」

小鳥「ぷ…プロデューサーさぁん…」

高木「作ったのは私だがね!」

P「それは言わない約束です」

こうして765プロのバレンタインデーはにぎやかに過ぎていったとさ


黒井「高木ぃ…なぜ家に居ない、私が最高級チョコレートを作ってやったというのに…」

黒井「……………」ポリッ

黒井「………ふっ、これもまた強者たる孤独の苦味…」

黒井「………ハッピーバレンタインデー、弱小プロダクションどもめ…」



終わり

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