クロエ・ルメール「ここが学園都市デスか♪」 (47)

クロエ「ついに来てしまいましたヨ~♪学園都市!」

クロエ「やはりニホンに留学したからにはここにこないと話にな~りまセンネ♪」

クロエ「どんな出会いが待っているんでショウ!」グゥ

クロエ「アレ!?いきなり迷子になってしまったみたいですヨ~。困りましたネ…」キョロキョロ

クロエ「あの人に道を聞いてみまショウ!あの、すいませんヨ~♪」

上条「うん?」

クロエ「あの、ちょっと道を聞きたいんデスが」

インデックス「うわ~綺麗な子だね~。」

上条「んで、どこに行きたいんだ?」

クロエ「あの、お腹が空いたのデ、お寿司を食べたいのデス♪」

上条「あ~寿司屋ね。ちょっと道が複雑だから案内しようか?」

クロエ「ホントにデスか!?とてもうれしいですヨ~♪」

インデックス「相変わらずとうまは女の子に甘過ぎるかも」ムッ

~道中~

上条「そういや、まだ名前をきいてなかったな。名前は?」

クロエ「 くおえうえーーーるえうおおおwwww」

上条「え!?も、もっかい言ってくれないか?」

クロエ「 くおえうえーーーるえうおおおwwww」

上条「インデックス、分かるか?」コソッ

インデックス「クロエ・ルメールですよって言ってるんだよ!とうまは外国語をもっと勉強した方がいいかも」

上条「へいへい…。えっと、クロエでいいんだよな?」

クロエ「はい!お好きなように呼んで下さいネ♪」

~回転寿司前~

上条「よし、ここだ!ついたぞクロエ」

クロエ「ありがとうございますデスヨ~♪」

インデックス「とうま!」

上条 ギクッ

インデックス「お寿司のシャリのいい匂いがするんだよ!」

上条「今月もピンチなんだよ!お寿司なんて贅沢なもの食べてる余裕はウチにはないの!」

インデックス「とうまはクロエを1人でお寿司屋さんに入らせる気!?せっかくだから一緒に食べた方が絶対おいしいんだよ!」

上条「ハイハイ!わかりましたよ!そのかわり向こう一週間はそーめんだけと覚悟しろ!」

~回転寿司~

クロエ「Oh!これが学園都市の回転寿司デスか!」

クロエ「全部、機械で動いてますヨ~!」

上条「寿司は全部、機械で握るんだ。だからと言ってまずくなるわけじゃないぞ」

クロエ「ホントですネ~!むしろ外の回転寿司よりおいしいですヨ~♪」

インデックス バクバクバクバク!!!

上条「インデックスさんや!」

インデックス「なんだい、とうまさんや!」

上条「三皿ごとにガリを全部食って、消費を抑えるって約束したろ?」

インデックス ガリガリガリガリ!!!!!

クロエ「すみまセーン!ガリの補充お願いしますヨ~♪」

~外~

クロエ「お腹いっぱいですヨ~♪」

上条「クロエもけっこう食う方なんだな」

インデックス「私はまだまだ食べられるかも!」

上条「オレもホントはもっと食いたかったつーの!!」

能力者「お前がクロエ・ルメールだな?」

クロエ「こんに~ちは!アナタは誰デスか?」

能力者「ついてきてもらうぜ!」ガッ

クロエ「きゃっ!ですヨ~!」

上条「おい!クロエは嫌がってんじゃねーか!その手を放しやがれ!」パシィ

能力者「チィ、邪魔すんなら容赦はしねーぞ!」ボウ

上条「火?発火能力者か!」

上条「インデックスはクロエを連れて安全な場所へ!」

インデックス「わかったんだよ!」コクッ

クロエ「なにがどうなってんですヨ~!?」

能力者「レベル3の火力を味わいやがれ!」ゴォ!!

上条「はいはい、そこでイマジンブレイカ~」キュイン

能力者「な!?」

上条「隙だらけだぜ?」

ゴッ!! キュイン!!!

能力者「ごぁ!?」バタン

上条「殴った瞬間にイマジンブレイカーが発動しやがった?──ってこは」

能力者「う…ん?」

上条「なんでクロエを狙いやがった?」

能力者「クロエ?なんのことだよ?つかオレは一体何を…」

上条「やっぱり操られていたか」

クロエ「きゃ~!ですヨ~!!」

上条「クロエ!?」ダッ

上条「インデックス!クロエは!?」

インデックス「とうま…。クロエがまた別の能力者に…」

上条「お前は無事か!?インデックス!」

インデックス「突き飛ばされだけだから大丈夫なんだよ…。それよりクロエを…」

上条「クソ!誰が何ためにこんなことを!」

クロエ「ここはどこデスか?」

洗脳能力者「フフッ…ようこそクロエ君」

クロエ「何が目的でこんなことをするんデスか!?」

クロエ「イタぁズラはいけませんヨ?」

洗脳男「君のボイスにはある中毒性がある」

洗脳男「そのサンプルを取り、このオレの洗脳能力にうまく取り入れてやる」

洗脳男「フフッ…これでオレはレベル5の高みに」

洗脳男「5位の劣化と蔑まれたこのオレの屈辱を晴らす時がついにきた!!」

洗脳男「さぁ実験を始めよう」

クロエ「やめるですヨ~!!」

上条「クロエはどこに!?」

能力者たち ズララ!!

上条「なんだよ、お前ら?」

能力者たち「洗脳未完了者発見。直ちに排除する」キュイイイン

上条「くそ!この数の相手じゃ…」

???「あら~、困ってみたいねぇ」

食蜂「みんな目が濁ってんだぞ☆」リモコン ピッ!

能力者たち「我らは食蜂様のために!」目キラキラ☆

食蜂「私の洗脳力を使えばざっとこんなもんかしらねぇ」

上条「食蜂…操祈!?」

上条「お前は洗脳は大丈夫なのか!?」

食蜂「私の能力をなんだと思ってるのかしらぁ。」

食蜂「ま、私じゃなくてもレベル5の連中は化物揃いだしぃ。広範囲の洗脳なんか効きゃしないわよ」

新手の能力者ズララ!!

食蜂「やっかいねぇ…。」ピッ

上条「ん?この位置情報は?」

食蜂「私の能力を使ってさらわれた女の子の位置を特定しといたわぁ」

食蜂「こことこのシスターは私に任せて。女の子をあんまり待たせるもんじゃないぞ☆」

上条「恩に切る!」ダッ!

食蜂「(フフッ、あなたはやっぱりこんじゃなくちゃねぇ)」

能力者たち ズララ!!!

上条「くっ!こっちもか!一体どれだけの洗脳を!」

一方通行「困ってみたいじゃねェか。ヒーロー」

上条「一方通行!?」

一方通行「事情は大体わかってる。行け、ヒーロー」

上条「任せていいのか?」

一方通行「雑魚散らしなんざヒーローのすることじゃねェだろ。お前を待ってやつがいるんだろ?」

上条「すまない!あとで缶コーヒーでもおごるよ」ダッ

一方通行「さァて、こっから先は一方通行だ。」電極スイッチ ポチ

ゴォォォォオ!!!!

一方通行「無様にも元いた場所に引返しやがれ!!」

削板「てめぇら操られるなんて根性たりてねぇぞぉ!!」ドカーン

麦野「私のシャケ弁落とさせやがって…。ブ・チ・コ・ロ・シ・確定だ!ゴラァ!!!」ビィイイイ!!!

上条「あっちこっちでレベル5が暴れてやがる!流石だな」

上条「っと、ここか!!待ってろよ。クロエ!」

クロエ グッタリ

洗脳能力者「すばらしい!すばらしい能力だ!」

洗脳男「これで学園都市はオレのもの!オレの天下だぁ!!!」

扉バァン!!

クロエ「カミジョーさん?」

上条「待たせたなクロエ」

洗脳男「貴様、どうやってここへ…」

洗脳男「まぁいい。洗脳してそれで終わりだ」パチン

上条 スタスタ

洗脳能力者「おい!止まれ!」パチン

上条 スタスタ

洗脳能力者「止まれっつてんだろぉがぁ!!!」パチン

上条 スタスタ

洗脳能力者「こいつ洗脳が効かねぇ!!」

上条「覚悟はできたか?日本が大好きなクロエに日本でこんな目にあわせやがって」

洗脳能力者「グッ!」パチンパチン!

上条「歯ぁ食いしばれ!!」

洗脳能力者「フッ、甘い!」銃ジャキィ

上条「な!?」

洗脳能力者「はっ!これで終わりだよ!!」グッ

ビリリ!!

洗脳能力者「ぐああ!?」銃ポロッ

上条「!!」

上条「今だ!」

上条「お前のふざけたみじめな幻想(野望)をぶち殺してやる!」

ガンゴンドガンバキーン!!!!!!!!!!

~影の方~

御坂「(相変わらずアンタは!でもそんなアンタだから私は──)」

上条「クロエ!無事か!?」

クロエ「カミジョーさん、なんとか無事ですヨ~♪」

上条「そうか。でも一応病院は行くぞ!オレの行きつけの病院があるんだ」

クロエ「わかりまシタ。ってキャ!」

上条「よっと」

クロエ「あわわ!お姫様だっこですヨ~///」

上条「よし、急いで行くぞ!」

クロエ「カミジョーさん、さっきはカッコよかったですヨ?」ボソッ

上条「ん?」

クロエ「な、なんでもないですヨ!」

~1週間後~

クロエ「お世話になりまシタ!」

上条「おう、気をつけて帰るんだぞ!」

インデックス「クロエ、また一緒にお寿司食べに行きたいかも!」

クロエ「また絶対きますヨ~♪」

クロエ「カミジョーさん、ちょっといいですカ?」

上条「うん?ああ、インデックスはちょっとここで待っててくれ」

クロエ「私のガールフレンドになってくだサイ!」

上条「えぇ!?それってつまり?あれ?そのアレ!?」

クロエ「助けてもらった時、とてもカッコよかったですヨ?」

上条「あれはオレ1人の力じゃないというかなんというか…」

インデックス「クロエー!時間がきたよー!」

クロエ「アレ?もう時間デスか?」

上条「あ、あれはオレは、そのアレで!その!」

クロエ「フフッ、返事は急ぎませんヨ?」

クロエ「なら今は────」

インデックス「クロエ、行っちゃたね…。すこし寂しいかも」

上条「そ、そうだな」

インデックス「あれ?なんかとうま顔が赤いかも!」

上条「んたことねーよ!帰るぞ」ダッ

インデックス「待ってよー!とうまー!」




─────クロエ「なら今は──ガールフレンド(仮)というコトで!」


              完(仮)

垣根出し忘れちまった…

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