モバP「本屋にいる女神」 (19)
ー道ー
モバP「はぁぁぁ……今日もまたちひろさんにたっぷりしぼりとられた…」
モバP「今月ピンチなのに…マジでどうしよう…」
モバP「食うもんも食えないし……木場さんに金を借りて…いやさすがにアイドルに借金は…」
モバP「えーと財布の中には…」カパッ
『2円』
モバP「oh…no…」
モバP「いくら給料日まであと一週間で近いとはいえ…生きられるのか…俺…」
モバP「ん…?」
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『古書堂』
モバP「ここって確か…アイツと出会った古本屋だよな…」
モバP「懐かしいな…アイツとのアイドル生活はここからはじまったんだ…」
モバP「よし、少しよってみるか」
ー店内ー
モバP「やぁ文香!!ここで会うのは久しぶり…」
茜「プロデューサー!!!!こんばんわ!!!!こんなところで会うなんて久しぶりですね!!!!!」
モバP「おおっと間違えてラクビーの試合場に来てしまったのかなHAHAHAHA」
茜「あれ?よくよく考えてみればここでプロデューサーと会うのは初めてですね!!!プロデューサーにつられてしまいました!!!!」
モバP「うーん、そっかー、じゃあ私生徒会いくね」クルッ
茜「待ってください!!!」ガシッ
モバP「うおおおお!!すごい力!!!」グイッ
茜「どうして逃げるんですか!!!?私、すこしふくざつです!!!!!」
モバP「だって俺は文香だと思って来たのにいたのは正反対の存在なんだもの」
茜「?文香さんになにかごようですか!!!?」
モバP「そうじゃないけど、ここはアイツと俺が出会った場所なんだよ、だからアイツがいるかと思って…」
茜「なるほど!!!!」
モバP「わかったのか?」
茜「聞いてませんでした!!!!ごめんなさい!!!」
モバP「HAHAHAHA、ダメだこりゃ
モバP「だーかーらー!俺と文香はここで出会ったから…」
茜「長くなりそうなのでお茶をくんできますね!!!!」ダッ
モバP「話聞けよ!!!!!」
茜「わかりました聞きます!!!」
モバP「聞きわけはいいなお前…文香と俺はな、ここで出会ったんだよ」
茜「ふむふむ!!!」
モバP「だから懐かしくてつい店内にはいって…」
茜「うんうん!!!!」
モバP「もしかしたらまた文香が店番をしてるかもしれないから…」
茜「なぁるほど!!!!」
モバP「相づちがでかいんだよ!!!!!」
モバP「はぁ…ところでなんでお前はここにいるんだ?」
茜「実はですね、話すと長いんです!!!」
モバP「ほう」
茜「……」
モバP「……」
茜「……」
モバP「………」
モバP「話せよ!!!!!」
茜「話していいんですか!!!?」
モバP「いいよべつに!!!!」
茜「文香さんに頼まれて店番中です!!!!」
モバP「短いじゃねーか!!!!」
茜「ちなみに文香さんは新しい本を探しにいっています!!!なので私はそれまでおるすばんです!!!!」
モバP「それはいいんだけどなんで茜をチョイスしたんだ文香は……」
茜「この前いっしょに買い物に行ったときに頼まれました!!!」
モバP「仲良いのかお前たち…すごい意外だわ…」
茜「せっかく来たんですからゆっくりしててくださいねプロデューサー!!!!」
モバP「そうだな…文香が帰ってくるまではいるよ」
茜「はい!!!ところでプロデューサーさんラグビーしませんか!!!?」
モバP「ゆっくりしててくださいって言ったのお前だろ!!!!」
茜「ゆっくりラグビーしましょう!!!」
モバP「不可能だよ!!!」
茜「それにしても本の量がすごいですね!!!」
モバP「まぁ古書堂だからな…文香にとっては天国だろう」
茜「なるほど!!!私がラグビーの試合場にいるみたいなものですね!!!」
モバP「まぁ叫びはしないだろうけどな」
モバP「ていうかお前…店番できるのか?レジとか」
茜「レジですか!!?レジなら壊れてるのでそろばんでやってます!!!」
モバP「なるほど…壊れてて逆にラッキーだったのかもな」
茜「はい!!私がボタンを押したら反応しなくなりました!!!」
モバP「壊したのお前かよ!!!」
茜「大丈夫です!!文香さんも…
文香『えっ…と……気にしないで……そろばん…あるから…ね?』ナデナデ
茜「と言って頭を撫でて許してくれました!!!」ニコニコ
モバP(姉妹みたいだな…)
茜「しかしまっているだけなのも暇ですよね!!!せっかくなので本を読んで待っています!!!」
モバP「おう、そうしろそうしろ」
茜「どの本にしましょうか!!!これにします!!!」バッ
『燃え盛る団地妻』
モバP「やめなさい!!!」
茜「燃え盛る…私にぴったりかと!!!!」
モバP「それはお前とは違うベクトルで燃え盛ってるから!!!読んだらお前の場合ほんとに顔から火が出るぞ!!!」
茜「プロデューサー!!!!《ピーッ》って何ですか!!?」
モバP「読むなって言ってんだろ!!!」
茜「ですが《ピーッ》がなんなのか気になります!!!これでは昼も眠れません!!!!」
モバP「夜に寝なさい!!あとこれはもう没収!!」バッ
茜「それじゃあ《ピーッ》がなんなのかを教えてほしいんですが……」
モバP「連呼するな!!!文香に聞きなさい!」
ガラッ
タダイマー
茜「あ!!!文香さんが帰ってきました!!」
モバP「おお、お帰りふみ……」
文香「ただいま茜ちゃん……寂しく…なかった…?ごめんね……ずっといっしょにいてあげられたら……良かったんだけど…」ナデナデ
茜「大丈夫でした!!!お客さんも来てません!!!」
文香「よかった……変なお客さんに……茜ちゃんが襲われたり……されずにすんで……」ギュー
茜「その時は逃げます!!!ボンバー!!!!」
文香「……ぼんばー…ふふふ……茜ちゃんかわいい……天使みたい……本当にかわいい……」ナデナデ
モバP「」
モバP(そうだ、凛の家で百合の花束を買ってこよう)
茜「そうだ!!!プロデューサーが来てくれてるんです!!!」
文香「……え…?ぷ……プロデュー……サー……?」チラッ
モバP「お、おう文香……仲良さそうでなによりだな」
文香「な…なななな……ななななななななな………!……?」///
文香「…な、なんで……プロデュー…サーが…ここに………!…?」///
モバP「いやあの近くをとおったから顔を見たいと思って……なんか、ごめんな……?」
文香「………み、見たん…です…か?」///
文香「…茜ちゃん……との…やりとり……?」///
茜「文香さん顔が真っ赤ですね!!!!熱ですか!!!?」
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