兄「ぐぅぐぅ……」
妹45「……おにーちゃんっ!」
兄の体の上にどっすんこ☆
兄「がはぁ?!だ、誰だ?!」
妹45「私だよーっ!」
兄「………妹か?」
妹45「うん!妹でーす!ぴーすぴーす!」
兄「………」
妹45「ねー起きてよー!学校遅刻しちゃうよー?」
兄「……起きるから一旦離れろ」
妹45「えー?でもーっ」
兄「いいから離れろ!」
妹45「ふふっ。おにーちゃんは照れ屋さんなんだからー。
はいはい、わかりましたよー」
兄「………」
兄「君、名前は?」
妹45「え?妹だけど?」
兄「じゃなくて……番号をきいてるんだよ」
妹45「んー……?あぁ!なるほど!
番号は45号だよ?ぴーすぴーす!」
兄「45……?まだ45号の季節じゃないはずじゃ……」
妹「季節ぅ?何の話か私よくわかんないよー!」
兄「………」
兄「……早く部屋から出てけ」
妹45「もー!照れてないで素直になりなよー!」
兄「俺が照れてるように見えるのか?」
妹45「………」
兄「見 え る の か ?」
妹45「……もしかして怒ってる?」
兄「怒ってはいないよ」
妹45「良かったー!それなら……」
兄「気味悪がってるだけだ」
妹45「………」
妹45「……あ!いっけなーい!」
妹45「そろそろ『次の』お兄ちゃんのところに行かないと!」
兄「………」
妹45「それじゃあまたね!おにーちゃん!」
タッタッタッタッ……
兄「やっと行ったか……」
兄「………………はぁ」
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