唯「夜明けのあずキャット」(112)
代行
唯「うーん……」カリカリ
梓「…………」カタカタ
唯「あずにゃん、辞書取って~」
梓「あ、はい」
唯「えーっと……」カリカリ
梓「……お茶飲みます?」
唯「ありがとー!」
梓「あ、唯先輩ここ重複表現になってますよ?」
唯「え!?ほ、ほんとだ……」
梓「点数引かれるから気をつけないと駄目ですよ?」
唯「ああ~、またやり直しだよ~」
梓「…………」カタカタ
唯「…………」カリカリ
梓「…………」カチカチ
唯「ねぇ、音楽かけてもいい?」
梓「別にいいですけどさっきも一緒に歌ってましたし、却って集中できなくなるんじゃないですか?」
唯「うー……」
梓「もう!先輩は集中力が無さすぎです!あともうちょっとなんだから一気に終わらせちゃえばいいじゃないですか!」
唯「そうは言うけどさぁ……」
梓「必須科目だから明日までに提出しなきゃ単位貰えないどころか留年なんですよ?ちゃんと分かってます?」
唯「あ!でもそうなったら今度こそあずにゃんと同級生になれるね!」
梓「大学の場合は十分あり得るんで、そういう洒落にならない発言しないで下さいよ……」
唯「わ、分かってるよ~、私だって頑張ってるんだよ~、でももう夜中過ぎてるし眠いんだよ~」
梓「さっきも仮眠取ったじゃないですか?」
唯「でもでもちゃんと寝てないんだもん!眠いんだもん!」
梓「まったく、私の方はもうそろそろ終わっちゃいますよ?」
唯「あ!じゃあさ、終わったら何かご褒美くれるとかなら頑張れる気がするよ!」
梓「え~、私がですか~?」
唯「んひいいぃぃぃぃぃ!おまめさんきもちいいでつぅぅぅぅぅ!!(^q^)」グシャグシャプシャアア
梓「唯先輩!部室でおまたいじりしないでって何度いったらわかるんですか!」バチーン
唯「あーう!ゆいのおまたいじりじゃまするだめー!あずなんわるいこ!しーね!しーね!(`q´)」
梓「この池沼があああ…」
唯「あーう!とんちゃ、とんちゃ。ゆいのなかにいれてみるでつ!(^q^)」
トン「ジタバタ」
梓「唯先輩!やめて!」
トン「ガブ」
唯「んぎゃあああ!と、とんちゃ、おまめさんかんだらだめーーーーー!("q")」ガクガク
ブチブチブチ!
唯「あんぎゃあああああああああああああああああ!!!おまめさん----------------!("q")」ガクガク
トン「ブチブチパクパク」
梓「食wwwべwwwたwww」ゲラゲラゲラ
唯「ぁーぅ…おまめさん…ゆいのおまめさん…("q")」ピクピク
唯「あずにゃん以外に誰がいるのさ!?」
梓「もう、しょうがないですね……。で、何が欲しいんですか?」
唯「君が欲しい!」バッキューン
梓「はいはい……」
唯「も~、反応悪いなぁ~」
梓「あんまり無理な要求はしないで下さいよ?」
唯「じゃあケーキ食べたい!」
梓「別にそれくらいならいいですけど、今からじゃ無理なんで明日でもいいですか?」
唯「う~ん、それだとやる気が……、終わってすぐに貰えるものじゃないと……」
梓「めんどくさいですねぇ……」
唯「あ!はいはい!決めました!」
梓「なんですか?」
唯「終わったらご褒美にちゅーして下さい!」
梓「え~……」
唯「ちょ、ちょっと!そんなに嫌そうな顔されると傷つくよ!?」
梓「まぁ、別にいいですけど……。でも、それくらいいつもしてるじゃないですか?」
唯「分かってない!あずにゃんは全然分かってないよ!いい?好きな人とのちゅーはいつだってそれだけで幸せになれるんです!」
梓「あの……、真顔でそんな風に力説されると流石に恥ずかしいんですが……///」
唯「よーし!頑張るぞー!!」
梓「は、はぁ、じゃあ頑張って下さい……」
唯「…………」カリカリカリカリカリカリ
梓「…………」カタカタ
唯「…………」カリカリカリカリカリカリ
梓「…………」カタカタ
唯「………………よし!」
梓「え?」
唯「終わったーー!!!!」
梓「ええ?も、もうですか!?」
唯「元々あとちょっとだったからね!」
梓「ちょ、ちょっと見せて下さい」
唯「うん、いいよー」
梓「うわ……、本当に終わってる……」
唯「えっへん!」
梓「なんで最初からそれができないんですかね……」
唯「てへっ☆」
梓「私もこれで終わりなんでちょっと待ってて下さいね」
唯「はーい」
梓「……よし、後は保存して終了っと」
唯「あずにゃんもお疲れ様でした!」
梓「はい、流石に疲れましたね」
唯「えーと……、それで……、その……、ご褒美の方なんですけど……///」
梓「はいはい、分かってますって……」
唯「よ、よろしくお願いします!!」
梓「目、閉じてて下さいね……」
唯「う、うん……」ドキドキ
梓「………………ちゅっ」
唯「あ、あれ……?」
梓「はい、お終いです」
唯「え?い、今ので終わり……?」
梓「そうですよ?」
唯「ほっぺ……」
梓「場所の指定はありませんでしたよね?」
唯「ひ、ひどいよー!」
梓「次からはちゃんとどこにして欲しいかも言って下さいね?」
唯「うぅー……、あずにゃんのいじわる……」
◇
梓「うわっ……、もうすぐ三時ですね……」
唯「でもなんか目が覚めてきちゃって眠くなってきたみたいだよ!」
梓「ああ、なんか眠いの通り過ぎるとむしろテンション上がったりしちゃいますよね」
唯「うう~、指が痛いよ~」
梓「唯先輩もパソコン買ったらどうです?今時レポート手書きだなんて珍しいですよ?」
唯「あずにゃん……、私はもうパソコンでレポートは一生やらないって心に決めたんだよ……!」
梓「どうしてです?」
唯「だって!だって!!せっかく全部書いたのに保存しないまま終了したら全部消えちゃうんだもん!」
梓「そりゃ当たり前ですよ」
唯「そのおかげで私がどんだけ大変な目にあったか!」
梓「どう考えてもそれ先輩の自業自得じゃないですか……」
唯「頭の中で考えてる事が全部そのまま形に出来る機械とか発明されたらいいのにね~」
梓「なんかSFみたいな話ですね」
唯「そしたら私がどれだけあずにゃんの事が好きなのか分かってもらえるのに!」
梓「唯先輩の考えが全部形になったら何か色々と凄い事になりそうで怖い気もするんですけど……」
唯「もう!失礼しちゃうなぁ!こんなに愛してるのに!」ギュー
梓「それはともかくとして、これからどうしましょう?寝ちゃいます?」
唯「全然眠たくない!!」
梓「私も途中で少し寝たりしたせいかあんまり眠くないですね……」
唯「あ、でもお風呂は入りたいなぁ」
梓「結局二人で寝過ごして入れませんでしたもんね……」
唯「寮のお風呂はもう終わっちゃったもんねぇ」
梓「髪だけ洗ってきます?」
唯「うーん、出来れば体もちゃんと洗いたいんだけど仕方無いもんねー」
梓「あ、じゃあ今から銭湯にでも出かけます?」
唯「え?こんな時間にやってたっけ?」
梓「あれ?知りませんでした?あそこの銭湯は今月から24時間営業になったんですよ」
唯「そうだったんだ!行きたい行きたい!」
梓「明日の授業は二人とも午後からですし、お風呂行ってきてから寝ても間に合いそうですしね」
唯「うん!行こ行こ!」
梓「それじゃ一旦着替えとかお風呂の準備してきますね」
唯「こっちも支度しておくねー」
梓「はい、十分くらいで戻りますから」ガチャ
唯「はーい」
唯「びぇーーーーん!ない!ないよーーー! ("q")」
憂「もうこんな夜中に何よー」
唯「ひっく、ゆい、ないよーー!(>q<)」
憂「何が無いのよ?」
唯「ゆい、おち○ちんない!! ("q")」
憂「えっ!?」
憂は自分の聞き間違えかと思って唯に確かめたが、聞き間違えでは無かった。
憂「あのねー、おねーちゃん、女でしょ?」
唯「ゆい、おんな? (゚q゚)」
唯「……さて、私も準備しよ~」
唯「タオルとバスタオル~♪石鹸にシャンプ~♪」
唯「あ、下着はせっかくだしこの前買ってきた大人っぽくてカッコイイの持ってこうっと!」
唯「あずにゃんに見られちゃうしね~///」
唯「よし!こんなもんかな!」
梓「お待たせしました」ガチャ
唯「私も準備出来たよ~」
梓「じゃあちゃっちゃと行きましょうか」
唯「あ、寮の鍵持ってくね」
梓「私も持ってきてますよ?」
唯「あれ?そう?」
梓「だって唯先輩に任せたらどこかに落として入れなくなったりとかありそうですもん」
唯「もー、私だってそこまでドジじゃないよー。……あれ、鍵どこに置いたっけ?」
梓「ほら、やっぱり……」
唯「おっかしいなぁ……、この辺りにあるはずなんだけど……」ゴソゴソ
梓「鍵とか貴重品はTVの脇だって言ってるじゃないですか」
唯「あ、そうだったそうだった!えへへ……」
梓「もう!しっかりして下さいよ~」
唯「お待たせ~。それじゃ行こっか?」
◇
唯「あずにゃんと~♪おっふろ~♪」
梓「足元暗いですし転んだりしないで下さいよ?」
唯「うわー、星が綺麗だねー」
梓「ほんとですね、なんだか夏フェスに行った時を思い出します」
唯「あの時も綺麗だったねぇ……」
梓「まだ二人とも高校生でしたし懐かしいですね……」
唯「あ!そうだ!あずにゃん今度高校の制服着てよ!」
梓「い、いきなりなんですか!?嫌ですよそんなの……」
唯「だって制服姿のあずにゃん可愛いしさ~」
梓「今更着たらなんちゃって女子高生になっちゃうじゃないですか?」
唯「大丈夫大丈夫、あずにゃんはあの頃と全然変わらないから通用するってば~」
梓「そんな風に変わらないって強調されるのも複雑なんですけど……」
唯「あの頃も今もずっと可愛いまんまだよ~」ナデナデ
梓「そりゃ、どうもですけど……///」
唯「そういえばさ、小さい頃ってこんな真夜中の時間があるかどうか信じられなかったよね~?」
梓「どういう意味です?」
唯「だってその時間って寝ちゃっててどんな世界なのか分からなかったもん」
梓「あー、なるほど……」
唯「寝ないで確かめようと思って何回もチャレンジしたけど結局いつも途中で寝ちゃってさ~」
梓「私もタバコやお酒みたいに深夜は子供は起きてちゃ駄目って法律で決まってるんだって思ってたりしました」
純「高校の時池沼の養護学校にボランティアにいったんだけど、
水泳の時間に平沢唯先輩とかいうデブの池沼が梓を押し倒して腰カクカク。
私たちの唖然、10秒くらいで職員が取り押さえる
唯「(^q^)あーう!あずなん!!! あずなん!!」
って言って離されたけど、梓の股間部分は横にズラされて(ちょっと入ってたぽい)
べっとり一回の脱糞とは思えないほどのウンチが付いてた。
それで梓泣きながらウンチ流すために外にあるシャワー行って洗おうとしたら
憂が日傘で梓をボコボコにした。
憂「うちのお姉ちゃんのウンチがそんなに汚いっていうの!?
うちのお姉ちゃんのウンチがそんなに汚いっていうの!?」
結局梓は二針縫って帰って1年休学。唯先輩の子供妊娠してたらしい」
唯「あははは。でも、そう思ってたのに今はこんな風に好きな人と一緒に外で歩いてるなんて、なんだか不思議な気分だよね~」
梓「それだけ私達も大人になっちゃったって事なんですかね」
唯「そうだねー」
梓「ま、唯先輩はまったくこれっぽちも大人じゃないですけどね」
唯「えぇ~?これっぽっちも~?」
梓「はい、私が保証します」
唯「ちょ、ちょっとくらいは大人っぽくなったかな~?とか思ってくれないの!?」
梓「うーん…………、ちょっと真面目に考えてみたんですけど微妙ですね……」
唯「がーん!」
梓「見た目だけならそれっぽい服や髪型の時はそう見える事もたまにありますし、ステージの上だと格好良いなって思うことも時々はありますよ?」
唯「そ、そんなカッコイイだなんて……///」
梓「でも、普段の生活も知ってる私としてはとてもじゃないけど唯先輩の事を大人と呼ぶには無理があるんですよね……」
唯「ががーん!!」
梓「部屋の片付けはできませんし、服も脱ぎっぱなしで洗濯物貯めてますし、未だに一人じゃ中々起きれませんしね」
唯「そ、そこら辺にして下さい」シクシク
梓「けど、唯先輩はそれでいいのかも知れませんね?」
唯「そうかな?じゃあ、あずにゃんがそう言ってくれるならそれでいいや」
梓「あ、やっぱり駄目です!もっとしっかりして下さい!せめて生活態度はもうちょっと気をつけて下さい!」
唯「ええ~、どっちなの?…………あ!猫!」
梓「首輪してますし、この辺りの家の飼い猫みたいですね」
唯「猫会議の帰りなのかな~?あずにゃんは参加しなくて良かったの?」
梓「あの……、別に私は猫じゃありませんから……」
唯「おいでおいで~」
猫「………………」プイッ
唯「あ、行っちゃった……」
梓「フラレちゃいましたね」
唯「いいもん!今の子も可愛かったけど私のあずにゃんの方がもっと可愛いんだもん!」ギュー
梓「ちょ、ちょっとやめて下さい!」プイッ
唯「ああん、待ってよ~」
◇
唯「お~、本当に開いてるんだね~」
梓「入浴料は500円ですね」
唯「はいはーい、お財布はちゃんと忘れずに持って来ました!」フンス
梓「いや、それ当たり前のことですよね……」
唯「なんか静かだねー」
梓「そりゃこんな時間ですしね」
唯「あれ?脱衣所に誰もいないし荷物も無いよ?」
梓「お風呂の中も誰もいませんね」ガラガラ
唯「やった!貸し切りだよ!」
梓「そうみたいですね」
唯「これなら泳いでも怒られないね!」
梓「小学生ですか?後から他のお客さん来たら困るんでやめてくださいよ」
唯「じょ、冗談だってば~。さ、早く入ろっか?」
梓「あの……」
唯「うん?」
梓「なんでこんなに空いてるのにわざわざすぐ隣で脱ごうとするんですか?」
唯「駄目なの?」
梓「いや、駄目って訳じゃないですけど……」
唯「ほぇ?」
梓「まぁ、いいです……」
唯「よいしょっと」ヌギヌギ
梓(肌綺麗だなぁ……)チラッ
唯「よっと」ヌギヌギ
梓(なんか胸大きくなってる……?)ゴクリ
唯「あれ?あずにゃん脱がないの?」
梓「え?あ、いえ、脱ぎますよ!」
唯「うん、じゃあ終わるまで待ってるね」
梓「風邪引いちゃうんで先に入ってていいですよ」
唯「だいじょぶだよー」
梓「じゃ、じゃあ、せめて待ってる間はバスタオルとか巻いてて下さい!」
唯「別に平気なんだけどなー」マキマキ
梓「それとあんまりじっと見ないで下さいね///」
唯「うん」ジー
梓「もー、恥ずかしいなぁ……」ゴソゴソ
唯「あれ?あずにゃんさっきと下着変えた?」
梓「え?」
唯「部屋にいた時に着けたのと違うよね?」
梓「えっと……、それは……、って何で知ってるんですか!!」
唯「屈んだ時とかに胸元からこうチラッと!」
梓「なっ!?み、見ないで下さいよ!///」
唯「だって見えそうだったら見るでしょ普通!」
梓「胸張って言う事じゃないですから!」
唯「仕方ないのです!」
梓「あ、汗かいちゃったから先に着替えてきたんですよ」
唯「そうだったんだ。その下着可愛いね~」
梓「あ、ありがとです……///」
唯「じゃ、入ろっか?」
梓「あ、はい。お待たせしました」
唯「うわぁ~、本当に貸し切りだね~」カラカラ
梓「誰もいないせいで広く感じますね」
唯「なんかお風呂が一杯あるね」
梓「ハーブ湯に寝湯。あ、ここは電気風呂ですって」
唯「どれから入ろうか迷っちゃうね~」
梓「湯船に入る前に体洗わなきゃですよ?」
唯「はーい」
梓「洗い場はここでいいかな」
唯「じゃあ、私はこっちねー」ススス
梓「あの……」
唯「どしたの?」
梓「やっぱり隣じゃなきゃ駄目なんです?」
唯「もちろん!」
梓「まぁ、いいんですけど……」
唯「はふぅ、気持ちいいねー!」パシャパシャ
梓「やっぱり一日一回はお風呂入らないとすっきりしませんよね」ゴシゴシ
唯「あずにゃんは体洗う時そういうの使ってるんだねー」
梓「ああ、ボディスポンジですか?柔らかくていいですよ、泡も立ちやすいですし」
唯「そういうの使ってるからあずにゃんは肌すべすべなんだねー」
梓「でも、唯先輩だって肌は柔らかくて綺麗ですよ?」
唯「え?そ、そうかな?あ、ありがと、……てへへ///」
梓(うっ、可愛い……)
唯「よし、じゃあお風呂入ろっか?」
梓「あ、はい、行きましょうか」
唯「あちち」チャポ
梓「ちょっと熱めですね」トプン
唯「でもこれくらいの方が疲れとかは取れるんじゃないかな?」
梓「その言葉なんだか年寄り臭いですよ?」
唯「ひ、酷い!自分だけまだ10代だからって!」
叶いもしない夢を見るのはもう
やめにすることにしたんだから
今度はこのさえない現実を
夢みたいに塗り替えればいいさ!!!!
本日のスピッツスレ
梓「けど、慣れてくると気持ちいいですね。はふぅ~」
唯「でしょー?あ、そういえば大学を出て真っ直ぐ行ったとこに商店街あるでしょ?」
梓「ええ、前に先輩達と一緒に行ったとこですよね?」
唯「うんうん。それでさ、その時にお餅屋さんでお餅買ったよね」
梓「あそこのお店とっても美味しかったですよね、それがどうしたんですか?」
唯「この前もう一度食べたくなって買いに行ったんだけどね、お店の奥に小学生くらいのちっちゃな女の子がいたの」
梓「お店の子なんですかね?」
唯「でね、その子があずにゃんにすっごく似ててすっごく可愛かったんだよ~」
梓「小学生に似てるって言われてもなんか複雑なんですけど……」
ハ__ハ
∩´Д`)) アアアァァァァ~~
_>、 <_
-、__ノヽ__リ
なんでわかんねんだよ!
ダンゴムシにはダンゴムシの生き方があるの!
なんで日の当たるところに引きずり出そうとするんだよ!
卑屈になってんじゃねえんだよ!
石の下は湿っててひんやりして気持ちいいんだよ!
つつかれたら丸まるのは自分の意思じゃねえんだよ!
遺伝子で決まってるんだよ!ペンギンは空を飛べないの!
, ´/ ! |__{_____ | :。 | ゚。: : : : : : : : : : /
/ / |i ´|Ⅵ∨ jヽ ゚. / } ゚。: : : : : : : : /
/ /ィ .{ / !l|l { リ 二二´ }/ ‘ : : : :。: : : : : : :/
/ / / / l 孑j´ |リゝ---`/rテ=ミ`ヾ`ヽー┤__: : : :.:}: : , ´{ /
.′ / .′l |/レ´ __ノ/tハ / / ∧ ヽ: : : }/ う、 / 目覚めた翼は消せないのよ!!!!!
| { | .::| .j〃示ミ 乂/ ソ / : : | }: : ′ / ⌒ヽ~ぃ,__/、
|/ `ヽ|:_::l: 《 {イ/}  ̄ イ : |: : | |: /{ い ハ
|: : : .: : : :.:.`> 弋_ソ , :.:.:.:.: L..::::{_:_:|/ /八 }
/: : : : : : :/ ∧:.:.:.:.: ,.. ::´ ̄:i ノ: :/: : ::入 .: ′
||: : : : : : / .:.:.ハ {:/  ̄} /}/ 乂:/ ⌒ゝ.,___,.:: /
||∨: : :. :.:/ {___:_:j{__:. \____ ノ ..: |⌒ ′ `ー=ァ´(二ヽ
リ 丶: : : :. : : : : : : : : \ ..: │ / /ノー‐ ´
\: : : : : : |: : : : : : :`> .. __ ィ -=ニ二/{ /
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l || 、ハ , | |l.| /: :://: :l: :|: : :イ |-==´ lL:」, l!|: :|: | l\: :
∨ハ:/ `i7!/ |/ /:/:/、ム : l: :l: :〈 、 _ \L_|: |:」: : : : Baby, I knew it from the start
' ,, /レ′ lハ/ 、‐}: |l 」: : ヽ ^`''' ‐ 、 /‐': : : : : : Cause you're like an angel that caputured my heart
'⌒ ! l |/ r_}: : |^|: l:| """ ,、 ' ヾミ /ヽ: : : : : : :
′" l| _/ 人: : : >ニ ´ / `ヽ ゛゛゛ハ:|:}: : : : : : :
ー‐ .ィl| / 〈 ∧ `}ト、 l入ヘ l ノ ノ‐く: : : : : : :
イl /リ l///\/ハ / `ヽ >i 、 ` . イ  ̄ ヽト
フ∨. lノ //////// ___ -} ` T< __
ヽ_|i\__//////// /{///、_/ //////> 、
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|////////// _|_',`| }///ァ `/_ 〈
|―――― ' |////〉7 ムィ ∧ マ///`く
コl l |ニニ/ \」ヽ」 ∧/ |ニニ/
唯「いつか一緒に並んでるとこ見てみたいな~」
梓「どーせ私の体は小学生並みですよ……」ブクブクブク
唯「そ、そんな事ないよ!ちゃんと中学生くらいには見えるよ!」
梓「全然フォローになってません!」
唯「も~、あずにゃんは気にしすぎなんだよ~」
梓「でも、あの時私にだけ一個おまけして貰えた事にこれで納得がいきました」
唯「そうだね、お店の人もきっと似てるって思ったからサービスしてくれたんだね!」
梓「あ、そろそろ髪洗ってきますね」ザバッ
唯「じゃあ私も~」ザバッ
/ | ヽー- ._
. / | \─`-
| /, / / | \
l/ //′ / /l. / ∧ | \ ヽ まぁなんにせよ
/ 〃 / _./-ァ' |/ ,' -H.、 ! '.、 ',
///' ,/ /// j/ / '.| :|l | ヽ | 唯梓がなくて
/' | i´i /:fr≠=r | /ァ=ォ !| | '.|
(⌒ー、 /, ´ヽ|. / N!ら、_リ ,! ' ん, ソ' ! /,ハ ,′ よかった
\ { __ / l |/ :| ‘ー‐' , ー-'/N// |/
l ∨ y | 'l. |>、._ ーー'_ ノ !ル'
l. './, ,ハ | | ヾミこ彡'ヽ| ||
| .f / ,.'/ ____'. '. _/ ̄ ̄ ̄¨¨¨丶、__, ' ´ ̄ ̄〉
/////レ'´,. -‐-'、,ノ´ v けいおん.!.. / 7 _/.
{ ( /l/' K「 '´ ̄ ヽ.`)highschool/ / r'ーf
低学歴低給料の人間が人間は学歴じゃないっていったり
ブサメンが男は顔じゃないって言っても説得力ないのと一緒で
台本形式の文章しか書けない人間が、「台本の良さガー」とか言ってるようじゃ駄目なわけ
台本形式のメリットやそれによる技法は
まともな文章しっかりを書ける人が追求していくべきものなんだよ
ある程度の期間SSに従事してる癖に台本SSばっかり書いてるようじゃ
ただの努力が嫌いで成長できないやつでしかないわけ
梓「別についてこなくてもいいですってば」
唯「せっかくだし私が髪洗ってあげるね」
梓「え?いや、大丈夫ですよ」
唯「いいからいいから~」
梓「もぅ、あんまり強く引っ張ったりしないで下さいよ?」
唯「もちろんだよ!ちゃんとギー太のメンテと同じくらい丁寧にするよ!」フンス
梓(むぅ……、ギー太と同じって……)
唯「あずにゃんのシャンプーって高そうだね」
梓「髪の毛長いんである程度良いの使わないと毛先とか傷んじゃうんですよ」
お前ら唯梓を愛してやまない割には
それを伝えたり表現したりする努力はほとんどしないんだよな
それなりのもの書き上げればしっかりレスポンスがくる恵まれた状況なのに
限りある世界で
限りない夢を見ろよ
唯「そっか、大変なんだね」
梓「いっそバッサリ切っちゃおうかなって思うんですけどね」
唯「勿体無いよー」
梓「でも、長くて得する事なんてほとんど無いですし」
唯「そうなの?」
梓「長すぎても髪型とか却って狭まっちゃいますしね」
唯「けど、またそこまで伸びるまで時間かかるしやっぱり勿体無いよー」
梓「うーん、確かに切るのと違ってすぐに伸ばすのは無理ですからね」
唯「…………ア、テガスベッター」棒読み
梓「ひゃ、ひゃぁぁっ!?」フニュ
唯「おうふっ!」ドムッ
梓「あ、す、すみません!」
唯「ひ、肘が、み、みぞおちに……」
梓「じゃ、じゃなくて!い、いきなり何するんですか!!」
唯「さ、触りたくなったのでつい……」
梓「つい、じゃあありません!!」
唯「だって恋人同士なんだしそれくらいいいじゃん!」
梓「こ、恋人同士でもそういう事するのには同意が必要なんです!」
唯「大きくしてあげようかと」
梓「余計なお世話です!」
唯「手のひらにぴったりのサイズでした」
梓「うっさいです!!」
唯「え、えっとぉ……」
梓(うぅ……、先っぽの方まで触られた……///))
唯「あずにゃん怒っちゃった?ごめんね、嫌だったよね?」
梓「……い、嫌じゃないですけど、そ、そういう事をしたいなら、ちゃ、ちゃんと順序とか雰囲気とか考えて下さい///」
唯「あ、あ、あずにゃゃぁぁーーん!!!!」ガバッ
梓「だからムードを考えろって言ってるでしょー!!」
◇
唯「ふぅ、いいお湯だったねー」テクテク
梓「温まりましたね」
唯「あずにゃんほかほかー」ギュー
梓「また汗かいちゃうからそんなにくっつかないで下さいよ」
唯「結局ずっと貸し切りだったねー」
梓「丁度私達が出てきた時に他のお客さん来たみたいですしね、ラッキーでした」
唯「ゆっくりできたねー」
梓「私は先輩のせいであんまり落ち着けませんでした」
唯「ねぇねぇ、途中でコンビニ寄ってアイス買ってっていいかな?」
梓「そうですね、ついでに起きてから食べる用にパンとか買っていきましょうか」
唯「あふ……、ちょっと眠たくなってきちゃったかな」
梓「寮に帰ったらすぐ寝なきゃですね」
唯「せっかく課題終わったのに寝過ごしちゃったら意味ないもんね」
梓「ちゃんと起きれます?」
唯「じゃあさ、あずにゃんの部屋で寝ていい?」
梓「別にいいですけど起きて下さいよ?」
唯「もちろん!私がしっかりあずにゃんの事も起こしてあげるよ!」
梓「うわ、その自信はどっから来るんですかね」
唯「空も明るくなってきちゃったね~」
梓「早く帰らないと寝る時間無くなっちゃいますよ」
唯「あ!星が消えちゃいそうだよ!」
梓「本当ですね」
唯「さっきまではあんなに綺麗だったのに消えちゃうなんて不思議だね」
梓「別に消える訳じゃなくてただ見えなくなるだけですよ?昼間でも望遠鏡使えば見えるらしいですし」
唯「でもさ、そこにあるってちゃんと分かっていても、見えないのはやっぱり不安になるし淋しいよね」
梓「ん……、そうかも知れないですね……」
唯「ああ~、消えちゃった~……」
梓「………………あ、あの!」
唯「うん?どうしたの?」
梓「ちょっとだけ目瞑って下さい!」
唯「え?なんで?」
梓「いいから早くして下さい!」
唯「よく分かんないけどこれでいいの?」
梓「……………………ちゅっ」
唯「!!!!!!」
梓「ちゃ、ちゃんと好きですからね?///」
唯「あ、あう…………///」
梓「ね、寝てないからテンションおかしくなってるだけです!別に意味は無いんです!」
唯「あずにゃん」
梓「もう!なんですか!」
唯「手……、繋いで帰ろっか?」
梓「しょ、しょうがないですね。周りに誰もいませんし、特別ですよ……?///」ギュッ
おしまい
システムが良く分からなくて投稿の時間が長引いてしまい失礼しました
支援等ありがとうございました
唯(35)「私たちなんなんだろうね」
梓(34)「レズって生きる資格ないんですね」
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