妹「お兄ちゃん...どこにいるの?」 (168)
ID:eSePPY9W0
代行
ss初書きなので下手かもしれませんが、頑張ります!
――お兄ちゃんは、もう帰ってこないの?――
――帰ってくるよ。来年の夏、また会おうな――
――うん! 待ってる!――
「夏那! いつまで寝てるの!?」
「今起きる~!」
蒸し暑い部屋。まぶしい朝日。
「うーんっ」
バンッ。
「わっ! あ、おはよ」
二日前から朝、必ずやってくる一匹の蝉。
「また来たんだね。今日は何を歌ってほしい?」
蝉の一生はほとんど土の中。地上に出たら、一週間しか生きられないという。
「君は私のファン一号だね」
ジジッ。
「それにしても。お兄ちゃん、いつ帰ってくるのかな……」
……。
「君にいってもわかんないよね」
去年の夏、二つ上のお兄ちゃんが私の前から消えた。
帰ってこないの? ってきいた。
そしたら、来年の夏、また帰ってくる。
そう言った。
ずっとずっと信じてる。
「ねえ。君がもし、お兄ちゃんを見つけたら、連れてきてよ!」
ジジッ。
「約束だよ!」
お兄ちゃんに会いたい。
ただそのことばかり考えていた。
ごめんな。こんな姿でしかおまえに会えなくて。もう少しだけ。あともう少しだけ。再び会えなくなるまで。俺の存在に気づかなくてもいい。ただお前の近くにいたいから。
俺はずっと。おまえをみているよ……。
「あのね、お兄ちゃんってすごいんだよ!学校で一番泳ぐのが早いの! それからね……」
お兄ちゃんの話は尽きなくて。でも、話せば話す程、悲しくなってきて……。
「ねえ……お兄ちゃんに……会えるよね……?」
不安で……不安で……仕方が無くて……。
「あのね、お兄ちゃんと約束したんだ。夏が来たらって。だからね、私、待ってるんだよ。お兄ちゃんが約束破ったこと、無いから……だからね……」
ジジッ。
信じるなんて、本当はバカらしいって知ってる。でも……それでも……。
ジジッ。
「あ!」
一声鳴いた後、蝉はいきなり飛び立った。
「……また明日ね」
本当の姿で夏那に会いたい。
会って、話しがしたい……。
でも……それは……叶わないことだから……。
「……蝉……来ないな……」
雨の降る外を眺める。
「……なんで……なんで……」
あの蝉が、お兄ちゃんに重なって。きっと、きっと、会えるんじゃ無いかって。
なのに……。
「来なくなったら……どうすればいいの……?」
本当は気づいていた。本当は分かっていた。でも……。
「信じたら……会えなくなるから……」
そんな気がしてたまらなかったから。
「……あと……二日……」
「はあ……はあっ……」
暑い……疲れた……。
「蝉くん! どこにいるの!?」
もう一回会いたくて。だから、一日中探している。
きっと、私の声なんて届かない。そんなの分かってる。
でも……でも……。
「お願い……寂しいよ……」
お兄ちゃん……お兄ちゃん……。
なんでそんな酷いこというんですか?
批判するなら見なければいいと思います
>>31
スマホで立てたらID変わっちゃうと思ったんです
2ちゃんねるって酷い人が多いですね
だったらもっといいものを自分で書いてみてくださいよ
何を言ってるのかわからないです
頭の悪そうな書き込みですね。中学生ですか?
あと>>33は別人です
つまらないとかいうなら自分でもっと面白いの書いてくださいよ
日本語わかります?
VIPってニコ動とかツィッターよりもつまらないですね
ID真っ赤にしてまで批判とか、だから友達いないんですよ^^
夏那……。
ごめんな。約束、守れなくてごめんな。
――お兄ちゃん!――
もっともっと、一緒に居たかったよ。
生まれ変わるのが、蝉じゃなかったとしたら、きっときっと、もっとずっと一緒に居られたんだ。
一週間なんて辛すぎる。
――うん! 待ってる!――
夏那……夏那……。
「……お兄ちゃん……?」
――夏那――
「お兄ちゃん……!」
白い光の中から優しい声が聞こえる。
――やっと会えたな――
「お兄ちゃん! あのね、あのね……」
――夏那、幸せか?――
「うん! お兄ちゃんに会えて、すごく幸せだよ!」
――良かった……。夏那――
「なあに?」
――お兄ちゃんはいつだって、夏那のそばにいるよ。だから、寂しくないから――
「いつでも? ずっと?」
――ずっとだ――
「うん!」
――忘れるなよ……。約束な――
「うん! 約束!」
――夏那……。大好きだよ……――
「ん……」
「夏那!」
「おかあ……さん……?」
朦朧とした意識の中、見慣れた天井と、お母さんの顔があった。
「道の真ん中で……倒れてて……心配したのよ……」
「……お母さん」
痛いくらいに強く抱きしめるお母さん。
「……お兄ちゃんに……会ったよ」
「……夏希に……?」
「ずっと……側に居るからって言われた」
「……そう。夏希が……助けてくれたのね」
「うん……」
そして私は、もう一度深い眠りに落ちた。
次の日。
「……」
蝉は、窓の近くで息絶えていた。
「……ありがと。お兄ちゃん」
蝉の死骸を優しく土に埋め、涙をぬぐう。
「ずっとずっと、忘れないよ」
蝉は一週間しか生きられない。
でも、お兄ちゃんの記憶は、私の中で生き続ける。
「夏那! 早く! 早く来て!」
「どうしたの?」
急いで家の中に向かう。
「夏那、お姉ちゃんになるのよ」
「……え?」
「赤ちゃんが生まれるの」
「……本当に?」
「本当よ」
お兄ちゃんの生まれ変わった蝉が死んだその日。
私はお姉ちゃんになりました。
「きっと、弟だね」
それは真夏のある日のこと。
少しだけ奇妙な夢。
そして、ある奇跡の始まり……。
はい書きました
言われたから書きました
言われたので書きました
言われたから書いた言われたから書いた言われたから書いた言われたから書いた
なのになんで批判するんですか?
VIPPERとか所詮リアルでは無職童貞のカスどもでしょw
ばーーーーーーかwばーかwwwwwwwww
一人で勝手に批判でもして優越感にでも浸ったらどうですか?^^
VIPは所詮ゴミ溜め場ですねw
はやく社会から消えてほしいなー^^
コピペってなんですか?意味わかんないんですけど?
もういいです
もうたぶん一生VIPには来ません
あとブログとか貼られてるけど別人です
このSSまとめへのコメント
素晴らしい、作者さんに会ってみたいなあ
これはオススメです。